JP4438572B2 - Ip電話端末設定装置、ip電話端末、およびプログラム - Google Patents

Ip電話端末設定装置、ip電話端末、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、IP電話通信技術に関し、特にIP電話端末設定装置にIP電話端末を接続して各種登録情報を各IP電話端末へ設定する情報設定技術に関する。
IP電話端末は、インターネットに代表されるIP網を介して音声パケットを送受信することにより、VoIP(Voice over IP)音声通話を実現する電話装置である。このようなIP電話端末は、一般的な公衆電話網を利用する場合と比較して通話コストが安価であることから多くの注目を集めており、特に多数の電話端末を内線収容する電話システムすなわちIP電話システムへの適用が進んでいる。
この種のIP電話システムでは、LANを介して複数のIP電話端末を呼制御サーバ(IP−PBXなど)に接続し、これらIP電話端末に対して、例えば外線通話サービスだけでなくIP電話端末間を結ぶ内線通話サービスなど、各種のサービスを提供する。
したがって、IP電話端末を設置する場合、当該IP電話システムにおいて各種サービスを提供するため、動作制御用の情報として各種登録情報を各IP電話端末ごとに設定する必要がある。例えば、外線通話サービスや内線通話サービスを行うには、各IP電話端末に呼制御サーバのIPアドレスや当該端末の内線番号を設定する必要がある。
従来、複数の電話端末を収容するボタン電話装置などの集線交換装置では、各電話端末を個別に収容する各接続回線について電話端末の物理的接続を監視し、電話端末の物理的接続が検出された場合は、その電話端末の接続が検出された接続回線すなわち収容位置に割り当てられている内線番号を確認し、その内線番号に対応して予め蓄積されている登録情報を当該電話端末へ送信して登録するものとなっている。また、集線交換装置から電話端末の接続回線に対して所定の信号を送出し、その信号の反射を検出して電話端末の物理的接続を検出するものとなっている(特許文献1など参照)。
しかし、集線交換装置では、電話端末の収容位置に割り当てられている内線番号を確認し、その内線番号に対応して予め蓄積されている登録情報を当該電話端末へ送信して登録するものとなっているため、各IP電話端末が共通に接続されるLANを介して各IP電話端末を収容し、IP電話端末ごとに個別の接続回線がなく収容位置が固定的に決定されないIP電話システムには容易に適用できない。したがって、IP電話システムに適したIP電話端末設定技術が必要となる。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2002−084559号公報
このようなIP電話システムに適したIP電話端末設定技術として、各IP電話端末がLANに共通接続されるというIP電話システムの接続形態を生かし、IP電話端末がLANに接続された順番でそれぞれのIP電話端末へ内線番号を割り当てるとともに、その内線番号に対応する登録情報をそれぞれのIP電話端末へ登録する方法が考えられる。
しかしながら、このようなIP電話端末の設定方法では、各IP電話端末に所望の内線番号を割り当てたい場合、設置工事の際にIP電話端末の接続順を内線番号に従って管理する必要があり、多くのIP電話端末を設置する場合には、その作業負担が大幅に増大するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、LANに共通接続される各IP電話端末に対して、その接続順に限定されることなく、それぞれのIP電話端末の内線番号に対応する登録情報を容易に設定できるIP電話端末設定装置、IP電話端末、およびプログラムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるIP電話端末設定装置は、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報をIP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置であって、IP電話端末の内線番号と対応付けて登録情報を記憶する記憶部と、LANを介してIP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を記憶部から取得し、その登録情報を当該IP電話端末へ送信する端末設定手段とを備え、端末設定手段で、IP電話端末で情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスを設定する内容を含む、各IP電話端末で共通の共通設定情報を送信する。
この際、記憶部で、IP電話端末で用いる最新のプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶し、端末設定手段で、IP電話端末から送信された情報設定要求に含まれる、当該IP電話端末に登録されているプログラムのバージョン情報を取得し、当該バージョン情報と記憶部のバージョン情報とを比較して当該IP電話端末のプログラムの更新要否を確認し、更新が必要な場合には、登録情報とともに記憶部のプログラムを当該IP電話端末へ送信するようにしてもよい。
また、本発明にかかるIP電話端末は、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末であって、登録情報を記憶する記憶部と、登録情報に設定されている当該IP電話端末に固有の内線番号を含む情報設定要求をLANを介してIP電話端末設定装置へ送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部へ登録する設定手段とを備え、記憶部で、情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶し、設定手段で、管理用IPアドレスに基づき情報設定要求をIP電話端末設定装置へ送信し、IP電話端末設定装置からの各IP電話端末で共通の共通設定情報を動作制御用の情報として記憶部へ登録することにより、管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスへ変更する。
