JPH03272798A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
洗濯乾燥機Info
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- JPH03272798A JPH03272798A JP7365990A JP7365990A JPH03272798A JP H03272798 A JPH03272798 A JP H03272798A JP 7365990 A JP7365990 A JP 7365990A JP 7365990 A JP7365990 A JP 7365990A JP H03272798 A JPH03272798 A JP H03272798A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、洗濯から乾燥までの行程を全自動でおこなう
洗濯乾燥機(以下、洗乾機と略す)に係り、さらに詳細
には、乾燥行程時における熱風中の湿気を凝縮捕集する
洗乾機の除湿機構に関する。 〔従来の技術〕 洗濯→すすぎ→脱水→乾燥の行程を全自動でおこなう洗
乾機は、たとえば特開昭55−7報に記載されている。 そして、同公報には、ヒータによって加熱された循環熱
風による乾燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空テカ洗
濯槽、すなわち衣類が収容されている洗濯槽内L7再循
環するのを防止して乾燥効率の向上化をはかるべく、前
記熱風循環風路の途中に導水管を接続し、この導水管の
先端に取り付けたノズルから前記循環風路中を通過する
熱風に水をスプレーして、当該熱風中の湿気を凝縮捕集
するW或が示されている。 〔発明が解決しようとする1111) しかしながら、前掲特開昭55−7 記載の洗濯機にあっては、導水管先端のノズル、すなわ
ち乾燥行程に際して循環熱風に水をスプレーする除湿機
構が洗濯槽の下底に取り付けられており、洗濯槽の上端
開口部に設置されている熱風発生装置、すなわち乾燥行
程に際して洗濯槽の上端開口部から当該洗濯槽内に熱風
を供給する熱風発生装置りは最も距離が長い反対側に位
置し、その結果、洗濯槽の下底に位置する除湿機構から
同洗濯槽の止端間口部に位置する熱風発生装置までの循
環風路の引きまわしが長くなり、熱風の風路抵抗損失が
大きくなるため、この熱風の風路抵抗損失分を補償して
機器の信頼性を維持するためには、すなわち乾燥にあま
り長い時間がかかるのを同道するためには、熱風送風フ
ァンに大形ファンを必要とし、その分、製品のコストア
ップに結びつくばかりでなく2製品全体としての大形・
重量化にも直結する。 また、前記したWi環環路路引きまわしが長(なるとい
うことは、その分、資材のコストアップに結びつくばか
りでなく、配管長の全重量が増し、これまた製品全体と
しての重量化に直結する。 さらに、洗濯柵底部の下方向に熱風wi環風、路の一端
を接続するということは、熱風循環風路の途中に位置し
て、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に戻る空気とを
分岐させる分岐管が必要となり、その配管系が複雑にな
る。 本発明の目的は、洗濯Hすすぎ→脱水−+乾燥の行程を
全自動でおこない、かつヒータによって加熱された循環
熱風による乾燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空気が
洗濯槽、すなわち衣類が収容されている洗濯槽内に再循
環するのを防止して乾燥効率の向り化をはかり、ひいで
は乾燥時間の短縮化をはかるべく、前記熱風l?i環風
路の途中に導水管を接続し、この導水管の先端に取り付
けたノズルから前記循環風路中を通過する熱風に水をス
プレーして、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する構造の洗
乾機において、前記循環熱風に水をスプレーする除湿機
構から熱風発生装置、すなわち洗濯槽の上端開口部に設
置されている熱風発生装置、換言すると乾燥工程に際し
て洗濯槽の上端開口部から当該洗濯槽内に熱風を供給す
る熱風発生装置までの循環風路の引きまわしを従来より
も短くシ。 ひいては熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風送風フ
ァンに小形ファンを使用するこができ、その分、製品の
コストダウンと製品全体としての小形・軽量化をはかる
ことができ、また既述のごとく、循環風路の引きまわし
を短くすることにより、その分、資材のコストダウン、
さらには配管長の全重量軽減化、ひいてはこれまた製品
全体としての軽量化をはかり、加えて、熱風循環風路の
途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に
戻る空気とを分岐させる分岐管を必要とせず、配管系の
簡素化をはかることのできる洗乾機を提供することにあ
る。 〔課題を解決するための手段〕 前記目的は、洗濯−すすぎ−脱水−乾燥の行程を全自動
でおこない、かつ乾燥行程に際して洗濯槽内の衣類を循
環熱風によって加温するとともに。 前記循環熱風配管系の途中に位置して、湿気を含む循環
熱風に水をスプレーする除湿機構を備える洗乾機におい
て、乾燥行程に際し洗濯槽およびこれを包囲する外槽を
傾斜させ、洗濯槽を回転させるとともに、洗濯槽上端開
口部に位置して熱風発生装置の送風機吸引口に一端を接
続した熱風配管系ダクトの他端を、洗濯槽を包囲する外
槽の底部側面に接続し、かつ前記外槽の側面に位置して
、熱風配管系ダクトの途中に、当該ダクト中を通過する
含湿熱風に水をスプレーする除湿機構のノズルを具備す
ることによって達成される。 〔作用〕 しかして、前記構成より、なる本発明によれば、洗濯−
すすぎ−脱水−乾燥の行程を全自動でおこない、かつ乾
燥行程中、熱風循環風路を通路する熱風に水をスプレー
して、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する構造の洗乾機に
おいて、洗濯槽上端開口部に位置して熱風発生装置の送
風機吸引口に一端を接続した熱風配管系ダクトの他端を
、洗濯槽を包囲する外槽の底部側面に接続したことによ
り、前記熱風循環風路の引きまわしを従来よりも短くし
、ひいては熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風送風
ファンに小形ファンを使用することができ、その分、製
品のコストダウンと製品全体としての小形・軽量化をは
かることができる。 これに対し、従来にあっては、既述のごとく、導水管先
端のノズル、すなわち乾燥行程に際して循環熱風に水を
スプレーする除湿機構が洗濯槽の下底に取り付けられて
おり、洗濯槽の上端開口部に設置されている熱風発生装
置、すなわち乾燥行程に際して洗濯槽の上端開口部から
当該洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置とは最も距
離が長い反対側に位置し、その結果、洗濯槽の下底に位
置する除湿機構から同洗濯槽の上端開口部に位置する熱
風発生装置までの循環風路の引きまわしが長くなり、熱
風の風路抵抗損失が大きくなるため、この熱風の風路抵
抗損失分を補償して機器の信頼性を維持するためには、
すなわち乾燥にあまり長い時間がかかるのを回避するた
めには、熱風送風ファンに大形ファンを必要とし、製品
のコストアップに結びつくばかりでなく、製品全体とし
ての大形・重量化にも直結する。 また、本発明によれば、既述のごとく、@環風路の引き
まわしを短くすることにより、その分、資材のコストダ
ウン、さらには配管長の全重量軽減化、ひいてはこれま
た製品全体としての軽量化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、循環風路の引
きまわしが長くなるということは、その分、資材のコス
トアップに結びつくばかりでなく、配管長の全重量が増
し、これまた製品全体としての重量化に直結する。 さらに、前記構成よりなる本発明によれば、洗濯槽を包
囲する外槽の側面に位置して、熱風配管系ダクトの途中
に、当該ダクト中を通過する含湿熱風に水をスプレーす
る除湿機構のノズルを具備したことにより、前記スプレ
ー水は、外槽底部を経て洗濯機本来的排水系に導びかれ
るため、これまた従来のように、熱風循環風路の途中に
位1itL、て、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に
戻る空気とを分岐させる分岐管を必要とせず、配管系の
簡素化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、洗濯槽底部の
下方向に熱風循環風路の一端を接続するεいうことは、
熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱
風発生装置側に戻る電気とを分岐させる分岐管が必要と
なり、その配管系が複雑になる。 E実施例」 以ト、本発明を、図面の一実施例にもとづいて説明する
と、第1図は本発明洗乾機を最も特徴的に示す水冷熱交
換器の動作説明図である。 第2図は本発明洗乾機を正面方向から見た全体的内部構
造説明図、第3図は本発明洗乾機を側面方向から見た全
体的内部構造説明図、第4図は第2図および第3図にそ
れぞれ符号54.55で示されているトップカバーおよ
び蓋を外して平面方向から見た全体的内部構造説明図、
第5図は第1図、第2図および第3図に符号】6で示す
ベースを外して底面方向から見た全体的内部構造説明図
である。 第6図は第3図の右方に図示されているリンク機構部付
近の拡大断面図、第7図は同じく第3図のと方に図示さ
れているオーバフロー防止部付近の拡大図である。 第8図は第1図、第2図、第3図および第゛7図にそれ
ぞれ符号5Gで示す二連式給水弁の給水糸路説明図であ
る。 第9図は本発明洗乾機の洗濯脱水動作説明図、第10図
は本発明洗乾機の乾燥動作説明図である。 第】〕図は第12図に符号6で示す外槽を垂直状態に戻
して示す図である。 第12図は本発明洗乾機の全体的電気結線図、第13図
は本発明洗乾機の全体的動作サイクルを示す図である。 第14図は本発明洗乾機に組み込まれている操作パネル
の平面図である。 第1図、第2図および第11図においで、鋼板製で箱形
の外枠1内には、吊棒2および防振ばね3により、回動
ベース4を介して、回動ビーム5が一体的に固着された
外槽6を防振支持する。 外槽6内には、当該外槽6と横断面形状がほぼ円形で、
しかも洗濯、脱水および乾燥を兼ねる洗濯槽7を設ける
。洗濯槽7の上端には、バランスリング8を摩挾溶着ま
たは溶接により取り付Uる。 洗濯槽7内の側壁には、乾繰時における布間転用の縦リ
ブ状リフタ7aを等間隔に複数個設+−+、その間に多
数の縦溝7bを等間隔に設ける。縦溝7bには、多数の
脱水孔7Cを設ける。 洗濯槽7の内底中央には、パルセータ9、すなわち洗濯
槽7を垂直姿勢に維持しかつ、うず巻流によって洗濯を
おこなうパルセータ9を同動自在に装着する四部7dを
形成する。外槽6の上端には、当該外槽6と洗濯槽7と
の間に洗濯物が落トするのを防止するために槽カバー1
0を固定する。 外il!I6の外底部には、排水装置11と、パルセー
タ9および洗濯41?7を回転するための駆動装置12
とを、鋼板製のベースユ3を介して取り付Oる。ベース
13は、はぼ箱形状に形成されており、ねじ等によって
外槽7の外底部に固定する。 排水装置11は、外槽6の内底部に連結したバルブ14
と、このバルブ14に連結した排水ホース15とを備え
ている。 排水ホース15の一端は開放されており、バルブ14開
成時、外枠1のト部に設置″jたベース〕6に放水する
。 ベース16は、下端部に複数個の足16 a 、 JA
A11保持部16b、水受部16 e ’j’Eよび排
水口部16c+を有している。 水受部16cは、中央部16eを中心部1.6 fに向
けて傾斜させた構成とし、朔:水ホース]5から放出さ
れた水を中心部16fに流れ易くして、この中心部16
fに設けた排水「1部3.、6 dから排水し易く構成
されている。また、排水
洗濯乾燥機(以下、洗乾機と略す)に係り、さらに詳細
には、乾燥行程時における熱風中の湿気を凝縮捕集する
洗乾機の除湿機構に関する。 〔従来の技術〕 洗濯→すすぎ→脱水→乾燥の行程を全自動でおこなう洗
乾機は、たとえば特開昭55−7報に記載されている。 そして、同公報には、ヒータによって加熱された循環熱
風による乾燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空テカ洗
濯槽、すなわち衣類が収容されている洗濯槽内L7再循
環するのを防止して乾燥効率の向上化をはかるべく、前
記熱風循環風路の途中に導水管を接続し、この導水管の
先端に取り付けたノズルから前記循環風路中を通過する
熱風に水をスプレーして、当該熱風中の湿気を凝縮捕集
するW或が示されている。 〔発明が解決しようとする1111) しかしながら、前掲特開昭55−7 記載の洗濯機にあっては、導水管先端のノズル、すなわ
ち乾燥行程に際して循環熱風に水をスプレーする除湿機
構が洗濯槽の下底に取り付けられており、洗濯槽の上端
開口部に設置されている熱風発生装置、すなわち乾燥行
程に際して洗濯槽の上端開口部から当該洗濯槽内に熱風
を供給する熱風発生装置りは最も距離が長い反対側に位
置し、その結果、洗濯槽の下底に位置する除湿機構から
同洗濯槽の止端間口部に位置する熱風発生装置までの循
環風路の引きまわしが長くなり、熱風の風路抵抗損失が
大きくなるため、この熱風の風路抵抗損失分を補償して
機器の信頼性を維持するためには、すなわち乾燥にあま
り長い時間がかかるのを同道するためには、熱風送風フ
ァンに大形ファンを必要とし、その分、製品のコストア
ップに結びつくばかりでなく2製品全体としての大形・
重量化にも直結する。 また、前記したWi環環路路引きまわしが長(なるとい
うことは、その分、資材のコストアップに結びつくばか
りでなく、配管長の全重量が増し、これまた製品全体と
しての重量化に直結する。 さらに、洗濯柵底部の下方向に熱風wi環風、路の一端
を接続するということは、熱風循環風路の途中に位置し
て、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に戻る空気とを
分岐させる分岐管が必要となり、その配管系が複雑にな
る。 本発明の目的は、洗濯Hすすぎ→脱水−+乾燥の行程を
全自動でおこない、かつヒータによって加熱された循環
熱風による乾燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空気が
洗濯槽、すなわち衣類が収容されている洗濯槽内に再循
環するのを防止して乾燥効率の向り化をはかり、ひいで
は乾燥時間の短縮化をはかるべく、前記熱風l?i環風
路の途中に導水管を接続し、この導水管の先端に取り付
けたノズルから前記循環風路中を通過する熱風に水をス
プレーして、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する構造の洗
乾機において、前記循環熱風に水をスプレーする除湿機
構から熱風発生装置、すなわち洗濯槽の上端開口部に設
置されている熱風発生装置、換言すると乾燥工程に際し
て洗濯槽の上端開口部から当該洗濯槽内に熱風を供給す
る熱風発生装置までの循環風路の引きまわしを従来より
も短くシ。 ひいては熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風送風フ
ァンに小形ファンを使用するこができ、その分、製品の
コストダウンと製品全体としての小形・軽量化をはかる
ことができ、また既述のごとく、循環風路の引きまわし
を短くすることにより、その分、資材のコストダウン、
さらには配管長の全重量軽減化、ひいてはこれまた製品
全体としての軽量化をはかり、加えて、熱風循環風路の
途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に
戻る空気とを分岐させる分岐管を必要とせず、配管系の
簡素化をはかることのできる洗乾機を提供することにあ
る。 〔課題を解決するための手段〕 前記目的は、洗濯−すすぎ−脱水−乾燥の行程を全自動
でおこない、かつ乾燥行程に際して洗濯槽内の衣類を循
環熱風によって加温するとともに。 前記循環熱風配管系の途中に位置して、湿気を含む循環
熱風に水をスプレーする除湿機構を備える洗乾機におい
て、乾燥行程に際し洗濯槽およびこれを包囲する外槽を
傾斜させ、洗濯槽を回転させるとともに、洗濯槽上端開
口部に位置して熱風発生装置の送風機吸引口に一端を接
続した熱風配管系ダクトの他端を、洗濯槽を包囲する外
槽の底部側面に接続し、かつ前記外槽の側面に位置して
、熱風配管系ダクトの途中に、当該ダクト中を通過する
含湿熱風に水をスプレーする除湿機構のノズルを具備す
ることによって達成される。 〔作用〕 しかして、前記構成より、なる本発明によれば、洗濯−
すすぎ−脱水−乾燥の行程を全自動でおこない、かつ乾
燥行程中、熱風循環風路を通路する熱風に水をスプレー
して、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する構造の洗乾機に
おいて、洗濯槽上端開口部に位置して熱風発生装置の送
風機吸引口に一端を接続した熱風配管系ダクトの他端を
、洗濯槽を包囲する外槽の底部側面に接続したことによ
り、前記熱風循環風路の引きまわしを従来よりも短くし
、ひいては熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風送風
ファンに小形ファンを使用することができ、その分、製
