JP2006315223A - 情報伝達支援用パネル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素な構成により多目的の使用に対応することができると共に情報提示のスペース効率が良く、外観をよりすっきりとした印象として美観を向上することができる情報伝達支援用パネル装置を得る。
【解決手段】 壁面に沿って設けられた壁面パネルと、該壁面パネルの前面パネル2aと所定距離を隔てて設けられ、該前面パネル2aに沿う水平方向に移動可能な可動パネル3であるスライドパネル31a,31bと、スライドパネル31a,31bの移動と干渉しないように前記前面パネル2aに取付けられたホワイトボード41若しくは黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板若しくは情報ボード等の情報伝達支援手段4と、スライドパネル31a,31bを収納する戸袋51,51とを備えた。
【選択図】 図2
【解決手段】 壁面に沿って設けられた壁面パネルと、該壁面パネルの前面パネル2aと所定距離を隔てて設けられ、該前面パネル2aに沿う水平方向に移動可能な可動パネル3であるスライドパネル31a,31bと、スライドパネル31a,31bの移動と干渉しないように前記前面パネル2aに取付けられたホワイトボード41若しくは黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板若しくは情報ボード等の情報伝達支援手段4と、スライドパネル31a,31bを収納する戸袋51,51とを備えた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、会議室等において、ホワイトボード、黒板、プロジェクタースクリーン又は掲示板等により情報伝達を行う情報伝達支援用パネル装置に関するものである。
従来の情報伝達支援用パネル装置として、キャスター付きの脚を取付けて移動可能とされたホワイトボード、黒板及び掲示版等のパネル、並びに、キャスター付きの脚を取付けて移動可能とされた、又は、壁面に固定されたプロジェクタースクリーンであるボードスクリーン等のパネルが広く用いられている。
また、従来の情報伝達支援用パネル装置として、ホワイトボード等のパネルと、該パネル各幅毎に所定間隔で設置される伸縮ポールと、各パネルを各伸縮ポールに固定する上部固定部材及び下部固定部材とにより、設置及び取外し並びに運搬が容易となるように構成してなるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、ドアを除く大半の壁面に固定した上下のレールと、窓側面の床と天井間に適宜間隔で着脱自在に張設した複数のポールと、レール及びポールに着脱自在に係止される複数のホワイトボード又は掲示版等のボードと、該ボードの不使用時に若しくは不装着部分の上下レールを覆うように着脱自在に取付けるカバーとからなり、 会議室内の周囲に着脱自在に前記ボードを取付けて会議を支援するとともに、前記ボードを取付けても美観を損なうことがないように構成してなるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
さらにまた、会議室等の壁面の一部をスクリーン又はホワイトボード等が納まるように除去し、不使用時には該開口部に壁面と同質の装飾等を施した化粧板を位置せしめ、使用時には前記スクリーン又はホワイトボード等を前記壁面に進出させるように、化粧版ユニット、スクリーンユニット及びホワイトボードユニットの進退機構、及び、ホワイトボード及び化粧版を壁面に対して平行に移動させる開閉機構を備え、多目的の使用に対応可能となるように構成してなるものがある(例えば、特許文献3参照。)。
従来の情報伝達支援用パネル装置として、キャスター付きの脚を取付けて移動可能とされたパネル装置及び壁面に固定されたパネル装置を用いるものにあっては、会議室等に備え付けておく該パネル装置が乱雑な印象を与え、美観が損なわれるという問題点がある。また、多くの情報を提示するためには必要な枚数のパネルを並設する必要があるため、情報提示のスペース効率が悪いという問題点がある。さらに、キャスター付きの脚を取付けて移動可能とされたホワイトボード等のパネルは、書込み時に筆圧により動きやすいため作業性が悪いという問題点がある。
特許文献1の情報伝達支援用パネル装置は、伸縮ポールに各パネルを取付ける構成であるため、該伸縮ポール等の露出により美観が損なわれるという問題点がある。また、該パネル装置による情報伝達支援の用途が限定されるため、多目的の使用に対応することができないという問題点がある。例えば、プロジェクタースクリーンを使用する場合には、プロジェクタースクリーンを別設する必要がある。さらに、多くの情報を提示するためには必要な枚数のパネルを並設する必要があるため、情報提示のスペース効率が悪いという問題点がある。
特許文献2の情報伝達支援用パネル装置は、該パネル装置による情報伝達支援の用途が限定されるため、多目的の使用に対応することができないという問題点がある。例えば、プロジェクタースクリーンを使用する場合には、プロジェクタースクリーンを別設する必要がある。また、並設する多くのボードにより情報を提示するため、情報が分散しやすいという問題点がある。さらに、上下レールはカバーで覆われるため美観が向上しているが、該カバーで覆われた上下レールは露出するため、室内をよりすっきりとした印象とするためには改良の余地がある。
