JP2006315287A - ボールペン - Google Patents

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Abstract

【課題】ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除する。
【解決手段】複数のリフィール1A,1Bと、リフィール1A,1B内のインクを加圧するための加圧機構3A,3Bと、リフィール1A,1Bを先端側に移動させると共に加圧機構3A,3Bを作動するために先端側に押し下げられるノック部材8A,8B,9A,9Bとを具備するボールペンにおいて、リフィール1A,1Bおよび加圧機構3A,3Bのシリンダ部4A,4Bを後端側に付勢するための第1スプリング11A,11Bと、ノック部材8A,8B,9A,9Bおよび加圧機構3A,3Bのピストン部5A,5Bを後端側に付勢するための第2スプリング12A,12Bとを設け、第2スプリング12A,12Bのばね定数を第1スプリング11A,11Bのばね定数より小さくした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のリフィールと、リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、リフィールを先端側に移動させると共に加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンに関し、特には、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、先端側へのリフィールの移動が完了せしめられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができるボールペンに関する。
従来から、複数のリフィールと、リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、リフィールを先端側に移動させると共に加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック棒(ノック部材)とを具備するボールペンが知られている。この種のボールペンの例としては、例えば特開2004−314379号公報に記載されたものがある。
特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、複数のリフィールが設けられ、複数のリフィールの少なくとも1つにリフィール内のインクを加圧するための加圧機構が設けられている。詳細には、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンの加圧機構では、加圧すべきリフィールの内部と連通せしめられた空間部(シリンダ部)と、空間部(シリンダ部)内の空気を圧縮するためのピストン部とが設けられ、ピストン部がノック棒(ノック部材)と一体化せしめられている。
また、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、ノック棒(ノック部材)が先端側に押し下げられると、加圧機構が作動せしめられ、リフィール内のインクが加圧されると共に、リフィールが先端側に移動せしめられる。
ところが、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、特開2004−314379号公報の段落〔0017〕に記載されているように、ノック棒(ノック部材)が先端側に押し下げられると、まず最初に、リフィールが先端側に移動せしめられ、リフィールの先端に取り付けられているチップがボールペン本体から突出せしめられた状態になる。次いで、ノック棒(ノック部材)が先端側に更に押し下げられると、加圧機構が作動せしめられ、リフィール内のインクが加圧せしめられる。
つまり、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、リフィールの先端のチップがボールペン本体から突出せしめられた後に、リフィール内のインクが加圧されるようになっている。
一方、特開2004−314379号公報には、リフィールの先端のチップがボールペン本体から突出せしめられた後、リフィール内のインクが加圧されている時に、リフィールが先端側に突き当てられて停止しているか否かについて開示されていない。
そのため、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、仮に、リフィール内のインクが加圧されている時にリフィールが先端側に突き当てられないように構成されている場合であって、ノック棒(ノック部材)を後端側に付勢するためのスプリングのばね圧が製造時のばらつき等によって設計上のばね圧より大きくなっている場合には、ノック棒(ノック部材)が先端側に完全に押し下げられ、リフィールの先端のチップがボールペン本体から突出せしめられている時、つまり、ボールペンの使用時に、ノック棒(ノック部材)とリフィールとの間隔が設計値より大きくなってしまい、それにより、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれがある。
特開2004−314379公報
前記問題点に鑑み、本発明は、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、リフィールの先端のチップがボールペン本体から突出せしめられている時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができるボールペンを提供することを目的とする。
つまり、本発明は、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、先端側へのリフィールの移動が完了せしめられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができるボールペンを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、前記ノック部材が先端側に押し下げられると、まず最初に、前記加圧機構によって前記リフィール内のインクの加圧が完了せしめられ、次いで、前記ノック部材が先端側に更に押し下げられると、前記リフィールが先端側に移動せしめられることを特徴とするボールペンが提供される。
請求項2に記載の発明によれば、複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、前記リフィールおよび前記加圧機構のシリンダ部を後端側に付勢するための第1スプリングと、前記ノック部材および前記加圧機構のピストン部を後端側に付勢するための第2スプリングとを設け、前記第2スプリングのばね定数を前記第1スプリングのばね定数より小さくしたことを特徴とするボールペンが提供される。
請求項3に記載の発明によれば、前記第1スプリングの先端をボールペンハウジングまたは前記ボールペンハウジングに固定されたばね座部によって支持し、前記第1スプリングの後端を前記シリンダ部によって支持し、前記第2スプリングの先端を前記シリンダ部によって支持し、前記第2スプリングの後端を前記ノック部材または前記ピストン部によって支持することを特徴とする請求項3に記載のボールペンが提供される。
請求項4に記載の発明によれば、複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、後端側に戻された位置から先端側に完全に押し下げられた位置までの前記ノック部材のストローク量と、後端側に戻された位置から最も先端側に移動せしめられた位置までの前記リフィールのストローク量との差分が、前記リフィール内のインクを加圧するのに必要な前記加圧機構のシリンダ部に対するピストン部のストローク量以上になるように、先端側への前記リフィールの移動を規制するための規制手段を設けたことを特徴とするボールペンが提供される。
