JP2006308786A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート材の性質等に応じて適度なコルゲーション効果を得る。
【解決手段】 コルゲーションローラ53は、弾性部材からなり、従動ローラ42Bから延出された軸部52の周囲に嵌着されている。コルゲーションローラ53を軸部52に沿って変位させることで、用紙3に対するコルゲーションローラ53の当接位置を変更できるため、用紙3の材質等に応じて、適度なコルゲーションが付与されるように調整することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
レーザプリンタ等の画像形成装置においては、排出ローラ対から排出される用紙(シート材)にカール(反り)が残っていることによって、排出トレイへの用紙の積載性が悪化するのを防ぐため、いわゆるコルゲーションローラを採用したものが知られている(例えば特許文献1参照)。こうしたコルゲーションローラは、一般には、一方の排出ローラの端部をフランジ状に張り出させることで排出ローラと一体に形成されており、用紙に対する排出ローラ対のニップ位置とコルゲーションローラの当接位置とを用紙の厚み方向にずらすことで、用紙に搬送方向に沿った波状の弱い筋を形成して(以下これをコルゲーションと称する)、用紙に腰を付けるようにしている。
特開平9−227007号公報
ところで、上記のような画像形成装置では、例えば用紙に対する排出ローラ対のニップ位置とコルゲーションローラの当接位置との間隔など、用紙に付与されるコルゲーションの効果に影響を与える各部の構成は、一般的な用紙に対して適度なコルゲーション効果が発揮されるように設計されている。しかしながら、基準となる用紙よりも厚い紙(腰の強い紙)を排出する場合には十分にコルゲーションの効果が得られなかったり、また、基準よりも薄い紙(腰の弱い紙)の場合には用紙にコルゲーションローラの跡が付いてしまうおそれがあった。さらに、紙の性質は、気温や湿度等の環境によっても変化することがあり、そのような場合にも、従来のものでは柔軟に対応することができなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シート材の性質等に応じて適度なコルゲーション効果を得ることの可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、シート材を搬送する搬送ローラ対と、前記搬送ローラ対により搬送されるシート材に当接してコルゲーションを付与するコルゲーションローラとを備え、前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対の軸方向に変位操作可能であって、その変位操作に伴ってシート材に対する当接位置が変更されるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対の軸方向に沿って延びる軸体の周囲に装着され、前記軸体に沿って変位操作可能な環状部材からなるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記軸体は、前記搬送ローラ対のうちの一方の搬送ローラの回転軸と一体に設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、その変位操作範囲内の任意の位置に保持可能であるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、弾性部材からなり、その弾性力により前記軸体の周囲に係止するところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、その変位範囲内に複数設けられた保持位置の一つに選択的に保持されるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、その内周部に径方向に弾性変形可能な係止突起を有し、前記軸体の外周には前記係止突起が係合可能な係止凹部が軸方向に複数並んで形成されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対のうちの一方の搬送ローラと一体に設けられており、その搬送ローラを回転可能に支持するホルダがその搬送ローラの軸方向に変位操作可能となっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
コルゲーションローラを軸方向に変位させることで、シート材に対するコルゲーションローラの当接位置を変更できるため、シート材の材質等に応じて、適度なコルゲーションが付与されるように調整することができる。
<請求項2の発明>
コルゲーションローラは、軸体の周囲に装着されており、軸体に沿って変位させることで、シート材に付与されるコルゲーション効果を調整できる。
<請求項3の発明>
コルゲーションローラが搬送ローラとともに回転するので、シート材の搬送時に抵抗になることを防止することができる。
<請求項4の発明>
コルゲーションローラは、その変位操作範囲内の任意の位置に保持可能であるため、コルゲーション効果の微調整が可能である。
<請求項5の発明>
コルゲーションローラは、弾性部材からなり、その弾性力により軸部の周囲に係止する構成であるため、コルゲーションローラの係止を簡易な構成で実現でき、コストを抑えることができる。
<請求項6の発明>
コルゲーションローラは、保持位置の一つに選択的に係止できるため、シート材の材質等に応じて最適の保持位置を選択することで、シート材に付与されるコルゲーション効果を調整できる。
<請求項7の発明>
係止突起を複数の係止凹部のうちのいずれかに選択的に係止させることにより、コルゲーションローラを保持位置の一つに保持させることができる。
<第1実施形態>
次に本発明の第1実施形態について図1から図6を参照して説明する。
(レーザプリンタの全体構成)
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
レーザプリンタ1は、略箱形の本体ケーシング2を備えている。この本体ケーシング2の底部には、画像を形成するためのシート材としての用紙3が積載される給紙トレイ4が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ4の前端上方には、給紙ローラ5が設けられており、この給紙ローラ5の回転に伴って給紙トレイ4内の最上位に積載された用紙3が、給紙ローラ5の後側上方に設けられたレジストローラ6に送り出される。また、本体ケーシング2の前面には手差しトレイ7が設けられ、この手差しトレイ7から供給される用紙3は、手差し用給紙ローラ8の回転によって同じくレジストローラ6に送り出される。レジストローラ6は、用紙3をレジスト後に、感光体ドラム19及び転写ローラ21との間へ向けて搬送する。
本体ケーシング2内の上部には、露光手段としてのスキャナ部11が設けられている。このスキャナ部11は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー12、複数の反射鏡13及び複数のレンズ(図示せず)等を備えており、レーザ発光部から発射されたレーザ光を、ポリゴンミラー12、反射鏡13及びレンズを介して感光体ドラム19の表面上に照射する。
スキャナ部11の下方には、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。このプロセスカートリッジ15は、現像剤としてのトナーが収容されるトナー収容室(図示せず)、供給ローラ17、現像手段としての現像ローラ18、像担持体としての感光体ドラム19、スコロトロン型帯電器20、及び転写手段としての転写ローラ21等を備えている。
トナー収容室から放出されたトナーは、供給ローラ17の回転により現像ローラ18に供給され、このとき、供給ローラ17と現像ローラ18との間で正に摩擦帯電される。感光体ドラム19の表面は、その回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器20により一様に正帯電された後、スキャナ部11からのレーザ光Lにより露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ18の回転により、現像ローラ18上のトナーが感光体ドラム19の表面に供給され、静電潜像が可視像化される。その後、感光体ドラム19の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光体ドラム19と転写ローラ21との間を通過する間に、転写ローラ21に印加される転写バイアス電圧によって、用紙3に転写される。
プロセスカートリッジ15の後方には、加熱ローラ24及び加圧ローラ25等を備えた定着器26が設けられている。この定着器26では、用紙3上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、熱定着された用紙3は、本体ケーシング2の上部に設けられた搬送ローラ対としての排出ローラ対27へ搬送される。排出ローラ対27は、用紙排出口28を構成しており、用紙3は排出ローラ対27の回転に伴って、本体ケーシング2上面に設けられた排出トレイ29上に排出される。なお、両面印刷時には、片面に画像が形成された用紙3が排出ローラ対27まで搬送された後、排出ローラ対27が用紙3を挟持したまま反転することで、用紙3が後端側から本体ケーシング2内の下部に設けられた再搬送ローラ30へ送られる。そして、その用紙3は、再搬送ローラ30により再びレジストローラ6に送られ、続いて用紙3の裏面に再度画像が形成された後、その用紙3が排出ローラ対27により排出トレイ29上に排出される。
(用紙排出口周りの構成)
図2は、用紙排出口周りの部分拡大側断面図であり、図3は、その一部の部材を取り出して示した斜視図、図4は、その正面図である。また、図5は、コルゲーションローラを外側に配置した状態を示す正面図、図6は、コルゲーションローラを内側に配置した状態を示す正面図である。なお、図2においては、左側を前方とする。
用紙排出口28の下流側(前側)には、押さえ部材35が設けられている。この押さえ部材35は、左右方向に沿って支持された軸部36を中心に回動可能とされ、この軸部36から3つの延出片37が径方向に延出して設けられている。また、軸部36の一端には平板状の遮光板38が設けられており、押さえ部材35が用紙3に当接していない自然姿勢にあるときには、この遮光板38が本体ケーシング2側に設けられたフォトセンサ39の有する投光・受光素子(図示せず)間を遮るように設定されている。
排出ローラ対27は、回転駆動される4つの駆動ローラ41と、各駆動ローラ41に対向し従動回転する4つの従動ローラ42A,42Bとから構成されている。各駆動ローラ41は、ゴム製であって、左右方向に沿って支持された駆動軸43の周囲に、軸方向に間隔を空けて装着されている。そして、駆動ローラ41は、図示しないモータからの動力が駆動軸43に伝達されることにより回転駆動される。
各従動ローラ42A,42Bは、それぞれホルダ44により回動自在に保持されている。このホルダ44は、図2及び図5に示すように、左右一対の側壁45と、両側壁45間を連結する連結部46とを備えており、両側壁45の一端部間に従動ローラ42A,42Bの回転軸を支持している。各側壁45における従動ローラ42A,42Bを支持した側と反対側の端部には、取付軸47が互いに外向きに突出して形成されている。ホルダ44は、この取付軸47が本体ケーシング2側の軸受部(図示せず)に支持されることで、取付軸47を中心として回動可能となっている。また、連結部46の中央下端には、バネ部材48を保持するための突起49が設けられており、本体ケーシング2側との間にバネ部材48が上下方向に沿って配置されることで、ホルダ44が上方に付勢され、その付勢力により従動ローラ42A,42Bが駆動ローラ41に圧接している。
