JPH1076843A - 挟み込み防止装置 - Google Patents

挟み込み防止装置

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Publication number
JPH1076843A
JPH1076843A JP23632296A JP23632296A JPH1076843A JP H1076843 A JPH1076843 A JP H1076843A JP 23632296 A JP23632296 A JP 23632296A JP 23632296 A JP23632296 A JP 23632296A JP H1076843 A JPH1076843 A JP H1076843A
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JP
Japan
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opening
contact
closing
piezoelectric sensor
section
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Pending
Application number
JP23632296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Yoshiaki Watanabe
義明 渡邊
Masaatsu Inoue
雅篤 井上
Takemi Yoshinaga
健実 吉永
Takashi Iwasa
隆司 岩佐
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23632296A priority Critical patent/JPH1076843A/ja
Publication of JPH1076843A publication Critical patent/JPH1076843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は窓やドアといった開閉部に物体が挟
み込まれるのを防止することを目的とする。 【解決手段】 窓やドアといった開閉部の周縁部分に圧
電センサ6を装着し、前記圧電センサ6から出力される
信号に基づき前記周縁部への物体の接触を検出して前記
開閉部の開閉動作を制御する。圧電センサ6により物体
の接触を検出した時点で開閉部の開閉動作を停止するこ
とができる。また圧電センサ6は物体との接触により生
じる歪を電気的な信号に変換して出力するので、雨や洗
車等により圧電センサ6がぬれても誤検出がない。さら
に圧電センサ6に使用される圧電材料は一般に知られて
いるように例えばポリフッ化ビニリデン等の安定した高
分子系材料であるので耐久性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窓やドアといった開
閉部に物体が挟み込まれるのを防止する挟み込み防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の挟み込み防止装置は以下
のようなものであった。第1の引用例としては、特開平
6−33665号公報に記載のように、パワーウィンド
ウ用モータの駆動電流の変化に基づいて窓ガラスの上昇
時の物体の挟み込みを検出してモータを停止するもので
あった。
【0003】また第2の引用例としては、実開昭58−
228号公報に記載のように、閉鎖時にドアと接触する
固定部接触面に導電体を設け、この導電体の静電容量の
変化を検出して物体の挟み込みを検出してドアの閉動作
を停止するものであった。
【0004】さらに第3の引用例としては、加圧導電材
を介して上下に対向する電極を有する長手状のスイッチ
部材をパワーウィンドウの周縁部に装着して物体の挟み
込みを検出してモータを停止するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
挟み込み防止装置では以下のような課題を有していた。
第1の引用例では、例えば物体が人の手や指のように柔
らかいと窓に手や指が触れただけではモータの駆動電流
の変化がが小さいため、その時点での挟み込みの検出は
できず、さらに窓が上昇して窓と窓枠の間に手や指が挟
まれて窓の上昇が停止する段階にならないと挟み込みの
検出ができないといった課題を有していた。
【0006】また第2の引用例では、雨や洗車等により
導電体がぬれてしまうと導電体の静電容量が変化して挟
