JP2003106048A - 挟み込み検出装置及び開閉装置 - Google Patents

挟み込み検出装置及び開閉装置

Info

Publication number
JP2003106048A
JP2003106048A JP2001300698A JP2001300698A JP2003106048A JP 2003106048 A JP2003106048 A JP 2003106048A JP 2001300698 A JP2001300698 A JP 2001300698A JP 2001300698 A JP2001300698 A JP 2001300698A JP 2003106048 A JP2003106048 A JP 2003106048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensor
hatchback door
entrapment
sensitive sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001300698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003106048A5 (ja
JP3741017B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Yu Fukuda
祐 福田
Takeshi Nagai
彪 長井
Shigeki Ueda
茂樹 植田
Mitsuo Ebisawa
満男 海老澤
Toru Sugimori
透 杉森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001300698A priority Critical patent/JP3741017B2/ja
Publication of JP2003106048A publication Critical patent/JP2003106048A/ja
Publication of JP2003106048A5 publication Critical patent/JP2003106048A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3741017B2 publication Critical patent/JP3741017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ハッチバックドア1での挟み込みを検
出することができないといった課題があった。 【解決手段】 ハッチバックドア1の形状に沿って屈曲
可能に配設された感圧センサ2と、感圧センサ2の出力
信号に基づきボディ開口部7とハッチバックドア1との
間への物体の挟み込みを検出する判定手段16とを備え
たもので、感圧センサ2がハッチバックドア1の形状に
沿って屈曲可能に配設されているので、ハッチバックド
ア1での挟み込みを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
ボディ開口部とハッチバックドアとの間への物体の挟み
込みを検出する挟み込み検出装置および開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の挟み込み検出装置は、パワーウィ
ンドウや電動スライドドアでの挟み込みを検出するもの
で、ボディ開口部とハッチバックドアとの間の物体の挟
み込みを検出するものは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】利便性の向上のため電
動で開閉するハッチバックドアが求められているが、上
述のようにボディ開口部とハッチバックドアとの間の物
体の挟み込みを検出する挟み込み検出装置が無いため、
電動で閉止する際にボディ開口部とハッチバックドアと
の間に不用意に物体が挟み込まれてしまうといった課題
があった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、ハッチバックドアでの挟み込みを検出する
挟み込み検出装置および開閉装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両のハッチバックドアの形状に沿って屈
曲可能に配設された感圧センサと、前記感圧センサの出
力信号に基づき前記自動車のボディ開口部と前記ハッチ
バックドアとの間への物体の挟み込みを検出する判定手
段とを備えたもので、感圧センサがハッチバックドアの
形状に沿って屈曲可能に配設されているので、ハッチバ
ックドアでの挟み込みを検出することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1の発明は、感圧センサが車両のハッチバックドアの
形状に沿って屈曲可能に配設されているので、ハッチバ
ックドアでの挟み込みを検出することができる。
【0007】また請求項2の発明は、感圧センサが可撓
性のある圧電センサを有したもので、感圧センサとして
対向する複数の電極からなる接点型の感圧スイッチを用
いてハッチバックドアに配設した場合、屈曲部があると
そこで電極同士が接触して誤検出するが、圧電センサは
接点が無く屈曲部に配設しても誤検出無く挟み込みを検
出でき、信頼性が向上する。
【0008】また請求項3の発明は、感圧センサは荷重
に対する変位量が非線型な非線形たわみ部材を有し、圧
電センサは前記非線形たわみ部材に隣接して配設された
もので、例えばハッチバックドアの閉止速度が遅い時に
物体が挟み込まれても、物体による感圧センサへの押圧
