JP2006304263A - 構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の装置から収容先の通信アドレスを取得可能とすることにより、誤設定を防止することが可能な構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法を提供することを目的とする。
【解決手段】構内交換機2のIPアドレスを問い合わせる通信アドレス要求通知が新規に収容されるIP電話機3aからブロードキャストで送信され、この通信アドレス要求通知を受信した構内交換機2またはIP電話機3bが、構内交換機2の記憶部またはIP電話機3bの記憶部に収容先となる構内交換機2のIPアドレスを格納していれば、この構内交換機2のIPアドレスを通信アドレス応答通知として送信する。そして、通信アドレス応答通知を受信したIP電話機3aは、記憶部に収容先の構内交換機2のIPアドレスとして格納するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、イーサネット(登録商標)で構成されたLAN(Local Area Network:以下ネットワークと略称する)を介して構内交換機に新たに端末を接続するための構内交換機システムおよび端末登録方法に関するものである。
オフィスなどで使用される内線電話機として、ネットワークを利用したIP(InternetProtocol)電話機が広まってきている。またパーソナルコンピュータ(PC)に電話機能を搭載し、着信すると構内交換機から顧客情報を受信して画面に表示するようなPC電話機が構内交換機とネットワークで接続されて、コールセンターなどで用いられるようになってきている。更にIP電話機を利用する利用者が不在の場合に、利用者宛のメッセージを蓄積し、後にそのメッセージを利用者宛のボイスメールとして送信等する音声蓄積装置があり、この音声蓄積装置もネットワークを介して構内交換機へ接続される。
このようなIP電話機、PC電話機、音声蓄積装置などの端末機器を以下に端末装置と総称する。これら様々な機能を搭載した端末装置を構内交換機に接続して、通信することでそれぞれの装置の機能を発揮して利用者の利便性を向上させている。以下の説明には、端末装置の例にIP電話機を、IP電話機を収容するIP構内交換機の例に構内交換機を使用する実施の形態を説明する。通信するネットワークはイーサネット(登録商標)上に各種通信プロトコルを用いて通信を行うLAN(以下、ネットワークと略称する)を構成している。
構内交換機には、外線または内線から着信するとその着信先の端末装置(構内交換機に接続可能な装置)が、収容している端末装置か否かを判断するための情報テーブルが設けられている。この情報テーブルには交換機接続情報として、端末装置を識別できる識別情報、通信アドレス、内線番号、着信グループなどが関連付けられて格納されている。従って、収容する端末装置を新設する場合には、この構内交換機の情報テーブルに、新設する端末装置の各種情報を設定する必要がある。一方、新設する端末装置側においても、収容先となる構内交換機の通信アドレスを設定する必要がある。端末装置の設定は、通信元であるこの端末装置の通信アドレスと、通信先となる収容される構内交換機の通信アドレスなどである。
通信アドレスは、ネットワークがTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の場合IPアドレスと呼ばれ、現在広く普及しているIPv4(Internet Protocol Version 4)の場合、8ビットずつ4つに区切られた32ビットの数値が使用されている。
通信元となるIPアドレスは、ネットワークにDHCP(Dynamic Host ConfigurationProtocol)サーバを配置するか、または新設する端末装置が収容される構内交換機にDHCPサーバの機能を持たせることで、ネットワークに接続するだけで割り当てることができる。ネットワークに端末を追加削除する技術に関しては、ATMネットワークであるが(特許文献1)に記載されたものがある。
特開平10−303915号公報
しかしながら上記従来の技術では、様々な端末装置を新設・増設する場合に、構内交換機を含むシステムの情報テーブルの更新と、端末装置を収容する収容先の構内交換機の通信アドレスの設定とを、手操作で行う必要があった。構内交換機の情報テーブルの更新は1台のみ行えばよいが、構内交換機の通信アドレスの設定は、施設する構内交換機の台数が多ければ多いほど煩雑な作業となるので、時間を要するだけでなく誤設定をしてしまうおそれがあるといった問題があった。
そこで本発明は、構内交換機の接続設定を容易かつ正確に行なうことが可能な構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法を提供することを目的とする。
新たにネットワークに接続された端末装置は構内交換機の通信アドレスを問い合わせる通信アドレス要求通知をネットワークへブロードキャスト送信する。この通信アドレス要求通知を受信した既に接続収容されている端末装置が、収容先となる構内交換機の通信アドレスを記憶していれば、この収容先となる構内交換機の通信アドレスを通信アドレス応答通知として送信するものである。
新たにネットワーク上に接続される端末装置は、収容先となる構内交換機の通信アドレスをネットワーク上から取得し、構内交換機との間で通信動作を開始することができる。従って、作業者は手操作で構内交換機の設定をする必要が無く、構内交換機の誤設定を防止して構内交換機の接続設定を容易かつ正確に行なうことが可能となる。
本願の第1の発明の構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法は、複数の端末装置と複数の構内交換機とに接続する通信部と、複数の端末装置の識別情報と所定の端末装置の接続情報とを記憶する記憶部と、複数の端末装置のうち一の端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する接続情報が記憶手段にある場合、接続情報を一の端末装置を含む複数の端末装置及び複数の構内交換機にブロードキャスト送信する制御部と、を具備することを特徴としたものである。
従って、新設される他の端末装置は、収容先となる構内交換機の通信アドレスを通知して貰えるので、この通知された構内交換機の通信アドレスを収容先として登録要求をすることで、構内交換機の接続設定を容易に行なうことが可能となる。また、新設される他の端末装置からは、通信アドレス要求通知がブロードキャストで送信されるので、同じブロードキャストドメインであれば、新設する端末装置は収容先の構内交換機および既設の端末装置へ通信アドレス要求通知を送信することができる。
特に第2の発明は、識別情報は端末装置を識別するためのMACアドレスであり、接続情報は識別情報、IPアドレス、および端末装置を収容する構内交換機のIPアドレスを互いに対応させて構成したことを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、簡易な構成で構内交換機の接続設定を容易に行なうことが可能となる。
特に第3の発明は、記憶部は、さらに、複数の端末装置に対する応答を待機するための応答遅延時間を記憶し、制御部は、複数の端末装置のうち一の端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する接続情報が記憶部にある場合、さらに、応答遅延時間を経過するまで一の端末装置への接続情報の送信を遅延させることを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、応答遅延時間を経過するまで一の端末装置への接続情報の送信を遅延させるので、ネットワークのトラフィックが一時に集中することを抑制することができる。従って、ネットワークの負荷増大を効率よく防止できる。
特に第4の発明は、制御手段は、応答遅延時間の間に他の構内交換機または他の端末装置から一の端末装置の接続情報を受信した場合、一の端末装置の接続情報の送信を中止することを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、この所定の時間中に他の装置から接続情報の送信を受信すると、自身が送信しようとする接続情報の送信を中止するので、ネットワークの負荷が高くなることを防止することができる。