この際、記憶部で、当該IP電話端末で用いるプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶し、設定手段で、情報設定要求に記憶部のバージョン情報を含めて送信し、登録情報とともにプログラムを受信した場合には、記憶部のプログラムに代えて当該プログラムを記憶部へ登録するようにしてもよい。
また、本発明にかかるプログラムは、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報をIP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置のコンピュータに、IP電話端末の内線番号と対応付けて登録情報を記憶部で記憶する記憶ステップと、LANを介してIP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を記憶部から取得し、その登録情報を当該IP電話端末へ送信する端末設定ステップとを実行させ、端末設定ステップで、IP電話端末で情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスを設定する内容を含む、各IP電話端末で共通の共通設定情報を送信するステップを実行させる。
この際、記憶ステップで、IP電話端末で用いる最新のプログラムとそのバージョン情報とを記憶部で予め記憶するステップと、端末設定ステップで、IP電話端末から送信された情報設定要求に含まれる、当該IP電話端末に登録されているプログラムのバージョン情報を取得し、当該バージョン情報と記憶部のバージョン情報とを比較して当該IP電話端末のプログラムの更新要否を確認し、更新が必要な場合には、登録情報とともに記憶部のプログラムを当該IP電話端末へ送信するステップとを実行させるようにしてもよい。
また、本発明にかかる他のプログラムは、IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末のコンピュータに、登録情報を記憶部で記憶するステップと、登録情報に設定されている当該IP電話端末に固有の内線番号を含む情報設定要求をLANを介してIP電話端末設定装置へ送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部へ登録する設定ステップと、記憶部で情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶するステップを実行させ、設定ステップで、管理用IPアドレスに基づき情報設定要求をIP電話端末設定装置へ送信するステップと、IP電話端末設定装置からの各IP電話端末で共通の共通設定情報を動作制御用の情報として記憶部へ登録することにより、管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスへ変更するステップとを実行させる。
この際、記憶部で当該IP電話端末で用いるプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶するステップをさらに実行させ、設定ステップで、情報設定要求に記憶部のバージョン情報を含めて送信し、登録情報とともにプログラムを受信した場合には、記憶部のプログラムに代えて当該プログラムを記憶部へ登録するステップを実行させるようにしてもよい。
本発明によれば、IP電話端末設定装置の端末設定手段で、LANへ接続された当該IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報が記憶部から取得されて当該IP電話端末へ送信されるため、各IP電話端末の内線番号に応じた登録情報が自動的に各IP電話端末へ設定される。また、端末設定手段で、IP電話端末で情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスを設定する内容を含む、各IP電話端末で共通の共通設定情報が送信される。
したがって、LANに対するIP電話端末の接続順を管理することなく、任意のIP電話端末に対して、その内線番号に一致した登録情報を容易に設定することができ、IP電話端末の設置に要する作業負担を大幅に軽減できる。また、IP電話端末が一時的に電源供給停止状態となった後に再び電源投入されて、初期設定処理により情報設定処理が開始された場合でも、これにより送信される情報設定要求がIP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスへ送信されるため、情報設定処理の繰り返し実行を回避できる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明にかかる第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の設置工事の際の接続例を示すブロック図である。
図1において、IP電話端末2は、IP網(図示せず)を介して音声パケットを送受信することにより、VoIP音声通話を実現する電話装置である。IP電話端末設定装置1は、ハブ(HUB)3からなるLANを介して各IP電話端末2と接続し、これらIP電話端末2の動作制御用の情報として登録して用いる設定情報やプログラムなどの各種登録情報を各IP電話端末2へ送信する情報処理装置である。
