JP2006307532A - コンクリート製溝ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はコンクリート製溝ブロックに関し、例えば側溝ブロック、U形ブロック、水路ブロック等のコンクリート製の溝ブロックの流水路の上方に対向して設けた蓋掛かり部に落とし込まれる蓋部材の布設位置の位置決めが容易で施工性に優れ、布設後には固定されてずれ動きを防止し、車の走行時のがたつき音を消音する。
【解決手段】流水路2を内部に有する溝ブロック本体の上方に左右対向して流水路に沿って設けた蓋掛かり部3,3に落とし込まれる蓋部材4相互の接合部Sに位置して第1斜面部5aと第2斜面部5bとを前後に下り勾配αに有する突出部5を形成し、該突出部は前記蓋部材の四隅下面に設けられ、隣接する相互が接合可能な切欠凹部6内に嵌脱可能に嵌入される。
【選択図】図1

Description

本発明はコンクリート製溝ブロックに関し、例えば側溝ブロック、U形ブロック、水路ブロック等のコンクリート製の溝ブロックの流水路の上方に対向して設けた蓋掛かり部に落とし込まれる蓋部材の布設位置の位置決めが容易で施工性に優れ、また布設後には確実に固定されてずれ動きを防止し、車の走行時のがたつき音を消音する等の優れた機能を発揮するものである。
従来、例えば流水溝を内部に有する側溝ブロックにおいて、側溝ブロックと蓋板の布設位置を規制し、蓋板の横ずれを無くし、消音を行うようにした消音装置としては、側溝ブロック本体の対向する両内側縁の蓋掛かり部に、側溝ブロック本体の長手方向に沿って凹部を設け、この凹部と蓋掛かり部に載置される蓋板の相対面にそれぞれ独立した係合穴を設け、弾性材により形成される緩衝材の基部の上下面に連設した突起を前記係合穴にそれぞれ嵌合することにより前記緩衝材を蓋掛かり部と蓋板との間に介在させて側溝ブロックと蓋板の布設位置を規制し、蓋板の横ずれを無くし、消音を行うようにしたものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開2005−36537号公報
しかしながら上記特許文献1に記載の上記従来の側溝ブロックの消音装置は、側溝ブロック本体の対向する両内側縁の蓋掛かり部に、側溝ブロック本体の長手方向に沿って凹部を設け、この凹部と蓋掛かり部に載置される蓋板の相対面にそれぞれ係合穴を設け、弾性材により形成される緩衝材の基部の上下面に連設した突起を前記係合穴にそれぞれ嵌合する構成なので、側溝ブロックと蓋板とのほかに、弾性材により形成される緩衝材を側溝ブロックの蓋掛かり部と蓋板との間に介在する必要があった。そして、側溝ブロック本体の蓋掛かり部に蓋板を布設するのには、蓋掛かり部に長手方向に沿って凹部を設け、この凹部と蓋掛かり部に載置される蓋板の相対面にそれぞれ独立した係合穴を設け、弾性材により形成される緩衝材の基部の上下面に連設した突起を前記係合穴にそれぞれ嵌合しなければならないので、蓋板を蓋掛かり部内に単に落とし込んだだけでは蓋板の布設を行うことができなかった。従って、蓋板を蓋掛かり部に布設するのに、緩衝材の上下面に連設した突起を蓋掛かり部と蓋板との相対面に設けた係合穴内に嵌合するのに多くの時間と手間がかかり作業効率が悪かった。しかも、部品数も側溝ブロックと、蓋板とのほかに緩衝材を必要部品としているため、多くなり、また製作および組付けは容易ではなく、消音機能も効果的に発揮できなかった。
本発明は上記課題に鑑みなされ、溝ブロック本体の蓋掛かり部に蓋部材を落とし込むだけの簡単な取扱い操作により蓋部材の布設位置の位置決めが容易かつ確実に行え施工性に優れ、また蓋部材の布設後には確実に固定されてずれ動きを防止し、以て車の走行時のがたつき音を確実に消音する等、優れた機能を発揮するコンクリート製溝ブロックを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、流水路を内部に有する溝ブロック本体の上方に左右対向して流水路に沿って設けた蓋掛かり部に落とし込まれる蓋部材相互の接合部に位置して第1斜面部と第2斜面部とを前後に下り勾配に有する突出部を形成し、該突