JP2006305789A - 筆記具 - Google Patents

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寿郎 邊見
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Abstract

【課題】 ペア商品を開発するに当たっては、内形の異なる弾性リングを2種類必要となり、つまり、ボールペンの以外形にあった弾性リングとシャープペンシルの外形にあった弾性リングが必要となり、部品としての費用も増加してしまうばかりでなく、組み立ての際に挿着ミスが発生する危険性もある。
【構成】 軸筒内に筆記体を有すると共に、軸筒の先端に柔軟性を有する筆記具保持部材を取り付けた筆記具であって、その筆記具保持部材の内面に内形の異なる少なくとも2箇所の保持部を形成した筆記具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸筒内に筆記体を有すると共に、軸筒の先端に柔軟性を有する筆記具保持部材を取り付けた筆記具に関する。
1例として、筆記体の筆記先端部外径より僅かに小内径の弾性リングを、軸筒の先端内に設けた係止段部に係合してなる筆記先端部の振れ防止装置がある。
実開平5−93884号公報
近年においては、ボールペンとシャープペンシルの組み合わせと言った、所謂、ペア商品が販売されるようになってきている。
ところで、ボールペンとシャープペンシルの外形は、一般的には相違しているのが多い。具体的に説明すると、シャープペンシルの外形は内部機構が複雑が故に、ボールペンの外形よりも太く形成されている。
従って、前記の従来技術にあっては、ペア商品を開発するに当たっては、内形の異なる弾性リングを2種類必要となり、つまり、ボールペンの以外形にあった弾性リングとシャープペンシルの外形にあった弾性リングが必要となり、部品としての費用も増加してしまうばかりでなく、組み立ての際に挿着ミスが発生する危険性もある。
本発明は、軸筒内に筆記体を有すると共に、軸筒の先端に柔軟性を有する筆記具保持部材を取り付けた筆記具であって、その筆記具保持部材の内面に内形の異なる少なくとも2箇所の保持部を形成したことを要旨とする。
本発明は、軸筒内に筆記体を有すると共に、軸筒の先端に柔軟性を有する筆記具保持部材を取り付けた筆記具であって、その筆記具保持部材の内面に内形の異なる少なくとも2箇所の保持部を形成したので、1種類の弾性リングで複数の筆記体に適応させることができると共に、組み立ての際の挿着ミスを防止することができる。
1例を図1〜図4に示し説明する。軸筒1は、後軸2と前軸3から構成されており、それら後軸2と前軸は螺合螺合部Rなどに手段によって着脱自在に固定されているが、前記後軸2と前軸3とを一体形成などしても良い。また、前軸3の前端部には、前方に向かって縮径する先部4が形成されている。符号5は滑り止め効果を有する弾性材質からなるグリップ部材であるが、そのグリップ部5材は柔軟な材質からなる内層6と、その内層6の表面に被覆され、又、内層よりも若干硬度の高い材質からなる外層7とから構成されている。ちなみに、本実施例においては、内層6にショアA硬度で10度〜20度の軟質シルコーンを用いており、外層7としてはショアA硬度で30度〜70度の薄いシリコーン皮膜を用いている。内層6の柔らかさを触感できると共に、外層7の表面へのほこりや汚れなどの付着を防止している。
また、前記前軸3の先部4の前端内面には、弾性体からなる保持部材8が圧入・固定されている。その保持部材8は、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、シリコーンゴムなどのゴム材質から形成されているが、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー、エラストマーゲル、ポリエチレンゲルなどのエラストマーであっても良く、また、アクリル樹脂や、フッ素樹脂、塩化ビニル、ポリエチレン樹脂などの弾性樹脂であっても良い。
保持部材8の前方部は前方に向かって先細りとなる円錐形状をなしており、その円錐部9が前記先部4の前端部から露出している。また、保持部材8の中間部外周には円周溝10が形成されており、その円周溝10に先部4の内周面に形成された円周突起11が嵌り込んでいる。つまり、円周突起11が円周溝10に嵌り込むことによって、保持部材8が前軸3に固定され脱落が防止されている。また、保持部材8の内面には、前方から小形部12、大形部13が形成されているが、それら小形部12と大形部13は円錐部14によって連接形成されている。その小形部12の内形は後述するボールペンのチップの外形よりも若干小形となっており、大形部13の内形はシャープペンシルユニットの先部材の外形よりも若干小形となっている。その大形部13の後部には、後方に向かって拡開する円錐部15が形成されている。ボールペンやシャープペンシルユニットを挿着する際の組み立て時における容易性を図っている。尚、前記小形12は、先部4から露出した位置に形成されており、一方、大形ぶ13は先部4の内部に位置している。
軸筒1の内部には、シャープペンシルユニット16が配置されているが、デビット式カムなどを使用してシャープペンシルユニット16を軸筒1に対して出没可能に配置しても良い。