品のコストダウンと製品全体としての小形・軽量化をは
かることができる。 これに対し、従来にあっては、既述のごとく、導水管先
端のノズル、すなわち乾燥行程に際して循環熱風に水を
スプレーする除湿機構が洗濯槽の下底に取り付けられて
おり、洗濯槽の上端開口部に設置されている熱風発生装
置、すなわち乾燥行程に際して洗濯槽の上端開口部から
当該洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置とは最も距
離が長い反対側に位置し、その結果、洗濯槽の下底に位
置する除湿機構から同洗濯槽の上端開口部に位置する熱
風発生装置までの循環風路の引きまわしが長くなり、熱
風の風路抵抗損失が大きくなるため、この熱風の風路抵
抗損失分を補償して機器の信頼性を維持するためには、
すなわち乾燥にあまり長い時間がかかるのを回避するた
めには、熱風送風ファンに大形ファンを必要とし、製品
のコストアップに結びつくばかりでなく、製品全体とし
ての大形・重量化にも直結する。 また、本発明によれば、既述のごとく、@環風路の引き
まわしを短くすることにより、その分、資材のコストダ
ウン、さらには配管長の全重量軽減化、ひいてはこれま
た製品全体としての軽量化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、循環風路の引
きまわしが長くなるということは、その分、資材のコス
トアップに結びつくばかりでなく、配管長の全重量が増
し、これまた製品全体としての重量化に直結する。 さらに、前記構成よりなる本発明によれば、洗濯槽を包
囲する外槽の側面に位置して、熱風配管系ダクトの途中
に、当該ダクト中を通過する含湿熱風に水をスプレーす
る除湿機構のノズルを具備したことにより、前記スプレ
ー水は、外槽底部を経て洗濯機本来的排水系に導びかれ
るため、これまた従来のように、熱風循環風路の途中に
位1itL、て、スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に
戻る空気とを分岐させる分岐管を必要とせず、配管系の
簡素化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、洗濯槽底部の
下方向に熱風循環風路の一端を接続するεいうことは、
熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱
風発生装置側に戻る電気とを分岐させる分岐管が必要と
なり、その配管系が複雑になる。 E実施例」 以ト、本発明を、図面の一実施例にもとづいて説明する
と、第1図は本発明洗乾機を最も特徴的に示す水冷熱交
換器の動作説明図である。 第2図は本発明洗乾機を正面方向から見た全体的内部構
造説明図、第3図は本発明洗乾機を側面方向から見た全
体的内部構造説明図、第4図は第2図および第3図にそ
れぞれ符号54.55で示されているトップカバーおよ
び蓋を外して平面方向から見た全体的内部構造説明図、
第5図は第1図、第2図および第3図に符号】6で示す
ベースを外して底面方向から見た全体的内部構造説明図
である。 第6図は第3図の右方に図示されているリンク機構部付
近の拡大断面図、第7図は同じく第3図のと方に図示さ
れているオーバフロー防止部付近の拡大図である。 第8図は第1図、第2図、第3図および第゛7図にそれ
ぞれ符号5Gで示す二連式給水弁の給水糸路説明図であ
る。 第9図は本発明洗乾機の洗濯脱水動作説明図、第10図
は本発明洗乾機の乾燥動作説明図である。 第】〕図は第12図に符号6で示す外槽を垂直状態に戻
して示す図である。 第12図は本発明洗乾機の全体的電気結線図、第13図
は本発明洗乾機の全体的動作サイクルを示す図である。 第14図は本発明洗乾機に組み込まれている操作パネル
の平面図である。 第1図、第2図および第11図においで、鋼板製で箱形
の外枠1内には、吊棒2および防振ばね3により、回動
ベース4を介して、回動ビーム5が一体的に固着された
外槽6を防振支持する。 外槽6内には、当該外槽6と横断面形状がほぼ円形で、
しかも洗濯、脱水および乾燥を兼ねる洗濯槽7を設ける
。洗濯槽7の上端には、バランスリング8を摩挾溶着ま
たは溶接により取り付Uる。 洗濯槽7内の側壁には、乾繰時における布間転用の縦リ
ブ状リフタ7aを等間隔に複数個設+−+、その間に多
数の縦溝7bを等間隔に設ける。縦溝7bには、多数の
脱水孔7Cを設ける。 洗濯槽7の内底中央には、パルセータ9、すなわち洗濯
槽7を垂直姿勢に維持しかつ、うず巻流によって洗濯を
おこなうパルセータ9を同動自在に装着する四部7dを
形成する。外槽6の上端には、当該外槽6と洗濯槽7と
の間に洗濯物が落トするのを防止するために槽カバー1
0を固定する。 外il!I6の外底部には、排水装置11と、パルセー
タ9および洗濯41?7を回転するための駆動装置12
とを、鋼板製のベースユ3を介して取り付Oる。ベース
13は、はぼ箱形状に形成されており、ねじ等によって
外槽7の外底部に固定する。 排水装置11は、外槽6の内底部に連結したバルブ14
と、このバルブ14に連結した排水ホース15とを備え
ている。 排水ホース15の一端は開放されており、バルブ14開
成時、外枠1のト部に設置″jたベース〕6に放水する
。 ベース16は、下端部に複数個の足16 a 、 JA
A11保持部16b、水受部16 e ’j’Eよび排
水口部16c+を有している。 水受部16cは、中央部16eを中心部1.6 fに向
けて傾斜させた構成とし、朔:水ホース]5から放出さ
れた水を中心部16fに流れ易くして、この中心部16
fに設けた排水「1部3.、6 dから排水し易く構成
されている。また、排水
【1部]、 6 dからの水は
、付属ホース(図示せず)により外部に排出される。 水受部16eの外周全周には、水が溢水しないようにリ
ブ16gを設ける。 駆動装置工2は、第3図および第5図に示すように、モ
ータ17と、クラッチ機構18と、モータ17の回転を
クラッチ機構18に伝える伝達機構19と、洗濯槽7の
回転を止めるブレーキ装置20と、モータ17の回転を
減速してパルセータ9に伝える減衰機構21とを備えて
いる。 モータ17とクラッチ機構18との配列は、正面から見
て前後方向に配置する。 円形の外槽6の外周部前後2個所には、第4図に示すご
とく、取付はボス6aをそれぞれ複数個設け、回転ビー
ム5を固定する。 この回転ビーム5の中央部には、第6図に示すごとく、
半月形凹部5aを設け、これに段付軸22を嵌め込み、
溶接等で固着する。段付軸22は、ストッパ一部22a
、軸部22b、固定リング22cおよび嵌合部22dよ
り構成されている。 段付軸22の軸部22bには、U字形軸受23を嵌合す
る。この軸受23は、外周部に溝23aと、U字型の先
端部2個所にネジ孔23bを有する。 前記溝23aには、回動ベース4の中央部に設けたU字
型凹部4aを嵌合させ、上部に弾性体製の板バネ24を
ネジ25により締付固定する。 なお、前記構成よりなる軸受機構部は、外槽7の前後に
それぞれ2個所設ける。 26はクランクで、両端にメタル27が圧入固着されて
いる。メタル27には、クランク軸28が回動自在に嵌
入されている。 クランク軸28は、一端に固定用段部28a、中央部に
軸部28b、および他端にネジ孔28cを有している。 段部28aは、回動ビーム5と一体的に構成され、折曲
部5bおよび孔5Cを有する突出部5dに装着されて、
溶接固定される。 このクランク軸部はさらに、前記のごとく固定されたク
ランク軸28の軸部28bに対し、スラストワッシャ2
9.メタル27.スラストワッシャ3oおよびワッシャ
31を介して、ネジ32によりクランク26が回動自在
に締めつけられている。 33は、前記回動ベース4にネジ34によって固着され
たモータベースで、下端に回動モータ35がネジ34に
より固定されている。 回動モータ35には、出力軸35aが設けられており、
一体内に設けられたボス36とアーム37とが、ネジ3
8とロックナツト39とにより固定されている。 アーム37は、ボス36との固着部とクランク軸部とか
らなり、前記回動ビーム5の突出部5dと同様、孔(図
示省略)と折曲部(同じく図示省略)とが設けられてい
る。 40は第2図に示すごとく前記段付軸22にネジ等で固
定されかつ、回動ベース4に固定されたマイクロスイッ
チ41.42に係合するように設けられたスイッチレバ
ーである。 44は乾燥行程時に熱風を循環するダクトで、一端は°
外槽6の下部左端に設けられた排気口6bに、他端は送
風機45の吸引口45a (第7図)にそれぞれ気密接
続する。 第7図において、ダクト44の中央内径部44aは、外
槽6に一体的に設けられたオーバフロー防止用の溢水口
6Cの上部よりH寸法だけ高くして、送風機45を駆動
するモータの充電部に洗濯水が逆流しないように構成さ
れている。 なお、溢水口6cのホース部6dは、排水装置11のホ
