JP2006315532A - カバーのロック構造 - Google Patents

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JP2006315532A JP2005140269A JP2005140269A JP2006315532A JP 2006315532 A JP2006315532 A JP 2006315532A JP 2005140269 A JP2005140269 A JP 2005140269A JP 2005140269 A JP2005140269 A JP 2005140269A JP 2006315532 A JP2006315532 A JP 2006315532A
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Atsushi Yamada
山田  敦
Sho Enomoto
祥 榎本
Toshio Nashiro
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Marelli Corp
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Abstract

【課題】 片手で容易に組付けおよび取外しを行なうことができるカバーのロック構造を提供する。
【解決手段】 本体側に配設されるロック突起9およびヒンジ突起10と、カバー11の一側に設けられヒンジ突起10に係合するヒンジ側係止部12と、カバー11の他側に設けられロック突起9に係合するロック係合部13とからなっている。これにより、カバー11の装着時にヒンジ側係止部12をヒンジ突起10に係合させ、このヒンジ突起10を中心に回動させることにより、カバー11のロック係合部11をロック突起9に係合させる。その後、カバー11を取外す際、ヒンジ突起10へのヒンジ側係止部12の係止状態を維持したままロック解除して、ヒンジ突起10を中心にカバー11を開く。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用空調装置などに設けられるカバーのロック構造に関する。
この種の従来技術に関連するものとして、例えば特許文献1に記載されている「空調装置」が提案されている。この従来技術では、内外気を取り入れる内外気切替箱とブロアとの間に、取り入れた空気中の塵埃などの異物を捕捉するフィルタを収納するフィルタケースが介設され、このフィルタケースの開口に、前記のフィルタを交換するためのカバーが装着されている。そして、このカバーの両端にはクリップタイプ等の係合手段が設けられており、各係合手段をフィルタケース本体に対して係合させることにより、カバーを本体側へロックしていた。
特開2003−11659号公報(段落番号0022〜0024、図4)
しかしながら、特許文献1に記載されている従来技術では、カバーの両端に設けた係合手段を両手で操作する必要があるとともに、フィルタのメインテナンス時に広い作業空間も必要であった。加えて、フィルタケースから取外したカバーが不用意に落下するおそれもあった。
本発明は、上記のような従来技術を考慮してなされたもので、その目的は、片手で容易に組付けおよびを取外し行なうことのできるカバーのロック構造を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、本体に対して装着されるカバーのロック構造であって、前記本体側に所定間隔をおいて配設されるロック突起およびヒンジ突起と、カバーの一側に設けられて前記ヒンジ突起に係合するヒンジ側係止部と、前記カバーの他側に設けられて前記ロック突起に係合するロック係合部とからなり、ロック係合時に前記ヒンジ突起を中心に前記カバーを回動させ、ロック解除時に前記ヒンジ突起への前記ヒンジ側係止部の係止状態を維持したままロック解除する構成にしてある。
このように構成した本発明では、カバーを本体に組付ける際、カバーを把持して、カバーの一側に設けたヒンジ側係止部を本体側のヒンジ突起に係合させて、このヒンジ突起を中心にカバーを閉じる方向へ回動させることにより、カバーの他側に設けたロック係合部を本体側のロック突起に係合させる。その後、カバーを取外す際、ヒンジ突起へのヒンジ側係止部の係止状態を維持したままロック解除して、ヒンジ突起を中心にカバーを開く方向へ回動させる。これによって、片手で容易にカバーの組付けおよび取外しを行なうことができる。
本発明では、片手で容易にカバーの組付けをおよび取外し行なうことができ、したがって、本体内に収納されるフィルタの保守点検や交換などの作業性の向上を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に係るカバーのロック構造の詳細を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るカバーのロック構造を示す断面図、図2はカバーの平面図、図3はカバーの斜視図、図4はカバーの側面図、図5はカバーを裏面側から見た斜視図、図6は本実施形態のロック構造が設けられる車両用空調装置を示す側面図、図7はカバーの取付部分を示す図である。
図6に示す車両用空調装置1はケーシング2を有し、このケーシング2に、図示しないブロアを収納する収納部3が形成され、ブロアから送出される空気の下流側に、フィルタ用とヒータコア用の収納部4、5、ミックスドア6およびエバポレータ7が配設されている。
そして、図1に示すように、本実施形態のロック構造8は、ケーシング(本体)2側に所定間隔をおいて配設されるロック突起9およびヒンジ突起10と、カバー11の一側に設けられてヒンジ突起10に係合するヒンジ側係止部12と、カバー11の他側に設けられてロック突起9に係合するロック係合部13とからなっている。このロック係合部13より長手方向の中心部寄りには、ロック突起9を受け入れる開口14が形成されている。カバー11の長手方向の一側寄りには取っ手15が設けられ、この取っ手15は、カバー11の表面から外側に立設する柱部16と、この柱部16の端部からカバー11の長手方向の一側方向へ突出する把持部17とから構成されている。
この実施形態のロック構造8にあっては、カバー11を、上記のフィルタ用収納部4を覆うようにケーシング2に組付けるとき、取っ手15を保持して、カバー11の一側に設けたヒンジ側係止部12をケーシング2側のヒンジ突起10に係合させ、このヒンジ突起10を中心にカバー11を閉じる方向へ回動させることにより、カバー11の他側に設けたロック係合部13をケーシング2側のロック突起9に係合させる。その後、カバー11を取外すとき、ヒンジ突起10へのヒンジ側係止部12の係止状態を維持したままロック解除して、ヒンジ突起10を中心にカバー11を開く方向へ回動させる。
このように構成した本実施形態では、片手で容易にカバー11の組付けおよび取外しを行なうことができる。さらに、カバー11の取っ手15を把持することにより、カバー11の取り扱い操作が容易である。例えば、車室内の作業空間が限られ、作業者がカバー11を見ることができない状態でもカバー11を容易に脱着でき、フィルタのメインテナンスなどを行なうことができる。また、ケーシング2側から取外したカバー11が不用意に落下することを防止できる。
本発明は、片手で容易にカバーの組付けおよび取外しを行なうことができるという効果があるので、車両用、一般機械用あるいは産業機械用などのカバーのロック構造としても広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係るカバーのロック構造を示す断面図である。 カバーの側面図である。 カバーの斜視図である。 カバーの側面図である。 カバーを裏面側から見た斜視図である。 本実施形態のロック構造が設けられる車両用空調装置を示す側面図である。 カバーの取付部分を示す側面図である。
符号の説明
2 ケーシング(本体)
8 ロック構造
9 ロック突起
10 ヒンジ突起
11 カバー
12 ヒンジ側係止部
13 ロック係合部
14 開口
15 取っ手

Claims (3)

  1. 本体(2)に対して装着されるカバー(11)のロック構造(8)であって、前記本体(2)側に所定間隔をおいて配設されるロック突起(9)およびヒンジ突起(10)と、カバー(11)の一側に設けられて前記ヒンジ突起(10)に係合するヒンジ側係止部(12)と、前記カバー(11)の他側に設けられて前記ロック突起(9)に係合するロック係合部(13)とからなり、ロック係合時に前記ヒンジ突起(10)を中心に前記カバー(11)を回動させ、ロック解除時に前記ヒンジ突起(10)への前記ヒンジ側係止部(12)の係止状態を維持したままロック解除することを特徴とするカバーのロック構造(8)。
  2. 請求項1に記載のカバー(11)のロック構造(8)であって、前記カバー(11)は、取っ手(15)を備えたことを特徴とするカバー(11)のロック構造(8)。
  3. 請求項1に記載のカバー(11)のロック構造(8)であって、前記カバー(11)は、前記ロック係合部(13)より長手方向の中心部寄りに位置し、前記ロック突起(9)を受け入れる開口(14)を備えたことを特徴とするカバー(11)のロック構造(8)。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56172993U (ja) * 1980-05-20 1981-12-21
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JPH0595625U (ja) * 1992-06-04 1993-12-27 株式会社ゼクセル エアフィルタの着脱構造
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JP2004168372A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Denso Corp 蓋体の取付構造

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