請求項5に記載の発明によれば、前記規制手段をボールペンハウジングの先端に配置したことを特徴とする請求項4に記載のボールペンが提供される。
請求項6に記載の発明によれば、前記リフィール内のインクを加圧するためのシール面を前記加圧機構のピストン部の端面および前記加圧機構のシリンダ部の座面の2つの平面によって構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のボールペンが提供される。
請求項1に記載のボールペンでは、ノック部材が先端側に押し下げられると、まず最初に、加圧機構によってリフィール内のインクの加圧が完了せしめられ、次いで、ノック部材が先端側に更に押し下げられると、リフィールが先端側に移動せしめられる。
換言すれば、請求項1に記載のボールペンでは、ノック部材が先端側に完全に押し下げられる前に、加圧機構によってリフィール内のインクの加圧が完了せしめられ、リフィール内のインクの加圧が完了せしめられた後に、ノック部材が先端側に更に押し下げられることにより、リフィールが先端側に移動せしめられる。
そのため、請求項1に記載のボールペンによれば、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、先端側へのリフィールの移動が完了せしめられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
請求項2に記載のボールペンでは、リフィールおよび加圧機構のシリンダ部を後端側に付勢するための第1スプリングと、ノック部材および加圧機構のピストン部を後端側に付勢するための第2スプリングとが設けられ、第2スプリングのばね定数が第1スプリングのばね定数より小さくされている。
詳細には、請求項2に記載のボールペンでは、第1の押圧力でノック部材が先端側に押し下げられると、まず最初に、ピストン部がシリンダ部に突き当たるまで第2スプリングが圧縮せしめられ、それにより、リフィール内のインクの加圧が完了せしめられ、次いで、第1の押圧力より大きい第2の押圧力でノック部材が先端側に更に押し下げられると、第1スプリングが圧縮せしめられ、それにより、リフィールが先端側に移動せしめられるように、第2スプリングのばね定数が第1スプリングのばね定数より小さくされている。
つまり、請求項2に記載のボールペンによれば、第1スプリングのばね定数および第2スプリングのばね定数を管理するという簡易な方法によって、ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時にリフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
すなわち、請求項2に記載のボールペンによれば、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、先端側へのリフィールの移動が完了せしめられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
請求項3に記載のボールペンでは、第1スプリングの先端がボールペンハウジングまたはボールペンハウジングに固定されたばね座部によって支持され、第1スプリングの後端がシリンダ部によって支持され、第2スプリングの先端がシリンダ部によって支持され、第2スプリングの後端がノック部材またはピストン部によって支持されている。
つまり、請求項3に記載のボールペンでは、ボールペンの外径が大型化してしまうのを抑制するために、第2スプリングの先端が、ボールペンハウジングまたはボールペンハウジングに固定されたばね座部によって支持されるのではなく、それらよりも小径のシリンダ部によって支持されている。
このように構成されているボールペンでは、仮に製造時のばらつき等によって第2スプリングのばね定数が第1スプリングのばね定数より大きくなっている場合、ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時に、第2スプリングが十分に圧縮せしめられず、それに伴って、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれがある。
そこで、請求項3に記載のボールペンでは、ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時に第2スプリングが十分に圧縮せしめられているようにするために、第2スプリングのばね定数が第1スプリングのばね定数より小さくされている。
つまり、請求項3に記載のボールペンでは、ボールペンの外径の大型化を抑制するために第2スプリングの先端をシリンダ部によって支持するのに伴って、ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時にリフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれが生じてしまうのを確実に回避することができる。
請求項4に記載のボールペンでは、後端側に戻された位置から先端側に完全に押し下げられた位置までのノック部材のストローク量と、後端側に戻された位置から最も先端側に移動せしめられた位置までのリフィールのストローク量との差分が、リフィール内のインクを加圧するのに必要な加圧機構のシリンダ部に対するピストン部のストローク量以上になるように、先端側へのリフィールの移動を規制するための規制手段が設けられている。
詳細には、請求項4に記載のボールペンでは、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、リフィールが最も先端側に移動せしめられ、先端側へのリフィールの移動が規制手段によって規制されている時に、シリンダ部に対するピストン部のストローク量が、リフィール内のインクを加圧するのに必要なストローク量以上になっている。
そのため、請求項4に記載のボールペンによれば、先端側へのリフィールの移動を規制するための規制手段を設けるという簡易な方法によって、ノック部材が先端側に完全に押し下げられた時にリフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
つまり、請求項4に記載のボールペンによれば、ノック部材が先端側に完全に押し下げられ、先端側へのリフィールの移動が完了せしめられた時に、リフィール内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
請求項5に記載のボールペンでは、先端側へのリフィールの移動を規制するための規制手段がボールペンハウジングの先端に配置されている。詳細には、ボールペンハウジングのうち、複数のリフィールのいずれもが通過し得る先端の部分に規制手段が配置されている。そのため、複数のリフィールの先端側への移動を規制するために複数のリフィールのそれぞれに対応して複数の規制手段が設けられる場合よりも、規制手段を設けるのに必要なコストを低減することができる。
請求項6に記載のボールペンでは、リフィール内のインクを加圧するためのシール面が加圧機構のピストン部の端面およびシリンダ部の座面の2つの平面によって構成されている。そのため、リフィール内のインクを加圧するためのシール面が曲面(円筒面)によって構成されている特開2004−314379号公報に記載されたボールペンよりも、シール面の信頼性を向上させることができる。
