JP2006316562A - ウィンドウレギュレータ制御方法 - Google Patents

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聰 井上
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和志 廣瀬
Masayuki Kato
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Takao Koba
貴雄 古場
Yoshihiro Fujimura
良裕 藤村
Takashi Inoue
貴史 井上
Hiroki Nishida
裕樹 西田
Minoru Tanaka
実 田中
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Abstract

【課題】不注意なスイッチ操作が不都合な事態を招かないウィンドウレギュレータ制御方法を実現する。
【解決手段】静電容量を利用した検出信号に基づいて人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で複数のウィンドウの窓ガラスをそれぞれ往復させる複数のウィンドウレギュレータを個別に制御するにあたり、窓ガラスが停止している状態でかつ前記検出信号が閾値を越えている状況の下で窓ガラス移動させるためのスイッチ操作が少なくとも1つのウィンドウについてなされたとき(103−107)、当該のウィンドウの窓ガラスを不動にする(109)。スイッチ操作は運転席で行われる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ウィンドウレギュレータ制御方法に関し、とくに、静電容量を利用した検出信号に基づいて人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で窓ガラスを往復させるウィンドウレギュレータの制御方法に関する。
車両等のパワーウィンドウは、ウィンドウレギュレータによって窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で窓ガラスを往復させるように構成されている。ウィンドウレギュレータについては、搭乗者の身体等が窓ガラスで挟まれるのを防止するための制御が行われる。
そのような制御の一手法として、窓ガラスと窓枠の間の静電容量を利用して人体の接触を検出し挟み込み回避するようにしたものがある。人体接触の有無の判定は、静電容量の値を所定の閾値と比較することによって行われる(例えば、特許文献1参照)。
ウィンドウレギュレータの動作モードには、人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で窓ガラスを往復させるオートモードと、使用者のスイッチ操作に従って窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で窓ガラスを往復させるマニュアルモードがある。オートモードでは、スイッチのワンタッチ操作により窓ガラスの上昇または下降が行われ、マニュアルモードでは、スイッチを投入している間だけ窓ガラスの上昇または下降が行われる(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−110574号公報(第4−6,8頁、図1−4,14) 特開平7−317430号公報(第3−6頁、図1−3)
複数のパワーウィンドウを有する車両において、集中操作用のスイッチを運転席側に設け、複数のパワーウィンドウのどれでも運転席から任意に操作できるようにした場合、スイッチ操作にあたっては他席の状況に十分注意する必要がある。
すなわち、例えば他席の乗員が窓全開の状態でベルトラインに肘をかけているときなどは、不意の窓ガラス上昇が乗員を慌てさせる原因となり、また、半開の状態で止まっている窓ガラスに身体が凭れかかっているときなどは、窓ガラスの不意の上昇または下降により危険な事態が発生しかねないので、十分な注意が必要である。
そこで、本発明の課題は、不注意なスイッチ操作が不都合な事態を招かないウィンドウレギュレータ制御方法を実現することである。