み込みを誤検出してしまうといった課題を有していた。
【0007】さらに第3の引用例では、導電材と電極の
強度的な耐久性が悪いといった課題を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、窓やドアといった開閉部の周縁部圧電セン
サを装着し、前記圧電センサから出力される信号に基づ
き前記周縁部への物体の接触を検出して前記開閉部の開
閉動作を制御するものである。
【0009】上記発明によれば、圧電センサにより物体
の接触を検出した時点で開閉部の開閉動作を停止するこ
とができる。
【0010】また圧電センサは物体との接触により生じ
る歪を電気的な信号に変換して出力するので、雨や洗車
等により圧電センサがぬれても誤検出がない。
【0011】さらに圧電センサに使用される圧電材料は
一般に知られているように例えばポリフッ化ビニリデン
等の安定した高分子系材料であるので耐久性がよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、窓やドアといった開閉
部の周縁部に装着された圧電センサと、前記圧電センサ
から出力される信号に基づき前記周縁部への物体の接触
を検出する接触検出手段と、前記接触検出手段から出力
される接触検出信号に基づき前記開閉部の開閉動作を制
御する制御手段とを有するものである。
【0013】そして圧電センサにより物体の接触を検出
した時点で開閉部の開閉動作を停止することができる。
【0014】また圧電センサは緩衝材を介して開閉部の
周縁部に装着されたものである。そして緩衝材により圧
電センサの強度的保護がなされるとともに物体の接触時
に発生する圧電センサの歪を発生し易くすることができ
る。
【0015】また圧電センサは同軸ケーブル状に成形さ
れたものである。そして圧電センサが同軸ケーブル状に
成形されているため開閉部の周縁部に装着し易い。
【0016】また圧電センサはフィルム状に成形された
ものである。そして圧電センサがフィルム状に成形され
ているため厚みが少なく開閉部の周縁部にさらに装着し
易い。
【0017】また接触検出手段は圧電センサから出力さ
れる信号のうち物体の接触時に発生するある特定の周波
数成分のみを検出するものである。
【0018】そして接触検出手段が圧電センサから出力
される信号のうち物体の接触時に発生するある特定の周
波数成分のみを検出するので、例えば窓の開閉動作の際
に開閉部や圧電センサと窓枠との接触により圧電センサ
から発生する信号と物体の接触により圧電センサから発
生する信号とを区別して物体の接触を検出することがで
きる。
【0019】また接触検出手段は、ろ波特性の異なる少
なくとも一つのろ波部と、前記ろ波部から出力されるろ
波信号に基づき物体の接触を判定する接触判定部とを有
したものである。
【0020】そしてろ波特性の異なる少なくとも一つの
ろ波部から出力されるろ波信号に基づき物体の接触を判
定するので、上記と同様に例えば窓の開閉動作の際に開
閉部や圧電センサと窓枠との接触により圧電センサから
発生する信号と物体の接触により圧電センサから発生す
る信号とを区別して物体の接触を検出することができ
る。
【0021】また開閉部の開閉位置を検出する開閉位置
検出部を有し、制御手段は前記開閉位置検出部から出力
される開閉位置信号が予め定められた設定範囲にある場
合にのみ接触検出手段からの出力信号を有効とするもの
である。
【0022】そして前記開閉位置検出部から出力される
開閉位置信号が予め定められた設定範囲にある場合にの
み物体が接触したかどうかの出力信号を有効とするの
で、開閉位置が上記設定範囲を越えて正常に開閉部が閉
め切られる場合には圧電センサが例えば窓枠上端に接触
して圧電センサから信号が出て接触検出手段が物体の接
触有りと検出しても、その検出信号を無視して正常に窓
の閉動作を窓枠上端奥部まで行う。
【0023】また圧電センサは先端側の電極間に断線検
出用の抵抗体を有したものである。そして抵抗体を介し
て電極間に電圧を印加してモニタすることにより電極の
断線を検出することができ信頼性を向上することができ
る。
【0024】また開閉部の閉め切り時に圧電センサから
出力される信号に基づき前記圧電センサの感度の異常を
判定することが可能なものである。
【0025】また窓やドアといった開閉部をある振動特
性で振動させておき、前記開閉部に物体が接触した際に
生じる前記開閉部の振動特性変化を検出して物体の接触
を判定し、前記開閉部の開閉動作を制御するものであ
る。
【0026】そして前記開閉部をある振動特性で振動さ