特に第5の発明は、制御部は、接続情報を問い合わせる通信アドレス要求通知を受信すると、記憶部を検索して収容すべき端末装置の接続情報が含まれる場合に、構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信し、通信アドレス応答通知に基づき収容先への登録を要求する登録要求通知を受信すると、記憶部に端末装置を登録し、接続情報を含む登録応答通知をユニキャスト送信することを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、構内交換機が交換機接続情報を記憶していれば、この構内交換機から、端末装置の収容先となる構内交換機の通信アドレスを通信アドレス応答通知として通知して貰えるので、この通知された構内交換機の通信アドレスを収容先として設定することで、接続先の手操作による設定が不要となる。この通信アドレス応答通知は、記憶部に交換機接続情報を格納した構内交換機であれば通知することが可能であるので、収容先となる構内交換機でも、収容先ではない他の構内交換機であっても、端末装置に通信アドレス応答通知を送信することが可能となる。また、接続情報を含む登録応答通知をユニキャスト送信するので、ネットワークの負荷が高くなることを防止することができる。
特に第6の発明は、通信アドレス要求通知は端末装置の識別情報を含み、通信アドレス応答通知は端末装置を収容する構内交換機の接続情報を含むことを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、簡易な構成で構内交換機の接続設定を容易に行なうことが可能となる。
特に第7の発明は、制御部は、通信部が他の構内交換機または他の端末装置から通信アドレス応答通知を受信すると、構内交換機自身が送信しようとする通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、通信アドレス応答通知を送信する前に他の通信アドレス応答通知を受信すると、送信しようとする通信アドレス応答通知を中止するので、ネットワークの負荷が高くなることを防止することができる。
特に第8の発明は、制御部は、通信アドレス要求通知を受信すると、記憶部を検索して接続情報のなかに収容すべき端末装置が含まれ、かつ、通信部が他の通信アドレス応答通知を受信することがなかった場合に、収容先の構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信することを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、通信部が他の通信アドレス応答通知を受信することがなかった場合に、収容先の構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信するので、無駄な通信アドレス応答通知の送信を減少させ、ネットワークの負荷が高くなることを防止することができる。
特に第9の発明は、構内交換機は、さらに時間を計測するタイマを有し、接続情報は応答遅延時間を含み、タイマの計測時間は応答遅延時間と構内交換機自身のアドレスとに基づいて制御部が算出して定めた時間値であり、制御部は通信アドレス要求通知を受信するとタイマの計測を開始して通信アドレス応答通知の送信を待機し、計測時間の間に通信部が他の通信アドレス応答通知を受信した場合は通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とした構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法である。従って、計測時間の間に通信部が他の通信アドレス応答通知を受信した場合は通信アドレス応答通知の送信を中止するので、ネットワークのトラフィックを抑制することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る端末装置、構内交換機を用いた構内交換機システムの構成を図1に基づいて説明する。ここでは、端末装置(構内交換機接続装置)がIP電話機である場合を一例として構内交換機システムの構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る構内交換機システムの構成を示す図である。
<構内交換機システムの構成>
図1において、構内交換機システム1は、構内交換機2(2a〜2c)と、IP電話機3(3a〜3c)とを備えている。構内交換機2は、構内交換機2a(収容先)と、構内交換機2bとが同じブロードキャストドメインのネットワークW1に接続されている。またネットワークW1には、IP電話機3aと、IP電話機3bとが接続されている。なお、ここでの構内交換機2は構内の交換機(一例として交換機を説明する、機能実現のためにはコールサーバも含まれる)を示すものとする。
ネットワークW1とルータ4を介して接続されるネットワークW2には、構内交換機2c,2dと、IP電話機3cとが接続されている。このネットワークW1,W2は、本実施の形態ではTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で通信されるLAN(Local Area Network)としているが、それぞれが通信可能であれば他の通信プロトコルであってもよい。
図1においては、IP電話機3は説明の便宜上3台のみを図示しているが、3台以上接続されていてもよい。端末装置は、構内交換機2と通信するものであれば、IP電話機3に限られず、音声自動応答装置(Telephone Answering Machine:TAM)等でもよい。なお、図1においては、ハブなどのネットワーク集線装置や、DHCPサーバなどの図示を省略している。
<構内交換機の構成>
次に、構内交換機2の構成について図2に基づいて説明する。図2は、図1の構内交換機の構成を示す図である。構内交換機2は、ネットワークW1,W2とのインターフェイスである通信部21と、構内交換機2との間で行なう情報の構内交換機能の制御を行う制御部22と、データやプログラムを記憶する記憶部26とを有している。
通信部21は、構内交換機2とネットワークW1,W2との間のインターフェイスであって、ネットワークW1,W2を介して構内交換機2相互間でシステムデータを通信することができる。この通信部21によるシステムデータの通信は、構内交換機2の間でシステムデータの連携を実現するためのものであり、通信部21は本実施の形態における後述の交換機接続情報を更新することもできる。なお、システムデータを連携するためには、以下に詳述するシステム構成の他にセンターシステムを用いてシステムデータを配信することも可能であるが、本発明の主題とするところではないので説明は割愛する。
通信部21は、着信した呼に対して通話路スイッチへの接続や切断等を制御するものである。また、通信部21は呼に対して話し中を示すビジー音や、着信中を示す音などの状態に応じた音声を送信する機能を有している。
さらに、通信部21は、収容するIP電話機3に対して話し中を示すビジー音や、着信中を示すリングバックトーンなどの状態に応じた音(ブログレストーン)を送信する機能を有している。IP電話機3から送信される通信アドレス要求通知(収容先の構内交換機2のIPアドレスを要求する通知)や、登録要求通知(収容先の構内交換機2への登録設定を要求する通知)は、通信部21を介して制御部22へ通知される。また制御部22からの通信アドレス応答通知(通信アドレス要求通知に対する応答通知)や、登録応答通知(登録要求通知に対する応答通知)も、この通信部21を介して収容するIP電話機3へ通知される。通信部21は、収容するIP電話機3とブロードキャストまたはユニキャストで通信するときは、制御部22からの制御により通信を行う。
制御部22は、ネットワークW1,W2を介した通信制御手順や、呼の発着信に関するパケットの制御や、装置全体の制御を行う。制御部22は、パケットの制御により情報の交換制御を実現する手段として交換部23を備えている。交換部23は、従来のデジタル交換との連携を実現するために時分割スイッチ機能を併用(具備)することも可能である。
さらに、制御部22は時間計測手段であるタイマ24を装備している。タイマ24は制御部22のCPU(図示省略)に1チップ集積された周辺制御機能の一部として併設されている。例えば、タイマ24は、CPUクロック信号を計数して時間計測結果を得る。従って、タイマ24は、計数値をプログラムすることによってプログラマブル・タイマとして機能する。実施の形態1でのタイマ24は、後述する時間制御に関する機能を有している。
記憶部26は、揮発性メモリであるDRAM27、不揮発性メモリのフラッシュメモリ28、および周辺の制御回路(図示せず)とから構成される。DRAM27はデータの一次記憶用としてシステム運用プログラムや各種設定データの記憶に用いる。例えば、DRAM27には容量128MバイトのDRAM−ICを使用する。
フラッシュメモリ28は、制御プログラムや設定情報の記憶用として、例えば、容量128Mバイトのハードディスク、フラッシュメモリ−IC、SDカードメモリを用いる。特に、SDカードメモリは着脱可能であるからシステム運用プログラムの更新の際には、記憶内容の一部書換はもちろん、カード交換でも対応することができる。
フラッシュメモリ28が記憶する設定情報としては、例えば、IP電話機3(端末)を識別する識別情報と、IP電話機3を収容する収容先の構内交換機(PBX)の通信アドレスとが関連(対応)づけられた交換機接続情報(情報テーブル)がある。
