JP2006311919A - 内視鏡の湾曲操作ノブ - Google Patents

内視鏡の湾曲操作ノブ Download PDF

Info

Publication number
JP2006311919A
JP2006311919A JP2005135576A JP2005135576A JP2006311919A JP 2006311919 A JP2006311919 A JP 2006311919A JP 2005135576 A JP2005135576 A JP 2005135576A JP 2005135576 A JP2005135576 A JP 2005135576A JP 2006311919 A JP2006311919 A JP 2006311919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
plastic
bending operation
bending
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005135576A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Ouchi
直哉 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2005135576A priority Critical patent/JP2006311919A/ja
Publication of JP2006311919A publication Critical patent/JP2006311919A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】製造時に指掛け部に歪みが発生せず、しかも重量が重くならず良好な操作性を得ることができる内視鏡の湾曲操作ノブを提供すること。
【解決手段】挿入部1の基端に連結された操作部4に回転操作できるように配置されて、プラスチック成形により環状部52の周囲に複数の指掛け部51が放射状に突出形成され、各指掛け部51が、外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部54と、その外皮部54に包まれる状態にプラスチック成形された中子部55とを有するものにおいて、中子部55を外皮部54より低密度の材料により形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡の湾曲操作ノブに関する。
内視鏡には一般に、挿入部の先端付近に設けられた湾曲部を遠隔操作により屈曲させるための湾曲操作ノブが回転操作できるように操作部に配置されており、そのような内視鏡の湾曲操作ノブは一般に、プラスチック成形により環状部の周囲に複数の指掛け部が放射状に突出形成された形状に形成されている。
そして、そのような内視鏡の湾曲操作ノブの各指掛け部を中空に形成すると、防水上の問題が生じないようにするために製造工程やメンテナンス等が著しく煩雑になり、かと言って、一度のプラスチック成形で中実に形成しようとすると厚肉部にヒケが生じて形状に歪みが発生してしまう。
そこで、全部の指掛け部の外面部分を覆う外皮部のプラスチック成形工程と、各指掛け部において外皮部に包まれる中子部のプラスチック成形工程とを分けて、先にプラスチック成形した中子部に外皮部を後から被せる状態にプラスチック成形していた(例えば、特許文献1)。
特開2003−135384
しかし、指掛け部を中子部と外皮部とに分けてプラスチック成形する場合でも、指掛け部が中実に構成されていると中空の場合に比べて操作部が著しく重くなって操作性を阻害してしまう問題があり、かと言って中空の構成にすると前述のようが問題が発生してしまう。
そこで本発明は、製造時に指掛け部に歪みが発生せず、しかも重量が重くならず良好な操作性を得ることができる内視鏡の湾曲操作ノブを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の湾曲操作ノブは、内視鏡の挿入部の先端付近に設けられた湾曲部を遠隔操作により屈曲させるための内視鏡の湾曲操作ノブであって、挿入部の基端に連結された操作部に回転操作できるように配置されて、プラスチック成形により環状部の周囲に複数の指掛け部が放射状に突出形成され、各指掛け部が、外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部と、その外皮部に包まれる状態にプラスチック成形された中子部とを有するものにおいて、中子部を外皮部より低密度の材料により形成したものである。
なお、複数の指掛け部の各々に形成された中子部が環状部に沿って一つながりにつながって形成されていてもよく、中子部が発泡プラスチック材により形成されていてもよい。
