JP3775136B2 - 挟み込み検出装置及び開閉装置 - Google Patents

挟み込み検出装置及び開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部と前記開口部を開閉する開閉部との間への物体の挟み込みを検出する挟み込み検出装置および開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の挟み込み検出装置は、例えば特開平10−11669号公報や特開平11−10598号公報に開示されているものがある。これらは自動車のパワーウインドウでの挟み込みを検出するために感圧手段を窓枠に配設したもので、感圧手段は圧電材としてポリフッ化ビニリデンを用いた圧電センサを使用していた。そして、窓ガラス上昇時に窓枠と窓ガラスとの間に物体が挟み込まれると、物体の接触により圧電センサが変形を受け、その際に発生する圧電センサの出力信号に基づいて挟み込みを検出していた。
【0003】
また、上記のような圧力検出型の圧電センサとして、ゴム系の有機高分子にPbTiO3、PZTよりなる圧電セラミック粉末を分散してなる複合圧電材料は公知である。しかしながら、加工が可能で実用的な圧電性を得る為には、圧電セラミック粉末を有機高分子に多量に均一分散するのに、ニーダ、ロール、混練押出機などで機械的・物理的な手段が用いられていた。特に、有機高分子が非晶質性高分子を用いた場合、複雑な加硫工程を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の挟み込み検出装置は、自動車の窓枠近傍の温度が80℃〜100℃以上の高温になると、圧電材のポリフッ化ビニリデンの分極温度が100℃前後であるため、圧電材が脱分極を起こして感度低下し、挟み込みを検出できないといった課題があった。
【0005】
また、従来の圧電セラミック粉末を非晶質性高分子に混合した組成物は、加工性は比較的容易である反面、非架橋で用いた場合機械強度が弱く、また塑性流動を起こし、形状安定性に欠けるという課題を有していた。また、たとえ架橋した場合であっても、耐屈曲抵抗が劣り、十分な機械強度が得られないという課題も有していた。
【0006】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、高温でも感度低下がなく、かつ、加硫という煩雑な製造プロセスが不要な圧電センサを有した挟み込み検出装置および開閉装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、挟み込みを検出するための圧電センサが、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを均一に混合した混合組成物からなる複合圧電体層と、前記複合圧電体層を挟む複数の電極とを有し、前記圧電センサは弾性体を介して前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設され、前記弾性体は中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えることにより、前記開口部と前記開閉部との間へ物体が挟みこまれる際に前記圧電センサの変形量を増大させることを特徴としたものである。上記手段により80℃〜100℃以上の高温でも感度低下がなく、低温かつ、加硫という煩雑な製造プロセスが不要な圧電センサを有した挟み込み検出装置および開閉装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
上記の課題を解決するために請求項1の発明は、挟み込みを検出するための圧電センサが、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを均一に混合した混合組成物からなる複合圧電体層と、前記複合圧電体層を挟む複数の電極とを有し、前記圧電センサは弾性体を介して前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設され、前記弾性体は中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えることにより、前記開口部と前記開閉部との間へ物体が挟みこまれる際に前記圧電センサの変形量を増大させることを特徴とした構成であるので、圧電センサが80℃〜100℃以上の高温でも感度低下がなく、かつ、加硫という煩雑な製造プロセスが不要となり、信頼性と実用性の高い挟み込み検出装置および開閉装置を提供することができる。