荷重が所定値以上となると、非線形たわみ部材が急に変
形し、隣接して配設された圧電センサも急な変形を受け
て大きな出力信号を出力し、判定手段により挟み込みを
判定することができ、挟み込み検知の信頼性がさらに向
上する。
【0009】また請求項4の発明は、判定手段は圧電セ
ンサの出力信号に基づき感圧センサに物体が接触し続け
ているか否かを判定するもので、例えば感圧センサへ物
体が接触し続けていると判定された場合は、ハッチバッ
クドアの閉止を禁止するといった制御が可能となり、信
頼性が向上する。
【0010】また請求項5の発明は、感圧センサは挟み
込まれた物体による押圧により圧縮可能な緩衝部を有し
たもので、挟み込みを検出してもハッチバックドアが反
転するまでに緩衝部が圧縮されるので物体に印加される
挟み込み荷重の増加を抑制することができ、挟まれた物
体へのストレスや損傷を低減することができる。
【0011】また請求項6の発明は、請求項1乃至5の
いずれか1項記載の挟み込み検出装置とハッチバックド
アを駆動する駆動手段とを備え、判定手段の出力信号に
基づき挟み込み判定時には挟み込みを解除するよう前記
駆動手段を制御する制御手段を有したもので、挟み込み
判定時には挟み込みを解除するので不要な挟み込みを防
止することができる。
【0012】また請求項7の発明は、ハッチバックドア
を閉止する際、ハッチバックドアを一旦開方向へ所定距
離移動した後に閉動作するよう駆動手段を制御するもの
で、ハッチバックドアの閉止開始前に物体が圧電センサ
に接触していても、ハッチバックドアを一旦開方向へ所
定距離移動した後に閉動作することにより、開方向へ移
動した物体の慣性力が閉動作により圧電センサに印加さ
れ、圧電センサへの押圧が確実に起こるので、挟み込み
を確実に検出することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1から図1
1を参照して説明する。
【0014】(実施例1)実施例1の発明を図1から図
6を参照して説明する。
【0015】図1は実施例1の発明の挟み込み検出装置
及び開閉装置の外観図で、自動車のハッチバックドア1
に感圧センサ2を配設した構成を示している。図2はハ
ッチバックドア1への感圧センサ2の配設場所を示した
外観図で、車両室内側からハッチバックドア1を見た状
態を示している。図2(a)はハッチバックドア1の左
右両サイドにそれぞれ感圧センサ2を配設した場合、図
2(b)はハッチバックドア1の左右両サイドと下端部
に沿って1本の感圧センサ2を配設した場合を示してい
る。
【0016】図3は図1のA−A位置における断面構成
図である。図面上側が車両室内側、下側が車外方向であ
る。図3(a)はハッチバックドア1が閉止した状態を
示しており、ハッチバックドア1の端部3に支持手段4
を介して感圧センサ2が配設されている。5はボディ、
6はハッチバックドア1が閉止した際にボディ開口部7
及びボディ5とハッチバックドア1との間をシールする
シール部である。感圧センサ2はハッチバックドア1が
完全に閉止した際にボディ5と接触しないようボディ5
との間に所定の距離をおいて端部3に固定されている。
子供の指等の挟み込みを考慮するとこの距離は3mm〜5
mmとすることが好ましい。図3(b)はハッチバックド
ア1とボディ開口部7との間に物体Qが挟み込まれた状
態での図1のA−A位置における断面構成図である。
【0017】図4は感圧センサ2の構成図である。図4
より、感圧センサ2は弾性体8に可撓性のある圧電セン
サ9を配設した構成から成っている。圧電センサ9は圧
電材としての複合圧電体層10と、複合圧電体層10を
挟む電極としての中心電極11及び外側電極12とを同
心円状に積層して成形した同軸ケーブル状の構成を備え
ており、感圧センサ2は全体として可撓性に優れた構成
を有している。圧電センサ9は以下の工程により製造さ
れる。最初に、塩素化ポリエチレンシートと(40〜7
0)vol%の圧電セラミック(ここでは、チタン酸ジル
コン酸鉛)粉末がロール法によりシート状に均一に混合
される。このシートを細かくペレット状に切断した後、
これらのペレットは中心電極11と共に連続的に押し出
されて複合圧電層10を形成する。それから、外側電極
12が複合圧電体層10の周囲に巻きつけられる。外側
電極12を取り巻いて弾性体8も連続的に押し出され
る。最後に、複合圧電層10を分極するために、中心電
極11と外側電極12の間に(5〜10)kV/mmの直流
高電圧が印加される。
【0018】上記塩素化ポリエチレンシートには、非晶
質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンの混
合物を用いる。この場合、押し出しの加工性、可撓性、
圧電特性等を考慮して、分子量6万〜15万の非晶質塩
素化ポリエチレンを75wt%、結晶化度(15〜25)
%で分子量20万〜40万の結晶性塩素化ポリエチレン
を25wt%混合した塩素化ポリエチレンが好ましいこと
が実験的に見出された。この混合塩素化ポリエチレンは
圧電セラミック粉末を約70vol%まで含むことができ
る。
【0019】この混合塩素化ポリエチレンに圧電セラミ
ック粉体を添加するとき、前もって圧電セラミック粉体
をチタン・カップリング剤の溶液に浸漬・乾燥すること
が好ましい。この処理により、圧電セラミック粉体表面
が、チタン・カップリング剤に含まれる親水基と疎水基
で覆われる。親水基は圧電セラミック粉体同志の凝集を
防止し、また、疎水基は混合塩素化ポリエチレンと圧電
セラミック粉体との濡れ性を増加する。この結果、圧電
セラミック粉体は混合塩素化ポリエチレン中に均一に、