特許文献3の情報伝達支援用パネル装置は、壁の裏側に大掛かりな駆動機構を設ける必要があるため、初期コスト及び保守点検コストが増大するという問題点がある。また、壁の裏側に比較的大きな空間が必要となるため、会議室等として利用できるスペースが縮減するという問題点がある。さらに、前記駆動機構が故障した場合には該パネル装置を使用することができないという問題点がある。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡素な構成により多目的の使用に対応することができると共に情報提示のスペース効率が良い情報伝達支援用パネル装置を得ることを目的とする。また、外観をよりすっきりとした印象として美観を向上することができる情報伝達支援用パネル装置を得ることを目的とする。
本発明に係る情報伝達支援用パネル装置は、前記課題解決のために、壁面に沿って設けられた壁面パネル又は空間を仕切る間仕切パネルと、該壁面パネル又は間仕切パネルの前面パネルと所定距離を隔てて設けられ、該前面パネルに沿う水平方向に移動可能な可動パネルと、該可動パネルの移動と干渉しないように前記前面パネルに取付けられた、若しくは、前記前面パネル及び可動パネル間の空間内に配設された、又は、前記前面パネル自体とされた、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板若しくは情報ボード等の情報伝達支援手段とを備えたものである。
ここで、前記可動パネルが、スライドパネル又は折戸パネルであり、その閉鎖状態において前記情報伝達支援手段を覆い、その開放状態において前記情報伝達支援手段を利用可能としてなると好ましい。
また、前記可動パネルの前面側が、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、掲示板又は情報ボード等の第2情報伝達支援手段であると好ましい。
さらに、前記スライドパネルを収納可能な戸袋を設け、該戸袋を開閉可能としてなると好ましい。
本発明に係る情報伝達支援用パネル装置によれば、壁面に沿って設けられた壁面パネル又は空間を仕切る間仕切パネルと、該壁面パネル又は間仕切パネルの前面パネルと所定距離を隔てて設けられ、該前面パネルに沿う水平方向に移動可能な可動パネルと、該可動パネルの移動と干渉しないように前記前面パネルに取付けられた、若しくは、前記前面パネル及び可動パネル間の空間内に配設された、又は、前記前面パネル自体とされた、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板若しくは情報ボード等の情報伝達支援手段とを備えたので、簡素な構成により情報提示のスペース効率を向上することができると共に、多目的用途への対応性を向上することができる。また、情報伝達支援用パネル装置の設置スペースの増大を抑制することができるため、省スペース化を図ることができる。さらに、情報伝達支援手段は壁面パネル等により安定かつ確実に保持されため、該情報伝達支援手段の使用者の作業性が向上する。
また、前記可動パネルが、スライドパネル又は折戸パネルであり、その閉鎖状態において前記情報伝達支援手段を覆い、その開放状態において前記情報伝達支援手段を利用可能としてなると、必要な時にのみ前記情報伝達支援手段を露出させて利用可能とすることができるため、情報伝達支援用パネル装置の外観をよりすっきりとした印象として美観を向上することができる。
さらに、前記可動パネルの前面側が、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、掲示板又は情報ボード等の第2情報伝達支援手段であると、情報提示のスペース効率及び多目的用途への対応性をさらに向上することができる。
さらにまた、前記スライドパネルを収納可能な戸袋を設け、該戸袋を開閉可能としてなると、前記スライドパネルの点検が容易となる。また、前記戸袋を開いた状態では、前記スライドパネルが開放状態であっても該スライドパネルを露出させることができるため、該スライドパネルの前面側を、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、掲示板又は情報ボード等の情報伝達支援手段とすれば、情報提示のスペース効率及び多目的用途への対応性をさらに向上することができる。さらに、前記戸袋の前面側にも前記情報伝達支援手段を設けた場合には、情報提示のスペース効率をより向上することができる。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書において、壁面パネル又は間仕切パネルから情報伝達支援手段に向かう方向を前(図中矢印F方向参照。)、その反対側を後とし、前方から後方に向かって左右を左右とする。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る情報伝達支援用パネル装置が用いられた会議室の例を示す横断平面図である。また、図2は本発明の実施の形態1に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図、図3及び図4は同じく横断平面図、図5は同じく縦断右側面図である。なお、図2(a)及び図3は可動パネルの閉鎖状態を、図2(b)及び図4は可動パネルの開放状態を示している。
