JP2006317288A - ボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置 - Google Patents

ボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006317288A
JP2006317288A JP2005140267A JP2005140267A JP2006317288A JP 2006317288 A JP2006317288 A JP 2006317288A JP 2005140267 A JP2005140267 A JP 2005140267A JP 2005140267 A JP2005140267 A JP 2005140267A JP 2006317288 A JP2006317288 A JP 2006317288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
height
looseness
inspection light
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005140267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4886999B2 (ja
Inventor
Hiromori Ishihara
啓守 石原
Nobuhiko Mizuno
宣彦 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Central Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Japan Railway Co filed Critical Central Japan Railway Co
Priority to JP2005140267A priority Critical patent/JP4886999B2/ja
Publication of JP2006317288A publication Critical patent/JP2006317288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4886999B2 publication Critical patent/JP4886999B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 ボルトが汚れていても高さを正しく求めることのできるボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置の提供。
【解決手段】 高さを測定しようとするボルト頭部頂面をスリット状の検査光で照射し、前記検査光によって前記ボルト頭部頂面に形成された線状の光像と、前記光像に対して平行であって高さの既知な基準線との間のずれの大きさを求め、求めたずれの大きさに基づいて前記ボルト頭部の高さを求めることを特徴とするボルト高さ測定方法、ボルト緩み検出方法、ボルト高さ測定装置、ボルト緩み検出装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置に関し、特に、測定しようとするボルトが汚れていたり水滴が付着していたりする場合においても、非接触で前記ボルトの高さを求めることのできるボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置に関する。
ボルトの緩みを自動的に検出する方法としては、ボルトが緩むとボルトに加わっていた軸力が抜けることに着目して、ボルト中に歪ゲージを埋包してこのゲージで軸力を監視する方法が提案された(特許文献1)。
しかし、前記方法は、すべてのボルトに歪ゲージを埋め込む必要がある上、それぞれのボルトについて電源を用意する必要があるから、レールを多数のボルトで枕木に固定している軌道などの構造物におけるボルトの緩み測定方法としては実際的ではない。
そこで、多数設置されたボルトの緩みを自動的に検出する方法として、ボルト頭部に一定方向の線を入れてこのボルト頭部を撮影し、得られた画像から前記線の角度を算出して前記ボルトの回転角を求める方法が提案された。
特開平11−228637号公報
しかしながら、2番目の方法においても、線を記入した後にボルト頭部が錆びたり汚れたりすると、線が判別できなくなること、ボルトが180度回転していたら緩みが検出できないこと、ボルトを増し締めするとボルト頭部の線の位置がずれ、正しい緩み検出が行えなくなることなどの問題点がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、測定しようとするボルトが汚れていたり水滴が付着していたりしていても、ボルトの高さを正しく求めることのできるボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、高さを測定しようとするボルト頭部頂面をスリット状の検査光で照射し、前記検査光によって前記ボルト頭部頂面に形成された線状の光像と、前記光像に対して平行であって高さの既知な基準線との間のずれの大きさを求め、求めたずれの大きさに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さであるボルト高さを求めることを特徴とするボルト高さ測定方法に関する。
