JP2006314561A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転ドラム傾斜角度可変式のドラム式洗濯機において洗濯物の布質に応じて合理的な洗濯を実現する。
【解決手段】 ドラム式洗濯機において、ソフト洗いコースが設定されたときには、洗いおよび濯ぎ工程においては回転ドラムの回転軸心が傾斜状態で実行し、脱水工程においては、回転ドラムの回転軸心が水平状態で遠心脱水を実行する。また、標準洗いコースが設定されたときには、洗い工程においては回転ドラムの回転軸心が水平状態で洗いを実行し、濯ぎ工程においては回転ドラムの回転軸心が傾斜状態で濯ぎを実行し、脱水工程は回転ドラムの回転軸心が水平状態で遠心脱水を実行するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドラム式洗濯機に関する。
ドラム式洗濯機は、基本的には、実開昭61−143586号公報や特開平11−114285号公報に記載されているように、前側端面に衣類出入口を有し、回転中心軸を水平にして回転する回転ドラムと、前記回転ドラムを回転可能に内包して支持する水受槽とを備える(水平ドラムタイプ)。
また、変形型のドラム式洗濯機として、特開2001−9188号公報,特開2004−105267号公報,特開2004−201775号公報に記載されたように、前記回転ドラムの回転中心軸線の方向を前側が上向きに傾くように該回転ドラムと水受槽を傾斜させる構成が提案されている(傾斜ドラムタイプ)。
このようなドラム式洗濯機は、回転ドラムの回転によって該回転ドラム内の洗濯物を持ち上げて落下させる動作を繰り返し、洗濯物が落下して回転ドラムの内底面に衝突する機械力で洗濯するように機能することから、少ない洗濯水で洗濯することができるメリットがある。
水平ドラムタイプのドラム式洗濯機は、洗濯性能が高いが洗濯物の出し入れ操作に難があり、傾斜ドラムタイプは洗濯性能に難があるが洗濯物の出し入れ操作が容易であるという利点がある。
そこで、洗濯物の出し入れ操作性と洗濯性能を共に高めることができる回転ドラム傾斜角度可変式のドラム式洗濯機が提案されている(特開2005−34170号公報)。このドラム式洗濯機は、洗濯物を出し入れ操作するときには衣類出入口を斜め上向きにするように回転ドラムと水受槽を傾斜させ、洗濯するときには回転ドラムと水受槽を水平状態にして衣類出入口が横向きになるように回転ドラムと水受槽を転角する構成である。
実開昭61−143586号公報 特開平11−114285号公報 特開2001−9188号公報 特開2004−105267号公報 特開2004−201775号公報 特開2005−34170号公報
このような従来のドラム式洗濯機は、布質の異なる衣類(洗濯物)を布質に応じて合理的に洗濯および乾燥するための工夫がなされていない。
本発明の1つの目的は、回転ドラム傾斜角度可変式のドラム式洗濯機において洗濯物の布質に応じて合理的な洗濯を実現することにある。
本発明の他の目的は、回転ドラム傾斜角度可変式のドラム式洗濯機において洗濯物の布質に応じて合理的な洗濯および乾燥を実現することにある。
本発明は、回転ドラムを内包する水受槽を前記回転ドラムの回転軸心を水平状態または傾斜状態とするように転角駆動し、外枠に形成した衣類投入口と前記回転ドラムおよび水受槽の衣類投入口を前記水受槽の傾斜状態において整合させるように構成し、回転ドラムを回転させて該回転ドラム内の洗濯物を洗濯および脱水するようにしたドラム式洗濯機において、
洗濯コースに第1の洗いコース(ソフト洗い)が設定されたときには、洗い工程および濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いおよび濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、
洗濯コースに第2の洗いコース(標準洗い)が設定されたときには、洗い工程においては前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いを実行し、濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行するように構成したことを特徴とする。
そして、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位よりも高くすることを特徴とする。
また、洗濯物の布量が定格負荷の30%以下のときには、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位と等しくすることを特徴とする。
また、本発明は、回転ドラムを内包する水受槽を前記回転ドラムの回転軸心を水平状態または傾斜状態とするように転角駆動し、外枠に形成した衣類投入口と前記回転ドラムおよび水受槽の衣類投入口を前記水受槽の傾斜状態において整合させるように構成し、回転ドラムを回転させて該回転ドラム内の洗濯物を洗濯,脱水および乾燥するようにしたドラム式洗濯機において、
洗濯コースに第1の洗いコース(ソフト洗い)が設定されたときには、洗い工程および濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いおよび濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行し、
洗濯コースに第2の洗いコース(標準洗い)が設定されたときには、洗い工程においては前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いを実行し、濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行するように構成したことを特徴とする。
