JP2002022413A - 凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方法 - Google Patents

凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方法

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JP2002022413A
JP2002022413A JP2000207666A JP2000207666A JP2002022413A JP 2002022413 A JP2002022413 A JP 2002022413A JP 2000207666 A JP2000207666 A JP 2000207666A JP 2000207666 A JP2000207666 A JP 2000207666A JP 2002022413 A JP2002022413 A JP 2002022413A
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Takahiro Okada
貴弘 岡田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹部または凸部の寸法をより正確に連続して
計測する。 【解決手段】 凹凸部材の凸部の推定中心に直交する2
方向の所定幅のライン状の光を照射して各々光照射画像
を撮影し(S100〜S108)、隣接する凸部を領域
に含まない所定範囲を設定して直交する2方向の輝度分
布を位置に基づいて積和および微分演算し(S110,
S112)、得られた微分値に基づいて凸部の直交する
2方向の縁を検出する(S114)。そして、直交する
2方向の縁からその方向の凸部の長さと中心を計算する
(S116)。輝度分布を積和しその微分値を用いて縁
を検出するから、反射光に若干の濃淡しかなくても的確
に縁を検出することができる。この結果、凸部または凹
部の寸法をより正確に計測することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹凸形状計測装置
および凹凸形状計測方法に関し、詳しくは、表面に凹部
または凸部が形成された凹凸部材の該凹部または凸部の
寸法を計測する凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の凹凸形状計測装置として
は、一列に複数並んだ認識対象に光を照射し、認識対象
からの反射光の輝度を前後の認識対象を含まない範囲で
列方向に投影処理すると共に認識対象からの反射光の輝
度を前後の認識対象を含む範囲で列に垂直な方向に投影
処理し、二つの投影処理の結果から認識対象物のエッジ
位置と中心位置を計測するものが提案されている(例え
ば、特開平9−222306号公報など)。この装置で
は、列方向に投影処理した結果から認識対象の列の幅方
向におけるエッジ位置を検出すると共に幅方向における
中心を計測し、列に垂直な方向に投影処理した結果から
認識対象の列方向におけるエッジ位置を検出すると共に
列方向における中心を計測している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た凹凸形状計測装置では、認識対象とその背面とに反射
光の濃淡差が少ない場合には、凹凸のエッジ位置を認識
できない場合がある。例えば凸部を複数備える部材の凸
部を計測する場合、対象となる凸部とその背面は同一素
材となるから、反射光の濃淡差は生じ難く、凸部のエッ
ジを認識し難くなってしまう。
【0004】本発明の凹凸形状計測装置および凹凸形状
計測方法は、凹部または凸部の寸法をより正確に計測す
ることを目的の一つとする。また、本発明の凹凸形状計
測装置および凹凸形状計測方法は、規則的に配置された
凹部または凸部の寸法を連続的により正確に計測するこ
とを目的の一つとする。さらに、本発明の凹凸形状計測
装置および凹凸形状計測方法は、凹部または凸部の平面
的な寸法と深さまたは高さを同時に計測することを目的
の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の凹凸形状計測装置および凹凸形状計測方法は、上
述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段
を採った。
【0006】本発明の凹凸形状計測装置は、表面に凹部
または凸部が形成された凹凸部材の該凹部または凸部の
寸法を計測する凹凸形状計測装置であって、前記凹凸部
材の凹部または凸部に対して光を照射する光照射手段
と、該光照射手段により光が照射された凹部または凸部
からの反射光の輝度分布の分布度合を演算した結果に基
づいて前記凹部または凸部の縁を認識する縁認識手段
と、該認識された縁に基づいて前記凹部または凸部の寸
法を計測する寸法計測手段とを備えることを要旨とす
る。
【0007】この本発明の凹凸形状計測装置では、光が
照射された凹部または凸部からの反射光の輝度分布の分
布度合を演算した結果に基づいて凹部または凸部の縁を