IP電話機3を識別する識別情報は、本実施の形態1ではMAC(Media Access Control)アドレスとしている。なお、IP電話機3の識別情報としては構内交換機システム1内で他のIP電話機3と識別できればよいので、IP電話機3に割り当てられたIPアドレスや、構内交換機2が割り当てたシステム番号や、内線番号でもよい。MACアドレスは、IP電話機3を移設して異なる場所から接続したとしてもその値は変わらないため、端末装置の識別情報としては望ましい。構内交換機2とIP電話機3のMACアドレスは製品完成時に1台ごとに記憶部26に書き込んで出荷される。
さらに、IP電話機3の識別情報としては上述のMACアドレスに加えて、構内交換機システム1に連携可能な通信アドレス要求通知のコマンドパケットであってもよい。なぜなら、新たにIP電話機3をネットワークW1に接続する場合は、通信アドレス要求通知を発信できること自体が構内交換機システムに連携可能なIP電話機3であることを示しており、これにより本発明の接続制御を開始することを可能としているからである。したがって、本実施の形態における識別情報は、通信アドレス要求通知を発信できることを示すとともに、MACアドレスを含む広い意味に使用する。
ここで、記憶部26に格納(記憶)される交換機接続情報を図3に基づいて詳細に説明する。図3は、図2の記憶部に格納される交換機接続情報を説明する図である。図3(A)〜(D)では、構内交換機2aの記憶部26の内容の一例を示している。図3(A)は構内交換機の自アドレスを示す図であり、図3(B)は交換機接続情報の情報テーブルを示す図であり、図3(C)は収容先構内交換機番号と構内交換機のIPアドレスを対応させた情報テーブルを示す図であり、図3(D)は構内交換機用応答遅延時間の情報テーブルを示す図である。
図3(A)に示すように、記憶部26には構内交換機2に割り当てられた「192.10.3.10」が自アドレス(構内交換機IPアドレス)として格納されている。また、自身のMACアドレス(構内交換機MACアドレス)「78:90:AB:CD:11:10」が製品出荷時(構内交換機システム1への接続前)に格納されている。
図3(B)に示すように、交換機接続情報は、内線番号と、内線名称と、電話機タイプと、IPアドレスと、MACアドレスと、収容先の構内交換機2の構内交換機番号とを含む情報がそれぞれ関連(対応)づけられて記憶部26に格納されている。交換機接続情報は、これらの情報の他に着信グループ情報や、IP電話機3が有する機能キーの機能を定義する情報などを含んでいる(図示せず)。また、収容先の構内交換機2の構内交換機番号は、図3(C)に示す構内交換機2のIPアドレスと関連づけられて格納されている。なお、以下の説明ではこれらの情報を総称して接続情報という場合がある。
図3(D)に示す構内交換機用応答遅延時間の情報テーブルは、IP電話機3から通信アドレス要求通知を受信した際に、IP電話機3へ通信アドレス応答通知を送信するまでの遅延時間を示す情報である。
図2に戻って、構内交換機2の制御部22は、記憶部26に格納された交換機接続情報と、他の構内交換機2の記憶部26に格納された交換機接続情報とを同じ内容にする機能を備えている。これは、図1に示す複数台の構内交換機をシステム運用するための機能であり、前述のシステムデータ連携の機能である。例えば、IP電話機3を構内交換機システム1に新設するために、構内交換機2aの交換機接続情報を更新すると、構内交換機2aは構内交換機2bおよび構内交換機2cと、通信部21、およびネットワークW1,W2とを介して通信を行い構内交換機2bおよび構内交換機2cとの交換機接続情報を更新する。また、制御部22は新設されたIP電話機3から収容先の構内交換機2のIPアドレスを要求する通信アドレス要求通知が通知されると、記憶部26を検索して新設されたIP電話機3のMACアドレスに関連づけられた収容先となる構内交換機2のIPアドレスを通信アドレス応答通知として通知する機能を備えている。
また、タイマ24は時間計測手段である。通信アドレス要求通知を受信した時、制御部22はタイマ24を起動する。タイマ24により所定の時間を計測し、その時間遅延(一時待機)させた後、制御部22は通信アドレス応答通知を送信する。制御部22は、通信アドレス応答通知を遅延させている間、他の構内交換機2またはIP電話機3からの他の通信アドレス応答通知を受信すると、通信アドレス応答通知の送信を中止する。このように制御部22は、通信アドレス要求通知を受信した後に所定時間待機することによって、ネットワークW1,W2上に通信アドレス応答通知が一斉に送出されることによるパケットの衝突を防止する。
タイマ24による遅延時間の所定範囲は、例えば、各構内交換機2のそれぞれは0秒から1.0秒以内とし、遅延時間は、その範囲の中でランダムに選択することで任意の時間とすることができる。例えば、システムの上位から順に0.1秒、0.2秒・・などと設定することができる。設定した遅延時間は構内交換機用応答遅延時間の情報テーブルとして記憶部26に格納される。
更に、制御部22は、IP電話機3から送信される収容を要求する登録要求通知に対して、登録要求通知に含まれる送信元のIP電話機3のMACアドレスが、記憶部26に格納された交換機接続情報にある場合、このMACアドレスに関連付けられた構内交換機2のIPアドレスが、他の構内交換機2のIPアドレスであれば、このIPアドレスの登録不可を示す応答通知で返信する。また、このIPアドレスが自装置であれば、登録可を示す応答通知を送信する機能を備えている。
<IP電話機の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る構内交換機接に収容する端末装置の一例であるIP電話機3の構成について、図4に基づいて説明する。図4は、図1のIP電話機の構成を示す図である。図4に示すように、IP電話機3は、ネットワークW1,W2と接続する端末通信部31(以下、通信部と略称する)と、表示部34と、操作部35と、音声変換部36と、端末記憶部33(以下、記憶部と略称する)と、端末制御部32(以下、制御部と略称する)と、端末タイマ37(以下、タイマと略称する)を備えている。
通信部31は、ネットワークW1,W2を介して構内交換機2または他のIP電話機3と通信する。IP電話機3が、構内交換機2または他のIP電話機3と、ユニキャストまたはブロードキャストで通信するときは、制御部32からユニキャストまたはブロードキャストのいずれかを指示され、この通信部31を介して通信が行われる。
表示部34は、操作部35から入力された発信先の電話番号や、着信したときの発信元の電話番号などを表示する液晶表示パネルである。操作部35は、ダイヤルを入力する数字キーと、ピックアップや保留やリダイアルなどが割り当てられた機能キーとを備えている。音声変換部36は、制御部32が通信部31を介して受信した通話の音声データを、アナログ信号である音声へ変換したり、音声を入力して音声データへ変換して制御部32へ通知したりする機能を備えている。
記憶部33は、構内交換機2と同様に、揮発性メモリと、不揮発性メモリ、および周辺回路とから構成される。両者は共に小容量であり一括して記憶部33と総称する。揮発性メモリはデータの一次記憶用として運用プログラムや各種設定データの記憶に用いる。不揮発性メモリを制御プログラムや設定情報の記憶に用いる点も構内交換機2と同様である。設定情報としては、例えばIP電話機3の通信アドレスであるIPアドレスや、通話の際の送信先アドレスである収容先の構内交換機2のIPアドレスが格納されている。
制御部32は、通信部31を介して収容先の構内交換機2と通信し、操作部35から入力された発信先電話番号へ発呼したり、音声変換部36からの通話を通話データとして送信したり、また構内交換機2からの通話データを音声変換部36へ通知したりする。また制御部32は、他のIP電話機3からの通信アドレス要求通知を受信すると、記憶部33に格納された収容先の構内交換機2のIPアドレスを通信アドレス応答通知として送信する機能を備えている。
制御部32は、時間計測手段であるタイマ37を備えている。ハードウェア構成は構内交換機2と同様である。通信アドレス要求通知を受信した時、制御部32はタイマ37を起動する。タイマ37により所定の時間を計測し、その時間遅延させた後、制御部32は通信アドレス応答通知を送信する。タイマ37を用いた制御部32の動作は構内交換機2の場合と同様である。
更に制御部32は、構内交換機2からのリスタート要求通知を受信した場合の動作を制御する。リスタート要求通知を受信すると、IP電話機3は初期状態となり記憶部33に格納された構内交換機2のIPアドレスを送信先として収容を要求する登録要求通知を送信する。この登録要求通知は、構内交換機2からのリスタート要求通知を受信したことを契機に送信される以外に、操作部35を作業者が操作することで送信されるようにすることもできる。ここでは、制御部32はリスタート要求通知を受信すると、制御部32が登録要求通知を送信するので、構内交換機2からのリスタート要求通知を契機とするのが望ましい。