詳細には、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンでは、シールリングが経時劣化したり、温度変化に伴って変形した場合には、シールリングの外周面と空間部(シリンダ部)の内周面とによってシール面を形成することができなくなってしまうおそれがあるのに対し、請求項6に記載のボールペンでは、ピストン部が経時劣化したり、温度変化に伴って変形した場合においても、ピストン部の端面とシリンダ部の座面とによってシール面を形成することができる。つまり、特開2004−314379号公報に記載されたボールペンよりもシール面の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明のボールペンの第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態のボールペンの断面図である。詳細には、図1(A)はリフィール1A,1B内のインクが加圧されていない状態を示した図、図1(B)はリフィール1A内のインクが加圧され、リフィール1B内のインクが加圧されていない状態を示した図である。図1において、2Aは例えば黒色のインクが充填されたリフィール1Aと一体化せしめられたチップを示しており、2Bは例えば赤色のインクが充填されたリフィール1Bと一体化せしめられたチップを示している。第1の実施形態のボールペンでは、リフィール1A,1B内に油性インクが充填されているが、第2の実施形態のボールペンでは、油性インクの代わりに、例えば中性インクおよびグリース状のフォロアをリフィール1A,1B内に充填することも可能である。
また、図1において、3Aはリフィール1A内のインクを加圧するための加圧機構を示しており、3Bはリフィール1B内のインクを加圧するための加圧機構を示している。加圧機構3Aはシリンダ部4Aとピストン部5Aとによって構成されており、加圧機構3Bはシリンダ部4Bとピストン部5Bとによって構成されている。
更に、図1において、8Aはリフィール1Aを先端側(図1の下側)に移動させると共に加圧機構3Aを作動するために先端側(図1の下側)に押し下げられる第1ノック部材を示しており、8Bはリフィール1Bを先端側(図1の下側)に移動させると共に加圧機構3Bを作動するために先端側(図1の下側)に押し下げられる第1ノック部材を示している。9Aは第1ノック部材8Aと一体化せしめられている第2ノック部材を示しており、9Bは第1ノック部材8Bと一体化せしめられている第2ノック部材を示している。
また、図1において、10はハウジングを示している。図1には詳細に示していないが、上述したリフィール1A,1B、加圧機構3A,3B、第1ノック部材8A,8B、第2ノック部材9A,9Bなどの組立を容易にするために、ハウジング10は複数の部材に分割可能に構成されている。更に詳細には、それらの複数の部材は、例えば螺合によって結合可能に構成されている。
更に、図1において、11Aはリフィール1Aおよび加圧機構3Aのシリンダ部4Aを後端側(図1の上側)に付勢するための第1スプリングを示しており、11Bはリフィール1Bおよび加圧機構3Bのシリンダ部4Bを後端側(図1の上側)に付勢するための第1スプリングを示している。第1スプリング11Aと第1スプリング11Bとは同様に構成されている。12Aはノック部材8A,9Aおよび加圧機構3Aのピストン部5Aを後端側(図1の上側)に付勢するための第2スプリングを示しており、12Bはノック部材8B,9Bおよび加圧機構3Bのピストン部5Bを後端側(図1の上側)に付勢するための第2スプリングを示している。第2スプリング12Aと第2スプリング12Bとは同様に構成されている。
また、図1において、13はハウジング10の後端部(図1の上側端部)に取り付けられた天冠を示しており、14はクリップ部材を示しており、15はクリップ部材14を天冠13に取り付けるためのピンを示している。クリップ部材14はピン15を中心に回動可能に構成されており、クリップ部材14(図2(B)参照)の自由端(図2(B)の下側端部)は、板ばね(図示せず)によってハウジング10の外周面側(図1の奥側から手前側)に付勢されている。
更に、図1において、16は第1スプリング11A,11Bの先端部(図1の下側端部)を支持するためのばね座部材を示しており、17はシリンダ部4A,4Bの後端側(図1の上側)への移動を規制するための突き当て部材を示している。
図2および図3は図1に示した第1の実施形態のボールペンを構成する複数の部品の部品図である。詳細には、図2(A)はハウジング10の部品図、図2(B)はクリップ部材14の部品図、図2(C)は天冠13の部品図、図2(D)は突き当て部材17の部品図、図2(E)はばね座部材16の部品図である。また、図3(A)は第2ノック部材9Aの部品図、図3(B)は第1ノック部材8Aの部品図、図3(C)は加圧機構3Aのピストン部5Aの一部を構成するピストン本体6Aの部品図、図3(D)は加圧機構3Aのピストン部5Aの一部を構成するシール部材7Aの部品図、図3(E)は加圧機構3Aのシリンダ部4Aの部品図、図3(F)はチップ2Aと一体化せしめられたリフィール1Aの部品図である。
図2(A)において、10−1はハウジング10に対してばね座部材16(図2(E)参照)を例えば圧入、接着などによって取り付けるためのばね座部材取り付け部を示している。10−2はハウジング10に対して突き当て部材(図2(D)参照)を例えば圧入、接着などによって取り付けるための突き当て部材取り付け部を示している。10−3Aは図1の上下方向に第2ノック部材9Aが移動するための溝を示しており、10−3Bは図1の上下方向に第2ノック部材9Bが移動するための溝を示している。10−4Aは第1ノック部材8Aの後端側(図1の上側)への移動を規制するための突き当て部を示しており、10−4Bは第1ノック部材8Bの後端側(図1の上側)への移動を規制するための突き当て部を示している。
また、図2(A)において、10−5Aは先端側(図1の下側)に押し下げられた第1ノック部材8Aが第2スプリング12Aによって後端側(図1の上側)に戻されないように第1ノック部材8Aを係止するための係止部を示しており、10−5Bは先端側(図1の下側)に押し下げられた第1ノック部材8Bが第2スプリング12Bによって後端側(図1の上側)に戻されないように第1ノック部材8Bを係止するための係止部を示している。10−6Aは図1の上下方向に第1ノック部材8Aを案内するための案内面を示しており、10−6Bは図1の上下方向に第1ノック部材8Bを案内するための案内面を示している。10−7はハウジング10に対して天冠13(図2(C)参照)を例えば圧入、接着などによって取り付けるためにハウジング10の後端部(図1の上側端部)に形成された穴を示している。10−8はハウジング10の先端部(図1の下側端部)に形成された穴を示している。
図3(A)において、9A1は第1ノック部材8Aおよび第2ノック部材9Aを先端側(図1の下側)に押し下げる時にユーザーによって操作される操作部を示している。9A2は第1ノック部材8Aに対して第2ノック部材9Aを取り付けるための係合部9A2を示している。第2ノック部材9B(図1参照)は図3(A)に示す第2ノック部材9Aとほぼ同様に構成されている。
図3(B)において、8A1は第1ノック部材8Aの先端部を示しており、8A2は第2スプリング12Aの後端部(図1の上側端部)を支持するためのばね座部を示している。8A3は第1ノック部材8Aの後端側(図1の上側)への移動を規制するためにハウジング10の突き当て部10−4A(図2(A)参照)に突き当てられる突き当て部を示している。8A4は先端側(図1の下側)に押し下げられた第1ノック部材8Aが第2スプリング12Aによって後端側(図1の上側)に戻されないようにハウジング10の係止部10−5A(図2(A)参照)に係止せしめられる係止部を示している。8A5は図1の上下方向に第1ノック部材8Aが移動する時にハウジング10の案内面10−6A(図2(A)参照)と摺動せしめられる被案内面を示している。