前記ボルト高さ測定方法においては、ボルト頭部の頂面にスリット状に検査光を照射して光像を形成し、この光像と既知の高さを有する基準線との間のずれに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さを求める。
したがって、ボルト頭部の頂面が汚れていたり、水滴が付着していたりしていてもボルト高さを検出できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のボルト高さ測定方法であって、前記検査光で高さの既知な基準面を照射し、前記基準面が前記検査光で照射されて形成された線状の光像を前記基準線としてボルト高さを求める測定方法に関する。
前記ボルト頭部高さ測定方法においては、検査光で高さの既知な基準面を照射して形成される光像を基準線としているから、測定の度毎に基準線を引く必要がない。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のボルト高さ測定方法において、前記検査光で照射する基準面は、高さを測定しようとするボルトの周囲の面である測定方法に関する。
前記ボルト高さ測定方法においては、高さを測定しようとするボルトの周囲の面を基準面としているから、軌道上を移動しつつボルトの高さを測定してボルトの緩みを検出するのに好適に使用される。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のボルト高さ測定方法において、前記ボルト頭部頂面と前記基準面とに形成される光像とを前記検査光が通過する平面に対して交差する方向から撮像して前記ずれを求める測定方法に関する。
前記測定方法においては、前記光像を撮像して得られる画像データを自動的に処理してボルト高さを測定できるから、自動化が容易である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法において、前記検査光としてレーザ光を用いるものに関する。
レーザ光は直進性に優れ、光強度が高いから、対象物であるボルトとの距離が多少離れていても、より鮮鋭度の高い光像を形成でき、高精度のボルト高さ測定が可能になる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法によってボルト高さを測定するボルト高さ測定ステップと、前記ボルト高さ測定ステップで測定したボルト高さ測定値に基づいて前記ボルトが緩んでいるか否かを判定するボルト緩み判定ステップとを有し、前記ボルト緩み判定ステップにおいては、前記ボルト高さ測定ステップで得られたボルト高さ測定値と、基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のときに、前記ボルトが緩んでいると判定することを特徴とするボルト緩み判定方法に関する。
ボルトのピッチをp、前記ボルトを所定のトルクで締めた時点から前記ボルトが緩むまでの回転角をθとすると、前記ボルトは緩むとp×θ/2πだけ上昇する。したがって、ボルト頭部頂面の高さを測定し、ボルトが上昇したことを検出することにより、ボルトの緩みを検知できる。
前記ボルト緩み判定方法においては、まず、請求項1〜5のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法でボルト高さを測定する。そして、得られたボルト高さ測定値を、前記ボルトを所定のトルクで締めたときのボルト頭部頂面の高さである基準ボルト高さと比較する。ボルト高さ測定値と基準ボルト高さとの差が所定値以上のときは、前記ボルトの頭部が前記基準ボルト高さに対して所定の突出量以上に上昇したと考えられるから、前記ボルトが緩んだものと判定する。
したがって、ボルトの頭部が汚れていても緩みの判定が容易に行えるうえ、微小な緩みも高精度で検出できる。
また、ボルト緩みの有無の判定が非接触で行えるうえ、ボルトに歪センサを埋設する必要がないからコストも安い。さらに、通常の鉄道やリニアモーターカーの軌道を走行しながら、前記軌道におけるボルト緩み検出を行うことができるから、能率的でもある。
請求項7に記載の発明は、前記ボルト緩み判定ステップにおいてボルトが緩んでいると判定する基準になる前記所定値は前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値に等しい請求項6に記載のボルト緩み判定方法に関する。
前記ボルト緩み判定方法においては、前記ボルトの頭部頂面が前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値の分だけ上昇したときに前記ボルトが緩んだものと判定する。
ここで、ボルトと被締結物との間には、ボルトの緩みを防ぐ目的で、通常、バネ座金を挿入する。そして、ボルトが緩み、ある程度上昇するまでは、バネ座金はある程度効いている。
したがって、バネ座金が効いている段階でボルトの緩みを検知できるから安全性が高い。
請求項8に記載の発明は、前記ボルト高さ測定ステップにおいては、スリット状の検査光を出射する光源と、前記光源から出射された検査光によってボルト頭部頂面と基準面とが照射されて形成された光像を撮像する撮像手段とを軌道に沿って一体的に移動させて前記軌道におけるボルト高さを測定し、前記ボルト緩み判定ステップでは、前記ボルト高さ測定ステップで得られたボルト高さ測定値と基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のとき、前記ボルトが緩んでいると判定する請求項6または7に記載のボルト緩み判定方法に関する。