図1は本発明の実施の形態1に係る情報伝達支援用パネル装置が用いられた会議室の例を示す横断平面図である。また、図2は本発明の実施の形態1に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図、図3及び図4は同じく横断平面図、図5は同じく縦断右側面図である。なお、図2(a)及び図3は可動パネルの閉鎖状態を、図2(b)及び図4は可動パネルの開放状態を示している。
情報伝達支援用パネル装置1は、図1に示すような、例えばテーブル103,104及び椅子105・・・等を備えてなる会議室101,102の既設の壁の壁面Wに沿って設けられた壁面パネル2、壁面パネル2の前面パネル2aと所定距離を隔てて設けられ、前面パネル2aに沿う水平方向に移動可能な可動パネル3、可動パネル3の移動と干渉しないように前面パネル2aに取付けられた、ホワイトボード41若しくは黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板又は電子式の情報ボード等の情報伝達支援手段4とを備えている。なお、壁面パネル2は、片面パネル構造のものでもよい。また、壁面Wに沿って設ける壁面パネルではなく、空間を仕切る間仕切パネルを用いてもよい。さらに、情報伝達支援手段4は、前面パネル2a及び可動パネル3間の空間内に配設してもよい。さらにまた、前面パネル2a自体を情報伝達支援手段4としてもよい。
図3〜図5に示すように、天井面CLに固定され左右方向に延びる天レール11と床面FLに固定され左右方向に延びる地レール12との間に支柱13・・・を立設し、これらに囲まれる矩形状の空間を塞ぐように前面パネル2a及び後面パネル2bが装着されて、壁面パネル2が形成される。該壁面パネル2の前面パネル2aと所定距離を隔てて設けられた可動パネル3の例として示すスライドパネル31a,31bは、天井面CL及び前面パネル2aに固定されたレール受け14により支持されて左右方向に延びる上部レール15に、スライドパネル31a,31bの後面上部に取付けられたパネル吊金具17を介して吊車16を係合させることにより、前面パネル2aに沿う水平方向(左右方向。図2の矢印A参照。)に移動可能に支持される。
また、図5に示すように、床面FLに固定された振れ止め18のローラー18aをスライドパネル31a,31bの後面下部と左右方向に長く形成した振れ止めカバー18bとにより挟むようにしてガイドする構成としているため、スライドパネル31a,31bの左右方向の移動の安定化が図られている。さらに、図2(a)及び図3に示すスライドパネル31a,31bの閉鎖状態においては、マグネットキャッチ19,19によりスライドパネル31a,31bの下面が支持され、スライドパネル31a,31bの安定化が図られている。
以上のような簡素な構成により、スライドパネル31a,31bの左右方向の移動を安定かつ確実に行うことができると共に、図2(b)及び図4に示すスライドパネル31a,31bの開放状態において、開口下部の床面FLには障害物がないため、ホワイトボード41等の使用者の邪魔になる障害物がない構成となっている。また、情報伝達支援手段4であるホワイトボード41等は壁面パネル2等により安定かつ確実に保持され、書込み時の筆圧等によってもホワイトボード41等が動かないため、情報伝達支援手段4の使用者の作業性が向上する。
図2(b)及び図4のように、引手21によりスライドパネル31aを左に、引手21によりスライドパネル31bを右に移動させると、スライドパネル31a,31bは左右の戸袋51,51に収納される。このようにスライドパネル31a,31bを戸袋51,51に収納した可動パネル3の開放状態においては、前記ホワイトボード41等の情報伝達支援手段4が利用可能となる。また、図2(a)及び図3のような可動パネル3の閉鎖状態では、該可動パネル3により前記情報伝達支援手段4が覆われるため、必要な時にのみ前記情報伝達支援手段4を露出させて利用可能とすることができるため、情報伝達支援用パネル装置1の外観をよりすっきりとした印象として美観を向上することができる。
図3に示すように、左右の戸袋51,51は、支柱22により枢軸22aまわりに前方へ開くことができる(図中矢印B参照。)。このように戸袋51,51は開閉可能であるため、スライドパネル31a,31bの点検が容易となる。また、該戸袋51,51を開いた状態では、可動パネル3であるスライドパネル31a,31bの開放状態であっても該スライドパネル31a,31bを露出させることができるため、該スライドパネル31a,31bの前面側を、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、掲示板又は電子式の情報ボード等の第2情報伝達支援手段とすれば、情報提示のスペース効率を向上することができると共に、多目的用途への対応性を向上することができる。さらに、該戸袋51,51の前面側にホワイトボード、黒板又は掲示板等の情報伝達支援手段を設けた場合には、情報提示のスペース効率をさらに向上することができる。なお、戸袋51,51は折戸であってもよい。
実施の形態2.
