JP2006303684A - 携帯端末位置管理システム及び携帯端末位置管理装置 - Google Patents

携帯端末位置管理システム及び携帯端末位置管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末装置の位置を把握する。
【解決手段】 情報処理装置2aは、携帯端末装置との接続開始と接続解除接続状態を携帯端末位置管理装置1に通知する。携帯端末位置管理装置1では、通知を取得すると、端末位置情報生成手段12が、情報処理装置2aと、情報処理装置2aとの間で近傍無線通信により接続する携帯端末装置6aとを対応付けた端末位置情報を生成し、端末位置情報記憶手段11bに格納する。端末位置検出手段13は、要求された携帯端末装置に関する端末位置情報を検索し、要求された携帯端末装置に対応する情報処理装置を特定し、その位置情報により、携帯端末装置の位置を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯端末位置管理システム及び携帯端末位置管理装置に関し、特にネットワークを介して分散配置される情報処理装置と近傍無線通信を介して接続する携帯端末装置の位置を管理する携帯端末位置管理システム及び携帯端末位置管理装置に関する。
従来、有線または無線の通信ネットワークによって複数の情報処理装置が接続される通信ネットワークシステムにおいて、各地点に分散配置される情報処理装置または通信インタフェースと無線通信で接続してシステムにログインし、この通信ネットワーク上の情報資源へアクセスする携帯端末装置を備えたシステムがある。このような携帯端末装置を備えた通信ネットワークシステムでは、利用者が居場所を限定されず、任意の地点からシステムを利用できるという利点がある。逆に、利用者の位置を把握することは難しい。
利用者の位置を特定するための手法として、個々の携帯端末装置の位置情報をGPS衛星より取得し、この位置情報に基づき携帯端末装置の位置を特定するとともに、情報ネットワーク上における情報資源へのアクセスの可否を制御する情報ネットワークシステムの制御方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−46666号公報(段落番号〔0035〕〜〔0048〕、図6)
携帯端末装置を用いた通信ネットワークシステムでは、携帯端末装置の位置、すなわち、携帯端末装置を保有する利用者の所在を知りたいという要求がある。携帯端末装置の位置を把握することができれば、ある任意の地点にいる利用者を特定したり、逆にある任意の利用者の所在を特定することができる。
しかしながら、従来の通信ネットワークシステムにおいて携帯端末装置の位置を特定する場合には、GPS機能や無線通信の電波状況の測定機能など、携帯端末装置に位置測定のための追加回路とその制御手段とが必要であった。この場合、追加回路により携帯端末装置が大型化し、価格が高くなってしまうという問題点が生じる。また、GPS衛星から取得した位置情報の解析処理などによって、携帯端末装置のプロセッサの処理負担が増すという問題点もある。
通常、携帯端末装置の位置を知りたいという場合には、正確な位置情報(緯度、経度情報や、通信先の基地局からの距離など)はあまり必要ではなく、おおよその位置が把握されれば十分である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置に位置確認のための機構を新たに設けることなく、携帯端末装置の位置を把握することが可能な携帯端末位置管理システム及び携帯端末位置管理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、ネットワークを介して分散配置される情報処理装置と近傍無線通信を介して接続する携帯端末装置の位置を管理する位置管理システムが提供される。この位置管理システムは、携帯端末装置との間で近傍無線通信を介して接続する情報処理装置と、この情報処理装置とネットワークを介して接続する携帯端末位置管理装置を有する。
情報処理装置は携帯端末装置との間で接続を開始または解除して接続状態を変化させた場合に、携帯端末装置に関する接続状態が変化したことを通知する接続状態通知手段を具備する。携帯端末位置管理装置は、端末位置情報生成手段、端末位置検出手段、位置情報記憶手段及び端末位置情報記憶手段を具備する。位置情報記憶手段は、端末位置情報生成手段の参照する位置情報を記憶し、端末位置情報記憶手段は、端末位置情報生成手段の生成した端末位置情報を記憶する。端末位置情報生成手段は、情報処理装置から、その情報処理装置と近傍無線通信を介して接続要求を行った携帯端末装置に関する接続状態の変化通知を取得すると、情報処理装置と、この情報処理装置との間で近傍無線通信により接続する携帯端末装置とを対応付けた端末位置情報を生成する。端末位置検出手段は、端末位置情報に基づき、要求された携帯端末装置に対応する情報処理装置を検索し、位置情報に基づいて該情報処理装置の位置を特定することによって、携帯端末装置の位置を検出する。