前記ボルト緩み判定方法によれば、軌道を高速で走行しつつボルト緩みを正確に検出できる。
請求項9に記載の発明は、ボルト頭部頂面と既知の高さを有する基準面とに向ってスリット状の検査光を出射する光源と、前記光源から出射された検査光によって前記ボルト頭部頂面と前記基準面とに形成される線状の光像を、前記検査光が通過する平面に対して交差する方向から撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像した光の線のずれに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さであるボルト高さを求めるボルト高演算手段とを備えてなることを特徴とするボルト高さ測定装置に関する。
前記ボルト高さ測定装置においては、ボルト頭部の頂面と既知の高さを有する基準面とにスリット状の検査光を照射して線状の光像を形成し、基準面に形成された光像を基準線として、ボルト頭部に形成された光像と前記基準線との間のずれを求め、このずれに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さを求める。
したがって、ボルト頭部の頂面が汚れていたり、水滴が付着していたりしていても、ボルト頭部に検査光を照射して光像を形成できる限り、ボルト高さを検出できる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のボルト高さ測定装置において前記検査光がレーザ光であるものに関する。
レーザ光は直進性に優れ、光強度が高いから、前記ボルト高さ測定装置によれば、ボルトとの距離が多少離れていても鮮鋭度の高い光像を形成でき、高精度のボルト高さ測定が可能になる。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載のボルト高さ測定装置であって前記光源と前記撮像手段とを一体的に軌道に沿って移動させ、前記軌道を固定するボルトの高さを測定するものに関する。
前記ボルト高さ測定装置は、軌道におけるボルトの高さの測定に好適に使用される。
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11のいずれか1項に記載のボルト高さ測定装置と、前記ボルト高さ測定装置で求めたボルト高さ測定値に基づいてボルトの緩みの有無を判定する緩み判定手段とを備え、前記緩み判定手段においては、前記ボルト高さ測定ステップで測定したボルト高さ測定値と、ボルトが緩んでいないときのボルト高さである基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のときは、前記ボルトが緩んでいると判定することを特徴とするボルト緩み検出装置に関する。
請求項6のところでも述べたように、ボルトは、緩むと、螺子ピッチp×回転角θ/2πで示される高さだけ上昇する。
前記ボルト緩み検出装置においては、請求項9〜11のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法でボルト高さを測定し、得られたボルト高さ測定値を、緩み判定手段において前記ボルトを所定のトルクで締めたときのボルト高さである基準ボルト高さと比較し、前記ボルト高さ測定値が前記基準ボルト高さに対して所定の突出量以上突出したとき、前記ボルトが緩んでいるものと判定する。
したがって、頭部の汚れたボルトであっても緩みの判定が容易に行える。また、前記所定値を小さく設定すれば、微小なボルト緩みも検出できる。
さらに、ボルト緩みの有無の判定が非接触で行えるうえ、ボルトに歪センサを埋設する必要がないからコストも安い。さらに、通常の鉄道やリニアモーターカーの軌道を走行しながら、前記軌道におけるボルト緩み検出を行うことができるから、能率的でもある。
請求項13に記載の発明は、前記緩み判定手段において、ボルトが緩んでいると判定する基準になる前記所定値が前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値に等しい請求項12に記載のボルト緩み検出装置に関する。
前記ボルト緩み検出装置においては、前記ボルトの頭部頂面が前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値の分だけ上昇したときに前記ボルトが緩んだものと判定する。
ここで、ボルトと被締結物との間には、ボルトの緩みを防ぐ目的で、通常、バネ座金を挿入する。そして、ボルトが緩み、ある程度上昇するまでは、通常、バネ座金はある程度効いている。
したがって、前記ボルト緩み検出装置によれば、バネ座金が効いている段階でボルトの緩みを検知できる。
以上説明したように、本発明によれば、測定しようとするボルトが汚れていたり水滴が付着していたりしていても、ボルトの高さを正しく求めることのできるボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置が提供される。
1.実施形態1
本発明のボルト緩み検出装置を磁気浮上型リニアモーターカーの地上コイルにおけるボルト緩みの検出に用いた例について以下に説明する。