ース46と接続され、排水ホース15を経由してオーバ
フロー水が排出される。 また、ダクト44の排水口6bとの接続部および、中央
内径部44の間には、第1図、第3図および第8図に示
すごとく、水47を噴射させるノズル48を設け、ダク
ト44内に暮秋に水47をスプレーする。すなわち、乾
燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空気が循環するのを
防止すべく、洗濯槽7内の熱風をダクト44内に導き、
このダクト44内を通過する熱風に水47をスプレーし
て、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する。 49は給水弁(図示せず)を介して外部水道に接続され
る給水ホースである。 50は乾燥行程中に熱風を供給するPTCヒータで、ベ
ース51とケース52とによって密封内蔵されている。 ケース52には、送風機45の吐出D 45 bとの接
続間52aを設け、またPTCヒータ50の上部には、
温風の通風空間52bを設けである。 ベース51には、洗濯槽7への温風吐出口518が中央
部に設けであり、またベース51は、外周部51bを槽
カバー10に内接させ、底部にボス51eを複数xQけ
て、槽カバー10にネジ53によって固定されている。 54はトップカバーで、中央に蓋55、後方に給水弁5
6とソフナー投入器57とが設けられている。 ソフナー投入器57の下部には、注水口57aが設けて
あり、ベース5〕に設けられた水受58に給水弁56か
らの水を注入する。 水受58は12字状に形成され、巾着59内に注水する
構成となっている。 中M59は、開閉時の支点となる軸59a、複数の水抜
穴59bを有する裏M 59 c 、および取手部59
dから構成され、ベース60内に水密状に嵌合されてい
る。 ベース60は、槽カバー】Oにネジ61によって固定さ
れている。 洗乾機の原理結線図である第12図において、その回路
構成は、入力関係回路、出力関係回路。 負荷関係回路(アクチュエータ含む)、およびその他の
回路に大別される。 入力関係回路ヒしては、蓋55の開閉時と脱水時に洗濯
槽7が高速回転し、衣類のアンバランスにより外槽6が
振動して、その振動の大小により0N−OFFする安全
スイッチ62と、洗濯時に外槽6に供給される水の水位
を検知する水位センシング回路63と、50 / 60
Hzの信号をマイコン64に送っているH z信号回
路65、さらには入力スイッチ読込み回路66、ドアー
スイッチ取込み回路67、電流センシング回路68.布
量センシング回路69.温度センサ70.湿度センサ7
1.湿度センシング回路72等の入力スイッチ回路があ
る。 また、出力関係回路としては、マイコン64からの信号
を増幅する6相りロック回路73と、進行および時計表
示回路74と、負荷群を駆動するために増幅回路とスイ
ッチング回路を備えた駆動回路75、さらにはブザー7
6、発振回路77等の出力回路がある。 次に、負荷関係回路としては、洗濯モータ17と、給水
弁78.79と、洗剤投入マグネット80と、ソフナマ
グネット81、さらには排水モータ82と連動するバル
ブ状態検知スイッチ83と、洗い→すずぎ→脱水のいオ
)ゆる洗濯行程が終了後、外槽6を回動する回動モータ
84と、回動モータ35を傾斜状態でロックするモータ
ロックマグネッ1−85と、外槽6の回動位置をマイク
ロスイッチ4−2.43で検知する位置センサ86、さ
らにはクラッチマグネット87.乾燥モータ88.PT
Cヒータ50からなるヒータ(])89、ヒータ(2)
90等の負荷回路がある。 −・方、その他の回路どしては、マイコン64の基本り
ロックを作るクロック発生回路91と、電源スイッチ9
2投入時マイコン64を初期状態にするためのリセット
回路93と、マイコン64が暴走状態となった勲に電源
スィッチ92をオートオフスイッチ94で自動的に切る
暴走検知回路95等がある。なお、オートオフスイッチ
94は、全へての運転が終了して一定時間経過後に電源
スィッチ92をOFFさせる機能をも有する。 第12図中、96は予約運転、すなわち一定時間接運転
するサイクル時に使用するオートオンリレーであって、
一定時間後にONする機能を有することは勿論である。 また、97は前記各部に電力を供給する電源回路を示し
ている。 なお、以上の回路は、バー)・的には、表示と操作パネ
ルとを有するメンブレン基板98および。 電子間部を右するメイン基板99、さらには負荷および
アクチュエータIQO等により構成されている。 洗乾機の動作行程には、第13図に示すように、洗濯行
程101と乾燥行程102とがあり、また洗乾機の動作
サイクルは、−気通貫洗乾サイクル(全自動サイクル)
と手動サイクルとに大別される。 一気通貫洗乾サイクル(以下、洗乾サイクルと云う)は
、洗濯行程から乾燥行程までを一気通貫でしかも全自動
でおこなうもので、洗濯行程の「どろんこ」103.r
標準」104.「いそぎ」105、「ウール」106と
、乾燥行程の「念入り」107、r標準J108.r仕
上げJ109.rアイロンJ 110とから構成され、
各サイクルの動作時間は、第13図の斜線のごときであ
る。 洗乾機の操作パネルを示す第14図において。 111は電源ボタン、112は洗乾ボタン、113は洗
濯ボタン、114は乾燥ボタン、115はスタートおよ
び一時停正ボタン、116は布量チエツク、117は洗
濯サイクル用の4個のLED、118は乾燥サイクル用
の4個のLED、119は残時間表示および予約タイマ
表示である。また、操作パネルのカバー(図示省略)内
には、時間設定ボタン12o、すすぎボタン121.つ
けおきボタン122.予約タイマボタン123.排水ボ
タン124が設けられている。 以上の構成において、まず概念的な基本動作を説明する
と、洗乾行程のうち、洗い→すすぎ→脱水の洗濯行程1
01は、外槽6が縦の状態でおこない、それを回動して
θ(第1図および第10図)だけ傾斜させた斜めの状態
で乾燥行程102を実行し、乾燥工程102の終了後、
再び外槽6を回動させて垂直の状態に戻すことにより、
洗濯から乾燥までの1サイクルが終了する。 ここで、前記基本動作をさらに詳しく述べると、まず蓋
55.中蓋59を開き、衣類を洗濯槽7内に投入する。 衣類投入終了後、中蓋59と蓋55とをそれぞれ閉じ、
操作パネル上における洗乾ボタン112を押し、スター
トボタン115を押すと、洗濯サイクルが標準104で
、また乾燥サイクルが標準108でスタートし、洗濯行
程101と乾燥行程102とを実行して、洗乾サイクル
が終了し、洗濯、乾燥された衣類を取り出すことができ
る。 なお、この時、洗い→すすぎ→脱水は、前述のごとく、
外槽6が縦の状態でおこない、乾燥行程102に移る直
前に回動モータ35に通電して、リンク機構により外槽
6をθだけ傾斜回動させる。 すなわち1回動モータ35が回動すると、出力軸35a
に一体的に固着されたアーム37が第9図P方向に回動
し、クランク26をQ方向に引張り、この動作により外
槽6は、回動ビーム5に固定された段付軸22を中心に
R方向に回動する。そして、位置センサー86によって
回動モータ35が停止し、モータロックマグネットによ
り回動モータ35がロックされた上、洗濯槽7が回転す
るドラム回転式によって乾燥行程102が実行される。 なお、この乾燥行程102は、乾燥モータ88によって
洗濯槽7が低速で回転され、かつ洗濯槽7を含む外槽6
は傾斜(第1図および第10図の場合、θ=75°)し
ているため、洗濯槽7内の衣類は、回転方向に持ち上げ
られ、当該洗濯槽7の最上部近くで自然落下すると同時
に、当初持ち上げられた位置より奥の方に落下し、これ
により衣類の混合、すなわち入替りがよくなり、衣類に
均等に温風が当たって、乾燥ムラの生じない、高い乾燥
効果を得ることができ、乾燥時間の短縮化をはかること
ができる。 また、乾燥行程102は、洗濯槽7を含む外槽6の傾斜
角度をθに固定した状態の他、最大90゜の範囲内で連
続的あるいは断続的に変化させれば、衣類の入替りはさ
らに促進され、その分、さらに乾燥時間の短縮化をはか
ることができる。 次に、他の洗乾サイクルの操作を説明すると。 たとえば洗濯サイクルを標準104以外でおこなう場合
は、まず洗乾ボタン112を押し、洗濯ボタン113を
押して、所望の洗濯サイクルを選び、スタートボタン1
15を押すと、洗濯サイクルが所望のサイクルで、また
乾燥サイクルが標準108の乾燥サイクルで実施される
。 その他、乾燥サイクルのみを変える場合、あるいは洗濯
サイクルと乾燥サイクルとの両方を変える場合も、前記
と同様の手順で所望の洗乾サイクルを実行することがで
きる。 また、他の単独サイクル、たとえば洗濯ザイクルのみ、
あるいは乾燥砂イクルのみの場合は、それぞれ所定のボ
タンを押し、スタートボタン115を押すことにより、
所望とするザイクルを実行することができるや ところで、前記実施例におし1ては、JA!PIr’;