最大70vol%まで多量に添加することができる。上記
チタン・カップリング剤溶液中の浸漬に代えて、混合塩
素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体のロール時にチ
タン・カップリング剤を添加することにより、上記と同
じ効果の得られることが見出された。この処理は、特別
にチタン・カップリング剤溶液中の浸漬処理を必要とし
ない点で優れている。
【0020】中心電極11は通常の金属単線導線を用い
てもよいが、ここでは絶縁性高分子繊維13の周囲に金
属コイル14を巻いた電極を用いている。絶縁性高分子
繊維13と金属コイル14としては、電気毛布において
商業的に用いられているポリエステル繊維と銀を5wt%
含む銅合金がそれぞれ好ましい。
【0021】外側電極12は高分子層の上に金属膜の接
着された帯状電極を用い、これを複合圧電体層10の周
囲に巻きつけた構成としている。そして、高分子層とし
てはポリエチレン・テレフタレート(PET)を用い、
この上にアルミニウム膜を接着した電極は、120℃で
高い熱的安定性を有するとともに商業的にも量産されて
いるので、外側電極12として好ましい。尚、圧電セン
サ9を外部環境の電気的雑音からシールドするために、
外側電極12は部分的に重なるようにして複合圧電体層
10の周囲に巻きつけることが好ましい。
【0022】弾性体8としては、物体の挟み込みによる
押圧時に圧電センサ9が変形しやすいよう圧電センサ9
よりも柔軟性及び可撓性の良いゴム等の弾性材料が用い
られ、車搭部品として耐熱性、耐寒性を考慮して選定
し、具体的には−30℃〜85℃で可撓性の低下が少な
いものを選定することが好ましい。このようなゴムとし
て、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロ
ロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコ
ンゴム(Si)、熱可塑性エラストマー等を用いればよ
い。また、弾性体8は、中空に成形され、挟み込まれた
物体による押圧により圧縮可能な緩衝部15を有してい
る。さらに、弾性体8の底部には支持手段4に固定支持
するための溝部が形成されている。
【0023】感圧センサ2をハッチバックドア1に取付
ける場合は、先ず、ハッチバックドア1の端部形状に沿
って取付けられるよう支持手段4を成形し、成形した支
持手段4に感圧センサ2を固定する。そして、感圧セン
サ2と支持手段4からなるセンサ部材をハッチバックド
ア1の端部に固定する。固定方法は、例えば、支持手段
4に固定用の穴を形成してハッチバックドア1の端部に
ビス止めすればよい。
【0024】感圧センサ2として対向する複数の電極か
らなる接点型の感圧スイッチを用いてハッチバックドア
1に配設した場合、屈曲部があるとそこで電極同士が接
触して誤検出するが、圧電セン8サは接点が無く屈曲部
に配設しても誤検出しない。従って、本実施例1では、
上述した構成により、ハッチバックドア1に図2に示す
ような屈曲部Rがあっても感圧センサ2を屈曲部Rに沿
って配設することが可能となった。
【0025】図5は実施例1の発明の挟み込み検出装置
及び開閉装置のブロック図である。図5より、16は判
定手段、17は断線検出用の回路側抵抗体、18は圧電
センサ8からの信号を導出するための信号導出用抵抗
体、19は圧電センサ8からの出力信号から所定の周波
数成分のみを通過させる濾波部、20は濾波部19から
の出力信号に基づき挟み込みを判定する判定部、21は
圧電センサ8の断線異常を判定する異常判定部、22は
コネクタ、23はバッテリー、24はハッチバックドア
1を駆動する駆動手段、25は判定手段16の出力信号
に基づき駆動手段24を制御する制御手段、26は判定
手段16の判定結果を車室内のフロントパネル等で表示
する表示部である。駆動手段24は例えば電動モータを
用いる。27は圧電センサ8の端部において中心電極1
0と外側電極11との間に断線検出用の抵抗体として設
けられたセンサ側抵抗体である。
【0026】濾波部19は圧電センサ8の出力信号から
自動車の車体の振動等に起因する不要な信号を除去し、
物体の挟み込みに特有な周波数成分を有した信号を抽出
するような濾波特性を有する。濾波特性の決定には自動
車の車体の振動特性等を考慮して最適化すればよい。具
体的には、自動車のエンジンや走行による振動を除去す
るため約10Hz以下の信号成分を抽出するローパスフィ
ルタとすることが望ましい。
【0027】圧電センサ8と判定手段16とは直接接続
され、判定手段16はハッチバックドア1の上端に配設
または内蔵されている。外来の電気的ノイズを除去する
ため判定手段16はシールド部材で全体を覆って電気的
にシールドすることが好ましい。また、判定手段16の
入出力部に貫通コンデンサやEMIフィルタ等を付加し
て強電界対策を行ってもよい。
【0028】次に作用について説明する。図3(b)に
示すように、ハッチバックドア1とボディ開口部7との
間に物体Qが挟み込まれると物体Qが感圧センサ2と接
触し、物体Qの押圧により感圧センサ2内の圧電センサ
8が変形する。
【0029】図6はこの際の濾波部19の出力信号V、
挟み込み判定部20の判定出力J、駆動手段24への印
加電圧Vmを示す特性図である。図6において、縦軸は
上から順にV、J、Vm、横軸は時刻tである。時刻t
1で駆動手段24に+Vdの電圧を印加してハッチバッ
クドア1を閉止方向に駆動させる。挟み込みが起こると
圧電センサ8からは圧電効果により圧電センサ8の変形
の加速度に応じた信号(図6のVで基準電位V0より大
