JP2007324946A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SIPサーバへのリダイレクト宛先の登録および登録の取消しに係わる作業負担を軽減することのできるネットワークファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ネットワークファクシミリ装置10のネットワーク情報記憶部17に1または複数の代替機の特定情報(IPアドレスなど)を記憶しておき、その中の1つの他機をリダイレクト宛先としてSIPサーバ30に登録する。該登録は、電源のオフ、管理者モードへの移行、紙切れなど受信不可のエラー発生、登録用指定時刻の到来などを起因に自動で実行される。また、電源のオン、管理者モードからの復帰、エラーの復旧、解除用指定時刻の到来などに基づいて、リダイレクト宛先の登録を無効にする情報をSIPサーバ30へ自動送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セッション制御プロトコルに基づくセッション制御によって通信路を確立してファクシミリ通信を行なうネットワークファクシミリ装置に関する。
ネットワークファクシミリの通信方式の1つとして、セッション制御プロトコル(SIP…Session Initiation Protocol)を利用し、送受信機間をインターネットなどのネットワークを介してピア・ツゥ・ピアに接続して画像データを伝送するものがある。
かかるSIPにおいては、ネットワーク上に配置したSIPサーバと呼ばれるサーバ(プロキシサーバ、登録サーバ、ロケーションサーバ、リダイレクトサーバなどで構成される)に送信先のファクシミリ装置を特定するための識別情報(SIPアドレス、たとえば、公衆回線におけるFAXの電話番号や送信先のユーザ名などに基づくアドレス情報)とIP(Internet Protocol)アドレスとを関連付けて登録しておき、送信機からSIPサーバに対して宛先のSIPアドレスで接続を要求すると、SIPサーバは送信機から受け取ったSIPアドレスに対応するIPアドレスを検索し、該IPアドレスを使用して送信機と宛先の受信機との呼接続を行なうようになっている。
また、SIPでは、SIPアドレスと関連付けて登録しておくIPアドレスを一時的に代替アドレスに設定変更するリダイレクト機能を提供しており、代替アドレスが設定されたSIPアドレスに対して送信機から接続要求があると、SIPサーバは、現在一時的に代替アドレスが設定されていることおよびその代替アドレスをリダイレクトレスポンスとして送信機に通知するようになっている。
このようなリダイレクトレスポンスで通知された代替アドレスが示す宛先(リダイレクト宛先)は、送信者の意図に反する送信先である場合があるので、リダイレクトレスポンスが通知された場合に通信を自動的に中断することで、送信者の意図しない宛先へファクシミリ送信が行なわれることを防止したネットワーク対応ファクシミリ装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。さらにこの装置では、送信機側で代替アドレスとして許可する許可アドレスを予め登録しておき、リダイレクトレスポンスで通知された代替アドレスが許可アドレスと一致する場合に限り、この代替アドレスが示す宛先へ自動で転送するようになっている。
特開2005−94662号公報
上記の技術では、許可アドレス以外の代替アドレスには転送しないので、送信者の意図に反する転送を防止できるが、許可アドレス以外の代替アドレスへの送信は中断されてしまうので、SIPにおいて用意されたリダイレクト機能が充分に活用されていなかった。
また、リダイレクト機能を活用するためには、SIPサーバへの代替アドレスの登録や、登録の取消しに係わる作業が簡単に行なえることも重要である。
たとえば、受信機に何らかの不具合が生じて受信不可になった場合や、夜間、受信機の近くに人がいなくなる場合などに、リダイレクト機能を利用して他の受信機へ転送されるようになると便利である。しかしながら、その都度、代替アドレスを手入力したり、SIPサーバに対する代替アドレスの登録および登録の取消しに係わる操作をオペレータが行なったりする必要のある場合には、不便であるばかりか、不具合などの発生時にオペレータが近くにいないために、SIPサーバに対してリダイレクト宛先への転送を設定できないこともある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、受信機に記憶してある1または複数の代替アドレスの中の1つをSIPサーバに登録できるようにすることで、SIPサーバへの代替アドレスの登録および登録の取消しに係わる作業負担を軽減することのできるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的としている。
また、受信機に記憶してある1または複数のリダイレクト宛先の中の1つを、受信機の状況などに応じて自動的にSIPサーバに登録したり登録を無効にしたりすることのできるネットワークファクシミリ装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
