JP2006306571A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙に残存したステイプル針によって装置が損傷するのを確実に回避し、かつ作業効率を低下させることなく用紙の再利用を行う。
【解決手段】 導通センサ25(金属片検出手段)によって、用紙に付着しているステイプル針(金属片)を検出し、ステイプル位置特定部(位置特定手段)によって、導通センサ25による金属片検出情報に基づいて用紙(ステイプル用紙)におけるステイプル針の位置を特定し、パンチユニット26(パンチ処理手段)によって、ステイプル位置特定部による位置特定情報に基づいて用紙のステイプル針が付着している箇所にパンチ穴を開ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機等の画像形成装置に関し、特に、ステイプル針の検出が可能な画像形成装置に関するものである。
近年、環境問題の意識が高まり、オフィス等においても省資源化の一端として複写用紙(印刷用紙)の再利用が広く行われている。この複写機における用紙の再利用の方法の1つとして、例えば片面が印刷済みの用紙の裏面(裏紙)を使用する方法がある。この場合、使用可能な用紙の分別が十分になされておらず、ステイプル針が用紙に残存(付着)したまま再利用されることがあり、ステイプル針が付着した用紙が給紙されてしまい、感光体に傷が付いて画像欠陥を生じたり、転写、定着ローラ等のローラ部や搬送経路に損傷を与えたり、或いは搬送ジャム(JAM)が発生したりするなどの不具合が生じることがある。
しかしながらその一方で、裏紙を再利用しようとすること自体を規制することはできないため、ステイプル針が付着した用紙が給紙されてしまう可能性は依然としてある。これに関し、例えば特許文献1には、ステイプル針(ステーブル)付きの用紙が自動原稿送り装置(ADF)内に搬入された場合に、当該用紙上のステイプル針を検出する技術が開示されている。
特開平10−307433号公報
しかしながら、上記従来技術はあくまでADFに関するものであり、感光体等を備えて画像形成が行われる複写機本体で用紙を再利用する場合とは異なるものである。また、上記従来技術では、用紙(原稿)にステイプル針が検出されると原稿送り動作が中止されるが、実際の複写機での用紙の再利用において、給紙された用紙にステイプル針が検出される度に印刷動作が中止されてしまい、その都度、搬送が停止されたステイプル針付きの用紙を取り出すなどの作業を行わなければならないというのは、作業効率の面からも好ましくない。
一般的に、ステイプル止めは用紙の周縁部(端部)で行うことが多く、すなわちステイプル針は画像形成が行われない綴じ代(余白部)に当たる周縁部に残存していることが多く、上述のように用紙を取り出す作業を行うことなく、そのまま画像形成部に用紙を搬送し、このステイプル針が付着している箇所以外の紙面に画像形成を行うことができれば、当該用紙再利用における高い作業効率が実現されることになる。しかしながら、用紙に付着したステイプル針によって、複写機における主要部である感光体等に機械的なダメージを与えることは避けなければならない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、用紙に残存したステイプル針によって感光体等の装置に対する損傷が与えられるのを確実に回避することができ、かつ作業効率を低下させることなく用紙の再利用を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、用紙の一部を打ち抜き除去するパンチ処理が実行可能とされたパンチ処理手段と、用紙に付着している金属片を検出する金属片検出手段と、前記金属片検出手段による金属片検出情報に基づいて用紙における金属片の位置を特定する位置特定手段とを備え、前記パンチ処理手段は、前記位置特定手段による位置特定情報に基づいて、用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理を施すことを特徴とする。
上記構成によれば、金属片検出手段によって用紙に付着している金属片が検出され、位置特定手段によって、金属片検出手段による金属片検出情報に基づいて用紙における金属片の位置が特定され、パンチ処理手段によって、位置特定手段による位置特定情報に基づいて、用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理が施される。このように、用紙に金属片が付着していることが検出されると、その用紙の金属片の箇所にパンチ処理が施されて該金属片が(用紙ごと)取り除かれるので、当該各機能手段を例えば画像形成部の上流部に配置することで、たとえ金属片が付着したままの用紙が給紙されたとしても該金属片を取り除くことができ、金属片によって感光体や定着ローラ等の画像形成装置の主要部に対する損傷が与えられるのを確実に回避することが可能となるとともに、当該金属片を取り除いてその用紙に対して画像形成を行うことができ、作業効率を低下させることなく用紙の再利用を行うことが可能となる。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1において、前記パンチ処理手段によるパンチ処理が実行される位置が、用紙の周縁部に設定されていることを特徴とする。この構成によれば、パンチ処理手段によるパンチ処理が実行される位置が、用紙の周縁部に設定されているので、一般的に綴じ代(余白部)であり且つ金属片が付着している用紙の周縁部のみにパンチ処理を行い、用紙の内側部(中央部)はそのまま画像形成を行うことができ、再利用紙を有効に活用することができる。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項2において、前記位置特定情報に基づいて、金属片の付着位置が用紙の周縁部であるかこれ以外の内側部であるかに応じてパンチ処理を実行するか否かの判定を行う判定手段をさらに備え、該判定手段は、金属片の付着位置が周縁部であってパンチ処理を実行すると判定した場合に、前記パンチ処理手段にパンチ処理を実行させ、金属片の付着位置が内側部であってパンチ処理を実行しないと判定した場合に、装置の複写動作を中断させることを特徴とする。この構成によれば、判定手段によって、金属片の付着位置が周縁部であってパンチ処理を実行すると判定された場合には、パンチ処理手段によるパンチ処理(周縁部に残存している金属片の箇所をパンチカットする処理)が実行され、金属片の付着位置が内側部であってパンチ処理を実行しないと判定された場合には、装置の複写動作が中断(停止)される。これにより、パンチ処理を実行しないとした場合の金属片が付着したままの用紙が、装置の主要部である画像形成部(感光体や転写、定着ローラ部)に搬送され、これらに損傷を与えてしまうことを確実に防止できる。また、用紙の周縁部でない箇所(内側部)に穴が開けられてしまうことで、当該用紙にシワが入ってしまったり、搬送が好適に行われずにジャムが発生したり、或いは内側部の画像形成される部分に穴を開けてしまいこの場所に画像形成がなされないといったことを確実に回避することができる。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記位置特定手段は、用紙の搬送タイミングを検出するタイミング検出手段をさらに備え、前記パンチ処理手段は、当該タイミング検出手段によるタイミング検出情報と前記金属片検出情報とに基づいて用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理を施すことを特徴とする。