認識する。そして、認識された縁に基づいて凹部または
凸部の寸法を計測する。反射光の輝度分布の状態に基づ
いて凹部または凸部の縁を認識するから、より正確に凹
部または凸部の縁を認識することができる。この結果、
より正確に凹部または凸部の寸法を計測することができ
る。
【0008】こうした本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記輝度分布の分布度合の演算は、前記反射光の輝
度分布の所定範囲に亘る積和演算であるものとすること
もできる。こうすれば、反射光の濃淡差が少ない場合で
も、より正確に凹部または凸部の縁を認識することがで
きる。この態様の本発明の凹凸形状計測装置において、
前記輝度分布の分布度合の演算は、前記積和演算の結果
に対する微分演算であるものとすることもできる。この
縁の認識は、凹部または凸部の縁における反射光の輝度
分布の積和の変化率が大きいことに基づく。
【0009】輝度分布の所定範囲に亘る積和演算の結果
に基づいて縁を認識する態様の本発明の凹凸形状計測装
置において、前記所定範囲は、計測対象の凸部に隣接す
る凸部を領域に含まない矩形形状の範囲であるものとす
ることもできる。この態様の本発明の凹凸形状計測装置
において、前記所定範囲は、直交する二つの矩形形状の
範囲であるものとすることもできる。こうすれば、凹部
または凸部の直交する方向の縁を認識することができ
る。
【0010】また、本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記輝度分布の分布度合の演算は、前記反射光の輝
度分布の変化率演算であるものとすることもできる。こ
うすれば、反射光の濃淡差が少ない場合でも、より正確
に凹部または凸部の縁を認識することができる。
【0011】さらに、本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記寸法計測手段は、前記認識された縁に基づいて
前記凹部または凸部の長さ,幅,中央位置の少なくとも
一つを計測する手段であるものとすることもできる。
【0012】あるいは、本発明の凹凸形状計測装置にお
いて、前記凹凸部材は表面に少なくとも二つの凹部また
は凸部が形成された部材であり、前記光照射手段は前記
凹凸部材の表面に対して所定の角度をもったライン状の
光を照射する手段であり、前記光照射手段により前記ラ
イン状の光が前記二つの凹部または凸部の第1の所定位
置に照射された後に該二つの凹部または凸部の第2の所
定位置に照射されるよう照射位置を調節する照射位置調
節手段と、前記ライン状の光の照射位置が前記第1の所
定位置から前記第2の所定位置に調節される際の前記照
射位置調節手段による調節量に基づいて前記凹部または
凸部の深さまたは高さを計測する深高計測手段とを備え
るものとすることもできる。こうすれば、凹部または凸
部の長さ,幅,中央位置などの平面的な寸法に加えて凹
部または凸部の深さまたは高さをも同時に計測すること
ができる。この態様の本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記照射位置調節手段は、前記ライン状の光の照射
位置が前記第2の所定位置として前記二つの凹部または
凸部の間において前記第1の所定位置の延長線の位置と
なるよう調節する手段であるものとすることもできる。
【0013】また、本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記凹凸部材は複数の凹部または凸部が規則的に配
置された部材であり、前記寸法計測手段により計測され
た結果に基づいて該計測対象の凹部または凸部に隣接す
る新たな計測対象としての凹部または凸部の位置を推定
し該推定された位置に基づいて該新たな計測対象として
の凹部または凸部の寸法が計測されるよう前記光照射手
段と前記縁認識手段と前記寸法計測手段とを制御する連
続計測制御手段を備えるものとすることもできる。こう
すれば、規則的に配置された凹部または凸部の寸法を連
続して高い精度で計測することができる。
【0014】加えて、本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記凹凸部材は、燃料電池に用いられるセパレータ
であるものとすることもできる。
【0015】本発明の凹凸形状計測方法は、表面に凹部
または凸部が形成された凹凸部材の該凹部または該凸部
の寸法を計測する凹凸形状計測方法であって、(a)前
記凹凸部材の凹部または凸部に対して光を照射し、
(b)該光が照射された凹部または凸部からの反射光の
輝度分布の分布度合を演算した結果に基づいて前記凹部
または凸部の縁を認識し、(c)該認識した縁に基づい
て前記凹部または凸部の寸法を計測することを要旨とす
る。
【0016】この本発明の凹凸形状計測方法によれば、
反射光の輝度分布に対する輝度分布の分布度合を演算し
た結果に基づいて凹部または凸部の縁を認識するから、
より正確に凹部または凸部の縁を検出することができ
る。この結果、より正確に凹部または凸部の寸法を計測
することができる。