図5は、図4の記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。図5ではIP電話機3aの記憶部33が記憶する情報の内容について示している。記憶部33には、割り当てられた「192.10.3.1」がIP電話機3aの自アドレスとして格納され、「192.10.3.10」が収容先の構内交換機2aのIPアドレスとして格納されている。また、自身のMACアドレス「78:90:AB:CD:EF:12」と、電話機用応答遅延時間テーブルとが製品出荷時(構内交換機システム1への接続前)に格納されている。IP電話機3のMACアドレスは、この記憶部33に格納されている。
タイマ37による遅延時間の所定範囲は、例えば、1.0秒から4.0秒以内とし、遅延時間は、その範囲の中で任意の時間とすることができる。例えば、収容先の構内交換機2に登録を済ませると、IP電話機3の最短遅延時間値を知ることができる。例えば、前述の構内交換機2の場合は1.0秒であることがわかる。そこで例えば、制御部32は自身のMACアドレスまたはIPアドレスの下位桁数値から0.1秒単位に計算して1.5秒を算出し、電話機用応答遅延時間テーブルに記憶することによって、設定を完了する。以上、図5で説明した各情報を総称して端末接続情報と略称する。
<構内交換機システムの動作>
以上のように構成される本発明の構内交換機システムの動作を、図6〜図9に基づいて説明する。ここでは、新設される端末装置をIP電話機3aとし、その収容先を構内交換機2aとした場合の基本動作について説明する。
図6は、本発明の実施の形態1に係る構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャートである。図7は、図6における新設のIP電話機の動作を説明するフローチャートであり、図8は、図6における構内交換機の動作を説明するフローチャートであり、図9は、図6における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャートである。
構内交換機2の記憶部26に格納された交換機接続情報については、図3(B)に示すように収容先である構内交換機2aでは新設されるIP電話機3aの内線番号、内線名称、IPアドレス、MACアドレスなどは設定済みとし、構内交換機2b,2cでは構内交換機2同士が通信を行って更新されて、記憶部26内の情報が同じ内容になっているものとする。また、IP電話機3aのIPアドレスは、図1において図示しないDHCPサーバにより割り当てられ、IP電話機3aの記憶部33に設定されているものとする。
図6のs(ステップ)10において、まずIP電話機3a(新設)から収容先となる構内交換機2aのIPアドレスの取得要求である通信アドレス要求通知が、ブロードキャストでネットワークW1へ送信される。すなわち、IP電話機3aの制御部32は、ブロードキャストでネットワークW1へ通信アドレス要求通知を送信する(図7のST110)。
構内交換機2a,2bは、ネットーワークW1を介して所定のメッセージを受信したか否かを確認している(図8のST210)。同じブロードキャストドメインには、構内交換機2a,2bとIP電話機3bとが接続されているので、それぞれがこの通信アドレス要求通知を受信する(図8のST210、YES)(図8のST220、YES)。新設されるIP電話機3aからは、通信アドレス要求通知がブロードキャストで送信されるので、既設のIP電話機3bや構内交換機2bのIPアドレスを、新設されるIP電話機3aへ通知していなくても、通信アドレス要求通知をIP電話機3bや構内交換機2bに到達させることができる。
ネットワークW1とネットワークW2とは異なるブロードキャストドメインなので、IP電話機3aがブロードキャストで送信した通信アドレス要求通知は、ルータ4を通過することができない。このため、IP電話機3aからの通信アドレス要求通知は、構内交換機2cおよびIP電話機3cへは到達しない。
IP電話機3aが送信した通信アドレス要求通知を受信した構内交換機2a,2bの制御部22は、この通信アドレス要求通知に含まれる送信元であるIP電話機3aのMACアドレスが、記憶部26に格納された交換機接続情報内にあるか否かを判断する。そして、送信元のIP電話機3aのMACアドレスが交換機接続情報にある場合には(構内交換機2a)、IP電話機3aの収容先構内交換機番号に関連付けられた構内交換機IPアドレスを記憶部26から取得する。
構内交換機2aの制御部22のタイマ24が遅延時間を計測して、予め設定した所定時間を経過したら(図8のST230、YES)、制御部22は、この構内交換機2aのIPアドレス「192.10.3.10」を通信アドレス応答通知に含めてブロードキャストで送信する(図8のST240)。このとき、構内交換機用応答遅延時間の設定が0秒であれば即時に通信アドレス応答通知は送信される(s20)。
構内交換機2は、IP電話機3aの識別情報であるMACアドレスに基づいて通信アドレス応答通知を送信するか否かを判断するので、不正に通信アドレス要求通知を送信するIP電話機3などの端末装置がネットワークW1に接続されていたとしても、不正な装置に誤って収容先の構内交換機2のIPアドレスを通知することを防止できる。構内交換機2bは、通信アドレス応答通知を送信する遅延時間(構内交換機用応答遅延時間)が、例えば0.5秒であった場合には、タイマ24で0.5秒計測して0.5秒間待つ(s30)。すなわち、構内交換機2bは、構内交換機用応答遅延時間を経過するまで一時待機し(図8のST230、NO)、この間通信アドレス応答通知を受信したか否かを判断する(図8のST250)。
IP電話機3bは、通信アドレス要求通知を受信したか否かを確認している(図9のST410)。IP電話機3bは、通信アドレス要求通知を受信すると(図9のST410、YES)、記憶部33に格納された収容先の構内交換機2aのアドレスを通知するが、構内交換機2bと同様に、制御部32のタイマ37により1.0秒より大きい値の遅延時間分だけ一時待機する(s40)。すなわち、IP電話機3bは、構内交換機用応答遅延時間を経過するまで一時待機し、この間通信アドレス応答通知を受信したか否かを判断する(図9のST420,ST440)。
構内交換機2aからブロードキャストで送信された通信アドレス応答通知は、IP電話機3aだけなく、IP電話機3bおよび構内交換機2bへも到達する(s50)。ここでもしも、IP電話機3bの制御部32のタイマ37が遅延時間を計測し、通信アドレス応答通知を受信する前に予め設定した所定時間を経過したら(図9のST420、YES)、制御部32は、この構内交換機2aのIPアドレス「192.10.3.10」を通信アドレス応答通知に含めてブロードキャストで送信する(図9のST430)。
構内交換機2aから送信された通信アドレス応答通知を受信したIP電話機3bおよび構内交換機2bは(図8のST250、YES)(図9のST440、YES)、通信アドレス応答通知の送信を中止する(s60)(図8のST260)(図9のST450)。IP電話機3bおよび構内交換機2bは、送信しようとしている通信アドレス応答通知を、構内交換機2aから送信された通信アドレス応答通知を受信することで中止するので、余分な通知がネットワークW1に送信されることを防止できる。従って、トラフィック量の増大を抑制することができる。
また、構内交換機2aおよび構内交換機2bと、IP電話機3bとで、通信アドレス応答通知を送信する際の遅延時間を異なる範囲としている。従って、遅延時間をランダムな値としても遅延時間を異なる範囲としているので、その範囲の中で遅延時間が決定されることになる。そしてその範囲は、構内交換機2とIP電話機3とを比べて構内交換機2を短い範囲の時間としているので、必ず構内交換機2側から先に通信アドレス応答通知が送信される。従って、構内交換機2と比較して多数接続されることが多いIP電話機3からの通信アドレス応答通知は抑止されるので、通信アドレス応答通知を受信して応答の処理の遅延により送信される余分な通信アドレス応答通知を抑止することができる。
構内交換機2aのIPアドレスを通信アドレス応答通知で受信したIP電話機3aの制御部32は、この構内交換機2aのIPアドレスを記憶部33の収容先となる構内交換機アドレスとしてIPアドレス「192.10.3.10」を格納する(図7のST120,ST130)。
IP電話機3aの制御部32は、このIPアドレスを送信先アドレスとした登録要求通知をユニキャストで構内交換機2aへ送信する(s70)(図7のST140)。構内交換機2a,2bが、ネットーワークW1を介して所定のメッセージを受信した場合であって(図8のST210、YES)、そのメッセージが通信アドレス要求通知でない場合(図8のST220、NO)、構内交換機2a,2bはこのメッセージが登録要求通知であるか否かを判断する(図8のST270)。ここでは、登録要求通知が構内交換機2aに送信されるので、構内交換機2aは、受信したメッセージは登録要求通知であると判断する(図8のST270、YES)。