この構成によれば、パンチ処理手段によって、タイミング検出手段によるタイミング検出情報と金属片検出情報とに基づいて用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理が施されるので、容易に且つ正確にパンチ処理を行うタイミングを計ることができ、金属片が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができ、ひいては、金属片が取り除かれずに下流側に搬送され、装置に損傷が与えられてしまうことをより確実に防止することができる。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記金属片検出手段は、所定の導電体間における金属片の介在による導通の有無に基づいて該金属片の検出を行うことを特徴とする。この構成によれば、金属片検出手段によって、所定の導電体間における金属片の介在による導通の有無に基づいて該金属片の検出が行われるので、金属片の介在による導通の有無を検出するという容易な方法で確実に金属片の有無を検出することが可能となる。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項5において、前記金属片検出手段は、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極であって隣接位置にある区分電極をそれぞれ互いに分離して配置した電極群からなる第1電極と、該第1電極と所定距離離間した状態で対向配置された板状の第2電極とからなることを特徴とする。この構成によれば、金属片検出手段が、互いに所定距離離間して対向配置された第1電極及び第2電極からなるので、金属片の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、第1電極が用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極であって隣接位置にある区分電極がそれぞれ互いに分離して配置されているため、区分電極間に絶縁体等を設けることなく簡易な構成で、搬送方向と垂直な方向(幅方向)全域に亘って第1電極が途切れることなく密に配置することが可能となる。また、区分電極間に絶縁体等を設けないことによって、導通検出できない絶縁体の幅を考慮する必要がなくなり各区分電極の幅を例えば1mmというように短くして密に配置でき、ひいては金属片の位置検出の精度を高くすることができる。
請求項7に係る画像形成装置は、請求項5において、前記金属片検出手段は、それぞれ導電性を有し、互いに所定距離離間した一対のローラであって、該一対のローラにおける少なくとも一方のローラは、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分され、該各区分が互いに絶縁されてなることを特徴とする。この構成によれば、金属片検出手段が、互いに所定距離離間して対向配置された一対のローラからなるので、金属片の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、金属片検出手段が一対のローラであるため、これを例えば搬送ローラとしての機能も併せ持つものとすることで、導通検出時における用紙の搬送(搬送速度)を安定させることができ、換言すれば導通検出において用紙やこれに付着する金属片が該金属片検出手段に引っ掛かってしまいジャム等が発生するのを防止でき、ひいてはパンチ処理を行うタイミングの精度を維持でき、金属片が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができる。また、金属片検出手段が当該ローラ対とされることで、既存のローラ対の場所を利用することでき、省スペース化を図ることができる。
請求項1記載の発明によれば、用紙に金属片が付着していることが検出されると、その用紙の金属片の箇所にパンチ処理が施されて該金属片が(用紙ごと)取り除かれるので、当該各機能手段を例えば画像形成部の上流部に配置することで、たとえ金属片が付着したままの用紙が給紙されたとしても該金属片を取り除くことができ、金属片によって感光体や定着ローラ等の画像形成装置の主要部に対する損傷が与えられるのを確実に回避することが可能となるとともに、当該金属片を取り除いてその用紙に対して画像形成を行うことができ、作業効率を低下させることなく用紙の再利用を行うことが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、パンチ処理手段によるパンチ処理が実行される位置が、用紙の周縁部に設定されているので、一般的に綴じ代(余白部)であり且つ金属片が付着している用紙の周縁部のみにパンチ処理を行い、用紙の内側部(中央部)はそのまま画像形成を行うことができ、再利用紙を有効に活用することができる。
請求項3記載の発明によれば、パンチ処理を実行しないとした場合の金属片が付着したままの用紙が、装置の主要部である画像形成部(感光体や転写、定着ローラ部)に搬送され、これらに損傷を与えてしまうことを確実に防止できる。また、用紙の周縁部でない箇所(内側部)に穴が開けられてしまうことで、当該用紙にシワが入ってしまったり、搬送が好適に行われずにジャムが発生したり、或いは内側部の画像形成される部分に穴を開けてしまいこの場所に画像形成がなされないといったことを確実に回避することができる。
請求項4記載の発明によれば、パンチ処理手段によって、タイミング検出手段によるタイミング検出情報と金属片検出情報とに基づいて用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理が施されるので、容易に且つ正確にパンチ処理を行うタイミングを計ることができ、金属片が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができ、ひいては、金属片が取り除かれずに下流側に搬送され、装置に損傷が与えられてしまうことをより確実に防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、金属片検出手段によって、所定の導電体間における金属片の介在による導通の有無に基づいて該金属片の検出が行われるので、金属片の介在による導通の有無を検出するという容易な方法で確実に金属片の有無を検出することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、金属片検出手段が、互いに所定距離離間して対向配置された第1電極及び第2電極からなるので、金属片の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、第1電極が用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極であって隣接位置にある区分電極がそれぞれ互いに分離して配置されているため、区分電極間に絶縁体等を設けることなく簡易な構成で、搬送方向と垂直な方向(幅方向)全域に亘って第1電極が途切れることなく密に配置することが可能となる。また、区分電極間に絶縁体等を設けないことによって、導通検出できない絶縁体の幅を考慮する必要がなくなり各区分電極の幅を例えば1mmというように短くして密に配置でき、ひいては金属片の位置検出の精度を高くすることができる。