そして、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位よりも高くすることを特徴とする。
また、洗濯物の布量が定格負荷の30%以下のときには、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位と等しくすることを特徴とする。
本発明は、デリケートな洗濯物を洗うための洗い(ソフト洗い)コースが設定されているときには、回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように水受槽を転角した状態で洗いおよび濯ぎを実行すると共に回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように水受槽を転角した状態で回転ドラムを回転駆動して遠心脱水(および乾燥)を実行し、
普通の洗濯物を洗うための洗い(標準洗い)コースが設定されているときには、回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように水受槽を転角した状態で洗いおよび濯ぎおよび遠心脱水(および乾燥)を実行するように構成しているので、
洗濯物の布質に応じて回転ドラム傾斜角度可変式のドラム式洗濯機の特性を有効に活用した合理的な洗濯(および乾燥)を実現することができる。
本発明の最良の実施形態は、回転ドラムを内包する水受槽を前記回転ドラムの回転軸心を水平状態または傾斜状態とするように転角駆動し、外枠に形成した衣類投入口と前記回転ドラムおよび水受槽の衣類投入口を前記水受槽の傾斜状態において整合させるように構成し、回転ドラムを回転させて該回転ドラム内の洗濯物を洗濯,脱水および乾燥するようにしたドラム式洗濯機において、
洗濯コースに第1の洗いコース(ソフト洗い)が設定されたときには、洗い工程および濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いおよび濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行し、
洗濯コースに第2の洗いコース(標準洗い)が設定されたときには、洗い工程においては前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いを実行し、濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行するように構成し、
濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位よりも高くし、洗濯物の布量が定格負荷の30%以下のときには、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位と等しくするように構成することにある。
本発明の実施例1のドラム式洗濯機を図1〜図14を参照して説明する。図1は、実施例1におけるドラム式洗濯機の外蓋を閉じて水受槽を水平にした状態を示す縦断側面図、図2は、同水受槽を傾斜させた状態を示す縦断側面図、図3は、同外蓋を開いた状態を示す縦断側面図、図4は、操作パネル部の正面図、図5は、電気的制御装置のブロック図、図6は、電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する制御処理のフローチャート、図7は、洗浄力特性図、図8は、布絡み特性図、図9は、布傷み特性図、図10は、濯ぎ水量特性図、図11は、前記制御処理における洗い運転の具体的な制御処理のフローチャート、図12は、前記制御処理における洗濯水脱水運転の具体的な制御処理のフローチャート、図13は、前記制御処理における濯ぎ水給水運転の具体的な制御処理のフローチャート、図14は、前記制御処理における濯ぎ運転の具体的な制御処理のフローチャートである。
この実施例1のドラム式洗濯機は、箱型の本体外枠1内に円筒状の水受槽2と該水受槽2に同心的に内包された円筒状の回転ドラム3を備える。水受槽2と回転ドラム3は、それぞれ前側端面に衣類投入口2a,3aを備え、水受槽2の後側端面に外付けしたドラム駆動電動機4から該水受槽2内に貫通させた回転軸4aによって前記回転ドラム3を該水受槽2内で回転可能に支持する。回転ドラム3は、筒状の外周壁部に多数の水抜き孔3bと複数条のリフター3cを備える。水受槽2の衣類投入口2aは、水受槽2に取り付けた内蓋5によって水密状態に閉じることができるように開閉自在に覆う。
水受槽2は、付属部品を実装した状態での重心位置よりもやや後側の部位における両側面に突出させた水受槽支持アーム2bと本体外枠1のベース部1aの間に介在させた振動抑制支持装置6と、水受槽2の上部の前側部位および後側部位と本体外枠1の天井部1bの間に吊架した引きばね7a,7bと、水受槽2の下部の前側部位と本体外枠1のベース部1aの間に吊架した引きばね7cとによって略水平状態となるように支持する。この実施例1において、前記振動抑制支持装置6と引きばね7a〜7cは、水受槽支持機構を構成する。
前記振動抑制支持装置6は、図示説明は省略するが、油圧ダンパを主体にして構成した振動抑制支持機構と圧縮ばね(押しばね)を主体にして構成した弾性支持機構とを並列関係に合成した装置であり、油圧ダンパを構成するピストンロッド6aの外端を結合ねじ6bによって前記水受槽支持アーム2bに転角自在に結合し、油圧ダンパを構成するシリンダ6cの外端に結合ねじ6dによってベース部1aに取り付けることによって取り付ける。