本実施の形態では、IP電話端末2の設置工事の際、これらIP電話端末2を、例えばハブ3などのLANを介してIP電話端末設定装置1に接続し、IP電話端末設定装置1において、これらIP電話端末2からの情報設定要求に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を記憶部から取得し、その登録情報を当該IP電話端末へ送信するようにしたものである。
[IP電話端末設定装置]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置の構成を示すブロック図である。
このIP電話端末設定装置1は、全体としてコンピュータを有する情報処理装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
通信I/F部11は、LANを介してIP電話端末2との間で各種制御パケットを送受信する回路部である。
画面表示部12は、LCDやCRTなどからなり、制御部15からの指示に応じて各種情報を画面表示する画面表示装置である。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどからなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する操作入力装置である。
記憶部14は、ハードディスクやメモリなどからなり、制御部15での処理動作に用いる各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部14で記憶される情報としては、共通設定情報14A、個別設定情報14B、端末プログラム14T、およびプログラム14Pがある。
共通設定情報14Aは、各IP電話端末2に対して共通に設定される設定情報である。個別設定情報14Bは、各IP電話端末2に対して個別に設定される設定情報である。端末プログラム14Tは、各IP電話端末2で実行すべき最新のプログラムであり、必要に応じて共通設定情報14Aや個別設定情報14Bとともに登録情報としてIP電話端末2へ送信される。プログラム14Pは、制御部15での各種処理動作を実現するためのプログラムであり、予め記録媒体あるいはLANを介して接続された装置から記憶部14へ格納される。
図3は、共通設定情報の構成例である。この例では、IP電話端末2へ端末IPアドレスを割り当てるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)設定方式を用いるか否かを示す「DHCP設定」(割当要否情報)、情報設定要求の宛先アドレスを示す「管理用IPアドレス」、呼制御に用いるプロキシサーバのIPアドレスを示す「Proxyサーバ名」、プロキシサーバへの接続で用いるポートの番号を示す「Proxyサーバポート番号」、呼制御に用いるレジスタサーバのIPアドレスを示す「Registerサーバ名」、およびレジスタサーバへの接続で用いるポートの番号を示す「Registerサーバポート番号」などから構成されている。
図4は、個別設定情報の構成例である。この例では、1つの行が1つのIP電話端末2へ設定する個別設定情報に対応しており、「設定状態」は各行の個別設定情報に関するIP電話端末への設定状態を示しており、「1」は当該行の個別設定情報がいずれかのIP電話端末へ既に設定されている設定済(割当済)であることを示し、「 」(空欄)は当該行の個別設定情報がいずれのIP電話端末にも設定されていない未設定(未割当)であることを示している。このほか、各行を識別するための「管理番号」、当該IP電話端末への内線呼び出しで用いる「内線番号」、当該IP電話端末2に割り当てられる「端末IPアドレス」、当該IP電話端末2を利用する利用者を識別するための「ユーザID」、および当該IP電話端末2を利用する利用者を認証確認するための「パスワード」などから構成されている。
制御部15は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部14のプログラム14Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。この機能手段としては、端末設定手段15Aがある。
端末設定手段15Aは、LANへの接続に応じて当該IP電話端末2から送信された情報設定要求の受信に応じて、記憶部14の共通設定情報14Aや個別設定情報14B、さらには端末プログラム14Tを、登録情報として当該IP電話端末2へ送信する機能手段である。特に、個別設定情報14Bを送信する際、端末設定手段15Aは、受信した情報設定要求に含まれる内線電話番号に対応する登録情報を、その要求元IP電話端末2へ送信する。
[IP電話端末]
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末2について詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の構成を示すブロック図である。
このIP電話端末2は、音声パケットを送受信することによりVoIP音声通信を実現する電話端末であり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、表示部22、操作入力部23、記憶部24、制御部25、および音声処理部26が設けられている。
通信I/F部21は、LANを介して相手電話端末(図示せず)との間で音声パケットを送受信したり、IP電話端末設定装置1との間で各種制御パケットを送受信する回路部である。
表示部22は、LCDやLEDなどからなり、制御部25からの指示に応じて各種情報や状態を表示する表示器である。
操作入力部23は、操作キーやフックスイッチなどからなり、利用者の操作を検出して制御部25へ出力する操作入力回路部である。