請求項7記載の発明によれば、金属片検出手段が、互いに所定距離離間して対向配置された一対のローラからなるので、金属片の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、金属片検出手段が一対のローラであるため、これを例えば搬送ローラとしての機能も併せ持つものとすることで、導通検出時における用紙の搬送(搬送速度)を安定させることができ、換言すれば導通検出において用紙やこれに付着する金属片が該金属片検出手段に引っ掛かってしまいジャム等が発生するのを防止でき、ひいてはパンチ処理を行うタイミングの精度を維持でき、金属片が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができる。また、金属片検出手段が当該ローラ対とされることで、既存のローラ対の場所を利用することでき、省スペース化を図ることができる。
以下、本発明の画像形成装置に係る複写機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一例である複写機1の内部構成を概略的に示す断面図である。複写機1は、画像形成部100、画像形成部100を備える本体部10の上方に設置された原稿給送部200、本体部10の上部に設置された原稿読取部300、本体部10の下部に設置された給紙部400、本体部10のフロント部に設置された操作表示部500、本体部10の用紙搬送経路に設置されたステイプル処理部600を備えている。
原稿読取部300は、原稿の読み取りを行い当該原稿に対応する画像データを生成するものである。原稿読取部300は、光学的に取得した原稿の画像から画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等を備えたスキャナ301などからなり、その上面に、装置原稿読み取り用の第1プラテンガラス302と、ADF原稿読み取り用の第2プラテンガラス303とを備えている。原稿読取部300は、第1プラテンガラス302上に載置された原稿、あるいは原稿給送部200によって第2プラテンガラス303に接するようにして搬送(移動)される原稿を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部20へ出力する。
原稿給送部200(ADF)は、原稿読取部300(第2プラテンガラス303の原稿読み取り位置)へ原稿を給送するとともに、当該原稿読取部300によって読み取られた原稿を原稿給送部200の排出部へ排出するものである。この原稿給送部200は、装置の背面側を回動支点(回転中心軸)として本体部10(原稿読取部300)の上面に対して可倒式に構成されており、第1プラテンガラス302(第2プラテンガラス303)の上面を開放するように上方かつ後方側に開くように持ち上げることにより、第1プラテンガラス302の上面に、例えば見開き状態にされた書籍等の読み取り用原稿を載置することが可能に構成されている。
給紙部400は、画像形成部100に対して用紙の給紙を行うものである。給紙部400は、各サイズの用紙(記録紙)が収納される給紙カセット401、402、及び本体部10の一側方部に開閉自在に構成された手差しトレイ4031等からなる手差し給紙部403を備えている。また、給紙部400は、給紙カセット401、402から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路404、手差し給紙部403から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送経路405を備えている。各給紙カセット401、402及び手差し給紙部403は、収納されている用紙を取り出すためのピックアップローラ406、407、408、用紙を1枚ずつ各搬送経路に送り出す給紙ローラ409、410、411を備えている。搬送経路404には、用紙を搬送する搬送ローラ412、413、414及び搬送されてくる用紙を画像形成部100の手前で待機させるためのレジストローラ415等が設けられている。なお、搬送経路405は、後述するステイプル処理部600の上流側で搬送経路404と合流している。
画像形成部100は、給紙部400によって搬送されてきた用紙に対して所定の画像を形成する(印刷を行う)ものである。画像形成部100は、同図中に示す矢印方向に回転可能に支持された感光体ドラム101、この感光体ドラム101の周囲に配設された帯電部102、現像部103、クリーニング部104、レーザ走査ユニット105及び転写ローラ106、転写ローラ106の下流側に配設された定着ローラ107を備えている。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。レーザ走査ユニット105は、後述する画像記憶部等から送信されてきた画像データに基づき、レーザービームを感光体ドラム101の表面に照射し、感光体ドラム101表面に静電潜像を形成するものである。現像部103は、静電潜像にトナーを付着させて画像(原稿画像)を顕在化させるものである。転写ローラ106は、搬送されてきた用紙を感光体ドラム101に押し付けた状態で、感光体ドラム101上に顕在化したトナー像を当該用紙に転写するものである。定着ローラ107は、用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。定着ローラ107は、図略のヒートローラ及び圧ローラからなり、このヒートローラの熱によって用紙上のトナーを溶かし、圧ローラによって圧力をかけてトナーを用紙上に定着させる。クリーニング部104は、用紙への画像の転写が終了した後、感光体ドラム101の表面に残留しているトナーを清掃するものである。
本体部10の上部及び側面部には、用紙排出トレイ108、109が設けられており、定着ローラ107から搬送されてきた用紙は、それぞれ排出ローラ110、111によって用紙排出トレイ108、109へ排出される。なお、用紙の搬送方向は、排出分岐ガイド112によって、排出ローラ110側と排出ローラ111側とに切り換え可能に構成されている。
操作表示部500は、ユーザの操作に応じて所定の指示入力を行うものである。操作表示部500は、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー501と、印刷部数等を入力するためのテンキー502と、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報等を表示すると共に、種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなる表示器503(ディスプレイ)とを備えている。
ステイプル処理部600は、搬送されてきた用紙に付着しているステイプル針(止め針)やハトメ或いはクリップ等の金属片の有無を検知し、ステイプル針が検知されると、このステイプル針をパンチ処理によって取り除くものである。ステイプル処理部600は、ステイプル針の主要部への搬入を事前に阻止したい位置、ここでは感光体ドラム101の上流位置、具体的にはレジストローラ415の上流位置に設けられている。なお、本実施形態では、金属片としてステイプル針を例にとって説明する。
