JP2006320911A - 缶体の製造方法及び缶体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 曲率半径の小さい角型形状のコーナ部においてもシワの少ない巻締め部を形成することのできる缶体の製造方法及びその缶体を提供する。
【解決手段】 蓋体20の周縁部22を缶胴体10のフランジ12の形成された開放端部に巻締めることにより形成された巻締め部40を有する角型形状の缶体100の製造方法及びその缶体100であって、角型形状のコーナ部Cでの絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めて前記巻締め部40を形成する工程を有する構成となる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めた構造となる缶体の製造方法及びその缶体に関する。
従来、蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めた構造となる缶体がある(例えば、特許文献1参照)。このような構造の缶体では、蓋体の周縁部と缶胴体の開放端部との接合部位に形成される巻締め部によりその気密性が保持される。
特開2002−178072号公報
ところで、コーナ部の曲率半径の小さい角型形状の缶体では、缶胴体の開放端部に蓋体の周縁部を巻締めると、そのコーナ部においてカールされる蓋体の周縁部の缶胴体から外側の部位にシワが発生し易い。このシワが多く発生することは、缶体の気密性保持の観点から好ましくない。
所定の大きさの巻締め部を形成するには(所定の巻締め寸法を確保するには)、前記蓋体の周縁部の幅が大きいほど、シワが発生し易い。一方、前記蓋体の周縁部の幅を小さくしすぎると、所定の大きさの巻締め部が形成することができず、気密性を損なうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、曲率半径の小さい角型形状のコーナ部においてもシワの少ない巻締め部を形成することのできる缶体の製造方法及びその缶体を提供するものである。
本発明に係る缶体の製造方法は、蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めることにより形成された巻締め部を有する角型形状の缶体の製造方法であって、角型形状のコーナ部での絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で前記蓋体の周縁部を前記缶胴体の開放端部に巻締めて前記巻締め部を形成する工程を有する構成となる。
巻締め加工は、絞り加工と同種の加工とみなし得ることから、前記角型形状のコーナ部での絞り比は、前記コーナ部の半径中心から巻締め部の外縁までの距離に対する前記半径中心から巻締め前の蓋体の外縁までの距離の比で定義され、そのコーナ部における巻締めるべき蓋体の周縁部の幅と、その周縁部をカールして形成される巻締め部の大きさとの関係を表す。絞り比が大きいということは、蓋体の比較的大きい幅となる周縁部を巻締めて比較的小さい巻締め部を形成すること意味し、絞り比が小さいということは、蓋体の比較的小さい幅となる周縁部を巻締めて比較的大きい巻締め部を形成することを意味する。
また、本発明に係る缶体の製造方法では、前記コーナ部の半径中心から前記巻締め部の外縁までの距離が7.3mm以上11.2mm以下となるように前記巻締め部を形成することができる。
更に、本発明に係る缶体の製造方法では、0.45mm以上0.65mm以下の板厚となる前記蓋体を用いることができる。
本発明に係る缶体は、蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めることにより形成された巻締め部を有する角型形状の缶体であって、角型形状のコーナ部での絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で前記缶体の周縁部を前記缶胴体の開放端部に巻締めることにより、前記コーナ部の半径中心から前記巻締め部の外縁までの距離が7.3mm以上11.2mm以下となる構成となる。
また、本発明に係る缶体では、前記蓋体の板厚を、0.45mm以上0.65mm以下とすることができる。
本発明に係る缶体の製造方法及び缶体によれば、角型形状のコーナ部における巻締めるべき蓋体の周縁部の幅と、その周縁部をカールして形成される巻締め部の大きさとの関係を表す絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で前記蓋体の周縁部を缶胴体の開放端部に巻締めるようにしたので、曲率半径の小さい角型形状のコーナ部においてもシワの少ない巻締め部を形成することができた。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る缶体の外観が図1に示される。この缶体100は、角型形状の缶体であって、例えば、車載用のコンデンサ容器である。角型形状のコンデンサ容器を複数車両に積載する場合、その積載面積をできるだけ小さくするために、その各コーナ部Cの曲率半径はできるだけ小さくなるように設定される。例えば、各辺の長さが50mm程度の角型形状のコンデンサ容器(缶体)で、各コーナ部Cの半径Rは10mm以下に、更に具体的には、5mm程度に設定されている。