結局、水受槽支持機構は、付属部品を実装した状態での重心位置よりもやや後側の部位を転角軸心として前記水受槽2を転角可能状態に支持する。
本体外枠1の天井部1bには、洗剤投入器8を設置し、洗濯給水電磁弁9から給水管10を介して供給される洗い水(水道水)は、前記洗剤投入器8に給水して該洗剤投入器8内の粉末洗剤を溶解してフレキシブルホース11を介して水受槽2内に流し込み、濯ぎ水(水道水)は、前記洗剤投入器8をバイパスしてフレキシブルホース11を介して水受槽2内に流し込むように配管する。
水受槽2の後側端部分の最低部位に開口させた排水口2cは、水受槽2に取り付けた排水電磁弁12からフレキシブルホース13を介して外部排水ホース14に接続する。
また、前記排水口2cには、エアトラップ2dを形成し、このエアトラップ2dをエアパイプ15を介して水位検出センサ16を接続する。
更に、前記排水口2cには、フレキシブルホース17を介して乾燥空気循環風路18を接続する。この乾燥空気循環風路18は、本体外枠1の後側内側面に沿って該本体外枠1の天井部1bまで導く。この乾燥空気循環風路18の上部には、乾燥空気循環風路18内に除湿用冷却水を流し込む冷却水注水口19を設け、冷却水給水電磁弁20から冷却水(水道水)を給水する。前記天井部1bにおける乾燥空気循環風路18には、前記水受槽2内の空気を前記排水口2cから乾燥空気循環風路18内に吸い込む乾燥空気循環ファン21を設け、この乾燥空気循環ファン21の吹き出し側は、ヒータ22とフレキシブルホース23を順に介して前記水受槽2の上部に接続して該水受槽2内に温風を吹き込むように接続する。フレキシブルホース11,23の接続開口位置と形態は、種々に変形することが可能である。
水受槽2の転角軸心よりも後方に位置する部位である後側端面の低部に該部を下方に引くことによって結合ねじ6bを支点にして該水受槽2を衣類投入口2a側が上向きに傾くように転角させるフック部2eを設ける。このフック部2eに結合して該部を下方に引く操作ワイヤ24は、本体外枠1の底部に取り付けた案内ローラ25によって案内して該本体外枠1のベース部1aに設置した電動式ワイヤ巻き取り装置26に接続する。この電動式ワイヤ巻き取り装置26は、ワイヤ巻き取り運転したときに前記操作ワイヤ24を巻き取って前記水受槽2のフック部2eを下方に引くことにより該水受槽2を傾斜させるように転角駆動し、ワイヤ巻き出し運転したときに前記操作ワイヤ24を巻き出して前記水受槽2を水平状態に戻すように転角させる。この水受槽に対する転角駆動機構は、様々な形態に変形することが可能である。
本体外枠1の衣類投入口1cは、前記水受槽2が所定の位置に傾斜した状態で該水受槽2の衣類投入口2aがその内側に整合した状態で位置するように設け、外蓋27を開いて衣類投入口1cを開放したときに該衣類投入口1cを通して衣類投入口2aを開閉する内蓋5を開閉操作することを可能にする。水受槽2の前側端面には、前記衣類投入口2aの外周に位置させてパッキン28を設け、水受槽2を傾斜させた状態において本体外枠1の衣類投入口1cの周縁と水受槽2の衣類投入口2aの周縁の間に大きな隙間が発生するのを防止する。
なお、ここでは図示説明を省略するが、本体外枠1には、前記外蓋27の開閉状態を検出する外蓋開閉検出センサと洗濯および脱水運転中には該外蓋27を開放動作させることができないようにする外蓋ロック装置を設ける。
また、本体外枠1と水受槽2の間には、水受槽2の転角状態を検出する転角位置検出センサ29を設ける。この転角位置検出センサ29は、水受槽2の後側端面に後方に向けて発光するように設けた発光部29aと、水受槽2が水平状態にあるときに前記発光部29aから発生する光を受光し、水受槽2が所定の傾斜状態にあるときに前記発光部29aから発生する光を受光しないように設けた水平検出受光部29bと、水受槽2が所定の傾斜状態にあるときに前記発光部29aから発生する光を受光し、水受槽2が水平状態にあるときに前記発光部29aから発生する光を受光しないように設けた傾斜検出受光部29cとを備える。
本体外枠1の天井部1bの前面には、図4に示すような操作パネル30を設ける。この操作パネル30には、前記洗剤投入器8を露出させ、更に、電源スイッチボタン31と、洗いコース選択スイッチボタン32と、濯ぎコース選択スイッチボタン33と、設定コース表示ランプ34a〜34dと、スタート/ストップスイッチボタン35と、工程進行表示パネル36を設ける。
図5は、この実施例1のドラム式洗濯機の電気的制御系を示すブロック図である。
制御装置40は、コンセント41を介して商用電源42に接続され、操作パネル30に設けられた各種スイッチボタン32,33,35によって操作されるスイッチ32a,33a,35aからの指示入力に従って制御処理プログラムを実行し、水位検出センサ16,転角位置検出センサ29および外蓋開閉検出センサ43からの検出信号を参照しながら、洗濯,脱水および乾燥工程を実行するようにドラム駆動電動機4と給水電磁9,20と排水電磁弁12と乾燥空気循環ファン21とヒータ22と電動式ワイヤ巻き取り装置26と外蓋ロック装置44を制御する。また、設定コースと工程進行状況を設定コース表示ランプ34a〜34dと工程進行表示パネル36に表示する。
この制御装置40は、具体的には、電源スイッチボタン31によって操作される電源スイッチ31aを介して受電し、フィルタ回路40aを介して整流回路40bに給電して直流電源電圧を生成する。インバータ回路40cは、整流回路40bから出力する直流電圧を入力電源として、ドラム駆動電動機4を運転する3相交流電圧を生成して出力し、その負荷電流を検出して出力する。