ここで、ステイプル処理部600について詳述する。図1に示すように、ステイプル処理部600は、導通センサ25、パンチユニット26及び搬送タイミングセンサ27を備えている。導通センサ25は、導通の有無を検出することで、搬送経路404を搬送されてきた用紙に付着しているステイプル針を検知するものである。図2は、導通センサ25の構成の一例を概略的に示すものであり、(a)は導通センサ25の斜視図、(b)はその側面図を示している。図2(a)、(b)に示すように、導通センサ25は、それぞれが導電性を有した即ち所定の導電性材料からなる第1電極部250、及び該第1電極部250と対向配置された第2電極部260を備えている。第1電極部250は、等間隔で所謂櫛状に配置された区分電極251、252、253・・・からなる電極群(以降、前列電極群と称する)と、同じく等間隔で櫛状に配置された区分電極254、255、256・・・からなる電極群(以降、後列電極群と称する)とから構成されている。これら電極群は、前列電極群の各区分電極間に後列電極群の各区分電極が、互いに分離した状態に位置するように、搬送方向と垂直な方向(以降、幅方向という)に2列に配置されている(換言すれば各電極群の区分電極が交互に千鳥配置されている)。このように区分電極を離間させて2列に配置することで、区分電極間に絶縁体等を設けることなくより簡易な構成で、幅方向においてつまり幅方向全域(全体)に亘って第1電極部250が途切れることなく密に配置することが可能となる。また、区分電極間に絶縁体等を設けないことにより、各区分電極の幅Pを例えば1mmというように短くして当該密に配置することができ、ひいてはステイプル針の位置検出の精度が高くなる。
各電極群の各区分電極は(区分電極254を例にとって説明すると)、外形視が略帯状の電極板(金属プレート)であり、先端部2541が搬送経路404外へ向けて略円弧状に形成されている。基端部側は搬送経路404の側壁部(本体部10内部の所定の位置)に固定されている。また、各区分電極は、図2(b)に示すように、搬送されてきた用紙が好適に後述するニップ部へ向けてガイドされるよう、符号Tで示す用紙搬送方向(搬送方向T)に対して所定の角度αを有して傾斜配置されている。また、各区分電極は、同じ幅P(板幅)を有しており、図2(a)を上方からつまり符号Uで示す矢印方向から見た場合の図3に示すように、搬送経路404を上流側から搬送されてくる種々のサイズの用紙(ステイプル用紙S)の幅をカバーする範囲に、当該幅Pのピッチ間隔で配置されている。幅Pは例えば約1mm〜5mmの幅とされている(これ以外の長さでもよい)。
なお、図3(又は図2(a))の符号A、Bに示すラインは、それぞれ前列電極群及び後列電極群の第2電極部260に対する接点位置を示すラインである。ただし、ここでは、各区分電極とステイプル用紙Sのステイプル針とが、例えば符号Cの斜線領域で示す或る領域(面積)をもって接触するように構成されている(この符号Cに示す領域の位置を「接触位置」と表現する)。これにより、ステイプル針が存在した場合の接触確率が高くなり、検出漏れを起こすことなく、確実にステイプル針による導通を検知することができる。ただし、この符号Cに示す領域(面積)の大きさは、ステイプル針の検出時点に基づく搬送タイミングがずれないような好適なものに設定されている。
また、各区分電極は、通常状態において、すなわちステイプル針付きの用紙(以降、ステイプル針が付着した用紙のことを「ステイプル用紙」という)が搬送されない場合において、第2電極部260と導通しないように、第2電極部260の搬送経路側の面と所定の隙間(間隔)を有して配置されている。この隙間は、ステイプル用紙が導通可能且つ通紙可能な幅、具体的には、例えば用紙に付着した状態(ステイプル止めされるべく折れ曲げられた状態)のステイプル針の厚み幅と同じ或いはそれより多少狭い幅となっている。
なお、図3に示すようにステイプル用紙Sのステイプル針Nは、必ずしも1つの区分電極の幅内を通過せずともよく(1つの区分電極でステイプル針Nの検知を行わずともよく)、複数の区分電極に跨って通過してもよい(複数の区分電極により検知してもよい)。ただし、このように複数に区分電極に跨って通過する場合も、各区分電極に対して後述する搬送タイミングを合わせておくことで、前列電極群と後列電極群とにおける2回の導通が検知されるものの、容易に用紙上のステイプル針の位置を検出することができる。
また、各区分電極の先端部の形状は上記円弧状に限定されず、単に搬送方向と略平行となるよう折り曲げられた形状とされていてもよい。要は用紙(ステイプル針付きの用紙)が、ステイプル針の検知が好適に行われ、かつ(下流側へ搬送する場合に)該電極の先端部に引っ掛かることなく当該電極間を好適に搬送される形状であれば種々の形状(構成)が採用可能である。なお、各区分電極は可撓性(弾性力)を有していてもよく、ステイプル針付きの用紙が隙間を通過する際に第1及び第2電極部250、260間を押し広げるようにして通紙される構成としてもよい。また、各区分電極の基端部に、隙間の幅を調節するべくバネ等の付勢手段(緩衝手段)を設けてもよい。
第2電極部260は、第1電極部250をカバーする範囲のサイズを有する板状(金属プレート)の電極板である。第2電極部260は、搬送経路404外に向けて外形視が略コ字状に開口した形状となっており、特に、第2電極部260の上流端側は、搬送されてきた用紙がニップ部(上記隙間部)へ向けて好適にガイドされるように、用紙搬送方向Tに対して所定の角度βを有して傾斜した状態に形成されている。
第1電極部250の各区分電極251〜256・・・及び第2電極部260には、それぞれ適所に後述の制御部20からの導通検知信号(信号電圧)用の配線ライン(図略)が電気的に接続されている。ただし、配線ラインは、各区分電極251〜256・・・と第2電極部260とがそれぞれ独立に導通検出可能であればいずれの配線パターンであってもよい。
次に、パンチユニット26について説明する。パンチユニット26は、用紙の一部を打ち抜き除去するパンチ処理を行うもので、例えば用紙にパンチ穴を開けたり、用紙の周縁部を部分的に欠落させたりするものである。本実施形態では、パンチユニット26は、用紙におけるステイプル針が付着している箇所、つまりステイプル針が付着している位置の周辺部を含む用紙の所定領域を該ステイプル針が付着した状態のまま打ち抜くことで、用紙からステイプル針を取り除く。パンチユニット26は、導通センサ25の下流側に設けられており、上流側の導通センサ25においてステイプル針による導通が検出されたことを受けてパンチ処理を行う。ただし、パンチユニット26を当該ステイプル針の除去専用に用いるのではなく、通常のパンチ穴を開けるものとして兼用してもよい。
図4は、パンチユニット26の一構成例を示す模式図である。同図に示すようにパンチユニット26は、パンチ刃駆動部261、パンチ刃受け部262及びパンチ屑収容部263を備えている。パンチ刃駆動部261は、パンチ刃2611を搬送経路に対して突没駆動させるものである。パンチ刃駆動部261は、搬送されてきた用紙に対してパンチ刃2611を例えば符号2612に示す方向に突出させて、用紙に当該パンチ刃の先端部の断面形状に応じた穴を開ける。
ただし、本実施形態では、図5に示すように、用紙Sの四隅(角部271〜274)やそれを含む周縁部275(用紙の端部;ペーパーエッジ部)がパンチ刃2611で打ち抜かれた箇所の状態は、周縁部275に対する内側部276における、例えば符号277、278に示す場所において所謂「穴」が開いた状態というよりも、切り欠かれた(カットされた)状態ということができる。よって以降、この周縁部の“切り欠き”を形成することを含み、パンチ穴を開けることを「パンチカットする」と表現するものとする。なお、パンチ刃2611によるパンチカット部の形状(パンチ刃2611の断面形状)は、ここでは一般的な円形(この円の径は、付着した状態のステイプル針がその円内に含まれるくらい大きな径となっている)としているが、これに限らず、ステイプル針が付いた状態でその箇所を好適にパンチカットすることが可能であれば、例えば楕円形、正方形や長方形などの多角形等、種々の形状が採用可能である。