【0017】こうした本発明の凹凸形状計測方法におい
て、前記ステップ(b)は、前記輝度分布の分布度合の
演算として前記反射光の輝度分布の所定範囲に亘る積和
演算結果に対する微分演算を用いて前記縁を認識するス
テップであるものとすることもできる。こうすれば、反
射光の濃淡差が少ない場合でも、より正確に凹部または
凸部の縁を認識することができる。なお、この態様にお
ける縁の認識は、凹部または凸部の縁における反射光の
輝度分布の積和の変化率が大きいことに基づく。この態
様の本発明の凹凸形状計測方法において、前記ステップ
(b)は、前記所定範囲として計測対象の凸部に隣接す
る凸部を領域に含まない矩形形状の範囲を用いて積和演
算するステップであるものとすることもできる。更にこ
の態様の本発明の凹凸形状計測方法において、前記ステ
ップ(b)は、前記所定範囲として直交する二つの矩形
形状の範囲を用いて積和演算するステップであるものと
することもできる。こうすれば、凹部または凸部の直交
する方向における縁を認識することができる。
【0018】また、本発明の凹凸形状計測装置におい
て、前記ステップ(b)は、前記輝度分布の分布度合の
演算として前記反射光の輝度分布の変化率演算に基づい
て前記縁を認識するステップであるものとすることもで
きる。こうすれば、反射光の濃淡差が少ない場合でも、
より正確に凹部または凸部の縁を認識することができ
る。
【0019】さらに、本発明の凹凸形状計測方法におい
て、前記ステップ(c)は、前記認識した縁に基づいて
前記凹部または凸部の長さ,幅,中央位置の少なくとも
一つを計測するステップであるものとすることもでき
る。
【0020】あるいは、本発明の凹凸形状計測方法にお
いて、前記ステップ(a)は前記凹凸部材の表面に対し
て所定の角度をもったライン状の光を照射するステップ
であり、更に、(d)前記ライン状の光が隣接する二つ
の凹部または凸部の第1の所定位置に照射された後に該
二つの凹部または凸部の第2の所定位置に照射されるよ
う照射位置を調節するステップと、(e)前記ライン状
の光の照射位置が前記第1の所定位置から前記第2の所
定位置に調節される際の調節量に基づいて前記凹部また
は凸部の深さまたは高さを計測するステップとを備える
ものとすることもできる。こうすれば、凹部または凸部
の長さ,幅,中央位置などの平面的な寸法に加えて凹部
または凸部の深さまたは高さをも同時に計測することが
できる。この態様の本発明の凹凸形状計測方法におい
て、前記ステップ(d)は、前記ライン状の光の照射位
置が前記第2の所定位置として前記二つの凹部または凸
部の間において前記第1の所定位置の延長線の位置とな
るよう調節するステップであるものとすることもでき
る。
【0021】また、本発明の凹凸形状計測方法におい
て、前記ステップ(c)の計測結果に基づいて、該計測
対象の凹部または凸部に隣接する新たな計測対象として
の凹部または凸部の位置を推定し、該推定された位置に
対して前記ステップ(a)ないし(c)を用いて該新た
な計測対象としての凹部または凸部の寸法を計測するも
のとすることもできる。こうすれば、凹部または凸部の
寸法を連続して高い精度で計測することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
凹凸形状計測装置20の構成の概略を示す構成図であ
る。実施例の凹凸形状計測装置20は、図示するよう
に、表面に規則的に配置された凹部または凸部を有する
凹凸部材10を載置する載置台22と、凹凸部材10の
表面に対して45度の角度をもって直交する2方向に所
定幅のライン状のレーザ光を照射可能なレーザ投光器2
4と、レーザ光の照射された凹凸部材10を撮影するカ
メラ26と、このカメラ26により撮影されるタイミン
グを制御する撮影タイミング制御装置28と、装置全体
をコントロールすると共にカメラ26により撮影された
画像とに基づいて凹凸部材10の凹部や凸部の寸法を計
算するマイクロコンピュータ30とを備える。
【0023】凹凸部材10は、複数の凹部または凸部が
規則的に表面に配置された部材であり、例えば、燃料電
池に用いられるセパレータなどである。
【0024】載置台22は、図示しないが、マイクロコ
ンピュータ30からの駆動信号に基づいて載置した凹凸
部材10を水平方向に移動可能な移動機構22aと、そ
の位置を計測する位置計測器22bとを備える。実施例
では、移動機構22aとしてはステッピングモータによ
り載置台22の載置面を移動させるものとして構成し、
位置計測器22bとしてはリニアスケールを用いて計測
するものとした。
【0025】撮影タイミング制御装置28は、マイクロ
コンピュータ30からの制御信号に基づいて所定のタイ
ミングでカメラ26を駆動してレーザ投光器24から凹
凸部材10に向けて照射されたレーザ光の照射画像を撮
影すると共に撮影した照射画像をマイクロコンピュータ
30に出力する。
【0026】マイクロコンピュータ30は、図示しない
が、CPUを中心として構成されており、処理プログラ
ムを記憶するROMや一時的にデータを記憶するRA
M,入出力ポート等を備える。マイクロコンピュータ3