さらに、圧電センサは弾性体を介して前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設され、前記弾性体は中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えることにより、開口部と開閉部との間に物体が挟み込まれる際に弾性体により圧電センサの変形量が増大するので、圧電センサの出力信号が大きくなり挟み込みを検出しやすくなる。
また請求項の発明は、請求項1記載の挟み込み検出装置を備え、判定手段の出力信号
に基づき挟み込み判定時には挟み込みを解除するよう開閉部の開閉動作を制御する制御手段を有したもので、不要な挟み込みを防止することができる。
【0009】
また請求項の発明は、開閉部が自動車のパワーウィンドウ、電動サンルーフ、電動ドアの少なくとも1つであるもので、パワーウィンドウ、電動サンルーフ、電動ドアでの不要な挟み込みを防止することができる。
【0010】
また請求項の発明は、開閉部が列車、飛行機、建物の自動ドアであるもので、自動ドアでの不要な挟み込みを防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図1から図6を参照して説明する。
【0012】
(実施例1)
実施例1の発明を図1から図8を参照して説明する。
【0013】
図1は実施例1の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図で、自動車のパワーウインドウに適用した場合を示している。図2は図1のA−A′位置における断面構成図である。図2では図面右側が車室内側、左側が車外側である。
【0014】
先ず、本発明の実施例1の挟み込み検出装置の構成は以下の通りである。図1より、1は開口部としての窓枠、2は開閉部としての窓ガラスである。窓枠1の周縁部には圧電センサ3が配設されている。4は圧電センサ3の出力信号に基づき窓枠1と窓ガラス2の間への物体の挟み込みを判定する判定手段である。
【0015】
また、本発明の実施例1の開閉装置は上記の挟み込み検出装置と窓ガラス2を開閉させるパワーウインドウ駆動装置5、パワーウインドウ駆動装置5を制御する制御手段10から成る。ここで、パワーウインドウ駆動装置5はモータ6、ワイヤ7、窓ガラス2の支持具8、ガイド9等から成る。モータ6によりワイヤ7を動かし、ワイヤ7と連結された支持具8をガイド9に沿って上下させることにより窓ガラス2を開閉する構造となっている。尚、パワーウインドウ駆動装置5は上記のようなワイヤを用いた方式に限定するものではなく、他の方式でもよい。制御手段10はモータ6と一体化してもよい。
【0016】
図2に示すように、窓枠1はガラスシール11を有している。圧電センサ3はゴムや発泡樹脂部材等の弾性体12中に挿入されていて、弾性体12を介して窓枠1に配設されている。弾性体12に使用されるゴムは、耐熱性、耐寒性を考慮して選定し、具体的には−30℃〜85℃で可撓性の低下が少ないものを選定することが好ましい。このようなゴムとして、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコンゴム(Si)等を用いればよい。弾性体12は中空部13を有している。図3は圧電センサ3と弾性体12の斜視図で、圧電センサ3は弾性体12中に配設されている。弾性体12は両面テープや接着剤により窓枠1に固定される。他の固定方法としてくさび型のクリップにより弾性体12を窓枠1に固定したり、窓枠1に溝部を設けて溝部に弾性体12をはめ込んで固定してもよく、両面テープや接着剤での固定に比べてより効率的である。
【0017】
尚、米国の法規制FMVSS16では、直径が最低4mmの堅牢な棒を使用して挟み込みの評価を行うことになっており、直径4mmの棒がどのような方向から挟み込まれても圧電センサ3により挟み込みを検出することが望ましい。従って、窓ガラス2が弾性体12に接触しない範囲で窓ガラス2と弾性体12との距離(図2中のx)をなるべく短くできるように弾性体12を窓枠1に配設する必要がある。窓ガラス2の装着ばらつきや振動によるぶれを考慮すれば、xが3mm〜5mmになるよう弾性体12を窓枠1に配設することが好ましく、これにより直径4mmの棒の挟み込みを検出可能となる。