図1において、この缶体100(コンデンサ容器)は、ビード15の形成された缶胴体10、天蓋20a及び底蓋20bを有している。天蓋20aの周縁部を缶胴体10の一方の開放端部にシール材(コンパウンド)を挟み込んで巻締めることにより巻締め部40aが形成され、底蓋20bの周縁部を缶胴体10の他方の開放端部にシール材を挟み込んで巻締めることにより巻締め部40bが形成されている。天蓋20aの略中央部位には、電極支持部25が設けられ、電極支持部25から各電極(図示略)が突出する。
前述したような缶体100(コンデンサ容器)は、図2乃至図10に示す手順にしたがって製造される。なお、図2乃至図10の各図において、(a)は製造品の平面図であり、(b)はその縦断面図である。
まず、カッピング工程において、素材金属板に対して絞り加工が施されることによって、図2(a)、(b)に示すような丸形状の第1カップ10(1)が形成される。再絞り工程において、前記カッピング工程で得られた第1カップ10(1)に対して再度絞り加工が施されて、図3(a)、(b)に示すようにその径及び深さが更に調整された第2カップ10(2)が形成される。トリム工程において、前記再絞り工程で得られた第2カップ10(2)の上端部と下端部とを切り落とすことにより、図4(a)、(b)に示すような円筒体10(3)が形成される。そして、リフォーム工程において、前記トリム工程で得られた円筒体10(3)が金型によってリフォームされ、図5(a)、(b)に示すような缶胴体10の原形となる第1角筒体10(4)が形成される。
次いで、ネック成型工程において、前記リフォーム工程で得られた第1角筒体10(4)の上下開放端部のそれぞれを絞ることにより、図6(a)、(b)に示すように両端が絞りネック部となる第2角筒体10(5)が形成される。ビード成型工程において、前記ネック成型工程にて得られた第2角筒体10(5)の各側面に対して凹凸加工がなされ、図7(a)、(b)に示すようなビード15付きの第3角筒体10(6)が形成される。そして、フランジ成型工程において、前記ビード成型工程にて得られた第3角筒体10(6)の各開放端部(ネック部)を外方に押出すことにより、図8(a)、(b)に示すように各開放端部にフランジ12a、12bが形成される。これにより、各側面にビード15が形成されると共に各開放端部にフランジ12a、12bが形成された角型形状の缶胴体10が完成する。
次に、底蓋巻締め工程において、底蓋20bの周縁部を缶胴体10のフランジ12bの形成された開放端部にシール材を挟み込んで巻締めることにより(巻締め機による)、図9(a)、(b)に示すように、底蓋20bが缶胴体10の一方の開放端部に接合され、その接合部位に巻締め部40bが形成される。更に、天蓋巻締め工程において、天蓋20aの周縁部を缶胴体10のフランジ12aの形成された開放端部にシール材を挟み込んで巻締めることにより(巻締め機による)、図10(a)、(b)に示すように、天蓋20aが缶胴体10の他方の開放端部に接合され、その接合部位に巻締め部40aが形成される。
前述したような手順により、図1に示すような外観構造となる缶体100(コンデンサ容器)が完成する。
更に、前述した天蓋20a及び底蓋20bの詳細な構造、缶胴体10の開放端部の詳細な構造、底蓋巻締め工程(図9(a)、(b)参照)及び天蓋巻締め工程(図10(a)、)(b))の詳細について図11及び図12を参照して説明する。前記底蓋巻締め工程と前記天蓋巻締め工程とは、同じ手順にてなされるので、図11及び図12において、天蓋20a及び底蓋20bが蓋体20として代表的に示され、フランジ12a、12bがフランジ12として代表的に示され、更に、天蓋20aと缶胴体10との接合部位に形成される巻締め部40a及び底蓋20bと缶胴体10との接合部位に形成される巻締め部40bが巻締め部40として代表的に示されている。なお、図11は、巻締め前の蓋体の周縁部及び缶胴体のフランジの形成された開放端部を拡大して示す断面図であり、図12は、前記蓋体の周縁部を缶胴体の開放端部に巻締めて形成される巻締め部の構造を拡大して示す断面図である。
図11に示すように、缶胴体10の開放端部には外方に突出するフランジ12が形成されており、蓋体20は、缶胴体10の開放口を閉鎖する蓋本体21及び蓋本体21の外縁に続く周縁部22にて構成される。蓋体20の周縁部22は、蓋本体21に続く基部221、基部221に続くチャンネル部222及びチャンネル部222に続くリップ部223から構成され、それら基部221、チャンネル部222及びリップ部223によって蓋体20の内方(図11における下方向)に開口する溝が形成される。
蓋体20(底蓋、天蓋)の巻締めは、次の2工程にてなされる。