0には、撮影タイミング制御装置28からの画像データ
や位置計測器22bからの位置データが入力されてい
る。また、マイクロコンピュータ30からは、移動機構
22aへの駆動信号や撮影タイミング制御装置28への
制御信号などが出力されている。
【0027】次に、こうして構成された実施例の凹凸形
状計測装置20の動作について説明する。図2および図
3は、実施例の凹凸形状計測装置20のマイクロコンピ
ュータ30により実行される凸部寸法計測処理ルーチン
の一例を示すフローチャートである。このルーチンは、
複数の凸部が表面に形成された凹凸部材10の凸部の寸
法を計測する際に実行されるものである。
【0028】凸部寸法計測処理ルーチンが実行される
と、マイクロコンピュータ30のCPUは、まず、計測
対象の凸部に対して推定された中心位置にレーザ投光器
24からライン状のレーザ光を照射可能な位置に駆動す
る処理を実行する(ステップS100)。計測対象の凸
部の中心位置は、このルーチンにおける後述する処理に
よって計算される。載置台22に凹凸部材10を載置し
た直後の最初の凸部に対しては、載置台22の所定の位
置に凹凸部材10を載置することを前提に、予め最初の
凸部の中心位置がマイクロコンピュータ30のROMに
設定されているから、その中心位置が推定中心として用
いられる。位置の駆動処理は、具体的には、マイクロコ
ンピュータ30から載置台22の移動機構22aに駆動
信号を出力し、計測対象の凸部の推定中心にレーザ投光
器24からライン状のレーザ光が照射されるよう計算さ
れた位置に凹凸部材10を移動させることにより行な
う。
【0029】続いて、レーザ投光器24から所定方向の
所定幅のライン状のレーザ光を照射し(ステップS10
2)、この状態の画像を第1照射画像としてカメラ26
により撮影する(ステップS104)。図4は、凸部1
2bを計測対象として凸部12bの推定中心14bにレ
ーザ光25を照射した際の様子を例示する説明図であ
る。レーザ投光器24からのレーザ光25は45度の角
度をもって照射されるから、凸部12a,12b,12
cの間には凸部12a,12b,12cの頂部とは異な
る線上に照射されることになる。撮影処理は、具体的に
は、マイクロコンピュータ30から撮影タイミング制御
装置28に向けて制御信号を出力し、この制御信号を入
力した撮影タイミング制御装置28がカメラ26を駆動
することにより行なわれる。なお、撮影された第1照射
画像は、撮影タイミング制御装置28からマイクロコン
ピュータ30に入力され、マイクロコンピュータ30の
図示しないRAMの所定領域に書き込まれる。
【0030】次に、レーザ投光器24から計測対象の凸
部の推定中心にステップS102で照射した際の方向と
は90度異なる方向の所定幅のライン状のレーザ光を照
射し(ステップS106)、この状態の画像を第2照射
画像としてカメラ26により撮影する(ステップS10
8)。図5は、凸部12bを計測対象として凸部12b
の推定中心14bに図4におけるレーザ光の方向とは9
0度異なる方向にレーザ光25を照射した際の様子を例
示する説明図である。ステップS102では表面に対し
て45度の角度をもってレーザ光は照射されたが、この
レーザ光と方向が90度異なるから、図5に例示するよ
うに、レーザ投光器24からのレーザ光25は凸部12
a,12b,12cの頂部と間とが同一線上になる場合
もある。なお、第2照射画像の撮影処理については第1
照射画像の撮影処理と同様である。
【0031】第2照射画像の撮影処理を終了すると、R
AMの所定領域に書き込まれた第1照射画像と第2照射
画像に対して推定中心を含むよう設定された積和枠内の
輝度分布を位置方向毎に積和演算すると共に(ステップ
S110)、その積和値を微分演算し(ステップS11
2)、凸部の直交する2方向の縁を検出する(ステップ
S112)。図6は凸部12bを計測対象とした際の第
1照射画像に対して積和枠32を用いての積和演算と微
分演算の様子を例示する説明図であり、図7は同じく凸
部12bを計測対象とした際の第2照射画像に対して積
和枠34を用いての積和演算と微分演算の様子を例示す
る説明図である。図示するように、積和枠32,34
は、隣接する凸部12a,12c,12eの一部を領域
に含まないよう矩形形状に設定されている。計測対象と
しての凸部12bの第1照射画像では、前述したように
レーザ光25が45度の角度をもって照射されているか
ら、積和枠32には凸部12bと隣接する凸部との間の
レーザ光25は含まれないことになる。このため、積和
値は、凸部12bの頂部だけに現われ、縁部で急激に増
減する。この結果、微分値は、積和値が現われる縁部
(図6中、左側の縁)で正のピークを示し、他方の縁部
(図6中、右の縁)で負のピークを示す。したがって、
微分値の正のピークの始まりと負のピークの終了とを凸
部12bの図4中左右方向の二つの縁として検出するこ
とができる。凸部12bの第2照射画像では、レーザ光
25が表面に対して45度の角度をもって照射されるわ
けでなく、図7および図5に示すように同一線上となる
