JP2006320066A - モータ端子部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータレイアウトに影響されることなく、ターミナルの外周を囲む絶縁部材を共用可能とした上で、該絶縁部材内の水を良好に排出できると共に絶縁部材内への水の浸入を抑制できるモータ端子部構造を提供する。
【解決手段】 ターミナル11の外周を囲む筒状をなしてブラケット6に固定されるインシュレータ20と、該インシュレータ20にその内外を連通するように設けられる排水孔28と、該排水孔28のインシュレータ20外側における開口29を覆う鍔部30とを備え、排水孔28はターミナル11周りに放射状に複数配置され、インシュレータ20の外側面21a及び鍔部30の内側面30aは互いに整合する正多角形状とされ、鍔部30における車両搭載状態での鉛直下方に面する部位は切り欠き部31とされる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、車両に搭載されるモータの端子部構造に関する。
従来、上記構造において、交流発電機(モータ)のターミナルに取り付けられる皿状のインシュレータ(絶縁部材)の外周四箇所に水抜き用スリット(排水孔)を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3027900号公報
ところで、上記排水孔から絶縁部材内の水を排出するためには、該絶縁部材に装着される絶縁キャップから少なくとも排水孔の一部を露出させる必要があるが、モータレイアウトの都合上、該露出した排水孔が上方を向くような場合には、該排水孔から絶縁部材内に水が浸入し易くなるおそれがある。
またこのとき、モータレイアウトに応じて絶縁部材の排水孔の位置を変更するということも考えられるが、この場合、複数種の絶縁部材を設定しなければならず、部品の共用化という面で好ましくない。
そこでこの発明は、モータレイアウトに影響されることなく、ターミナルの外周を囲む絶縁部材を共用可能とした上で、該絶縁部材内の水を良好に排出できると共に絶縁部材内への水の浸入を抑制できるモータ端子部構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、モータ(例えば実施例のモータ1)の一側を構成するブラケット(例えば実施例のブラケット6)にターミナル(例えば実施例のターミナル11)が突設されてなるモータ端子部構造において、前記ターミナルの外周を囲む筒状をなして前記ブラケットに固定される絶縁部材(例えば実施例のインシュレータ20,40)と、該絶縁部材にその内外を連通するように設けられる排水孔(例えば実施例の排水孔28)と、該排水孔の前記絶縁部材外側における開口(例えば実施例の開口29)を覆う鍔部(例えば実施例の鍔部30)とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、排水孔の絶縁部材外側における開口が鍔部で覆われることで、該開口の露出が抑えられるため、絶縁部材周辺に水がかかった場合でも、該絶縁部材内側への水の浸入を抑制できる。ここで、上記モータとは電動機の他に発電機も含む概念である。
請求項2に記載した発明は、前記絶縁部材がその外側面(例えば実施例の外周面21a)に外側平坦部(例えば実施例の外側平坦部21b)を有する一方、前記鍔部が前記ブラケットに一体に形成されると共にその内側面(例えば実施例の内側面30a)に前記外側平坦部に整合する内側平坦部(例えば実施例の内側平坦部30b)を有することを特徴とする。
この構成によれば、絶縁部材の外側平坦部と鍔部の内側平坦部とが互いに整合したときにこれらが絶縁部材をブラケットに固定する際の回り止めとして機能するため、絶縁部材の組み付け作業性を向上できる。また、鍔部がブラケットに一体に形成されることで、該鍔部を別体に構成した場合と比べて部品点数を削減できる。
請求項3に記載した発明は、前記絶縁部材には、その一側に前記ターミナルへの外部端子(例えば実施例の外部端子14)接続用のスリット(例えば実施例のスリット24)が設けられると共に、前記排水孔が前記ターミナル周りに放射状に複数配置されることを特徴とする。