記憶部24は、メモリやハードディスクなどからなり、制御部25での処理動作に用いる各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部24で記憶される情報としては、共通設定情報24A、個別設定情報24B、およびプログラム24Pがある。
共通設定情報24Aは、各IP電話端末2に対して共通に設定される設定情報である。個別設定情報24Bは、各IP電話端末2に対して個別に設定される設定情報である。プログラム24Pは、制御部25での各種処理動作を実現するためのプログラムであり、予め記録媒体あるいはLANを介して接続されたIP電話端末設定装置1などの管理装置から記憶部24へ格納される。
共通設定情報24Aは、前述した図3の共通設定情報14Aと同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図6は、個別設定情報の構成例である。この個別設定情報24Bは、前述した図4の個別設定情報の1行分に相当し、「管理番号」、「内線番号」、「端末IPアドレス」、「ユーザID」、および「パスワード」などの情報から構成されている。
制御部25は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部24のプログラム24Pを読み込んで実行することにより、各種機能手段を実現する機能部である。この機能手段としては、呼制御手段25A、および設定手段25Bがある。
呼制御手段25Aは、当該IP電話端末2による発信、着信、通話などの呼制御を行う機能手段である。
設定手段25Bは、操作入力部23で検出された設定操作に応じて内線番号などの各種情報を記憶部24の共通設定情報24Aあるいは個別設定情報24Bとして設定する機能手段である。また、設定手段25Bは、電源投入時に当該端末のLANへの接続検出に応じてIP電話端末設定装置1へ自端末の内線番号を含む情報設定要求を送信するとともに、これに応じてIP電話端末設定装置1から送信された登録情報を受信し動作制御用の情報として記憶部24へ登録する。
音声処理部26は、通信I/F部21を介して受信した音声パケットを音声信号に変換してハンドセットやスピーカ(図示せず)から出力し、マイクから入力された音声信号を音声パケットに変換して通信I/F部21へ出力する回路部である。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2の動作について説明する。図7は、IP電話端末を設置する際の設置工事の手順を示すフローチャートである。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。図9は、本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われる情報設定処理を示すシーケンス図である。
IP電話端末2を設置する際、図7に示す手順で設置工事が行われる。まず、予め設計した各IP電話端末2に対する番号計画に基づき、オペレータがIP電話端末設定装置1の操作入力部13や画面表示部12を用いて、共通設定情報14Aや個別設定情報14Bを生成し、記憶部14へ格納する(ステップ100)。また、必要に応じてIP電話端末2で用いる最新の端末プログラム14Tを記憶部14へ格納する。なお、これら共通設定情報14Aや個別設定情報14Bは、端末プログラム14Tと同様に、別の装置で生成してIP電話端末設定装置1の記憶部14へ格納してもよい。
次に、各IP電話端末2を、それぞれ所望の設置位置に配置し(ステップ101)、前述した図1に示すように、例えばハブ3を介してIP電話端末設定装置1へ接続する(ステップ102)。そして、IP電話端末設定装置1やアドレス設定用のDHCPサーバ(図示せず)から、あるいは設置作業者によるIP電話端末2での設定操作により、各IP電話端末2のIPアドレスが設定され(ステップ103)、オペレータによるIP電話端末2での設定操作により、各IP電話端末2の内線番号が設定される(ステップ104)。
内線番号設定後、IP電話端末2から当該端末に固有の内線番号を含む情報設定要求がIP電話端末設定装置1へLANを介して送信されて、IP電話端末設定装置1で端末設定処理が開始される(ステップ105)。
このようにして、各IP電話端末2に対して端末設定処理が実行され、共通設定情報14Aと、当該端末の内線番号に対応する個別設定情報14BとがIP電話端末2に送信されて登録される。その後、所定の動作試験を行ってIP電話端末2の動作を確認し(ステップ106)、一連の設置工事を終了する。
IP電話端末2では、電源投入に応じて制御部25の設定手段25Bにより、図8の初期設定処理を実行する。
設定手段25Bは、まず、通信I/F部21によりLANへの接続有無を確認し(ステップ110)、接続が確認された場合は(ステップ110:YES)、記憶部24の個別設定情報24Bを確認して、自端末のIPアドレスが有効かどうか確認する(ステップ111)。ここで、IPアドレスとして有効な値が設定されていない場合は(ステップ111:NO)、IPアドレスが有効となるまで待機する。
一方、予め有効な値のIPアドレスが設定されていたり、上記待機中にオペレータにより有効なIPアドレスが設定された場合(ステップ111:YES)、記憶部24の個別設定情報24Bを確認して、自端末の内線番号が有効かどうか確認する(ステップ112)。ここで、IPアドレスとして有効な値が設定されていない場合は(ステップ112:NO)、IPアドレスが有効となるまで待機する。
その後、予め有効な値の内線番号が設定されていたり、上記待機中にオペレータにより有効な内線番号が設定された場合(ステップ112:YES)、IP電話端末設定装置1との間で情報設定処理を実行し(ステップ113)、この情報設定処理の終了に応じて、一連の初期設定処理を終了する。
IP電話端末2とIP電話端末設定装置1とは、上記ステップ113において、図9のような手順により情報設定処理を実行する。