場合や同一線上にはないが延長戦の近傍になる場合もあ
る。この場合、積和枠34には凸部12bと隣接する凸
部との間のレーザ光25も含まれることになる。このた
め、積和値は、凸部間でも現われることになる。しか
し、図7に示すように、凸部12bの縁部近傍では、エ
ッジのダレなどにより反射光を検出しない部分が生じる
から、積和値としてはその部分だけ小さな値となる。こ
の結果、微分値は、凸部12bの一方の縁(図7中、下
の縁)近傍で負のピークを示すと共にその縁で正のピー
クを示し、凸部12bの他方の縁(図7中、上の縁)で
負のピークを示すと共にその縁の近傍で正のピークを示
す。したがって、微分値の始めの正のピークの始まりと
次の負のピークの終了とを凸部12bの図5中上下方向
の二つの縁として検出することができる。
【0032】こうして計測対象の凸部の直交する2方向
の縁を検出すると、検出した縁の間隔から凸部の直交す
る2方向の長さを計算すると共にこの直交する長さの2
等分点の法線の交点として凸部の中心を計算する(ステ
ップS116)。
【0033】次に、載置台22の位置計測器22bによ
り計測される位置を第1位置として入力し(ステップS
118)、レーザ投光器24から第1照射画像を撮影し
たときと同様の所定方向の所定幅のライン状のレーザ光
を照射しながらレーザ光が所定の第2位置となるよう駆
動する処理を行なう(ステップS120)。ここで、所
定の第2位置は、凸部間のライン状のレーザ光が第1照
射画像における凸部頂部のライン状のレーザ光の延長線
上となる位置である。凸部12bを計測対象としてレー
ザ光が所定の第2位置となるように照射された際の様子
を図8に示す。図8を図4と比較すると解るように、図
8のレーザ光25は、計測対象の凸部12bと隣接する
凸部12a,12cとの間のレーザ光の位置が図4にお
ける凸部12bの頂部のレーザ光の延長線上となってい
る。
【0034】所定の第2位置へ駆動されると、この状態
の画像を第3照射画像としてカメラ26により撮影する
と共に(ステップS122)、載置台22の位置計測器
22bにより計測される位置を第2位置として入力する
(ステップS124)。
【0035】そして、第1照射画像を画像処理してライ
ン状のレーザ光25の凸部12bの中心からのズレを第
1ズレとして計算すると共に第3照射画像を画像処理し
て凸部12bと隣接する凸部12a、12cとの間に照
射されたライン状のレーザ光25の延長の凸部12bの
中心からのズレを第2ズレとして計算し(ステップS1
26)、第1位置から第2位置への移動量に第1ズレと
第2ズレとを加算して凸部12bの高さを計算する(ス
テップS128)。ライン状のレーザ光25は凹凸部材
10の表面に対して45度の角度をもって照射されるか
ら、図4の凸部12bの頂部における照射位置と凸部1
2bと隣接する凸部12a,12cとの間における照射
位置との間隔は、そのまま凸部12bの高さとなる。し
かし、凸部12bのエッジの切り立ち程度によっては、
エッジのダレのために凸部12bと隣接する凸部12
a,12cとの間に照射されたレーザ光は直線とならず
に曲線となる場合があり、この場合、正確に凸部12b
の頂部における照射位置と凸部12bと隣接する凸部1
2a,12cとの間における照射位置との間隔を求める
ことができない。実施例では、こうした第1位置を撮影
した後に、凸部12bと隣接する凸部12a,12cと
の間における第1位置の延長線上にライン状のレーザ光
25が照射される第2位置となるよう移動する。この移
動は、凸部12bのエッジのダレの影響により凸部12
bと隣接する凸部12a,12cとの間において曲線と
なっていたレーザ光でもその中心を第1位置の延長線上
に合わせることによって行なうことができる。このと
き、その移動量がそのまま凸部12bの高さとして計測
される。実施例では、さらに、第1位置における第1照
射画像に基づいてライン状のレーザ光25の凸部12b
の中心からのズレと第2位置における第3照射画像に基
づいて凸部12bと隣接する凸部12a,12cとの間
の照射されたライン状のレーザ光25の延長の凸部12
bの中心からのズレとを第1ズレと第2ズレとして計算
し、凸部12bの高さとして計測される移動量に加える
ことにより、計測値の精度を高めている。即ち、移動量
に対して照射位置のズレを補正しているのである。な
お、実施例では、第1ズレおよび第2ズレの計算にステ
ップS116の処理で計算された凸部12bの中心を用
いた。
【0036】こうして計測対象の凸部の高さを計算する
と、凹凸部材10に次の計測対象の凸部が存在するか否
かを判定し(ステップS130)、次の計測対象の凸部
が存在するときには、それまでに計測した凸部の中心か
ら次の計測対象の凸部の中心位置を推定して(ステップ
S132)、ステップS100の最初の処理に戻る。一
方、次の計測対象の凸部が存在しないときには、本ルー
チンを終了する。
【0037】以上説明した実施例の凹凸形状計測装置2
0によれば、凸部の推定中心に対して照射された所定幅
のレーザ光の反射光に対する所定の領域の積和枠内の輝
度分布を位置毎に積和した積和値に基づいて凸部の縁を