(1)セッション制御プロトコルに基づき、セッション制御を行なうネットワークファクシミリ装置において、
自機を特定する特定情報と、自機とは異なる1つの他機のネットワークファクシミリ装置を特定する特定情報とを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記1つの他機の特定情報と前記自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報をSIPサーバに登録する登録手段と
を有する
ことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、当該ネットワークファクシミリ装置は受信機であり、自機を特定する特定情報と、自機の代替となる1つの他の受信機(リダイレクト宛先)に関する特定情報とを記憶手段に記憶している。SIPサーバにリダイレクト宛先を登録する際には、記憶手段に記憶されている1つの他機の特定情報と自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報をSIPサーバに送信する。記憶手段に予め記憶してある情報を利用することで、登録の都度、操作パネルなどから他機の特定情報や自機の特定情報を設定する必要がなくなり、利便性が向上する。
代替宛先情報がSIPサーバに登録されると、自機に対する接続要求が送信端末からSIPサーバに対して行なわれた場合、この代替宛先情報に基づくリダイレクトレスポンスが送信端末に通知されるようになる。
なお、自機の特定情報とは、セッション制御プロトコルにおいてSIPサーバが当該ネットワークファクシミリ装置を特定するための識別情報(SIPアドレス)であり、たとえば、公衆回線における自機の電話番号(FAX番号)や当該装置に割り当てられたユーザ名や装置名などを利用したアドレス情報である。他機の特定情報は、自機と他機とがネットワークを介して直接通信するために他機をネットワーク上で特定するための情報であり、たとえば、他機のIPアドレスや電子メールアドレスなどが使用される。代替宛先情報は自機の特定情報と他機の特定情報とを関連付けした情報であり、たとえば、自機のSIPアドレスと他機のIPアドレスとを関連付けした情報が使用される。
(2)前記記憶手段は、複数の他機のネットワークファクシミリ装置につき、該他機のネットワークファクシミリ装置を特定する特定情報を、それぞれ記憶し、
前記ネットワークファクシミリ装置は、前記記憶手段に前記特定情報が記憶されている前記複数の他機の中から1つを選択する選択手段をさらに備え、
前記登録手段は、前記選択手段で選択された前記1つの他機の特定情報と前記自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報を前記SIPサーバに登録する
ことを特徴とする(1)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、複数の他機についての特定情報を記憶手段に記憶しておき、これら複数の他機の中から1つの他機を選択し、該選択された1つの他機に係わる代替宛先情報をSIPサーバに登録する。選択は、ユーザによる選択でもよいし、各種の条件や設定に基づく装置側での自動選択でもよい。
(3)検索対象範囲を設定する検索対象範囲設定手段と、
前記設定された検索対象範囲で他機のネットワークファクシミリ装置の検索を行なう検索手段と
をさらに備え、
前記登録手段は、該検索によって抽出された他機のネットワークファクシミリ装置の特定情報を前記記憶手段に記憶する
ことを特徴とする(1)もしくは(2)のいずれかに記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、社内のLAN(Local Area Network)など、指定された検索対象範囲内のIPアドレスに対して他機のネットワークファクシミリ装置を検索し、該検索により検出された他機の特定情報を記憶手段に自動で記憶する。これにより、他機の特定情報を記憶手段へ記憶するためのユーザ負担が軽減され、利便性が向上する。
(4)前記登録手段は、自機の電源がオフされたとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
ことを特徴とする(1)乃至(3)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、電源オフ後は自機での受信ができなくなるので、電源オフの操作がなされたとき、実際に電源がオフになる前に、記憶手段に記憶されている情報に基づいて代替宛先情報をSIPサーバへ自動的に登録する。これにより、電源オフ後の代替機による受信が自動的に確保される。
(5)自機の電源がオンされたとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする登録解除手段をさらに備えた
ことを特徴とする(4)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、自機の電源をオフする際に、SIPサーバへ登録した代替宛先情報が、自機の電源オンに伴って自動的に無効にされる。