せておき、前記開閉部に物体が接触した際に生じる前記
開閉部の振動特性変化を検出して物体の接触を判定する
ので、物体の接触の判定精度をさらに向上することがで
きる。
【0027】また開閉部から人が侵入する際に前記開閉
部に生じる振動特性を検出して警報・報知を行う防犯装
置を兼ねたものである。
【0028】そして物体の挟み込み防止装置が防犯装置
を兼ねているので、コストメリットがある。
【0029】また窓やドアといった開閉部に物体が挟み
込まれる際に前記開閉部の駆動手段への供給電流に生じ
る電流変化を学習して物体の挟み込みを判定し、前記開
閉部の動作を制御するものである。
【0030】そして従来の構成に学習機能を付加するだ
けで性能が向上するので、コストメリットがある。
【0031】また車両内の座席上の乗員の在・不在を検
出し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパワ
ーウィンドウが閉動作を開始する際には警報を発生する
ものである。
【0032】そして乗員が在席である場合は乗員に対し
て挟み込みの警報を発生して注意を促すことができる。
【0033】さらに車両内の座席上の乗員の在・不在を
検出し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパ
ワーウィンドウの閉動作を途中で一時停止するか又は閉
動作の速度を低下させるものである。
【0034】そして乗員が在席である場合はパワーウィ
ンドウの閉動作を途中で一時停止するか又は閉動作の速
度を低下させて挟み込みの注意を促すことができる。
【0035】以下、本本発明の実施例について図面を用
いて説明する。 (実施例1)図1に本発明の実施例1の挟み込み防止装
置の外観図を示す。本実施例は開閉部として例えば車両
用のパワーウィンドウに応用した場合を示している。図
中1は開閉部としての窓ガラス、2は窓ガラス1を昇降
するためのクランク、3はクランク2を駆動する駆動部
で例えばパルス駆動の電動モータからなる。4は例えば
駆動部3に印加されるパルス信号をカウントして窓ガラ
ス1の開閉位置を検出する開閉位置検出部である。5は
例えばパルス信号を出力して駆動部3を制御する制御手
段である。6は圧電センサ、7は圧電センサ6からの出
力信号に基づき物体の接触を検出する接触検出手段であ
る。
【0036】その内部には図2のブロック図に示すよう
に圧電センサ6からの出力信号のインピーダンスを変換
するインピーダンス変換部8、インピーダンス変換部8
からの出力信号をろ波する第1のろ波部9と第2のろ波
部10、前記2つのろ波部からの出力信号に基づき物体
の接触を判定する接触判定部11を有している。接触検
出手段7と制御手段5は窓ガラス1の開閉により摺動可
能な可とう性のあるケーブルにより接続されている。
【0037】図3は図1の全体をドア12に組み込んだ
場合の外観図である。図4に図1のA−A’位置の断面
図を示す。同図のように圧電センサ6は緩衝材13を介
して窓ガラス1に装着されている。
【0038】図5に圧電センサ6の詳細断面図を示す。
同図のように圧電センサ6は同軸ケーブル状に成形され
ており、中心から順に14は信号導出用の電極、15は
圧電材で例えばポリフッ化ビニリデン等からなる高分子
圧電材により構成されている。16は基準電極、17は
被覆材で例えば塩化ビニル等からなる。基準電極16は
電気的なシールド層を兼ねている。
【0039】図6に圧電センサ6の全体の外観図を示
す。圧電センサ6の先端部18には断線検出用の抵抗体
が内蔵されており、抵抗体は基準電極16と信号導出用
電極14との間に接続されている。圧電センサ6の他端
は接触検出手段7に接続されている。圧電センサ6の形
状は同軸ケーブル状に限るものではなく、例えばフィル
ム状に成形してもよい。
【0040】図7はフィルム状の圧電センサ6を用いた
場合のA−A’位置の断面図である。同図のように圧電
センサ6はフィルム状でかつ窓ガラス1の厚みに納まる
ような幅で成形されている。
【0041】図8はフィルム状圧電センサ6の詳細断面
図で、19は圧電材で例えばポリフッ化ビニリデン等か
らなる高分子圧電材から構成される。20、21は各々
信号導出用の電極と基準電極で例えばアルミニウム、
銅、銀のような導電性金属を圧電材19の表面に蒸着し
たり印刷して形成される。22、23は電極20、21
の保護材で例えばPET等の高分子系フィルムからな
る。24、25は電気的なシールド部材で例えばアルミ
ニウム、銅、銀のような導電性金属の薄膜からなる。2
6、27はシールド部材24、25を保護する被覆部材