ドラム駆動電動機4は、インバータ駆動式の直流電動機であり、固定子巻線4b〜4dに流れる電流が発生する回転磁界に伴って回転する永久磁石型回転子(図示省略)を備え、永久磁石型回転子の回転位置を磁気センサ4eで検出して出力する。
マイクロコンピュータ40dは、磁気センサ4eから出力する検出信号に基づいて永久磁石型回転子の回転角度を認識して該回転角度に適合する回転磁界を発生させるようにインバータ回路40cを制御して固定子巻線4b〜4dに給電する駆動電動機制御処理を実行する。
更に、マイクロコンピュータ40dは、洗いコース選択スイッチボタン32に操作されるコース選択スイッチ32aからの指示入力に従って洗いコースを選択的に設定し、濯ぎコース選択スイッチボタン33に操作される濯ぎコース選択スイッチ33aからの指示入力に従って濯ぎコースを選択的に設定し、設定した洗濯コースに対応する設定コース表示ランプ34a(34b〜34d)を選択的に点灯し、スタート/ストップスイッチボタン35によって操作されるスタート/ストップスイッチ35aからの最初の指示入力に従って外蓋開閉検出センサ43から出力する検出信号を参照することにより外蓋27の開閉状態を検出して開放しているときには閉じるように警報し、閉じているときには外蓋ロック装置44を動作させて外蓋27を開放不能にロックし、水受槽2を水平状態とするように電動式ワイヤ巻き取り装置26を運転し、水受槽2を水平にした状態で回転ドラム3を回転駆動するようにドラム駆動電動機4を運転してそのときの負荷電流に基づいて洗濯物の布量を検出し、布量に応じた洗剤量を求めて表示し、布量に応じた洗濯水位を求めて設定し、洗濯コースおよび布量に応じた回転ドラム回転制御定数を設定し、スタート/ストップスイッチボタン35によって操作されるスタート/ストップスイッチ35aからの次の指示入力に従って洗濯コースの実行を開始して給水電磁弁9を制御して水受槽2内に洗濯水を給水し、ドラム駆動電動機4を運転して回転ドラム3を回転させ、洗濯水を排水するように排水電磁弁12を制御し、次いで、排水電磁弁12を開いた状態で回転ドラム3を高速回転させるようにドラム駆動電動機4を運転して洗濯物を遠心脱水するように制御し、更に、排水電磁弁12を開いた状態で回転ドラム3を低速回転させるようにドラム駆動電動機4を運転しながら乾燥空気循環ファン21を運転して水受槽2内の空気を循環させると共にヒータ22によって循環空気を加熱し、冷却水電磁弁20を開いて乾燥空気循環風路18内に除湿用冷却水を流し込んで循環空気を冷却除湿して洗濯物を乾燥させる制御処理を実行し、それらの進行状態を工程進行表示ランプ36によって表示する制御を実行する。
また、このような洗濯・脱水・乾燥工程において、マイクロコンピュータ40dは、転角位置センサ19から出力する検出信号に基づいて水受槽2が水平または傾斜状態にあることを確認し、水位検出センサ16から出力する検出信号に基づいて水受槽2内の洗濯水位を確認する。
なお、給水電磁弁9,20,排水電磁弁12,外蓋ロック装置33,乾燥空気循環ファン21,ヒータ22,電動式ワイヤ巻き取り装置26,外蓋ロック装置44は、負荷駆動回路40eを介して駆動する。
このように構成したドラム式洗濯機の基本動作を図6を参照して説明する。ここでは、制御装置40におけるマイクロコンピュータ40dが実行する洗濯・脱水工程の制御処理を中心にして説明する。
ステップS101
電源スイッチボタン31が投入されて電源スイッチ31aが閉じると制御装置40は制御処理動作を開始する。
ステップS102
転角位置センサ29の出力信号に基づいて水受槽2および回転ドラム3が水平状態か所定の傾斜状態かを確認して処理を分岐する。
ステップS103
水受槽2および回転ドラム3が水平状態であるときには、外蓋27の開閉状態を確認して処理を分岐する。
ステップS104
外蓋27が開いているときには該外蓋27を閉じるように警報する。
ステップS105
外蓋27が閉じた状態になると、外蓋ロック装置44を機能させて外蓋27を開放不能にロックする。
ステップS106
電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き取り運転して水受槽2を所定の傾斜角度まで転角駆動する。
ステップS107
水受槽2が所定の傾斜角度に傾いた状態になると外蓋ロック装置44による外蓋ロックを解除して外蓋27を開放可能な状態にして待機状態になる。この状態で、洗濯機の使用者は、回転ドラム3に洗濯物を投入するために外蓋27を開き、次に、内蓋5を開いて回転ドラム3内に洗濯物を投入し、内蓋5と外蓋27を順次に閉じる。
ステップS108
指示スイッチ(洗いコース選択スイッチ32a,濯ぎコース選択スイッチ33a,スタート/ストップスイッチ35a)からの指示入力を確認して処理を分岐する。
ステップS109
コース選択スイッチ32a,33aからの指示入力があると、指示に従った洗濯コースを設定し、該当する設定コース表示ランプ34a〜34dを点灯表示する。この洗濯コースの設定は、洗濯コースの選択指示入力がない状態では標準コースを設定して設定コース表示ランプ34a,34cを点灯表示し、選択指示入力に従って設定コースを変更して該当する設定コース表示ランプ34a〜34dを点灯表示するように実行する。
ステップS110
スタート/ストップスイッチ35aからの指示入力があると、外蓋27の開閉状態を確認して処理を分岐する。
ステップS111
外蓋27が開いているときには該外蓋27を閉じるように警報する。
ステップS112
外蓋27が閉じた状態になると、外蓋ロック装置44を機能させて外蓋27を開放不能にロックする。
ステップS113