上記の課題を解決するための請求項1に係る発明は、静電容量を利用した検出信号に基づいて人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で複数のウィンドウの窓ガラスをそれぞれ往復させる複数のウィンドウレギュレータを個別に制御するにあたり、窓ガラスが停止している状態でかつ前記検出信号が閾値を越えている状況の下で窓ガラス移動させるためのスイッチ操作が少なくとも1つのウィンドウについてなされたとき、当該のウィンドウの窓ガラスを不動にする、ことを特徴とするウィンドウレギュレータ制御方法である。
上記の課題を解決するための請求項2に係る発明は、前記複数のウィンドウは車両のウィンドウであり、前記スイッチ操作は運転席で行われる、ことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウレギュレータ制御方法である。
請求項1に係る発明によれば、静電容量を利用した検出信号に基づいて人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で複数のウィンドウの窓ガラスをそれぞれ往復させる複数のウィンドウレギュレータを個別に制御するにあたり、窓ガラスが停止している状態でかつ前記検出信号が閾値を越えている状況の下で窓ガラス移動させるためのスイッチ操作が少なくとも1つのウィンドウについてなされたとき、当該のウィンドウの窓ガラスを不動にするので、不注意なスイッチ操作が不都合な事態を招かないウィンドウレギュレータ制御方法を実現することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記複数のウィンドウは車両のウィンドウであり、前記スイッチ操作は運転席で行われるので、運転席で集中的にスイッチ操作を行う際に、不注意なスイッチ操作が不都合な事態を招かないウィンドウレギュレータ制御方法を実現することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1に、パワーウィンドウの一例のブロック図を示す。同図に示すように、パワーウィンドウは、ウィンドウ100、ウィンドウレギュレータ200および安全装置300からなる。
ウィンドウ100は窓ガラス102を有する。ウィンドウレギュレータ200は昇降モータ202と昇降機構204を有し、昇降モータ202により昇降機構204を介して窓ガラス102を昇降させるようになっている。安全装置300は、ウィンドウレギュレータ200による窓ガラス102の昇降の安全を管理する。
安全装置300は、発明を実施するための最良の形態の一例のウィンドウレギュレータ制御方法を用いて安全管理を行う。安全装置300の動作によって、ウィンドウレギュレータ制御方法に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
安全装置300はCPU302を有する。CPU302は安全装置300の中枢であり、所定のプログラムに基づいてウィンドウレギュレータ200の安全管理を遂行する。CPU302は駆動回路304を介して昇降モータ202を制御する。昇降モータ202の回転量は、パルス発生器306とカウンタ308を通じてCPU302にフィードバックされる。CPU302は、カウンタ308計数値に基づいて窓ガラス位置を認識する。
複数のパワーウィンドウを有する車両では、ウィンドウ100とウィンドウレギュレータ200からなる系統は複数系設けられ、それに対応して、パルス発生器306、カウンタ308、電極320および静電容量検出部330も複数系統設けられる。図1ではそのうちの1系統だけを示す。CPU302は、ウィンドウとウィンドウレギュレータの複数系統について、窓ガラス102の昇降の安全を個々に管理する。
CPU302には、スイッチ310を通じて窓ガラス昇降指令が入力される。スイッチ310の操作は使用者によって行われる。オートモードでは、スイッチ310のワンタッチ操作により窓ガラスの上昇または下降が行われる。マニュアルモードでは、スイッチ310を投入している間だけ窓ガラスの上昇または下降が行われる。
スイッチ310は、複数のウィンドウに対応した複数のスイッチを有する。それらのスイッチは運転席の近傍に集中的に設けられ、複数のウィンドウのどれもが運転席から開閉できるようになっている。以下、それらのスイッチをマスタースイッチともいう。マスタースイッチ以外の各スイッチは、対応するウィンドウの近傍にそれぞれ設けられる。
窓ガラス102には電極320が設けられている。電極320の静電容量が静電容量検出部330によって検出され、静電容量検出信号がCPU302に入力される。CPU302はメモリ312を有し、プログラム実行の過程で適宜データの書込および読出を行う。
図2に、このようなパワーウィンドウを備えた車両用ドアの一例を示す。ここでは、セダン形車両の後部ドアの例を示すが、他のドアも基本的には同様な構成となっている。車両用ドアは、ドア本体110の上部がウィンドウ100となっている。ウィンドウ100は、ドア本体110側から昇降する窓ガラス102により窓枠104を開閉する構造となっている。窓ガラス102を昇降させるウィンドウレギュレータ200とその安全装置300はドア本体110内に設けられる。
窓枠104は、上枠104a、後枠104bおよび前枠104cを有する。上枠104aは概ね水平になっている。後枠104bは概ね後下がりに傾斜している。前枠104cは概ね垂直になっている。窓ガラス102の電極320は、上枠104aおよび後枠104bに対応する二辺にかけて設けられる。
図3に、窓ガラス102における電極320の配置を示す。同図に示すように、窓ガラス102の上辺から後辺にかけて電極320が設けられる。電極320は、例えば導電材料等を用いて構成される。電極320に対応する窓枠側の電極は、窓枠を構成する金属そのものであってよい。
電極320は、対応する窓枠に対して静電容量cxを持つ。窓枠はグラウンド電位にあるので静電容量cxはグラウンドに対する静電容量となる。グラウンドに対する静電容量は、電極320に例えば搭乗者の手や指等の人体が触れたときに増大する。
これは、図4に等価回路で示すように、電極320の静電容量cxに人体の静電容量cx’が並列接続されるためである。電極320の静電容量cxは例えば80pF程度であり、人体の静電容量cx’は例えば400pF程度であるので、等価回路の静電容量は大幅に増大することになる。このような静電容量の変化が人体の接触の検出に利用される。
図5に、静電容量の変化を検出する回路の一例を示す。本回路は静電容量検出部330の主要部を構成する。同図に示すように、本回路は、OPアンプ332を用いて構成される。OPアンプ332には例えばVC=+5V、VE=0Vの片極性の直流電源が供給されている。
OPアンプ332は、非反転入力端子とグラウンドの間にキャパシタcxと抵抗Rxが並列に接続され、反転入力端子とグラウンドの間にキャパシタciが並列に接続され、反転入力端子と出力端子が抵抗Rfで接続されている。
キャパシタcxは窓ガラスの電極320の静電容量cxである。キャパシタciは、補償用のキャパシタであり、人体等が接触しないときの電極320の静電容量に相当する静電容量を持つものである。抵抗Rxは抵抗Rfと値が等しい。
このようなOPアンプ332の非反転入力端子および反転入力端子に、電圧発生器334の電圧Viが、抵抗Ri+およびRi−を通じてそれぞれ入力される。抵抗Ri+およびRi−は値が等しい。
OPアンプ332は、非反転入力端子の電圧V+と反転入力端子の電圧V−の差を増幅率Rf/Riで増幅した電圧を出力する。この電圧が抵抗RoとキャパシタCoからなる平滑回路で平滑されて出力電圧Voとなる。出力電圧Voは静電容量検出信号としてCPU302に入力される。
図6および図7に、電圧Vi、V−、V+およびVoの波形の一例を示す。同図に示すように、電圧Viは単極性の定周期の矩形波パルスである。電圧V−およびV+は、それぞれ、電圧ViによるキャパシタCiおよびCxの充電電圧となる。電圧VoはV+とV−の差の増幅値を平滑したものとなる。
図6は窓ガラスの電極320に対して人体等の接触がない場合であり、キャパシタCxとCiの静電容量に差がないことにより、電圧V+およびV−は波形も振幅も同一となり、それらの差を増幅および平滑して得られる電圧Voは0Vとなる。
図7は窓ガラスの電極320に対して人体等の接触がある場合であり、キャパシタCxの静電容量の増加により電圧V+の波形や振幅が変わるので、V+とV−の差を増幅かつ平滑して得られる電圧Voは0Vから増加したものとなる。増加量はキャパシタCxの静電容量の増加に対応する。
図8に、窓ガラス102の昇降過程を示す。同図に示すように、窓ガラス102は(a)、(b)、(c)、(d)、(e)の順に上昇する。下降はこの逆順になる。(a)は窓ガラス102が下死点にある状態を示し、(e)は上死点にある状態を示す。(b)、(c)、(d)は途中の状態を示す。
各状態についてさらに説明すれば、(a)はパワーウィンドウの全開状態である。(b)は窓ガラス102が上昇し始めた状態である。この状態では、窓ガラス102の上辺および後辺がそれぞれ上枠104aおよび後枠104bに対して隙間を生じている。なお、窓ガラス102の前辺は昇降の全過程を通じて前枠104cの中にある。
(c)は窓ガラス102の上辺および後辺がそれぞれ上枠104aおよび後枠104bに接近した状態である。(d)は窓ガラス102の上辺および後辺がそれぞれ上枠104aおよび後枠104bに進入し始める状態である。(e)は窓ガラス102の上辺および後辺がそれぞれ上枠104aおよび後枠104bに完全に進入した状態である。これはパワーウィンドウの全閉状態である。
(d)および(e)の状態をさらに詳細に示せば、例えば図9のようになり、(d)の状態では、窓ガラス102の上辺および後辺が上枠104aおよび後枠104bのガラスラン144aに接触し、(e)の状態では、窓ガラス102の上辺および後辺が上枠104aおよび後枠104bのガラスラン144a内に完全に進入する。ガラスラン144aは例えばゴムやプラスチック等の絶縁材料で構成される。
図10に、窓ガラス102の昇降に伴う静電容量検出信号の変化を示す。同図は、窓ガラス位置を横軸とし静電容量検出信号の信号強度を縦軸とするグラフである。横軸の各所に付した符号a−eは、図8に示した窓ガラス位置(a)−(e)に対応する。以下、窓ガラスをガラスともいい、窓ガラス位置をガラス位置ともいう。また、静電容量検出信号を単に静電容量あるいは検出信号ともいう。
検出信号は、位置aからcまでは信号強度が小さく変化の少ないものとなる。これは電極320と窓枠104との間に十分な間隔があるためである。位置cからdまでは信号強度が急増する信号となる。これは電極320が窓枠104に入り込むためである。位置dからeまでは信号強度が大きく変化の少ない信号となる。これは電極320が窓枠104に完全に入り込んだためである。
このような検出信号について、人体の接触ないし挟み込みの有無を判定するための閾値が設定されている。閾値としては、窓ガラス102が窓枠に入り込まないときの検出信号強度より大きく、窓ガラス102が窓枠に入り込んだときの検出信号強度より小さく、かつ、一点鎖線で示すような人体接触等による検出信号の増加を確実に判別できる値が、例えば破線で示すように設定される。閾値はガラス位置ごとに設定するようにしてもよい。閾値はメモリ312に記憶され、CPU302による挟み込み判定に利用される。CPU302は、挟み込みと判定したとき窓ガラス102を降下させて挟み込みを回避させる。
CPU302は、また、使用者の不注意なスイッチ操作によって不都合な事態が生じないようにするための制御を行う。図11に、そのような制御を行うときのCPU302の動作の一例のフロー図を示す。
ステップ101でマスタースイッチ操作入力を待機する。マスタースイッチ操作入力待機中に、ステップ103でガラスが停止しているか否かを判断する。ガラスが停止しているときはステップ105で静電容量(検出信号)が閾値を越えたか否かを判断し、静電容量が閾値を越えていないときはステップ101に戻ってマスタースイッチ操作入力待機を行う。ガラスが停止しかつ静電容量が閾値を越えていない間は、ステップ101−105の動作を繰り返す。
静電容量が閾値を越えているときは、ステップ107でマスタースイッチ操作ありか否かを判断し、マスタースイッチの操作がないと判断したときはステップ101に戻ってマスタースイッチ操作入力待機を行う。ガラスが停止し、静電容量が閾値を越え、かつ、マスタースイッチ操作がない間は、ステップ101−107の動作を繰り返す。
ステップ107でマスタースイッチ操作ありと判断したときは、ステップ109でガラス不動処理を行う。ガラス不動処理とは、マスタースイッチ操作にも関わらず窓ガラス102を動かさないようにする処理である。この処理によって窓ガラス102は現在位置にとどめおかれる。
このため、ガラスが停止している状態で、かつ、静電容量が閾値を越えている状況下で、使用者がマスタースイッチで窓ガラスを上昇または下降させようとしても、その操作に無関係に窓ガラス102は現在位置にとどまる。なお、マスタースイッチの操作はオートモードまたはマニュアルモードのいずれであってもよい。
したがって、例えば他席の乗員が窓全開の状態でベルトラインに肘をかけているときなどは、運転席でマスタースイッチを操作しても窓ガラスが上昇するようなことがなく、また、半開の状態で止まっている窓ガラスに他席の乗員が凭れかかっているときにマスタースイッチが操作されても窓ガラスが急に上昇または下降することがない。他席ばかりでなく自席についても同様である。
ステップ103でガラスが停止していないと判断したときは、ステップ111でガラス上昇中か否かを判断する。なお、ガラスの上昇または下降はオートモードでのスイッチ操作に基づく。
ステップ111でガラス上昇中でないと判断したときは、ステップ113でガラス開動作を行わせてステップ101に戻る。なお、ガラス開動作は窓ガラス102を全開方向に下降させる動作である。
ステップ111でガラス上昇中と判断したときは、ステップ121で静電容量が閾値を越えたか否かを判断する。静電容量が閾値を越えていないときはステップ123でガラス閉動作を行わせてステップ101に戻る。なお、ガラス閉動作は窓ガラス102を全閉方向に上昇させる動作である。
ステップ121で静電容量が閾値を越えたと判断したときは、ステップ131でガラス反転を行わせる。これによって、ガラスが上昇中でかつ静電容量が閾値を越えたときは、上昇中の窓ガラス102は下降する。
ガラス上昇中の静電容量の閾値超過は、人体が窓ガラス102に挟まれそうになったときに発生するが、そのときガラス反転がするので、他席または自席における挟み込みが回避される。
以上は、車両用のパワーウィンドウの例であるが、パワーウィンドウは車両用のパワーウィンドウに限らず、ウィンドウレギュレータによって窓ガラスを移動させるものであればよい。また、窓ガラスを上昇させて窓枠を閉じるパワーウィンドウの例であるが、パワーウィンドウは窓ガラスを下降させて窓枠を閉じるものであってよく、あるいは、窓ガラスを水平方向または斜め方向に移動させて窓枠を閉じるものであってよい。また、静電容量検出信号として電圧信号を利用する例を示したが、静電容量検出信号は電流信号、周波数信号、あるいは、静電容量そのものであってよい。
本発明を実施するための最良の形態の一例のウィンドウレギュレータ制御方法を使用するパワーウィンドウのブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態の一例のウィンドウレギュレータ制御方法を使用するパワーウィンドウの構成を示す図である。 窓ガラスにおける電極の配置を示す図である。 電極の静電容量を示す等価回路図である。 静電容量検出部の主要部の回路図である。 静電容量検出部の主要部の回路中の電圧波形を示す図である。 静電容量検出部の主要部の回路中の電圧波形を示す図である。 窓ガラスの昇降状態を示す図である。 窓ガラスとガラスランの関係を示す図である。 窓ガラス位置と静電容量検出信号の関係を示す図である。 本発明を実施するための最良の形態の一例の安全装置の動作のフロー図である。
符号の説明
100 ウィンドウ
102 窓ガラス
104 窓枠
110 ドア本体
200 ウィンドウレギュレータ
202 昇降モータ
204 昇降機構
300 安全装置
302 CPU
304 駆動回路
306 パルス発生器
308 カウンタ
310 スイッチ
312 メモリ
320 電極
330 静電容量検出部
332 OPアンプ
334 電圧発生器

Claims (2)

  1. 静電容量を利用した検出信号に基づいて人体の挟み込みを回避しつつ窓枠を閉じた位置と開いた位置の間で複数のウィンドウの窓ガラスをそれぞれ往復させる複数のウィンドウレギュレータを個別に制御するにあたり、
    窓ガラスが停止している状態でかつ前記検出信号が閾値を越えている状況の下で窓ガラス移動させるためのスイッチ操作が少なくとも1つのウィンドウについてなされたとき、当該のウィンドウの窓ガラスを不動にする、
    ことを特徴とするウィンドウレギュレータ制御方法。
  2. 前記複数のウィンドウは車両のウィンドウであり、
    前記スイッチ操作は運転席で行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウレギュレータ制御方法。
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