検出することができる。特に積和値を微分演算すること
により凸部の縁をより明確に検出することができる。し
かも、凸部に対して直交する2方向にレーザ光を照射す
るから、凸部の直交する2方向の縁を検出することがで
きる。この結果、凸部の直交する2方向の長さと、凸部
の中心を計測することができる。
【0038】また、実施例の凹凸形状計測装置20によ
れば、照射位置を移動させることにより凸部の高さを計
測することができる。しかも、照射位置のズレを画像処
理により算出して加味するから、凸部の高さを精度よく
計測することができる。
【0039】さらに、実施例の凹凸形状計測装置20に
よれば、次の計測対象の凸部の中心位置を推定し、その
位置を用いて次の計測対象の凸部の寸法を計測するか
ら、凹凸部材10の載置台22への載置時における載置
誤差が生じても、その誤差が加算されることがなく、よ
り正確に連続して凸部の寸法を計測することができる。
【0040】実施例の凹凸形状計測装置20では、凸部
の直交する2方向の長さと中心,高さを計測するものと
したが、凸部の直交する2方向の長さおよび中心の計測
するものと凸部の高さを計測するものとを分離してもよ
い。凸部の直交する2方向の長さおよび中心を計測する
場合、図2および図3に例示する凸部寸法計測処理ルー
チンにおけるステップS118〜S128の処理は不要
となる。また、凸部の直交する2方向の長さおよび中心
を計測する場合、実施例では所定幅のレーザ光を直交す
る2方向として2回照射し、各々の照射画像に対して積
和枠32,34を用いて積和演算し、凸部の縁を検出し
たが、凸部全体に光を照射し、その照射画像に対して積
和枠32,34を用いて積和演算して凸部の縁を検出す
るものとしてもよい。
【0041】実施例の凹凸形状計測装置20では、凸部
に照射されたレーザ光の反射光に対する所定の領域の輝
度分布を位置毎に積和した積和値を更に微分した値に基
づいて凸部の縁を検出したが、同様のレーザ光の反射光
に対する位置毎の輝度分布の変化率に基づいて凸部を検
出するものとしてもよい。例えば、図6や図7に例示す
る照射画像に対して位置毎の輝度をデジタル化し、座標
軸における隣接する輝度の差分を求め、この差分が大き
い位置を凸部の縁として検出するものとしてもよい。な
お、デジタル化した輝度の差分演算は、輝度分布におけ
る微分演算に相当する。
【0042】実施例の凹凸形状計測装置20では、凸部
の直交する2方向の長さと中心,高さを計測するものと
したが、凸部の直交しない2方向の長さや一方向の長
さ,中心,中央,高さなど種々の計測種の組み合わせと
してもよい。
【0043】実施例の凹凸形状計測装置20では、複数
の凸部が規則的に配置された凹凸部材10の凸部を連続
して計測するものとしたが、連続して計測しないものと
してもよく、単一の凸部が形成された凹凸部材10の凸
部の寸法を計測するものとしてもよい。
【0044】実施例の凹凸形状計測装置20では、凸部
が表面に形成された凹凸部材10の凸部の寸法を計測す
るものとしたが、凹部が表面に形成された凹凸部材の凹
部の寸法を計測するものとしてもよい。計測処理として
は凸部と凹部を入れ替えるだけでよい。
【0045】実施例の凹凸形状計測装置20では、円柱
形状の凸部の高さを計測するものとしたが、頂部が平坦
であれば如何なる形状の凸部でもかまわない。また、頂
部は対称性が高ければ平坦でなくても差し支えない。
【0046】実施例の凹凸形状計測装置20では、凸部
の高さを計測する際に第1位置から第2位置への移動量
に第1ズレと第2ズレとを用いて計測したが、第1位置
への正確な移動と第2位置への正確な移動を行なう場合
や高い精度を求めない場合には、第1ズレと第2ズレと
を加味しないものとしてもよい。
【0047】実施例の凹凸形状計測装置20では、載置
台22の移動機構22aにより凹凸部材10を並行移動
させるものとしたが、レーザ投光器24を並行移動させ
てライン状のレーザ光が第1位置から第2位置となるよ
うにしてもよい。この場合、レーザ投光器24の移動量
に基づいて凸部の高さを計測すればよい。また、レーザ
投光器24を回転駆動することによりライン状のレーザ
光が第1位置から第2位置となるようにしてもよい。こ
の場合、レーザ投光器24の回転角度に基づいて凸部の
高さを計測すればよい。
【0048】実施例の凹凸形状計測装置20では、レー
ザ投光器24からライン状のレーザ光を照射するものと
したが、スリット光を照射するものとしてもよい。
【0049】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である凹凸形状計測装置2
0の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例の凹凸形状計測装置20のマイクロコ
ンピュータ30により実行される凸部寸法計測処理ルー
チンの前半部分を例示するフローチャートである。
【図3】 実施例の凹凸形状計測装置20のマイクロコ
ンピュータ30により実行される凸部寸法計測処理ルー
チンの後半部分を例示するフローチャートである。
【図4】 凸部12bを計測対象として凸部12bの推