そして、構内交換機2aは、IP電話機3aから送信された登録要求通知に基づいて、IP電話機3aが登録要求に該当するIP電話機であるか否かを確認する(図8のST280)。
構内交換機2aが、IP電話機3aは登録要求通知に対応するIP電話機であると判断すると(ST280、YES)、構内交換機2aはIP電話機3aを記憶部26に登録し、登録完了を示す登録応答通知(OK)をIP電話機3aへ送信する(s80)(図8のST290,ST300)。一方、構内交換機2aが、IP電話機3aは登録要求通知に対応するIP電話機でないと判断すると(ST280、NO)、登録の不許可を示す登録応答通知(NG)をIP電話機3aへ送信する(s80)(図8のST310)。
IP電話機3aの制御部32は、構内交換機2aからの登録応答通知を受信すると(図7のST150、YES)、この登録応答通知が登録OKを示すか登録NGを示すかを判断する(図7のST160)。
登録応答通知が登録NGを示す場合(ST160、NG)、IP電話機3aの制御部32は、ST140〜ST160の処理を繰り返す。一方、登録応答通知が登録OKを示す場合(ST160、OK)、IP電話機3aは構内交換機システム1への登録処理を完了する。構内交換機2aにおいてIP電話機3aの登録が完了すると、構内交換機2aはIP電話機3aへの着信があればIP電話機3aに対して通知を行うよう制御を開始する。
このように、新設されるIP電話機3aは、IP電話機3aのMACアドレスが収容先となる構内交換機2aのIPアドレスと関連付けされて構内交換機2aの交換機接続情報内にあれば、新設されるIP電話機3aは収容先となる構内交換機2aから収容先となる構内交換機2aのIPアドレスを通知して貰える。新設されるIP電話機3aは、この通知された構内交換機2aのIPアドレスを収容先として設定することで、手操作での構内交換機2aの設定が不要となる。従って、構内交換機システム1における構内交換機2aの誤設定を防止することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、通信アドレス応答通知を送信する際の遅延時間が、収容先の構内交換機2aの方が構内交換機2bより短い時間である例を説明した。すなわち、実施の形態1では、IP電話機3aの収容先となる構内交換機2aが通信アドレス応答通知を送信している。
実施の形態2では、収容先の構内交換機2aの方が、通信アドレス応答通知を送信する際の遅延時間が構内交換機2bより長い時間の場合について説明する。なお、実施の形態2の構内交換機システム1の構成は、実施の形態1で説明した構内交換機システム1の構成(図1から図5)と同一の内容であるため、その説明は省略する。
図10は、本発明の実施の形態2に係る構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャートである。図11は、図10における新設されるIP電話機の動作を説明するフローチャートであり、図12は、図10における構内交換機の動作を説明するフローチャートであり、図13は、図10における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャートである。
なお、以下の構内交換機システム1の動作において、実施の形態1の構内交換機システム1と同様の動作についてはその説明を省略する。なお、図11に示すST510〜ST560の各動作は、図7に示したST110〜ST160の処理に対応する。また、図12に示すST610〜ST710の各動作は、図8に示したST210〜ST310の処理に対応し、図13に示すST810〜ST850の各動作は、図9に示したST410〜ST450の処理に対応する。
図10におけるs10の動作は、IP電話機3aが、通信アドレス要求通知を送信する図6のs10と同様の動作であるため、その説明を省略する。IP電話機3aが送信した通信アドレス要求通知を受信した構内交換機2bの制御部22は、制御部22のタイマ24によって遅延時間を計測する。タイマ24による計測時間が、予め設定した所定時間を経過したら、制御部22は、この構内交換機2bのIPアドレス「192.10.4.10」を通信アドレス応答通知に含めてブロードキャストで送信する(s100)。
構内交換機2aは、通信アドレス応答通知を送信する遅延時間が構内交換機2bより長いので一時待機状態となる(s110)。すなわち、構内交換機2aは、構内交換機用応答遅延時間を経過するまで一時待機し、この間通信アドレス応答通知を受信したか否かを判断する。またIP電話機3bは、構内交換機2a,2bより更に遅延時間を長い範囲としているので、構内交換機2aより更に遅いタイミングまで遅延(一時待機)することとなる(s110)。
構内交換機2bから送信された通信アドレス応答通知は、ブロードキャストなのでIP電話機3aだけでなく、構内交換機2aおよびIP電話機3bへも到達する(s120)。構内交換機2bから構内交換機2aのIPアドレスを通信アドレス応答通知で受信したIP電話機3aの制御部32は、この構内交換機2aのIPアドレスを収容先となる構内交換機アドレス(IPアドレス「192.10.4.10」(図3参照))として記憶部33に格納する。
構内交換機2bから送信された通信アドレス応答通知を受信したIP電話機3bと、構内交換機2aは、通信アドレス応答通知の送信を中止する(s130)。IP電話機3aは、構内交換機2bに対して登録要求通知を行う(s140)。
構内交換機2bは、登録要求通知に含まれる送信元であるIP電話機3aのMACアドレスが、記憶部26に格納された交換機接続情報にあるか否かを判断する。そして、送信元のIP電話機3aのMACアドレスが自身の交換機接続情報に存在せず、正しくは構内交換機2aであることを交換機接続情報に基づいて判断する。そして、IP電話機3aの正しい収容先構内交換機番号に対応付けられた構内交換機IPアドレスを記憶部26から取得する。そして、構内交換機2bへの登録がNGである旨の登録応答通知(NG)と共に、正しい構内交換機2aのIPアドレスをIP電話機3aに送信する(s150)。
正しい構内交換機2aのIPアドレスを得たIP電話機3aは、構内交換機2aに対して登録要求通知をユニキャスト送信する(s160)。構内交換機2aは、登録要求通知に含まれる送信元であるIP電話機3aのMACアドレスが、記憶部26に格納された交換機接続情報にあるか否かを判断する。そして、構内交換機2aは、送信元のIP電話機3aのMACアドレスが自身の交換機接続情報に存在することを交換機接続情報に基づいて判断する。そして、IP電話機3aを自身の交換機接続情報に登録して、正しく登録した旨の登録応答通知(OK)をIP電話機3aにユニキャスト送信する(s170)。
(実施の形態3)
このように、新設されるIP電話機3aの収容先となる構内交換機2aが格納している交換機接続情報について、収容先ではない構内交換機2bが収容先と同じ内容の交換機接続情報を格納しているので、収容先となる構内交換機2aのアドレスを構内交換機2bが代わって通知することが可能となる。これは、例えば、IP電話機3aの収容先の構内交換機が、ルータ4を介して接続される構内交換機2cであっても収容先となる構内交換機2aのアドレスを構内交換機2cが代わって通知することが可能であることを意味している。従って、IP電話機3aが収容先の構内交換機2cと異なるブロードキャストドメインであっても、構内交換機2cと同じ交換機接続情報を有する構内交換機2bが、構内交換機2cと同じブロードキャストドメインに存在していれば、構内交換機2bが収容先の構内交換機2cのIPアドレスをIP電話機3aに通知することが可能である。
実施の形態3では、新設されるIP電話機3aと同じブロードキャストドメインとなるネットワークW1に構内交換機2が接続されていない場合を図14から図17に基づいて説明する。
図14は、本発明の実施の形態3に係る構内交換機システムの構成を示す図である。図15は、図14の構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャートであり、図16は、図14における新設のIP電話機の動作を説明するフローチャートであり、図17は、図14における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャートである。なお、図14から図17において、実施の形態1における構内交換機システム1と同様の機能、動作を有するものは同じ符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、新設されるIP電話機3aは、構内交換機2cに収容されるものとする。そして構内交換機2cは、既にIP電話機3b,3cを収容しているものとする。さらに、IP電話機3bはルータ4を介して構内交換機2cに収容されているので、新設されるIP電話機3aはブロードキャストドメインの外に収容先の構内交換機2cが存在する。