まず、第1工程では、前述したような構造となる蓋体20の周縁部22の内側面にシール材(コンパウンド)が塗布される。このシール材30は、蓋体20の周縁部22におけるチャンネル部222の略中央部から基部221と蓋本体21との境界部近傍まで略均一に塗布される。そして、蓋本体21が缶胴体10の開放口を閉鎖するように缶胴体10の開放端部に蓋体20がセットされる。これにより、蓋体20の周縁部22の基部221とチャンネル部222との境界部分が缶胴体10のフランジ12の根元部分に対向した状態となる。
次に第2工程では、前記状態で(図11参照)、蓋体20の周縁部22が、図12に示すように缶胴体10の開放端部に巻締められ(二重巻締め)、缶胴体10の開放端部と蓋体20との接合部位に巻締め部40が形成される。
このようにして缶胴体10の開放端部に蓋体20の周縁部22が巻締められて缶胴体10と蓋体20との接合部位に巻締め部40の形成された缶体100では、巻締め部40において、巻締めによりカールされた蓋体20の周縁部22と、同様にカールされた缶胴体10の開放端部(フランジ12に相当する部分)との間にシール材30が挟み込まれた状態となる。このようにシール材30を挟み込んで蓋体20の周縁部22を缶胴体10のフランジ12の形成された開放端部に巻締めて巻締め部40を形成することにより、蓋体20と缶胴体10との接合部位での気密性が保持される。
(実験例)
次に、実験例について説明する。
板厚が0.45mm〜0.65mmとなるアルミニウム製の蓋体20を同じアルミニウム製で同等の板厚の缶胴体10の開放端部に前述した手順に従って巻締めて角型形状の缶体を造り、コーナ部に形成される巻締め部40についての評価を行なった。
図12に示す角型形状のコーナ部における蓋体20の基部221内側の曲率半径Rを3.9mmに設定し、巻締め寸法Tが3.4mmとなるように巻締めを行なった。その結果、当該コーナ部の半径中心CLから巻締め部40の外縁までの距離、即ち、距離Bは7.3mmになるように巻締めがなされた。前記板厚の蓋体20の基部221内側での前記曲率半径R=3.9mmは、缶体の巻締め部40の略中央部での曲率半径が約5mmに相当する。
図11に示す蓋体20の基部221の内側から周縁部22の先端までの距離として定義されるチャンネル幅WCと、周縁部22の先端部に位置するリップ部223の先端とチャンネル部222の外側面との距離として定義されるリップハイトHLと、絞り比とを種々変化させて、以下の4つの巻締め実験を行なった。なお、絞り比は、図12に示す角型形状のコーナ部の半径中心CLから巻締め部40の外縁までの距離(距離B)に対する前記半径中心CLから巻締め前の蓋体20(図12における破線参照)の外縁までの距離、即ち、距離Aの比で定義され、そのコーナ部における巻締めるべき周縁部22の幅(実質的チャンネル幅WCに相当)とその周縁部22をカールして形成される巻締め部40の大きさ(実質的に巻締め寸法Tに相当)との関係を示す。
前記4つの巻締め実験により、目視によるシワ評価及び巻締め寸法T(巻締め部40の大きさ)の評価について表1のような結果を得た。
実験例1では、
チャンネル幅WC=7.5mm
リップハイトHL=1.8mm〜2.5mm
絞り比(A/B)=1.56
の条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めた。
その結果、巻締め部40における蓋体20の周縁部22の缶胴体10より外側の部位にシワが比較的多く発生した。巻締め寸法Tは良好であった。
実験例2では、
チャンネル幅WC=7.1mm
リップハイトHL=1.8mm〜2.5mm
絞り比(A/B)=1.51
の条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めた。
その結果、巻締め部40における蓋体20の周縁部22の缶胴体10より外側の部位のシワは僅かであった。巻締め寸法Tは良好であった。
実験例3では、
チャンネル幅WC=6.7mm
リップハイトHL=1.8mm〜2.5mm
絞り比(A/B)=1.45
の条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めた。
その結果、巻締め部40における蓋体20の周縁部22の缶胴体10より外側の部位のシワの状態は良好であった。また、巻締め寸法Tも良好であった。
実験例4では、
チャンネル幅WC=6.3mm
リップハイトHL=1.8mm〜2.5mm
絞り比(A/B)=1.40
の条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めた。
その結果、巻締め部40における蓋体20の周縁部22の缶胴体10より外側の部位のシワの状態は良好であった。巻締め寸法Tは、略良好であったが、僅かに目標の寸法(T=3.4mm)とならない場合があった。
Figure 2006320911
以上の実験結果から、チャンネル幅WCが狭いほどシワについては良好な結果が得られるが、チャンネル幅WCが狭すぎると規定の巻締め寸法が得られない可能性がある。概ね、絞り比が1.40以上1.56未満の範囲で良好な結果が得られた。蓋体20の板厚によって適正な巻締め部40の大きさが種々変わり得るが、絞り比を一定に保持することにより、その絞り比に応じたシワ及び巻締め寸法に対する前述したのと同等の評価が得られるものと予想することができる。