を垂直の状態とし7で洗いHすすぎ一説水を才jこなう
場合について例示したが、ウールやランジェリ−等デリ
ケートな衣類は、パルセー・夕の強い撹拌力によること
なく、洗濯槽7を比較的ゆっくとした回転数で回転イさ
せるごとによりソフト洗いとするごともできる1゜ すなオフ)ち、ウールセータやランジェリ−等デリケー
[・な衣類の洗い、すすぎは、既述した乾燥行8102
ど同様、第1図および第1 O図に示すように、洗濯槽
゛7を含む外槽6をOだけ傾斜ざゼ。 当該外槽6j;よび洗濯槽7の底部側に形成される四部
に洗濯液を貯積して洗濯槽7が回転するドラム回転式の
ソフト洗いをおこない、洗濯終r後は、外槽6および洗
濯槽7を直立させて排水、脱水をおこない、さらに斜め
横向きK”回動し”て乾燥をおごなった後、再度直立さ
せて垂直の状態に戻し、1サイクルを終!するヒいうも
のである。、そして、前記したドラム回転式ソソト洗い
によれば、洗濯物は、洗濯槽“7の傾斜により、洗濯液
の多い底部側に移動しようとする動轡となり、常に充分
な洗濯液を含浸しって)、洗濯物の8−動が変わり、衣
類の混合、入替を活発にしで、ムラのない、洗浄効率の
よい洗瀬をおこなうことができ、しかもパルセータのよ
うに強い力によるものでばないから、ウールセータやラ
ンジェリ−等デリケートな衣類を傷めることもない。 また、前記したドラム式ソフト洗い時、外槽6の傾斜角
度を連続的あるいは断続的番コ各種変化させるようにす
れば、洗濯物全体の挙動をより一層活発にL7て、高い
洗浄効果を得ることができ、その分、洗濯時間の短縮化
をはかることができる。 しかして、前記実施例の説明からも明らかなように、本
発明によれば、洗い−すすぎ−・脱水−乾燥の行程を全
向動でおごない、かつ乾燥行程中、熱風@環風路を通路
する熱風に水47をスプレーして、当該熱風中の湿気を
凝縮捕集する構造の洗乾機において、洗濯槽7の1;端
間[1部に位置して、熱風発生装置の送風機吸引D 4
5 aに一端を接続した熱風配管系ダクト44の他端を
、洗濯槽7を包囲する外槽6の底部側面に接続したこと
により、前記熱風循環風路の引きまわしを従来よりも短
くし、ひいでは熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風
送風ファンに小形ファンを使用することができ、その分
、製品のコストダウンと製品全体としての小形・軽量化
をはかることができる。 これに対し、従来にあっては、既述のごとく、堺水管先
端のノズル、すなわち乾燥行程に際し2て楯環熱風に水
をスプレーする除湿機構が洗濯槽の下底に取り付けられ
ており、洗濯槽の上端間[コ部に設置されてし)る熱風
発生装置、すなオ)ち乾燥行程に際して洗濯槽の上端開
口部から当該洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置と
は最も距離が長い反対側に位置し、その結果、洗濯槽の
下底に位置する餘湿機構から同洗濯槽の上端間[1部に
位置する熱風発生装置までの循環風路の引きまわしが長
くなり、熱風の風路抵抗損失が大きくなるため、この熱
風の風路抵抗損失分を補償して機器の信頼性を維持する
ためには、すなわち乾燥にあまり長い時間がかかるのを
回避するためには、熱風送風ファンに大形ファンを必要
とし、製品のコストアップに結びつくばかりでな(、製
品全体としての大形・重量化にも直結する。 また2本発明によれば、既述のごとく、循環風路の引き
まわしを短くすることにより、その分。 資材の二1ストダウン、さらには配管長の全重量軽減化
、ひいてはこれまた製品全体としての軽量化をはかるこ
とができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、循環風路の引
きまわしが長(なるということは、その分、資材のコス
トアップに結びくつばかりでなく、配管長の全重量が増
し、これまた製品全体としての重量化に直結する。 さらに、前記構成よりなる本発明によれば、洗濯槽を包
囲する外槽6の側面に位置して、熱風配管系ダクト44
の途中に、当該ダクト44中を通過する含湿熱風に水4
7をスプレーする除湿機構のノズル48を具備したこと
により、前記スプレー水47は、外槽6の底部を経て洗
乾機本来の排水系に導びかれるため、これまた従来のよ
うに、熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮
水と熱風発生装置側に戻る空気とを分岐させる分岐管を
必要とせず、配管系の簡素化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、洗濯槽底部の
下方向に熱風循環風路の一端を接続するということは、
熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱
風発生装置側に戻る空気とを分岐させる分岐管が必要と
なり、その配管系が複雑になる。 〔発明の効果〕 本発明は以上のごときであり、本発明によれば、洗濯→
すすぎ→脱水→乾燥の行程を全自動でおこない、かつヒ
ータによって加熱された循環熱風による乾燥行程中、衣
類からの湿気を含んだ空気が洗濯槽、すなわち衣類が収
容されている洗濯槽内に再循環するのを防止して乾燥効
率の向上化をはかり、ひいては乾燥時間の短縮化をはか
るべく、前記熱風循環風路の途中に導水管を接続し、こ
の導水管の先端に取り付けたノズルから前記循環風路中
を通過する熱風に水をスプレーして、当該熱風中の湿気
を凝縮捕集する構造の洗乾機において、前記循環熱風に
水をスプレーする除湿機構から熱風発生装置、すなわち
洗濯槽の上端開口部に設置されている熱風発生装置、換
言すると乾燥工程に際して洗濯槽の上端開口部から当該
洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置までの循環風路
の引きまわしを従来よりも短くし、ひいては熱風の風路
抵抗損失を小さくして、熱風送風ファンに小形ファンを
使用することができ、その分、製品のコストダウンと製
品全体としての小形・軽量化をはかることができ、また
既述のごとく、循環風路の引きまわしを短くすることに
より、その分、資材のコストダウン、さらには配管長の
全重量軽減化、ひいてはこれまた製品全体としての軽量
化をはかり、加えて、熱風循環風路の途中に位置して、
スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に戻る空気とを分岐
させる分岐管を必要とせず、配管系の簡素化をはかるこ
とのできる洗乾機を提供することができる。
、付属ホース(図示せず)により外部に排出される。 水受部16eの外周全周には、水が溢水しないようにリ
ブ16gを設ける。 駆動装置工2は、第3図および第5図に示すように、モ
ータ17と、クラッチ機構18と、モータ17の回転を
クラッチ機構18に伝える伝達機構19と、洗濯槽7の
回転を止めるブレーキ装置20と、モータ17の回転を
減速してパルセータ9に伝える減衰機構21とを備えて
いる。 モータ17とクラッチ機構18との配列は、正面から見
て前後方向に配置する。 円形の外槽6の外周部前後2個所には、第4図に示すご
とく、取付はボス6aをそれぞれ複数個設け、回転ビー
ム5を固定する。 この回転ビーム5の中央部には、第6図に示すごとく、
半月形凹部5aを設け、これに段付軸22を嵌め込み、
溶接等で固着する。段付軸22は、ストッパ一部22a
、軸部22b、固定リング22cおよび嵌合部22dよ
り構成されている。 段付軸22の軸部22bには、U字形軸受23を嵌合す
る。この軸受23は、外周部に溝23aと、U字型の先
端部2個所にネジ孔23bを有する。 前記溝23aには、回動ベース4の中央部に設けたU字
型凹部4aを嵌合させ、上部に弾性体製の板バネ24を
ネジ25により締付固定する。 なお、前記構成よりなる軸受機構部は、外槽7の前後に
それぞれ2個所設ける。 26はクランクで、両端にメタル27が圧入固着されて
いる。メタル27には、クランク軸28が回動自在に嵌
入されている。 クランク軸28は、一端に固定用段部28a、中央部に
軸部28b、および他端にネジ孔28cを有している。 段部28aは、回動ビーム5と一体的に構成され、折曲
部5bおよび孔5Cを有する突出部5dに装着されて、
溶接固定される。 このクランク軸部はさらに、前記のごとく固定されたク
ランク軸28の軸部28bに対し、スラストワッシャ2
9.メタル27.スラストワッシャ3oおよびワッシャ
31を介して、ネジ32によりクランク26が回動自在
に締めつけられている。 33は、前記回動ベース4にネジ34によって固着され
たモータベースで、下端に回動モータ35がネジ34に
より固定されている。 回動モータ35には、出力軸35aが設けられており、
一体内に設けられたボス36とアーム37とが、ネジ3
8とロックナツト39とにより固定されている。 アーム37は、ボス36との固着部とクランク軸部とか
らなり、前記回動ビーム5の突出部5dと同様、孔(図
示省略)と折曲部(同じく図示省略)とが設けられてい
る。 40は第2図に示すごとく前記段付軸22にネジ等で固
定されかつ、回動ベース4に固定されたマイクロスイッ
チ41.42に係合するように設けられたスイッチレバ
ーである。 44は乾燥行程時に熱風を循環するダクトで、一端は°
外槽6の下部左端に設けられた排気口6bに、他端は送
風機45の吸引口45a (第7図)にそれぞれ気密接
続する。 第7図において、ダクト44の中央内径部44aは、外
槽6に一体的に設けられたオーバフロー防止用の溢水口
6Cの上部よりH寸法だけ高くして、送風機45を駆動
するモータの充電部に洗濯水が逆流しないように構成さ
れている。 なお、溢水口6cのホース部6dは、排水装置11のホ
ース46と接続され、排水ホース15を経由してオーバ
フロー水が排出される。 また、ダクト44の排水口6bとの接続部および、中央
内径部44の間には、第1図、第3図および第8図に示
すごとく、水47を噴射させるノズル48を設け、ダク
ト44内に暮秋に水47をスプレーする。すなわち、乾
燥行程中、衣類からの湿気を含んだ空気が循環するのを
防止すべく、洗濯槽7内の熱風をダクト44内に導き、
このダクト44内を通過する熱風に水47をスプレーし
て、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する。 49は給水弁(図示せず)を介して外部水道に接続され
る給水ホースである。 50は乾燥行程中に熱風を供給するPTCヒータで、ベ
ース51とケース52とによって密封内蔵されている。 ケース52には、送風機45の吐出D 45 bとの接
続間52aを設け、またPTCヒータ50の上部には、
温風の通風空間52bを設けである。 ベース51には、洗濯槽7への温風吐出口518が中央
部に設けであり、またベース51は、外周部51bを槽
カバー10に内接させ、底部にボス51eを複数xQけ
て、槽カバー10にネジ53によって固定されている。 54はトップカバーで、中央に蓋55、後方に給水弁5
6とソフナー投入器57とが設けられている。 ソフナー投入器57の下部には、注水口57aが設けて
あり、ベース5〕に設けられた水受58に給水弁56か
らの水を注入する。 水受58は12字状に形成され、巾着59内に注水する
構成となっている。 中M59は、開閉時の支点となる軸59a、複数の水抜
穴59bを有する裏M 59 c 、および取手部59
dから構成され、ベース60内に水密状に嵌合されてい
る。 ベース60は、槽カバー】Oにネジ61によって固定さ
れている。 洗乾機の原理結線図である第12図において、その回路
構成は、入力関係回路、出力関係回路。 負荷関係回路(アクチュエータ含む)、およびその他の
回路に大別される。 入力関係回路ヒしては、蓋55の開閉時と脱水時に洗濯
槽7が高速回転し、衣類のアンバランスにより外槽6が
振動して、その振動の大小により0N−OFFする安全
スイッチ62と、洗濯時に外槽6に供給される水の水位
を検知する水位センシング回路63と、50 / 60
Hzの信号をマイコン64に送っているH z信号回
路65、さらには入力スイッチ読込み回路66、ドアー
スイッチ取込み回路67、電流センシング回路68.布
量センシング回路69.温度センサ70.湿度センサ7
1.湿度センシング回路72等の入力スイッチ回路があ
る。 また、出力関係回路としては、マイコン64からの信号
を増幅する6相りロック回路73と、進行および時計表
示回路74と、負荷群を駆動するために増幅回路とスイ
ッチング回路を備えた駆動回路75、さらにはブザー7
6、発振回路77等の出力回路がある。 次に、負荷関係回路としては、洗濯モータ17と、給水
弁78.79と、洗剤投入マグネット80と、ソフナマ
グネット81、さらには排水モータ82と連動するバル
ブ状態検知スイッチ83と、洗い→すずぎ→脱水のいオ
)ゆる洗濯行程が終了後、外槽6を回動する回動モータ
84と、回動モータ35を傾斜状態でロックするモータ
ロックマグネッ1−85と、外槽6の回動位置をマイク
ロスイッチ4−2.43で検知する位置センサ86、さ
らにはクラッチマグネット87.乾燥モータ88.PT
Cヒータ50からなるヒータ(])89、ヒータ(2)
90等の負荷回路がある。 −・方、その他の回路どしては、マイコン64の基本り
ロックを作るクロック発生回路91と、電源スイッチ9
2投入時マイコン64を初期状態にするためのリセット
回路93と、マイコン64が暴走状態となった勲に電源
スィッチ92をオートオフスイッチ94で自動的に切る
暴走検知回路95等がある。なお、オートオフスイッチ
94は、全へての運転が終了して一定時間経過後に電源
スィッチ92をOFFさせる機能をも有する。 第12図中、96は予約運転、すなわち一定時間接運転
するサイクル時に使用するオートオンリレーであって、
一定時間後にONする機能を有することは勿論である。 また、97は前記各部に電力を供給する電源回路を示し
ている。 なお、以上の回路は、バー)・的には、表示と操作パネ
ルとを有するメンブレン基板98および。 電子間部を右するメイン基板99、さらには負荷および
アクチュエータIQO等により構成されている。 洗乾機の動作行程には、第13図に示すように、洗濯行
程101と乾燥行程102とがあり、また洗乾機の動作
サイクルは、−気通貫洗乾サイクル(全自動サイクル)
と手動サイクルとに大別される。 一気通貫洗乾サイクル(以下、洗乾サイクルと云う)は
、洗濯行程から乾燥行程までを一気通貫でしかも全自動
でおこなうもので、洗濯行程の「どろんこ」103.r
標準」104.「いそぎ」105、「ウール」106と
、乾燥行程の「念入り」107、r標準J108.r仕
上げJ109.rアイロンJ 110とから構成され、
各サイクルの動作時間は、第13図の斜線のごときであ
る。 洗乾機の操作パネルを示す第14図において。 111は電源ボタン、112は洗乾ボタン、113は洗
濯ボタン、114は乾燥ボタン、115はスタートおよ
び一時停正ボタン、116は布量チエツク、117は洗
濯サイクル用の4個のLED、118は乾燥サイクル用
の4個のLED、119は残時間表示および予約タイマ
表示である。また、操作パネルのカバー(図示省略)内
には、時間設定ボタン12o、すすぎボタン121.つ
けおきボタン122.予約タイマボタン123.排水ボ
タン124が設けられている。 以上の構成において、まず概念的な基本動作を説明する
と、洗乾行程のうち、洗い→すすぎ→脱水の洗濯行程1
01は、外槽6が縦の状態でおこない、それを回動して
θ(第1図および第10図)だけ傾斜させた斜めの状態
で乾燥行程102を実行し、乾燥工程102の終了後、
再び外槽6を回動させて垂直の状態に戻すことにより、
洗濯から乾燥までの1サイクルが終了する。 ここで、前記基本動作をさらに詳しく述べると、まず蓋
55.中蓋59を開き、衣類を洗濯槽7内に投入する。 衣類投入終了後、中蓋59と蓋55とをそれぞれ閉じ、
操作パネル上における洗乾ボタン112を押し、スター
トボタン115を押すと、洗濯サイクルが標準104で
、また乾燥サイクルが標準108でスタートし、洗濯行
程101と乾燥行程102とを実行して、洗乾サイクル
が終了し、洗濯、乾燥された衣類を取り出すことができ
る。 なお、この時、洗い→すすぎ→脱水は、前述のごとく、
外槽6が縦の状態でおこない、乾燥行程102に移る直
前に回動モータ35に通電して、リンク機構により外槽
6をθだけ傾斜回動させる。 すなわち1回動モータ35が回動すると、出力軸35a
に一体的に固着されたアーム37が第9図P方向に回動
し、クランク26をQ方向に引張り、この動作により外
槽6は、回動ビーム5に固定された段付軸22を中心に
R方向に回動する。そして、位置センサー86によって
回動モータ35が停止し、モータロックマグネットによ
り回動モータ35がロックされた上、洗濯槽7が回転す
るドラム回転式によって乾燥行程102が実行される。 なお、この乾燥行程102は、乾燥モータ88によって
洗濯槽7が低速で回転され、かつ洗濯槽7を含む外槽6
は傾斜(第1図および第10図の場合、θ=75°)し
ているため、洗濯槽7内の衣類は、回転方向に持ち上げ
られ、当該洗濯槽7の最上部近くで自然落下すると同時
に、当初持ち上げられた位置より奥の方に落下し、これ
により衣類の混合、すなわち入替りがよくなり、衣類に
均等に温風が当たって、乾燥ムラの生じない、高い乾燥
効果を得ることができ、乾燥時間の短縮化をはかること
ができる。 また、乾燥行程102は、洗濯槽7を含む外槽6の傾斜
角度をθに固定した状態の他、最大90゜の範囲内で連
続的あるいは断続的に変化させれば、衣類の入替りはさ
らに促進され、その分、さらに乾燥時間の短縮化をはか
ることができる。 次に、他の洗乾サイクルの操作を説明すると。 たとえば洗濯サイクルを標準104以外でおこなう場合
は、まず洗乾ボタン112を押し、洗濯ボタン113を
押して、所望の洗濯サイクルを選び、スタートボタン1
15を押すと、洗濯サイクルが所望のサイクルで、また
乾燥サイクルが標準108の乾燥サイクルで実施される
。 その他、乾燥サイクルのみを変える場合、あるいは洗濯
サイクルと乾燥サイクルとの両方を変える場合も、前記
と同様の手順で所望の洗乾サイクルを実行することがで
きる。 また、他の単独サイクル、たとえば洗濯ザイクルのみ、
あるいは乾燥砂イクルのみの場合は、それぞれ所定のボ
タンを押し、スタートボタン115を押すことにより、
所望とするザイクルを実行することができるや ところで、前記実施例におし1ては、JA!PIr’;
を垂直の状態とし7で洗いHすすぎ一説水を才jこなう
場合について例示したが、ウールやランジェリ−等デリ
ケートな衣類は、パルセー・夕の強い撹拌力によること
なく、洗濯槽7を比較的ゆっくとした回転数で回転イさ
せるごとによりソフト洗いとするごともできる1゜ すなオフ)ち、ウールセータやランジェリ−等デリケー
[・な衣類の洗い、すすぎは、既述した乾燥行8102
ど同様、第1図および第1 O図に示すように、洗濯槽
゛7を含む外槽6をOだけ傾斜ざゼ。 当該外槽6j;よび洗濯槽7の底部側に形成される四部
に洗濯液を貯積して洗濯槽7が回転するドラム回転式の
ソフト洗いをおこない、洗濯終r後は、外槽6および洗
濯槽7を直立させて排水、脱水をおこない、さらに斜め
横向きK”回動し”て乾燥をおごなった後、再度直立さ
せて垂直の状態に戻し、1サイクルを終!するヒいうも
のである。、そして、前記したドラム回転式ソソト洗い
によれば、洗濯物は、洗濯槽“7の傾斜により、洗濯液
の多い底部側に移動しようとする動轡となり、常に充分
な洗濯液を含浸しって)、洗濯物の8−動が変わり、衣
類の混合、入替を活発にしで、ムラのない、洗浄効率の
よい洗瀬をおこなうことができ、しかもパルセータのよ
うに強い力によるものでばないから、ウールセータやラ
ンジェリ−等デリケートな衣類を傷めることもない。 また、前記したドラム式ソフト洗い時、外槽6の傾斜角
度を連続的あるいは断続的番コ各種変化させるようにす
れば、洗濯物全体の挙動をより一層活発にL7て、高い
洗浄効果を得ることができ、その分、洗濯時間の短縮化
をはかることができる。 しかして、前記実施例の説明からも明らかなように、本
発明によれば、洗い−すすぎ−・脱水−乾燥の行程を全
向動でおごない、かつ乾燥行程中、熱風@環風路を通路
する熱風に水47をスプレーして、当該熱風中の湿気を
凝縮捕集する構造の洗乾機において、洗濯槽7の1;端
間[1部に位置して、熱風発生装置の送風機吸引D 4
5 aに一端を接続した熱風配管系ダクト44の他端を
、洗濯槽7を包囲する外槽6の底部側面に接続したこと
により、前記熱風循環風路の引きまわしを従来よりも短
くし、ひいでは熱風の風路抵抗損失を小さくして、熱風
送風ファンに小形ファンを使用することができ、その分
、製品のコストダウンと製品全体としての小形・軽量化
をはかることができる。 これに対し、従来にあっては、既述のごとく、堺水管先
端のノズル、すなわち乾燥行程に際し2て楯環熱風に水
をスプレーする除湿機構が洗濯槽の下底に取り付けられ
ており、洗濯槽の上端間[コ部に設置されてし)る熱風
発生装置、すなオ)ち乾燥行程に際して洗濯槽の上端開
口部から当該洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置と
は最も距離が長い反対側に位置し、その結果、洗濯槽の
下底に位置する餘湿機構から同洗濯槽の上端間[1部に
位置する熱風発生装置までの循環風路の引きまわしが長
くなり、熱風の風路抵抗損失が大きくなるため、この熱
風の風路抵抗損失分を補償して機器の信頼性を維持する
ためには、すなわち乾燥にあまり長い時間がかかるのを
回避するためには、熱風送風ファンに大形ファンを必要
とし、製品のコストアップに結びつくばかりでな(、製
品全体としての大形・重量化にも直結する。 また2本発明によれば、既述のごとく、循環風路の引き
まわしを短くすることにより、その分。 資材の二1ストダウン、さらには配管長の全重量軽減化
、ひいてはこれまた製品全体としての軽量化をはかるこ
とができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、循環風路の引
きまわしが長(なるということは、その分、資材のコス
トアップに結びくつばかりでなく、配管長の全重量が増
し、これまた製品全体としての重量化に直結する。 さらに、前記構成よりなる本発明によれば、洗濯槽を包
囲する外槽6の側面に位置して、熱風配管系ダクト44
の途中に、当該ダクト44中を通過する含湿熱風に水4
7をスプレーする除湿機構のノズル48を具備したこと
により、前記スプレー水47は、外槽6の底部を経て洗
乾機本来の排水系に導びかれるため、これまた従来のよ
うに、熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮
水と熱風発生装置側に戻る空気とを分岐させる分岐管を
必要とせず、配管系の簡素化をはかることができる。 これに対し、先に述べた従来例のように、洗濯槽底部の
下方向に熱風循環風路の一端を接続するということは、
熱風循環風路の途中に位置して、スプレー・凝縮水と熱
風発生装置側に戻る空気とを分岐させる分岐管が必要と
なり、その配管系が複雑になる。 〔発明の効果〕 本発明は以上のごときであり、本発明によれば、洗濯→
すすぎ→脱水→乾燥の行程を全自動でおこない、かつヒ
ータによって加熱された循環熱風による乾燥行程中、衣
類からの湿気を含んだ空気が洗濯槽、すなわち衣類が収
容されている洗濯槽内に再循環するのを防止して乾燥効
率の向上化をはかり、ひいては乾燥時間の短縮化をはか
るべく、前記熱風循環風路の途中に導水管を接続し、こ
の導水管の先端に取り付けたノズルから前記循環風路中
を通過する熱風に水をスプレーして、当該熱風中の湿気
を凝縮捕集する構造の洗乾機において、前記循環熱風に
水をスプレーする除湿機構から熱風発生装置、すなわち
洗濯槽の上端開口部に設置されている熱風発生装置、換
言すると乾燥工程に際して洗濯槽の上端開口部から当該
洗濯槽内に熱風を供給する熱風発生装置までの循環風路
の引きまわしを従来よりも短くし、ひいては熱風の風路
抵抗損失を小さくして、熱風送風ファンに小形ファンを
使用することができ、その分、製品のコストダウンと製
品全体としての小形・軽量化をはかることができ、また
既述のごとく、循環風路の引きまわしを短くすることに
より、その分、資材のコストダウン、さらには配管長の
全重量軽減化、ひいてはこれまた製品全体としての軽量
化をはかり、加えて、熱風循環風路の途中に位置して、
スプレー・凝縮水と熱風発生装置側に戻る空気とを分岐
させる分岐管を必要とせず、配管系の簡素化をはかるこ
とのできる洗乾機を提供することができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明に係る
洗濯乾燥機(以下、洗乾機と略す)を最も特徴的に示す
水冷熱交換器の動作説明図、第2図は本発明洗乾機を正
面方向から見た全体的内部構造説明図、第3図は本発明
洗乾機を側面方向から見た全体的内部構造説明図、第4
図は第2図および第3図にそれぞれ符号54.55で示
されているトップカバーおよび蓋を外して平面方向から
見た全体的内部構造説明図、第5図は第1図、第2図お
よび第3図に符号16で示すベースを外して底面方向か
ら見た全体的内部構造説明図、第6図は第3図の右方に
図示されているリンク機構部付近の拡大断面図、第7図
は同じく第3図の上方に図示されているオーバフロー防
止部付近の拡大図、第8図は第1図、第2図、第3図お
よび第7図にそれぞれ符号56で示す二連式給水弁の給
水糸路説明図、第9図は本発明洗乾機の洗濯脱水動作説
明図、第10図は本発明洗乾機の乾燥動作説明図、第1
1図は第1図に符号6で示す外槽を垂直状態に戻して示
す図、第12図は本発明洗乾機の全体的電気結線図、第
13図は本発明洗乾機の全体的動作サイクルを示す図、
第14図は本発明洗乾機に組み込まれている操作パネル
の平面図である。 6・・・外槽、7・・・洗濯槽、44・・・熱風循環ダ
クト、45・・・送風機、47・・・水、50・・・P
TCヒータ。 第 1 図 第 図 第 図 第 [・×1 (ia 0 第 5 図 第 図 第 図 第 9 図 55 54 / / 2 、′5:〕 6 第10 図 44 48 \ \
洗濯乾燥機(以下、洗乾機と略す)を最も特徴的に示す
水冷熱交換器の動作説明図、第2図は本発明洗乾機を正
面方向から見た全体的内部構造説明図、第3図は本発明
洗乾機を側面方向から見た全体的内部構造説明図、第4
図は第2図および第3図にそれぞれ符号54.55で示
されているトップカバーおよび蓋を外して平面方向から