この構成によれば、端子接続方向が異なるモータ間で絶縁部材を共用した場合でも、絶縁部材に排水孔が放射状に複数配置されることで排水性を確保できる。すなわち、絶縁部材を複数のモータ間で共用可能とした上で絶縁部材の排水性を確保することができる。
請求項4に記載した発明は、前記絶縁部材の外側面が複数の外側平坦部からなる多角形状とされる一方、該多角形状に沿うようにその周囲に前記鍔部が配置され、かつ前記鍔部における車両搭載状態での鉛直下方に面する部位が切り欠き部(例えば実施例の切り欠き部31)とされることを特徴とする。
この構成によれば、絶縁部材をブラケットに固定する際の回り止めを確実に行えると共に、車両搭載状態における鉛直下方への排水性を確保した上で、絶縁部材周辺に水がかかった場合の絶縁部材内側への水の浸入を抑制できる。
請求項5に記載した発明は、前記鍔部の切り欠き部の下方に、当該モータを車両に取り付けるための取り付け部(例えば実施例の取り付け部7)が設けられ、かつ該取り付け部が庇状をなすことを特徴とする。
この構成によれば、モータが車両から取り外された状態においても、鍔部の切り欠き部が設けられる側(車両搭載状態における下方)に庇状をなす取り付け部が設けられることで、切り欠き部内で露出する排水孔から絶縁部材内側に水やゴミが浸入することを防止できる。
請求項1に記載した発明によれば、絶縁部材周辺に水がかかった場合でも、該絶縁部材内側への水の浸入を抑制できる。
請求項2に記載した発明によれば、絶縁部材の組み付け作業性を向上できると共に、鍔部を別体に構成した場合と比べて部品点数を削減できる。
請求項3に記載した発明によれば、絶縁部材を複数のモータ間で共用可能とした上で絶縁部材の排水性を確保することができる。
請求項4に記載した発明によれば、絶縁部材の回り止めを確実に行えると共に、絶縁部材の排水性を確保した上でその内側への水の浸入を抑制できる。
請求項5に記載した発明によれば、モータが車両から取り外された状態においても排水孔からの絶縁部材内側への水やゴミの浸入を防止できる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1,2に示すモータ1は例えば自動二輪車のスタータモータであり、略円筒状をなすケーシング2を有し、該ケーシング2内部外周側にはステータ3が固定されると共にその内周側にはロータ4が回転自在に配置される。ロータ4はこれを貫通する回転軸5に一体に結合され、該回転軸5がケーシング2に回転自在に支持される。
そして、車載バッテリからの電力がモータ1に供給されることで、ロータ4及び回転軸5が一体に回転駆動する。このようなモータ1が、その回転軸線Cを略平行にした状態で車両に取り付けられる。なお、以下の説明では、図中矢印RRはモータ1の車両搭載状態における前記回転軸線Cに沿う方向(軸方向)での後方を、矢印UPは前記車両搭載状態における上下方向での上方を、矢印LHは前記車両搭載状態における軸方向に沿う前方視(図2の図面視)での左方をそれぞれ示すものとして説明する。
ケーシング2の後端部には、モータ1の後部を車両に取り付けるための取り付け部7が設けられる。ここで、ケーシング2の後部は、前記取り付け部7を一体に有するブラケット6として構成される。このブラケット6の上部には、車載バッテリの正極側との接続用のターミナル11が、モータ回転軸線Cに沿って後方に向けて突設される。なお、ブラケット6は金属製であり、その取り付け部7が車体に結合されることでモータ1のアースがなされる。
ターミナル11は、ケーシング2の内側からブラケット6の後壁を貫通する端子ボルト12の首下部分を後方に向けて突出させてなる。この端子ボルト12及びこれに螺着されたナット13が、ブラケット6の後壁及び後に詳述するインシュレータ20等の絶縁部材を挟み込んだ状態で締め込まれることで、ブラケット6と端子ボルト12及びナット13との絶縁状態が保たれた状態でこれらが結合される。なお、図中符号Tはターミナル11の軸線を示す。