電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き出し運転して水受槽2を水平状態になるまで転角駆動する。
ステップS114
水受槽2が水平状態になると、洗濯物の布量を検出し、設定された洗濯コースによって該洗濯物を洗濯するのに好適な洗剤量,洗濯時間,回転ドラム回転速度,回転ドラム反転周期,脱水回転速度を求めて制御定数として設定する。洗剤量は工程進行表示パネル36によって表示する。洗濯物の布量検出は、外蓋ロック装置44を機能させて外蓋27を開放回動不能にロックし、転角位置センサ29の出力信号に基づいて水受槽2および回転ドラム3が水平状態であることを確認し、回転ドラム3を所定の回転速度で回転駆動するようにインバータ回路40cからドラム駆動電動機4に給電し、そのときのインバータ回路40cの負荷電流に基づいて行う。
ステップS115
スタート/ストップスイッチ35aからの指示入力を監視する。
ステップS116
洗濯機使用者が表示された量の粉末洗剤を洗剤投入器8に投入してスタート/ストップスイッチボタン35を押すことによりスタート/ストップスイッチ35aから指示信号が発生すると、設定されている洗濯コースを確認して処理を分岐する。
ステップS117
ソフト洗いコースが設定されていると、電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き取り運転して水受槽2を所定の傾斜角度まで転角駆動する。
ステップS118
給水電磁弁9を開いて水位検出センサ16から出力する水位検出信号を参照しながら所定の設定水位まで給水する。この給水は、洗剤投入器8を通過して該洗剤投入器8内の粉末洗剤を溶解しながらフレキシブルホース11を通して水受槽2内に流入して洗い水となる。
ステップS119
回転ドラム3を所定の設定回転速度で回転駆動するようにドラム駆動電動機4(インバータ回路40c)を制御する洗い運転制御を実行する。この洗い運転は、標準洗いコースでは、水受槽2および回転ドラム3を水平にした状態で回転ドラム3を回転させることにより実行し、ソフト洗いコースでは、水受槽2および回転ドラム3を傾斜させた状態で回転ドラム3を回転させることにより実行することになる。
ステップS120
設定された洗い時間を終了すると、ドラム駆動電動機4による回転ドラム3の回転駆動を終了し、排水電磁弁12を開いて水受槽2内の洗い水を排水する。
ステップS121
転角位置センサ29の出力信号に基づいて水受槽2および回転ドラム3が水平状態か所定の傾斜状態かを確認して処理を分岐する。
ステップS122
電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き出し運転して水受槽2を水平状態になるまで転角駆動する。ここで、処理ステップS121,S122は、処理ステップS120と並列に実行することにより時間短縮効果が得られる。
ステップS123
洗い水の排水を終了すると、排水電磁弁12を開いたままの状態で回転ドラム3を高速回転駆動するようにドラム駆動電動機4を制御して回転ドラム3内の洗濯物に含まれる洗い水を遠心脱水する。この遠心脱水は、設定された洗いコースの如何によらずに水受槽2および回転ドラム3を水平にした状態で実行することになる。
ステップS124
洗い水脱水を終了すると、設定されている濯ぎコースを確認して処理を分岐する。
ステップS125
標準濯ぎコースが設定されているときには、電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き取り運転して水受槽2を所定の傾斜角度まで転角駆動する。
ステップS126
排水電磁弁12を閉じ、給水電磁弁9を開いて水位検出センサ16から出力する水位検出信号を参照しながら所定の設定水位まで濯ぎ水を給水する。ここで、処理ステップS126は、処理ステップS124,S125と並列に実行することにより時間短縮効果が得られる。
ステップS127
回転ドラム3を所定の設定回転速度で回転駆動するようにドラム駆動電動機4(インバータ回路40c)を制御する第1回目の濯ぎ制御を実行する。この濯ぎは、設定されている濯ぎコースが標準コースのときには水受槽2と回転ドラム3を傾斜させた状態で実行し、念入りコースが設定されているときには水受槽2と回転ドラム3を水平にした状態で実行することになる。
ステップS128
設定された濯ぎ時間を終了すると、ドラム駆動電動機4による回転ドラム3の回転駆動を終了し、排水電磁弁12を開いて水受槽2内の濯ぎ水を排水する。
ステップS129
転角位置センサ29の出力信号に基づいて水受槽2および回転ドラム3が水平状態か所定の傾斜状態かを確認して処理を分岐する。
ステップS130
電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き出し運転して水受槽2を水平状態になるまで転角駆動する。ここで、処理ステップS129,S130は、処理ステップS128と並列に実行することにより時間短縮効果が得られる。
ステップS131
濯ぎを設定回数n回実行したかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS132
濯ぎ回数がnに達していないときには、濯ぎ水の排水を終了すると、排水電磁弁12を開いたままの状態で回転ドラム3を高速回転駆動するようにドラム駆動電動機4を制御して回転ドラム3内の洗濯物に含まれる濯ぎ水を遠心脱水する。この遠心脱水は、設定された濯ぎコースの如何によらずに水受槽2および回転ドラム3を水平にした状態で実行することになる。
ステップS133
濯ぎ回数がnに達しているときには、濯ぎ水の排水を終了すると、排水電磁弁12を開いたままの状態で回転ドラム3を高速回転駆動するようにドラム駆動電動機4を制御して回転ドラム2内の洗濯物に含まれる濯ぎ水を遠心脱水(最終脱水)する。この最終脱水も、設定された濯ぎコースの如何によらずに水受槽2および回転ドラム3を水平にした状態で実行することになる。
ステップS134
排水電磁弁12を開いた状態で回転ドラム3を低速回転させるようにドラム駆動電動機4を運転しながら乾燥空気循環ファン21を運転して水受槽2内の空気を循環させると共にヒータ22によって循環空気を加熱し、冷却水電磁弁20を開いて乾燥空気循環風路18内に除湿用冷却水を流し込んで循環空気を冷却除湿して洗濯物を乾燥させる。この乾燥工程は、設定された洗濯コースの如何によらずに水受槽2および回転ドラム3を水平にした状態で実行することになる。
ステップS135
乾燥工程が終了すると、電動式ワイヤ巻き取り装置26をワイヤ巻き取り運転して水受槽2を所定の傾斜角度まで転角駆動し、衣類投入口2a,3aが本体外枠1の衣類投入口1cの内側に整合した状態で位置するように傾斜させる。
ステップS136
外蓋ロック装置33を解除して外蓋27を開放可能状態にする。
ステップS137
終了待機状態となり、外蓋27および内蓋5を開いて回転ドラム3内の乾燥済みの洗濯物を取り出すことが可能にする。
ここで、ドラム式洗濯機における水受槽2と回転ドラム3の好ましい傾斜角度θについて説明する。水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度の大小は、洗浄力と布絡みと布傷みと濯ぎ力および遠心脱水運転における振動発生に影響する。
洗濯物に作用する洗浄力は、図7に示すように、回転ドラム3の傾斜角度が大きくなるにつれて低下する。そして、20度を越えるとその傾向が顕著になる。これは、洗い運転において回転ドラム3が回転するときにリフター3cが洗濯物を掻き揚げて落下させる高さが回転ドラム3の傾斜角度の増加に伴って低くなって洗濯物に作用させる機械力(叩き洗い力)が減少することによる。
洗濯物の布絡みは、図8に示すように、回転ドラム3の傾斜角度が大きくなるにつれて大きくなり、洗浄力の低下に反比例する特性になる。そして、20度を越えるとその傾向が顕著になる。これは、洗濯および乾燥運転において回転ドラム3が回転するときにリフター3cが洗濯物を掻き揚げて落下させる高さが回転ドラム3の傾斜角度の増加に伴って低くなると共に該回転ドラム3の後端部分に洗濯物が偏って後側端面による捻り力が増加することによる。因に、洗濯・脱水・乾燥後に洗濯物を回転ドラム3から取り出すときの該洗濯物の布絡みは、洗濯物を出し入れするときの取り扱い易さの観点から、約30%以下が望ましいとされている。
洗濯物の布傷みは、図9に示すように、回転ドラム3の傾斜角度が大きくなるにつれて少なくなり、洗浄力の低下に正比例する特性になる。そして、20度を越えるとその傾向が顕著になる。
濯ぎ力は、濯ぎ運転において洗濯物を浸す濯ぎ水量の影響を受ける。図10に示すように、水受槽2および回転ドラム3の傾斜角度θを大きくすることによって水受槽2内に溜める濯ぎ水量を多くすることができ、回転ドラム3内に進入して洗濯物を浸す浸し水量を多くすることができる。また、一定の洗濯水量であっても水受槽2および回転ドラム3の傾斜角度θを大きくすることによって洗濯物を浸す浸し水量を多くすることができる。これは、水受槽2および回転ドラム3の傾斜角度θを大きくすることによって水受槽2の衣類出入口2aが高くなって溢水し難くなること、傾斜角度θを大きくすることによって水受槽2の後端側部分に濯ぎ水が偏るために水深が深くなると共に洗濯物も回転ドラム3の後端部分に偏ることによる。
従って、少ない量の濯ぎ水を有効に活用する濯ぎや濯ぎ水量を多くして濯ぎ力を向上させる濯ぎ運転は、水受槽2と回転ドラム3を傾斜させた状態で行うことが望ましい。また、布地が厚手の洗濯物に含まれる洗剤成分を濯ぎ出すために該洗濯物に大きな機械力(叩き絞り出し力)を作用させる念入り濯ぎは、水受槽2と回転ドラム3を水平にした状態で行うことが望ましい。
洗濯物の遠心脱水は、回転ドラム3を高速回転させて洗濯物に含まれる水分を遠心脱水するものであり、回転ドラム3内の洗濯物の円周上の偏りが偏った遠心力を発生して振動の原因となる。この遠心力の偏りを防止すると共に発生した遠心力を防振支持する構成は、水受槽2と回転ドラム3を水平状態にして行うことが望ましい。
このような種々の特性を総合すると、ドラム式洗濯機において望ましい構成は、洗濯物に対する洗浄力が大きくて布絡みを少なくするためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を小さく(水平に近い)する構成であり、布傷みを少なくするソフト洗いを実現するためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を大きく(20度以上)する構成であり、効率良い濯ぎを行うためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を大きく(20度以上)する構成であり、念入りな濯ぎを行うためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を小さく(水平に近い)する構成であり、振動の発生が少ない遠心脱水を実現するためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を小さく(水平に近い)する構成であり、布絡みが少ない乾燥を実現するためには、水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度を小さく(水平に近い)する構成である。
そして、具体的には、ドラム式洗濯機における水受槽2と回転ドラム3の傾斜角度θは、洗浄力,布絡み,布傷み,濯ぎ力,遠心脱水における振動発生,回転ドラム3に対する洗濯物出し入れの取り扱い性の観点を総合すると、15〜25度であることが望ましい。
前述した洗い運転(処理ステップS119),遠心脱水運転(処理ステップS123),濯ぎ水給水運転(処理ステップS124)および濯ぎ運転(処理ステップS127)の制御は、洗濯物の布量に応じて実行するように制御する構成である。ここで、そのための制御定数について、図11〜図14を参照して、更に具体的に説明する。
これらの制御は、洗濯物の布量をドラム式洗濯機の定格負荷量(定格布量)を基準にして、定格の70%以上〜定格、定格の30%以上〜70%未満、定格の30%未満の3段階に区分し、洗濯物の布量が何れの区分に該当するかを判断して実行する。
洗い運転(処理ステップS119)は、図11に示すように、洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって洗い時間Taとドラム回転ON/OFF時間を設定して実行する。
ステップS119a
洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって処理を分岐する。
ステップS119b〜S119d
洗い時間Taは、洗濯物の布量が定格の70%以上〜定格のときに最も長い洗い時間を設定し、布量が少なくなるに従って短い洗い時間を設定して実行する。
ステップS119e〜S119g
回転ドラムの回転駆動は、回転ドラムの回転を繰り返しオン(回転)/オフ(停止)する時間を、洗濯物の布量が定格の30%以上〜定格のときにはオン時間をオフ時間よりも長く設定し、30%未満のときには、オン時間をオフ時間よりも短く設定して実行する。
洗い水および濯ぎ水を脱水する中間遠心脱水運転(処理ステップS123)は、図12に示すように、洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって回転ドラムの回転速度Rdと回転駆動時間Trを設定して実行する。
ステップS123a
洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって処理を分岐する。
ステップS123b〜S123d
回転ドラムの回転速度は、洗濯物の布量が定格の70%以上〜定格のときに最も高い回転速度に設定し、布量が少なくなるに従って低い回転速度を設定して実行する。
ステップS123e〜S123g
回転ドラムの回転駆動時間は、洗濯物の布量が定格の70%以上〜定格のときに最も長い回転駆動時間に設定し、布量が少なくなるに従って短い回転駆動時間を設定して実行する。
濯ぎ水の給水運転(ステップS126)は、図13に示すように、洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって給水する水位Lsを設定して実行する。
ステップS126a
洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって処理を分岐する。
ステップS126b〜S126d
濯ぎ水の水位Lsは、洗濯物の布量が定格の30%以上〜定格のときに洗い水の水位Ls1,Ls2を洗い水の水位Laよりも高くし、30%未満のときには、洗い水の水位Laと等しい水位Ls3を設定して実行する。
濯ぎ運転(処理ステップS127)は、図14に示すように、洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって濯ぎ時間Tsとドラム回転ON/OFF時間を設定して実行する。
ステップS127a
洗濯物の布量が前記3つの区分の何れに該当するかによって処理を分岐する。
ステップS127b〜S127d
濯ぎ時間Tsは、洗濯物の布量が定格の70%以上〜定格のときに最も長い洗い時間を設定し、布量が少なくなるに従って短い洗い時間を設定して実行する。
ステップS127e〜S127g
回転ドラムの回転駆動は、回転ドラムの回転を繰り返しオン(回転)/オフ(停止)する時間を、洗濯物の布量が定格の30%以上〜定格のときにはオン時間をオフ時間よりも長く設定し、30%未満のときには、オン時間をオフ時間よりも短く設定して実行する。
このように濯ぎ水位(水量)を洗濯物の布量に応じて変えることにより、節水効果が得られる。また、濯ぎ運転において回転ドラムの回転速度やオン(回転)/オフ(停止)を洗濯物の布量に応じて変えることにより、洗濯物の布傷み防止や毛羽立ち防止と洗濯時間短縮効果が得られる。
本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の外蓋を閉じて水受槽を水平にした状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の外蓋を閉じて水受槽を傾斜させた状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の外蓋を開いた状態を示す縦断側面図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の操作パネル部の正面図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置のブロック図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する制御処理のフローチャートである。 ドラム式洗濯機における洗浄力特性図である。 