定中心14bにレーザ光25を照射した際の様子を例示
する説明図である。
【図5】 凸部12bを計測対象として凸部12bの推
定中心14bに図4におけるレーザ光の方向とは90度
異なる方向にレーザ光25を照射した際の様子を例示す
る説明図である。
【図6】 凸部12bを計測対象とした際の第1照射画
像に対して積和枠32を用いての積和演算と微分演算の
様子を例示する説明図である。
【図7】 凸部12bを計測対象とした際の第2照射画
像に対して積和枠34を用いての積和演算と微分演算の
様子を例示する説明図である。
【図8】 凸部12bを計測対象としてレーザ光が所定
の第2位置となるように照射された際の様子を例示する
説明図である。
【符号の説明】
20 凹凸形状計測装置、22 載置台、22a 移動
機構、22b 位置計測器、24 レーザ投光器、25
レーザ光、26 カメラ、28 撮影タイミング制御
装置、30 マイクロコンピュータ、32,34 積和
枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA12 AA17 AA21 AA51 AA54 FF01 FF16 FF41 FF67 GG04 HH04 HH05 HH12 HH14 JJ03 JJ26 MM03 MM14 MM15 QQ01 QQ13 QQ14 QQ23 QQ24 QQ29 QQ31 5H026 AA00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に凹部または凸部が形成された凹凸
    部材の該凹部または凸部の寸法を計測する凹凸形状計測
    装置であって、 前記凹凸部材の凹部または凸部に対して光を照射する光
    照射手段と、 該光照射手段により光が照射された凹部または凸部から
    の反射光の輝度分布の分布度合を演算した結果に基づい
    て前記凹部または凸部の縁を認識する縁認識手段と、 該認識された縁に基づいて前記凹部または凸部の寸法を
    計測する寸法計測手段とを備える凹凸形状計測装置。
  2. 【請求項2】 前記輝度分布の分布度合の演算は、前記
    反射光の輝度分布の所定範囲に亘る積和演算である請求
    項1記載の凹凸形状計測装置。
  3. 【請求項3】 前記輝度分布の分布度合の演算は、前記
    積和演算の結果に対する微分演算である請求項2記載の
    凹凸形状計測装置。
  4. 【請求項4】 前記所定範囲は、計測対象の凸部に隣接
    する凸部を領域に含まない矩形形状の範囲である請求項
    2または3記載の凹凸形状計測装置。
  5. 【請求項5】 前記所定範囲は、直交する二つの矩形形
    状の範囲である請求項4記載の凹凸形状計測装置。
  6. 【請求項6】 前記輝度分布の分布度合の演算は、前記
    反射光の輝度分布の変化率演算である請求項1記載の凹
    凸形状計測装置。
  7. 【請求項7】 前記寸法計測手段は、前記認識された縁
    に基づいて前記凹部または凸部の長さ,幅,中央位置の
    少なくとも一つを計測する手段である請求項1ないし6
    いずれか記載の凹凸形状計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか記載の凹凸形
    状計測装置であって、 前記凹凸部材は、表面に少なくとも二つの凹部または凸
    部が形成された部材であり、 前記光照射手段は、前記凹凸部材の表面に対して所定の
    角度をもったライン状の光を照射する手段であり、 前記光照射手段により前記ライン状の光が前記二つの凹
    部または凸部の第1の所定位置に照射された後に該二つ
    の凹部または凸部の第2の所定位置に照射されるよう照
    射位置を調節する照射位置調節手段と、 前記ライン状の光の照射位置が前記第1の所定位置から
    前記第2の所定位置に調節される際の前記照射位置調節
    手段による調節量に基づいて前記凹部または凸部の深さ
    または高さを計測する深高計測手段とを備える凹凸形状
    計測装置。
  9. 【請求項9】 前記照射位置調節手段は、前記ライン状
    の光の照射位置が前記第2の所定位置として前記二つの
    凹部または凸部の間において前記第1の所定位置の延長
    線の位置となるよう調節する手段である請求項8記載の
    凹凸形状計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか記載の凹凸
    形状計測装置であって、 前記凹凸部材は、複数の凹部または凸部が規則的に配置
    された部材であり、 前記寸法計測手段により計測された結果に基づいて該計
    測対象の凹部または凸部に隣接する新たな計測対象とし
    ての凹部または凸部の位置を推定し、該推定された位置
    に基づいて該新たな計測対象としての凹部または凸部の
    寸法が計測されるよう前記光照射手段と前記縁認識手段
    と前記寸法計測手段とを制御する連続計測制御手段を備
    える凹凸形状計測装置。