まず、IP電話端末2の設定手段25Bは、予め記憶部24の共通設定情報24Aに登録されている管理用IPアドレスと、個別設定情報24Bに登録されている端末IPアドレスとを参照し、この管理用IPアドレスを宛先アドレスとするとともに端末IPアドレスを送信元アドレスとして用いた制御パケットで、登録情報の設定を要求する情報設定要求を通信I/F部21からLANへ送信する(ステップ200)。この際、設定手段25Bは、記憶部24の個別設定情報24Bに登録されている内線番号と、記憶部24に登録されているプログラム24Pの改版レベルを示すバージョン情報をと確認し、情報設定要求で通知する。
IP電話端末2の記憶部24には、工場出荷時に共通設定情報24Aと個別設定情報24Bとが予め設定されている。その際、管理用IPアドレスとして、IP電話端末設定装置1の固定IPアドレスを登録しておくことにより、管理用IPアドレスを宛先アドレスとした制御パケットで情報設定要求がIP電話端末設定装置1へ送信される。なお、管理用IPアドレスについては、IP電話端末2をLANに接続する前に、オペレータ操作によりIP電話端末設定装置1のIPアドレスを記憶部24へ設定するようにしてもよい。
IP電話端末設定装置1の制御部15は、IP電話端末2からの情報設定要求を通信I/F部11を介して受信した場合、端末設定手段15Aにより、記憶部14から共通設定情報と未設定の個別設定情報とを登録情報として取得する(ステップ201)。この際、情報設定要求で通知された当該IP電話端末2の内線番号に対応する個別設定情報14Bを記憶部14から取得する。
また、情報設定要求で通知された当該IP電話端末2のプログラム24Pのバージョン情報と、記憶部14に格納されている端末プログラム14Tのパージョン情報とを比較し、端末プログラム14Tがプログラム24Pより新しくプログラムの改版が必要な場合には、端末プログラム14Tも登録情報として取得する。
そして、上記情報設定要求の送信元アドレスを宛先アドレスとする制御パケットで、上記共通設定情報および個別設定情報を含み、また必要に応じて端末プログラム14Tを含む設定指示を、通信I/F部11からLANへ送信する(ステップ202)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、通信I/F部21を介してIP電話端末設定装置1からの設定指示を受信し、その設定指示に登録情報として含まれる共通設定情報および個別設定情報で記憶部24の共通設定情報24Aおよび個別設定情報24Bを更新する(ステップ203)。また、設定指示に登録情報として端末プログラム14Tが含まれている場合は、その端末プログラム14Tで記憶部24のプログラム24Pを更新する。そして、設定完了をIP電話端末設定装置1へ通知し(ステップ204)、一連の情報設定処理を終了する。
一方、IP電話端末設定装置1の端末設定手段15Aは、上記設定完了の通知に応じて、図4の個別設定情報14Bのうち上記設定指示で送信した個別設定情報を設定済みに更新し(ステップ205)、一連の情報設定処理を終了する。
このように、本実施の形態では、IP電話端末2の設置工事の際、LANへの接続に応じてIP電話端末2から当該端末に固有の内線番号を含む情報設定要求を送信し、この情報設定要求に応じて、IP電話端末設定装置1で、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を記憶部14から取得し、要求元のIP電話端末2へ送信するようにしたので、IP電話端末設定装置1から各IP電話端末2の内線番号に一致した登録情報がそれぞれのIP電話端末2に設定される。
したがって、IP電話端末にそれぞれ固有の登録情報を設定する際、LANへの接続順に限定されることなく、それぞれのIP電話端末の内線番号に対応する登録情報を極めて容易に設定でき、多くのIP電話端末を設置する場合でも、その作業負担を大幅に軽減できる。
また、IP電話端末設定装置1の制御部15で、IP電話端末2からの情報設定要求に含まれる当該IP電話端末2のプログラム24Pのバージョン情報と、記憶部14に格納されている端末プログラム14Tのパージョン情報とを比較し、端末プログラム14Tがプログラム24Pより新しくプログラムの改版が必要な場合には、設定指示で端末プログラム14Tも送信し、IP電話端末2の設定手段25Bにより、設定指示に含まれている端末プログラム14Tで記憶部24のプログラム24Pを更新するようにしてもよい。
これにより、IP電話端末の設定処理において、共通設定情報や個別設定情報だけでなく、プログラムもバージョンアップすることができ、保守に必要な作業負担を大幅に削減できる。
なお、前述した図7では、各IP電話端末2を所望の設置位置に配置した後、LANを介してIP電話端末設定装置1へ接続する場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、設置場所とは異なる設置工事センタなどの場所で、予め各IP電話端末2へ登録情報を設定する場合には、図7のステップ101をステップ105以降に行うようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、図10を参照して、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1の構成を示すブロック図である。
前述した第1の実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスとして、工場出荷時あるいはオペレータ操作により予め設定される場合を例として説明した。本実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを、IP電話端末設定装置1で自動的に割り当てるようにしたものである。