本実施形態に係るコイル緩み検出装置10は、地上コイル100およびコイル固定ボルト104にスリット状、換言すれば帯状のレーザ光Rを照射するレーザ光源2と、レーザ光源2から出射されるレーザ光Rの通過面に角度θで交差する方向から撮影するカメラ4と、カメラ4で撮影された画像に基づいてコイル固定ボルト104の緩みを検出する画像解析部6とを備える。地上コイル100およびコイル固定ボルト104は、夫々本発明における基準面およびボルトに相当する。レーザ光Rは、本発明における検査光に相当する。レーザ光源2、カメラ4、および画像解析部6は、夫々本発明のボルト緩み検出装置における光源、撮像手段、および緩み判定手段に相当する。なお、カメラ4としては、CMOSカメラや通常のデジタルカメラなどが使用できる。
図1において(A)に示すように、レーザ光源2は、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aに対して上方から直角にレーザ光Rを照射し、カメラは、レーザ光Rに対して角θを成す方向から頭頂面104Aおよび地上コイル100を撮像するように配設することができる。また、図1において(B)に示すように、レーザ光源2を、垂直面に対して角度θだけ傾いた経路に沿って頭頂面104Aおよび地上コイル100を照射するように配設し、カメラ4を、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aの上方に固定し、頭頂面104Aに対して直角に撮像するように配設してもよい。
図1において(A)に示す形態のコイル緩み検出装置10において、地上コイル100にレーザ光Rを照射すると、図2において(B)に示すように、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aと地上コイル100とに線状の光像Iが形成される。ここで、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aは地上コイル100よりも高さが低いから、頭頂面104A上の光像Iと地上コイル100上の光像Iとの間にはずれhが生じる。
ここで、コイル固定ボルト104が緩む前の地上コイル100とコイル固定ボルト104の頭頂面104Aとの高さの差をHとし、コイル固定ボルト104が緩んだときの地上コイル100とコイル固定ボルト104の頭頂面104Aとの高さの差をH’とする。
図2の(A)から明らかなように、ずれhと高さの差Hとは、
h=Hsinθ
の関係にある。
図2の(A)において二点差線で示すように、コイル固定ボルト104は緩むと上昇するから、コイル固定ボルト104が緩んだときの高さの差H’は、緩む前の高さの差Hよりも小さくなる。したがって、コイル固定ボルト104が緩んだときのずれh’の大きさは、コイル固定ボルト104が緩む前のずれhよりも小さい。
一方、図1において(B)に示す形態のコイル緩み検出装置10において、地上コイル100にレーザ光Rを照射すると、図3において(B)に示すように、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aと地上コイル100とに線状の光像Iが形成される。ここで、コイル固定ボルト104の頭頂面104Aは地上コイル100よりも高さが低いから、頭頂面104A上の光像Iと地上コイル100上の光像Iとの間にはずれhが生じる。
ただし、地上コイル100と頭頂面104Aとの高さの差Hと、ずれhとには、図3の(A)から明らかなように、
h=Htanθ
の関係にある。
図3の(A)において二点差線で示すように、コイル固定ボルト104は緩むと上昇するから、コイル固定ボルト104が緩んだときの高さの差H’は、緩む前の高さの差Hよりも小さくなる。したがって、コイル固定ボルト104が緩んだときのずれh’の大きさは、コイル固定ボルト104が緩む前のずれhよりも小さい。
このように、図1における(A)および(B)のいずれに示す形態のコイル緩み検出装置10においても、ずれhの大きさが小さくなったときは、地上コイル100とコイル固定ボルト104の頂面104Aとの高さの差Hが小さくなり、言い換えれば、コイル固定ボルト104が突出したものと判定される。したがって、ずれhの大きさが所定値以下になったことを以ってコイル固定ボルト104が緩んだものと判定することができる。
地上コイル100においてコイル固定ボルト104が緩むと、コイル固定ボルト104の頭頂部が地上コイル100の表面から飛び出し、走行中のリニアモーターカーに接触して大事故がおきたり地上コイル100が破損したりする危険がある。コイル固定ボルト104が地上コイル100から飛び出す前に緩みを検出する必要がある。
しかも、地上コイル100は、通常屋外に設置されるから、コイル固定ボルト104や地上コイル100は雨や埃に曝されて汚損する。
しかし、ボルト緩み検出装置10を適宜の移動体に載せてリニアモーターカーの軌道に沿って移動させることにより、多数の地上コイル100についてコイル固定ボルト104の緩みを短時間に検出できる。また、カメラ4として分解能の高いものを用いれば、微小な緩みも検出できるから、コイル固定ボルト104が緩んで地上コイル100から飛び出すのを事前に防止できる。しかも、コイル固定ボルト104の頭頂部が濡れていても緩み検出の障害にはならない。
本発明は、通常の鉄道軌道やリニアモーターカーの軌道のほか、プラントや各種建造物におけるボルト高さ測定やボルト緩み検出にも適用できる。