きな信号成分)が出力される。挟み込み判定部20はV
のV0からの振幅V−V0がD0以上ならば挟み込みが
生じたと判定し、時刻t0で判定出力としてLo→Hi
→Loのバルス信号を出力する。制御手段25ではこの
パルス信号があると駆動手段24への+Vdの電圧印加
を停止し、表示部26に挟み込みが生じたことを表示さ
せ、−Vdの電圧を一定時間印加してハッチバックドア
1を開方向へ駆動させ、挟み込みを解除する。挟み込み
が判定されると表示部26から警報を発生する構成とし
てもよい。尚、挟み込みを解除する際、圧電センサ8か
らは変形が復元する加速度に応じた信号(図6の基準電
位V0より小さな信号成分)が出力される。
【0030】尚、挟み込みの際、VがV0より大となる
か小となるかは、圧電センサ8の屈曲方向や分極方向、
電極の割付け(どちらを基準電位とするか)、圧電セン
サ8の支持方向により変わるため、挟み込み判定部20
でVのV0からの振幅|V−V0|に基づき挟み込みを
判定する構成としてもよく、VのV0に対する大小によ
らず挟み込みを判定することができる。
【0031】尚、物体Qが挟み込まれた際、弾性体8が
挟み込まれた物体による押圧により圧縮可能な緩衝部1
5を有しているため、判定手段16が挟み込みを検出し
た後、ハッチバックドア1が反転するまでに緩衝部15
が圧縮されるので、物体Qに印加される挟み込み荷重の
増加を緩衝部15が抑制し、挟まれた物体Qへのストレ
スや損傷を低減することができる。また、緩衝部15が
つぶれることにより圧電センサ8の変形度合いがより大
きくなり、圧電センサ8からの出力信号が増大するの
で、挟み込みを検出し易くなる。
【0032】次に、異常判定部21での断線判定の手順
を以下に示す。図5において、センサ側抵抗体27、回
路側抵抗体17、信号導出用抵抗体18の抵抗値をそれ
ぞれR1、R2、R3、P点の電圧をVp、電源23の
電圧をVsとする。R1、R2、R3は通常数メガ〜数
十メガオームの抵抗値が用いられる。圧電センサ8の電
極が正常の場合、VpはVsに対して、R2とR3の並
列抵抗とR1との分圧値となる。ここで、複合圧電体層
10の抵抗値は通常数百メガオーム以上であるのでR
2、R3の並列抵抗値にはほとんど寄与しないため上記
分圧値の算出には無視するものとする。圧電センサ8の
電極が断線すると等価的にはPa点またはPb点がオー
プンとなるので、VpはR2とR3の分圧値となる。電
極がショートすると等価的にはPa点とPb点がショー
トすることになるので、VpはVsに等しくなる。この
ように異常判定部21でVpの値に基づいて圧電センサ
8の電極の断線やショートといった異常を検出するの
で、信頼性を向上することができる。
【0033】上記作用により、感圧センサが車両のハッ
チバックドアの形状に沿って屈曲可能に配設されている
ので、ハッチバックドアでの挟み込みを検出することが
できる。
【0034】また、感圧センサが可撓性のある圧電セン
サを有したもので、感圧センサとして対向する複数の電
極からなる接点型の感圧スイッチを用いてハッチバック
ドアに配設した場合、屈曲部があるとそこで電極同士が
接触して誤検出するが、圧電センサは接点が無く屈曲部
に配設しても誤検出無く挟み込みを検出でき、信頼性が
向上するとともに、ハッチバックドアのデザイン面での
自由度も向上する。
【0035】また、感圧センサは挟み込まれた物体によ
る押圧により圧縮可能な緩衝部を有したもので、挟み込
みを検出してもハッチバックドアが反転するまでに緩衝
部が圧縮されるので物体に印加される挟み込み荷重の増
加を抑制することができ、挟まれた物体Qへのストレス
や損傷を低減することができる。
【0036】さらに、感圧センサによる挟み込み検出装
置とハッチバックドアを駆動する駆動手段とを備え、判
定手段の出力信号に基づき挟み込み判定時には挟み込み
を解除するよう前記駆動手段を制御する制御手段を有し
ており、挟み込み判定時には挟み込みを解除するので、
不要な挟み込みを防止する開閉装置を提供することがで
きる。
【0037】尚、上述したように圧電センサ8の複合圧
電体層10の原料として、非晶質塩素化ポリエチレンと
結晶性塩素化ポリエチレンの混合物が用いられるが、非
晶質塩素化ポリエチレンのみを用いると、約80vol%
までの圧電セラミック粉体が添加でき、このペレットは
容易に押出しできる。押出された複合圧電体層10も優
れた可撓性を有する。しかし、この複合圧電体層10は
剛性が小さいために、約80℃以上で変形し易い点で実
用的でない。120℃でもほとんど変形しないほどの十
分な剛性をこの複合圧電体層10に付与するためには、
加硫が必要である。他方、結晶性塩素化ポリエチレンの
みを用いると、この複合圧電体層10は120℃でもほ
とんど変形しないほどの十分な剛性を有するので、加硫
を必要としないが、押出しが困難である。また、圧電セ
ラミック粉体は約40vol%までしか添加できない。本
発明の圧電センサ8は、非晶質塩素化ポリエチレンと結
晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを含む
混合組成物からなる複合圧電体層10を有し、複合圧電
体層10は非晶質塩素化ポリエチレンの有する可撓性と
結晶性塩素化ポリエチレンの有する高温耐久性といっ
た、両者の利点を併せ持ち、120℃で1000時間以
上動作できる。また、本発明の圧電センサ8は、一般の
合成ゴムの製造に必要な加硫工程は不要である。
【0038】(実施例2)実施例2の発明を図7を参照
して説明する。図7(a)、(b)は実施例2の発明の
挟み込み検出装置及び開閉装置の感圧センサ2の断面図