図4に示すように、4つの従動ローラ42A,42Bのうち左右両端の従動ローラ42Aには、内側の端部に従動ローラ42A,42Bよりも外径が大きな固定コルゲーションローラ51が一体に形成されている。また、4つの従動ローラ42A,42Bのうちの中央の一対の従動ローラ42Bは、互いにその外側の端部から軸方向に沿って軸体としての軸部52が一体に延出して設けられ、この軸部52の外周にコルゲーションローラ53が嵌着されている。このコルゲーションローラ53は、硬質ゴム等の弾力性を有する部材からなり、円環状をなしている。コルゲーションローラ53の外径は、従動ローラ42A,42Bの外径より大きく、固定コルゲーションローラ51の外径と等しくされている。また、コルゲーションローラ53の内径は、軸部52の外径より僅かに小さいため、軸部52が内側に挿通されることでコルゲーションローラ53がその弾力性により軸部52に係止される。さらに、軸部52の長さ寸法は、コルゲーションローラ53の横幅寸法よりも大きく、コルゲーションローラ53は軸部52の長さ範囲内で任意の位置に係止することができる。
排出ローラ対27による用紙3の排出時には、各コルゲーションローラ51,53によって用紙3に搬送方向に沿った波状の弱い筋(コルゲーション)が形成され、これにより用紙3のカールが矯正されるとともに、用紙3にいわゆる腰が付けられる。用紙3が排出ローラ対27から排出されると、用紙3の先端が延出片37の下面に当接して、延出片37が図2に二点鎖線で示すように、用紙3からの押圧力により上方へ持ち上げられる。このとき、延出片37の回動に伴って遮光板38が回動するため、フォトセンサ39において投光・受光素子間が開放され、これにより用紙3が正常に排出されたことが検知される。
用紙3は、排出ローラ対27の回転に伴い、押さえ部材35を持ち上げたままの状態で、排出トレイ29上に積載された用紙3に接触することなく、排出トレイ29の上方を前進する。そして、用紙3の後端が排出ローラ対27間から抜け出たところで、押さえ部材35の延出片37が自重により下降するとともに、用紙3が排出トレイ29上に落とされる。こうして、用紙3は、押さえ部材35の案内により排出トレイ29上のほぼ定位置に重ねて積載される。
上記のように画像形成を行う際には、ユーザが使用する用紙3の材質等に応じて、コルゲーションローラ53の位置を軸部52上で変位させることで、用紙3に付与されるコルゲーションの度合いを調整することができる。例えば、薄紙等の比較的腰の弱い用紙3を用いる場合には、図5に示すように、各コルゲーションローラ53を従動ローラ42Bから離れた位置に配置する。なお、コルゲーションローラ53の変位操作を行うには、各コルゲーションローラ53を直接左右方向に押圧して軸部52に沿って変位させればよく、適当な位置で押圧を止めることによりコルゲーションローラ53がその弾性力により軸部52に対して係止される。図5のような状態で用紙3の排出を行うと、用紙3に対する排出ローラ対27によるニップ位置とコルゲーションローラ53の当接位置とが比較的遠いため、用紙3に過剰な曲げ力が加わることがなく、腰の弱い用紙3の場合であってもコルゲーションローラ53による跡が付くことが防止される。また、厚紙等の腰の強い用紙3を排出する場合には、例えば図6に示すように、各コルゲーションローラ53を従動ローラ42Bに接近した位置に配置する。腰の強い用紙3を排出する場合には、その用紙3が有する腰のために、薄紙等を排出する場合に比べて従動ローラ42A,42Bが駆動ローラ41から離間するが、図6のように、用紙3に対する排出ローラ対27によるニップ位置とコルゲーションローラ53の当接位置とが接近していることから、十分なコルゲーション効果が得られる。
以上のように本実施形態によれば、コルゲーションローラ53を軸方向に変位させることで、用紙3に対するコルゲーションローラ53の当接位置を変更できるため、用紙3の材質等に応じて、適度なコルゲーションが付与されるように調整することができる。
また、コルゲーションローラ53は、軸部52の周囲に装着されており、軸部52に沿って変位させることで、用紙3に付与されるコルゲーション効果を調整できる。
さらに、軸部52が排出ローラ対27のうちの一方の従動ローラ42Bの回転軸と一体に設けられているため、用紙3の搬送時には、コルゲーションローラ53が従動ローラ42Bとともに回転するので、コルゲーションローラ53が抵抗になることを防止することができる。
また、コルゲーションローラ53は、その変位操作範囲内の任意の位置に保持可能であるため、コルゲーション効果の微調整が可能である。
さらに、コルゲーションローラ53は、弾性部材からなり、その弾性力により軸部52の周囲に係止する構成であるため、コルゲーションローラの係止を簡易な構成で実現でき、コストを抑えることができる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態を図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本実施形態のコルゲーションローラ、従動ローラ及びホルダの側断面図であり、図8は、その一部破断正面図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のコルゲーションローラ55は、合成樹脂製であって、従動ローラ42Bよりも大きな外径を有する円環状をなしている。コルゲーションローラ55の内側には、一対の弾性係止片56が設けられており、各弾性係止片56は、それぞれその外側に形成された逃がし部57内に撓み変形可能である。また、各弾性係止片56には、コルゲーションローラ55の内周部に、内向きに突出した係止突起58が設けられており、各係止突起58は径方向(図7の矢線方向)に弾性変位可能となっている。一方、従動ローラ42Bから延出された軸部59の外周には、全周にわたる溝状をなした複数(図示3つ)の係止凹部60が軸方向に所定間隔で設けられている。各係止凹部60は、それぞれコルゲーションローラ55の保持位置に対応して設けられており、係止突起58を係止凹部60のいずれか一つに係合させることで、コルゲーションローラ55が3つの保持位置のいずれかに保持される。コルゲーションローラ55の変位操作を行う場合には、コルゲーションローラ55を直接左右方向に押圧することで、係止突起58が外側へ弾性変位して係止凹部60から離脱する。そして、コルゲーションローラ55を軸部59に沿って変位させると、係止突起58が係止凹部60に整合する位置で内側に復元変形してその係止凹部60内に係止する。
本実施形態によれば、コルゲーションローラ55は、その変位範囲内に複数設けられた保持位置の一つに選択的に係止できるため、用紙3の材質等に応じて最適の保持位置を選択することで、用紙3に付与されるコルゲーション効果を調整できる。
また、係止突起58を複数の係止凹部60のうちのいずれかに選択的に係止させることにより、コルゲーションローラ55を保持位置の一つに保持させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1) 前述のコルゲーションローラ51のようにコルゲーションローラを搬送ローラ対のうちの一方の搬送ローラと一体に設け、その搬送ローラを回転可能に支持するホルダを軸方向に変位操作可能に構成しても良い。本構成によれば、コルゲーションローラと一体となった搬送ローラをホルダごと変位させることで、シート材に対する一対の搬送ローラによるニップ位置とコルゲーションローラの当接位置との間隔が変わるため、それに伴ってシート材に対するコルゲーションの効果が変化する。
(2) 上記各実施形態では、コルゲーションローラを直接変位操作するようにしたが、本発明によれば、コルゲーションローラを間接的に変位操作できるようにしても良い。またその場合、複数のコルゲーションローラを一度に操作できるようにしても良い。
(3) 上記各実施形態では、コルゲーションローラが従動ローラ(搬送ローラ)と一体的に回転するものを示したが、コルゲーションローラを搬送ローラと別個に設けて、独立して回転するように構成しても良い。
本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 用紙排出口周りの部分拡大側断面図 用紙排出口周りの一部の部材を示す斜視図 用紙排出口周りの一部の部材を示す正面図 コルゲーションローラを外側に配置した状態を示す正面図 コルゲーションローラを内側に配置した状態を示す正面図 第2実施形態に係るコルゲーションローラ、従動ローラ及びホルダを示す側断面図 コルゲーションローラ、従動ローラ及びホルダの一部破断正面図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
3…用紙(シート材)
27…排出ローラ対(搬送ローラ対)
42B…従動ローラ(一方の搬送ローラ)
44…ホルダ
52,59…軸部(軸体)
53,55…コルゲーションローラ
58…係止突起
60…係止凹部

Claims (8)

  1. シート材を搬送する搬送ローラ対と、
    前記搬送ローラ対により搬送されるシート材に当接してコルゲーションを付与するコルゲーションローラとを備え、
    前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対の軸方向に変位操作可能であって、その変位操作に伴ってシート材に対する当接位置が変更されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対の軸方向に沿って延びる軸体の周囲に装着され、前記軸体に沿って変位操作可能な環状部材からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記軸体は、前記搬送ローラ対のうちの一方の搬送ローラの回転軸と一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記コルゲーションローラは、その変位操作範囲内の任意の位置に保持可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記コルゲーションローラは、弾性部材からなり、その弾性力により前記軸体の周囲に係止することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記コルゲーションローラは、その変位範囲内に複数設けられた保持位置の一つに選択的に保持されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記コルゲーションローラは、その内周部に径方向に弾性変形可能な係止突起を有し、前記軸体の外周には前記係止突起が係合可能な係止凹部が軸方向に複数並んで形成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記コルゲーションローラは、前記搬送ローラ対のうちの一方の搬送ローラと一体に設けられており、その搬送ローラを回転可能に支持するホルダがその搬送ローラの軸方向に変位操作可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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