図1は、実施形態1に係るボルト緩み検出装置の構成を示す概略図である。 図2は、図1において(A)に示す形態のボルト緩み検出装置において地上コイルおよびコイル固定ボルトに形成される光像、およびコイル固定ボルトの高さと前記光像におけるずれhの大きさとの関係を示す説明図である。 図3は、図1において(B)に示す形態のボルト緩み検出装置において地上コイルおよびコイル固定ボルトに形成される光像、およびコイル固定ボルトの高さと前記光像におけるずれhの大きさとの関係を示す説明図である。
符号の説明
2 レーザ光源
4 カメラ
6 画像解析部
10 ボルト緩み検出装置
100 地上コイル
104 コイル固定ボルト
104A 頂面

Claims (13)

  1. 高さを測定しようとするボルト頭部頂面をスリット状の検査光で照射し、
    前記検査光によって前記ボルト頭部頂面に形成された線状の光像と、前記光像に対して平行であって高さの既知な基準線との間のずれの大きさを求め、
    求めたずれの大きさに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さであるボルト高さを求めることを特徴とするボルト高さ測定方法。
  2. 前記検査光で高さの既知な基準面を照射し、前記基準面が前記検査光で照射されて形成された線状の光像を前記基準線としてボルト高さを求める請求項1に記載のボルト高さ測定方法。
  3. 前記検査光で照射する基準面は、高さを測定しようとするボルトの周囲の面である請求項2に記載のボルト高さ測定方法。
  4. 検査光によって前記ボルト頭部頂面と前記基準面とに形成される光像を前記検査光が通過する平面に対して交差する方向から撮像して前記ずれを求める請求項2または3に記載のボルト高さ測定方法。
  5. 前記検査光としてレーザ光を用いる請求項1〜4のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のボルト高さ測定方法によってボルト高さを測定するボルト高さ測定ステップと、
    前記ボルト高さ測定ステップで測定したボルト高さ測定値に基づいて前記ボルトが緩んでいるか否かを判定するボルト緩み判定ステップと
    を有し、
    前記ボルト緩み判定ステップにおいては、前記ボルト高さ測定ステップで得られたボルト高さ測定値と、基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のときに、前記ボルトが緩んでいると判定することを特徴とするボルト緩み判定方法。
  7. 前記ボルト緩み判定ステップにおいてボルトが緩んでいると判定する基準になる前記所定値は前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値に等しい請求項6に記載のボルト緩み判定方法。
  8. 前記ボルト高さ測定ステップにおいては、スリット状の検査光を出射する光源と、前記光源から出射された検査光によってボルト頭部頂面と基準面とが照射されて形成された光像を撮像する撮像手段とを軌道に沿って一体的に移動させて前記軌道におけるボルト高さを測定し、
    前記ボルト緩み判定ステップでは、前記ボルト高さ測定ステップで得られたボルト高さ測定値と基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のとき、前記ボルトが緩んでいると判定する請求項6または7に記載のボルト緩み判定方法。
  9. ボルト頭部頂面と既知の高さを有する基準面とに向ってスリット状の検査光を出射する光源と、
    前記光源から出射された検査光によって前記ボルト頭部頂面と前記基準面とに形成される線状の光像を、前記検査光が通過する平面に対して交差する方向から撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した光の線のずれに基づいて前記ボルト頭部頂面の高さであるボルト高さを求めるボルト高さ演算手段と
    を備えてなることを特徴とするボルト高さ測定装置。
  10. 前記検査光はレーザ光である請求項9に記載のボルト高さ測定装置。
  11. 前記光源と前記撮像手段とを一体的に軌道に沿って移動させ、前記軌道におけるボルトの高さを測定する請求項9または10に記載のボルト高さ測定装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のボルト高さ測定装置と、
    前記ボルト高さ測定装置で求めたボルト高さ測定値に基づいてボルトの緩みの有無を判定する緩み判定手段と
    を備え、
    前記緩み判定手段においては、前記ボルト高さ測定ステップで測定したボルト高さ測定値と、ボルトが緩んでいないときのボルト高さである基準ボルト高さとを比較し、前記基準ボルト高さに対する前記ボルトの突出量が所定値以上のときは、前記ボルトが緩んでいると判定する
    ことを特徴とするボルト緩み検出装置。
  13. 前記緩み判定手段において、ボルトが緩んでいると判定する基準になる前記所定値は前記ボルトの回転角と螺子ピッチとから決まる値に等しい請求項12に記載のボルト緩み検出装置。