まず、IP電話機3aから収容先となる構内交換機2cのIPアドレスの取得要求である通信アドレス要求通知が、ブロードキャストでネットワークW1へ送信される(s200)(図16のST910)。IP電話機3aと同じブロードキャストドメインにはIP電話機3bが接続されているので、IP電話機3bは、この通信アドレス要求通知を受信することができる(図17のST1010、YES)。一方、構内交換機2cはIP電話機3aと異なるブロードキャストドメインなのでIP電話機3aが送信したブロードキャストでの通信アドレス要求通知は構内交換機2cに到達しない(図14、図15参照)。
IP電話機3aから通信アドレス要求通知を受信したIP電話機3bの記憶部33には、収容先の構内交換機2cのIPアドレスが格納されているので、IP電話機3bはこのIPアドレスを通信アドレス応答通知で通知しようとする。しかし、その応答通知に際しては前述(実施の形態1、タイマ37の説明参照)のように遅延させることとしているので一時待機となる(s210)。
IP電話機3bが通信アドレス応答通知の送信を一時待機しても、構内交換機2cが同じブロードキャストドメイン内に接続されていないため、IP電話機3bは所定の時間経過しても通信アドレス応答通知を受信することはない(図17のST1020、YES)。すなわち、実施の形態3ではIP電話機3bが一時待機している間に、通信アドレス応答通知を受信する動作((図17のST1020、NO)、(図17のST1040))は行なわれない。
所定時間経過したIP電話機3bは記憶部33に格納された構内交換機2cのIPアドレス「192.10.4.10(図3参照)」を通信アドレス応答通知としてブロードキャストで送信する(s220)(図17のST1030)。そして、IP電話機3aはIP電話機3bから構内交換機2cのIPアドレスを通信アドレス応答通知で受信する(図16のST920、YES)。IP電話機3aの制御部32は、この構内交換機2cのIPアドレスを収容先となる構内交換機アドレスとしてIPアドレス「192.10.4.10」を記憶部33に格納する。
IP電話機3aは、通信アドレス応答通知に基づき、収容先となる構内交換機2cのIPアドレスを送信先アドレスとして、登録要求通知をユニキャストで送信する(s230)(図16のST930)。この登録要求通知は、ユニキャストで構内交換機2cのIPアドレスを送信先アドレスとして送信されるので、異なるブロードキャストドメインであってもルータ4を通過して構内交換機2cへ到達することができる。
構内交換機2cは、IP電話機3aから送信された登録要求通知に応答して、登録完了を示す登録応答通知(OK)をユニキャストでIP電話機3aへ送信する(s240)。
IP電話機3aは、構内交換機2cから登録応答通知を受信すると(図16のST940、YES)、この登録応答通知が登録完了を示すか否か(OKかNGか)を判断する(ST950)。ここでは、構内交換機2cからIP電話機3aへ、登録完了を示す登録応答通知(OK)が送信されているので、IP電話機3aは登録応答通知が登録完了を示す登録応答通知(OK)であると判断する(ST950、OK)。構内交換機2cにおいて、IP電話機3aの登録処理が完了すると、構内交換機2cはIP電話機3aへの着信があった際にIP電話機3aに対して通知を行うよう制御を開始する。
このように、新設されるIP電話機3aと同じブロードキャストドメインのネットワークW1に構内交換機2がなく、異なるブロードキャストドメインであるネットワークW2に収容先の構内交換機2cが接続されたとしても、IP電話機3aと収容先が同じIP電話機3が同じブロードキャストドメイン内にあれば、収容先となる構内交換機2cのIPアドレスを収容先が同じIP電話機3から通知して貰える。したがって、この通知された構内交換機2cのIPアドレスを収容先として設定することで、手操作での構内交換機2cの設定が不要となる。これにより、構内交換機システム1における構内交換機2cの誤設定を防止することが可能となる。
実施の形態3では、新設されるIP電話機3aと同じブロードキャストドメインに構内交換機2が接続されていないため、その代わりに収容先となる構内交換機2cのIPアドレスをIP電話機3bがIP電話機3aに通知する場合の動作を説明した。例えば、収容先となる構内交換機2cが同じブロードキャストドメイン内にあれば、通信アドレス応答通知を送信する際の遅延時間として構内交換機2cの方をIP電話機3bよりも短くしているので、IP電話機3bからIP電話機3aへの通信アドレス応答通知は不要となる。
しかしながら、例えば、同じブロードキャストドメインに収容先となる構内交換機2cが接続されていて通信アドレス応答通知を送信することができない場合であっても、IP電話機3bが通信アドレス応答通知を送信する機能を備えることで、IP電話機3bが構内交換機2cに代わって通信アドレス応答通知を通知することが可能となる。このため、構内交換機2cの導入にあたっては通信アドレス応答通知を送信する機能または設置形態の考慮などを不要とすることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3では、IP電話機3を構内交換機システム1内に新設する場合を説明した。実施の形態4では、IP電話機3を構内交換機システム1内で移設する場合について図18から図20に基づいて説明する。
この構内交換機システム1内でのIP電話機3の移設は、IP電話機3が設置されている位置を変更することによって収容している構内交換機2が変更となる場合(位置変更)と、IP電話機3の設置されている場所は変更とならず収容先の構内交換機2が変更となる場合(収容先変更)がある。
前者のIP電話機3が設置されている位置が変更となる場合は、IP電話機3を利用している利用者が移動して建物を変わるときに、そのIP電話機3を持って移動する場合等が相当する。このような位置変更の場合は、新たに接続するIP電話機3bの動作が前述の実施の形態3の動作に帰着する。
後者のIP電話機3の収容先の構内交換機2が変更となる収容先変更の場合は、利用者の職場の位置は変わらないが、所属の変更に伴って、IP電話機3の属するグループが他の構内交換機2が収容するグループとなった場合等が相当する。
本実施の形態4では、後者のIP電話機3の設置されている場所は変更とならないが、収容先の構内交換機2が変更となる場合を説明する。図18は、本発明の実施の形態4に係る構内交換機システムの構成を示す図である。図19は、図18の構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャートであり、図20は、図18における構内交換機の動作を説明するフローチャートである。なお、図18から図20において、実施の形態1における構内交換機システム1と同様の機能、動作を有するものは同じ符号を付して説明を省略する。
図18に示すように、IP電話機3aは構内交換機2a(収容元)に収容されていたが、収容先を変更(移設)することによって構内交換機2cに新たに収容変更されるものとする。また、IP電話機3aの移設(収容変更)に伴い、構内交換機2aの記憶部26に格納された交換機接続情報の収容構内交換機番号は、変更されて新たな収容先の構内交換機2cを示す番号に更新されているものとする(実施の形態1参照)。そして、IP電話機3aの接続情報(収容先構内交換機のIPアドレス)が以下の処理に従って更新される。
まず、構内交換機2aは、IP電話機3aの移設の設定が行われたことで構内交換機2cと通信し、記憶部26に格納されている交換機接続情報を、構内交換機2cへ送信して記憶部26内の内容の更新を行う(s300)。
そして、構内交換機2aは、IP電話機3aに対してリスタートを指示するリスタート要求通知を送信する(s310)。リスタート要求通知を受信したIP電話機3aは、制御部32がIP電話機3a全体を初期状態にしてイニシャル動作を行う。このイニシャル動作は、記憶部33に設定された収容先となる構内交換機2のIPアドレスや、機能キーの設定内容まで消去するものではない。制御部32は、イニシャル動作として記憶部33に格納された収容先の構内交換機2aのIPアドレスを送信先として登録要求通知をユニキャストで送信する(s320)(図20のST1110)。
登録要求通知を受信した構内交換機2aは、この登録要求通知に含まれるIP電話機3aの識別情報であるMACアドレスが、交換機接続情報に格納されているか否かを判断する(図20のST1120)。