で、図7(a)は感圧センサ2に所定の荷重が印加され
ていない状態、図7(b)は感圧センサ2に所定の荷重
以上の荷重が印加され感圧センサ2が圧縮された状態で
ある。
【0039】実施例2が実施例1と相違する点は、感圧
センサ2が荷重に対する変位量が非線型な非線形たわみ
部材28を有し、圧電センサ8は非線形たわみ部材28
に隣接して配設された点にある。非線形たわみ部材28
は、例えば、コンベックスメジャーで使用されているよ
うな凸型の形状をした帯状の薄型鋼材や強化樹脂を用い
る。このような部材は、押圧荷重を所定値以上にする
と、急に凹状に変形し、荷重印加をやめると元の形状に
復元する特性を有する。尚、図7(a)、(b)におい
て、29は非線形たわみ部材28を支持する支持部、3
0は緩衝部、31は実施例1と同じ材質の弾性体であ
る。
【0040】実施例1の構成では、感圧センサ2にゆっ
くりと荷重を印加すると、圧電センサ8の変形がゆっく
りとなるので、圧電センサ8からの出力信号が小さくな
り、挟み込みを判定できない場合がある。
【0041】一方、本実施例2では、上記構成により、
例えばハッチバックドア1の閉止速度が遅い時に物体が
挟み込まれると、先ず、図7(a)に示す緩衝部30の
上部が押しつぶされ、非線形たわみ部材28に荷重が印
加され始める。そして、挟まれた物体による感圧センサ
2への押圧により、非線形たわみ部材28に印加される
荷重が所定値以上となると、図7(b)に示すように、
押圧を受けた部分の非線形たわみ部材28が凸状から凹
状へと急に変形し、隣接して配設された圧電センサも同
時に変位して急な変形を受け、大きな出力信号を出力す
る。これにより、判定手段が挟み込みを判定することが
でき、挟み込み検知の信頼性がさらに向上する。
【0042】(実施例3)実施例3の発明を以下に説明
する。実施例3が実施例1、2と相違する点は、判定手
段16が圧電センサ8の出力信号に基づき感圧センサ2
へ物体が接触し続けているか否かを判定する点である。
【0043】上記構成による動作を図8を基に説明す
る。図8は本実施例3の判定手段16における濾波部1
9の出力信号Vと挟み込み判定部20の判定出力Jを示
す特性図である。図6において、縦軸は上から順にV、
J、横軸は時刻tである。濾波部19は実施例1、2と
同様な構成を用いている。
【0044】図8に示すように、ハッチバックドア1の
感圧センサ2の一部を手で握ったり放したりすると、握
った瞬間(時刻t4)や放した瞬間(時刻t5)には、
Vにそれぞれ基準電位V0より大きな信号成分と小さな
信号成分が現れるが、握ったままの状態(時刻t4〜時
刻t5)では圧電センサ8が既に変形しきってしまって
いると信号は現れない。従って、実施例1の挟み込みの
判定手順の場合は、例えば、感圧センサ2の一部を手で
握ったまま、ハッチバックドア1を閉止させると、挟み
込みが生じても圧電センサ8が既に変形しきってしまっ
ている場合は、挟まれたままになる可能性がある。
【0045】一方、本実施例3では、図8に示すよう
に、挟み込み判定部20は時刻t4でVがV1以上とな
ると、つぎにVがV2以下となるまでは感圧センサに物
体が接触し続けているとしてJをHiに保持し、VがV
2以下となると感圧センサへの物体の接触が解除された
としてJをLoとする。そして、制御手段25では、J
がHiの場合は、駆動手段24による閉止動作を禁止す
るとともに、表示部26に物体が感圧センサ2に接触し
ている旨の表示を行う。
【0046】上記作用により、判定手段が圧電センサの
出力信号に基づき感圧センサに物体が接触し続けている
か否かを判定するので、例えば感圧センサへ物体が接触
し続けていると判定された場合は、ハッチバックドアの
閉止を禁止するといった制御が可能となり、信頼性が向
上する。
【0047】(実施例4)実施例4の発明の開閉装置を
以下に説明する。実施例4では、ハッチバックドア1を
閉止する際、制御手段25によりハッチバックドア1を
一旦開方向へ所定距離移動した後に閉動作するよう駆動
手段24を制御する構成を備えている。具体的な手順を
図9を基に説明する。図9は駆動手段24への印加電圧
Vmを示す特性図で、図中、縦軸はVm、横軸は時刻t
である。図9より、ハッチバックドア1を閉止する際
に、時刻t6で閉止を指示するための閉止スイッチをオ
ンすると駆動手段24への印加電圧Vmを時刻t7まで
−Vdとしてハッチバックドア1を開方向へ移動させ、
時刻t7以降は時刻t8で完全閉止するまでVmを+V
dとしてハッチバックドア1を閉動作させる。時刻t6
からt7までの時間の設定はハッチバックドア1の重量
や駆動手段24の能力等により最適化すればよいが、最
低数百ミリ秒程度でもよい。
【0048】実施例1では、ハッチバックドア1の閉止
開始前に物体が感圧センサ2に接触していると、ハッチ
バックドア1が閉動作を開始しても圧電センサ8に充分
な変形が起こらず、挟み込みを判定できない場合がある
が、上記構成によれば、ハッチバックドア1を一旦開方
向へ所定距離移動した後に閉動作することにより、開方
向へ移動した物体の慣性力が閉動作により感圧センサ2
に印加され、感圧センサ2への押圧が増し、圧電センサ
8に充分な変形が起こるので、挟み込みを確実に検出す
ることができる。
【0049】尚、上記構成でハッチバックドア1が完全
開口している状態から閉動作する場合は、所定時間閉動
作を行った後に閉動作を停止してから上記のようにハッ
チバックドア1を一旦開方向へ所定距離移動した後に閉
動作するといった構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1の発明によれば、感圧センサが車両のハッチバックド