そのシャープペンシルユニット16について説明する。芯タンク17の前方には継ぎ手18を介して芯の把持・開放を行うチャック体19が固定されており、そのチャック体19の前方にはそのチャック体19の開閉を行うチェックリング20が囲繞している。また、前軸3の内部には、その前軸3と後軸2とによって挟み込まれ固定された中螺子21が前記シャープペンシルニット16の前方部を囲繞するように配置されている。その中螺子21の内部には、前記芯タンク17やチャック体19を後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材22が配置されている。また、中螺子21の前端には、先部材23が螺合などの手段によって着脱自在に固定されている。その先部材23の内側には、繰り出される芯の後退を阻止するゴム状弾性体から形成された芯戻り止め部材24が内設している。
そして、その先部材23の外形部25が前記保持部材8の大形部13に若干圧入された状態で接触している。尚、大形部13は先部4の内部に位置しているため、その大形部13の外周は先部4の内面によって変形が阻止されている。つまり、シャープペンシルユニット16の軸筒1に対するがたつきが防止されると共に、シャープペンシルユニット16から芯を繰り出し、筆記した際、保持部材8の弾性変形によって若干は変形しながらも硬質な筆記感が得られる。
本例においては、大形部13をシャープペンシルユニット16の先部材13に接触させ保持しているが、先部材23の前端近傍を小形部12に接触・保持させても良い。小径部12によって保持させることにより、小径部12の外周部が露出しているため、比較的大きな弾性変形が得られ、その結果、筆で筆記するような柔軟な筆記感が得られる。
尚、前記保持部材8の材質は前例の通りであるが、硬度はショアA硬度で50度〜80度に設定するのが好ましいが、5度〜80度としてもほぼ同様な効果を得ることができる。しかし、50度以下では使用者の好み如何によっては筆記の際に筆記部の変形量が多くなってしまい違和感がでてしまう使用者もいる。
符号26は前記芯タンク17の後部に固定された消しゴムホルダーであって、その消しゴムホルダー26の後部には、消しゴムMと、その消しゴムMを覆うようにカバー部材27が着脱自在に取り付けられている。
図5は、軸筒1内に水性インキや油性インキを内蔵したボールペンリフィル28を配置した例である。ボールペンリフィル28は、インキを収容するためのインキタンク29とそのインキタンク29の前方に圧入・固定されたボールペンチップ30から構成されているが、そのボールペンチップ30の先端には筆記部となるボール31が回転自在に取り付けられている。
そのボールペンチップ28は、コイルスプリングなどの弾撥部材32によって後方、つまり、軸筒1に対して収納させる方向に付勢されている。符号33は前記弾撥部材32の前方への移動を規制する受け部材であって、前記保持部材8の後方であって軸筒1の内面に圧入・固定されている。また、符号34は、ボールペンリフィル28の中間部に形成された突部であって、前記弾撥部材32の一端部が形成されている。
この軸筒1の後方には、ボールペンリフィル28を前進・後退させるためのデビット式カムなど一般的な出没機構(図示せず)が配置されており、前記ボールペンリフィル28の突出状態を維持可能なものとしている。
本例においては、ボールペンリフィル28のボールペンチップ30が前記保持部材8の小形部12に若干圧入状態で接触・保持されている。小形部12は先部4から露出し、その表面の変形が規制されていないため、比較的自由に変形することができる。その結果、ボールペンリフィル28で筆記する際、ボールペンチップ30が保持部材8に保持されながらも柔軟に円周方向に移動することができ、此によって、筆のような柔軟性のある筆記感が得られる。
また、本例は出没式のボールペンであるため、その出没動作に際しては、保持部材8の円錐部14や15が案内部となり、良好な出没動作を得ることができる。
以上、軸筒1の先端から保持部材8を露出させた例を挙げ説明したが、保持部材8を露出せせることによって、万が一机上などから筆記具を落としてしまった場合の干渉部材ともなる。つまり、保持部材8が弾性変形することによって筆記具自体の係る衝撃力が緩衝させるのである。特に、出没式の筆記具にあっては、保持部材8が直接床などに激突するため、その緩衝作用は絶大である。
本発明の1例を示す正面図。 図1の要部拡大図。 保持部材を示す外観斜視図。 図3の要部断面図。 変形例を示す要部縦断面図。
符号の説明
1 軸筒
2 後軸
3 前軸
4 先部
5 グリップ部
6 内層
7 外層
8 保持部材
9 円錐部
10 円周溝
11 円周突起
12 小形部
13 大形部
14 円錐部
15 円錐部
16 シャープペンシルユニット
17 芯タンク
18 継ぎ手
19 チャック体
20 チャックリング
21 中螺子
22 弾撥部材
23 先部材
24 芯戻り止め部材
25 外形部
26 消しゴムホルダー
27 カバー部材
28 ボールペンリフィル
29 インキタンク
30 ボールペンチップ
31 ボール
32 弾撥部材
33 受け部材
34 突部

Claims (3)

  1. 軸筒内に筆記体を有すると共に、軸筒の先端に柔軟性を有する筆記具保持部材を取り付けた筆記具であって、その筆記具保持部材の内面に内形の異なる少なくとも2箇所の保持部を形成したことを特徴とする筆記具。
  2. 前記筆記具保持部材の前方部を軸筒の先端から露出させたことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 前記筆記具保持部材の内面後部に後端部に向かって拡開する円錐孔部を形成したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の筆記具。
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