JP2005140267A 2005-05-12 2005-05-12 ボルト緩み判定方法およびボルト緩み検出装置 Expired - Fee Related JP4886999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005140267A JP4886999B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ボルト緩み判定方法およびボルト緩み検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005140267A JP4886999B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ボルト緩み判定方法およびボルト緩み検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006317288A true JP2006317288A (ja) 2006-11-24
JP4886999B2 JP4886999B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=37538094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005140267A Expired - Fee Related JP4886999B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ボルト緩み判定方法およびボルト緩み検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4886999B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210276A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 締結具の緩み検出システム及び緩み検出方法
JP2011185726A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Honda Motor Co Ltd ワークの組付け検査方法及び装置
WO2012111510A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 三菱重工業株式会社 位置検出装置
CN106525315A (zh) * 2016-12-01 2017-03-22 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种螺栓紧固状态的检测方法
KR101847971B1 (ko) * 2017-12-04 2018-04-11 (주)와이제이솔루션 영상 처리기반의 수배전반 감시장치
KR101870069B1 (ko) * 2017-02-09 2018-07-20 대모 엔지니어링 주식회사 브레이커, 장볼트 풀림 모니터링 시스템 및 장볼트 풀림 모니터링 방법
WO2018147493A1 (ko) * 2017-02-09 2018-08-16 대모 엔지니어링 주식회사 브레이커, 장볼트 풀림 모니터링 시스템 및 장볼트 풀림 모니터링 방법
CN110044281A (zh) * 2019-05-23 2019-07-23 安徽赛安安全设备有限责任公司 用于紧固件松紧度检测的装置及其方法
CN110388951A (zh) * 2018-04-20 2019-10-29 中车株洲电力机车研究所有限公司 一种风力发电机组螺栓松动监测装置及方法
CN110570472A (zh) * 2018-06-05 2019-12-13 成都精工华耀科技有限公司 一种基于人工标记图像的紧固件松动检测方法
CN112352148A (zh) * 2018-08-30 2021-02-09 松下知识产权经营株式会社 检查装置以及检查方法
CN113188707A (zh) * 2021-04-02 2021-07-30 太原理工大学 一种快速检测法兰盘螺栓松动的装置
CN114627059A (zh) * 2022-02-27 2022-06-14 扬州孚泰电气有限公司 一种基于数据处理的防震锤螺栓检测方法
CN116907816A (zh) * 2023-07-19 2023-10-20 广东格绿朗节能科技有限公司 一种基于激光反射的非接触螺母松动情况实时监测装置及方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019108905A1 (en) 2017-11-30 2019-06-06 University Of Kansas Fatigue crack detection using feature tracking
WO2019183475A1 (en) * 2018-03-23 2019-09-26 University Of Kansas Vision-based fastener loosening detection
US11954844B2 (en) 2018-08-21 2024-04-09 University Of Kansas Fatigue crack detection in civil infrastructure

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04301707A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Aisin Seiki Co Ltd 非接触容積測定装置
JPH06241946A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Central Japan Railway Co レール締結装置の緩み検出装置