アの形状に沿って屈曲可能に配設されているので、ハッ
チバックドアでの挟み込みを検出することができるとい
った効果がある。
【0051】また請求項2の発明によれば、感圧センサ
が可撓性のある圧電センサを有し、接点型の感圧スイッ
チではなく、無接点型のセンサなので、屈曲部に配設し
ても誤検出無く挟み込みを検出でき、信頼性が向上する
といった効果がある。
【0052】また請求項3の発明によれば、感圧センサ
は荷重に対する変位量が非線型な非線形たわみ部材を有
し、圧電センサは前記非線形たわみ部材に隣接して配設
されているので、例えばハッチバックドアの閉止速度が
遅い時に物体が挟み込まれても、物体による感圧センサ
への押圧荷重が所定値以上となると、非線形たわみ部材
が急に変形し、隣接して配設された圧電センサも急な変
形を受けて大きな出力信号を出力し、判定手段により挟
み込みを判定することができ、挟み込み検知の信頼性が
さらに向上するといった効果がある。
【0053】また請求項4の発明によれば、判定手段は
圧電センサの出力信号に基づき感圧センサに物体が接触
し続けているか否かを判定するので、例えば感圧センサ
へ物体が接触し続けていると判定された場合は、ハッチ
バックドアの閉止を禁止するといった制御が可能とな
り、信頼性が向上するといった効果がある。
【0054】また請求項5の発明によれば、感圧センサ
は挟み込まれた物体による押圧により圧縮可能な緩衝部
を有しているので、挟み込みを検出してもハッチバック
ドアが反転するまでに緩衝部が圧縮されるので物体に印
加される挟み込み荷重の増加を抑制することができ、挟
まれた物体へのストレスや損傷を低減することができる
といった効果がある。
【0055】また請求項6の発明によれば、請求項1乃
至5のいずれか1項記載の挟み込み検出装置とハッチバ
ックドアを駆動する駆動手段とを備え、判定手段の出力
信号に基づき挟み込み判定時には挟み込みを解除するよ
う前記駆動手段を制御する制御手段を有したもので、挟
み込み判定時には挟み込みを解除するので不要な挟み込
みを防止することができるといった効果がある。
【0056】また請求項7の発明によれば、ハッチバッ
クドアを閉止する際、ハッチバックドアを一旦開方向へ
所定距離移動した後に閉動作するよう駆動手段を制御す
るもので、ハッチバックドアの閉止開始前に物体が圧電
センサに接触していても、ハッチバックドアを一旦開方
向へ所定距離移動した後に閉動作することにより、開方
向へ移動した物体の慣性力が閉動作により圧電センサに
印加され、圧電センサへの押圧が確実に起こるので、挟
み込みを確実に検出することができるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の発明の挟み込み検出装置及び開閉装
置の外観図
【図2】(a)ハッチバックドアの左右両サイドにそれ
ぞれ感圧センサを配設した場合の外観図 (b)ハッチバックドアの左右両サイドと下端部に沿っ
て1本の感圧センサを配設した場合の外観図
【図3】(a)ハッチバックドアが閉止した状態での図
1のA−A位置における断面構成図 (b)ハッチバックドアとボディ開口部との間に物体が
挟み込まれた状態での図1のA−A位置における断面構
成図
【図4】同装置の感圧センサの外観図
【図5】同装置のブロック図
【図6】同装置の濾波部からの出力信号V、挟み込み判
定部の判定出力J、モータへの印加電圧Vmを示す特性
【図7】(a)実施例2の発明の挟み込み検出装置及び
開閉装置の感圧センサの断面図(感圧センサに所定の荷
重が印加されていない状態) (b)実施例2の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置
の感圧センサの断面図(感圧センサに所定の荷重以上の
荷重が印加され感圧センサが圧縮された状態)
【図8】実施例3の発明の挟み込み検出装置及び開閉装
置の濾波部からの出力信号V、挟み込み判定部の判定出
力Jを示す特性図
【図9】実施例4の発明の挟み込み検出装置及び開閉装
置の駆動手段への印加電圧Vmを示す特性図
【符号の説明】
1 ハッチバックドア 2 感圧センサ 7 ボディ開口部 8 圧電センサ 14 緩衝部 16 判定手段 24 駆動手段 25 制御手段 28 非線形たわみ部材 30 緩衝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 彪 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植田 茂樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 海老澤 満男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 杉森 透 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 CA06 EA01 GA08 GB06 GC06 GD03 HA01 KA13 KA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のハッチバックドアの形状に沿って
    屈曲可能に配設された感圧センサと、前記感圧センサの
    出力信号に基づき前記自動車のボディ開口部と前記ハッ
    チバックドアとの間への物体の挟み込みを検出する判定
    手段とを備えた挟み込み検出装置。
  2. 【請求項2】 感圧センサは可撓性のある圧電センサを
    有した請求項1記載の挟み込み検出装置。
  3. 【請求項3】 感圧センサは荷重に対する変位量が非線