構内交換機2aは、交換機接続情報に基づいて、IP電話機3aの収容先が構内交換機2cであるとを判断すると(ST1120、NO)、IP電話機3aは構内交換機2aで登録不可であることを示す情報と、収容先の構内交換機2cのIPアドレス「192.10.4.10」を、登録応答通知(NG)としてIP電話機3aに送信する(s330)(図20のST1130)。
構内交換機2aは、交換機接続情報にIP電話機3aのMACアドレスがあることを確認しているので、不正に登録要求通知を送信するIP電話機3などの端末装置がネットワークW1に接続されていたとしても、構内交換機2aは不正な装置に誤って収容先の構内交換機2のIPアドレスを通知することを防止できる。
新たな収容先の構内交換機2cのIPアドレス「192.10.4.10」を通知されたIP電話機3aは、このIPアドレスである構内交換機2cへ登録要求通知を送信する(s340)。
登録要求通知を受信した構内交換機2cは、この登録要求通知に含まれるIP電話機3aの識別情報であるMACアドレスが、交換機接続情報に格納されているか否かを判断する(図20のST1120)。
構内交換機2cの交換機接続情報は、s300にて構内交換機2aと同じ内容に更新されているので、IP電話機3aは構内交換機2cに収容されるIP電話機であることを認識することができる(図20のST1120、YES)。
構内交換機2cは、IP電話機3aから送信された登録要求通知に基づいて、IP電話機3aの登録処理を行う(図20のST1140)。また、構内交換機2cは、IP電話機3aから送信された登録要求通知に応答して、登録完了を示す登録応答通知(OK)をIP電話機3aへ送信する(s350)(図20のST1150)。構内交換機2cでIP電話機3aの登録を完了すると、構内交換機2cはIP電話機3aへの着信があればIP電話機3aに対して通知を行うよう制御を開始する。
s330とs350で行われる通信処理は、それぞれ通信先の相手のIPアドレスを指定して送信されるユニキャストであるため、ブロードキャストドメインが同じ場合、またはブロードキャストドメインが異なっていてルータ4を介する場合でも、通信相手先へ通知等を到達させることができる。従って、移設するIP電話機3に対するネットワーク上の制約なしに収容先の構内交換機2のIPアドレスを通知することが可能となる。このように、IP電話機3側の手操作なしで移設先の構内交換機のIPアドレスを設定することができるので、IP電話機3の移設作業を容易に行うことが可能となる。
以上、本発明の実施の形態1〜4について説明してきたが、本発明は前記実施の形態1〜4に限定されるものではない。例えば、図1においては、構内交換機2aと構内交換機2bとを別々の構成としているが、それぞれスロットカード等で構成して1台の構内交換機に実装する構成としてもよい。また、構内交換機2の制御部22およびIP電話機3の制御部32が各種の設定情報を格納する機能を有するようにすれば、制御部22に記憶部26を含む構成や制御部32に記憶部33を含む構成としてもよい。
また、遅延時間の設定については、前述のように端末装置の種類に応じて階層的に設定することができる(図6のs30、s40参照)。さらに以上の実施の形態1〜4では、遅延時間の設定の階層を構内交換機2とIP電話機3とで区別することとしたが、IP電話機3の使用者の階層や職務に応じてさらに多段階の階層に遅延時間を設定してもよい。構内交換機2やルータ4についても同様にさらに多段階の階層に遅延時間を設定してもよい。
本発明は、LAN上での接続設定を行なう構内交換機、構内交換機システムおよび端末装置登録方法に適している。
本発明の実施の形態1に係る構内交換機システムの構成を示す図 図1の構内交換機の構成を示す図 図2の記憶部に格納される交換機接続情報を説明する図 図1のIP電話機の構成を示す図 図4の記憶部が記憶する情報の一例を示す図 実施の形態1に係る構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャート 図6における新設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 図6における構内交換機の動作を説明するフローチャート 図6における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態2に係る構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャート 図10における新設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 図10における構内交換機の動作を説明するフローチャート 図10における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3に係る構内交換機システムの構成を示す図 図14の構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャート 図14における新設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 図14における既設のIP電話機の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態4に係る構内交換機システムの構成を示す図 図18の構内交換機システムの動作を説明するシーケンスチャート 図18における構内交換機の動作を説明するフローチャート
符号の説明
1 構内交換機システム
2,2a〜2d 構内交換機
3,3a〜3c IP電話機
4 ルータ
21 通信部
22 制御部
23 交換部
24 タイマ
26 記憶部
27 DRAM
28 フラッシュメモリ
31 通信部
32 制御部
33 記憶部
34 表示部
35 操作部
36 音声変換部
37 タイマ
W1,W2 ネットワーク

Claims (22)

  1. 複数の端末装置と複数の構内交換機とに接続する通信部と、
    前記複数の端末装置の識別情報と前記所定の端末装置の接続情報とを記憶する記憶部と、
    前記複数の端末装置のうち一の端末装置から識別情報を受信すると、前記識別情報に対応する前記接続情報が前記記憶手段にある場合、前記接続情報を前記一の端末装置を含む複数の端末装置及び複数の構内交換機にブロードキャスト送信する制御部と、
    を具備することを特徴とする構内交換機。
  2. 前記識別情報は前記端末装置を識別するためのMACアドレスであり、
    前記接続情報は前記識別情報、IPアドレス、および前記端末装置を収容する前記構内交換機のIPアドレスを互いに対応させて構成したことを特徴とする請求項1記載の構内交換機。
  3. 前記記憶部は、さらに、前記複数の端末装置に対する応答を待機するための応答遅延時間を記憶し、
    前記制御部は、複数の端末装置のうち一の端末装置から識別情報を受信すると、前記識別情報に対応する前記接続情報が前記記憶部にある場合、さらに、前記応答遅延時間を経過するまで前記一の端末装置への前記接続情報の送信を遅延させることを特徴とする請求項1記載の構内交換機。
  4. 前記制御手段は、前記応答遅延時間の間に他の構内交換機または他の端末装置から前記一の端末装置の接続情報を受信した場合、前記一の端末装置の接続情報の送信を中止することを特徴とする請求項3記載の構内交換機。
  5. 前記制御部は、
    前記接続情報を問い合わせる通信アドレス要求通知を受信すると、前記記憶部を検索して収容すべき前記端末装置の前記接続情報が含まれる場合に、前記構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信し、
    前記通信アドレス応答通知に基づき収容先への登録を要求する登録要求通知を受信すると、前記記憶部に前記端末装置を登録し、前記接続情報を含む登録応答通知をユニキャスト送信することを特徴とする請求項1記載の構内交換機。
  6. 前記通信アドレス要求通知は前記端末装置の前記識別情報を含み、前記通信アドレス応答通知は前記端末装置を収容する前記構内交換機の前記接続情報を含むことを特徴とする請求項5記載の構内交換機。
  7. 前記制御部は、前記通信部が他の構内交換機または他の端末装置から前記通信アドレス応答通知を受信すると、前記構内交換機自身が送信しようとする通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とする請求項5記載の構内交換機。
  8. 前記制御部は、前記通信アドレス要求通知を受信すると、前記記憶部を検索して前記接続情報のなかに収容すべき前記端末装置が含まれ、かつ、前記通信部が他の通信アドレス応答通知を受信することがなかった場合に、収容先の前記構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信することを特徴とする請求項5記載の構内交換機。
  9. 前記構内交換機は、さらに時間を計測するタイマを有し、
    前記接続情報は応答遅延時間を含み、前記タイマの計測時間は前記応答遅延時間と前記構内交換機自身のアドレスとに基づいて前記制御部が算出して定めた時間値であり、