本発明の内視鏡の湾曲操作ノブによれば、各指掛け部を、外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部とその外皮部に包まれる状態にプラスチック成形された中子部とで構成したことにより、指掛け部が一度の成形で中実に形成されないので製造時にヒケ等の歪みが発生せず、しかも、中子部が外皮部より低密度の材料で形成されていることにより、重量が重くならないので良好な操作性を得ることができる。
挿入部の基端に連結された操作部に回転操作できるように配置されて、プラスチック成形により環状部の周囲に複数の指掛け部が放射状に突出形成され、各指掛け部が、外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部と、その外皮部に包まれる状態にプラスチック成形された中子部とを有するものにおいて、中子部を外皮部より低密度の材料により形成する。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図5は内視鏡の全体構成を示しており、フレキシブルな可撓管状の挿入部1の先端付近には遠隔操作により屈曲する湾曲部2が形成されて、対物光学系等を内蔵する先端部本体3が湾曲部2の先端に連結されている。
挿入部1の基端に連結された操作部4には、湾曲部2を屈曲操作するための湾曲操作ノブ5,6が中心軸周りに回転自在に配置されていて、湾曲操作ノブ5,6を回転操作することにより、挿入部1内に挿通配置された複数の操作ワイヤ7が選択的に牽引されて、二点鎖線で示されるように湾曲部2を任意の方向に任意の角度だけ屈曲させることができる。
湾曲操作ノブ5,6としては、湾曲部2を観察視野の上下方向に屈曲させる操作を行うための上下方向用湾曲操作ノブ5と、観察視野の左右方向に屈曲させる操作を行うための左右方向用湾曲操作ノブ6とが、各々独立して回転操作できるように重ね合わせて同軸位置に配置されている。そのような湾曲操作機構は公知なので、機構についての詳細な説明は省略する。
図3と図4は上下方向用湾曲操作ノブ5の単体の正面図と背面図であり、上下方向用湾曲操作ノブ5は、プラスチック成形により環状部52の周囲に5個の指掛け部51が放射状に突出形成されて、ほぼ星型の形状に形成されている。図3に示される53は、図示されていない金属製の角板を嵌め込むための角型の凹部であり、後述する外皮部54側に形成されている。
各指掛け部51は、図3におけるI−I断面を図示する図1、及び図1におけるII−II断面を図示する図2に示されるように、上下方向用湾曲操作ノブ5全体の外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部54と、その外皮部54に包まれる状態にプラスチック成形された中子部55とにより形成されている。
そのような外皮部54と中子部55は、まず中子部55が単独でプラスチック成形された後に、中子部55を囲む状態に外皮部54が全体的にほぼ一様な肉厚でプラスチック成形される。その結果、上下方向用湾曲操作ノブ5(特に外皮部54)を歪みなくプラスチック成形することができる。
各指掛け部51内に位置する中子部55は、環状部52に沿って形成されたつながり部55aにより全体として一つながりの形状に形成されて、外皮部54より一回り小さな星型に形成され、その内周面部分には、位置決め用凹部56が各指掛け部51の位置に対応して形成されている。
そのように構成された上下方向用湾曲操作ノブ5の外皮部54は例えば変性PPE(ポリフェニレンエーテル)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等のような機械的強度の大きなプラスチック材により形成されているが、中子部55は、例えばPE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロプレン)等のように外皮部54に比較して低密度(即ち、低比重)のプラスチック材により形成されている。
したがって、各指掛け部51の内部が中実になっていても上下方向用湾曲操作ノブ5の重量がさほど重くならないので、操作部4を保持する術者に負担を与えず、良好な操作性を得ることができる。
なお、中子部55の材料としては発泡プラスチック材を用いるのが非常に効果的であるが、発泡プラスチック材以外であっても、外皮部54と同種又は異種の材料であって外皮部54より低密度のプラスチック材であればよい。
また、指掛け部51の数は5個以外(例えば4個又は6個等)であってもよく、本発明を左右方向用湾曲操作ノブ6に適用することもできる。
本発明の実施例の内視鏡の上下方向用湾曲操作ノブの側面断面図(図3におけるI−I断面図)である。 本発明の実施例の内視鏡の上下方向用湾曲操作ノブの正面断面図(図1におけるII−II断面図)である。 本発明の実施例の内視鏡の上下方向用湾曲操作ノブの単体の正面図である。 本発明の実施例の内視鏡の上下方向用湾曲操作ノブの単体の背面図である。 本発明の実施例の内視鏡の全体構成を示す正面図である。
符号の説明
1 挿入部
2 湾曲部
4 操作部
5 上下方向用湾曲操作ノブ
51 指掛け部
52 環状部
54 外皮部
55 中子部
55a つながり部