見た全体的内部構造説明図、第5図は第1図、第2図お
よび第3図に符号16で示すベースを外して底面方向か
ら見た全体的内部構造説明図、第6図は第3図の右方に
図示されているリンク機構部付近の拡大断面図、第7図
は同じく第3図の上方に図示されているオーバフロー防
止部付近の拡大図、第8図は第1図、第2図、第3図お
よび第7図にそれぞれ符号56で示す二連式給水弁の給
水糸路説明図、第9図は本発明洗乾機の洗濯脱水動作説
明図、第10図は本発明洗乾機の乾燥動作説明図、第1
1図は第1図に符号6で示す外槽を垂直状態に戻して示
す図、第12図は本発明洗乾機の全体的電気結線図、第
13図は本発明洗乾機の全体的動作サイクルを示す図、
第14図は本発明洗乾機に組み込まれている操作パネル
の平面図である。 6・・・外槽、7・・・洗濯槽、44・・・熱風循環ダ
クト、45・・・送風機、47・・・水、50・・・P
TCヒータ。 第 1 図 第 図 第 図 第 [・×1 (ia 0 第 5 図 第 図 第 図 第 9 図 55 54 / / 2 、′5:〕 6 第10 図 44 48 \ \
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、洗濯−すすぎ−脱水−乾燥の行程を全自動でおこな
い、かつ乾燥行程に際して洗濯槽内の衣類を循環熱風に
よつて加温するとともに、前記循環熱風配管系の途中に
位置して、湿気を含む循環熱風に水をスプレーする除湿
機構を備える洗濯乾燥機において、乾燥行程に際し洗濯
槽およびこれを包囲する外槽を傾斜させ、洗濯槽を回転
させるとともに、洗濯槽上端開口部に位置して熱風発生
装置の送風機吸引口に一端を接続した熱風配管系ダクト
の他端を、洗濯槽を包囲する外槽の底部側面に接続し、
かつ前記外槽の側面に位置して、熱風配管系ダクトの途
中に、当該ダクト中を通過する含湿熱風に水をスプレー
する除湿機構のノズルを具備してなることを特徴とする
洗濯乾燥機。 2、請求項1記載の発明において、乾燥行程時における
洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を固定とした洗濯乾燥機。 3、請求項1記載の発明において、乾燥行程時における
洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を連続的に変化させる構成
とした洗濯乾燥機。 4、請求項1記載の発明において、乾燥行程時における
洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を断続的に変化させる構成
とした洗濯乾燥機。 5、請求項1記載の発明において、ソフト洗い行程およ
び乾燥行程共に、洗濯槽を含む外槽を傾斜させる構成と
した洗濯乾燥機。 6、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程およ
び乾燥行程共に、洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を固定と
した洗濯乾燥機。 7、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程時に
おける洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を連続的に変化させ
る構成とした洗濯乾燥機。 8、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程時に
おける洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を断続的に変化させ
る構成とした洗濯乾燥機。 9、請求項5記載の発明において、乾燥行程時における
洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を連続的に変化させる構成
とした洗濯乾燥機。 10、請求項5記載の発明において、乾燥行程時におけ
る洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を断続的に変化させる構
成とした洗濯乾燥機。 11、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程お
よび乾燥行程共に、洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を連続
的に変化させる構成とした洗濯乾燥機。 12、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程時
における洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を連続的に変化さ
せるとともに、乾燥行程時における前記外槽の傾斜角度
を断続的に変化させるよう構成した洗濯乾燥機。 13、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程時
における洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を断続的に変化さ
せるとともに、乾燥行程時における前記外槽の傾斜角度
を連続的に変化させるよう構成した洗濯乾燥機。 14、請求項5記載の発明において、ソフト洗い行程お
よび乾燥行程共に、洗濯槽を含む外槽の傾斜角度を断続
的に変化させる構成とした洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7365990A JPH03272798A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7365990A JPH03272798A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 洗濯乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03272798A true JPH03272798A (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=13524625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7365990A Pending JPH03272798A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03272798A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314561A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | ドラム式洗濯機 |
CN1307336C (zh) * | 2001-06-14 | 2007-03-28 | 株式会社日立制作所 | 洗衣干燥机 |
JP2011056147A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Hitachi Appliances Inc | ドラム式洗濯乾燥機 |
JP2011056066A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Hitachi Appliances Inc | ドラム式洗濯乾燥機 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7365990A patent/JPH03272798A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1307336C (zh) * | 2001-06-14 | 2007-03-28 | 株式会社日立制作所 | 洗衣干燥机 |
JP2006314561A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | ドラム式洗濯機 |
JP4584020B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-11-17 | 日立アプライアンス株式会社 | ドラム式洗濯機 |
JP2011056066A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Hitachi Appliances Inc | ドラム式洗濯乾燥機 |
JP2011056147A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Hitachi Appliances Inc | ドラム式洗濯乾燥機 |
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