    型な非線形たわみ部材を有し、圧電センサは前記非線形
    たわみ部材に隣接して配設された請求項2記載の挟み込
    み検出装置。
  4. 【請求項4】 判定手段は圧電センサの出力信号に基づ
    き感圧センサに物体が接触し続けているか否かを判定す
    る請求項2または3記載の挟み込み検出装置。
  5. 【請求項5】 感圧センサは挟み込まれた物体による押
    圧により圧縮可能な緩衝部を有した請求項1乃至4のい
    ずれか1項記載の挟み込み検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の挟
    み込み検出装置とハッチバックドアを駆動する駆動手段
    とを備え、判定手段の出力信号に基づき挟み込み判定時
    には挟み込みを解除するよう前記駆動手段を制御する制
    御手段を有した開閉装置。
  7. 【請求項7】 制御手段はハッチバックドアを閉止する
    際、ハッチバックドアを一旦開方向へ所定距離移動した
    後に閉動作するよう駆動手段を制御する請求項6記載の
    開閉装置。
JP2001300698A 2001-09-28 2001-09-28 挟み込み検出装置及び開閉装置 Expired - Fee Related JP3741017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300698A JP3741017B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 挟み込み検出装置及び開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300698A JP3741017B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 挟み込み検出装置及び開閉装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003106048A true JP2003106048A (ja) 2003-04-09
JP2003106048A5 JP2003106048A5 (ja) 2005-09-08
JP3741017B2 JP3741017B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=19121236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001300698A Expired - Fee Related JP3741017B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 挟み込み検出装置及び開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3741017B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003707A1 (ja) * 2003-07-02 2005-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 感圧センサ
US7248987B2 (en) 2004-09-21 2007-07-24 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Signal processing system for sensor
US7330007B2 (en) 2005-07-27 2008-02-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Object detecting apparatus
JP2008031793A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Asmo Co Ltd 挟み込み検出装置及び感圧センサの製造方法
US7443075B2 (en) 2005-05-30 2008-10-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Entrapment detecting system
US7495405B2 (en) 2004-08-27 2009-02-24 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pinching detection device
WO2020039665A1 (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社ミツバ センサユニットの製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4933237B2 (ja) * 2006-12-06 2012-05-16 株式会社日立製作所 エレベータのドア装置
JP7025996B2 (ja) * 2017-07-18 2022-02-25 デクセリアルズ株式会社 荷重センサ、物品および荷重検知方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003707A1 (ja) * 2003-07-02 2005-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 感圧センサ