で例えばPET等の高分子系フィルムからなる。
【0042】図9にフィルム状圧電センサ6の全体の外
観図を示す。センサの先端部28には断線検出用の抵抗
体が内蔵されており、抵抗体は電極20、21の間に接
続されている。センサの他端は接触検出手段7に接続さ
れている。
【0043】図10に上記の断線検出のための回路図の
一例を示す。図中、Psは圧電センサ、R1は断線検出
用の抵抗体で上述のように圧電センサの電極間に接続さ
れている。R1は他の抵抗R2を介して電源Vdと接続
されている。R3、R4は圧電センサからの信号導出用
の抵抗、Q1はインピーダンス変換用のFETである。
【0044】圧電センサ6を窓ガラス1に装着する場合
は、例えば図11や図12のように窓ガラス1の周縁部
先端29の一部を削って緩衝材13を装着し、窓ガラス
1の本体部分と緩衝材13との厚みを同一にする構成と
してもよい。
【0045】次に図に基づいて動作、作用について説明
する。図1または図3において、駆動部3が作動して窓
ガラス1が閉じられる際に物体が窓ガラス1の周縁部に
接触する場合を想定する。物体の接触により、窓ガラス
1の周縁部に装着されている圧電センサ6には歪が生じ
るので、圧電効果により圧電センサ6からは歪に応じた
電圧が発生する。発生する電圧レベルは接触時の歪の大
きさと、圧電センサ6自体の感度、すなわち圧電材15
の圧電定数により変化する。
【0046】また緩衝材13は圧電センサ6の強度的保
護を行うものであるが、圧電センサ6を窓ガラス1の周
縁部先端に直接装着するのではなく、図4のように圧電
センサ6と窓ガラス1との間に緩衝材13が入るよう構
成すると、圧電センサ6を直接窓ガラス1に装着する場
合よりも物体の接触時に圧電センサ6の歪を発生し易く
することができ、その際の出力信号も大きくなる。次
に、圧電センサ6から発生した信号は図1のように窓ガ
ラス1の一部に装着された接触検出手段7のインピーダ
ンス変換部8で低インピーダンスに変換される。
【0047】次に、インピーダンス変換された信号は第
1のろ波部9と第2のろ波部10でろ波される。これは
例えば窓の開閉動作の際に開閉部や圧電センサと窓枠と
の接触や車両自体の振動により圧電センサから発生する
信号と、物体の接触により圧電センサから発生する信号
とを上記2つのろ波部により区別して物体の接触を検出
するためである。
【0048】図13に第1のろ波部9と第2のろ波部1
0のろ波特性を示す。図中横軸は周波数、縦軸はパワー
である。同図において、物体の接触、特に人体の一部が
接触する場合には主に低周波のf1を中心とする出力信
号が圧電センサ6から出力される。そのため、第1のろ
波部9のろ波特性はF1としている。また、本実施例の
ように車両のパワーウィンドウへの適用の場合には、主
にf2を中心とする車両自体の振動がノイズ成分として
圧電センサ6に重畳してくるため、第2のろ波部10で
はこの成分を捉えるためろ波特性はF2としている。次
に、接触判定部11では上記2つのろ波部からのろ波信
号に基づき物体の接触の判定を行う。
【0049】図14はその判定基準を図示したものであ
る。横軸は第2のろ波部10からの出力信号Vf2、縦
軸は第1のろ波部9からの出力信号Vf1である。同図
において、領域D1のようにVf1/Vf2の値が大き
い場合は物体が接触したと判定し、領域D2のようにV
f1/Vf2の値が小さい場合は接触なしと判定する。
【0050】図15は上記の判定の手順を示した判定フ
ロー図である。ステップ101でパワーウィンドウのS
Wがオンされると、ステップ102で駆動部が作動し、
ステップ103でVf1及びVf2が算出され、ステツ
プ104でVf1とVf2の比rが算出される。次にス
テップ105でrが予め定められた設定値r0と比較さ
れ、r>r0ならばステップ106で物体の接触ありと
判定され、ステップ109で駆動部が停止される。また
ステップ105でr>r0でないならばステップ107
で接触なしと判定され、ステップ108で窓の閉め切り
が検知されるまでステップ103以降の処理が継続され
る。窓の閉め切りの検知は、例えば窓の閉め切りの際に
駆動部のモータに印加される電流値がある一定値以上に
なることを検出して行う。ステップ109では駆動部を
逆転させて窓を下降するようにしても良い。
【0051】上記では2つのろ波部を設けたが、ろ波部
は2つに限定するものではなく、挟み込みを検出するよ
う適用事例に応じてろ波部の特性や個数を最適化するこ
とも可能である。
【0052】次に、図16は上段からそれぞれ縦軸に圧
電センサ6の出力V、窓ガラス1の開閉のため駆動部3