出部は前記蓋部材の四隅下面に設けられ、隣接する相互が接合可能な切欠凹部内に嵌脱可能に嵌入されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記突出部は、前後に前記第1斜面部と前記第2斜面部とを下り勾配に配設した正面台形状をなし、前記蓋掛かり部の背部に設けた左右対向する立壁部の内側に断面後傾して左右対向し所望厚みにて突出されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記突出部には、前記第1斜面部と、前記第2斜面部と、上底部とに、ゴムまたは合成樹脂等の弾性材により形成された緩衝部材を重合し、接着剤により接着することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1,2,3の何れか1の請求項において、前記溝ブロック本体が、側溝ブロック、U形ブロック、水路ブロックの何れかであることを特徴とする。
本発明は、溝ブロック本体の蓋掛かり部に蓋部材を落とし込むだけの簡単な取扱い操作により蓋部材の布設位置の位置決めが容易かつ確実に行え施工性に優れ、また蓋部材の布設後には確実に固定されてずれ動きを防止し、以て車の走行時のがたつき音を確実に消音する等、優れた機能を発揮することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に従って詳細を説明する。
図1は本発明のコンクリート製溝ブロックの実施形態1を示す敷設状態の分解斜視図、図2は同じくコンクリート溝ブロックの敷設状態を示す拡大断面図、図3は同じく蓋部材に荷重がかかる状態を示す説明図、図4は本実施形態1を構成する溝ブロック本体を示す正面図、図5は同じく溝ブロック本体を示す平面図、図6は同じく溝ブロック本体を示す底面図、図7は同じく溝ブロック本体の端面図、図8は同じく縦断面図、図9は本実施形態1の側溝ブロックを構成する突出部の拡大正面図、図10は図9のA−A断面図、図11は同じく溝ブロック本体の端部の拡大部分図、図12は突出部部分の一部を断面にした拡大平面図、図13は同じく本実施形態1を構成する蓋部材を示す拡大正面図、図14は同じく蓋部材の拡大側面図、図15は同じく蓋部材の拡大平面図、図16は同じく蓋部材の拡大底面図である。
本実施形態1の発明は、流水路2を内部に有する側溝ブロック本体1の上方に左右対向して流水路2に沿って設けた蓋掛かり部3,3に落とし込まれる蓋部材4相互の接合部Sに位置して第1斜面部5aと第2斜面部5bとを前後に下り勾配αに有する突出部5を形成し、該突出部5は前記蓋部材4の四隅下面に設けられ、隣接する相互が接合可能な切欠凹部6,6;6,6内に嵌脱可能に嵌入されることを特徴とする。
この側溝ブロック本体1としては、本実施形態1では図においては可変深溝側溝が示されているが、これは代表的例示であり、これに限られない。
また、前記突出部5は、前後に前記第1斜面部5aと前記第2斜面部5bとを下り勾配αに配設した正面台形状をなし(図2,3,9参照)、前記蓋掛かり部3,3の背部に設けた左右対向する立壁部7,7の内側に断面後傾して左右対向して所望厚みtにて突出される(図10、11参照)。
また、前記立壁部7と前記突出部5とはそれぞれ所望角度∠θ1,∠θ2に後傾する傾斜面に形成されるので、抜き勾配として型枠(図には示さない)に対する脱型時に便利であるとともに蓋部材4を蓋掛かり部3,3内に落とし込む時に蓋部材4は立壁部7と前記突出部5との角度∠θ1,∠θ2に倣って所定位置に落とし込まれる(図10、図11参照)。
5A,5Bは側溝ブロック本体1の上方に設けた左右対向する蓋掛かり部3,3の長手方向の前端または後端に設ける突出部であり、この突出部5A,5Bは前記突出部5の前半部または後半部と同様構造に形成される。
また、8はゴムまたは合成樹脂等の弾性材により形成された緩衝部材であり、この緩衝部材8は前記突出部5Aの第2斜面部5bおよび上辺部5cと、また突出部5の第1斜面部5a、および第2斜面部5bならびに上辺部5cと、さらに突出部5Bの第1斜面部5aおよび上辺部5cとに重合し、接着剤9により接着される。そして、蓋部材4を蓋掛かり部3,3間に落とし込むことにより蓋部材4の四隅下面に設けられ、前後に隣接する相互が接合可能な切欠凹部6,6;6,6内に突出部5A,5,5Bを嵌脱可能に嵌入する際に緩衝部材8を介して突出部5A,5,5Bを嵌合させて緩衝部材8による弾性的な緩衝を発揮するほか、正面台形の突出部5A,5,5Bが切欠凹部6,6;6,6内に嵌合されて蓋部材4が側溝ブロック本体1による前後方向X、左右方向Y、高さ方向Zのずれ動きを防止して車が蓋部材4に上載される時のがたつき音を消音するようにしている。
10は前記側溝ブロック本体1の底部1aに所望個数が設けられた開口部であり、この開口部10は必要に応じて施工現場においてセメントモルタルを用いて閉鎖されるか、または開口部10は透水性のセメントモルタルを充填されるか、または閉鎖されずに栗石が詰め込まれることにより地下に流水を浸透することもできるように選択使用される。
11は側溝ブロック本体1の施工時に側溝ブロック本体1の下面に敷設される基礎材としての割栗石であり、この基礎材は割栗石11のほか基礎コンクリートが使用される。
本発明の実施形態1は以上の構成からなり、溝ブロック本体としての側溝ブロック本体1,1・・・を施工現場において敷設するには掘削した穴底部K内に割栗石11等の基礎材を敷き、その基礎材の上に側溝ブロック本体1,1・・・を連続して接合することにより施工する点は従来方法と同様である。
しかしながら、本実施形態1において蓋部材4を側溝ブロック本体1,1・・・内の流水路2の上方に該流水路2に沿って左右対向して設けた蓋掛かり部3,3に落とし込む。
この際、蓋掛かり部3,3には、落とし込まれる複数の蓋部材4相互の接合部Sに位置して下り勾配αの第1斜面部5aと第2斜面部5bとを前後に有する厚さtの正面台形の突出部5,5が形成され、しかも側溝ブロック本体1の蓋掛かり部3,3の前端および後端には前記突出部5の前半部または後半部と同様構造をなす突出部5A,5Bが形成されているので、側溝ブロック本体1の左右の蓋掛かり部3,3の前端部に設けた突出部5A,5Aと蓋部材4,4・・・相互の接合部Sに位置して設けた後続の突出部5,5(図1、図2、図3において側溝ブロック本体1の左端から1番目に設けられた突出部5,5)との間に最初の蓋部材4を落とし込むと、この蓋部材4の四隅下面に設けた切欠凹部6,6;6,6内に前記突出部5A,5Aと、前記突出部5,5とが前後にて嵌合される時に突出部5A,5Aの後部に設けた第2斜面部5b,5bと、突出部5,5の前部に設けた第1斜面部5a,5aとの傾斜に倣って蓋部材4は流水路2に沿って前後方向Xに自然に布設位置が位置決めされて落とし込まれる。
また、側溝ブロック本体1の蓋掛かり部3,3の背部に設けた左右対向する立壁部7,7の内側は所望角度∠θ1に後傾する傾斜面7aに形成され、またこの立壁部7,7の内側には厚さtにて突出された突出部5A,5は断面所望角度∠θ2に後傾する傾斜面5dに形成されているので、蓋掛かり部3,3に落とし込まれる蓋部材4は、左右の側面自体が前記立壁部7,7の斜面部7a,7aに倣って自然に落とし込まれる。しかも、蓋部材4の四隅下面に設けた切欠凹部6,6;6,6内には前記突出部5,5;5A,5Aの断面所望角度∠θ2にて後傾する斜面部5d,5d;5d,5dに倣って自然に嵌合されることにより蓋部材4は左右方向Yはもとより前後方向Xに布設位置が自然に位置決めされて落とし込まれる。
次いで同様の取扱い操作により側溝ブロック本体1の蓋掛かり部3,3に左右対向して流水路2に沿って設けた1番目と2番目との接合部Sに位置して設けられた突出部5,5;5,5との間に最初の蓋部材4に接合する2番目の蓋部材4を落とし込むと、この蓋部材4の四隅下面に設けた切欠凹部6,6;6,6内に前記突出部5,5;5,5が前後にて嵌合される時に、これらの突出部5,5の後部に設けた下り勾配αの第2斜面部5b,5bと、突出部5,5の前部に設けた下り勾配αの第1斜面部5a,5aとの傾斜に倣って2番目の蓋部材4は流水路2に沿って前後方向Xに自然に布設位置が位置決めされて落とし込まれる。
また、蓋掛かり部3,3に落とし込まれる2番目の蓋部材4は、蓋部材4の左右の側面自体が立壁部7,7の断面所望角度θ1の傾斜面7a,7aに倣って自然に落とし込まれる。同時に、蓋部材4の四隅下面に設けた切欠凹部6,6;6,6内には接合部Sに位置して設けられた突出部5,5;5,5が所望角度θ2に後傾する斜面部5d,5d;5d,5dに倣って自然に嵌合されることにより2番目の蓋部材4は左右方向Yはもとより前後方向Xに布設位置が自然に位置決めされて落とし込まれ、1番目の蓋部材4に前後方向Xに接合される。
蓋部材4を布設するには、この同様な取り扱い操作を繰り返して行うことにより3番目以後の蓋部材4は前述のように前部に位置して落とし込まれた2番目、3番目・・・の蓋部材4に対して布設位置が接合部Sに位置して設けられた突出部5,5;5,5により自然に位置決めされて蓋部材4,4・・・相互は接合される。なお1個の側溝ブロック本体1の最終後部に落としこまれる最後の蓋部材4は、側溝ブロック本体1の後端に左右対向して設けた下り勾配αの斜面部5aを有する突出部5B,5Bが最終の蓋部材4の後部に設けた切欠凹部6,6内に嵌合されて蓋部材4の布設位置が前後方向Xおよび左右方向Yに位置決めされるようになる。
このようにして蓋部材4は接合された側溝ブロック本体1,1・・・の蓋掛かり部3,3に蓋部材4が順次落とし込むまれて接合位置が正確に位置決めされて接合され、蓋の布設作業を短時間に多大な労力を要さずに効率良く行うことができる。
また、側溝ブロック本体1,1・・・の蓋掛かり部3,3に蓋部材4が順次落とし込むまれた布設後においては、側溝ブロック本体1,1・・・の蓋掛かり部3,3に左右対向して側溝ブロック本体1の前端に設けられた突出部5A,5Aは最初の蓋部材4の前部の隅角個所に設けられた切欠凹部6,6内に嵌合され、また最初の蓋部材4の後部の隅角個所に設けられた切欠凹部6,6内には側溝ブロック本体1の前端に設けられた突出部5A,5Aと後端に設けられた突出部5B,5Bとの中間に位置する片側3個の突出部5,5,5のうちの最初の突出部5の前半部が嵌合され、1番目の蓋部材4に接合される2番目の蓋部材4の前部の隅角個所に設けられた切欠凹部6,6内には最初の突出部5の後半部が嵌合される。そして、以後3番目の蓋部材4の前部の隅角個所に設けられた切欠凹部6,6内には2番目の突出部5の後半部が嵌合され、3番目の蓋部材4の後部の隅角個所に設けられた切欠凹部6,6内には3番目の突出部5,5の前半部が嵌合され、さらに4番目の蓋部材4の前部の切欠凹部6,6内には3番目の突出部5,5の後半部が嵌合され、4番目の蓋部材4の後部の切欠凹部6,6内にはブロック本体1の後端に設けた突出部5B,5Bが嵌合されるので、突出部5Aの下り勾配αの第2斜面部2b、突出部5,5,5の下り勾配αの第1斜面部2aと第2斜面部2b、突出部5Bの下り勾配αの第1斜面部5bが各蓋部材4,4・・・の四隅下面に設けた切欠凹部6,6;6,6内に密に嵌合して固定され、しかも蓋部材4,4・・・相互は密に接合されるのと、さらには蓋部材4,4・・・は蓋掛かり部3,3の背部に所望角度∠θ1に後傾する傾斜面7aを内側に形成した左右対向する立壁部7,7間に落とし込まれるのとから、車が蓋部材4に上載される時等に蓋部材4,4・・・が前後方向X、左右方向Y、高さ方向Zにずれ動くのが防止されてカケを防ぎ、蓋部材4,4・・・相互、および蓋部材4とブロック本体1相互とのがたつき音を消音することができる。
また、突出部5Aは下り勾配αの第2斜面部2b、また突出部5,5,5は下り勾配αの第1斜面部2aおよび第2斜面部2b、さらに突出部5Bは下り勾配αの第1斜面部2aを有する正面台形に形成されるので、前述のように蓋掛かり部3,3に布設された蓋部材4に車が上載せられる等して図3に示すように矢印G方向へ上から荷重が加わると、その応力が矢印F方向に分散されて側溝ブロック本体1に加わるので、側溝ブロック本体1には構造的に無理な力が加わらないため、側溝ブロック本体1はカケやひび割れを生ずることなく、寿命が長くなる。
しかも、突出部5Aの第2斜面部5bと上辺部5c、また側溝ブロック本体1の前端と後端との間の中間に左右対向して前後方向Xに複数個、図では3個が設けられる突出部5,5,5の第1斜面部5aと、第2斜面部5bと、上辺部5cが、さらにブロック本体1の後端に設けられた突出部5Bの第1斜面部5aと上辺部5cとには、ゴムまたは合成樹脂等の弾性材により形成された緩衝部材8を重合して接着剤9により接着しているので、蓋部材4のずれ動きは確実に防止され、がたつき音の発生を確実に防ぐことができる(図9参照)。
さらに、蓋部材4の下面四隅に形成される切欠凹部6,6;6,6内に嵌合される突出部5A;5,5,5;5Bは蓋掛かり部3,3と一体に形成されるので、部品数が少なく、製作および組付けは容易であり、製作コストは安価にである。
上記説明では溝ブロック本体が、側溝ブロック本体1である場合を代表的に説明しているが、溝ブロック本体はこれに限ることなく、流水路を内部に有する例えばU形ブロック、水路ブロック等であっても良く、これ等のU形ブロック、水路ブロック等の流水路の上方に設けた蓋掛かり部に蓋部材4を布設する場合にも本発明の適用範囲である。
本発明は、溝ブロック本体の蓋掛かり部に蓋部材を落とし込むだけの簡単な取扱い操作により蓋部材の布設位置の位置決めが容易かつ確実に行え施工性に優れ、また蓋部材の布設後には確実に固定されてずれ動きを防止し、以て車の走行時のがたつき音を確実に消音する等、優れた機能を発揮する用途・機能に適する。
図1は本発明のコンクリート製溝ブロックの実施形態1を示す敷設状態の分解斜視図である。 図2は同じくコンクリート溝ブロックの敷設状態を示す拡大断面図である。 図3は同じく蓋部材に荷重がかかる状態を示す説明図である。 図4は同じく本実施形態1を構成する溝ブロック本体を示す正面図である。 図5は同じく溝ブロック本体を示す平面図である。 図6は同じく同じく溝ブロック本体を示す底面図である。 図7は同じく溝ブロック本体の端面図である。 図8は同じく同じく縦断面図である。 図9は同じく本実施形態1の側溝ブロックを構成する突出部の拡大正面図である。 図10は図9のA−A断面図である。 図11は同じく溝ブロック本体の端部の拡大部分図である。 図12は突出部部分の一部を断面にした拡大平面図である。 図13は同じく本実施形態1を構成する蓋部材を示す拡大正面図である。 図14は同じく蓋部材の拡大側面図である。 図15は同じく蓋部材の拡大平面図である。 図16は同じく蓋部材の拡大底面図である。
符号の説明
1 側溝ブロック本体
2 流水路
3 蓋掛かり部
4 蓋部材
5 突出部
5a 第1斜面部
5b 第2斜面部
5c 上辺部
5d 斜面部
6 切欠凹部
7 立壁部
7a 傾斜面
8 緩衝部材
S 接合部
X 前後方向
Y 左右方向
Z 高さ方向
α 下り勾配
θ1 所望角度
θ2 所望角度

Claims (4)

  1. 流水路を内部に有する溝ブロック本体の上方に左右対向して流水路に沿って設けた蓋掛かり部に落とし込まれる蓋部材相互の接合部に位置して第1斜面部と第2斜面部とを前後に下り勾配に有する突出部を形成し、該突出部は前記蓋部材の四隅下面に設けられ、隣接する相互が接合可能な切欠凹部内に嵌脱可能に嵌入されることを特徴とするコンクリート製溝ブロック。
  2. 前記突出部は、前後に前記第1斜面部と前記第2斜面部とを下り勾配に配設した正面台形状をなし、前記蓋掛かり部の背部に設けた左右対向する立壁部の内側に断面後傾して左右対向し所望厚みにて突出されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート製溝ブロック。
  3. 前記突出部には、前記第1斜面部と、前記第2斜面部と、上底部とに、ゴムまたは合成樹脂等の弾性材により形成された緩衝部材を重合し、接着剤により接着することを特徴とした請求項1または2,3の何れかに記載のコンクリート製溝ブロック。
  4. 前記溝ブロック本体が、側溝ブロック、U形ブロック、水路ブロックの何れかであることを特徴とする請求項1,2,3の何れか1の請求項に記載のコンクリート製溝ブロック。
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