US7495405B2 (en) 2004-08-27 2009-02-24 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pinching detection device
US7248987B2 (en) 2004-09-21 2007-07-24 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Signal processing system for sensor
US7443075B2 (en) 2005-05-30 2008-10-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Entrapment detecting system
US7330007B2 (en) 2005-07-27 2008-02-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Object detecting apparatus
JP2008031793A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Asmo Co Ltd 挟み込み検出装置及び感圧センサの製造方法
JP4680848B2 (ja) * 2006-07-31 2011-05-11 アスモ株式会社 挟み込み検出装置及び感圧センサの製造方法
WO2020039665A1 (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社ミツバ センサユニットの製造方法
JP2020030114A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社ミツバ センサユニットの製造方法
JP7016777B2 (ja) 2018-08-23 2022-02-07 株式会社ミツバ センサユニットの製造方法
US11401746B2 (en) 2018-08-23 2022-08-02 Mitsuba Corporation Sensor unit manufacturing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3741017B2 (ja) 2006-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW513358B (en) Pressure-sensitive sensor, object detecting device, and opening-closing device
JP2004263365A (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP3741017B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
US6962228B2 (en) Contact detecting device and vehicle mounting the same
JP3740951B2 (ja) 挟み込み判定装置および開閉装置
JP3740947B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2002106258A (ja) 挟み込み判定装置および開閉装置
WO2004063689A1 (ja) 感圧センサ及び物体検出装置
JP3708393B2 (ja) 挟み込み判定装置および開閉装置
JP3741048B2 (ja) 接触検出装置及び開閉装置
JP3680700B2 (ja) 感圧センサ、物体検出装置及び開閉装置
JP3664008B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2000346721A (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2001324393A5 (ja)
JP2001165784A5 (ja)
JP3661537B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2001167663A5 (ja)
JP2001167663A (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2004189431A (ja) 接触検出装置及び開閉装置
JP3775136B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2004245578A (ja) 感圧センサ、物体検出装置、及び開閉装置
JP2001165784A (ja) 挟み込み検出装置および開閉装置
JP2004210124A (ja) 感圧センサの取付構造及び開閉装置
JP3740965B2 (ja) 挟み込み検出装置及び開閉装置
JP2004239897A (ja) 感圧センサ及び物体検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050317

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051031

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101118

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121118

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees