JP2006303792A - ハンズフリー装置用アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車に車載するハンズフリー装置用アダプタにおいて、ハンズフリー通話利用者の簡略な行為によるハンズフリー通話、または携帯電話機による通話への切替を実現すること。
【解決手段】車体の検出エリア内に存在するか否か、車体から発生するイグニッションノイズとスタータ電流急峻状態および振動などの物理的現象検知有無、携帯電話機による通話モードか否か、運転座席に人体有るか否かに基いて、CPU11がハンズフリー通話を可能な状態とするか、または携帯電話機通話を可能な状態とするかを判断する。その判断結果に基づいてハンズフリー通話、または携帯電話機による通話への切替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、狭域の無線通信機能を搭載している携帯電話機に対応し自動車の車内でハンズフリー通話をするためのハンズフリー装置用アダプタに関する。
本発明は、自動車の車内でハンズフリー通話をする装置として、ハンズフリー電話装置が一般的に知られている。また、特許文献1に開示されているような、利用者の携帯電話機本体と無線接続により相手側とハンズフリー通話を実行できるハンズフリー電話装置も提案されている。
特開2002―12091号公報
現時点で携帯電話機と有線式ハンズフリーキットを使って、ハンズフリー通話をしている人が、ハンズフリー装置と携帯電話機を無線接続し、ハンズフリー通話を希望している場合、狭域の無線通信機能内蔵のハンズフリー装置を搭載した自動車を購入する必要があった。
また特許文献1によると、携帯電話機利用者が運転席に着座したら必ず自動的に、携帯電話機とハンズフリー装置とは無線接続となる(特開2002―12091号公報の明細書中の段落「0006」参照)ことを特徴としている。しかし、運転席に着座しているとき、携帯電話機単独による通話も希望する可能性もある。
また特許文献1によると、ハンズフリー装置と携帯電話機利用者の無線接続は、イグニッションキーまたはリモコン操作によりハンズフリー装置用の電源がオンとなり、車内に設置された運転者検出センサにより、携帯電話機利用者が運転座席に着座したことを検出したことにより実行される(特開2002―12091号公報明の細書中の段落「0033」参照)ことを特徴としている。しかし、無線接続とするためにまずイグニッションキーまたはリモコン操作によりハンズフリー装置の電源をONしなければならない。
また特許文献1によると、ハンズフリー装置は携帯電話機を特定する識別情報の送信要求を前記携帯電話機に送出し、前記携帯電話機側から前記識別情報を受信した際に、該受信した識別情報が予め登録された識別情報と一致した場合のみ無線接続をすること(特開2002―12091号公報の特許請求の範囲「請求項3」参照)を特徴としている。しかし既製の携帯電話機では、識別情報は送信する機能を持っていない。
本発明はこのような問題を鑑みてなされており、携帯電話機による通話からハンズフリー通話への切替のために又はハンズフリー通話から携帯電話機による通話への切替のために利用者の意識的な操作をせずに無線接続の開始されるタイミングを設け、かつ現在販売されている狭域の無線通式方式の無線通信機能を内蔵した携帯電話機を活用した、既存のハンズフリー装置で通話ができる狭域の無線通信方式の無線通信機能を内蔵したハンズフリー装置用アダプタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のハンズフリー装置用アダプタは、Bluetooth(登録商標)等を無線通信方式とする狭域の無線通信機能を内蔵した携帯電話機とBluetooth(登録商標)等を無線通信方式とする狭域の無線通信を行うハンズフリー装置用アダプタであって、前記携帯電話機の利用者の携帯電話機と無線通信する無線通信エリアを有する無線通信制御手段を備えている。
ここで、無線通信制御手段の構成としては、例えばハンズフリー用ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向けLSI)、またはベースバンドプロセッサとRF(Radio Frequency:無線周波数制御)モジュール等の組み合わせなどが考えられる。
上記構成を有する本発明のハンズフリー装置用アダプタは、前記携帯電話機の利用者が前記ハンズフリー装置用アダプタを使用する際に、前記ハンズフリー装置用アダプタは、携帯電話機と有線接続ではなく無線接続する。
このため本発明によれば、前記携帯電話機の利用者が前記携帯電話機を携帯したままでハンズフリー装置用アダプタを使って通話ができるため、前記携帯電話機の利用者が自動車の運転をするときに、携帯電話機を取り出して車載ハンズフリー装置用アダプタに装着する手間を無くすことができる。また携帯電話機をハンズフリー装置用アダプタから取り外す手間を無くすことができる。さらに前記携帯電話機の利用者が自動車の運転をするときに携帯電話機は携帯したままでハンズフリー装置用アダプタを使ってハンズフリー通話ができ、携帯電話機の車内置忘れを防止できる。
また、現時点で携帯電話機と有線式ハンズフリーキットを使って、ハンズフリー通話をしている人がハンズフリー装置と携帯電話機を無線接続し、ハンズフリー通話を希望している場合、狭域の無線通信エリアを有する無線通信機能内蔵のハンズフリー装置を搭載した自動車を購入する必要はなく、前記携帯電話と本ハンズフリー装置用アダプタとは無線接続できる。
また本発明のハンズフリー装置用アダプタは、狭域の無線通信機能を内蔵した携帯電話機と狭域の無線通信を行う自動車に搭載し、バッテリの蓄電圧および電流を駆動源とするハンズフリー装置用アダプタであって、始動又は搭乗動作に起因して前記自動車の車体から得られる特定の物理的現象の有無を検出結果として入力する物理的現象入力手段と、前記自動車の運転座席での人体の存在有無を検出結果として入力する第1の人体有無入力手段と、前記自動車の利用者の所持する携帯電話機と無線接続をする無線通信制御手段と、前記無線通信制御手段の無線通信制御機能の機能実行か機能停止の制御を行う無線通信制御手段切替手段と、各種制御および演算を実行する制御・演算手段とを備え、前記制御・演算手段は無線接続実行指令または無線接続禁止指令を生成する判定手段を有し、その前記判定手段は、前記物理的現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、前記特定の物理的現象有りと判定した場合には、無線接続実行指令を生成し、また、前記第1の人体有無入力手段を介して入力した検出結果と前記物理現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、前記運転座席での人体の存在無しと判定した場合かつ前記特定の物理的現象無しと判定した場合には、無線接続停止指令を生成し、前記無線通信制御手段切替手段は、前記判定手段が前記無線接続実行指令を生成した場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を許可し、前記判定手段が前記無線接続停止指令を生成した場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を禁止することを特徴とする。
ここで、物理的現象入力手段に関しては、振動スイッチ、スタータ電流急峻状態を検出する電流検出器、イグニッションノイズセンサと、前記振動スイッチ、前記スタータ電流急峻状態を検出する電流検出器、前記イグニッションノイズセンサからの各検出結果をハンズフリー装置用アダプタへ伝送する伝送手段の構成が考えられる。また第1の人体有無検出手段に関しては運転座席圧力センサ、運転座席足元圧力センサと、前記運転座席圧力センサ、前記運転座席足元圧力センサからの各検出結果をハンズフリー装置用アダプタへ伝送する伝送手段の構成が考えられる。また無線通信制御手段切替手段に関しては、トランジスタ、フォトカプラ、MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、IGBT(Insurated Gate Bipolar Transistor)、トランジスタ、フォトカプラによる電源電圧のスイッチング制御が考えられる。また判定手段に関しては、ロジックICまたは、制御演算を行うCPU、各センサからの入出力データをメモリするSDRAM、制御演算用マシン語をメモリするEPROMと、前記CPU、前記SDARM、前記EPROM間のアドレスバス、データバス、プログラムバス等のデータ伝送手段等での構成が考えられる。また無線通信制御手段に関しては、例えばハンズフリー用ASIC、またはベースバンドプロセッサとRFモジュール等の組み合わせなどが考えられる。
また上述の「特定の物理的現象」とは、特に車内でハンズフリー通話を希望する利用者が始動または搭乗動作をすることによって前記自動車から得られる物理的現象を指す。一方、「携帯電話機の利用者の始動又は搭乗動作に起因しない物理的現象」としては、前記自動車の車体に印加される前記携帯電話機利用者以外の人間による洗車による振動や地震や強風または単なる悪戯による振動、前記車体の付近に停留または通過するバイクや自動車が発するイグニッションノイズ等が考えられる。
上記構成を有する本発明のハンズフリー装置用アダプタは、判定手段が、物理的現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、特定の物理的現象有りと判定した場合には、無線接続実行指令を生成する。すなわち、前記携帯電話機の利用者は、ハンズフリー装置用アダプタを使ってハンズフリー通話ができる。また、判定手段が第1の人体有無入力手段を介して入力した検出結果と物理的現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、運転座席での携帯電話機の利用者の存在無しと判定した場合かつ特定の物理的現象が無しと判定した場合には、無線接続停止指令を生成する。すなわち、携帯電話機の利用者は、携帯電話機本体を利用して通話ができる。
したがって携帯電話機の利用者が自動車のイグニッションキーなどで始動する始動作業や、車に乗り込むという自動車を運転するための必須動作を携帯電話機の利用者が行うことにより、携帯電話機の利用者が前記ハンズフリー装置用アダプタ本体に対しては意識的な作業をせずに、ハンズフリー装置用アダプタと携帯電話機利用者の携帯電話機とが自動的に無線接続とすることが可能である。
また携帯電話機の利用者が自動車のイグニッションキーなどでエンジンを停止する作業と携帯電話機の利用者が自動車の運転座席からの離席という車から降りることの必須動作を携帯電話機の利用者が行うことにより、携帯電話機の利用者がハンズフリー装置用アダプタ本体に対しては意識的な作業をせずに、自動的に無線接続が解除され、携帯電話機の利用者は、携帯電話機本体を使って通話ができ、さらに携帯電話機の利用者が、運転中のハンズフリー通話を、運転停止した後でも車内で運転座席に座って引き続きハンズフリー通話をすることも可能である。
また請求項2に記載のハンズフリー装置用アダプタは、さらに、前記携帯電話機の利用者から無線接続解除指令を受け付ける解除指令受付手段を備え、
前記判定手段は、前記解除指令受付手段を介して無線接続解除指令を受け付けた場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を禁止することを特徴としている。ここで、無線指令受付手段に関しては、a接式の非常停止スイッチ等が考えられる。
上記構成を有する本発明のハンズフリー装置用アダプタは、判定手段が、解除指令受付手段を介して無線接続解除指令を受け付けた場合には、無線通信制御手段の無線通信制御の実行を禁止する。すなわち携帯電話機の利用者は、携帯電話機を使って通話をすることができる。
このため本発明によれば、携帯電話機の利用者が運転座席に着座していれば必ず携帯電話機利用者の携帯電話機とハンズフリー装置用アダプタが無線接続するということはなく、携帯電話機の利用者からの解除指令受付手段を介した無線接続解除指令を判定手段が受け付けることを許可することにより、携帯電話機利用者は携帯電話機本体での通話も可能である。
また、携帯電話機利用者が車内の運転座席以外の座席に着座し、運転席には別の人間が着座している場合でも、車内で前記ハンズフリー装置用アダプタを使用せずに携帯電話機単独で通話をすることも可能である。
また請求項3に記載のハンズフリー装置用アダプタは、さらに前記携帯電話機の利用者が前記車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する人体有無情報検出手段によって検出された検出結果を入力する第2の人体有無検出手段を備え、前記制御・演算部は、前記判定手段の機能実行か停止の制御を行う判定手段制御手段を有し、その前記判定手段制御手段は、前記第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて前記車体の検出エリア内に人体有りと判定した場合、前記判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を許可し、前記第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて前記車体の検出エリア内に人体無しと判定した場合、前記判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に前記無線接続停止指令のみ生成することを特徴とする。
ここで、前記判定手段制御手段に関しては、ハードウェアで構築するのであればロジックICを使用する。または、ソフトウェアで構築するのであれば制御演算を行うCPU、各センサからの入出力データをメモリするSDRAM、制御演算用マシン語をメモリするEPROMと、前記CPUと前記SDRAM、前記EPROM間のアドレスバス、データバス、プログラムバス等のデータ伝送手段等での構成が考えられる。また第2の人体有無検出手段に関しては、赤外線スイッチを検知したことによってデジタル信号Hレベルを出力する機能を備えた変換器がよい。赤外線発信機などの無線通信方式を備えた発信機などが考えられる。上述の「車体を基準とした所定の検出エリア」とは、人体有無情報検出手段によって検出された結果結果に基づき、第2の人体有無検出手段が人体有りと判定が可能なエリアを指す。すなわち、例えば赤外線発信機が赤外線を発信し、赤外線スイッチが同赤外線を検知可能なエリアを指す。
上記構成を有する本発明のハンズフリー装置用アダプタは、携帯電話機の利用者が車体を基準とした所定の検出エリア内に存在し、判定手段制御手段が、判定手段に対して判定手段の機能実行を許可し、判定手段が、無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令のどちらかを生成する。すなわち、この場合はハンズフリー装置アダプタによるハンズフリー通話ができるかもしくは携帯電話機本体による通話ができるかは、判定手段によって生成する指令の種類による。判定手段が無線接続実行指令を生成すれば、ハンズフリー装置アダプタによる通話が可能であり、判定手段が無線接続停止指令を生成すれば、携帯電話機による通話が可能である。一方、携帯電話機の利用者が前記車体を基準として所定の検出エリア外に存在していれば、判定手段から生成される無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令は無効となり、判定手段の代わりに、判定手段制御手段が強制的に無線接続停止指令のみを生成する。すなわち、携帯電話機の利用者が車体を基準として所定の検出エリア外に存在していれば、必ず携帯電話機の利用者の携帯電話機による通話が可能である。