JPH06273211A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Aisin Seiki Co Ltd 非接触容積測定装置
JPH06322707A (ja) * 1993-05-13 1994-11-22 Tokimec Inc 軌道構造識別装置
JPH0755432A (ja) * 1993-08-18 1995-03-03 Fujitsu Ltd 長さ及び高さ測定装置
JPH1038525A (ja) * 1996-04-24 1998-02-13 Tokai Rika Co Ltd 寸法測定装置及びこの装置を用いた寸法測定方法
JPH11172606A (ja) * 1997-12-09 1999-06-29 West Japan Railway Co レールの締結具の脱落の検知装置及び方法、並びに、レールの位置の検知方法
JPH11321650A (ja) * 1998-05-14 1999-11-24 Nec Corp 地上子取付位置測定装置と測定方法
JP2002022413A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Toyota Motor Corp 凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方法
JP2003025163A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Olympus Optical Co Ltd ねじ締め装置
JP2004170175A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Act Denshi Kk 携帯型断面形状測定装置
JP2005213779A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Hashizume Kiko Kk 軌道構造識別装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04301707A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Aisin Seiki Co Ltd 非接触容積測定装置
JPH06241946A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Central Japan Railway Co レール締結装置の緩み検出装置
JPH06273211A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Aisin Seiki Co Ltd 非接触容積測定装置
JPH06322707A (ja) * 1993-05-13 1994-11-22 Tokimec Inc 軌道構造識別装置
JPH0755432A (ja) * 1993-08-18 1995-03-03 Fujitsu Ltd 長さ及び高さ測定装置
JPH1038525A (ja) * 1996-04-24 1998-02-13 Tokai Rika Co Ltd 寸法測定装置及びこの装置を用いた寸法測定方法
JPH11172606A (ja) * 1997-12-09 1999-06-29 West Japan Railway Co レールの締結具の脱落の検知装置及び方法、並びに、レールの位置の検知方法
JPH11321650A (ja) * 1998-05-14 1999-11-24 Nec Corp 地上子取付位置測定装置と測定方法
JP2002022413A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Toyota Motor Corp 凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方法
JP2003025163A (ja) * 2001-07-10 2003-01-29 Olympus Optical Co Ltd ねじ締め装置
JP2004170175A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Act Denshi Kk 携帯型断面形状測定装置
JP2005213779A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Hashizume Kiko Kk 軌道構造識別装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210276A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 締結具の緩み検出システム及び緩み検出方法
JP2011185726A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Honda Motor Co Ltd ワークの組付け検査方法及び装置
WO2012111510A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 三菱重工業株式会社 位置検出装置