前述した第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1(図2参照)と比較して、記憶部14にアドレス管理情報14Cが追加されており、制御部15にアドレス割当手段15Bが設けられている。
アドレス管理情報14Cは、情報設定処理に使用してもよい複数のIPアドレスと、そのIPアドレスの割当状態とを関連付けて管理するテーブルである。
アドレス割当手段15Bは、DHCPに基づいて、IP電話端末2からのアドレス割当要求に応じてアドレス管理情報14Cのうち現在割り当てられていない任意のIPアドレスを選択して、当該IP電話端末2へ割り当てる機能手段である。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図11および図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2の動作について説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。図12は、本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われるIPアドレス割当処理を示すシーケンス図である。なお、設置工事の手順については、前述した図7と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
IP電話端末2では、電源投入に応じて制御部25の設定手段25Bにより、図11の初期設定処理を実行する。
設定手段25Bは、まず、通信I/F部21によりLANへの接続有無を確認し(ステップ110)、接続が確認された場合は(ステップ110:YES)、記憶部24の共通設定情報24Aを確認して、IPアドレスの自動割当機能であるDHCPを使用するかどうか確認する(ステップ115)。
ここで、DHCPが不使用に設定されている場合は(ステップ115:NO)、前述したステップ111へ移行する。
一方、DHCPを使用するよう設定されている場合は(ステップ115:YES)、IPアドレス割当処理を実行して、自端末のIPアドレスをIP電話端末設定装置1から割り当ててもらった後(ステップ116)、前述したステップ111へ移行する。
IP電話端末2とIP電話端末設定装置1とは、上記ステップ114において、図12のような手順によりIPアドレス割当処理を実行する。なお、以下では、ブロードキャスト方式の制御パケットを用いて、IP電話端末2とIP電話端末設定装置1との間で各種情報がやり取りされる。
まず、IP電話端末2の設定手段25Bは、DHCPに基づいて自端末に対するIPアドレス割当を要求するアドレス割当要求(DISCOVER)を通信I/F部21からLANへ送信する(ステップ210)。
IP電話端末設定装置1の制御部15は、通信I/F部11を介してIP電話端末2からのアドレス割当要求を受信し、アドレス割当手段15Bで、記憶部14のアドレス管理情報14Cを参照する。
そして、アドレス割当手段15Bは、アドレス管理情報14Cのうち、現在いずれの端末にも割り当てられていない空きIPアドレスを選択して取得し(ステップ211)、そのIPアドレスを含む割当アドレス候補(OFFER)を通信I/F部11からLANへ送信する(ステップ212)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、IP電話端末設定装置1からの割当アドレス候補を受信し、その割当アドレス候補で通知されたIPアドレスを選択し(ステップ213)、当該IPアドレスの使用許諾要求(REQUEST)を送信する(ステップ214)。
IP電話端末設定装置1のアドレス割当手段15Bは、IP電話端末2からのアドレス使用許諾要求に基づき、アドレス管理情報14Cのうち許諾が求められたIPアドレスを割当中状態に更新し(ステップ215)、アドレス使用許諾(PACK)を送信する(ステップ216)。
IP電話端末2の設定手段25Bは、IP電話端末設定装置1からのアドレス使用許諾を受信し、当該IPアドレスを記憶部24へ自端末のIPアドレスとして更新し(ステップ217)、一連のIPアドレス割当処理を終了する。
このように、本実施の形態では、情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを、IP電話端末設定装置1で自動的に割り当てるようにしたので、オペレータ操作により情報設定処理に用いるIP電話端末2のIPアドレスを設定する必要がなくなり、IP電話端末2の情報設定処理における作業負担を軽減できる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について説明する。前述した第1の実施の形態では、IP電話端末2において当該端末への電源投入直後にLANへの接続検出に応じて、記憶部24に登録されている管理用IPアドレスに基づき情報設定要求を送信する場合について説明した。この際、IP電話端末2が一時的に電源供給停止状態となった後に再び電源投入された場合、前述した図8の初期設定処理により、情報設定処理が実行されてしまう。したがって、IP電話端末2で、初期設定処理の完了を記憶しておき、初期設定処理が完了していた場合は、上記初期設定処理において情報設定処理を行わないよう判断すればよい。
本実施の形態では、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2に対して情報設定を行う際、その共通設定情報の管理用IPアドレスとして、IP電話端末設定装置1のIPアドレス以外のIPアドレスを登録するようにしたものである。
すなわち、IP電話端末設定装置1の記憶部14に、管理用IPアドレスとしてIP電話端末設定装置1のIPアドレス以外のIPアドレスが記述された共通設定情報14Aを予め記憶しておけばよい。