図6は本発明の実施の形態2に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図7(a)は同じく横断平面図、図7(b)は同じく縦断右側面図である。図6及び図7において、実施の形態1の図2〜図5と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図6は本発明の実施の形態2に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図7(a)は同じく横断平面図、図7(b)は同じく縦断右側面図である。図6及び図7において、実施の形態1の図2〜図5と同一符号は同一又は相当部分を示している。
実施の形態2に係る情報伝達支援用パネル装置1において、既設の壁の壁面Wに沿って設けられた壁面パネル2は天井面CLとの間隔をあけて設けられている。該壁面パネル2にはボードスクリーン42及び掲示板又は電子式の情報ボード44,44が取付けられており、床面FL上に設けられた収納庫23の上側には可動パネル3であるスライドパネル31a,31b及びスライドパネル31cが設けられている。スライドパネル31a,31b及び31cは、吊下げ支持又は上下を支持されて左右方向に移動可能となっている(図中矢印A及びC参照。)。また、スライドパネル31a,31bはホワイトボード41又は黒板となっており、スライドパネル31cはハンギングパネル45となっている。
したがって、壁面パネル2に取付けられたボードスクリーン42及び掲示板又は電子式の情報ボード44が情報伝達支援手段4であり、ホワイトボード41又は黒板(スライドパネル31a,31b)及びハンギングパネル45が可動パネル3の前面側に設けられた第2情報伝達支援手段5となっている。なお、ハンギングパネル45には、左右方向の溝を利用して掲示を行うこともできるし、該溝を利用してホワイトボード用マーカー及びイレーザー等を載置する載置台45a等のオプションを取付けることもできる。
このような簡素な構成により、情報提示のスペース効率を向上することができると共に、多目的用途への対応性を向上することができる。また、情報伝達支援用パネル装置1の設置スペースの増大を抑制することができるため、省スペース化を図ることができる。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図9(a)は同じく横断平面図、図9(b)は同じく縦断右側面図である。図8及び図9において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図8は本発明の実施の形態3に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図9(a)は同じく横断平面図、図9(b)は同じく縦断右側面図である。図8及び図9において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
実施の形態3に係る情報伝達支援用パネル装置1において、実施の形態2との主な相違点は、壁面パネル2が天井面CLとの間隔をあけて設けられていないこと、及び、前側の可動パネル3がスライドパネル31dであり、該スライドパネル31dが掲示板又は電子式の情報ボード44となっていることである。そして、該スライドパネル31dである掲示板又は電子式の情報ボード44は、吊下げ支持又は上下を支持されて左右方向に移動可能となっている(図中矢印D参照。)。このような構成によっても実施の形態2と同様の作用効果を奏する。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図11(a)は同じく横断平面図、図11(b)は同じく縦断右側面図である。図10及び図11において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図10は本発明の実施の形態4に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図11(a)は同じく横断平面図、図11(b)は同じく縦断右側面図である。図10及び図11において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
実施の形態4に係る情報伝達支援用パネル装置1において、実施の形態2との主な相違点は、壁面パネル2が天井面CLとの間隔をあけて設けられていないこと、収納庫23が左右端側のみに配設されていること、及び、前側の可動パネル3であるハンギングパネル45がないことである。このような構成によっても実施の形態2と同様の作用効果を奏する。
実施の形態5.
図12は本発明の実施の形態5に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図13(a)は同じく横断平面図、図13(b)は同じく縦断右側面図である。図12及び図13において、実施の形態1及び3の図2〜図5、図8及び図9と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図12は本発明の実施の形態5に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図13(a)は同じく横断平面図、図13(b)は同じく縦断右側面図である。図12及び図13において、実施の形態1及び3の図2〜図5、図8及び図9と同一符号は同一又は相当部分を示している。
実施の形態5に係る情報伝達支援用パネル装置1において、実施の形態3との主な相違点は、壁面パネル2にホワイトボード41又は黒板が取付けられていること、及び、可動パネル3であるスライドパネル31a,31bがなく、壁面パネル2に取付けられたホワイトボード41又は黒板の前側に壁面上部又は天井下部に設けられた巻上げドラムから繰出し(図中矢印E参照。)・巻上げ可能とされたロールスクリーン43が設けられていることである。このような構成によっても実施の形態3と同様の作用効果を奏する。
実施の形態6.