JP2012168107A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 位置検出装置
CN106525315B (zh) * 2016-12-01 2019-07-12 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种螺栓紧固状态的检测方法
CN106525315A (zh) * 2016-12-01 2017-03-22 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种螺栓紧固状态的检测方法
KR101870069B1 (ko) * 2017-02-09 2018-07-20 대모 엔지니어링 주식회사 브레이커, 장볼트 풀림 모니터링 시스템 및 장볼트 풀림 모니터링 방법
WO2018147493A1 (ko) * 2017-02-09 2018-08-16 대모 엔지니어링 주식회사 브레이커, 장볼트 풀림 모니터링 시스템 및 장볼트 풀림 모니터링 방법
KR101847971B1 (ko) * 2017-12-04 2018-04-11 (주)와이제이솔루션 영상 처리기반의 수배전반 감시장치
CN110388951A (zh) * 2018-04-20 2019-10-29 中车株洲电力机车研究所有限公司 一种风力发电机组螺栓松动监测装置及方法
CN110570472A (zh) * 2018-06-05 2019-12-13 成都精工华耀科技有限公司 一种基于人工标记图像的紧固件松动检测方法
CN112352148A (zh) * 2018-08-30 2021-02-09 松下知识产权经营株式会社 检查装置以及检查方法
CN110044281A (zh) * 2019-05-23 2019-07-23 安徽赛安安全设备有限责任公司 用于紧固件松紧度检测的装置及其方法
CN113188707A (zh) * 2021-04-02 2021-07-30 太原理工大学 一种快速检测法兰盘螺栓松动的装置
CN113188707B (zh) * 2021-04-02 2022-11-25 太原理工大学 一种快速检测法兰盘螺栓松动的装置
CN114627059A (zh) * 2022-02-27 2022-06-14 扬州孚泰电气有限公司 一种基于数据处理的防震锤螺栓检测方法
CN114627059B (zh) * 2022-02-27 2022-12-13 扬州孚泰电气有限公司 一种基于数据处理的防震锤螺栓检测方法
CN116907816A (zh) * 2023-07-19 2023-10-20 广东格绿朗节能科技有限公司 一种基于激光反射的非接触螺母松动情况实时监测装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4886999B2 (ja) 2012-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4886999B2 (ja) ボルト緩み判定方法およびボルト緩み検出装置
US4915504A (en) Optical rail gage/wear system
JP5283548B2 (ja) 鉄道レール締結緩み検査装置及び方法
JP2011214933A (ja) 軌道用距離画像取得システム
KR101280243B1 (ko) 머신비전을 이용한 전차선 측정시스템
JP2003207319A (ja) レール断面形状測定装置
JP2006248411A (ja) 画像処理によるトロリ線摩耗測定装置
JP4857369B2 (ja) 分岐器検査装置
JP2008224631A (ja) 鉄道レール締結ボルト緩み検査装置
JP2010181216A (ja) 車輪形状測定装置
JP6530979B2 (ja) 道床形状測定装置
US10458776B2 (en) Abrasion inspection apparatus, abrasion inspection method, and program
JP2011163981A (ja) アタック角測定装置及び測定方法
JP2009018635A (ja) 軌道検測装置
KR20090112351A (ko) 레이저를 이용한 변위 측정 장치
KR102513815B1 (ko) 자동화된 선로 이상 탐지 방법 및 그 장치
JP2017223007A (ja) 軌道整正装置、軌道整正方法
KR102040025B1 (ko) 철도차량 차륜 형상 측정방법
JP4319606B2 (ja) 車輪形状測定装置
JPH07294444A (ja) 枕木の露出状態検査装置
KR100628351B1 (ko) 멀티라인 레이저를 이용한 차륜형상 측정장치
JP5631642B2 (ja) 車両寸法測定方法及び装置
JP4312728B2 (ja) レール継目板の締結ボルトの脱落検出装置
JP2017100474A (ja) 重錘位置検出装置及び方法
JP2008064637A (ja) 刻印検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141216

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4886999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees