JP2006312969A - 油圧式オートテンショナ - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダ内にスリーブを嵌合した油圧式オートテンショナのベルトの高周波振動や高振幅時の追従性を向上。
【解決手段】アルミ合金シリンダ11内に鋼製バルブスリーブ14を嵌合し、バルブスリーブ14内にロッド15の下端部のプランジャ16を組込みバルブスリーブ14内を圧力室26とリザーバ室27とに仕切る。シリンダ11の外側にシリンダ11とロッド15とを伸長するリターンスプリング22を設け、シリンダ11とバルブスリーブ14の嵌合面間に圧力室26とリザーバ室27を連通する通路33を設け、バルブスリーブ14の下部に通路33を開閉するチェックバルブ28を設け、その下方にサブリザーバ室34を設けて、圧力室26内の容積急増の際に、リザーバ室27およびサブリザーバ室34の双方から圧力室26内に作動油を流入させて、ベルトが高周波振動し、あるいは大きな振幅が生じてもシリンダ11とロッド15をスムーズに伸縮させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、オルタネータ等の自動車補機を駆動するベルト伝動装置のベルト張力を一定に保持する油圧式オートテンショナに関するものである。
一般に、補機駆動用のベルト伝動装置においては、クランク軸に設けたプーリと補機の回転軸に取付けたプーリ間にベルトをかけ渡し、そのベルトの弛み側にテンションプーリを支持するプーリアームを揺動自在に設け、そのプーリアームに油圧式オートテンショナの調整力を付与してテンションプーリをベルトに押し付け、そのベルトの張力変化を上記油圧式オートテンショナによって吸収するようにしている。
上記油圧式オートテンショナとして、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この油圧式オートテンショナは、シリンダの内部に嵌合された鋼製のバルブスリーブ内にロッドの下部に設けられたプランジャを摺動自在に組込んでバルブスリーブの内部を圧力室とリザーバ室とに仕切り、シリンダの外部にはロッドに外方向への突出性を付与するリターンスプリングを組込み、前記圧力室とリザーバ室とを連通する通路にチェックバルブを設け、ベルトからプーリアームを介してロッドに押し込み力が負荷されたとき、チェックバルブにより通路を閉じ、圧力室内の作動油によって上記押し込み力を緩衝するようにしている。
上記油圧式オートテンショナにおいては、シリンダ内に鋼製のバルブスリーブを嵌合しているため、シリンダをアルミ合金製とすることができ、シリンダを簡単に形成することができると共に、油圧式オートテンショナの軽量化を図ることができるという特徴を有している。
特許第3629350号公報
ところで、上記油圧式オートテンショナにおいては、プランジャに圧力室とリザーバ室とを連通する通路を設け、その通路開閉用のチェックバルブを組付けた構成であるため、プランジャの加工に手間がかかり、コストも高くつき、改善すべき点が残されている。
その対策には、シリンダとバルブスリーブの嵌合面間に圧力室とリザーバ室を連通する通路を設け、その通路開閉用のチェックバルブをバルブスリーブの底部に設けることがきわめて有効であるが、その場合、通路が長くなると共に、断面積の小さな通路しか形成することができないため、ベルトが高周波振動したとき、あるいはベルトに大きな振動が生じたとき、リザーバ室内の作動油を通路から圧力室内にスムーズに供給することができず、ベルトの張力変化に対する油圧式オートテンショナの追従性が悪くなるという問題が発生する。
この発明は、シリンダ内に鋼製のバルブスリーブを嵌合した油圧式オートテンショナにおいて、プランジャの製作の容易化を図り、ベルトの高周波振動や高振幅時の追従性の向上を図ることを技術的課題としている。
上記の課題を解決するために、この発明においては、閉塞端を有するシリンダと、そのシリンダ内に嵌合された鋼製のバルブスリーブと、そのバルブスリーブ内で摺動可能なプランジャを下端部に有し、そのプランジャによってバルブスリーブ内を圧力室とリザーバ室とに仕切るロッドと、そのロッドと前記シリンダとを相対的に伸長する方向に付勢するリターンスプリングと、前記圧力室内の圧力がリザーバ室内の圧力より高くなったとき圧力室とリザーバ室を連通する通路を閉じるチェックバルブとを有し、前記シリンダとロッドに負荷される収縮させる方向の押圧力を圧力室内の作動油によって緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記通路をシリンダとバルブスリーブの嵌合面間に形成し、前記チェックバルブをバルブスリーブの底部に設け、そのチェックバルブの下方にサブリザーバ室を形成した構成を採用したのである。
ここで、前記シリンダの内底面にスリーブ嵌合孔を形成し、そのスリーブ嵌合孔内にバルブスリーブの下端部を嵌合し、その嵌合面間に前記通路を形成することにより、通路の短縮化を図り、リザーバ室内の作動油を圧力室内にスムーズに流入させることができ、ベルトの張力変化に対して追従性のより良好な油圧式オートテンショナを得ることができる。
上記のように、スリーブ嵌合孔内にバルブスリーブの下端部を嵌合させた油圧式オートテンショナにおいて、前記バルブスリーブの外径面とシリンダの内径面間に形成された空間を第2リザーバ室とし、その第2リザーバ室内にリターンスプリングを組込み、前記ロッドの上部に設けられたばね座にベローズの一端部を固定し、ベローズの他端部をシリンダの外周上部に固定することにより、シリンダの上部開口をベローズによって完全に密閉することができるため、シリンダ内への塵埃の侵入を確実に防止することができる。
また、前記ロッドおよびばね座に、圧力室と第2リザーバ室を連通する連通路を形成し、その連通路の圧力室側の端部にオリフィスを設け、連通路の途中に弁孔を形成し、その弁孔の開閉用の弁体を電磁石で制御するように構成することによって、弁体の閉鎖状態で圧力室から第2リザーバ室内への作動油の流れを阻止することができるため、張力調整用のテンションプーリを定位置に固定してベルトを緊張状態に保持することができる。このため、エンジン始動時にベルトが大きく弛んでスリップするのを防止することができ、安定したエンジンの始動を可能とすることができる。
上記のように、シリンダとスリーブの嵌合面間に通路を形成し、その通路開閉用のチェックバルブを設けたことにより、プランジャの加工が容易となり、製作コストの低減を図ることができる。
また、チェックバルブの下方にサブリザーバ室を設けたことにより、リザーバ室から通路を通って圧力室内に流入する作動油量が不足した場合に、その不足分をサブリザーバ室の作動油によって補うことができるため、ベルトが高周波振動し、あるいはベルトに大きな振幅が生じた場合でも、シリンダとロッドを相対的にスムーズに伸長させることができ、追従性の良好な油圧式オートテンショナを得ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はベルトの張力調整装置を示し、プーリアーム1は支点軸2を中心にして揺動自在に支持され、その揺動側の一端部にはテンションプーリ3が回転自在に支持されている。また、プーリアーム1の他端部には油圧式オートテンショナ10が接続され、その油圧式オートテンショナ10からプーリアーム1に負荷される調整力によってテンションプーリ3がベルト4を緊張させる方向にプーリアーム1が付勢されている。
図2乃至図4は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第1の実施形態を示す。図示のように、アルミ合金から成るシリンダ11は下端が閉塞し、その閉塞端に設けられた一対の連結片12とプーリアーム1の他端部は連結ピン13を介して連結されている。
シリンダ11の内部には鋼製のバルブスリーブ14が嵌合され、そのバルブスリーブ14内にロッド15の下端に設けられたプランジャ16がスライド自在に組込まれている。
ロッド15は、シリンダ11の内径面に沿って摺動可能なウェアリング17によって中央部が支持され、その上部はシリンダ11の上部開口を密閉するオイルシール等のシール部材18をスライド自在に貫通している。ここで、シール部材18はシリンダ11の内部に充填された作動油の外部への漏洩を防止しており、上記作動油の油面上に空気溜り19が設けられている。
ロッド15のシリンダ11の外部に臨む上端部にはばね座20が設けられ、そのばね座20とシリンダ11の下部外周に設けられたばね座21間にリターンスプリング22が組込まれている。リターンスプリング22は、シリンダ11とロッド15とが相対的に伸長する方向に付勢している。
ばね座20の下面にはシリンダ11の外周上部を覆う円筒状のカバー23が設けられ、また、上面にはエンジンブロック24に回転自在に連結される連結片25が設けられている。
バルブスリーブ14の内部は前記プランジャ16の組込みによって圧力室26とリザーバ室27とに仕切られている。また、バルブスリーブ14の底部にはチェックバルブ28が設けられている。
チェックバルブ28は、バルブスリーブ14の下端を閉塞するバルブシート29と、そのバルブシート29に形成された弁孔30を圧力室26側から開閉するチェックボール31と、そのチェックボール31の開閉量を制限するリテーナ32とから成る。
また、バルブスリーブ14とシリンダ11の嵌合面間には、上記弁孔30を介して圧力室26とリザーバ室27とを連通する通路33が形成されている。通路33は、シリンダ11の内径面に形成された複数の軸方向溝33aと、バルブシート29の下面に形成された複数の半径方向溝33bとから成っている。
なお、バルブスリーブ14の外径面に複数の軸方向溝を形成し、シリンダ11の内底面に複数の半径方向溝を設けるようにしてもよい。
シリンダ11の内底面にはチェックバルブ28の下方にサブリザーバ室34が設けられている。
実施の形態で示すベルトの張力調整装置は上記の構造から成り、自動車補機の駆動による負荷トルクの変動によってベルト4が張力変化し、そのベルト4の張力が増大すると、テンションプーリ3およびプーリアーム1を介してシリンダ11の下端に押し上げ力が負荷される。
このとき、圧力室26内の圧力はリザーバ室27内の圧力より高くなるため、チェックボール31は弁孔30を閉じ、上記押し上げ力は圧力室26内の作動油によって緩衝される。
上記押し上げ力がリターンスプリング22の弾性力より強い場合、圧力室26内の作動油はバルブスリーブ14とプランジャ16の摺動面間に形成された微小なリークすきまからリザーバ室27内にリークし、上記押し上げ力とリターンスプリング22の弾性力とが釣り合う位置までシリンダ11とロッド15とが相対的に収縮する。
ベルト4の張力が弱くなると、リターンスプリング22の押圧により、シリンダ11とロッド15は相対的に伸長してベルト4の弛みを吸収する。このとき、圧力室26内の圧力はリザーバ室27内の圧力より低くなるため、チェックボール31は弁孔30を開放し、リザーバ室27内の作動油は通路33および弁孔30から圧力室26内にスムーズに流れると共に、サブリザーバ室34内の作動油も圧力室26内に流れる。
このため、シリンダ11とロッド15は伸長する方向にスムーズに相対移動し、ベルト4の弛みを直ちに吸収する。
このように、シリンダ11とロッド15とが相対的に伸長してベルト4の弛みを吸収する際、シリンダ11とバルブスリーブ14の嵌合面間に形成された通路33とサブリザーバ室34の双方から圧力室26内に作動油が流入するため、ベルト4が高周波振動し、あるいはベルト4の振幅が大きい振動時においても圧力室26内に作動油をスムーズに流入させることができる。したがって、シリンダ11とロッド15の相対移動がスムーズであり、追従性の良好な油圧式オートテンショナを得ることができる。
また、シリンダ11とバルブスリーブ14の嵌合面間に通路33を形成したことにより、プランジャ16には何も加工する必要がないため、プランジャ16の製作が容易である。
図5は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第2の実施形態を示す。この実施形態ではロッド15の中間部を支持するウェアリング17をシール部材18の下面に接触させて設け、そのウェアリング17の下面外周部をシリンダ11の上部内周に形成された段部35で支持して軸方向に非可動に支持している点でのみ第1の実施形態で示す油圧式オートテンショナと相違している。
このため、第1の実施形態と同一の部品には同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態で示すように、ウェアリング17を軸方向に非可動に支持することにより、シリンダ11の内径面の摩耗を抑制することができると共に、その内径面を高精度に仕上げる必要もないため、加工が容易である。
図6は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第3の実施形態を示す。この実施形態では、シリンダ11の内底面にスリーブ嵌合孔36を形成し、そのスリーブ嵌合孔36内にバルブスリーブ14の下端部を嵌合し、その嵌合面間に圧力室26とリザーバ室27とを連通する通路33を形成し、上記バルブスリーブ14の外径面とシリンダ11の内径面間に形成された第2リザーバ室37内にリターンスプリング22を組込んでいる。
また、ばね座20の外径面にベローズ38の一端部を嵌合して固定し、他端部をシリンダ11の外周上部に嵌合し、固定している。
他の構成は第1の実施形態と同一であるため、同一の部品には同一の符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態で示すように、シリンダ11の内底面に形成されたスリーブ嵌合孔36とバルブスリーブ14の下端部の嵌合面間に通路33を形成することにより、第1の実施形態で示す油圧式オートテンショナに比較して通路33の長さを短くすることができる。このため、リザーバ室27内の作動油を圧力室26内にスムーズに流入させることができ、ベルト4の張力変化に対して追従性のより良好な油圧式オートテンショナを得ることができる。
また、ベローズ38によってシリンダ11の上部開口を完全に密閉することができるため、シリンダ11内への塵埃の侵入を確実に防止することができる。
図7は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第4の実施形態を示す。この実施形態では、ロッド15およびばね座20に圧力室26と第2リザーバ室37とを連通する連通路39を形成し、その連通路39の圧力室26側の下端部にオリフィス40を設け、かつ連通路39の途中に弁孔41を形成し、その弁孔41を開閉する弁体42をばね座20に取付けられた電磁石43により制御するようにしている。
また、プランジャ16の外周にリング溝44を形成し、そのリング溝44に取付けたシールリング45又はOリングによってプランジャ16とバルブスリーブ14の摺動面間をシールしている。
他の構成は第3の実施形態と同一であるため、同一部品には同一の符号を付して説明を省略する。
第4の実施形態において、電磁石43に通電すると、弁体42が弁孔41を閉じるため、圧力室26内の作動油が連通路39から第2リザーバ室37に流れるのを阻止することができる。このため、圧力室26内の作動油によってシリンダ11とロッド15とが収縮する方向に相対移動するのを阻止することができ、油圧式オートテンショナ10の調整力が付与されるテンションプーリ3を定位置に保持することができる。
このため、モータ・ジェネレータが搭載され、通常走行時、エンジンの駆動によりモータ・ジェネレータやオルタネータ等の補機を同時に駆動し、車両の停止時に、エンジンを停止し、モータ・ジェネレータを発動動作に切換えて補機を駆動し、アイドルストップ後、モータ・ジェネレータでエンジンを始動させるようにしたベルト伝動装置への上記油圧式オートテンショナの組込みにおいて、上記モータ・ジェネレータによるエンジン駆動時に、弁孔41を弁体42で閉鎖してテンションプーリ3を固定することにより、ベルト4は緊張状態に保持される。このため、ベルト4のスリップを防止し、安定したエンジン始動を可能にすることができる。
また、エンジンの駆動による通常走行時、弁孔41を開放すると、圧力室26とリザーバ室27および第2リザーバ室37の相互間で作動油の流動を可能とすることができ、上記圧力室26内の作動油が第2リザーバ室37内に流れる場合に、その作動油はオリフィス40で絞られるため、圧力室26内の作動油によって油圧ダンパ効果を発揮させることができる。このため、補機の負荷変動による張力変化を油圧式オートテンショナ10によって吸収することができ、ベルトの張力を適正な張力に保持することができる。
この発明に係る油圧式オートテンショナを用いたベルト張力調整装置の概略図 図1のII−II線に沿った断面図 図2のバルブスリーブの嵌合部を示す拡大断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 (I)は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第2の実施形態を示す縦断正面図、(II)は(I)のV−V線に沿った断面図 (I)は、この発明に係る油圧式オートテンショナの第3の実施形態を示す縦断正面図、(II)は(I)のVI−VI線に沿った断面図 この発明に係る油圧式オートテンショナの第4の実施形態を示す縦断正面図
符号の説明
11 シリンダ
14 バルブスリーブ
16 プランジャ
22 リターンスプリング
26 圧力室
27 リザーバ室
28 チェックバルブ
33 通路
34 サブリザーバ室
36 スリーブ嵌合孔
37 第2リザーバ室
38 ベローズ
39 連通路
40 オリフィス
41 弁孔
42 弁体
43 電磁石

Claims (4)

  1. 閉塞端を有するシリンダと、そのシリンダ内に嵌合された鋼製のバルブスリーブと、そのバルブスリーブ内で摺動可能なプランジャを下端部に有し、そのプランジャによってバルブスリーブ内を圧力室とリザーバ室とに仕切るロッドと、そのロッドと前記シリンダとを相対的に伸長する方向に付勢するリターンスプリングと、前記圧力室内の圧力がリザーバ室内の圧力より高くなったとき圧力室とリザーバ室を連通する通路を閉じるチェックバルブとを有し、前記シリンダとロッドに負荷される収縮させる方向の押圧力を圧力室内の作動油によって緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、前記通路をシリンダとバルブスリーブの嵌合面間に形成し、前記チェックバルブをバルブスリーブの底部に設け、そのチェックバルブの下方にサブリザーバ室を形成したことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
  2. 前記シリンダの内底面にスリーブ嵌合孔を形成し、そのスリーブ嵌合孔内にバルブスリーブの下端部を嵌合し、その嵌合面間に前記通路を形成した請求項1に記載の油圧式オートテンショナ。
  3. 前記バルブスリーブの外径面とシリンダの内径面間に形成された空間を第2リザーバ室とし、その第2リザーバ室内にリターンスプリングを組込み、前記ロッドの上部に設けられたばね座にベローズの一端部を固定し、ベローズの他端部をシリンダの外周上部に固定した請求項2に記載の油圧式オートテンショナ。
  4. 前記ロッドおよびばね座に、圧力室と第2リザーバ室を連通する連通路を形成し、その連通路の圧力室側の端部にオリフィスを設け、連通路の途中に弁孔を形成し、その弁孔の開閉用の弁体を電磁石で制御するようにした請求項3に記載の油圧式オートテンショナ。
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