図14は本発明の実施の形態6に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図15(a)は同じく横断平面図、図15(b)は同じく縦断右側面図である。図14及び図15において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図14は本発明の実施の形態6に係る情報伝達支援用パネル装置を示す正面図であり、図15(a)は同じく横断平面図、図15(b)は同じく縦断右側面図である。図14及び図15において、実施の形態1及び2の図2〜図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
実施の形態1では、可動パネル3であるスライドパネル31a,31b及び左右の戸袋51,51を用いて、可動パネル3の閉鎖状態において壁面パネル2の前面パネル2a(情報伝達支援手段4)を覆い、可動パネル3の開放状態において情報伝達支援手段4を利用可能とする構成を示したが、実施の形態6は、可動パネル3としてスライドパネル31e及び折戸パネル32a並びにスライドパネル31f及び折戸パネル32bを用いて、同様の機能を実現するものである。
すなわち、実施の形態6では、実施の形態2における可動パネル3であるスライドパネル31a,31bと共に、該スライドパネル31a,31bの前側に、可動パネル3としてスライドパネル31e及び折戸パネル32a並びにスライドパネル31f及び折戸パネル32bを設けており、必要な時にのみ情報伝達支援手段4及び第2情報伝達支援手段5を露出させて利用可能とすることができるため(図14及び図15の矢印A並びに図15の二点鎖線参照。)、情報伝達支援用パネル装置1の外観をよりすっきりとした印象とすることができる。
以上の説明におけるホワイトボード41及びボードスクリーン42は、ホワイトボード用マーカー等による書込み及び該書込みの消去が可能なホワイトボードの機能と反射型の映写スクリーンの機能とを併せ持つものであってもよい。
1 情報伝達支援用パネル装置
2 壁面パネル
2a 前面パネル
2b 後面パネル
3 可動パネル
4 情報伝達支援手段
5 第2情報伝達支援手段
31a,31b,31c,31d,31e,31f スライドパネル
32a,32b 折戸パネル
41 ホワイトボード
42 ボードスクリーン
43 ロールスクリーン
44 掲示板又は情報ボード
45 ハンギングパネル
51 戸袋
101,102 会議室
CL 天井面
FL 床面
W 壁面
2 壁面パネル
2a 前面パネル
2b 後面パネル
3 可動パネル
4 情報伝達支援手段
5 第2情報伝達支援手段
31a,31b,31c,31d,31e,31f スライドパネル
32a,32b 折戸パネル
41 ホワイトボード
42 ボードスクリーン
43 ロールスクリーン
44 掲示板又は情報ボード
45 ハンギングパネル
51 戸袋
101,102 会議室
CL 天井面
FL 床面
W 壁面
Claims (4)
- 壁面に沿って設けられた壁面パネル又は空間を仕切る間仕切パネルと、
該壁面パネル又は間仕切パネルの前面パネルと所定距離を隔てて設けられ、該前面パネルに沿う水平方向に移動可能な可動パネルと、
該可動パネルの移動と干渉しないように前記前面パネルに取付けられた、若しくは、前記前面パネル及び可動パネル間の空間内に配設された、又は、前記前面パネル自体とされた、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、ロールスクリーン、掲示板若しくは情報ボード等の情報伝達支援手段とを備えた情報伝達支援用パネル装置。 - 前記可動パネルが、スライドパネル又は折戸パネルであり、その閉鎖状態において前記情報伝達支援手段を覆い、その開放状態において前記情報伝達支援手段を利用可能としてなる請求項1記載の情報伝達支援用パネル装置。
- 前記可動パネルの前面側が、ホワイトボード、黒板、ボードスクリーン、掲示板又は情報ボード等の第2情報伝達支援手段である請求項1又は2記載の情報伝達支援用パネル装置。
- 前記スライドパネルを収納可能な戸袋を設け、
該戸袋を開閉可能としてなる請求項2記載の情報伝達支援用パネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005138216A JP2006315223A (ja) | 2005-05-11 | 2005-05-11 | 情報伝達支援用パネル装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009005248A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Yong-Taek Choi | Sliding blackboard |
-
2005
- 2005-05-11 JP JP2005138216A patent/JP2006315223A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009005248A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | Yong-Taek Choi | Sliding blackboard |
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