これにより、IP電話端末2が一時的に電源供給停止状態となった後に再び電源投入されて、上記のような初期設定処理により情報設定処理が開始された場合でも、これにより送信される情報設定要求がIP電話端末設定装置1以外のIPアドレスへ送信されるため、前述した図9の情報設定処理の実行を回避できる。
なお、一般的なIP電話システムでは、IP電話端末設定装置1は、設置工事の際にのみ使用され、運用時にはLANから外されて、図13に示すような接続構成となる。この例では、各IP電話端末2がそれぞれデスク上に設置され、ハブ3に接続されている。また、ハブ3は、運用サーバ5とLAN4を介して接続される。
運用サーバ5は、各IP電話端末2に設定した共通あるいは個別設定情報の変更や、IP電話端末2で用いるプログラム24Pの更新など、各種メンテナンスを行う装置である。
この運用サーバ5には、各IP電話端末2から定期的に情報設定要求を送信し、設定情報やプログラムの更新を確認する必要がある。したがって、IP電話端末設定装置1からIP電話端末2へ登録する共通設定情報の管理用IPアドレスとして、運用サーバ5のIPアドレスを記述しておくことにより、情報設定処理が終了した時点で、前述した管理用IPアドレスが運用サーバ5のIPアドレスに書き換えられ、それ以降、運用サーバ5へアクセスすることになる。これにより、情報設定処理が繰り返し行われることを回避できるだけでなく、運用サーバ5へのアクセスが自動的に行われることになり、IP電話システム全体のメンテナンス管理をスムーズに実行できる。
なお、以上の各実施の形態における、IP電話端末設定装置1やIP電話端末2の構成、設置工事の手順、初期設定処理、情報設定処理、IPアドレス割当処理、処理手順、共通設定情報や個別設定情報の構成については、前述した説明の範囲にのみ限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲でそれぞれ変更してもよい。
本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の設置工事の際の接続例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置で用いる共通設定情報の構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置で用いる個別設定情報の構成例である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末で用いる個別設定情報の構成例である。 IP電話端末を設置する際の設置工事の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われる情報設定処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末の初期設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置1およびIP電話端末2で行われるIPアドレス割当処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるIP電話端末設定装置およびIP電話端末の運用時の接続例である。
符号の説明
1…IP電話端末設定装置、11…通信I/F部、12…画面表示部、13…操作入力部、14…記憶部、14A…共通設定情報、14B…個別設定情報、14C…アドレス管理情報、14P…プログラム、14T…端末プログラム、15…制御部、15A…端末設定手段、2…IP電話端末、21…通信I/F部、22…表示部、23…操作入力部、24…記憶部、24A…共通設定情報、24B…個別設定情報、25…制御部、25A…呼制御手段、25B…設定手段、26…音声処理部、3…ハブ、4…LAN、5…運用サーバ。

Claims (8)

  1. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、前記IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、前記IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報を前記IP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置であって、
    前記IP電話端末の内線番号と対応付けて前記登録情報を記憶する記憶部と、
    前記LANを介して前記IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を前記記憶部から取得し、その前記登録情報を当該IP電話端末へ送信する端末設定手段と
    を備え、
    前記端末設定手段は、前記IP電話端末で前記情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスを設定する内容を含む、前記各IP電話端末で共通の共通設定情報を送信する
    ことを特徴とするIP電話端末設定装置。
  2. 請求項1に記載のIP電話端末設定装置において、
    前記記憶部は、前記IP電話端末で用いる最新のプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶し、
    前記端末設定手段は、前記IP電話端末から送信された前記情報設定要求に含まれる、当該IP電話端末に登録されているプログラムのバージョン情報を取得し、当該バージョン情報と前記記憶部のバージョン情報とを比較して当該IP電話端末のプログラムの更新要否を確認し、更新が必要な場合には、前記登録情報とともに前記記憶部のプログラムを当該IP電話端末へ送信する
    ことを特徴とするIP電話端末設定装置。