ドラム式洗濯機における布絡み特性図である。 ドラム式洗濯機における布傷み特性図である。 ドラム式洗濯機における濯ぎ水量特性図である。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する前記制御処理における洗い運転の具体的な制御処理のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する前記制御処理における洗濯水脱水運転の具体的な制御処理のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する前記制御処理における濯ぎ水給水運転の具体的な制御処理のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるドラム式洗濯機の電気的制御装置におけるマイクロコンピュータが実行する前記制御処理における濯ぎ運転の具体的な制御処理のフローチャートである。
符号の説明
1…本体外枠、1c…衣類投入口、2…水受槽、2a…衣類投入口、2b…水受槽支持アーム、3…回転ドラム、3a…衣類投入口、4…ドラム駆動電動機、4a…回転軸、6…振動抑制支持装置、6b…結合ねじ、7a〜7c…引きばね、9…洗濯給水電磁弁、12…排水電磁弁、16…水位検出センサ、18…乾燥空気循環風路、20…冷却水給水電磁弁、24…操作ワイヤ、26…電動式ワイヤ巻き取り装置、29…転角位置検出センサ、30…操作パネル、40…制御装置、43…外蓋開閉検出センサ、44…外蓋ロック装置。

Claims (6)

  1. 回転ドラムを内包する水受槽を前記回転ドラムの回転軸心を水平状態または傾斜状態とするように転角駆動し、外枠に形成した衣類投入口と前記回転ドラムおよび水受槽の衣類投入口を前記水受槽の傾斜状態において整合させるように構成し、回転ドラムを回転させて該回転ドラム内の洗濯物を洗濯および脱水するようにしたドラム式洗濯機において、
    洗濯コースに第1の洗いコース(ソフト洗い)が設定されたときには、洗い工程および濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いおよび濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、
    洗濯コースに第2の洗いコース(標準洗い)が設定されたときには、洗い工程においては前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いを実行し、濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行するように構成したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1において、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位よりも高くすることを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項2において、洗濯物の布量が定格負荷の30%以下のときには、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位と等しくすることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 回転ドラムを内包する水受槽を前記回転ドラムの回転軸心を水平状態または傾斜状態とするように転角駆動し、外枠に形成した衣類投入口と前記回転ドラムおよび水受槽の衣類投入口を前記水受槽の傾斜状態において整合させるように構成し、回転ドラムを回転させて該回転ドラム内の洗濯物を洗濯,脱水および乾燥するようにしたドラム式洗濯機において、
    洗濯コースに第1の洗いコース(ソフト洗い)が設定されたときには、洗い工程および濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いおよび濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行し、
    洗濯コースに第2の洗いコース(標準洗い)が設定されたときには、洗い工程においては前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の洗いを実行し、濯ぎ工程においては前記回転ドラムの回転軸心が傾斜状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の濯ぎを実行し、洗い水および濯ぎ水の脱水工程は前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物に含まれる洗い水および濯ぎ水の遠心脱水を実行し、乾燥工程では前記回転ドラムの回転軸心が水平状態となるように前記水受槽を転角した状態で前記回転ドラムを回転駆動して洗濯物の乾燥を実行するように構成したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  5. 請求項4において、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位よりも高くすることを特徴とするドラム式洗濯機。
  6. 請求項5において、洗濯物の布量が定格負荷の30%以下のときには、濯ぎ工程における濯ぎ水の水位を洗い工程における洗い水の水位と等しくすることを特徴とするドラム式洗濯機。
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