また、図3(B)において、8A6は、第1ノック部材8Bが先端側(図1の下側)に押し下げられた状態(図5(B)参照)を解除するために第1ノック部材8Bの被押動部8B7(図3(B)参照)を押動するための押動部を示している。8A7は、第1ノック部材8Aが先端側(図1の下側)に押し下げられた状態(図1(B)参照)を解除するために第1ノック部材8Bの押動部8B6(図3(B)参照)によって押動せしめられる被押動部を示している。8A8は第1ノック部材8Aと第2ノック部材9Aとを一体化するために第2ノック部材9Aの係合部9A2(図3(A)参照)と係合せしめられる係合穴を示している。
第1ノック部材8B(図1参照)は図3(B)に示す第1ノック部材8Aと同様に構成されている。
図3(C)において、6A1は第1ノック部材8Aの先端部8A1(図3(B)参照)が圧入せしめられる穴を示しており、6A2はピストン本体6Aの先端部を示している。6A3はシリンダ部4Aに対するピストン本体6Aおよびシール部材7Aの先端側(図1の下側)への移動を規制するための突き当て部を示している。ピストン部5B(図1参照)の一部を構成するピストン本体は図3(C)に示すピストン本体6Aと同様に構成されている。
図3(D)において、7A1はピストン本体6Aの先端部6A2(図3(C)参照)が圧入せしめられる穴を示しており、7A2はシール部材7Aの外周面を示しており、7A3はシール部材7Aの先端面を示している。シール部材7Aは例えばゴムのような弾性体によって形成されている。また、ピストン部5B(図1参照)の一部を構成するシール部材は図3(D)に示すシール部材7Aと同様に構成されている。
図3(E)において、4A1は第2スプリング12Aの先端部(図1の下側端部)を支持するためのばね座部を示しており、4A2は第1スプリング12Aの後端部(図1の上側端部)を支持するためのばね座部を示している。4A3はシリンダ部4Aの後端側(図1の上側)への移動を規制するために突き当て部材17(図1参照)に突き当てられる突き当て部を示している。この突き当て部4A3は、シリンダ部4Aに対するピストン本体6Aおよびシール部材7Aの先端側(図1の下側)への移動を規制するためにピストン本体6Aの突き当て部6A3が突き当てられる突き当て部としての機能も有する。
また、図3(E)において、4A4はシール部材7Aの外周面7A2(図3(D)参照)と協働してシール面を形成するためのシリンダ部4Aの内周面を示している。4A5はシリンダ部4Aの座面を示しており、4A6はリフィール1A(図3(F)参照)の後端部(図1の上側端部)に圧入せしめられるシリンダ部4Aの先端部を示している。シリンダ部4B(図1参照)は図3(E)に示すシリンダ部4Aと同様に構成されている。
第1の実施形態のボールペンでは、図1および図3に示すように、第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、一体化せしめられ、それらが一体となって移動するように構成されている。また、シリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、一体化せしめられ、それらが一体となって移動するように構成されている。同様に、第2ノック部材9Bと、第1ノック部材8Bと、ピストン部5Bを構成するピストン本体と、シール部材とが、一体化せしめられ、それらが一体となって移動するように構成されている。また、シリンダ部4Bと、リフィール1Bと、チップ2Bとが、一体化せしめられ、それらが一体となって移動するように構成されている。
図4は図1(A)に示した状態から図1(B)に示した状態までの過程を説明するための図である。詳細には、図4は図1に示したシリンダ部4A、ピストン部5A、リフィール1Aなどを図1の左側から見た断面図である。更に詳細には、図4(A)は図1(A)に示した状態におけるシリンダ部4A、ピストン部5A、リフィール1Aなどを拡大して示した図である。図4(B)は図1(A)に示した状態と図1(B)に示した状態との間のタイミングにおけるシリンダ部4A、ピストン部5A、リフィール1Aなどを拡大して示した図である。図4(C)は図1(B)に示した状態におけるシリンダ部4A、ピストン部5A、リフィール1Aなどを拡大して示した図である。
図1(A)および図4(A)に示した状態においては、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、後端側(図1の上側)に完全に戻されている。詳細には、第1ノック部材8Aの突き当て部8A3(図3(B)および図4(B)参照)が、ハウジング10の突き当て部10−4A(図2(A)および図4(B)参照)に突き当てられている。
また、図1(A)および図4(A)に示した状態においては、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、後端側(図1の上側)に完全に戻されている。詳細には、シリンダ部4Aの突き当て部4A3(図3(E)および図4(B)参照)が、ハウジング10に取り付けられた突き当て部材17(図1(A)および図4(B)参照)に突き当てられている。
第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態において、チップ2Aがハウジング10の内部に格納され、ピストン部5Aがシリンダ部4Aに対して後端側(図1の上側)に移動せしめられ、それにより、シリンダ部4Aの内部およびこれと連通せしめられているリフィール1Aの内部が減圧せしめられるように、ハウジング10の突き当て部10−4A(図2(B)および図4(B)参照)および突き当て部材17(図1(A)および図4(B)参照)の位置が設定されている。つまり、第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態において、リフィール1A内のインクの加圧が解除されている。同様に、リフィール1B内のインクの加圧も解除されている。
第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態から、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、先端側(図1の下側)に押し下げられると、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、最も先端側(図1の下側)まで移動せしめられた状態(図1(B)参照)になる前に、リフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられるようになっている。
詳細には、第1の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、最も先端側(図1の下側)まで移動せしめられた状態(図1(B)参照)になる前に、リフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられるようにするために、第2スプリング12Aのばね定数が第1スプリング11Aのばね定数より小さくされている。
換言すれば、第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態から先端側(図1の下側)への第1ノック部材8Aなどの押し下げが開始されると、第1ノック部材8Aなどの押し下げ量の増加に伴って、第2スプリング12Aの縮み量が急激に増加し、第1スプリング11Aの縮み量が漸進的に増加するように、第2スプリング12Aのばね定数および第1スプリング11Aのばね定数が設定されている。
つまり、第1の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、最も先端側(図1の下側)まで移動せしめられた状態(図1(B)参照)になる前に、図4(B)に示すように、ピストン本体6Aの突き当て部6A3(図3(C)および図4(A)参照)がシリンダ部4Aの突き当て部4A3(図3(E)および図4(A)参照)に突き当てられ、リフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられた状態になる。
図4(B)に示した状態から、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、先端側(図1の下側)に更に押し下げられると、第1スプリング11Aの縮み量が更に増加し、図1(B)および図4(C)に示すように、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、最も先端側(図1の下側)まで移動せしめられた状態になる。
詳細には、図1(B)および図4(C)に示した状態においては、第1ノック部材8Aの係止部8A4(図3(B)参照)がハウジング10の係止部10−5A(図2(A)参照)によって係止せしめられている。その結果、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた状態が維持される。また、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、ピストン本体6Aの突き当て部6A3(図3(C)および図4(A)参照)によって最も先端側(図1の下側)に移動せしめられた状態が維持される。
次いで、リフィール1A内のインクによる筆記が終了し、チップ2Aをハウジング10の内部に格納する必要が生じた場合には、図1(B)に示した状態から、第2ノック部材9Bが先端側(図1の下側)に押し下げられる。その結果、第1ノック部材8Bの押動部8B6(図3(B)参照)によって、第1ノック部材8Aの被押動部8A7が図1(B)の左下側に押動される。それにより、第1ノック部材8Aの係止部8A4(図3(B)参照)がハウジング10の係止部10−5A(図2(A)参照)から外れる。その結果、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6Aと、シール部材7Aとが、図1(A)に示した状態まで、第2スプリング12Aによって、後端側(図1の上側)に完全に戻される。また、一体化せしめられているシリンダ部4Aと、リフィール1Aと、チップ2Aとが、図1(A)に示した状態まで、第1スプリング11Aによって、後端側(図1の上側)に完全に戻される。つまり、リフィール1A内のインクの加圧が解除される。
上述したように、第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態から、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に押し下げられると、まず最初に、図4(B)に示すように、加圧機構3A(4A,5A,6A,7A)によってリフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられる。次いで、図1(B)および図4(C)に示すように、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に更に押し下げられると、リフィール1Aが先端側に移動せしめられる。
換言すれば、第1の実施形態のボールペンでは、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた図1(B)および図4(C)に示す状態になる前に、図4(B)に示すように、加圧機構3A(4A,5A,6A,7A)によってリフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられる。その後、図1(B)および図4(C)に示すように、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に更に押し下げられることにより、リフィール1Aが先端側(図1の下側)に移動せしめられる。
そのため、第1の実施形態のボールペンによれば、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられ、先端側(図1の下側)へのリフィール1Aの移動が完了せしめられた時、つまり、第1ノック部材8Aの係止部8A4(図3(B)参照)がハウジング10の係止部10−5A(図2(A)参照)に係止せしめられた時に、リフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
第1の実施形態のボールペンでは、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除するために、上述したように、第2スプリング12Aのばね定数が第1スプリング11Aのばね定数より小さくされている。
詳細には、第1の実施形態のボールペンでは、図1(A)および図4(A)に示した状態から、第1の押圧力でノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に押し下げられると、まず最初に、図4(B)に示すように、ピストン本体6Aの突き当て部6A3(図3(C)および図4(A)参照)がシリンダ部4Aの突き当て部4A3(図3(E)および図4(A)参照)に突き当たるまで第2スプリング12Aが圧縮せしめられ、それにより、リフィール1A内のインクの加圧が完了せしめられ、次いで、第1の押圧力より大きい第2の押圧力でノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に更に押し下げられると、図1(B)および図4(C)に示すように、第1スプリング11Aが圧縮せしめられ、それにより、リフィール1Aが先端側(図1の下側)に移動せしめられるように、第2スプリング12Aのばね定数が第1スプリング11Aのばね定数より小さくされている。
つまり、第1の実施形態のボールペンによれば、第1スプリング11Aのばね定数および第2スプリング12Aのばね定数を管理するという簡易な方法によって、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
第1の実施形態のボールペンでは、図1および図4に示したように、第1スプリング11Aの先端部(図1の下側端部)がハウジング10に固定されたばね座部材16によって支持され、第1スプリング11Aの後端部(図1の上側端部)がシリンダ部4Aのばね座部4A2(図3(E)参照)によって支持され、第2スプリング12Aの先端部(図1の下側端部)がシリンダ部4Aのばね座部4A1(図3(E)参照)によって支持され、第2スプリング12Aの後端部(図1の上側端部)が第1ノック部材8Aのばね座部8A2(図3(B)参照)によって支持されている。つまり、第1の実施形態のボールペンでは、ボールペンの外径が大型化してしまうのを抑制するために、第2スプリング12Aの先端部(図1の下側端部)が、ハウジング10またはハウジング10に固定されたばね座部材(図示せず)によって支持されるのではなく、それらよりも小径のシリンダ部4Aのばね座部4A1(図3(E)参照)によって支持されている。