パンチ刃受け部262は、上記突出されるパンチ刃2611を受け止めるものであり、パンチ刃駆動部261と対向配置されている。パンチ屑収容部263は、パンチ刃駆動部261及びパンチ刃受け部262によるパンチ処理によってできたパンチ屑、ここでは上記ステイプル針ごとパンチカットされたステイプル針付きの用紙屑(例えば図5に示すパンチカットされた箇所のステイプル針付きの用紙)を一時的に溜めておくことができる収容部(屑受けボックス)である。なお、パンチ屑収容部263はパンチユニット26に対して着脱自在に設けられており、ユーザにより必要に応じて取り外されて中に溜まったパンチ屑が容易に清掃可能な構造となっている。
上記パンチユニット26は、該パンチユニット26のパンチ刃2611が、図6に示すように、搬送経路404の幅方向に且つ符号281や282に示す上記区分電極の配置位置に対応する位置(例えば導通が検出された区分電極の位置であって1つの区分電極の位置又は複数の区分電極に跨る位置)に移動可能に構成されている。このパンチ刃2611の移動は、例えばベルト駆動或いはアクチュエータ駆動によって行われるようになっている。本実施形態では、パンチユニット26内にパンチ刃2611を幅方向の両端側に2個(一対)備えており、それそれが搬送用紙の例えば右半分及び左半分のパンチカットを分担し、互いに衝突しないように移動可能に構成されている。ただし、これに限らず、パンチ刃2611を1個のみ或いは3個以上備えてそれぞれ同様に移動可能に構成してもよい。また、パンチ刃2611は当該移動する構成でなくともよく、パンチカットを行う所定位置に対応する個数分だけ(複数個)固設された構成であってもよい。
搬送タイミングセンサ27は、パンチユニット26(パンチ刃2611)によってステイプル針が付着している用紙の箇所をパンチカットするべく、用紙の搬送タイミングを計るためのセンサである。搬送タイミングセンサ27は、導通センサ25の上流位置に設けられている。搬送タイミングセンサ27は、例えば赤外線等の光線を発光する発光部と、この発光された光線を受光する受光部とを備えてなるフォトセンサからなり、当該用紙の搬送タイミングを例えばフォトセンサの位置を用紙の先端が通過したことを検知する(用紙の先端部によりフォトセンサの光線が遮断されたことを検知する)ことで計測してもよい。
なお、上記ステイプル処理部600の設置箇所(設置個数)は特にこれに限定されず、例えば各給紙カセット401、402からの搬送経路や手差し給紙部403からの搬送経路、或いは原稿給送部200の搬送経路(搬入口付近)に設置してもよい。要は、ステイプル針が付着した状態で搬入される可能性がある場所であれば何れの場所に設置してもよい。
図8は、複写機1のステイプル処理機能に関する構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、複写機1は、装置全体の動作制御を司る制御部20を備えている。制御部20は、各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)、及び上記制御プログラム等をROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等からなり、操作表示部500等において入力された所定の指示情報や、本装置の各所に設けられた各センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行うものである。なお、制御部20には、ステイプル処理部600の他に、上記画像形成部100、原稿給送部200、原稿読取部300、給紙部400及び操作表示部500、或いは原稿読取部300により読み取られた原稿の画像データや図略のネットワーク等を介して外部装置から送信されてきた画像データを一時的に記憶するメモリとしての画像記憶部(図略)、及び当該画像データに対する例えばガンマ処理や拡大縮小処理といった各種画像処理を行う画像処理部(図略)などが接続されている。
制御部20は、導通検出部21、ステイプル位置特定部22、判定部23及びパンチ制御部24を備えている。導通検出部21は、導通センサ25からの出力信号(導通検知信号)に基づいて第1電極部250の各区分電極251〜256・・・と第2電極部260との間の導通の有無を検出するものである。導通検出部21は、各区分電極及び第2電極部260に対して所定の導通検知信号を出力し、具体的には、例えば信号電圧を各区分電極に常時印加しておき、第2電極部260側でこの信号電圧(導通検知信号)を検出することにより、何れの区分電極と第2電極部260とが導通したかを検出する。これにより、ステイプル針が何れの区分電極の位置に存在するかが検出される。なお、導通検出部21は、使用する用紙サイズ、すなわち操作部500等においてユーザにより選択された、或いは原稿読取部300による読み取り時に自動で検出されるなどした用紙サイズに応じて、導通検知幅つまり各区分電極251〜256・・・のうちから当該導通検知に使用する区分電極を決定(選択)し、この決定した区分電極に対してのみ上記導通検知信号を出力する。これを図6で説明すると、例えば符号283で示すA4サイズが搬送されてきた場合には、符号284で示す範囲の区分電極を使用し、例えば符号285で示すA3サイズが搬送されてきた場合には、符号286で示す範囲の区分電極を使用する。
ステイプル位置特定部22は、導通検出部21で検出された導通情報と、搬送タイミングセンサ27からの出力信号(搬送タイミング情報)を用いて、ステイプル用紙中のステイプル針の位置を特定(算出)するものである。ステイプル位置特定部22は、A4、A3等の各用紙サイズの情報、具体的には縦幅(搬送方向の用紙の長さ)や横幅の情報)を記憶するサイズ情報記憶部221を備えている。
ここで図7を用いて、ステイプル位置特定部22によるステイプル針の位置特定動作の一例について説明する。図7に示すように、搬送タイミングセンサ27、或る区分電極(前列電極群のうちの1つ)の接触位置701、及びパンチユニット26(パンチ刃2611)間の距離(間隔)はL1、L2の固定値として予め分かっている。また搬送経路404におけるステイプル用紙Sの搬送速度をVとすると、これらL1、L2における用紙搬送時間もそれぞれt1(=L1/V)、t2(=L2/V)となることが分かっている。
ステイプル位置特定部22は、ステイプル用紙Sの先端が搬送タイミングセンサ27の位置を通過した時点からの経過時間を計測し、時間t3(=L3/V)が経過した時点で接触位置701に対応する区分電極で導通が検出されたとすると、用紙中のステイプル針が付着している位置が、符号702に示す位置(この位置のステイプル針をステイプル針702とする)、すなわち幅方向における接触位置701の区分電極位置であり且つ用紙の先端から時間t3−t1(距離L3−L1)分だけ該先端から下流側の位置であると特定(判別)する。
なお、後述の判定部23によってパンチ処理を実行するか否かが判定され、パンチ処理を実行する場合には、この用紙Sはパンチユニット26へ搬送される。この際、ステイプル針702が接触位置701で導通した時点から、ステイプル用紙Sがパンチユニット26へ向けて距離L2を移動するのに要するt2時間後に、パンチユニット26をパンチ駆動することで当該ステイプル針702の箇所をパンチカットすることができる。因みに当該パンチカットされた用紙Sは、さらに下流側に搬送されて通常の画像形成(印刷)処理が施される。
ステイプル針703が、用紙先端から距離L4離れた位置にある接触位置704(後列電極群のうちの1つ)において導通検知される場合も同様に、上記L3をこのL4に置き換えたものとなり、用紙Sにおけるステイプル針703の付着位置を求めることができる。またこの場合も同様、判定部23によりパンチ処理を行うと判定された場合には用紙Sがパンチユニット26へ搬送される。