(6)前記登録手段は、自機の動作モードが管理者モードまたはサービスモードに移行されたとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
ことを特徴とする(1)乃至(3)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、管理者モードやサービスモードでは、ファクシミリ受信などの一般的動作が禁止されるので、自機の動作モードが管理者モードやサービスモードに移行されたとき、記憶手段に記憶されている情報に基づいて代替宛先情報をSIPサーバへ自動登録する。これにより、管理者モードやサービスモードに入っている間は、自機への送信が他機で代替受信されるようになり、受信が完全に不可能になる期間の発生が防止される。
なお、管理者モード/サービスモードは、ファクシミリ受信が不可になる動作モードの総称であり、その名称の一致性は問わず、たとえば、保守モードなどでもよい。
(7)自機の動作モードが管理者モードまたはサービスモードから脱したとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする登録解除手段をさらに備えた
ことを特徴とする(6)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、管理者モードまたはサービスモードに移行する際にSIPサーバへ登録した代替宛先情報が、該動作モードから抜け出るときに自動的に無効にされる。
(8)前記代替宛先情報を前記SIPサーバに登録する時刻の指定を受ける登録時刻指定手段をさらに備え、
前記登録手段は、前記登録時刻指定手段で指定された時刻になったとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
ことを特徴とする(1)乃至(3)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、指定された時刻になったとき、記憶手段に記憶されている情報に基づいて代替宛先情報がSIPサーバへ自動登録される。たとえば、夜間になると他機へ転送されるように自動登録するような使い方がある。指定時刻は複数設定できてもよい。また、曜日別、月別などに設定可能に構成してもよい。
(9)前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする時刻の指定を受ける解除時刻指定手段をさらに備え、
前記登録手段は、前記解除時刻指定手段で指定された時刻になったとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする
ことを特徴とする(8)に記載のネットワークファクシミリ装置。
上記発明では、指定された時刻になったとき、SIPサーバに登録されている代替宛先情報が無効にされる。たとえば、夜間は他機(たとえば、自宅の装置)で、昼間は自機で受信するように自動で切り替えることが可能になる。
(10)前記登録手段は、発生した事象の種類に応じた他機のネットワークファクシミリ装置の前記特定情報と関連付いた代替宛先情報を前記SIPサーバに対して登録する
ことを特徴とする(1)乃至(3)に記載のネットワークファクシミリ装置。
本発明に係わるネットワークファクシミリ装置によれば、自機の記憶手段に記憶してある情報に基づいて、自機の代替となるリダイレクト宛先をSIPサーバに登録することができるので、SIPサーバへのリダイレクト宛先の登録に関する作業負担が軽減され、リダイレクト機能の活用を促すことができる。
特に、指定のIPアドレス範囲内で他機を自動で検索するものや、電源のオフ/オンや管理者モードへの移行、指定時刻の到来などの事象に応じてリダイレクト宛先の登録や登録の無効を自動的に行なうようにしたものでは、登録に係わる受信機側での利便性がさらに向上し、リダイレクト機能が活用される。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるネットワークファクシミリ装置10を含むネットワークファクシミリシステム5の構成例を示している。ネットワークファクシミリシステム5は、セッション制御プロトコルを利用して呼接続を行ない、ネットワーク2を介して送受信機間をピア・ツゥ・ピアに接続して画像情報を伝送するように構成されたファクシミリシステムである。ネットワークファクシミリシステム5は、インターネットなどのネットワーク2にSIPサーバ30と、複数のネットワークファクシミリ装置10とを接続して構成される。
ネットワークファクシミリ装置10は、セッション制御プロトコルに基づいてセッション制御を行なうネットワーク対応型のファクシミリ装置として構成されており、CPU(Central Processing Unit)を主要部とする制御部11に、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する画像読み取り部12と、画像を記録紙に印刷する画像記録部13と、操作画面の表示とユーザ操作の受け付けを行なう操作表示部14と、画像データを記憶するメモリやハードディスク装置で構成された画像記憶部15と、日時を計時する時計部16と、SIPを利用した通信に関する各種情報を記憶するネットワーク情報記憶部17と、ネットワーク2を介して他の端末やSIPサーバ30と各種のデータをやり取りする機能を果たすネットワークI/F制御部18などを接続して構成される。
なお、画像読み取り部12は画像読み取りI/F部12aを介して、画像記録部13は画像記録I/F部13aを介して、操作表示部14は操作表示I/F部14aを介して、それぞれ制御部11に接続されている。
SIPサーバ30は、図2に示すように、たとえば、プロキシサーバ31、登録サーバ32、ロケーションサーバ33、リダイレクトサーバ34などの複数のサーバで構成される。これらの中の複数のサーバの機能を1つにまとめてもかまわない。SIPにおけるセッションの確立/終了はメソッドとこれに対応する応答とをやり取りすることで行なわれる。
登録サーバ32は、ネットワークファクシミリ装置10から、その装置のネットワーク2上における位置情報の登録要求を受け付けるサーバである。位置情報は、自機のSIPアドレス(たとえば、公衆回線における自機の電話番号(FAX番号)や当該装置に割り当てられたユーザ名や装置名などに基づくアドレス情報)とネットワーク2上での自機のアドレス情報(ここでは、自機のIPアドレス)などを関連付けた情報である。
ロケーションサーバ33は、登録サーバ32で受け付けた位置情報を蓄積保存するデータベース機能を備え、プロキシサーバ31やリダイレクトサーバ34からの問い合わせに対して、該当する位置情報を提供する機能を果たすサーバである。プロキシサーバ31はネットワークファクシミリ装置10からのメソッドや応答を次のサーバに中継する機能を果たす。
SIPサーバ30は、送信側のネットワークファクシミリ装置10から、受信側のネットワークファクシミリ装置10のSIPアドレスで接続要求を受けると、ロケーションサーバ33に蓄積保存してある位置情報からそのSIPアドレスに関連付けられているIPアドレスを検索し、該IPアドレスを使用して送信側のネットワークファクシミリ装置10と受信側のネットワークファクシミリ装置10との呼接続を行なうようになっている。
図3は、ネットワークファクシミリシステム5において送信側のネットワークファクシミリ装置10Aから受信側のネットワークファクシミリ装置10Bに対してファクシミリ送信が行なわれる場合の通信手順を示している。送信側のネットワークファクシミリ装置10Aは、受信側のネットワークファクシミリ装置10Bに向けてまずメソッドINVITEを発行し、セッションの確立を促す。メソッドINVITEは、プロキシサーバ31A、31Bを中継されてネットワークファクシミリ装置10Bに到達する。なお、各プロキシサーバ31A、31Bは、受け取ったメソッドINVITEの送信元に対してそれぞれ、後段へリクエストを転送中であることを示す応答コード100TRYINGを返送するようになっている。
メソッドINVITEを受けたネットワークファクシミリ装置10Bは、応答コード180RINGINGをネットワークファクシミリ装置10Aに対して送信し、さらに着信するときは応答コード200OKをネットワークファクシミリ装置10Aに送信する。これらはプロキシサーバ31B、31Aで中継されてネットワークファクシミリ装置10Aに到達する。ネットワークファクシミリ装置10Aは、応答コード200OKを受け取ると、ネットワークファクシミリ装置10Bに対して直接メソッドACKを送信する。これにより、セッションが確立する。
セッション確立後は、任意のプロトコルで画像データのファクシミリ通信が行なわれる。たとえば、ITU−T(InternationalTelecommunication Union-Telecommunication sector)の勧告T.37やT.38に準拠したプロトコルが使用される。この例では、ダイレクトSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を使用して通信が行なわれている。
ファクシミリ通信の終了後、受信側のネットワークファクシミリ装置10Bから送信側のネットワークファクシミリ装置10Aに対してメソッドBYEが送信され、これに対してネットワークファクシミリ装置10Aが応答コード200OKを返信すると、セッションが終了する。
次に、図2に戻り、リダイレクト機能について説明する。
ネットワークファクシミリ装置10(たとえば、図2のネットワークファクシミリ装置10B)は、自機のSIPアドレス(自機の特定情報)と関連付けて、自機と異なる他機の特定情報(ここでは、他機のIPアドレス)を一時的にロケーションサーバ33およびリダイレクトサーバ34に登録(図2、P1、P2)することにより(以後、該登録をリダイレクト設定と呼ぶ。)、自機へのファクシミリ送信が他機のネットワークファクシミリ装置10C(リダイレクト宛先)へ転送されるように設定することができる。