このように構成されている第1の実施形態のボールペンでは、仮に製造時のばらつき等によって第2スプリング12Aのばね定数が第1スプリング11Aのばね定数より大きくなっている場合、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた時に、第2スプリング12Aが十分に圧縮せしめられず、それに伴って、リフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれがある。
そこで、第1の実施形態のボールペンでは、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた時に第2スプリング12Aが十分に圧縮せしめられているようにするために、第2スプリング12Aのばね定数が第1スプリング11Aのばね定数より小さくされている。
つまり、第1の実施形態のボールペンでは、ボールペンの外径の大型化を抑制するために第2スプリング12Aの先端部(図1の下側端部)をシリンダ部4Aのばね座部4A1(図3(E)参照)によって支持するのに伴って、ノック部材8A,9Aが先端側(図1の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれが生じてしまうのを、確実に回避することができる。
以下、本発明のボールペンの第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のボールペンは、後述する点を除き、上述した第1の実施形態のボールペンとほぼ同様に構成されている。
図5は第3の実施形態のボールペンの断面図である。詳細には、図5(A)はリフィール1A,1B内のインクが加圧されていない状態を示した図、図5(B)はリフィール1A内のインクが加圧されておらず、リフィール1B内のインクが加圧されている状態を示した図である。図5において、図1〜図4に示した参照番号と同一の参照番号は、図1〜図4に示した部品または部分と同一の部品または部分を示している。
また、図5において、11A’はリフィール1Aおよび加圧機構3Aのシリンダ部4Aを後端側(図5の上側)に付勢するための第1スプリングを示しており、11B’はリフィール1Bおよび加圧機構3Bのシリンダ部4Bを後端側(図5の上側)に付勢するための第1スプリングを示している。第1スプリング11A’と第1スプリング11B’とは同様に構成されている。12A’はノック部材8A,9Aおよび加圧機構3Aのピストン部5Aを後端側(図5の上側)に付勢するための第2スプリングを示しており、12B’はノック部材8B,9Bおよび加圧機構3Bのピストン部5Bを後端側(図5の上側)に付勢するための第2スプリングを示している。第2スプリング12Aと第2スプリング12Bとは同様に構成されている。
更に、図5において、20はシリンダ部4A,4Bの先端側(図5の下側)への移動を規制するための突き当て部材を示している。
つまり、第3の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられているシリンダ部4Aとリフィール1Aとチップ2Aとが最も先端側(図5の下側)に移動せしめられた位置が、突き当て部材20によって設定されている。同様に、一体化せしめられているシリンダ部4Bとリフィール1Bとチップ2Bとが最も先端側(図5の下側)に移動せしめられた位置が、突き当て部材20によって設定されている。
更に、第3の実施形態のボールペンでは、最も先端側(図5の下側)に移動せしめられたリフィール1A内のインクを十分に加圧することができるように、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと第1ノック部材8Aとピストン部5Aを構成するピストン本体6A(図3(C)参照)とシール部材7A(図3(D)参照)とが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた位置が、ハウジング10の係止部10−4A(図2(A)参照)によって設定されている。同様に、最も先端側(図5の下側)に移動せしめられたリフィール1B内のインクを十分に加圧することができるように、一体化せしめられている第2ノック部材9Bと第1ノック部材8Bとピストン部5Bを構成するピストン本体(図示せず、図3(C)参照)とシール部材(図示せず、図3(D)参照)とが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた位置が、ハウジング10の係止部10−4B(図2(A)参照)によって設定されている。
詳細には、第3の実施形態のボールペンでは、図5(B)に示すように、一体化せしめられている第2ノック部材9Bと、第1ノック部材8Bと、ピストン部5Bを構成するピストン本体(図示せず、図3(C)参照)とシール部材(図示せず、図3(D)参照)とが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられている時に、シリンダ部4Bが突き当て部材20に突き当てられ、ピストン部5Bがシリンダ部4Bに対して十分に先端側(図5の下側)に移動せしめられている。その結果、リフィール1B内のインクが十分に加圧せしめられている。
同様に、第3の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6A(図3(C)参照)とシール部材7A(図3(D)参照)とが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられている時(図示せず、図1(B)参照)に、シリンダ部4Aが突き当て部材20に突き当てられ、ピストン部5Aがシリンダ部4Aに対して十分に先端側(図5の下側)に移動せしめられている。その結果、リフィール1A内のインクが十分に加圧せしめられている。
上述したように、第3の実施形態のボールペンでは、突き当て部材20が設けられ、それにより、リフィール1A,1B内のインクが十分に加圧せしめられることが保証されている。そのため、第3の実施形態のボールペンでは、第2スプリング12A’のばね定数は、第1スプリング11A’のばね定数と等しくても、あるいは、それより小さくても、あるいは、それより大きくても良い。また、第2スプリング12B’(図5参照)のばね定数は、第1スプリング11B’(図5参照)のばね定数と等しくても、あるいは、それより小さくても、あるいは、それより大きくても良い。
換言すれば、第3の実施形態のボールペンでは、後端側(図5の上側)に戻された位置から先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた位置までのノック部材8A,9Aのストローク量S1と、後端側(図5の上側)に戻された位置から最も先端側(図5の下側)に移動せしめられた位置までのリフィール1Aのストローク量S2との差分Δ(S1−S2)が、リフィール1A内のインクを加圧するのに必要な加圧機構3Aのシリンダ部4Aに対するピストン部5Aのストローク量S3以上になるように、リフィール1Aと一体化せしめられたシリンダ部4Aの先端側(図5の下側)への移動を規制するための規制手段として突き当て部材20が設けられている。
詳細には、第3の実施形態のボールペンでは、ノック部材8A,9Aが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられ、リフィール1Aが最も先端側(図5の下側)に移動せしめられ、リフィール1Aと一体化せしめられているシリンダ部4Aの先端側(図5の下側)への移動が突き当て部材20によって規制されている時(図示せず、図1(B)参照)に、シリンダ部4Aに対するピストン部5Aのストローク量Δ(S1−S2)が、リフィール1A内のインクを加圧するのに必要なストローク量S3以上になっている。
そのため、第3の実施形態のボールペンによれば、先端側(図5の下側)へのリフィール1Aの移動を規制するための突き当て部材20を設けるという簡易な方法によって、ノック部材8A,9Aが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
更に、第3の実施形態のボールペンでは、後端側(図5の上側)に戻された位置から先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた位置までのノック部材8B,9Bのストローク量S1と、後端側(図5の上側)に戻された位置から最も先端側(図5の下側)に移動せしめられた位置までのリフィール1Bのストローク量S2との差分Δ(S1−S2)が、リフィール1B内のインクを加圧するのに必要な加圧機構3Bのシリンダ部4Bに対するピストン部5Bのストローク量S3以上になるように、リフィール1Bと一体化せしめられたシリンダ部4Bの先端側(図5の下側)への移動が突き当て部材20によって規制されている。
詳細には、第3の実施形態のボールペンでは、図5(B)に示すように、ノック部材8B,9Bが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられ、リフィール1Bが最も先端側(図5の下側)に移動せしめられ、リフィール1Bと一体化せしめられているシリンダ部4Bの先端側(図5の下側)への移動が突き当て部材20によって規制されている時に、シリンダ部4Bに対するピストン部5Bのストローク量Δ(S1−S2)が、リフィール1B内のインクを加圧するのに必要なストローク量S3以上になっている。
そのため、第3の実施形態のボールペンによれば、先端側(図5の下側)へのリフィール1Bの移動を規制するための突き当て部材20を設けるという簡易な方法によって、ノック部材8B,9Bが先端側(図5の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1B内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
以下、本発明のボールペンの第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のボールペンは、後述する点を除き、上述した第3の実施形態のボールペンとほぼ同様に構成されている。
図6は第4の実施形態のボールペンの断面図である。詳細には、図6(A)はリフィール1A,1B内のインクが加圧されていない状態を示した図、図6(B)はリフィール1A内のインクが加圧されておらず、リフィール1B内のインクが加圧されている状態を示した図である。図6において、図1〜図5に示した参照番号と同一の参照番号は、図1〜図5に示した部品または部分と同一の部品または部分を示している。
また、図6において、20’はリフィール1A,1Bの先端側(図6の下側)への移動を規制するための突き当て部材を示している。
つまり、第4の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられているシリンダ部4Aとリフィール1Aとチップ2Aとが最も先端側(図6の下側)に移動せしめられた位置と、一体化せしめられているシリンダ部4Bとリフィール1Bとチップ2Bとが最も先端側(図6の下側)に移動せしめられた位置とが、リフィール1Aおよびリフィール1Bの合流部分に配置された単一の突き当て部材20’によって設定されている。
更に、第4の実施形態のボールペンでは、第3の実施形態のボールペンと同様に、最も先端側(図6の下側)に移動せしめられたリフィール1A内のインクを十分に加圧することができるように、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと第1ノック部材8Aとピストン部5Aを構成するピストン本体6A(図3(C)参照)とシール部材7A(図3(D)参照)とが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた位置が、ハウジング10の係止部10−4A(図2(A)参照)によって設定されている。同様に、最も先端側(図6の下側)に移動せしめられたリフィール1B内のインクを十分に加圧することができるように、一体化せしめられている第2ノック部材9Bと第1ノック部材8Bとピストン部5Bを構成するピストン本体(図示せず、図3(C)参照)とシール部材(図示せず、図3(D)参照)とが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた位置が、ハウジング10の係止部10−4B(図2(A)参照)によって設定されている。
詳細には、第4の実施形態のボールペンでは、図6(B)に示すように、一体化せしめられている第2ノック部材9Bと、第1ノック部材8Bと、ピストン部5Bを構成するピストン本体(図示せず、図3(C)参照)とシール部材(図示せず、図3(D)参照)とが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられている時に、リフィール1Bが突き当て部材20’に突き当てられ、ピストン部5Bがシリンダ部4Bに対して十分に先端側(図6の下側)に移動せしめられている。その結果、リフィール1B内のインクが十分に加圧せしめられている。
同様に、第4の実施形態のボールペンでは、一体化せしめられている第2ノック部材9Aと、第1ノック部材8Aと、ピストン部5Aを構成するピストン本体6A(図3(C)参照)とシール部材7A(図3(D)参照)とが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられている時(図示せず、図1(B)参照)に、リフィール1Aが突き当て部材20’に突き当てられ、ピストン部5Aがシリンダ部4Aに対して十分に先端側(図6の下側)に移動せしめられている。その結果、リフィール1A内のインクが十分に加圧せしめられている。
換言すれば、第4の実施形態のボールペンでは、後端側(図6の上側)に戻された位置から先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた位置までのノック部材8A,9Aのストローク量S1と、後端側(図6の上側)に戻された位置から最も先端側(図6の下側)に移動せしめられた位置までのリフィール1Aのストローク量S2との差分Δ(S1−S2)が、リフィール1A内のインクを加圧するのに必要な加圧機構3Aのシリンダ部4Aに対するピストン部5Aのストローク量S3以上になるように、リフィール1Aの先端側(図6の下側)への移動を規制するための規制手段として突き当て部材20’が設けられている。
詳細には、第4の実施形態のボールペンでは、ノック部材8A,9Aが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられ、リフィール1Aが最も先端側(図6の下側)に移動せしめられ、シリンダ部4Aと一体化せしめられているリフィール1Aの先端側(図6の下側)への移動が突き当て部材20’によって規制されている時(図示せず、図1(B)参照)に、シリンダ部4Aに対するピストン部5Aのストローク量Δ(S1−S2)が、リフィール1A内のインクを加圧するのに必要なストローク量S3以上になっている。
そのため、第4の実施形態のボールペンによれば、先端側(図6の下側)へのリフィール1Aの移動を規制するための突き当て部材20’を設けるという簡易な方法によって、ノック部材8A,9Aが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1A内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
更に、第4の実施形態のボールペンでは、後端側(図6の上側)に戻された位置から先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた位置までのノック部材8B,9Bのストローク量S1と、後端側(図6の上側)に戻された位置から最も先端側(図6の下側)に移動せしめられた位置までのリフィール1Bのストローク量S2との差分Δ(S1−S2)が、リフィール1B内のインクを加圧するのに必要な加圧機構3Bのシリンダ部4Bに対するピストン部5Bのストローク量S3以上になるように、シリンダ部4Bと一体化せしめられたリフィール1Bの先端側(図6の下側)への移動が突き当て部材20’によって規制されている。
詳細には、第4の実施形態のボールペンでは、図6(B)に示すように、ノック部材8B,9Bが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられ、リフィール1Bが最も先端側(図6の下側)に移動せしめられ、シリンダ部4Bと一体化せしめられているリフィール1Bの先端側(図6の下側)への移動が突き当て部材20’によって規制されている時に、シリンダ部4Bに対するピストン部5Bのストローク量Δ(S1−S2)が、リフィール1B内のインクを加圧するのに必要なストローク量S3以上になっている。
そのため、第4の実施形態のボールペンによれば、先端側(図6の下側)へのリフィール1Bの移動を規制するための突き当て部材20’を設けるという簡易な方法によって、ノック部材8B,9Bが先端側(図6の下側)に完全に押し下げられた時にリフィール1B内のインクが十分に加圧されていないおそれを排除することができる。
更に、第4の実施形態のボールペンでは、図6に示すように、先端側(図6の下側)へのリフィール1A,1Bの移動を規制するための突き当て部材20’がハウジング10の先端部(図6の下側端部)に配置されている。詳細には、ハウジング10のうち、複数のリフィール1A,1Bのいずれもが通過し得る先端の部分に突き当て部材20’が配置されている。そのため、複数のリフィールの先端側への移動を規制するために複数のリフィールのそれぞれに対応して複数の突き当て部材が設けられる場合よりも、突き当て部材20’を設けるのに必要なコストを低減することができる。
上述した第1から第4の実施形態のボールペンでは、リフィール1A内のインクが十分に加圧せしめられている時(図1(B)参照)に、ピストン部5Aの一部を構成するシール部材7Aの外周面7A2(図3(D)参照)と、シリンダ部4Aの内周面4A4(図3(E)参照)とによってシール面が形成され、また、リフィール1B内のインクが十分に加圧せしめられている時(図5(B)および図6(B)参照)に、ピストン部5Bの一部を構成するシール部材の外周面(図示せず)と、シリンダ部4Bの内周面(図示せず)とによってシール面が形成されている。
一方、第5の実施形態のボールペンでは、リフィール1A内のインクが十分に加圧せしめられている時(図1(B)参照)に、ピストン部5Aの一部を構成するシール部材7Aの外周面7A2(図3(D)参照)と、シリンダ部4Aの内周面4A4(図3(E)参照)とによって第1シール面を形成すると共に、シール部材7Aの先端面7A3(図3(D)参照)と、シリンダ部4Aの座面4A5(図3(E)参照)との2つの平面によって第2シール面を形成することも可能である。
更に、第5の実施形態のボールペンでは、リフィール1B内のインクが十分に加圧せしめられている時(図5(B)および図6(B)参照)に、ピストン部5Bの一部を構成するシール部材の外周面(図示せず)と、シリンダ部4Bの内周面(図示せず)とによって第1シール面を形成すると共に、シール部材の先端面(図示せず)と、シリンダ部4Bの座面(図示せず)との2つの平面によって第2シール面を形成することも可能である。
つまり、第5の実施形態のボールペンによれば、リフィール内のインクを加圧するためのシール面が曲面(円筒面)のみによって構成されている特開2004−314379号公報に記載されたボールペンよりも、シール面の信頼性を向上させることができる。
第1から第5の実施形態のボールペンでは、2本のリフィール1A,1Bが設けられているが、第6の実施形態のボールペンでは、3本以上のリフィールを設けることも可能である。
第7の実施形態のボールペンでは、上述した第1から第6の実施形態のボールペンを適宜組合わせることも可能である。
第1の実施形態のボールペンの断面図である。 図1に示した第1の実施形態のボールペンを構成する複数の部品の部品図である。 図1に示した第1の実施形態のボールペンを構成する複数の部品の部品図である。 図1(A)に示した状態から図1(B)に示した状態までの過程を説明するための図である。 第3の実施形態のボールペンの断面図である。 第4の実施形態のボールペンの断面図である。
符号の説明
1A,1B リフィール
2A,2B チップ
3A,3B 加圧機構
4A,4B シリンダ部
5A,5B ピストン部
6A,6B ピストン本体
7A,7B シール部材
8A,8B 第1ノック部材
9A,9B 第2ノック部材
10 ハウジング
11A,11B 第1スプリング
12A,12B 第2スプリング
13 天冠
14 クリップ部材
15 ピン
16 ばね座部材
17 突き当て部材

Claims (6)

  1. 複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、前記ノック部材が先端側に押し下げられると、まず最初に、前記加圧機構によって前記リフィール内のインクの加圧が完了せしめられ、次いで、前記ノック部材が先端側に更に押し下げられると、前記リフィールが先端側に移動せしめられることを特徴とするボールペン。
  2. 複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、前記リフィールおよび前記加圧機構のシリンダ部を後端側に付勢するための第1スプリングと、前記ノック部材および前記加圧機構のピストン部を後端側に付勢するための第2スプリングとを設け、前記第2スプリングのばね定数を前記第1スプリングのばね定数より小さくしたことを特徴とするボールペン。
  3. 前記第1スプリングの先端をボールペンハウジングまたは前記ボールペンハウジングに固定されたばね座部によって支持し、前記第1スプリングの後端を前記シリンダ部によって支持し、前記第2スプリングの先端を前記シリンダ部によって支持し、前記第2スプリングの後端を前記ノック部材または前記ピストン部によって支持することを特徴とする請求項3に記載のボールペン。
  4. 複数のリフィールと、前記リフィール内のインクを加圧するための加圧機構と、前記リフィールを先端側に移動させると共に前記加圧機構を作動するために先端側に押し下げられるノック部材とを具備するボールペンにおいて、後端側に戻された位置から先端側に完全に押し下げられた位置までの前記ノック部材のストローク量と、後端側に戻された位置から最も先端側に移動せしめられた位置までの前記リフィールのストローク量との差分が、前記リフィール内のインクを加圧するのに必要な前記加圧機構のシリンダ部に対するピストン部のストローク量以上になるように、先端側への前記リフィールの移動を規制するための規制手段を設けたことを特徴とするボールペン。
  5. 前記規制手段をボールペンハウジングの先端に配置したことを特徴とする請求項4に記載のボールペン。
  6. 前記リフィール内のインクを加圧するためのシール面を前記加圧機構のピストン部の端面および前記加圧機構のシリンダ部の座面の2つの平面によって構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のボールペン。
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