その他の箇所のステイプル針、例えばステイプル針705〜709(周縁部275だけでなく内側部276も含む任意の位置にあるステイプル針)も同様に、導通が検知された区分電極の位置と、用紙先端が搬送タイミングセンサ27位置を通過してから導通が検知されるまでの時間とから用紙におけるステイプル針の位置が特定される。
また、ステイプル針が複数例えば2つの区分電極に跨って、例えば符号Rで示す通過ルートを通過するような場合も同様に、接触位置701又は704のいずれかによる導通検知によって用紙先端からのステイプル針の位置が特定され、また、接触位置701及び704の両方の導通位置すなわち例えば接触位置701及び704の中間位置がステイプル針の位置と特定される。なお、用紙先端からのステイプル針の位置が特定された時点で判定部23によりパンチ処理を行うか否かが判定され、パンチ処理を行う場合には、パンチユニット26がこの中間位置まで移動する。
判定部23は、ステイプル位置特定部22による位置特定情報を用い、所定の判定基準に基づいてステイプル用紙に対するパンチ処理(パンチカット)を行うか否かを判定するものである。この判定基準は、ここではステイプル用紙におけるステイプル針の付着位置が周縁部(端部)であるか、内側部(中央部)であるかを判定するものである。判定部23は、ステイプル針が周縁部にある場合にはパンチ処理を実行し、内側部にある場合にはパンチ処理を実行しないと判定する。ただし、この判定基準情報は、当該判定時にステイプル位置特定部22で特定されたステイプル針位置を比較するための例えば用紙の全領域が周縁部と内側部とに区分されてなる比較パターン情報であってもよく、例えば判定部23に予め記憶されている。これを上記サイズ情報記憶部221に記憶しておいてもよい。なお、この判定基準の内容(パンチカットの実行、非実行を決定するための条件)は、ユーザによって操作表示部500等から任意に設定、変更可能とされていてもよい。また、判定部23は、判定時にサイズ情報記憶部221の用紙サイズ情報を利用してもよい。
また、判定部23は、パンチ処理を実行しないと判定した場合、装置各部にコマンドを送信して複写動作を中断させる、すなわち搬送動作や画像形成動作を停止させる。具体的には、レジストローラ415や搬送ローラ414の駆動を停止してステイプル用紙の画像形成部100(感光体ドラム101や転写ローラ106或いは定着ローラ107)への搬入を防ぐとともに複写動作を中断(画像形成動作を停止)させる。この場合、ユーザはこの搬送停止された用紙を取り出すなどのペーパー処理を行う。この際、判定部23は、ユーザに対してステイプル用紙の除去を促すべく操作表示部500等に所定のメッセージを表示させてもよい(所定の警報音を鳴らしてもよい)。判定部23は、パンチ処理を実行する場合、パンチ制御部24にパンチ駆動実行のコマンドを送信するとともに、複写動作をそのまま継続させる。
なお、上述において、ステイプル針が周縁部にある場合はパンチカットし、内側部にある場合にはパンチカットしないというのは、通常、ステイプル止めは周縁部で行うことが多く、一般的にこの周縁部は綴じ代(余白部)つまり画像形成されていない領域となっている。したがって、周縁部ではステイプル針の箇所だけ取り除くことができれば、後は通常の複写動作を行うことができる。一方、内側部ではここにパンチ穴を開けることによって、用紙にシワが入ってしまったり(用紙の“腰”がなくなる)、搬送時に用紙が「あばれる」ことになる。また、例えば中綴じされているような再利用紙では、中央部(内側部)にステイプル針が打たれているが、ここに穴をあけてしまうと、その穴の箇所に画像形成が行われず、印刷物として用をなさないものとなる可能性が高い。よって、本実施形態ではステイプル針が内側部にある場合には、パンチ処理せずにこれを取り出す構成としている。なお、取り出したステイプル用紙は、ステイプル針を取り除くことで、どこもカットされていない通常の再利用紙として活用できる。ただし、パンチ処理を実行するか否かの判定基準はこれに限定されず、任意なもの(例えばステイプル針が四隅にある場合だけパンチカットし、それ以外の箇所にある場合にはパンチカットしない。或いは逆に周縁部ではパンチカットせずに内側部でパンチカットする、等)に設定してもよい。
パンチ制御部24は、判定部23によるパンチ処理実行の指示を受けて、パンチユニット26のパンチ駆動(パンチ処理)を制御するものである。この場合、パンチ制御部24は、導通検出部21の導通検出情報やステイプル位置特定部22の位置特定情報を用いて、上述したようにステイプル針が或る接触位置において導通した時点から、ステイプル用紙がパンチユニット26(パンチ刃2611)まで移動するのに要する時間(タイミング)を計るとともに、導通が検知された区分電極の位置までパンチ刃2611が移動するよう制御する。
なお、上述においては、用紙の先端が搬送タイミングセンサ27の位置を通過した時点を当該タイミング計測の基準としているが、これに限らず、例えば用紙の後端が通過した時点を基準にしてもよい。
また、上記用紙の搬送速度Vは、制御部20等に予め記憶(設定)されている値を用いてもよいし、搬送ローラなどの回転速度等の情報から随時算出してもよい。図7において、搬送タイミングセンサ27の位置を用紙先端から後端まで通過するのに要した時間を計測することで(用紙サイズの情報はサイズ情報記憶部221のものを利用する)当該搬送速度Vを算出してもよい。
図9は、複写機1によるステイプル針付き用紙に対するパンチ処理に関する動作の一例を示すフローチャートである。まず、給紙部400(各給紙カセット401、402や差し給紙部403)からリサイクル用の用紙(裏紙)が給紙される(ステップS1)。搬送経路404を搬送されてきた用紙の搬送タイミング(用紙先端が通過したタイミング等)が搬送タイミングセンサ27により検出される(ステップS2)。導通検出部21によって導通センサ25の導通の有無が検出され、導通が検出された場合(ステップS3のYES)、ステップS3において導通検出部21により検出された導通情報と、ステップS2において搬送タイミングセンサ27により検出された搬送タイミング情報とに基づいて、ステイプル位置特定部22によりステイプル用紙中のステイプル針の位置が特定(算出)される(ステップS4)。そして、ステイプル位置特定部22による位置特定情報及びサイズ情報記憶部221に記憶される判定基準情報に基づいて、ステイプル用紙に対するパンチ処理(パンチカット)を行うか否かが判定部23により判定され、ステイプル針が用紙の周縁部(端部)にあると判定される、すなわちパンチ処理を行うと判定されると(ステップS5のYES)、判定部23によるパンチ処理実行の指示を受けて、導通検出部21の導通検出情報やステイプル位置特定部22の位置特定情報に基づいて、パンチ制御部24によってパンチユニット26が制御されて、用紙のステイプル針が付着している箇所がパンチカットされる(ステップS6)。そしてパンチカットされてステイプル針が取り除かれた用紙が画像形成部100に搬送され、当該用紙に画像形成がなされた後(ステップS7)、排出部へ排出される(ステップS8)。上記ステップS5においてステイプル針が用紙の周縁部(端部)にないと判定される、すなわちパンチ処理を行わないと判定されると(ステップS5のNO)、装置の複写動作(搬送動作)が中断(停止)され、操作表示部500等にステイプル用紙の除去を促すメッセージが表示される(ステップS9)。なお、上記ステップS3において導通が検出されなければ(ステップS3のNO)、その用紙はステイプル針が付着していないものとして画像形成部100に搬送され、ステップS7において通常の画像形成が行われる。