SIPサーバ30は、このようなリダイレクト設定がなされたネットワークファクシミリ装置10Bに対する接続要求を送信側のネットワークファクシミリ装置10Aから受けると(P3)、リダイレクトサーバ34からロケーションサーバ33に対して問い合わせを行ない(P4、P5)、ネットワークファクシミリ装置10BのSIPアドレスに関連付けて登録されているリダイレクト宛先10Cの特定情報(他機のIPアドレス)をリダイレクトレスポンス(P6)として送信側のネットワークファクシミリ装置10Aに通知する。
ネットワークファクシミリ装置10Aは、リダイレクトレスポンスで通知された他機のIPアドレスに対してメソッドINVITEを発行し直すことで、本来の送信先であるネットワークファクシミリ装置10Bの代替機とされたネットワークファクシミリ装置10C(リダイレクト宛先)との間にセッションを確立して(P7〜P14)、画像データを送信することができる。
次に、受信側のネットワークファクシミリ装置10が行なうリダイレクト設定について説明する。
ネットワークファクシミリ装置10は、自機の特定情報と、自機とは異なる1または複数の他機のネットワークファクシミリ装置の特定情報とを記憶手段であるネットワーク情報記憶部17に記憶しておき、ネットワーク情報記憶部17に記憶されている中から1つの他機の特定情報を図示しない選択手段にて選択し、該選択した1つの他機の特定情報と自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報を図示しない登録手段によって、SIPサーバ30に登録することで、リダイレクト設定を行なうようになっている。たとえば、選択手段の機能は、操作表示部14と制御部11とにより実現され、登録手段の機能は、制御部11とネットワークI/F制御部18とに実現される。
図4は、ユーザ操作により他機の特定情報などを登録するマニュアル登録処理の流れを示している。ネットワークファクシミリ装置10は操作表示部14から自機の特定情報として自機のSIPアドレスとIPアドレスの入力を、他機の特定情報として他機のIPアドレスの入力をそれぞれ受け付け(ステップS101)、これら入力された自機の特定情報と他機の特定情報とをネットワーク情報記憶部17に保存する(ステップS102)。他機の特定情報は複数保存させることができる。
さらに、ネットワーク情報記憶部17に記憶された1または複数の他機の中から、所定の事象の発生を起因にして自動でリダイレクト設定を行なう際に使用される1つの他機(以後、これを指定リダイレクト宛先と呼ぶ。)の選択操作を受け付け(ステップS103)、該選択された指定リダイレクト宛先を識別するための情報をネットワーク情報記憶部17に登録する(ステップS104)。選択された指定リダイレクト宛先を識別するための情報は、たとえば、指定リダイレクト宛先に選択された他機の特定情報に何らかの識別情報を付加したり、指定リダイレクト宛先に選択された他機の特定情報を特定の領域に記憶したりすることで行なわれる。
上記の所定の事象には、管理者モードやサービスモードへの移行、当該ネットワークファクシミリ装置10の電源オフ、指定された時刻(登録時刻)の到来、紙詰まりなど受信不可となるエラーの発生などがある。時刻指定においては、登録時刻に基づいて行なったリダイレクト設定を無効にするための時刻(解除時刻)の指定も受けることができるようになっている。
ネットワークファクシミリ装置10は、所定の事象が発生したとき、予め設定されている指定リダイレクト宛先を転送先とするリダイレクト設定をSIPサーバ30に対して自動的に行ない、設定時の事象と対の関係にある事象(たとえば、電源オフに対して電源オン)が発生すると、先のリダイレクト設定を無効にする情報をSIPサーバ30に送信するようになっている。
たとえば、管理者モードやサービスモードでは、ファクシミリ受信などの一般的動作が禁止されるので、自機の動作モードが管理者モードやサービスモードに移行したとき、リダイレクト設定し、管理者モードやサービスモードから脱したときリダイレクト設定を無効にすることで、管理者モードやサービスモードに移行している間、自機への送信が他機で代替受信されるようになり、受信不可になる期間の発生を防止することができる。
また、紙詰まり、トナー切れなど受信不可となるエラーが発生した場合は、たとえば、当該ネットワークファクシミリ装置10の近くにある他のネットワークファクシミリ装置10を指定リダイレクト宛先としたリダイレクト設定を自動で行ない、エラーが解除されて受信可能な状態に復旧したら、先のリダイレクト設定を自動で無効にするようにすると便利である。
また、時刻指定を利用すれば、夜間や昼間など時間帯によって居場所が変わるような場合に対応することができる。たとえば、昼間はオフィスのネットワークファクシミリ装置10で受信し、夜間は、オフィスのネットワークファクシミリ装置10へ送信された文書を自宅のネットワークファクシミリ装置10へ転送するように自動的に設定を切り替えることができる。すなわち、夜10時など指定の登録時刻が到来したら自宅の装置を指定リダイレクト宛先としたリダイレクト設定を行ない、朝8時など指定の解除時刻が到来したら先のリダイレクト設定を無効にするようなことが可能になる。