  11. 【請求項11】 前記凹凸部材は、燃料電池に用いられ
    るセパレータである請求項1ないし10いずれか記載の
    凹凸形状計測装置。
  12. 【請求項12】 表面に凹部または凸部が形成された凹
    凸部材の該凹部または該凸部の寸法を計測する凹凸形状
    計測方法であって、 (a)前記凹凸部材の凹部または凸部に対して光を照射
    し、 (b)該光が照射された凹部または凸部からの反射光の
    輝度分布の分布度合を演算した結果に基づいて前記凹部
    または凸部の縁を認識し、 (c)該認識した縁に基づいて前記凹部または凸部の寸
    法を計測する凹凸形状計測方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(b)は、前記輝度分布
    の分布度合の演算として前記反射光の輝度分布の所定範
    囲に亘る積和演算結果に対する微分演算を用いて前記縁
    を認識するステップである請求項12記載の凹凸形状計
    測方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(b)は、前記所定範囲
    として計測対象の凸部に隣接する凸部を領域に含まない
    矩形形状の範囲を用いて積和演算するステップである請
    求項13記載の凹凸形状計測方法。
  15. 【請求項15】 前記ステップ(b)は、前記所定範囲
    として直交する二つの矩形形状の範囲を用いて積和演算
    するステップである請求項14記載の凹凸形状計測方
    法。
  16. 【請求項16】 前記ステップ(b)は、前記輝度分布
    の分布度合の演算として前記反射光の輝度分布の変化率
    演算を用いて前記縁を認識するステップである請求項1
    2記載の凹凸形状計測方法。
  17. 【請求項17】 前記ステップ(c)は、前記認識した
    縁に基づいて前記凹部または凸部の長さ,幅,中央位置
    の少なくとも一つを計測するステップである請求項12
    ないし16いずれか記載の凹凸形状計測方法。
  18. 【請求項18】 請求項12ないし17いずれか記載の
    凹凸形状計測方法であって、 前記ステップ(a)は、前記凹凸部材の表面に対して所
    定の角度をもったライン状の光を照射するステップであ
    り、 更に、 (d)前記ライン状の光が隣接する二つの凹部または凸
    部の第1の所定位置に照射された後に該二つの凹部また
    は凸部の第2の所定位置に照射されるよう照射位置を調
    節するステップと、 (e)前記ライン状の光の照射位置が前記第1の所定位
    置から前記第2の所定位置に調節される際の調節量に基
    づいて前記凹部または凸部の深さまたは高さを計測する
    ステップとを備える凹凸形状計測方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップ(d)は、前記ライン状
    の光の照射位置が前記第2の所定位置として前記二つの
    凹部または凸部の間において前記第1の所定位置の延長
    線の位置となるよう調節するステップである請求項15
    記載の凹凸形状計測方法。
  20. 【請求項20】 請求項12ないし19いずれか記載の
    凹凸形状計測装置であって、 前記ステップ(c)の計測結果に基づいて、該計測対象
    の凹部または凸部に隣接する新たな計測対象としての凹
    部または凸部の位置を推定し、該推定された位置に対し
    て前記ステップ(a)ないし(c)を用いて該新たな計
    測対象としての凹部または凸部の寸法を計測する凹凸形
    状計測方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006317288A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Central Japan Railway Co ボルト高さ測定方法、ボルト緩み判定方法、ボルト高さ測定装置、およびボルト緩み検出装置
JP2013015361A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 幅測定装置
JP2016145780A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 トヨタ車体株式会社 計測装置及びその計測方法
KR20190136560A (ko) * 2018-05-31 2019-12-10 전자부품연구원 직접 감쇄 모델을 이용한 내시경 영상 스테레오 정합 방법 및 장치

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KR102129168B1 (ko) 2018-05-31 2020-07-01 전자부품연구원 직접 감쇄 모델을 이용한 내시경 영상 스테레오 정합 방법 및 장치

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