Claims (3)

  1. 内視鏡の挿入部の先端付近に設けられた湾曲部を遠隔操作により屈曲させるための内視鏡の湾曲操作ノブであって、上記挿入部の基端に連結された操作部に回転操作できるように配置されて、プラスチック成形により環状部の周囲に複数の指掛け部が放射状に突出形成され、上記各指掛け部が、外面部分を覆う状態にプラスチック成形された外皮部と、その外皮部に包まれる状態にプラスチック成形された中子部とを有するものにおいて、
    上記中子部を上記外皮部より低密度の材料により形成したことを特徴とする内視鏡の湾曲操作ノブ。
  2. 上記複数の指掛け部の各々に形成された中子部が上記環状部に沿って一つながりにつながって形成されている請求項1記載の内視鏡の湾曲操作ノブ。
  3. 上記中子部が発泡プラスチック材により形成されている請求項1又は2記載の内視鏡の湾曲操作ノブ。
JP2005135576A 2005-05-09 2005-05-09 内視鏡の湾曲操作ノブ Withdrawn JP2006311919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005135576A JP2006311919A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 内視鏡の湾曲操作ノブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005135576A JP2006311919A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 内視鏡の湾曲操作ノブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006311919A true JP2006311919A (ja) 2006-11-16

Family

ID=37533669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005135576A Withdrawn JP2006311919A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 内視鏡の湾曲操作ノブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006311919A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019738A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Hoya Corp 内視鏡用アングルノブ
CN104342882A (zh) * 2013-07-24 2015-02-11 苏州三星电子有限公司 一种洗衣机及其旋钮

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1147082A (ja) * 1997-08-04 1999-02-23 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
JP2003135384A (ja) * 2001-10-31 2003-05-13 Pentax Corp 内視鏡操作装置及び内視鏡操作装置の製造方法
JP2003290120A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の操作つまみ及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1147082A (ja) * 1997-08-04 1999-02-23 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
JP2003135384A (ja) * 2001-10-31 2003-05-13 Pentax Corp 内視鏡操作装置及び内視鏡操作装置の製造方法
JP2003290120A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の操作つまみ及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019738A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Hoya Corp 内視鏡用アングルノブ
CN104342882A (zh) * 2013-07-24 2015-02-11 苏州三星电子有限公司 一种洗衣机及其旋钮

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110017620A1 (en) Waterproof Cover for Personal Music Player
JP2019509859A5 (ja)
JP2010503456A5 (ja)
JP6485704B2 (ja) 電線外装材およびワイヤハーネス
JP2012005713A (ja) 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡
DE60204053D1 (de) Material zur herstellung einer leitfähigen struktur
JP2006311919A (ja) 内視鏡の湾曲操作ノブ
JPH08274479A (ja) コードのブッシング部の保持構造
JP2010279191A (ja) 電気接続箱
JP5927733B2 (ja) 内視鏡用オーバーチューブ
JP6061817B2 (ja) 内視鏡
US20190208984A1 (en) Endoscope
JP2005342129A (ja) 超音波内視鏡の先端部
JP2008040001A (ja) 内視鏡用ガイドチューブ及び内視鏡装置、並びにチューブ曲げ加工装置
JP5502109B2 (ja) 極細径内視鏡
JP6203457B1 (ja) 内視鏡
JP2008211976A (ja) 疑似餌
JP2009045084A (ja) 内視鏡操作装置
JP2007075168A (ja) ベビースコープの挿入部可撓管
JP2005230135A (ja) 内視鏡の可撓管
JP2010063726A (ja) 内視鏡の湾曲操作ノブ
JP2012239321A (ja) グロメット
JP2017021946A (ja) コネクタ
JP5481116B2 (ja) 内視鏡用アングルノブ
JP2008104733A (ja) 内視鏡の湾曲部および内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080304

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101007

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20101109