以上のように本発明の画像形成装置(複写機1)によれば、導通センサ25(又は後述の導通センサ800)(金属片検出手段)によって用紙に付着しているステイプル針(金属片)が検出され、ステイプル位置特定部22(位置特定手段)によって、導通センサ25による金属片検出情報に基づいて用紙(ステイプル用紙)におけるステイプル針の位置が特定され、用紙の一部を打ち抜き除去するパンチ処理が実行可能とされたパンチユニット26(パンチ制御部24)(パンチ処理手段)によって、ステイプル位置特定部22による位置特定情報に基づき、用紙のステイプル針が付着している箇所にパンチ処理が施される。このように、用紙にステイプル針が付着していることが検出されると、その用紙のステイプル針の箇所にパンチ処理が施されて該ステイプル針が(用紙ごと)取り除かれるので、当該各機能手段を例えば画像形成部100の上流部に配置することで、たとえステイプル針が付着したままの用紙が給紙されたとしても該ステイプル針を取り除くことができ、ステイプル針によって感光体ドラム101や定着ローラ107等の画像形成装置の主要部に対する損傷が与えられるのを確実に回避することが可能となるとともに、当該ステイプル針を取り除いてその用紙に対して画像形成(印字)を行うことができ、作業効率を低下させることなく用紙の再利用を行うことが可能となる。
また、上記位置特定情報に基づくパンチユニット26によるパンチ処理が実行される位置が、用紙の周縁部に設定されているので、一般的に綴じ代(余白部)であり且つステイプル針が付着している用紙の周縁部のみにパンチ処理を行い、用紙の内側部(中央部)はそのまま画像形成を行うことができ、再利用紙を有効に活用することができる。
また、判定部23(判定手段)によって、ステイプル針の付着位置が周縁部であってパンチ処理を実行すると判定された場合には、該判定部23の指示によりパンチ処理手段によるパンチ処理(周縁部に残存しているステイプル針の箇所をパンチカットする処理)が実行され、ステイプル針の付着位置が内側部であってパンチ処理を実行しないと判定された場合に、複写機1の複写動作が中断(停止)される。これにより、パンチ処理を実行しないとした場合のステイプル針が付着したままの用紙が、複写機1の主要部である画像形成部100(感光体101や転写、定着ローラ106、107)に搬送され、これらに損傷を与えてしまうことを確実に防止できる。また、用紙の周縁部でない箇所(内側部)に穴が開けられてしまうことで、当該用紙にシワが入ってしまったり、搬送が好適に行われずにジャムが発生したり、或いは内側部の画像形成される部分に穴を開けてしまいこの場所に画像形成がなされないといったことを確実に回避することができる。
また、パンチユニット26によって、搬送タイミングセンサ27(タイミング検出手段)によるタイミング検出情報と金属片検出情報とに基づいて用紙のステイプル針が付着している箇所にパンチ処理が施されるので、容易に且つ正確にパンチ処理を行うタイミングを計ることができ、ステイプル針が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができ、ひいては、ステイプル針が取り除かれずに用紙に付着したまま下流側に搬送され、装置に損傷が与えられてしまうことをより確実に防止することができる。
また、導通センサ25(後述の導通センサ800)によって、所定の導電体間におけるステイプル針の介在による導通の有無に基づいて該ステイプル針の検出が行われるので、ステイプル針の介在による導通の有無を検出するという容易な方法で確実にステイプル針の有無を検出することが可能となる。
さらに、導通センサ25は、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極251〜256・・・であって隣接位置にある区分電極をそれぞれ互いに分離して配置した電極群からなる第1電極(第1電極部250)と、該第1電極と所定距離離間した状態で対向配置された板状の第2電極(第2電極部260)とからなる。このように、導通センサ25が、互いに所定距離離間して対向配置された第1電極及び第2電極からなるので、ステイプル針の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、第1電極が用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極であって隣接位置にある区分電極がそれぞれ互いに分離して配置されているため、区分電極間に絶縁体等を設けることなく簡易な構成で、搬送方向と垂直な方向(幅方向)全域に亘って第1電極が途切れることなく密に配置することが可能となる。また、区分電極間に絶縁体等を設けないことによって、導通検出できない絶縁体の幅を考慮する必要がなくなり各区分電極の幅を例えば後述する1mmというように短くして密に配置でき、ひいてはステイプル針の位置検出の精度を高くすることができる。さらに本発明は、以下の態様をとることができる。
(A)導通センサ25は、図10、11に示すローラ対からなるもの(導通センサ800)であってもよい。この導通センサ800は、それぞれ所定の導電性材料からなる導電性を有し、軸体811、821を回転中心として回転する第1及び第2ローラ810、820からなるローラ対(謂わば電極対である)である。これら各ローラは、後述の各導電性コロ812(及び絶縁性カラー)とローラ本体822とが互いに所定距離離間した状態で(隙間を隔てて)並設されている。この隙間の距離は、ステイプル針付きの用紙が通紙可能で且つステイプル針がニップされることで導通可能となる好適な距離とされている。当該一対のローラにおける少なくとも一方のローラ、例えば第1ローラ810は、用紙の搬送方向Tと垂直な方向に複数に区分され、該各区分が互いに絶縁されたものとなっている。具体的にはこの第1ローラ810は、例えば図11に示すように、軸体811に対して複数の導電性コロ812が、該導電性コロ812と同径の円盤状の絶縁性カラー(絶縁シート)を挟み込むようにして一体的に嵌合されたものとなっている。各導電性コロ812は、その幅が上述の区分電極の幅Pと同様に、例えば1mm〜5mmの長さとなっており(これ以外の長さでもよい)、各導電性コロ812に所定の接点端子813(ここでは「く」の字状に折れ曲げられた帯状の金属板端子)が接点814で該コロ表面と摺接するように電気的に接続されている。このような導通センサ800(ローラ対)は、各導電性コロ812及び第2ローラ820が、それぞれ図2に示す導通センサ25の各区分電極251〜256・・・及び第2電極部260に相当し、各導電性コロ812及びローラ本体822毎に(互いに独立して)導通検出が行われる。この第1及び第2ローラ810、820間に用紙が通紙されたときに、該ローラ間(電極間)が導通したことが検出されると、用紙にステイプル針が存在することが検出されるのと同時に、導通が検出された導電性コロ812の位置が用紙におけるステイプル針の付着位置であると検出される。またこのローラ対型導通センサによって、ステイプル針の位置関係を(上記前列電極群及び後列電極群といったパラレルでなく)シリアルに特定することができる。
なお、この導通センサ800も、導通センサ25の場合と同様、用紙サイズに応じて、導通検知幅(導通検出に使用する導電性コロ812)が決定(選択)されてもよい。また、このローラ対型導通センサ(第1及び第2ローラ810、820)は、給紙部400の各給紙カセット401、402や差し給紙部403とレジストローラ415との間に設置されている少なくとも一対の搬送ローラ(フィードローラ)である(ただし、この場所に限定されず、本体部10のこれ以外の場所或いはADF(原稿給送部200)等に設置してもよい)。