このため本発明によれば、携帯電話機の利用者が携帯電話機通話を希望しているときに起こるハンズフリー装置用アダプタによる通話をするために必要な特定の物理的現象が携帯電話機の利用者以外の人間の始動又は搭乗動作に起因して発生した場合でも、携帯電話機の利用者は、車体を基準とした所定の検出エリア外に存在すれば、携帯電話機の利用者以外の人間の前記始動又は搭乗動作に起因して発生した特定の物理的現象の有無を検出結果として入力してしまうことを防止することができ、携帯電話機の利用者は安心して携帯電話機本体による通話が可能である。
一方、携帯電話機利用者が、車体を基準として所定の検出エリア内におり、ハンズフリー装置用アダプタによる通話をするために必要な、特定の物理的現象が携帯電話機の利用者以外の始動又は搭乗動作に起因して発生した場合でも、携帯電話機の利用者は、車体の狭域範囲外へ場所を移動するか、携帯電話機の利用者からの解除指令受付手段を介した無線接続解除指令を判定手段が受け付ければよく、携帯電話機利用者の携帯電話機による通話の継続は容易である。
また本発明によれば、携帯電話機の利用者が、車体を基準として所定の検出エリア外で携帯電話機による通話を希望しているとき、かつ携帯電話機利用者以外の人間が自動車の運転座席に着座し運転している場合に、携帯電話機の利用者以外からの解除指令受付手段を介した無線接続解除指令を判定手段が受け付けても、無線接続停止指令を生成し、安心して携帯電話機の利用者は、携帯電話機による通話が可能である。
また本発明によれば、前記携帯電話機の利用者が前記車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かの検出する人体有無情報検出手段によって検出された検出結果を入力する第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて前記車体の検出エリア内に人体有りと判定した場合、前記判定手段が、無線接続実行指令を生成するかもしくは無線接続停止指令を生成するかの選択が可能である。
すなわち同選択が可能である条件は、人体有無情報検出手段が、携帯電話機の利用者が車体を基準とした所定の検出エリア内に存在することを検出することである。
したがって、人体有無情報検出手段が車体を基準とした所定の検出エリア内に携帯電話機の利用者が存在することを検出することは、車内でハンズフリー通話をするか、または、前記携帯電話機の利用者の意志により携帯電話機による通話を選択するかという選択権を自動車の利用者の携帯電話機に与えることである。
自動車の利用者の携帯電話機に選択権を与えることにより、ハンズフリー装置用アダプタでハンズフリー通話をするために必要な携帯電話機の利用者の始動又は搭乗動作に起因する物理的現象有りと前記判定手段が判定し、無線接続実行指令を生成すれば、携帯電話機利用者はハンズフリー通話が可能である。
また選択権を携帯電話機に与え、次に第2の人体有無入力手段を介して入力した検出結果と物理現象入力手段を介して入力した検出結果とに基づき、運転座席での携帯電話機の利用者の存在無しと判定した場合かつ特定の物理的現象無しと判定手段が判定し、無線接続停止指令を生成すれば、携帯電話機の利用者は携帯電話機による通話が可能である。
一方、携帯電話機の利用者が車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する人体有無情報検出手段によって検出された検出結果を入力する第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて車体の検出エリア内に人体無しと判定した場合、判定制御手段は、判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に無線接続停止指令のみ生成する。すなわち、判定手段制御手段は、判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に無線接続停止指令のみ生成することを実行することは、自動車の利用者は、携帯電話機本体による通話のみ可能であるということを指す。したがって選択権は携帯電話機には与えられないということになる。
したがって選択権を携帯電話機に与えること、すなわち、人体有無情報検出手段が車体を基準とした所定の検出エリア内に携帯電話機の利用者が存在することを検出することとは、ハンズフリー通話をするにあたり、携帯電話機からの特別な携帯電話機の識別情報をハンズフリー装置用アダプタが認識する必要性と携帯電話機の識別情報を送出する携帯電話機である必要性をなくすことが可能であるということである。よって本発明のハンズフリー装置アダプタであれば、ハンズフリー通話をするための携帯電話機は既製の狭域の無線通信機能を持った携帯電話機であれば良い。
以下、本発明が適用された実施形態について、図1〜3を用いて説明する。
まず図1について説明する。図1は周辺要素を要するハンズフリー装置用アダプタ1の概略構成である。本発明の実施形態に係るハンズフリー装置用アダプタ1と同ハンズフリー装置用アダプタ1に関わる周辺要素は自動車に搭載されている。ただし、前記ハンズフリー装置用アダプタ1に関わる周辺要素とは、図1に示す運転座席圧力スイッチ41、運転座席足元スイッチ42、車両振動センサ43、イグニッションノイズ51、スタータ電流急峻状態センサ52、送話用マイクロフォン61、受話用スピーカ62、赤外線発信機120、携帯電話機130である。
まず図1において前記ハンズフリー装置用アダプタ1に関わる周辺要素の前記ハンズフリー装置用アダプタ1との関係を含めハンズフリー装置用アダプタ1の概略構成について説明する。
前記ハンズフリー装置用アダプタ1は、運転座席圧力スイッチ信号入力部12と、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13と、車両振動検出信号入力部14
イグニッションノイズ検出信号入力部15と、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16と、無線通信制御手段20と、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30と、電話番号入力部70と、制御論理回路メモリ80と、携帯電話通話モードスイッチ90と、入出力データメモリ100と、赤外線スイッチ110を制御するCPU11とを備えている。
前記運転座席圧力スイッチ信号入力部12は、前記自動車の利用者が同自動車の運転座席に着座したか否かを検出する運転座席圧力スイッチ41によって検出された検出結果を無線シリアル信号として入力する。
ここで、前記運転座席圧力スイッチ41について説明する。前記運転座席圧力スイッチ41は、人間が座席に座ったこと、または離席したことを検知するセンサとして荷重センサと同荷重センサから得られた電気的信号を電気的デジタル信号として出力するコンパレータと電気的デジタル信号からパラレルデータ信号に変換するASIC(特定用途向けLSI)と同ASICからデータバスを介して、同パラレルデータ信号をシリアルデータ信号に変換するUSART(パラレルデータからシリアルデータに変換する通信回路基板)と、同シリアルデータを無線シリアル信号に変換する無線RFモジュールとで構成される。
前記運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13は、前記自動車の利用者が同自動車の運転座席の足元シートに付着したか否かを検出する運転座席圧力足元スイッチ42によって検出された検出結果を無線シリアル信号として入力する。
ここで、前記運転座席足元スイッチ42について説明する。前記運転座席足元スイッチ42は、人間の足が自動車の座席の足元にシートに付いたこと、または離れたことを検知する荷重センサと、同荷重センサから得られた電気的信号を電気的デジタル信号として出力するコンパレータと電気的デジタル信号からパラレルデータ信号に変換するASIC(特定用途向けLSI)と同ASICからデータバスを介して、同パラレルデータ信号をシリアルデータ信号に変換するUSART(パラレルデータからシリアルデータに変換する通信回路基板)と、同シリアルデータを無線シリアル信号に変換する無線RFモジュールとで構成される。
前記車両信号検出信号入力部14は、前記自動車の利用者の搭乗動作等に起因する車体の振動を検出する車両振動センサ43によって検出された検出結果を無線シリアル信号として入力する。
ここで、前記車両振動センサ43について説明する。前記車両振動センサ43は、人間が車へ振動を与え、車が振動したことを検知する振動センサと、振動センサから得られた電気的信号を電気的デジタル信号として出力するコンパレータと電気的デジタル信号からパラレルデータ信号に変換するASIC(特定用途向けLSI)と同ASICからデータバスを介して、同パラレルデータ信号をシリアルデータ信号に変換するUSART(パラレルデータからシリアルデータに変換する通信回路基板)と、同シリアルデータを無線シリアル信号に変換する無線RFモジュールとで構成される。
前記イグニッションノイズ検出信号入力部15は、前記自動車の利用者の始動動作に起因するイグニッションノイズを検出するイグニッションノイズセンサ51によって検出された検出結果を無線シリアル信号として入力する。
ここで前記イグニッションノイズセンサ51について説明する。前記イグニッションノイズセンサ51は、イグニッションノイズを検知するセンサとしてはイグナイタとは非接触で検知できる電磁ノイズ検出用光プローブ式センサと、同センサにより光電変換された電気信号を電気的デジタル信号として出力するコンパレータと電気的デジタル信号からパラレルデータ信号に変換するASIC(特定用途向けLSI)と同ASICからデータバスを介して、同パラレルデータ信号をシリアルデータ信号に変換するUSART(パラレルデータからシリアルデータに変換する通信回路基板)と、同シリアルデータを無線シリアル信号に変換する無線RFモジュールとで構成される。
前記スタータ電流急峻状態検出信号入力部16は、前記自動車の利用者の指導動作に起因するスタータ電流急峻状態を検出するスタータ電流急峻状態センサ52によって検出された検出結果を無線シリアル信号として入力する。
ここで前記スタータ電流急峻状態センサ52の構成について説明する。前記スタータ電流急峻状態センサ52は、電流センサ(CT)と、同電流センサより得られた電気的信号を電気的デジタル信号として出力するコンパレータと電気的デジタル信号からパラレルデータ信号に変換するASIC(特定用途向けLSI)と同ASICからデータバスを介して、同パラレルデータ信号をシリアルデータ信号に変換するUSART(パラレルデータからシリアルデータに変換する通信回路基板)と、同シリアルデータを無線シリアル信号に変換する無線RFモジュールとで構成される。
前記無線通信制御部20は、ハンズフリーキット部60からの携帯電話機130の利用者の通話相手への音声の送話の電気的処理を行う送話信号入力部21と、ハンズフリーキット部60へ携帯電話機130の利用者の通話相手からの音声のための電気的処理を行う受話信号出力部22と、無線通信をするためのプロトコルを規定する例えばBB(BaseBand)プロセッサと、信号の拡散や変復調などを行う例えばRF(RadioFrequency)モジュールと、例えばBBプロセッサからRFモジュールへ送信するためのデジタルアナログ変換器および例えばRFモジュールからBBプロセッサへ送信するためのアナログデジタル変換器等で構成してもよい。
前記無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30は、前記CPU11から前記無線接続実行指令を受け取る。同無線接続実行指令は、デジタル信号のHレベルである。同デジタル信号がHレベルのとき、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30はONとなる。すなわち無線通信制御部20用の駆動電源は、無線通信制御部20に供給され、無線通信制御部20は、無線通信制御の機能を果たす。したがって、車内の携帯電話機利用者はハンズフリー装置用アダプタを使って、ハンズフリー通話ができる。また前記CPU11から前記無線接続停止指令を受け取った場合、すなわち、同無線接続停止指令は、デジタル信号のLレベルのとき、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30は、OFFとなる。すなわち無線通信制御部20用の駆動電源と、無線通信制御20は開放となり、無線通信制御部20は、無線通信制御の機能不能となる。したがって、ハンズフリー装置用アダプタと携帯電話機120の利用者の携帯電話機との無線接続は切断となり、携帯電話機120の利用者は、車内もしくは車外で携帯電話機単独による通話が可能である。
無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30は、CPU11で得られたデジタル信号(同デジタル信号のHレベルは前記無線接続指令であり、前記デジタル信号のLレベルは前記無線接続停止指令である。)をベース電流、無線通信制御部用入力駆動電源をコレクタ電圧、実際の無線通信制御部用出力駆動電源を、エミッタ負荷を付加したエミッタ電圧としたトランジスタで実現してもよい。また同デジタル信号を発光ダイオードのアノードおよびカソードに選び、かつ無線通信制御部用入力駆動電源をフォトトランジスタのコレクタ負荷からとり、実際の無線通信制御部用入力駆動電源を、フォトトランジスタのエミッタ負荷を付加したエミッタ電圧としたフォトカプラで実現してもよい。またはトランジスタよりも熱安定性がよくスイッチング動作の速いMOSFET素子を利用して、実際の無線通信制御部用入力駆動電源としてもよい。これに限らず、同デジタル信号をスイッチング信号として、適した電流レベルや電圧レベルの無線通信制御用駆動電源が得られるのであれば、他の適切な素子、例えばIGBT等を使用して電源電圧スイッチング制御を行ってもよい。
前記電話番号入力部70は、表示装置を伴ったタッチスイッチで構成される。
前記制御論理回路メモリ80は、不揮発性のEPROM等が良い。
前記携帯電話通話モードスイッチ90は、a接式の非常停止スイッチが良い。その理由は前記携帯電話の利用者の意志により前記携帯電話130による通話をする場合には前記携帯電話通話モードスイッチ90の接点部を開放とし、前記携帯電話の利用者の意志によりハンズフリー装置用アダプタ1による通話をする場合には前記携帯電話通話モードスイッチ90の接点部を短絡とすれば、前記携帯電話機130の利用者が、携帯電話機本体による通話をするために無線接続を解除するときは、前記携帯電話機130の利用者が前記携帯電話通話モードスイッチ90を意識的にひねらないと、接点は開かないようにする。自動車を運転中の携帯無線接続による通話が、道路交通法により罰則となる。よって、本当に車中で利用者が携帯電話機により通話をしたいときは、スイッチをわざわざ手でひねって、無線接続解除をすることが望ましいためである。
前記入出力データメモリ100は、揮発性のSDRAMがよい。
前記赤外線スイッチ110は、赤外線スイッチ120の赤外線を受信したときに、同受信信号をデジタル信号のHレベルへ変換できるデジタル信号変換器がよい。
前記赤外線発信機120について説明する。前記赤外線発信機120は、前記携帯電話機130に外装(前記携帯電話機130に内蔵しているのではない。)できる携帯性があるものが良い。前記赤外線発信機120の赤外線は赤外線スイッチ110が検知することとする。前記携帯電話機130は、Bluetooth(登録商標)等を無線通信方式とする狭域の無線通信機能を内蔵し、Bluetooth(登録商標)等を無線通信方式とする狭域の無線通信を行うハンズフリー装置用アダプタと無線接続可能な既製の携帯電話機で良い。
ここで、本実施例における、構成要素を説明を説明する。
本実施例においては、CPU11が、「制御・演算手段」に相当する。また、運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13が「第1の人体有無入力手段」に相当する。車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16が「物理的現象入力手段」に相当する。また無線通信制御部20は、「無線通信制御手段」に相当する。無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30は、「無線通信制御手段切替手段」に相当する。また携帯電話通話モードスイッチ90は、「解除指令受付手段」に相当する。赤外線スイッチ110は、「第2の人体有無入出力手段」に相当する。赤外線発信機120は、「人体有無情報検出手段」に相当する。
次に図2は、前記無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30が、無線通信制御部20の駆動電源のON/OFF制御をするためにCPU11が生成する前記無線接続指令もしくは前記無線接続停止指令のどちらか生成する判断処理の過程を表した機能ブロック図である。
まず図2に示す機能ブロック図に示す各機能ブロックなどについて説明する。
図2に示す運転座席圧力スイッチ信号400、運転座席圧力足元スイッチ信号410、イグニッションノイズセンサ信号420、スタータ電流急峻状態センサ信号430、車両信号センサ信号440、赤外線スイッチ信号450は、図1において、それぞれメイン制御部10の運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席圧力足元スイッチ信号入力部13、車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16、赤外線スイッチ110で得られた電気的デジタル信号を表す。
前記電気的デジタル信号がソフトウェア的電気的デジタル信号であれば、CPU11に取り込まれる信号としてもよい。一方前記電気的デジタル信号がハードウェア的電気的デジタル信号であれば、図2に示す機能ブロック図で表されたハードウェアIC群とする論理和演算素子310もしくは320への入力信号、または赤外線スイッチ110接点部の励磁用の入力信号または、無線接続/停止指令信号生成判定部240への入力信号とする。
なお図2において、前記運転座席圧力スイッチ信号400、前記運転座席圧力スイッチ信号410の総称として人体有無検出信号、前記イグニッションノイズセンサ信号420、スタータ電流急峻状態センサ信号430、車両信号センサ信号440の総称として物理的現象検出信号と、以下便宜上使用することがある。
論理和演算素子310は、前記運転座席圧力スイッチ信号400、前記運転座席足元スイッチ信号410のうちどちらか一方が入力されることが望ましいために設けた。理由は携帯電話機利用者が、運転座席で携帯電話機による通話をする条件として、運転座席に着座していることであり、携帯電話機利用者が、携帯電話機による通話をしている最中に、運転座席で、姿勢を変えたとしても携帯電話機による通話を継続実行可能とするためである。
論理和演算素子320は、イグニッションノイズセンサ信号420、スタータ電流急峻状態センサ信号430、車両信号センサ信号440のうち何れか一つが入力されることが望ましいために設けた。理由は、前記携帯電話機の利用者の始動又は搭乗動作に起因して前記自動車の車体から得られる特定の物理的現象である例えばイグニッションノイズやスタータ電流急峻状態や振動のうちどれか一つの前記物理的現象が起こればよいためである。
ラッチ状態生成部200を設けた目的は、車内で携帯電話機の利用者がハンズフリー通話をするための条件要素であるイグニッションノイズ、スタータ電流急峻状態、振動が、常に起こっているわけではないことに鑑み、物理的現象検出信号を継続することである。ラッチ状態生成部は、ハードウェアICで構成するのであれば、入力信号の状態を、RESET端子にHレベルのデジタル信号が入力されるまで保持するD−FF(ディーフィリップフロップ素子)などが適当である。また、他にラッチ生成部の入力信号の状態を適宜保持できるのであれば、他の素子で構成してもよい。ソフトウェアで表すのであれば、毎回制御論理回路メモリ80内の全制御ロジックプログラムの処理ごとに入力信号の状態を保持する論理制御プログラムで構成してもよい。
機械的励磁信号生成部210は、ラッチ状態生成部200で得られたラッチ信号を携帯電話モードスイッチ接点部230の開閉を制御する電磁コイルの励磁信号により得られる励磁状態を生成する。
セット優先/リセット優先生成部220は、ラッチ生成部の信号をリセットするためのリセット信号を生成する。同リセット信号は、セット優先/リセット優先生成部220の入力信号として人体有無検出信号、物理的現象検出信号がデジタル信号のHレベル、Lレベルの2種類の組み合わせから得られる次に記載する4つの条件に基づいてセット優先/リセット優先生成部220から得られるセット優先リセット信号もしくはリセット優先リセット信号である。
人体有無検出信号がHレベル、物理的現象検出信号がHレベルのときは、リセット優先生成部220から得られるデジタル信号はLレベル、すなわちセット優先である。
また人体有無検出信号がLレベル、物理的現象検出信号がLレベルのときは、セット優先/リセット優先生成部220から得られるデジタル信号はHレベル、すなわちリセット優先である。
また人体有無検出信号がLレベル、物理的現象検出信号がHレベルのときは、セット優先/リセット優先生成部220から得られるデジタル信号はLレベル、すなわちセット優先である。
また人体有無検出信号がHレベル、物理的現象検出信号がLレベルのときは、セット優先/リセット優先生成部220から得られるデジタル信号はLレベル、すなわちセット優先を満たせば、セット優先/リセット優先生成部220の内部構成は種々の回路で構成できることは容易である。
携帯電話モードスイッチ接点部230は図1に示す携帯電話機モードスイッチ90をa接式の非常停止スイッチであるため、機械的励磁信号生成部210から得られる信号により電気的にハイアクティブ(ハイアクティブとは入力信号がHIレベルにより出力信号はHIレベルとなり、逆にロウアクティブとは、入力信号がLOWレベルにより出力信号がHIレベルとなる。)で短絡と仮定する。
無線接続/停止指令信号生成判定部240は、前記携帯電話モードスイッチ接点部230により得られたHレベル信号が入力され、かつ前記赤外線スイッチ110接点部より得られたHレベル信号が入力されれば、無線接続/停止指令信号生成判定部240からの出力結果は電気的デジタル信号のHレベルの信号であることと、前記携帯電話モードスイッチ接点部230により得られたHレベル信号が入力されても、前記赤外線スイッチ信号450からのHレベル信号が入力されなければ、前記無線接続/停止指令信号生成判定部240からの出力結果は電気的デジタル信号のLレベルの信号であることを満たす構成がよい。
なお、本実施形態では、前記無線接続指令を電気的デジタル信号のHIレベルとし、前記無線接続停止指令を電気的デジタル信号のLOWレベルとする。また、図2に示す各機能部の内部は、ソフトウェアによる論理制御プログラムまたはハードウェアによる論理制御ICにより成立する。前記ソフトウェアによる論理制御プログラムであれば、CPUの処理としては、図2に示された各機能図は、CPU11がアドレスカウンタにより呼び出した論理制御回路メモリ80内にメモリされた制御ロジックプログラムを指す。アドレスカウンタにより呼び出された制御ロジックプログラムは、CPU11で演算に使用し、CPU11による演算の結果として出力データを出すことにする。本実施形態では前記出力データは、図2に示す無線接続/停止指令信号生成判定部240より得られる無線接続指令か無線接続停止指令である。無線接続/停止指令生成判定部240から、無線接続指令か無線接続停止指令を生成することで、論理制御回路メモリ80内にメモリされている全制御ロジックプログラミングに対する1周期分のCPUの処理が終了するものとする。各機能部の入力と出力は、データ伝送によって入出力部データメモリ100にメモリされるバスマスタ転送でもよいし、CPU11が一端取込み、CPU11の演算用に入出力部データメモリ100にデータバス転送されてもよい。また、ハードワイヤードによる信号伝送でもよい。
また、図2に示す論理和演算素子310〜330はソフトウェアによる論理制御プログラムまたはハードウェアによる論理制御ICにより成立する。図2に示す携帯電話機モードスイッチ接点部230は、携帯電話機モードスイッチ90をa接式の非常停止スイッチとしているため、機械的励磁信号生成部210から得られる信号により電気的にハイアクティブ(ハイアクティブとは入力信号がHIレベルにより出力信号はHIレベルとなり、逆にロウアクティブとは、入力信号がLOWレベルにより出力信号がHIレベルとなる。)で短絡と仮定する。
また、図2に示す各機能部は、機能部へ向かう矢印を電気的入力信号、機能部から次の機能部へ向かう矢印を電気的出力信号とする。しかし、論理和演算素子に結合されている入力線および出力線には、前記矢印とはせず罫線とした。
また図2に示す運転座席圧力スイッチ信号400、運転座席圧力足元スイッチ信号410、イグニッションノイズセンサ信号420、スタータ電流急峻状態センサ信号430、車両信号センサ信号440、赤外線スイッチ10信号は、図1において、運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席圧力足元スイッチ信号入力13、車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16、赤外線スイッチ110で得られた電気的デジタル信号を表し、ソフトウェア的電気的デジタル信号であれば、CPU11に取り込まれたとし、ハードウェア的電気的デジタル信号であれば、図2に示す機能ブロックに示されたハードウェアIC群論理和演算素子310もしくは320への入力信号とする。
次に図3に示すフローチャートに沿って、図2に示す機能ブロックのCPUにおける処理フローを説明する。図2に示す前記機能ブロックの各生成部はハードウェアICで処理しても良いが、ここでは、CPU11におけるソフトウェア処理を行うものとして説明することにする。
まず、最初のS510では、前記携帯電話機の利用者が、車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを判定する。すなわちS510の判定とは、CPU11が携帯電話機の利用者の携帯している赤外線発信機120により赤外線スイッチ110からのデジタル信号のLレベルかHレベルかを判定する処理を指す。
S510にて前記携帯電話機の利用者の携帯している赤外線発信機120により赤外線スイッチ110からのデジタル信号をCPU11がHレベルと判定した場合には(S510:YES)、図2において赤外線スイッチ信号450のHレベルデジタル信号出力により、無線接続/停止指令生成判定部240の入力信号はHレベルとしてセットする(S520)され、S530へ移行する。
S530では、車体から得られる特定の物理的現象が発生か否かを判定する。すなわちS530の判定とは、始動又は搭乗動作に起因して車体から得られる特定の物理的現象の有無を検出結果として入力する車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16から得られたデジタル信号がHレベルかLレベルかをCPU11が判定する処理を指す。
S530にて始動又は搭乗動作に起因して車体から得られる特定の物理的現象の有無を検出結果として入力する車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16から得られたデジタル信号がHレベルとCPU11が判定した場合には(S530:YES)、セット優先/リセット優先生成部220からLレベルデジタル信号が出力される。また機械的励磁信号生成部210により携帯電話モードスイッチ接点部230が短絡される。よって携帯電話モードスイッチ接点部230からのHレベルデジタル信号の出力により、無線接続/停止指令信号生成判定部240の入力信号にデジタル信号Hレベルがセットされ(S540)、S590へ移行する。
S590では、携帯電話機の利用者からの前記携帯電話通話モードスイッチ90を介した無線接続解除指令を受け付けたか否かを判定する。
S590にて前記携帯電話機の利用者からの前記携帯電話通話モードスイッチ90を介した無線接続解除指令を受け付けた場合には(S590:YES)、携帯電話モードスイッチ接点部230からのHレベルデジタル信号出力により前記無線接続/停止指令生成判定部240の入力信号にデジタル信号Hレベルがセットされる(S600)。
したがって無線接続/停止指令生成判定部240の機能条件により、無線接続/停止指令信号生成判定部240から無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へHレベルのデジタル信号が出力される(S620)。すなわちCPU11から、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へ無線通信接続指令が出力されることになる(S640参照)。つまり携帯電話機の利用者は、ハンズフリー装置用アダプタ1を使ってハンズフリー通話ができる。
S510にて携帯電話機の利用者の携帯している赤外線発信機120により赤外線スイッチ110からのデジタル信号をCPU11がLレベルと判定した場合には(S510:NO)、図2において赤外線スイッチ信号450のLレベルでデジタル信号出力により、無線接続/停止指令生成判定部240の入力信号はLレベルとしてセットされる(S540)。
したがって無線接続/停止指令生成判定部240の機能条件により、無線接続/停止指令信号生成判定部240から無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へLレベルのデジタル信号が出力される(S630)。すなわちCPUから、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へ無線通信接続停止指令が出力されることになる(S650)。つまり携帯電話機の利用者は、携帯電話機130による通話が可能である。
S530にて始動又は搭乗動作に起因して自動車の車体から得られる特定の物理的現象の有無を検出結果として入力する車両振動検出信号入力部14、イグニッションノイズ検出信号入力部15、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16から得られたデジタル信号がLレベルとCPU11が判定した場合には(S530:NO)、前記セット優先/リセット優先生成部220からLレベルデジタル信号が出力する。また機械的励磁信号生成部210により携帯電話モードスイッチ接点部230が開放する。よって携帯電話モードスイッチ接点部230からのLレベルデジタル信号の出力により、無線接続/停止指令信号生成判定部240の入力信号にデジタル信号Lレベルがセットされ(S550)、S560に移行する。
S560では、運転座席に携帯電話機利用者が着座しているか否かを判定する。すなわちS560の判定とは、自動車の運転座席での自動車の利用者の存在有無を検出結果として入力する運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13から得られたデジタル信号のHレベルかLレベルをCPU11が判定する処理を指す。
S560にて自動車の運転座席での自動車の利用者の存在有無を検出結果として入力する運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13から得られたデジタル信号がLレベルとCPU11が判定した場合には(560:NO)、機械的励磁信号生成部210により携帯電話モードスイッチ接点部230は開放、携帯電話モードスイッチ接点部230からのLレベルデジタル信号出力により無線接続/停止指令信号生成判定部240の入力信号にデジタル信号Lレベルがセットされる。
したがって無線接続/停止指令生成判定部240の機能条件により、無線接続/停止指令信号生成判定部240から前記無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へLレベルのデジタル信号が出力される(S630)。すなわちCPU11から、無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部30へ無線接続指令が出力されることになる(S650)。つまり携帯電話機の利用者は、携帯電話機130を使って通話をすることが可能である。
一方、S560にて自動車の運転座席での自動車の利用者の存在有無を検出結果として入力する運転座席圧力スイッチ信号入力部12、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13から得られたデジタル信号がHレベルとCPU11が判定した場合には(560:YES)、機械的励磁信号生成部210により携帯電話モードスイッチ接点部230は短絡、携帯電話モードスイッチ接点部230からのHレベルデジタル信号出力により無線接続/停止指令信号生成判定部240の入力信号にデジタル信号Hレベルがセットされ(S570)、上述で説明したS590の判定結果により、無線接続指令を生成する(S640)か、無線接続停止指令を生成する(S650)かを決定する。
無線接続指令を生成するか、無線接続停止指令を生成するかの判定が終了した場合には、再度S510の判定処理からスタートする。
[効果]
本実施形態のハンズフリー装置用アダプタ1が奏す効果について以下述べる。
本実施形態によれば、携帯電話機130の利用者が同携帯電話機130を携帯したままでハンズフリー装置用アダプタ1を使って通話ができるため、携帯電話機130の利用者が自動車を運転するときに、携帯電話機130を取り出して車載ハンズフリー装置用アダプタ1に装着する手間を無くすことができる。また携帯電話機130をハンズフリー装置用アダプタ1から取り外す手間を無くすことができる。さらに携帯電話機130の利用者が自動車の運転をするときに携帯電話機130は携帯したままでハンズフリー装置用アダプタ1を使ってハンズフリー通話ができ、携帯電話機130の自動車の車内に置忘れることを防止できる。さらに現時点で携帯電話機と有線式ハンズフリーキット部60を使って、ハンズフリー通話をしている人がハンズフリー装置用アダプタ1と携帯電話機130を無線接続し、ハンズフリー通話を希望している場合、狭域の無線通信エリアを有する無線通信機能内蔵のハンズフリー装置を搭載した自動車を購入する必要はなく、携帯電話130と本ハンズフリー装置用アダプタ1とは無線接続できる。
また本実施形態によれば、携帯電話機130の利用者が自動車のイグニッションキーなどで始動する始動作業や、車への搭乗という自動車を運転するための必須動作を携帯電話機130の利用者が行うことにより、携帯電話機130の利用者がハンズフリー装置用アダプタ1に対しては意識的な作業をせずに、ハンズフリー装置用アダプタ1と携帯電話機130の利用者の携帯電話機130とが自動的に無線接続とすることが可能である。また携帯電話機130の利用者が前記自動車のイグニッションキーなどでエンジンを停止する作業と、携帯電話機130の利用者が自動車の運転座席からの離席という自動車から降りることの必須動作を携帯電話機130の利用者が行うことにより、携帯電話機130の利用者がハンズフリー装置用アダプタ1に対しては意識的な作業をすることをせずに自動的に無線接続が解除され、携帯電話機130の利用者は、携帯電話機130を使って通話ができ、さらに携帯電話機130の利用者が、前記自動車運転中のハンズフリー通話を、前記自動車1の運転を停止した後でも車内で運転座席に座って引き続きハンズフリー通話をすることも可能である。
また本実施形態によれば、携帯電話機130の利用者が運転座席に着座していれば必ず携帯電話機130の利用者の携帯電話機130と前記ハンズフリー装置用アダプタ1とが無線接続するということはなく、携帯電話機130の利用者からの携帯電話通話モードスイッチ90を介した無線接続解除指令をCPU11が受け付けることにより、携帯電話機130の利用者は携帯電話機130での通話も可能である。また、携帯電話機130の利用者が自動車の車内において運転座席以外の座席に着座し、運転席には別の人間が着座している場合でも、自動車の車内で前記ハンズフリー装置用アダプタ1を使用せずに携帯電話機130で通話をすることも可能である。
また本実施形態によれば携帯電話機130の利用者が携帯電話機130による通話を希望しているとき、携帯電話機130の利用者以外の人間の始動又は搭乗動作に起因したスタータ電流急峻状態、車体から発生する振動、イグニッションノイズセンサがであっても、車体を基準とした所定の検出エリア外に存在すれば、携帯電話機130の利用者は安心して携帯電話機130による通話が可能である。
また、万が一、携帯電話機130の利用者が、赤外線発信機120が発信する赤外線を赤外線スイッチ110が検知可能なエリア内に存在し、ハンズフリー装置用アダプタ1による通話をするために必要な、スタータ電流急峻状態、車体から発生する振動、イグニッションノイズセンサ等の前記自動車から得られる物理的現象が、携帯電話機の利用者以外の人間の始動又は搭乗動作に起因して発生した場合でも、赤外線発信機120が発信する赤外線を赤外線スイッチ110が検知可能なエリア外へ場所を移動するか、携帯電話機130の利用者からの携帯電話通話モードスイッチ90を介した無線接続解除指令を携帯電話モードスイッチ90を介してCPU11が受け付ければよく、携帯電話機の利用者130の携帯電話機130による通話の継続は容易である。
また本実施形態によれば、携帯電話機130の利用者が、赤外線発信機120が発信する赤外線を赤外線スイッチ110が検知可能なエリア外で前記携帯電話機130による通話を希望しているとき、かつ携帯電話機130の利用者以外の人間が前記自動車の運転座席に着座し運転している場合に、携帯電話機130の利用者以外から人間からの無線接続解除指令を携帯電話通話モードスイッチ90を介して前記CPU11が判定し、無線接続指令をCPU11が生成することを禁止すること。そのため、安心して前記携帯電話機の利用者は、携帯電話機による通話が可能である。
また本実施形態によれば、携帯電話機130の利用者が自動車の車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する赤外線発信機120によって検出された検出結果を入力する赤外線スイッチ110を介して入力した検出結果に基づいて自動車の車体の検出エリア内に携帯電話機130の利用者が有りと判定した場合、CPU11が処理する前記無線接続/停止指令生成判定部240が、無線接続実行指令を生成するかもしくは無線接続停止指令を生成するかという判定処理を行う。
したがって、赤外線発信機120が、携帯電話機130の利用者が自動車の車体を基準とした所定の検出エリア内に存在することを検出することは、車内でハンズフリー通話をするか、または、携帯電話機130の利用者の意志により携帯電話機130による通話を選択するかの選択権を、携帯電話機130の利用者が自動車の車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する赤外線発信機120によって検出された検出結果を入力する赤外線スイッチ110を介して入力した検出結果に基づいて自動車の車体の検出エリア内に携帯電話機130の利用者が有りと判定した場合、CPU11が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する選択権を自動車の利用者の携帯電話機130に与えることになる。
自動車の利用者の携帯電話機130に選択権を与え、イグニッションノイズ検出信号入力部15と、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16を介して入力した検出結果とに基づき、特定の物理的現象が無しとCPU11が判定し、CPU11が無線接続指令を生成すれば、携帯電話機130の利用者は、ハンズフリー通話用アダプタ1による通話が可能である。
また選択権を携帯電話機130に与え、運転座席圧力スイッチ信号入力部12と、運転座席足元圧力スイッチ信号入力部13を介して入力した検出結果と車両振動検出信号入力部14と、イグニッションノイズ検出信号入力部15と、スタータ電流急峻状態検出信号入力部16を介して入力した検出結果とに基づき、運転座席での携帯電話機130の利用者の存在無しと判定した場合かつ特定の物理的現象が無しとCPU11が判定し、無線接続停止指令を生成すれば、携帯電話機の利用者は、携帯電話機による通話が可能である。
一方、携帯電話機130の利用者が自動車の車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する赤外線発信機120によって検出された検出結果を入力する赤外線スイッチ110を介して入力した検出結果に基づいて自動車の車体の検出エリア内に携帯電話機130の利用者が無しと判定した場合、CPU11は、無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に無線接続停止指令のみ生成する。すなわち、無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に無線接続停止指令のみ生成することを実行することは、携帯電話機130の利用者は、携帯電話機130による通話のみ可能であるということを指す。したがって選択権は携帯電話機130に与えられないということになる。
したがって選択権を携帯電話機130に与えること、すなわち、赤外線発信機120が、携帯電話機130の利用者が自動車の車体を基準とした所定の検出エリア内に存在することを検出することにより、ハンズフリー通話をするにあたり、携帯電話機からの特別な携帯電話機の識別情報をハンズフリー装置用アダプタが認識する必要性と携帯電話機の識別情報を送出する携帯電話機である必要性はなくすことが可能となる。よって本発明のハンズフリー装置アダプタであればハンズフリー通話をするための携帯電話機は既製の狭域の無線通信機能を持った携帯電話機であれば良い。
[別実施形態]
上記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採ることが可能である。また本実施形態に記載した制御ロジックプログラムの代わりに制御ロジックICで組んでも同様な効果を奏する。
実施形態のハンズフリー装置用アダプタ1と同ハンズフリー装置用アダプタ1の周辺要素を表す概略構成図である。 CPUが判定する図1に示す各種検出結果に基づきCPUが制御演算処理を実行するために呼び出す制御論理回路メモリにメモリされる制御ロジックの機能ブロック図である。 CPUが図2の機能ブロックに基づいて無線接続指令を生成するか無線接続停止指令を生成するかを判定する処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…ハンズフリー装置用アダプタ、11…CPU、12…運転座席圧力信号入力部、13…運転座席足元圧力スイッチ信号入力部、14…車両振動検出信号入力部、15…イグニッションノイズ検出信号入力部、16…スタータ電流急峻状態検出信号入力部、20…無線通信制御部、30…無線通信制御部用駆動電源ON/OFF切替部、41…運転座席圧力スイッチ、42…運転席足元圧力スイッチ、43…車両振動センサ、51…イグニッションノイズセンサ、52…スタータ電流急峻状態センサ、60…ハンズフリーキット部、61…送話用マイクロフォン、62…受話用スピーカー、70…電話番号入力部、80…制御論理回路メモリ、90…携帯電話通話モードスイッチ、100…入出力部データメモリ、110…赤外線スイッチ、120…赤外線スイッチ、130…携帯電話機。

Claims (3)

  1. 狭域の無線通信機能を内蔵した携帯電話機と狭域の無線通信を行う自動車に搭載し、バッテリの蓄電圧および電流を駆動源とするハンズフリー装置用アダプタであって、
    始動又は搭乗動作に起因して前記自動車の車体から得られる特定の物理的現象の有無を検出結果として入力する物理的現象入力手段と、
    前記自動車の運転座席での人体の存在有無を検出結果として入力する第1の人体有無入力手段と、
    前記自動車の利用者の所持する携帯電話機と無線接続をする無線通信制御手段と、
    前記無線通信制御手段の無線通信制御機能の機能実行か機能停止の制御を行う無線通信制御手段切替手段と、
    各種制御および演算を実行する制御・演算手段とを備え、
    前記制御・演算手段は無線接続実行指令または無線接続禁止指令を生成する判定手段を有し、
    前記判定手段は、
    前記物理的現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、前記特定の物理的現象有りと判定した場合には、無線接続実行指令を生成し、また、前記第1の人体有無入力手段を介して入力した検出結果と前記物理現象入力手段を介して入力した検出結果に基づき、前記運転座席での人体の存在無しと判定した場合かつ前記特定の物理的現象無しと判定した場合には、無線接続停止指令を生成し、
    前記無線通信制御手段切替手段は、
    前記判定手段が前記無線接続実行指令を生成した場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を許可し、前記判定手段が前記無線接続停止指令を生成した場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を禁止すること
    を特徴とするハンズフリー装置用アダプタ。
  2. 請求項1に記載のハンズフリー装置用アダプタにおいて、
    さらに、前記携帯電話機の利用者から無線接続解除指令を受け付ける解除指令受付手段を備え、
    前記判定手段は、前記解除指令受付手段を介して無線接続解除指令を受け付けた場合には、前記無線通信制御手段の無線通信制御の実行を禁止すること
    を特徴するハンズフリー装置用アダプタ。
  3. 請求項1または2に記載のハンズフリー装置用アダプタにおいて、
    さらに、前記携帯電話機の利用者が前記車体を基準とした所定の検出エリア内に存在するか否かを検出する人体有無情報検出手段によって検出された検出結果を入力する第2の人体有無検出手段を備え、
    前記制御・演算部は、
    前記判定手段の機能実行か停止の制御を行う判定手段制御手段を有し、
    前記判定手段制御手段は、
    前記第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて前記車体の検出エリア内に人体有りと判定した場合、前記判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を許可し、前記第2の人体有無検出手段を介して入力した検出結果に基づいて前記車体の検出エリア内に人体無しと判定した場合、前記判定手段が無線接続実行指令もしくは無線接続停止指令を生成する実行を禁止し強制的に前記無線接続停止指令のみ生成すること
    を特徴とするハンズフリー装置用アダプタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010192985A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Toshiba Corp 移動通信装置
CN107640109A (zh) * 2016-07-22 2018-01-30 现代自动车株式会社 用于切断暗电流的装置、包括该装置的车辆及其控制方法

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