インシュレータ20は絶縁樹脂製のもので、ターミナル11の外周を囲むように配置される筒状をなす。このインシュレータ20の前端部21には、内周側に突出する棚部22が形成されると共に、この棚部22に後方から当接するフランジを有する同じく絶縁樹脂製のカラー23が、棚部22内周側の開口に後方から嵌合装着される。このカラー23及びインシュレータ20の前端面がブラケット6の後面に当接した状態で端子ボルト12及びナット13が締め込まれることで、該端子ボルト12及びナット13と共にカラー23及びインシュレータ20がブラケット6に固定される。
ここで、図1〜4は、ターミナル11にナット17により固定される外部端子14及びこれに連なるハーネス15をターミナル11の上方に引き出すようにした例を示しており、このようなモータレイアウトにおけるインシュレータ20の上部には、その内側のターミナル11から外部端子14及びハーネス15を引き出すためのスリット24が設けられる。
ハーネス15の先端部には、外部端子14周辺を覆う絶縁キャップ16が付設され、この絶縁キャップ16がインシュレータ20の後端部に装着されることで、その後端開口及びスリット24が閉塞されると共に、ターミナル11及び外部端子14の周辺がインシュレータ20及びカラー23並びに絶縁キャップ16により覆われて外部から絶縁される。
図3〜6を併せて参照して説明すると、インシュレータ20の前端部21における前記棚部22は、その内側面(内周面)が軸方向視でターミナル軸線Tと同心の円形状とされる一方、外側面(外周面)21aが軸方向視で内側面と同心の正八角形状とされる。
また、インシュレータ20における前端部21を除く部位(以下、外壁部25という)は、その下半部が軸方向視で前端部21の外形と重なる多角形状の外側面を形成する一方、その内側面は軸方向視でカラー23の外周に沿う半円状とされる。
さらに、外壁部25の上半部は、軸方向視で前端部21の外形から上方にはみ出した位置に円弧状の外側面を形成する。この円弧状の外側面を形成する上壁部分の左右方向中央の領域であってインシュレータ20の軸方向略中央よりも後方の領域には、これが切り欠かれることで前記スリット24が形成される。
外壁部25の内側面における左右両側部、下部、及び前記各側部と下部との間の部位には、インシュレータ20内に浸入した水を外部に排出するための排水溝26が凹設される。すなわち、各排水溝26は、インシュレータ20の下半部において、ターミナル軸線Tを中心とした放射状に配置されており、これら各排水溝26が、断面半円状をなして軸方向に沿って延在している。
各排水溝26は、インシュレータ20の後端部から前端部21に至るまで設けられており、これに伴い、棚部22における各排水溝26に対応する部位は、排水溝26の幅で切り欠かれて内周側に開放している。
また、インシュレータ20の前端面における各溝部に対応する部位には、前端部21の内側面から外側面21aに至る前端排水溝27が形成される。これにより、インシュレータ20固定時においても、各排水溝26及び前端排水溝27を通じてインシュレータ20の内外が連通し、インシュレータ20内の水を外部に排出可能となっている。すなわち、各排水溝26及び前端排水溝27は、それぞれ対応するもの同士でインシュレータ20における排水孔28を構成している。
ここで、ブラケット6の後面には、インシュレータ20の前端部21の外側面21aに沿ってこれを囲むように鍔部30が凸設されており、この鍔部30の内側面(内周面)30aが前端部21の外側面21aに整合するように設けられる。すなわち、前端部21の外側面21aが八つの外側平坦部21bからなる軸方向視八角形状をなすのに対し、鍔部30の内側面30aは前記各外側平坦部21bに対応する八つの内側平坦部30bからなる軸方向視八角形状とされる。
このような鍔部30内に前端部21が嵌合することで、インシュレータ20をブラケット6に固定する際のナット13締結作業時におけるインシュレータ20の回り止めがなされる。
またここで、鍔部30は、インシュレータ20がブラケット6に固定された状態において、前端部21の外側面21a上における各排水孔28の開口29を覆うように設けられるが、これら各排水孔28の開口29の内、モータ1の車両搭載状態において鉛直下方に向けて開口するもののみを外部に露出させるべく、同じくモータ1の車両搭載状態において鉛直下方に臨む部位に切り欠き部31が設けられている。
図2,7に示すように、ブラケット6の後面側に設けられる前記取り付け部7は、ターミナル11の下方両側に位置する一対のボス8と、これらに渡るようにブラケット6の後面から延出する庇部9とを有してなる。各ボス8は、上下方向に沿ってボルトを挿通可能とするもので、これら両ボス8間に渡って上下方向に略直交する板状の庇部9が設けられる。このような取り付け部7により、鍔部30の切り欠き部31及び該切り欠き部31内側で露出する排水孔28の開口29が、下方から見て隠されるようになっている。
図8は、外部端子14及びハーネス15をターミナル11の左方に引き出すようにしたモータレイアウトを示す。このとき、インシュレータ20は、そのスリット24を外部端子14接続方向に向けるべく、図2に示す状態(スリット24が上方を向いた状態)からターミナル軸線Tを中心に左回りに90度回転した状態でブラケット6に固定されることとなるが、互いに嵌合する前端部21及び鍔部30が軸方向視正八角形状をなすことで、これらが上述の如くインシュレータ20を回転させた場合でも嵌合し、ナット13締め付け作業時のインシュレータ20の回り止めとして機能する。
なお、前端部21及び鍔部30が軸方向視正八角形状の場合には、インシュレータ20の回転角度は45度単位となるが、この回転角度は前端部21及び鍔部30の形状により適宜変更可能である。
また、上述の如くインシュレータ20が回転した場合でも、図2において左端に位置していた排水孔28が下端に位置し、鍔部30の切り欠き部31から鉛直下方に向けて露出することとなるため、図2に示すモータレイアウトの場合と同様の排水性を確保できる。
以上説明したように、上記実施例におけるモータ端子部構造は、モータ1の一側を構成するブラケット6にターミナル11が突設されてなるものであって、ターミナル11の外周を囲む筒状をなしてブラケット6に固定されるインシュレータ20と、該インシュレータ20にその内外を連通するように設けられる排水孔28と、該排水孔28のインシュレータ20外側における開口29を覆う鍔部30とを備えるものである。
この構成によれば、排水孔28のインシュレータ20外側における開口29が鍔部30で覆われることで、該開口29の露出が抑えられるため、インシュレータ20周辺に水がかかった場合でも、該インシュレータ20内側への水の浸入を抑制でき、もってターミナル11やナット13の錆や電食を抑制できる。
また、上記モータ端子部構造においては、インシュレータ20がその前端部21の外側面21aに外側平坦部21bを有する一方、鍔部30がブラケット6に一体に形成されると共にその内側面30aに外側平坦部21bに整合する内側平坦部30bを有することで、インシュレータ20の外側平坦部21bと鍔部30の内側平坦部30bとが互いに整合したときにこれらがインシュレータ20をブラケット6に固定する際の回り止めとして機能するため、インシュレータ20の組み付け作業性を向上できる。また、鍔部30がブラケット6に一体に形成されることで、該鍔部30を別体に構成した場合と比べて部品点数を削減できる。
さらに、上記モータ端子部構造においては、インシュレータ20には、その一側にターミナル11への外部端子14接続用のスリット24が設けられると共に、排水孔28がターミナル11周りに放射状に複数配置されることで、外部端子接続方向が異なるモータ間でインシュレータ20を共用した場合でも、インシュレータ20に排水孔28が放射状に複数配置されることで排水性を確保できる。すなわち、インシュレータ20を複数のモータ間で共用可能とした上でインシュレータ20の排水性を確保することができる。
ここで、上記モータ端子部構造においては、インシュレータ20の外側面21aが複数の外側平坦部21bからなる正多角形状とされる一方、該正多角形状に沿うようにその周囲に鍔部30が配置されることでその内周面が各外側平坦部21bに整合する複数の内側平坦部30bからなる正多角形状とされ、かつ鍔部30における車両搭載状態での鉛直下方に面する部位が切り欠き部31とされることで、インシュレータ20をブラケット6に固定する際の回り止めを確実に行えると共に、車両搭載状態における鉛直下方への排水性を確保した上で、インシュレータ20周辺に水がかかった場合のインシュレータ20内側への水の浸入を抑制できる。また、インシュレータ20を所定角度毎に回転させることができるため、外部端子接続方向の設定自由度を向上できる。