このように、導通センサ800は、それぞれ導電性を有し、互いに所定距離離間した一対のローラであって、該一対のローラにおける少なくとも一方のローラは、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分され、該各区分が互いに絶縁されてなる。これによれば、導通センサ800が、互いに所定距離離間して対向配置された一対のローラからなるので、ステイプル針の介在による導通の有無を検出するものを簡易な構成とすることができる。また、導通センサ800が一対のローラであるため、これを例えば搬送ローラとしての機能も併せ持つものとすることで、導通検出時における用紙の搬送(搬送速度)を安定させることができ、換言すれば導通検出において用紙やこれに付着するステイプル針が該導通センサ800に引っ掛かってしまいジャム等が発生するのを防止でき、ひいてはパンチ処理を行うタイミングの精度を維持でき、ステイプル針が付着している箇所に正確にパンチ処理を施すことができる。また、導通センサ800が当該ローラ対とされることで、既存のローラ対の場所を利用することでき、省スペース化を図ることができる。
(B)上記導通センサ25における各区分電極、又は導通センサ800における各導電性コロ812は、同じ幅(ピッチ)で等間隔配置されてなくともよく、検出範囲に応じて幅が異なっていてもよい。この場合、例えば搬送方向の外側ほど密に(狭い幅で)配置し、内側ほど粗く(広い幅で)配置してもよい。
(C)上記導通センサ25の第1電極部250における各区分電極を前列電極群と後列電極群との2列に配置せずに、これ以上の列、例えば3列に配置してもよい。また、各区分電極を当該複数列に配置せずに、例えば互いに導通しないよう絶縁体(上記絶縁性カラーなど)を介在させて一列に配置してもよい。
(D)複数枚の用紙がステイプル止めされた用紙束の状態で(ステイプル針が付着したまま)給紙されてしまうことがあるが、この場合でも、同様にステイプル針を検出してステイプル針の箇所をパンチカットすることで、たとえ当該パンチカット後に用紙の重送(この場合、印刷(定着)不良等の不具合が発生する可能性がある)やジャムが発生したとしても、少なくとも下流側へのステイプル針の搬送は確実に阻止することができる。
本発明の画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す複写機における導通センサの構成の一例を概略的に示すものであり、(a)は導通センサの斜視図、(b)はその側面図である。 図2に示す導通センサの上面図であって、各区分電極の配置等について説明するための模式図である。 パンチユニットの一構成例を示す模式図である。 用紙のパンチカットする場所について説明するための模式図である。 搬送用紙に対する導通センサの各区分電極、及びパンチユニットの配置について説明するための模式図である。 搬送用紙の搬送タイミング及びステイプル針の位置特定について説明するための模式図である。 複写機のステイプル処理機能に関する構成の一例を示すブロック図である。 複写機によるステイプル針付き用紙に対するパンチ処理に関する動作の一例を示すフローチャートである。 導通センサの一変形例について説明するための図であり、(a)はこの導通センサの正面図、(b)はその側面図である。 導通センサの一変形例について説明するための図であり、この導通センサの第1ローラの詳細構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
22 ステイプル位置特定部((位置特定手段)
23 判定部(判定手段)
24 パンチ制御部(パンチ処理手段)
25、800 導通センサ(金属片検出手段)
26 パンチユニット(パンチ処理手段)
27 搬送タイミングセンサ(タイミング検出手段)
100 画像形成部
250 第1電極部(第1電極)
251〜256 区分電極
260 第2電極部(第2電極)
810 第1ローラ(ローラ)
820 第2ローラ(ローラ)

Claims (7)

  1. 用紙の一部を打ち抜き除去するパンチ処理が実行可能とされたパンチ処理手段と、
    用紙に付着している金属片を検出する金属片検出手段と、
    前記金属片検出手段による金属片検出情報に基づいて用紙における金属片の位置を特定する位置特定手段とを備え、
    前記パンチ処理手段は、前記位置特定手段による位置特定情報に基づいて、用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理を施すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パンチ処理手段によるパンチ処理が実行される位置が、用紙の周縁部に設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記位置特定情報に基づいて、金属片の付着位置が用紙の周縁部であるかこれ以外の内側部であるかに応じてパンチ処理を実行するか否かの判定を行う判定手段をさらに備え、
    該判定手段は、金属片の付着位置が周縁部であってパンチ処理を実行すると判定した場合に、前記パンチ処理手段にパンチ処理を実行させ、金属片の付着位置が内側部であってパンチ処理を実行しないと判定した場合に、装置の複写動作を中断させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記位置特定手段は、用紙の搬送タイミングを検出するタイミング検出手段をさらに備え、
    前記パンチ処理手段は、当該タイミング検出手段によるタイミング検出情報と前記金属片検出情報とに基づいて用紙の金属片が付着している箇所にパンチ処理を施すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記金属片検出手段は、所定の導電体間における金属片の介在による導通の有無に基づいて該金属片の検出を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記金属片検出手段は、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分されてなる帯状の区分電極であって隣接位置にある区分電極をそれぞれ互いに分離して配置した電極群からなる第1電極と、該第1電極と所定距離離間した状態で対向配置された板状の第2電極とからなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記金属片検出手段は、それぞれ導電性を有し、互いに所定距離離間した一対のローラであって、該一対のローラにおける少なくとも一方のローラは、用紙の搬送方向と垂直な方向に複数に区分され、該各区分が互いに絶縁されてなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011110647A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Casio Electronics Co Ltd ステイプル針除去用パンチ付きホチキス
JP2011209721A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Toshiba Corp 画像消去装置、画像消去装置に供給される記録媒体に付着する異物の判定方法
CN106315291A (zh) * 2013-08-30 2017-01-11 株式会社东芝 薄片后处理装置及薄片后处理方法

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