  3. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末であって、
    前記登録情報を記憶する記憶部と、
    前記登録情報に設定されている当該IP電話端末に固有の内線番号を含む情報設定要求を前記LANを介して前記IP電話端末設定装置へ送信するとともに、これに応じて前記IP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録する設定手段と
    を備え、
    前記記憶部は、前記情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとして前記IP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶し、
    前記設定手段は、前記管理用IPアドレスに基づき前記情報設定要求を前記IP電話端末設定装置へ送信し、前記IP電話端末設定装置からの前記各IP電話端末で共通の共通設定情報を前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録することにより、前記管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスへ変更する
    ことを特徴とするIP電話端末。
  4. 請求項に記載のIP電話端末において、
    前記記憶部は、当該IP電話端末で用いるプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶し、
    前記設定手段は、前記情報設定要求に前記記憶部のバージョン情報を含めて送信し、前記登録情報とともにプログラムを受信した場合には、前記記憶部のプログラムに代えて当該プログラムを前記記憶部へ登録する
    ことを特徴とするIP電話端末。
  5. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行う複数のIP電話端末とLANを介して接続されて、前記IP電話端末と各種制御パケットをやり取りすることにより、前記IP電話端末で動作制御用の情報として登録して用いる所定の登録情報を前記IP電話端末に対して送信するIP電話端末設定装置のコンピュータに、
    前記IP電話端末の内線番号と対応付けて前記登録情報を記憶部で記憶する記憶ステップと、
    前記LANを介して前記IP電話端末から送信された情報設定要求の受信に応じて、その情報設定要求に含まれる当該IP電話端末の内線番号に対応する登録情報を前記記憶部から取得し、その前記登録情報を当該IP電話端末へ送信する端末設定ステップと
    を実行させ、
    前記端末設定ステップで、前記IP電話端末で前記情報設定要求の宛先アドレスに用いる管理用IPアドレスとして当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスを設定する内容を含む、前記各IP電話端末で共通の共通設定情報を送信するステップを実行させる
    プログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶ステップで、前記IP電話端末で用いる最新のプログラムとそのバージョン情報とを前記記憶部で予め記憶するステップと、
    前記端末設定ステップで、前記IP電話端末から送信された前記情報設定要求に含まれる、当該IP電話端末に登録されているプログラムのバージョン情報を取得し、当該バージョン情報と前記記憶部のバージョン情報とを比較して当該IP電話端末のプログラムの更新要否を確認し、更新が必要な場合には、前記登録情報とともに前記記憶部のプログラムを当該IP電話端末へ送信するステップと
    を実行させるプログラム。
  7. IP網を介して音声パケットを送受信することによりVoIP音声通話を行うとともに、LANを介して接続されたIP電話端末設定装置と各種制御パケットをやり取りすることにより、当該IP電話端末で動作制御用の情報として用いる所定の登録情報を登録するIP電話端末のコンピュータに、
    前記登録情報を記憶部で記憶するステップと、
    前記登録情報に設定されている当該IP電話端末に固有の内線番号を含む情報設定要求を前記LANを介して前記IP電話端末設定装置へ送信するとともに、これに応じて前記IP電話端末設定装置から送信された登録情報を受信し前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録する設定ステップと、
    前記記憶部で前記情報設定要求の宛先を示す管理用IPアドレスとして前記IP電話端末設定装置のIPアドレスを予め記憶するステップと
    を実行させ、
    前記設定ステップで、前記管理用IPアドレスに基づき前記情報設定要求を前記IP電話端末設定装置へ送信するステップと、前記IP電話端末設定装置からの前記各IP電話端末で共通の共通設定情報を前記動作制御用の情報として前記記憶部へ登録することにより、前記管理用IPアドレスを当該IP電話端末設定装置とは異なる運用サーバのIPアドレスへ変更するステップとを実行させる
    プログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶部で当該IP電話端末で用いるプログラムとそのバージョン情報とを予め記憶するステップをさらに実行させ、
    前記設定ステップで、前記情報設定要求に前記記憶部のバージョン情報を含めて送信し、前記登録情報とともにプログラムを受信した場合には、前記記憶部のプログラムに代えて当該プログラムを前記記憶部へ登録するステップを実行させる
    プログラム。
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