さらに、電源のオフ/オンを起因にしてリダイレクト設定および該設定の解除を自動で行なわせる場合の利用態様としては次のようなものがある。たとえば、夜間や休日などはファクシミリ受信する頻度が非常に少ないことが考えられるが、大きなオフィスでは、部署毎にネットワークファクシミリ装置10を有していることが多く、夜間や休日にもこれらすべてを稼動させると電力消費が嵩んでしまう。そこで、複数台の中の特定のネットワークファクシミリ装置10だけを残して夜間や休日は装置の電源をオフにするようにし、電源オフの操作により、特定の稼動する1台へ転送されるように自動でリダイレクト設定し、電源がオンにされたら自動的にそのリダイレクト設定を無効にするように動作させる。これにより、受信動作を確保しつつ、省エネルギーが図られる。
なお、管理者モードやサービスモードへ移行するための操作、これらの動作モードから脱するための操作、登録時刻や解除時刻の設定操作などは操作表示部14を通じて行なわれる。また登録時刻や解除時刻が到来したか否かは時計部16の計時する時刻に基づいて判断される。
指定リダイレクト宛先は、事象別に設定できてもよい。たとえば、管理者モードへ移行する際に自動でSIPサーバ30に登録する指定リダイレクト宛先と、電源がオフされる際に自動でSIPサーバ30に登録する指定リダイレクト宛先と、登録時刻の到来により自動でSIPサーバ30に登録する指定リダイレクト宛先と、エラー発生時に自動でSIPサーバ30に登録する指定リダイレクト宛先とを個別に設定できるようにしておき、発生した事象の種類に応じた指定リダイレクト宛先がSIPサーバ30に登録されるようにしてもよい。
図5は、管理者モードへ移行する操作がなされた場合の処理を示している。操作表示部14で所定の操作が行なわれてネットワークファクシミリ装置10の動作モードが管理者モードに移行すると、ネットワーク情報記憶部17に記憶してある自機の特定情報(自機のSIPアドレス)と指定リダイレクト宛先の特定情報(指定リダイレクト宛先のIPアドレス)とを読み出す(ステップS201)。そして、これらを関連付けした代替宛先情報を含むREGISTERパケットを作成し(ステップS202)、このパケットをSIPサーバ30(登録サーバ32)へ送信して(ステップS203)処理を終了する。
このパケットを受信したSIPサーバ30は、当該パケット内の代替宛先情報をロケーションサーバ33およびリダイレクトサーバ34に登録し、当該代替宛先情報に含まれるSIPアドレスに対してリダイレクトの設定を行なう。以後、SIPサーバ30は、このSIPアドレスに対する接続(セッションの確立)要求を受けると、該SIPアドレスに関連付けされている指定リダイレクト宛先の特定情報を含むリダイレクトレスポンスを、接続要求元の送信端末に返送するように動作する。
リダイレクト設定を登録する時は、登録の有効期間を指定して行なう。これは、SIPのExpiresヘッダにて指定される。有効期間は、ロケーションサーバ33に登録する際に、有効期間の長さによって、一時的な登録とするか、恒久的な移動かを切り替えるようにしている。
図6は、管理者モードから脱する操作がなされた場合の処理を示している。操作表示部14などで管理者モードから脱する操作が行なわれると、ネットワークファクシミリ装置10はネットワーク情報記憶部17に記憶してある自機の特定情報(自機のSIPアドレスとIPアドレス)を読み出し(ステップS221)、これを含むREGISTERパケットを作成し(ステップS222)、このパケットをSIPサーバ30(登録サーバ32)へ送信して(ステップS223)処理を終了する。
このパケットを受信したSIPサーバ30は、当該パケット内の特定情報をロケーションサーバ33およびリダイレクトサーバ34に登録することで、当該特定情報に含まれるSIPアドレスに対するリダイレクト設定を無効にする。以後、SIPサーバ30は、このSIPアドレスに対する接続(セッションの確立)要求を受けると、該SIPアドレスに関連付けされているIPアドレスの受信端末との間でセッションの確立を試みる。
このように、管理者モードへの移行操作を行なうことで、予めネットワーク情報記憶部17に記憶してある指定リダイレクト宛先を用いたリダイレクト設定がSIPサーバ30に対して自動的に行なわれ、さらに、管理者モードから脱する操作により、先のリダイレクト設定が自動的に無効にされるので、ユーザは、リダイレクト設定やその設定解除に係わる操作を別途行なうことなくリダイレクト機能を自動的に利用することができる。
なお、図5、図6では、管理者モードを例に説明したが、時刻指定(登録時刻、解除時刻)、電源のオフ/オンについても、同様であり、それらの事象が発生したとき、予めネットワーク情報記憶部17に記憶してある指定リダイレクト宛先を用いたリダイレクト設定およびリダイレクト設定の解除(無効)が自動で実行される。
次に、他機の特定情報を自動記憶する場合について説明する。
図4では、ネットワーク情報記憶部17に記憶させる他機の特定情報(IPアドレス)をユーザが入力する例を示したが、たとえば、指定されたIPアドレスの範囲内で他機のネットワークファクシミリ装置10を自動で検索(探索)し、検出された他機をネットワーク情報記憶部17に自動記憶するように構成してもよい。
図7は、探索と記憶に関する操作の流れを、図8は探索処理の流れを、図9は探索処理に用いるSNMP(Simple Network Management Protocol)の受信処理の流れをそれぞれ示している。他機の探索を行なう場合、まず、操作表示部14に表示される図示省略の探索対象範囲入力画面で探索対象の範囲(例えば、IPアドレスの上位桁指定や地域やある建物のフロア等)を指定する(ステップS301)。探索対象の範囲が指定されると、図8の探索処理を起動する(ステップS302)。
探索処理では、例えば、指定された探索対象のアドレス範囲を取得し(ステップS321)、探索SNMPのGetRequestコマンドパケットを生成し(ステップS322)、指定された探索対象のアドレス範囲を含む、ブロードキャストアドレスに対してこのパケットを送信し(ステップS323)、タイムアウト用の受信タイマをセットして(ステップS324)処理を終了する。
図9のSNMP受信処理は各ネットワークファクシミリ装置10において常時稼動している。図9では、GetRequestコマンドパケットの送信した端末での処理と、パケットの受信側の端末での処理を合わせて記載してある。指定された探索対象の範囲内に他機が存在する場合、その他機はGetRequestコマンドパケットを受信し(ステップS341;Y)、GetResponseコマンドパケットを生成して(ステップS342)、これをGetRequestコマンドパケットの送信元に対して送信する(ステップS343)。
探索用のGetRequestコマンドパケットを生成した側のネットワークファクシミリ装置10では、受信タイマがタイムアップする前に他機からのGetResponseコマンドパケットを受信すると(ステップS344;Y、S345;Y)、受信した情報に基づいて該他機の特定情報をネットワーク情報記憶部17に記憶する(ステップS346)。ここでは、受信した情報が図示省略の受信機器リストに追加記憶される。受信した情報には、他機のIPアドレス、モデル名、装置名称、装置の設置場所などが含まれる。
受信タイマがタイムアップすると(図7、ステップS303;Y)、探索終了と判断し、それまでにSNMP受信処理のS346において記憶された受信機器リストの内容を操作表示部14に表示し(ステップS304)、該受信機器リストの中から指定リダイレクト宛先に設定する1つの他機の選択操作を受け(ステップS305)、該選択された指定リダイレクト宛先を識別する情報をネットワーク情報記憶部17に記憶して(ステップS306)処理を終了する。なお、この処理において自機の特定情報に関する情報がネットワーク情報記憶部17に記憶されるようにしてもよいし、自機の特定情報については別途の処理でネットワーク情報記憶部17に記憶されてもよい。
このように、検索対象範囲設定手段により設定された検索対象範囲で他機のネットワークファクシミリ装置の検索を行なう検索手段を設け、この検索によって抽出された他機のネットワークファクシミリ装置の特定情報をネットワーク情報記憶部17に記憶するので、該記憶に関するユーザ負担が軽減され、他機の特定情報をネットワーク情報記憶部17へ容易に登録することができる。なお、検索対象範囲設定手段にて、検索対象範囲について何も入力がなされない場合は、検索可能な範囲を全て検索するという設定としても良い。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、SIPサーバ30に自動で登録される1つの他機(指定リダイレクト宛先)をネットワーク情報記憶部17に記憶された複数の他機の中から選択するようにしたが、ネットワーク情報記憶部17に対して他機を1つのみ記憶し、該1つの他機がSIPサーバ30に対して自動登録されるようにしてもよい。
さらに、実施の形態ではSIPサーバ30へリダイレクト設定やリダイレクト設定の解除を所定の事象の発生に応じて自動で行なう例を示したが、ネットワーク情報記憶部17に記憶されている情報に基づくリダイレクト設定や設定の解除をユーザがマニュアル操作で逐次指示するように構成されてもよい。この場合でも、他機の特定情報がネットワーク情報記憶部17に既に記憶されているので、その都度、他機の特定情報を入力する場合に比べて、ユーザ負担が軽減される。
本発明の実施の形態に係わるネットワークファクシミリ装置の概略構成、およびネットワークファクシミリシステムの構成例を示す説明図である。 ネットワークファクシミリシステムの詳細構成およびメソッドと応答のやり取りを例示した説明図である。 送信側のネットワークファクシミリ装置から受信側のネットワークファクシミリ装置に対してファクシミリ送信が行なわれる場合の通信手順を示す説明図である。 ネットワークファクシミリ装置で行なわれるマニュアル登録処理を示す流れ図である。 ネットワークファクシミリ装置で行なわれる管理者モード開始処理を示す流れ図である。 ネットワークファクシミリ装置で行なわれる管理者モード終了処理を示す流れ図である。 探索元のネットワークファクシミリ装置で行なわれる探索範囲入力処理を示す流れ図である。 探索元のネットワークファクシミリ装置で行なわれる探索処理を示す流れ図である。 各ネットワークファクシミリ装置で行なわれるSNMP受信処理を示す流れ図である。
符号の説明
2…ネットワーク
5…ネットワークファクシミリシステム
10…ネットワークファクシミリ装置
10A…送信側のネットワークファクシミリ装置
10B…受信側のネットワークファクシミリ装置
10C…リダイレクト宛先にされたネットワークファクシミリ装置
11…制御部
12…画像読み取り部
12a…画像読み取りI/F部
13…画像記録部
13a…画像記録I/F部
14…操作表示部
14a…操作表示I/F部
15…画像記憶部
16…時計部
17…ネットワーク情報記憶部
18…ネットワークI/F制御部
30…SIPサーバ
31、31A、31B…プロキシサーバ
32…登録サーバ
33…ロケーションサーバ
34…リダイレクトサーバ

Claims (10)

  1. セッション制御プロトコルに基づき、セッション制御を行なうネットワークファクシミリ装置において、
    自機を特定する特定情報と、自機とは異なる1つの他機のネットワークファクシミリ装置を特定する特定情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記1つの他機の特定情報と前記自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報をSIPサーバに登録する登録手段と
    を有する
    ことを特徴とするネットワークファクシミリ装置。
  2. 前記記憶手段は、複数の他機のネットワークファクシミリ装置につき、該他機のネットワークファクシミリ装置を特定する特定情報を、それぞれ記憶し、
    前記ネットワークファクシミリ装置は、前記記憶手段に前記特定情報が記憶されている前記複数の他機の中から1つを選択する選択手段をさらに備え、
    前記登録手段は、前記選択手段で選択された前記1つの他機の特定情報と前記自機の特定情報とを関連付けした代替宛先情報を前記SIPサーバに登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークファクシミリ装置。
  3. 検索対象範囲を設定する検索対象範囲設定手段と、
    前記設定された検索対象範囲で他機のネットワークファクシミリ装置の検索を行なう検索手段と
    をさらに備え、
    前記登録手段は、該検索によって抽出された他機のネットワークファクシミリ装置の特定情報を前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1もしくは2のいずれかに記載のネットワークファクシミリ装置。
  4. 前記登録手段は、自機の電源がオフされたとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のネットワークファクシミリ装置。
  5. 自機の電源がオンされたとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする登録解除手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載のネットワークファクシミリ装置。
  6. 前記登録手段は、自機の動作モードが管理者モードまたはサービスモードに移行されたとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のネットワークファクシミリ装置。
  7. 自機の動作モードが管理者モードまたはサービスモードから脱したとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする登録解除手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載のネットワークファクシミリ装置。
  8. 前記代替宛先情報を前記SIPサーバに登録する時刻の指定を受ける登録時刻指定手段をさらに備え、
    前記登録手段は、前記登録時刻指定手段で指定された時刻になったとき、前記SIPサーバに対して前記代替宛先情報の登録を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のネットワークファクシミリ装置。
  9. 前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする時刻の指定を受ける解除時刻指定手段をさらに備え、
    前記登録手段は、前記解除時刻指定手段で指定された時刻になったとき、前記SIPサーバに登録されている前記代替宛先情報を無効にする
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワークファクシミリ装置。
  10. 前記登録手段は、発生した事象の種類に応じた他機のネットワークファクシミリ装置の前記特定情報と関連付いた代替宛先情報を前記SIPサーバに対して登録する
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のネットワークファクシミリ装置。
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