しかも、上記モータ端子部構造においては、鍔部30の切り欠き部31の下方に、当該モータ1を車両に取り付けるための取り付け部7が設けられ、かつ該取り付け部7が庇状をなすことで、モータ1が車両から取り外された状態においても、鍔部30の切り欠き部31が設けられる側(車両搭載状態における下方)に庇状をなす取り付け部7が設けられることで、切り欠き部31内で露出する排水孔28からインシュレータ20内側に水やゴミが浸入することを防止できる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば図9に示すインシュレータ40のように、その前端部41を軸方向視で外壁部42の外形よりも小さく設定してもよい。この場合、前端部41に対応してブラケット6の鍔部30も小さくなるため、特に小型モータへの適用性を向上できる。なお、上記実施例に対応する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
また、インシュレータ20とターミナル11とが個別にブラケット6に固定される構成であってもよい。さらに、鍔部30をインシュレータ20に形成したり別体構成としたりしてもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、モータ(電動機)だけでなくジェネレータ(発電機)にも適用できると共に、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるモータの側面図である。 上記モータの後面図である。 図2の要部拡大図である。 図3のB−B断面図である。 上記モータ端子部のインシュレータを斜め上から見た斜視図である。 上記インシュレータを斜め下から見た斜視図である。 図2のA矢視図である。 上記モータのハーネス引出し方向を変更した図2に相当する後面図である。 上記モータ端子部の変形例を示す図4に相当する断面図である。
符号の説明
1 モータ
6 ブラケット
7 取り付け部
11 ターミナル
14 外部端子
20,40 インシュレータ(絶縁部材)
21a 外側面
21b 外側平坦部
24 スリット
28 排水孔
29 開口
30 鍔部
30a 内側面
30b 内側平坦部
31 切り欠き部

Claims (5)

  1. モータの一側を構成するブラケットにターミナルが突設されてなるモータ端子部構造において、前記ターミナルの外周を囲む筒状をなして前記ブラケットに固定される絶縁部材と、該絶縁部材にその内外を連通するように設けられる排水孔と、該排水孔の前記絶縁部材外側における開口を覆う鍔部とを備えることを特徴とするモータ端子部構造。
  2. 前記絶縁部材がその外側面に外側平坦部を有する一方、前記鍔部が前記ブラケットに一体に形成されると共にその内側面に前記外側平坦部に整合する内側平坦部を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ端子部構造。
  3. 前記絶縁部材には、その一側に前記ターミナルへの外部端子接続用のスリットが設けられると共に、前記排水孔が前記ターミナル周りに放射状に複数配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ端子部構造。
  4. 前記絶縁部材の外側面が複数の外側平坦部からなる多角形状とされる一方、該多角形状に沿うようにその周囲に前記鍔部が配置され、かつ前記鍔部における車両搭載状態での鉛直下方に面する部位が切り欠き部とされることを特徴とする請求項3に記載のモータ端子部構造。
  5. 前記鍔部の切り欠き部の下方に、当該モータを車両に取り付けるための取り付け部が設けられ、かつ該取り付け部が庇状をなすことを特徴とする請求項4に記載のモータ端子部構造。

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