従って、絞り比が1.40以上1.56未満の条件で蓋体20の周縁部22を缶胴体10の開放端部に巻締めることにより、曲率半径が小さい(例えば、蓋体20の基部221内側での曲率半径R=3.9mm)コーナ部にシワの少ない良好な巻締め部40を形成することができる。また、その巻締め部40(巻締め寸法T)もより小さいものとすることができる。
なお、前記実験例では、蓋体20の基部221内側での曲率半径Rが3.9mm(巻締め部40の略中央部での曲率半径が約5mmに相当)に設定されたが、その曲率半径Rを前記R=3.9mmより大きくすると、シワについては条件的には良くなる。しかし、巻締め部40の略中央部での曲率半径が約10mm以下の場合、前述した条件(絞り比1.40以上1.56未満)で巻締めることがシワの発生を防止するうえで好ましい。巻締め部40の略中央部での曲率半径が約10mmとなる場合、前記板厚の蓋体20の基部221内側での曲率半径Rは約7.8mmとなり、前記距離Bは、3.4mmの巻締め寸法Tを得る場合、約11.2mmとなる。
以上のように、本発明に係る缶体及びその製造方法は、曲率半径の小さい角型形状のコーナ部においてもシワの少ない巻締め部を形成することのできるという効果を有し、蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めた構造となる缶体の製造方法及びその缶体として有用である。
本発明の実施の一形態に係る缶体の外観を示す斜視図である。 カッピング工程にて得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 再絞り工程にて得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 トリム工程において得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 リフォーム工程において得られる製造品(缶胴体の原形)を示す平面図(a)及び縦断面図である。 ネック成型工程において得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 ビード成型工程において得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 フランジ成型工程において得られる製造品(缶胴体)を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 底蓋巻締め工程において得られる製造品を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 天蓋巻締め工程において得られる製造品(缶体)を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。 巻締め前の蓋体の周縁部及び缶胴体のフランジの形成された開放端部を拡大して示す断面図である。 蓋体の周縁部を缶胴体の開放端部に巻締めて形成される巻締め部の構造を拡大して示す断面図である。
符号の説明
10 缶胴体
12、12a、12b フランジ
15 ビード
20 蓋体
20a 天蓋
20b 底蓋
21 蓋本体
22 周縁部
30 シール材(コンパウンド)
40 巻締め部
100 缶体
221 基部
222 チャンネル部
223 リップ部

Claims (5)

  1. 蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めることにより形成された巻締め部を有する角型形状の缶体の製造方法であって、
    角型形状のコーナ部での絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で前記蓋体の周縁部を前記缶胴体の開放端部に巻締めて前記巻締め部を形成する工程を有することを特徴とする缶体の製造方法。
  2. 前記コーナ部の半径中心から前記巻締め部の外縁までの距離が7.3mm以上11.2mm以下となるように前記巻締め部を形成することを特徴とする請求項1記載の缶体の製造方法。
  3. 0.45mm以上0.65mm以下の板厚となる前記蓋体を用いることを特徴とする請求項1または2記載の缶体の製造方法。
  4. 蓋体の周縁部を缶胴体のフランジの形成された開放端部に巻締めることにより形成された巻締め部を有する角型形状の缶体であって、
    角型形状のコーナ部での絞り比が1.40以上1.56未満となる条件で前記缶体の周縁部を前記缶胴体の開放端部に巻締めることにより、前記コーナ部の半径中心から前記巻締め部の外縁までの距離が7.3mm以上11.2mm以下となることを特徴とする缶体。
  5. 前記蓋体の板厚は、0.45mm以上0.65mm以下となることを特徴とする請求項4記載の缶体。

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