【0018】
図4は圧電センサ3の外観図である。圧電センサ3は圧電材としての複合圧電体層14と、複合圧電体層14を挟む複数の電極としての中心電極15及び外側電極16と、保護用の被覆層17とを同心円状に積層して成形したケーブル状の圧電センサである。圧電センサ3は以下の工程により製造される。最初に、塩素化ポリエチレンシートと(40〜70)vol%の圧電セラミック(ここでは、チタン酸ジルコン酸鉛)粉末がロール法によりシート状に均一に混合される。このシートを細かくペレット状に切断した後、これらのペレットは中心電極15と共に連続的に押し出されて複合圧電層14を形成する。それから、外側電極16が複合圧電体層14の周囲に巻きつけられる。電極16を取り巻いて被覆層17も連続的に押し出される。最後に、複合圧電層14を分極するために、中心電極15と外側電極16の間に(5〜10)kV/mmの直流高電圧が印加される。
【0019】
上記塩素化ポリエチレンシートには、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンの混合物を用いる。この場合、押し出しの加工性、可撓性、圧電特性等を考慮して、分子量6万〜15万の非晶質塩素化ポリエチレンを75wt%、結晶化度(15〜25)%で分子量20万〜40万の結晶性塩素化ポリエチレンを25wt%混合した塩素化ポリエチレンが好ましいことが実験的に見出された。この混合塩素化ポリエチレンは圧電セラミック粉末を約70vol%まで含むことができる。
【0020】
この混合塩素化ポリエチレンに圧電セラミック粉体を添加するとき、前もって圧電セラミック粉体をチタン・カップリング剤の溶液に浸漬・乾燥することが好ましい。この処理により、圧電セラミック粉体表面が、チタン・カップリング剤に含まれる親水基と疎水基で覆われる。親水基は圧電セラミック粉体同志の凝集を防止し、また、疎水基は混合塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体との濡れ性を増加する。この結果、圧電セラミック粉体は混合塩素化ポリエチレン中に均一に、最大70vol%まで多量に添加することができる。上記チタン・カップリング剤溶液中の浸漬に代えて、混合塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体のロール時にチタン・カップリング剤を添加することにより、上記と同じ効果の得られることが見出された。この処理は、特別にチタン・カップリング剤溶液中の浸漬処理を必要としない点で優れている。
【0021】
中心電極15は通常の金属単線導線を用いてもよいが、ここでは絶縁性高分子繊維18の周囲に金属コイル19を巻いた電極を用いている。絶縁性高分子繊維18と金属コイル19としては、電気毛布において商業的に用いられているポリエステル繊維と銀を5wt%含む銅合金がそれぞれ好ましい。
【0022】
外側電極16は高分子層の上に金属膜の接着された帯状電極を用い、これを複合圧電体層14の周囲に巻きつけた構成としている。そして、高分子層としてはポリエチレン・テレフタレート(PET)を用い、この上にアルミニウム膜を接着した電極は、120℃で高い熱的安定性を有するとともに商業的にも量産されているので、外側電極16として好ましい。この電極を判定手段4に接続する際にはアルミニウム膜を半田付けすることが困難なため、例えばカシメやハトメにより接続する。また、外側電極16のアルミニウム膜の回りに金属単線コイルや金属編線を巻き付けてアルミニウム膜と導通をとり、金属単線コイルや金属編線を判定手段4に半田付けする構成としてもよく、半田付けが可能となるので作業の効率化が図れる。尚、圧電センサ3を外部環境の電気的雑音からシールドするために、外側電極16は部分的に重なるようにして複合圧電体層14の周囲に巻きつけることが好ましい。
【0023】
被覆層17としては、ウレタン、ポリエチレン、塩化ビニールなどの適切な弾性の高分子材料が用いられる。
【0024】
図5は圧電センサ3、弾性体12、及び判定手段4の位置関係を示す構成図である。図5に示すように、圧電センサ3はその一端を判定手段4に直接接続していて、圧電センサ3と判定手段4とは一体化されている。これにより、圧電センサ3と判定手段4とを接続するケーブル等が不要となり、合理化できる。また、圧電センサ3の窓枠1以外の場所での引き回しが短くなるので、圧電センサ3が挟み込み以外の不要な振動の影響を受けることがなく、挟み込みの誤検出を防止できる。判定手段4はドアの内張り部20の内側に配設されている。圧電センサ3と弾性体12が内張り部20と接する部分には、内張り部20のびびりや車体から内張り部20を介して圧電センサ3に不要な振動が伝達しないよう振動吸収部材を配設してもよい。
【0025】
図6は実施例1の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置のブロック図である。図6より、圧電センサ3の一端は判定手段4に直接接続され、圧電センサ3の中心電極15は検出信号端子21に接続され、圧電センサ3の外側電極16は電圧値V0の基準電位端子22に接続されている。23は入力抵抗、24はインピーダンス変換用のFET、25はFET32の出力信号Vに基づき挟み込みを判定する判定部である。26は圧電センサ3の断線・短絡を検出するための第1の抵抗体、27は電圧値Vcの電源、28は圧電センサ3の断線・短絡を検出するための第2の抵抗体である。入力抵抗23、第1の抵抗体26、第2の抵抗体28の抵抗値はそれぞれR1、R2、R3とし、複合圧電体層14の絶縁抵抗よりも小さな値に選定されている。第2の抵抗体28は、圧電センサ3と判定手段4とが接続される側とは反対側の圧電センサ3の端部29において、中心電極15と外側電極16との間に接続されている。尚、端部29はモールド材等により絶縁保護加工されている。上述したFETを用いた回路の代わりにチャージアンプ回路を用いてもよい。外来の電気的ノイズを除去するため判定手段4はシールド部材で全体を覆って電気的にシールドすることが好ましい。また、判定手段4の入出力部に貫通コンデンサやEMIフィルタ等を付加して強電界対策を行ってもよい。また弾性体12を導電ゴム等の可撓性シールド部材で構成し圧電センサ3のシールドを行ってもよい。
【0026】
次に作用について説明する。上述したように圧電センサ3の複合圧電体層14の原料として、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンの混合物が用いられるが、非晶質塩素化ポリエチレンのみを用いると、約80vol%までの圧電セラミック粉体が添加でき、このペレットは容易に押出しできる。押出された複合圧電体層14も優れた可撓性を有する。しかし、この複合圧電体層14は剛性が小さいために、約80℃以上で変形し易い点で実用的でない。120℃でもほとんど変形しないほどの十分な剛性をこの複合圧電体層14に付与するためには、加硫が必要である。他方、結晶性塩素化ポリエチレンのみを用いると、この複合圧電体層14は120℃でもほとんど変形しないほどの十分な剛性を有するので、加硫を必要としないが、押出しが困難である。また、圧電セラミック粉体は約40vol%までしか添加できない。本発明の圧電センサ3は、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを含む混合組成物からなる複合圧電体層14を有し、複合圧電体層14は非晶質塩素化ポリエチレンの有する可撓性と結晶性塩素化ポリエチレンの有する高温耐久性といった、両者の利点を併せ持ち、120℃で1000時間以上動作できる。また、本発明の圧電センサ3は、一般の合成ゴムの製造に必要な加硫工程は不要である。
【0027】
また、図7に示すように窓枠1と窓ガラス2の間に物体Mが挟み込まれると弾性体12が物体Mと接触して弾性体12が圧縮され、中空部13が押しつぶされる。これにより圧電センサ3は大きく変形する。
【0028】
図8はこの際のFET24の出力信号V、判定手段4の判定出力J、モータ6への印加
電圧Vmを示す特性図である。時刻t1でモータ6に+Vdの電圧を印加して窓ガラス2を上昇させる。上記のように挟み込みが起こると圧電センサ3からは圧電効果により圧電センサ3の変形の加速度に応じた信号(図8の基準電位V0より大きな信号成分)が出力される。この際、単に圧電センサ3を窓枠1に配設した構成であれば、窓枠1が剛体であるので挟み込みの際の圧電センサ3の変形はわずかであるが、本実施例の場合は図2のように圧電センサ3が弾性体12を介して窓枠1に配設され、さらに弾性体12は中空部13を有している。これにより、挟み込みの際に弾性体12が圧縮されて圧電センサ3の変形量が増大し、同時に中空部13も押しつぶされて圧電センサ3の変形量がさらに増大する。また、環境温度が0℃以下となる低温環境下では、弾性体12が硬化して圧電センサ3の変形量が低下する場合があるが、本実施例1では中空部13が押しつぶされることにより、圧電センサ3の変形量の低下が抑制される。このように圧電センサ3は大きな変形量が得られ、変形量の2次微分値である加速度も大きくなり、結果として圧電センサ3の出力信号も大きくなる。これにより、本来の挟み込み時の信号成分と外来振動や電気的ノイズによる信号成分との判別がつき易くなる。
【0029】
判定手段4はVのV0からの振幅|V−V0|がD0以上ならば挟み込みが生じたと判定し、時刻t0で判定出力としてLo→Hi→Loのバルス信号を出力する。制御手段10ではこのパルス信号があるとモータ6への+Vdの電圧印加を停止し、−Vdの電圧を一定時間印加して窓ガラス2を一定量下降させ、挟み込みを解除する。尚、挟み込みを解除する際、圧電センサ3からは変形が復元する加速度に応じた信号(図8の基準電位V0より小さな信号成分)が出力される。
【0030】
挟み込みの際、VがV0より大となるか小となるかは、圧電センサ3の屈曲方向や分極方向、電極の割付け(どちらを基準電位とするか)、圧電センサ3の支持方向により変わるが、判定手段4ではVのV0からの振幅|V−V0|に基づき挟み込みを判定しているので、VのV0に対する大小によらず挟み込みを判定することができる。
【0031】
また、圧電センサ3の中心電極15及び外側電極16に断線・短絡がなく正常な場合は、入力抵抗23と第1の抵抗体26との間の電圧V1は電源電圧Vcと基準電位V0に対してR1、R2、R3の分圧値となる。ここで、圧電センサ3の中心電極15又は外側電極16が断線すると、等価的には検出信号端子21又は基準信号端子22がオープンとなるので、V1はR1とR2の分圧値となる。中心電極15と外側電極16が短絡すると、等価的には検出信号端子21と基準信号端子22が短絡することになるので、V1はV0に等しくなる。このようにして判定部25ではV1に基いて圧電センサ3の中心電極15と外側電極16の断線や短絡を検出することができる。
【0032】
上記作用により、圧電センサが非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを含む混合組成物からなる複合圧電体層を有した圧電センサからなり、非晶質塩素化ポリエチレンの有する可撓性と結晶性塩素化ポリエチレンの有する高温耐久性とを併せ持つ上、加硫工程が不要なので、圧電センサが80℃〜100℃以上の高温でも感度低下がなく、かつ、加硫という煩雑な製造プロセスが不要となり、信頼性と実用性の高い挟み込み検出装置および開閉装置を提供することができる。
【0033】
また、開口部と開閉部との間に物体が挟み込まれる際に弾性体により圧電センサの変形量が増大するので、圧電センサの出力信号が大きくなり挟み込みを検出しやすくなる。
【0034】
また、弾性体が備えた中空部により挟み込みの際の圧電センサの変形量を増大するので、圧電センサの出力信号がさらに大きくなり挟み込みをさらに検出しやすくなる。
【0035】
また、判定手段の出力信号に基づき挟み込み判定時には挟み込みを解除するので、不要な挟み込みを防止することができる開閉装置を提供することができる。
【0036】
尚、圧電センサ3を途中で折り返して往復させて窓枠1に配設し、圧電センサ3の両端を判定手段4に直接接続する構成としてもよく、圧電センサ3による感知領域が拡大するので挟み込み検出がし易くなる。また、判定手段4で圧電センサ3の中心電極15又は外側電極16いずれかの両端から各々の電極の導通の有無を検出したり、電極相互の短絡を検出して圧電センサ3の断線や短絡を判定することができ、信頼性が向上する。さらに、実施例1のような圧電センサ3の端部29での絶縁保護加工が不必要となるので、製造上の効率化が図れる。
【0037】
(実施例2)
実施例2の発明を図9を参照して説明する。図9は実施例2の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。本実施例2では圧電センサ3が窓枠1の下部と実施例1のガラスシール11が配設された位置に弾性体12を介して配設されていて、弾性体12の一部がガラスシール11を兼用した構成となっている。この構成により、車室内側と車外側の双方からの物体の挟み込みを検出することができ、検出範囲をさらに拡大することができる。
【0038】
(実施例3)
実施例3の発明を図10を参照して説明する。図10は実施例3の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。図10に示したように、本実施例3では窓枠1の車外側にサイドバイザ30が固定されている。そして、圧電センサ3及び弾性体12の一部が、サイドバイザ30の先端P1と窓枠1の車室内側下端P2を通る直線L1よりも下に位置するように窓枠1に配設されている。
【0039】
上記構成により、図10に示したように、物体Mがサイドバイザ30と窓ガラス2との間に挟み込まれると、圧電センサ3及び弾性体12の一部が直線L1よりも下に位置するように窓枠1に配設されているので、物体Mにより弾性体12が圧縮され、中空部13が押しつぶされ、圧電センサ3が大きく変形する。これにより実施例1と同様な手順で挟み込みを判定でき、窓ガラス2を逆転する。このように、サイドバイザが装着された窓枠であっても挟み込みを検出でき、不要な挟み込みを防止することができる。
【0040】
(実施例4)
実施例4の発明を図11を参照して説明する。図11は実施例4の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。図11に示したように、本実施例4も実施例3と同様に窓枠1の車外側にサイドバイザ30が固定されており、圧電センサ3及び弾性体12の一部が直線L1よりも下に位置するように窓枠1に配設されている。さらに、サイドバイザ30の窓枠1への取付け部と窓枠1との間に圧電センサ3cが弾性体31と共に配設され、サイドバイザ30の先端部にも圧電センサ3dが弾性体32を介して配設されている。
【0041】
上記構成により、物体Mが弾性体12に接触しない状態でサイドバイザ30と窓ガラス2との間に挟み込まれる場合があっても、サイドバイザ30に印加される押圧変化を圧電センサ3c、3dの少なくとも一つにより検出して挟み込みを判定することができ、不要な挟み込みを防止することができる。
【0042】
(実施例5)
実施例5の発明を図12を参照して説明する。図12は実施例5の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。図12に示したように、本実施例5では窓ガラス2の先端部に沿って圧電センサ3が弾性体33を介して窓ガラス2に配設されている。弾性体33を窓ガラス2に強固に固定するため、窓ガラス2の先端部に溝部34を設けて弾性体33を配設している。
【0043】
上記構成により、物体Mが窓枠1と窓ガラス2との間に挿入された場合、窓ガラス2が上昇して物体Mが窓枠1と窓ガラス2との間に挟み込まれると、圧電センサ1が物体Mにより押圧されて変形し、実施例1と同様な手順で挟み込みを判定することができる。また、窓ガラス2が上昇して物体Mが窓枠1と窓ガラス2との間に挟み込まれる以前に物体Mが弾性体33に接触しても、圧電センサ1が物体Mにより押圧されて変形し、実施例1と同様な手順で挟み込みを判定することができる。従って、本実施例5によれば、窓ガラス2側に圧電センサ3が配設されているので、物体Mが挟み込まれる以前に窓ガラス2を反転させて不要な挟み込みを防止することができ、実施例1よりも挟み込みによる物体の損傷を低減できる。また、実施例3、4のようにサイドバイザが装着されていても圧電センサ3の位置を工夫したり、サイドバイザ側に圧電センサを配設したりする必要がなく、構成が簡単になる。
【0044】
尚、実施例5では窓ガラス2が全閉した際にも閉止による押圧により圧電センサ3から挟み込みと同様な信号が出力されるが、例えばモータ6の回転数をホール素子等で検出して窓ガラス2の位置を判定し、全閉直前の一定距離以内に窓ガラス2の先端部が入ると、挟み込み検出を行わないような構成とすればよい。
【0045】
(実施例6)
実施例6の発明を図13を参照して説明する。図13は実施例6の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。図13に示したように、本実施例6では窓ガラス2と窓ガラス2の支持具8との間に圧電センサ3を弾性体35を介して配設した構成としてある。窓ガラス2は弾性体35に差し込んで複数のリベット36により固定されていて、支持具8に弾性保持される構成になっている。尚、この弾性保持の構成は図13に示す構成に限定されるものではなく、物体の挟み込み時に窓ガラス2の先端部に印加される押圧により、窓ガラス2の支持具8との間に配設された圧電センサ3が変形するような他の構成であってもよい。
【0046】
上記構成により、物体が窓枠1と窓ガラス2との間に挟み込まれたり、窓ガラス2の先端部に接触すると、窓ガラス2の先端部に印加される押圧により圧電センサ3が変形し、実施例1と同様な手順で挟み込みを判定する。本実施例6によれば、実施例5のように窓ガラス2の先端部に溝部34を設けること無しに挟み込みや物体の窓ガラス2への接触を検出して、不要な挟み込みを防止することができる。また、窓枠1や窓ガラス2の先端部に圧電センサ3を配設する必要がなく、見栄えや視界がよい。
【0047】
(実施例7)
実施例7の発明を図14を参照して説明する。図14は実施例7の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図である。断面位置は図1のA−A′位置と同じである。図14に示したように、本実施例7では弾性体12が屈曲部36を有している。この構成により、物体が挟み込まれると押圧により屈曲部36が屈曲して圧電センサ3の変形量が増大するので、圧電センサ3の出力信号がさらに大きくなり挟み込みをさらに検出しやすくなる。また、環境温度が0℃以下となる低温環境下では、弾性体12が硬化して圧電センサ3の変形量が低下する場合があるが、本実施例1では屈曲部36が屈曲することにより、圧電センサ3の変形量の低下が抑制される。
【0048】
(実施例8)
実施例8の発明を図15を参照して説明する。図15は実施例8の発明の挟み込み検出
装置及び開閉装置の外観図である。図15に示したように、本実施例8では、圧電センサ3を窓枠1に沿って一周させて両端を判定手段4に接続する構成としている。図15の領域Sに示したように、車種により窓ガラス2が閉じる際に窓枠1の側壁側と窓ガラス2の間に隙間が生じながら全閉してゆくドアがあるが、本実施例8によれば領域Sで物体の挟み込みがあっても挟み込みを検出することができ、圧電センサ3が配設されている窓枠1の全周にわたって挟み込みを検出できるので挟み込み検出の信頼性が向上する。
【0049】
(実施例9)
実施例9の発明を図16を参照して説明する。図16は実施例9の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図である。図16に示したように、本実施例9では開閉部が自動車の電動サンルーフ2aで、電動サンルーフ2aの枠部1aと電動サンルーフ2aの先端部との少なくとも一方に圧電センサ3e、3fを配設した構成としてある。この構成により、電動サンルーフ2aと枠部1aとの間への物体の挟み込みを圧電センサ3e、3fにより検出することができる。
【0050】
また、図16に示したように、開閉部が自動車のスライド式の電動ドア2bで、電動ドア2bの枠部1bと電動ドア2bの先端部との少なくとも一方に圧電センサ3g、3hを配設した構成としてもよく、電動ドア2bと枠部1bとの間への物体の挟み込みを圧電センサ3g、3hにより検出することができる。
【0051】
(実施例10)
実施例10の発明を図17を参照して説明する。図17は実施例10の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図である。図17に示したように、開閉部が電車の自動ドア2cで、自動ドア2cの枠部1cと自動ドア2cの先端部との少なくとも一方に圧電センサ3i、3jを配設した構成としてもよく、自動ドア2cと枠部1cとの間への物体の挟み込みを圧電センサ3により検出することができる。
【0052】
尚、同様な構成を飛行機や建物の自動ドアに適用したり、ガレージや店舗等の電動シャッターに適用してもよい。この場合、圧電センサは開口部と開閉部の少なくとも一方に配設すればよく、自動ドアや電動シャッターでの挟み込みを検出し、不要な挟み込みを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、請求項1の発明によれば、挟み込みを検出するための圧電センサが、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを均一に混合した混合組成物からなる複合圧電体層と、前記複合圧電体層を挟む複数の電極とを有し、前記圧電センサは弾性体を介して前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設され、前記弾性体は中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えることにより、前記開口部と前記開閉部との間へ物体が挟みこまれる際に前記圧電センサの変形量を増大させることを特徴とした構成であるので、圧電センサが80℃〜100℃以上の高温でも感度低下がなく、かつ、加硫という煩雑な製造プロセスが不要となり、信頼性と実用性の高い挟み込み検出装置および開閉装置を提供することができるといった効果がある。
【0054】
さらに、低温環境下でも開口部と開閉部との間に物体が挟み込まれる際に中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えた弾性体により圧電センサの変形量が増大するので、圧電センサの出力信号が大きくなり挟み込みを検出しやすくなるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図
【図2】 図1のA−A′位置における断面構成図
【図3】 同装置の圧電センサと弾性体の斜視図
【図4】 同装置の圧電センサの外観図
【図5】 同装置の圧電センサ、弾性体、及び判定手段の位置関係を示す構成図
【図6】 同装置のブロック図
【図7】 物体が挟み込まれた際の図1のA−A′位置における断面構成図
【図8】 同装置の感圧部からの出力信号V、判定手段の判定出力J、モータへの印加電圧Vmを示す特性図
【図9】 実施例2の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図10】 実施例3の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図11】 実施例4の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図12】 実施例5の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図13】 実施例6の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図14】 実施例7の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の断面構成図
【図15】 実施例8の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図
【図16】 実施例9の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図
【図17】 実施例10の発明の挟み込み検出装置及び開閉装置の外観図
【符号の説明】
1 窓枠(開口部)
2 窓ガラス(開閉部)
2a 電動サンルーフ(開閉部)
2b 電動ドア(開閉部)
2c 自動ドア(開閉部)
3 圧電センサ
4 判定手段
10 制御手段
12 弾性体
13 中空部
14 複合圧電体層
15 中心電極(電極)
16 外側電極(電極)
36 屈曲部

Claims (4)

  1. 開口部と、前記開口部を開閉する開閉部と、前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設された圧電センサと、前記圧電センサの出力信号に基づき前記開口部と前記開閉部の間への物体の挟み込みを判定する判定手段とを備え、前記圧電センサは、非晶質塩素化ポリエチレンと結晶性塩素化ポリエチレンと圧電セラミック粉体とを均一に混合した混合組成物からなる複合圧電体層と、前記複合圧電体層を挟む複数の電極とを有し、前記圧電センサは弾性体を介して前記開口部と前記開閉部の少なくとも一方に配設され、前記弾性体は中空部と前記中空部の側壁部分に設けられた屈曲部とを備えることにより、前記開口部と前記開閉部との間へ物体が挟みこまれる際に前記圧電センサの変形量を増大させることを特徴とした挟み込み検出装置。
  2. 請求項記載の挟み込み検出装置を備え、判定手段の出力信号に基づき挟み込み判定時には挟み込みを解除するよう開閉部の開閉動作を制御する制御手段を有した開閉装置。
  3. 開閉部が自動車のパワーウィンドウ、電動サンルーフ、電動ドアの少なくとも1つである請求項記載の開閉装置。
  4. 開閉部が列車、飛行機、建物の自動ドアである請求項記載の開閉装置。
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