に印加されるパルス信号の数P、窓ガラス1の開閉位置
L(図3参照)をとり、横軸に時間Tをとってそれぞれ
の関係を示したものである。
【0053】駆動部3は印加パルスにより駆動するた
め、PとLとは比例関係にある。圧電センサの出力Vと
して、ここでは第1のろ波部9の出力を使っている。図
中のS1、S2、S3はそれぞれ窓ガラス1の閉動作の
開始時点、物体が窓ガラスに触れた時点、窓ガラスが窓
枠や窓枠のパッキンに接触し閉め切られた時点を示して
おり、Vs1、Vs2、Vs3は上記各時点における圧
電センサの出力である。Vs1は窓ガラスへの物体の接
触を判定するための設定値Vs0よりも小さく、Vs
2、Vs3は共にVs0よりも大きい。このため、窓ガ
ラスへの物体の接触がない場合は、S3でも物体の接触
を判定してしまい、場合によっては窓ガラスが完全に閉
まらない状態が発生する可能性がある。そこでパルス数
Pに基づき開閉位置検出部4により窓ガラスの開閉位置
Lが検出され、窓ガラス1の開閉位置Lが予め定められ
た設定範囲、すなわち図16中のL1以下にある場合に
のみ接触検出手段7からの出力信号を有効としている。
【0054】したがって前記開閉位置検出部から出力さ
れる開閉位置信号が予め定められた設定範囲にある場合
にのみ物体が接触したかどうかの出力信号を有効とする
ので、開閉位置が上記設定範囲L1を越えて正常に開閉
部が閉め切られる場合には圧電センサが例えば窓枠上端
に接触して圧電センサから信号が出て接触検出手段が物
体の接触有りと検出しても、その検出信号を無視して正
常に窓の閉動作を窓枠上端奥部(開閉位置L2)まで行
う。
【0055】また、図6及び図9のように圧電センサ6
は先端部18及び28の電極間に断線検出用の抵抗体
(図10中のR1)を有している。そして図10のよう
に抵抗体R1を介して電極間に電圧を印加して出力V1
をモニタすることにより電極の断線を検出することがで
きる。
【0056】すなわち、図10において正常時のV1
は、電源電圧Vdに対して、R1、R2、R3の分圧値
となる。電極が断線すると等価的にはA点またはB点が
オープンとなるので、V1はR2、R3の分圧値とな
る。電極がショートすると等価的にはA点とB点がショ
ートすることになるので、V1はVdに等しくなる。こ
のようにV1の値に基づいて電極の断線やショートとい
った異常を検出することができ、信頼性を向上すること
ができる。
【0057】さらに図16のように、開閉部1が正常に
閉め切られた時S3では、圧電センサ6からVs3の出
力が発生する。したがって、制御手段5は開閉位置検出
部4からの出力がL2である場合にVs3の値が予め定
められた設定値以上であれば圧電センサ6の感度に異常
がないと判定し、Vs3が上記設定値未満ならば異常と
判定する。
【0058】以上の作用により、圧電センサにより物体
の接触を検出した時点で開閉部の開閉動作を停止するこ
とができる。
【0059】また圧電センサは緩衝材を介して開閉部の
周縁部に装着されたものであるので、緩衝材により圧電
センサの強度的保護がなされるとともに物体の接触時に
発生する圧電センサの歪を発生し易くすることができ
る。
【0060】また圧電センサが同軸ケーブル状に成形さ
れているため開閉部の周縁部に装着し易い。また圧電セ
ンサはフィルム状に成形されているため厚みが少なく開
閉部の周縁部にさらに装着し易い。
【0061】また接触検出手段が圧電センサから出力さ
れる信号のうち物体の接触時に発生するある特定の周波
数成分のみを検出するので、例えば窓の開閉動作の際に
開閉部や圧電センサと窓枠との接触により圧電センサか
ら発生する信号と物体の接触により圧電センサから発生
する信号とを区別して物体の接触を検出することができ
る。
【0062】また接触検出手段は、ろ波特性の異なる少
なくとも一つのろ波部から出力されるろ波信号に基づき
物体の接触を判定するので、上記と同様に例えば窓の開
閉動作の際に開閉部や圧電センサと窓枠との接触により
圧電センサから発生する信号と物体の接触により圧電セ
ンサから発生する信号とを区別して物体の接触を検出す
ることができる。
【0063】また開閉位置検出部から出力される開閉位
置信号が予め定められた設定範囲にある場合にのみ物体
が接触したかどうかの出力信号を有効とするので、開閉
位置が上記設定範囲を越えて正常に開閉部が閉め切られ
る場合には圧電センサが例えば窓枠上端に接触して圧電
センサから信号が出て接触検出手段が物体の接触有りと
検出しても、その検出信号を無視して正常に窓の閉動作
を窓枠上端奥部まで行う。
【0064】また抵抗体を介して電極間に電圧を印加し
てモニタすることにより電極の断線を検出することがで
き信頼性を向上することができる。
【0065】さらに開閉部の閉め切り時に圧電センサか
ら出力される信号に基づき前記圧電センサの感度の異常
を判定することが可能なものである。
【0066】(実施例2)図17は本発明の実施例2の
挟み込み防止装置の外観図を示す。実施例1と異なる点
は開閉部1をある振動特性で振動させる振動部30を有
したところにある。図18に本実施例のブロック図を示
す。振動部30は例えば薄型のセラミック振動子からな
り、制御手段5により動作が制御される。尚、実施例1
と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0067】次に動作、作用について説明する。図19
は判定フローチャートである。図19において、ステッ
プ110で開閉部1を閉じるためのSWをオンすると、
ステップ111で制御手段5により駆動部3と振動部3
0の動作が開始され、振動部30で発生される振動によ
り開閉部1がある振動特性にて振動する。開閉部1の振
動は開閉部1の周縁部に装着された圧電センサ6により
検出される。
【0068】図20に圧電センサ6により検出される振
動の周波数特性示す。図中Aが開閉部1に何も触ってい
ない場合の特性であ。次に、開閉部1にある物体が接触
すると開閉部1の振動特性に変化が生じ、図20のBの
ようになる。ここでは特性の変化が一番大きくでる周波
数f1を中心周波数としている。図20から明らかなよ
うに、物体が開閉部1に接触すると振動特性変化が生じ
る。この変化を検出するため、ステップ112で接触判
定部11によりフィルター9の出力信号の時間差分ΔV
f1が算出され、ステップ113でΔVf1とある一定
値ΔV0とが比較される。そしてΔVf1がΔV0より
大きければステップ114で接触ありと判定され、ステ
ップ117で駆動部が停止させられる。またステップ1
13でΔVf1がΔV0より小さければステップ115
で接触なしと判定され、ステップ116で開閉部の閉め
切りが起こるまでは、ステップ112に戻って上記の方
法で判定が継続される。ステップ117では駆動部のモ
ータを逆転させて窓を下降させてもよい。
【0069】上記のように、開閉部1をある振動特性で
振動させておき、開閉部1に物体が接触した際に生じる
前記開閉部の振動特性変化を検出して物体の接触を判定
するので、物体の接触の判定精度をさらに向上すること
ができる。
【0070】上記実施例2において、開閉部1から人が
侵入する際に開閉部1に生じる振動特性を圧電センサで
検出して警報・報知を行う防犯装置を兼ねてもよい。物
体の挟み込み防止装置が防犯装置を兼ねているので、効
率的でかつコストメリットがある。
【0071】以上の実施例1、2ではいずれも開閉部に
圧電センサを装着した構成を基本としていたが、窓やド
アといった開閉部に物体が挟み込まれる際に前記開閉部
の駆動手段、例えば電動モータ等への供給電流に生じる
電流変化を学習して物体の挟み込みを判定し、前記開閉
部の動作を制御するような構成としてもよい。これによ
り従来の構成に学習機能を付加するだけで性能が向上す
るので、実用的でかつコストメリットがある。この場合
の学習は、例えば製品設計時に入力データを駆動モータ
の電流量情報、出力データを挟み込みの検出として、神
経回路網を模した学習手法を用いて行う。神経回路網模
式手段としては、例えば誤差逆伝搬法を用いた多層パー
セプトロンを用いればよい。また、入力データは駆動モ
ータの電流量のみでなく、適宜、電流変化量や電圧量、
電圧変化量等を用いてもよい。
【0072】また車両内の座席上の乗員の在・不在を検
出し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパワ
ーウィンドウが閉動作を開始する際には警報を発生する
構成としてもよい。この場合、乗員の在・不在の検出
は、例えばシートに着座SWを配設して人の体重でSW
がオンする構成や、シートに圧電センサ等の振動センサ
を配設してシート上の人に特有な振動成分を検出する構
成、赤外線センサや焦電センサによりシート上の人を検
出する構成にて行う。上記構成によれば、乗員が在席で
ある場合は乗員に対して挟み込みの警報を発生して注意
を促すことができる。
【0073】さらに車両内の座席上の乗員の在・不在を
検出し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパ
ワーウィンドウの閉動作を途中で一時停止するか又は閉
動作の速度を低下する構成としてもよい。乗員が在席で
ある場合はパワーウィンドウの閉動作を途中で一時停止
するか又は閉動作の速度を低下して挟み込みの注意を促
すことができる。
【0074】以上の実施例では、本発明の応用として車
両のパワーウィンドウを具体例として説明したが、車両
のスライドドアやサンルーフ、車両や建物の自動ドア等
への挟み込み防止へ応用が可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明の挟み込み防
止装置によれば次の効果が得られる。
【0076】(1)窓やドアといった開閉部の周縁部に
圧電センサを装着し、前記圧電センサから出力される信
号に基づき前記周縁部への物体の接触を検出するので、
圧電センサにより物体の接触を検出した時点で開閉部の
開閉動作を停止することができる。
【0077】(2)圧電センサは緩衝材を介して開閉部
の周縁部に装着されるので、緩衝材により圧電センサの
強度的保護がなされるとともに物体の接触時に発生する
圧電センサの歪を発生し易くすることができる。
【0078】(3)圧電センサが同軸ケーブル状に成型
されているため開閉部の周縁部に装着し易い。
【0079】(4)圧電センサがフィルム状に成型され
ているため厚みが少なく開閉部の周縁部にさらに装着し
易い。
【0080】(5)開閉部の一部に装着された接触検出
手段でセンサ信号のインピーダンス変換を行うので、摺
動部で発生する電気的なノイズによる影響を受けにく
い。
【0081】(6)ろ波特性の異なる少なくとも一つの
ろ波部から出力されるろ波信号に基づき物体の接触を判
定するので、上記と同様に例えば窓の開閉動作の際に開
閉部や圧電センサと窓枠との接触により圧電センサから
発生する信号と物体の接触により圧電センサから発生す
る信号とを区別して物体の接触を検出することができ
る。
【0082】(7)開閉位置検出部から出力される開閉
位置信号が予め定められた設定範囲にある場合にのみ物
体が接触したかどうかの出力信号を有効とするので、開
閉位置が上記設定範囲を越えて正常に開閉部が閉め切ら
れる場合には圧電センサが例えば窓枠上端に接触して圧
電センサから信号が出て接触検出手段が物体の接触有り
と検出しても、その検出信号を無視して正常に窓の閉動
作を窓枠上端奥部まで行う。
【0083】(8)圧電センサは先端側の電極間に断線
検出用の抵抗体を有しているので、抵抗体を介して電極
間に電圧を印加してモニタすることにより電極の断線を
検出することができ信頼性を向上することができる。
【0084】(9)開閉部の閉め切り時に圧電センサか
ら出力される信号に基づき前記圧電センサの感度異常発
生の有無を判定することができ、信頼性を向上すること
ができる。
【0085】(10)開閉部をある振動特性で振動させ
ておき、前記開閉部に物体が接触した際に生じる前記開
閉部の振動特性変化を検出して物体の接触を判定するの
で、物体の接触の判定精度をさらに向上することができ
る。
【0086】(11)開閉部から人が侵入する際に前記
開閉部に生じる振動特性を検出して警報・報知を行う防
犯装置を兼ねたものであるので、効率的でかつコストメ
リットがある。
【0087】(12)従来の構成に学習機能を付加する
だけで性能が向上するので、実用的でかつコストメリッ
トがある。
【0088】(13)現状システムに座席の在・不在を
検出する構成を付加するだけで挟み込みの警報を発生し
て注意を促すことができるので、実現性が容易であり、
安全性が向上する。
【0089】(14)車両内の座席上の乗員の在・不在
を検出し、ある座席が在席である場合は、その座席側の
パワーウィンドウの閉動作を途中で一時停止するか又は
閉動作の速度を低下して挟み込みの注意を促すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における挟み込み防止装置の
外観図
【図2】同装置のブロック図
【図3】同装置の本体をドアに組み込んだ場合の外観図
【図4】同装置のケーブル状圧電センサを窓ガラスに装
着した際の断面図
【図5】同装置のケーブル状圧電センサの断面図
【図6】同装置のケーブル状圧電センサの外観図
【図7】同装置のフィルム状圧電センサを窓ガラスに装
着した際の断面図
【図8】同装置のフィルム状圧電センサの断面図
【図9】同装置のフィルム状圧電センサの外観図
【図10】同装置の圧電センサの断線検出用の回路図
【図11】同装置の他の実施例におけるケーブル状圧電
センサを窓ガラスに装着した際の断面図
【図12】同装置の他の実施例におけるフィルム状圧電
センサを窓ガラスに装着した際の断面図
【図13】同装置の第1のろ波部と第2のろ波部のろ波
特性を示す特性図
【図14】同装置の開閉部への物体の接触を判定するた
めの判定基準を示した特性図
【図15】同装置の動作を表すフローチャート
【図16】同装置の圧電センサからの出力信号と開閉部
の開閉位置および開閉位置検出部の出力信号の関係を表
す特性図
【図17】本発明の実施例2における挟み込み防止装置
の外観図
【図18】同装置のブロック図
【図19】同装置の動作を表すフローチャート
【図20】同装置の圧電センサにより検出される振動の
周波数特性図
【符号の説明】
1 窓ガラス(開閉部) 2 クランク(開閉部) 3 駆動部(開閉部) 4 開閉位置検出部 5 制御手段 6 圧電センサ 7 接触検出手段 9 第1のろ波部 10 第2のろ波部 11 接触判定部 12 ドア(開閉部) 13 緩衝材 14、20、21 電極 18、28 先端部 30 振動部
フロントページの続き (72)発明者 吉永 健実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岩佐 隆司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓やドアといった開閉部の周縁部分に装着
    された圧電センサと、前記圧電センサから出力される信
    号に基づき前記開閉部への物体の接触を検出する接触検
    出手段と、前記接触検出手段から出力される接触検出信
    号に基づき前記開閉部の開閉動作を制御する制御手段と
    を有した挟み込み防止装置。
  2. 【請求項2】圧電センサは緩衝材を介して開閉部の周縁
    部分に装着された請求項1記載の挟み込み防止装置。
  3. 【請求項3】圧電センサは同軸ケーブル状に成形された
    請求項2記載の挟み込み防止装置。
  4. 【請求項4】圧電センサはフィルム状に成形された請求
    項2記載の挟み込み防止装置。
  5. 【請求項5】接触検出手段は物体の接触時に圧電センサ
    から発生する出力信号のある特定の周波数成分に基づき
    物体の接触を検出する請求項1記載の挟み込み防止装
    置。
  6. 【請求項6】接触検出手段は、ろ波特性の異なる少なく
    とも一つのろ波部と、前記ろ波部から出力されるろ波信
    号に基づき物体の接触を判定する接触判定部とを有した
    請求項5記載の挟み込み防止装置。
  7. 【請求項7】開閉部の開閉位置を検出する開閉位置検出
    部を有し、制御手段は前記開閉位置検出部から出力され
    る開閉位置信号が予め定められた設定範囲にある場合に
    のみ接触検出手段からの出力信号を有効とする請求項1
    記載の挟み込み防止装置。
  8. 【請求項8】圧電センサはセンサ先端側の電極間に断線
    検出用の抵抗体を有した請求項1記載の挟み込み防止装
    置。
  9. 【請求項9】開閉部の閉め切り時に圧電センサから出力
    される信号に基づき前記圧電センサの感度の異常を判定
    することが可能な請求項1記載の挟み込み防止装置。
  10. 【請求項10】窓やドアといった開閉部をある振動特性
    で振動させておき、前記開閉部に物体が接触した際に生
    じる前記開閉部の振動特性変化を検出して物体の接触を
    判定し、前記開閉部の開閉動作を制御する挟み込み防止
    装置。
  11. 【請求項11】開閉部から人が侵入する際に前記開閉部
    に生じる振動特性を検出して警報・報知を行う防犯装置
    を兼ねた請求項1記載または請求項10記載の挟み込み
    防止装置。
  12. 【請求項12】窓やドアといった開閉部に物体が挟み込
    まれる際に前記開閉部の駆動手段への供給電流に生じる
    電流変化を学習して物体の挟み込みを判定し、前記開閉
    部の動作を制御する挟み込み防止装置。
  13. 【請求項13】車両内の座席上の乗員の在・不在を検出
    し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパワー
    ウィンドウが閉動作を開始する際に警報を発生する挟み
    込み防止装置。
  14. 【請求項14】車両内の座席上の乗員の在・不在を検出
    し、ある座席が在席である場合は、その座席側のパワー
    ウィンドウの閉動作を途中で一時停止するか、又は閉動
    作の速度を低下させる挟み込み防止装置。
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