    前記制御部は前記通信アドレス要求通知を受信すると前記タイマの計測を開始して前記通信アドレス応答通知の送信を待機し、前記計測時間の間に前記通信部が他の前記通信アドレス応答通知を受信した場合は前記通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とする請求項8記載の構内交換機。
  10. 複数の端末装置がネットワークを介して一または複数の構内交換機に接続された構内交換機システムであって、
    前記構内交換機は、
    複数の端末装置と複数の構内交換機とに接続する通信部と、
    前記複数の端末装置の識別情報と前記複数の端末装置の接続情報とを記憶する記憶部と、
    前記構内交換機の処理を制御する制御部と、を具備し、
    前記端末装置は、
    複数の端末装置と一または複数の構内交換機とに接続する端末通信部と、
    前記端末装置の端末識別情報と前記構内交換機の端末接続情報とを記憶する端末記憶部と、
    前記端末装置の処理を制御する端末制御部と、を具備し、
    前記ネットワークに新たに接続された前記端末装置から収容先となる前記構内交換機の前記接続情報を問いあわせる端末識別情報をブロードキャスト送信し、
    前記端末識別情報を受信した前記構内交換機または前記端末装置の何れか一は、前記端末識別情報に対応する前記接続情報または前記端末接続情報が前記記憶部または前記端末記憶部にある場合、前記収容先の前記構内交換機の前記接続情報または前記端末接続情報を前記複数の端末装置及び前記複数の構内交換機へブロードキャスト送信する、ことを特徴とすることを特徴とする構内交換機システム。
  11. 前記端末識別情報は前記端末装置を識別するためのMACアドレスであり、
    前記接続情報は前記端末装置の端末識別情報、IPアドレス、および収容先の前記構内交換機のIPアドレスを互いに対応させて構成し、
    前記端末接続情報は前記端末装置自身のIPアドレスと収容先の前記構内交換機のIPアドレスとで構成したことを特徴とする請求項10記載の構内交換機システム。
  12. 前記記憶部は、さらに、前記複数の端末装置に対する応答を待機するための応答遅延時間を記憶し、
    前記端末記憶部は、さらに、前記複数の端末装置に対する応答を待機するための端末応答遅延時間を記憶し、
    前記端末識別情報を受信した前記構内交換機または前記端末装置のそれぞれは、前記応答遅延時間または前記端末応答遅延時間を経過するまで、前記収容先の前記構内交換機の前記接続情報または前記端末接続情報を前記複数の端末装置及び前記複数の構内交換機へのブロードキャスト送信を遅延させることを特徴とする請求項10記載の構内交換機システム。
  13. 前記構内交換機または前記端末装置のそれぞれは、前記応答遅延時間または前記端末応答遅延時間の間に他の前記接続情報または端末接続情報を受信した場合、前記接続情報または端末接続情報の送信を中止することを特徴とする請求項12記載の構内交換機システム。
  14. 前記ネットワークに新たに接続された前記端末装置から収容先となる前記構内交換機の前記接続情報を問いあわせる通信アドレス要求通知をブロードキャスト送信し、
    前記通信アドレス要求通知を受信した前記構内交換機または前記端末装置の何れか1は、前記記憶部または前記端末記憶部を検索して収容すべき前記端末装置の前記接続情報が含まれる場合に、前記接続情報または前記端末接続情報のうち前記収容先の前記構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信し、
    前記新たに接続された前記端末装置は受信した前記通信アドレス応答通知に基づいて前記収容先の前記構内交換機への登録を要求する登録要求通知をユニキャスト送信することを特徴とすることを特徴とする請求項10記載の構内交換機システム。
  15. 前記通信アドレス要求通知は前記新たに接続された前記端末装置の前記端末識別情報を含み、前記通信アドレス応答通知は前記端末装置を収容する前記構内交換機の前記接続情報を含むことを特徴とする請求項14記載の構内交換機システム。
  16. 前記制御部または前記端末制御部は、前記通信部または前記端末通信部が他の構内交換機または他の端末装置から前記通信アドレス応答通知を受信すると、前記構内交換機自身または前記端末装置自身が送信しようとする通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とする請求項14記載の構内交換機システム。
  17. 前記制御部または前記端末制御部は、前記通信アドレス要求通知を受信すると、前記記憶部または前記端末記憶部を検索して前記接続情報または前記端末接続情報のなかに収容すべき前記端末装置の前記接続情報が含まれ、かつ、前記通信部または前記端末通信部が他の通信アドレス応答通知を受信することがなかった場合に、前記収容先の前記構内交換機のアドレスを含む通信アドレス応答通知をブロードキャスト送信することを特徴とする請求項14記載の構内交換機システム。
  18. 前記構内交換機は時間を計測するタイマをさらに有し、前記端末装置は時間を計測する端末タイマをさらに有し、
    前記接続情報は応答遅延時間を含み、前記端末接続情報は端末応答遅延時間を含み、
    前記タイマの計測時間は前記応答遅延時間と前記構内交換機自身のアドレスとに基づいて前記制御部が算出して定めた時間値であり、
    前記端末タイマの計測時間は前記端末応答遅延時間と前記端末装置自身のアドレスとに基づいて前記端末制御部が算出して定めた時間値であり、
    前記制御部または前記端末制御部は前記通信アドレス要求通知を受信すると前記タイマまたは前記端末タイマの計測を開始して前記通信アドレス応答通知の送信を待機し、
    前記計測時間の間に前記通信部または前記端末通信部が他の前記通信アドレス応答通知を受信した場合は前記通信アドレス応答通知の送信を中止するように制御することを特徴とする請求項17記載の構内交換機システム。
  19. 複数の端末装置がネットワークを介して一または複数の構内交換機に接続された構内交換機システムの端末装置登録方法であって、
    前記構内交換機は、
    複数の端末装置と複数の構内交換機とに接続する通信部と、
    前記複数の端末装置の識別情報と前記複数の端末装置の接続情報とを記憶する記憶部と、
    前記構内交換機の処理を制御する制御部と、を具備し、
    前記端末装置は、
    複数の端末装置と一または複数の構内交換機とに接続する端末通信部と、
    前記端末装置の端末識別情報と前記構内交換機の端末接続情報とを記憶する端末記憶部と、
    前記端末装置の処理を制御する端末制御部と、を具備し、
    前記ネットワークに新たに接続された前記端末装置から収容先となる前記構内交換機の前記接続情報を問いあわせる端末識別情報をブロードキャスト送信するアドレス要求ステップと、
    前記端末識別情報を受信した前記構内交換機または前記端末装置の何れか一は、前記端末識別情報に対応する前記接続情報または前記端末接続情報が前記記憶部または前記端末記憶部にある場合、前記収容先の前記構内交換機の前記接続情報または前記端末接続情報を前記複数の端末装置及び前記複数の構内交換機へブロードキャスト送信するアドレス応答ステップと、
    を有することを特徴とする構内交換機システムの端末装置登録方法。
  20. 前記記憶部は、さらに、前記複数の端末装置に対する応答を待機するための応答遅延時間を記憶し、
    前記端末記憶部は、さらに、前記複数の端末装置に対する応答を待機するための端末応答遅延時間を記憶し、
    前記端末識別情報を受信した前記構内交換機または前記端末装置のそれぞれは、前記応答遅延時間または前記端末応答遅延時間を経過するまで、前記収容先の前記構内交換機の前記接続情報または前記端末接続情報を前記複数の端末装置及び前記複数の構内交換機へのブロードキャスト送信を遅延させる応答待機ステップを、さらに有することを特徴とする請求項19記載の構内交換機システムの端末装置登録方法。
  21. 前記構内交換機または前記端末装置のそれぞれは、前記応答待機ステップの間に他の前記接続情報または前記端末接続情報を受信した場合、前記接続情報または端末接続情報の送信を中止する応答中止ステップを有することを特徴とする請求項20記載の構内交換機システムの端末装置登録方法。
  22. 前記構内交換機または前記端末装置のそれぞれは、前記端末識別情報を受信したときに前記待機ステップを開始し、前記待機ステップの間に前記応答中止ステップを実行しなかった場合は前記アドレス応答ステップを実行することを特徴とする請求項21記載の構内交換機システムの端末装置登録方法。
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