このような携帯端末位置管理システムによれば、各地点に分散配置される情報処理装置の位置は、位置情報として携帯端末位置管理装置の位置情報記憶手段に記憶される。携帯端末装置は、システム資源利用時に、任意の情報処理装置に接続要求を行う。情報処理装置の接続状態通知手段は、携帯端末装置からの要求に応じて接続を開始した場合には接続開始、接続が解除された場合には接続解除というように、接続状態が変化した場合にこれを携帯端末位置管理装置に通知する。携帯端末位置管理装置では、接続状態の変化通知を取得すると、端末位置情報生成手段が、情報処理装置と、この情報処理装置との間で近傍無線通信により接続する携帯端末装置とを対応付けた端末位置情報を生成する。生成された端末位置情報は、携帯端末装置が対応付けられた情報処理装置の近傍に在ることを示す。この端末位置情報は、端末位置情報記憶手段に格納される。そして、端末位置検出手段は、要求された携帯端末装置に関する端末位置情報を検索し、要求された携帯端末装置に対応する情報処理装置を特定し、その位置情報により、携帯端末装置の位置を検出する。
また、上記課題を解決するために、ネットワークを介して分散配置される情報処理装置と近傍無線通信を介して接続する携帯端末装置を有する通信ネットワークシステム上における前記携帯端末装置の位置を管理する携帯端末位置管理装置において、前記情報処理装置が配置される位置に関する位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記情報処理装置から前記携帯端末装置との間で接続を開始または解除したことを通知されると、通知に応じて前記情報処理装置と前記情報処理装置との間で前記近傍無線通信を介して接続する前記携帯端末装置を対応付けた端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、前記端末位置情報を記憶する端末位置情報記憶手段と、前記端末位置情報に基づき要求された前記携帯端末装置と接続する前記情報処理装置を検索し、検索された前記情報処理装置の前記位置情報に基づき前記携帯端末装置の位置を検出する端末位置検出手段と、を具備することを特徴とする携帯端末位置管理装置、が提供される。
このような携帯端末位置管理装置では、位置情報によって設置位置が特定される情報処理装置から、情報処理装置と携帯端末装置との間の接続が開始または解除されたことが通知されると、端末位置情報生成手段は、通知に基づき、情報処理装置と携帯端末装置とを対応付けた端末位置情報を生成し、端末位置情報記憶手段に格納する。接続が解除された場合、端末位置情報の該当する対応付けは削除される。端末位置検出手段は、端末位置情報及び情報処理装置の位置情報に基づき、携帯端末装置の位置を検出する。
本発明では、任意の地点に固定的に配置される情報処理装置と、この情報処理装置と近傍無線通信により接続した携帯端末装置を対応づけた端末位置情報を生成する。そして、要求された携帯端末装置に対応する情報処理装置の位置情報に基づき、携帯端末装置がどこにあるかを検出する。これにより、大規模な位置検出回路など位置確認のための新たな機構を追加することなく、携帯端末装置の位置を把握することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
本発明に係る携帯端末位置管理システムは、ネットワークを介して分散配置される情報処理装置と、この情報処理装置と近傍無線通信を介して接続することによって情報処理装置を介してシステム資源を利用することが可能な携帯端末装置を有する通信ネットワークシステムに適用される。
本発明に係る携帯端末位置管理システムは、携帯端末位置管理装置1と、情報処理装置2a、2b・・・と、携帯端末装置6a、6b、・・・を有する。携帯端末位置管理装置1と、情報処理装置2a、2b、・・・間は、有線または無線の通信ネットワークによって接続される。また、情報処理装置2a、2b、・・・と携帯端末装置6a、6b、・・・間は、近傍無線通信によって接続される。近傍無線通信は、狭い距離で近接する装置間で行われる通信であり、たとえば、Felica(登録商標)やNFC(Near Field Communication)、Bluetoothなどを用いる。これらは、装置間の間隔が10cm程度の近傍範囲内で通信を実現する。すなわち、このような近傍無線通信によって接続されているということは、通信相手の携帯端末装置が情報処理装置の近くに在ることを示す。
各装置について順に説明する。
携帯端末位置管理装置1は、位置情報記憶手段11a、端末位置情報記憶手段11b及び端末位置履歴記憶手段11cの各記憶手段と、端末位置情報生成手段12、端末位置検出手段13及び位置追跡手段14の各処理制御手段を具備する。各記憶手段は、携帯端末位置管理装置1に設けられたメモリなどの記憶装置上に構築される。また、各処理制御手段は、たとえば、処理手順をプログラムに記述し、コンピュータでプログラムを実行させることにより実現する。
位置情報記憶手段11aは、各地点に分散配置される情報処理装置2a、2b、・・・の位置に関する位置情報を記憶する。位置情報は、システムに要求される携帯端末装置6a、6b、・・・の位置特定のレベルに応じて決まる。一般的に、携帯端末装置6a、6b、・・・の位置を知りたい場合は、情報処理装置2a、2b、・・・が配置された部屋の名称や、建屋名とその階数と区画、などが特定されれば十分である。この場合、位置情報として、たとえば、情報処理装置が配置される部屋名などが、情報処理装置に関連付けて登録される。
端末位置情報記憶手段11bは、現時点における携帯端末装置6a、6b、・・・に接続する情報処理装置2a、2b、・・・、対応付けて登録される。たとえば、情報処理装置2a、2b、・・・ごとに現時点で接続している携帯端末装置6a、6b、・・・が登録される。接続が解除されると該当する対応付けの登録は削除される。すなわち、端末位置情報により、現時点で接続状態にある携帯端末装置と情報処理装置の関係がわかる。
端末位置履歴記憶手段11cは、携帯端末装置6a、6b、・・が、接続した情報端末装置の履歴が記憶される。たとえば、携帯端末装置6a、6b、・・・ごとに、接続した情報端末装置名、接続開始時刻及び接続解除時刻などの情報が設定される。
端末位置情報生成手段12は、情報処理装置2a、2b、・・・から、携帯端末装置6a、6b、・・・との接続を開始したという接続状態の変化の通知を受けると、通知元の情報処理装置と、通知に含まれるこの情報処理装置の接続相手の携帯端末装置とを対応付け、端末位置情報を生成し、端末位置情報記憶手段11bに格納する。たとえば、携帯端末装置6aと情報処理装置2aとの間の接続開始が通知された場合、情報処理装置2aと携帯端末装置6aを対応付け、情報処理装置2aに関する端末位置情報を生成する。一方、情報処理装置2a、2b、・・・から、携帯端末装置6a、6b、・・・との接続を解除したという接続状態の変化の通知を受けると、通知元の情報処理装置と、通知に含まれるこの情報処理装置の接続相手の携帯端末装置とを対応付けた対応情報を端末位置情報記憶手段11bから検索し、検索された対応情報を削除して端末位置情報を更新する。たとえば、携帯端末装置6aと情報処理装置2aとの間の接続解除が通知された場合、情報処理装置2aについて登録されている携帯端末装置6aとの対応情報を削除する。
端末位置検出手段13は、携帯端末装置の位置検出要求を受けると、要求された携帯端末装置に対応する情報処理装置を端末位置情報記憶手段11bに格納される端末位置情報を検索して特定する。そして、特定された情報処理装置、すなわち、要求された携帯端末装置に接続する情報処理装置に関する位置情報を、位置情報記憶手段11aを検索して抽出する。抽出された位置情報を携帯端末装置の位置情報として出力する。また、逆に、ある地点に存在する携帯端末装置を検索する場合には、要求された地点に対応する位置に存在する情報処理装置を位置情報に基づき検索する。そして、検索された情報処理装置に基づき端末位置情報を検索して、この情報処理装置に接続する携帯端末装置を特定する。
位置追跡手段14は、要求された携帯端末装置がこれまでに接続した情報処理装置に関する端末位置履歴を端末位置履歴記憶手段11cから抽出する。そして、抽出された情報処理装置の位置を位置情報より導き出し、携帯端末装置の位置の追跡結果として出力する。
情報処理装置2aは、無線通信手段3aと接続状態通知手段4aを具備する。同様に、情報処理装置2bは、無線通信手段3bと接続状態通知手段4bを具備する。以下、情報処理装置2aの場合で説明する。
無線通信手段3aは、携帯端末装置6a、6bとの間の近傍無線通信を制御する。なお、情報処理装置2aは、複数の携帯端末装置と接続し、通信を行うことができる。
接続状態通知手段4aは、無線通信手段3aを介して入力される携帯端末装置との接続状態の変化(接続開始/接続解除)を携帯端末位置管理装置1に通知する。すなわち、無線通信手段3aを介して携帯端末装置との接続が開始されたことを取得すると、接続を開始した携帯端末装置の識別情報とともに接続開始の通知を携帯端末位置管理装置1に送信する。また、携帯端末装置が離れるなどして、接続が解除されたことを無線通信手段3aより取得すると、この携帯端末装置の識別情報と接続解除の通知を携帯端末位置管理装置1に送信する。
携帯端末装置6a、6bは、通信ネットワークシステムの利用者が携帯する。利用者は、必要に応じて近傍にある情報処理装置2a、2b、・・・へ近傍無線通信を介して接続し、システム資源を利用する。なお、携帯端末装置6a、6bは、同時に複数の情報処理装置に接続することはできない。
このような携帯端末位置管理装置1の動作について説明する。
たとえば、携帯端末装置6aが情報処理装置2aに近傍無線通信による接続要求を行うと、接続要求が無線通信手段3a経由で情報処理装置2aに入力し、必要に応じて認証された後、接続が開始される。接続が開始されたことは、接続状態通知手段4aに伝達される。接続状態通知手段4aは、携帯端末装置6aと接続が開始されたことを、携帯端末装置6aの識別情報とともに携帯端末位置管理装置1に通知する。携帯端末位置管理装置1では、端末位置情報生成手段12が通知を取得すると、通知に基づき、情報処理装置2aと携帯端末装置6aを対応付けた対応情報を生成し、端末位置情報に追加し、端末位置情報記憶手段11bに格納する。同様に、携帯端末装置6bが情報処理装置2aと接続を開始したことが通知されると、端末位置情報に情報処理装置2aと携帯端末装置6bとの対応情報が追記される。
また、携帯端末装置6aが情報処理装置2aから離れるなどにより、近傍無線通信による接続が解除されると、無線通信手段3aがこれを検出し、接続状態通知手段4aに伝達する。接続状態通知手段4aは、携帯端末装置6aとの接続が解除されたことを、携帯端末装置6aの識別情報とともに携帯端末位置管理装置1に通知する。
携帯端末位置管理装置1では、端末位置情報生成手段12が通知を取得すると、通知に基づき、情報処理装置2aと携帯端末装置6aを対応付けた対応情報を端末位置情報記憶手段11bに格納された端末位置情報から検索し、検索された対応情報を削除する。同様に、携帯端末装置6bが情報処理装置2aと接続が解除されたことが通知されると、端末位置情報の情報処理装置2aと携帯端末装置6bとの対応情報を削除する。
また、端末位置情報生成手段12は、生成した情報処理装置と携帯端末装置の対応情報を履歴情報として残しておく。生成した対応情報に、接続が開始された時刻や解除された時刻などを付加し、端末位置履歴として端末位置履歴記憶手段11cに格納する。
以上の処理手順により、端末位置情報記憶手段11bには、現時点で接続が保持されている情報処理装置と携帯端末装置が対応付けられて記憶されている。また、端末位置履歴記憶手段11cには、生成された対応情報が接続開始時刻と接続解除時刻とともに端末位置履歴として記憶されている。
そして、携帯端末位置管理装置1に携帯端末装置の位置検出要求が入力されると、端末位置検出手段13が、端末位置情報に基づき要求携帯端末装置が接続する情報処理装置を検出する。そして、位置情報記憶手段11aを検索して、検出された情報処理装置の位置情報を取得する。携帯端末装置はこの情報処理装置の近傍に在ることが保証でき、得られた位置情報は携帯端末装置の位置情報と見なすことができる。こうして得られた位置情報を要求先に返す。
また、携帯端末位置管理装置1に特定の位置にある携帯端末装置を検索する指示がされる場合もある。この場合、端末位置検出手段13は、位置情報に基づき、指定位置にある情報処理装置を検索する。そして、端末位置情報に基づき、この情報処理装置に接続する携帯端末装置を抽出し、得られた携帯端末装置の識別情報を要求先に返す。
さらに、携帯端末位置管理装置1に、任意の携帯端末装置の移動の軌跡が要求された場合には、位置追跡手段14が、端末位置履歴記憶手段11cに格納される端末位置履歴情報から該当する携帯端末装置が接続した情報処理装置を特定し、上記と同様の手順でそれぞれの情報処理装置の位置を検出し、携帯端末装置の移動の軌跡とする。
以上のように、携帯端末装置と情報処理装置との接続関係から携帯端末装置の位置を把握することができる。
以下、実施の形態を、テレビ会議システムに適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態のテレビ会議システムの構成図である。
実施の形態のテレビ会議システムは、会議端末21、31と、携帯端末(以下、コントローラとする)26、36と、ファイル端末であるPC22、32とが、IPネットワーク回線(以下、IPネットワークとする)40を介して会議管理装置である管理サーバ10と接続する。なお、会議端末21とPC22は、会議室A(20)に、会議端末31とPC32は会議室B(30)に分散配置される。なお、情報処理装置は、会議端末21、31及びPC22、32が該当し、携帯端末位置管理装置の機能は、管理サーバによって実現される。
ここで、会議端末21、31に接続する拡張BOX24、34は、会議端末21、31とコントローラ26、36との間の近傍通信を制御し、会議端末21、31の動作を制御する装置である。同様に、PC22、32に接続する拡張BOX25、35は、PC22、32とコントローラ26、36との間の近傍通信を制御し、PC22、32の動作を制御する装置である。なお、拡張BOX24、25、34、35と、会議端末21、31やPC22、32などの機器は、一体型で形成されるとしてもよい。
また、無線LANAP23、33は、コントローラ26、36を、IPネットワーク40を介して直接通信させるための装置である。
こうして、コントローラ26、36は、拡張BOX24、34を介して会議端末21、31と接続し、拡張BOX25、35を介してPC22、32と接続する。また、無線LANAP23、33により、IPネットワーク40経由で管理サーバ10、もしくは会議端末21、31及びPC22、32と接続することができる。
ここで、管理サーバ10のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態の管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。グラフィック処理装置104には、モニタ108が接続されており、CPU101からの命令に従って画像をモニタ108の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード109aやマウス109bが接続されており、キーボード109aやマウス109bから送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。通信インタフェース106は、IPネットワーク40に接続されており、IPネットワーク40を介して端末装置との間でデータの送受信を行う。なお、モニタ108、キーボード109a及びマウス109bは直接管理サーバ10に接続せずに、通信インタフェース106を介して接続する場合もある。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、サーバのハードウェア構成を示したが、近傍通信機能を除く携帯端末装置のハードウェア構成も同様である。また、会議端末装置も近傍通信機能と会議処理機能(撮像部、マイク部、音声合成部など)を除き、同様のハードウェア構成をとる。
このように、本発明の実施の形態の各装置は、上記の構成のようなハードウェア構成をとり、CPUがプログラムを実行することによりその処理機能を実現する。
次に、このような会議システムのコントローラ位置管理動作について説明する。図4は、本実施の形態のコントローラ位置管理動作の概要を示した図である。図2と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
なお、図でアプライアンスは、会議端末やPCの総称で、コントローラと近傍通信する機能と、IPネットワーク40を介して管理サーバ10に接続して情報交換を行うことができる装置を指す。
それぞれ離れた地点に在る会議室A、会議室B及び会議室Cには、それぞれIPネットワーク40を介して管理サーバ10に接続するアプライアンス1(17)、アプライアンス2(27)及びアプライアンス3(37)が固定に設置されている。
管理サーバ10には、アプライアンスに関する位置情報として、アプライアンス1(17)、アプライアンス2(27)及びアプライアンス3(37)の位置情報が管理者などによって静的に入力されている。図の例では、アプライアンス1(17)は「会議室A」、アプライアンス2(27)は「会議室B」及びアプライアンス3(37)は「会議室C」の位置情報が設定されている。
コントローラ16を持った利用者が会議室Cに入室し、アプライアンス3(37)を介して会議を行ったり、ファイルを閲覧したりなど、システム資源を利用しようとした場合、コントローラ16は、アプライアンス3(37)に対して認証を要求する。アプライアンス3(37)は、コントローラ16を認証すると、接続を許可するとともに、接続が開始された通知を管理サーバ10に行う。これにより、管理サーバ10には、コントローラ16がアプライアンス3(37)と接続されているという端末位置情報が生成され、格納される。コントローラ16を持った利用者が、会議室Cを出ると、アプライアンス3(37)とコントローラ16の通信は不可能となり、接続解除が管理サーバ10に通知される。そして、通知により、端末位置情報の対応情報が削除される。
上記の一連の処理が、コントローラとアプライアンスとの間で行われることにより、管理サーバ10には、各コントローラに関する端末位置情報が保持される。なお、各アプライアンスは、複数のコントローラを認証することができるが、各コントローラは、同時に複数台のアプライアンスと接続することはできないとする。
こうして生成された端末位置情報に基づき、携帯端末装置が接続するアプライアンスを検索し、その位置情報から携帯端末装置の位置を検出する。
ここで、端末位置情報について説明する。図5は、本実施の形態の端末位置情報の一例を示した図である。図では、わかりやすくするため、端末位置情報に位置情報を付加している。
端末位置情報は、アプライアンス名フィールド301、設置場所フィールド302及び認証中コントローラフィールド303から構成される。なお、設置場所フィールド302は、位置情報に基づく情報であり、アプライアンス名に基づき位置情報から検索可能であるので、必須ではない。
アプライアンス名フィールド301は、各アプライアンスを識別する名称が設定される。また、設置場所フィールド302は、各アプライアンスの設置されている場所を示す位置情報である。認証中コントローラフィールド303には、現時点で該アプライアンスと接続し、通信を行っているコントローラ名が格納される。なお、図は一例であり、アプライアンスをキーとして作成されているが、コントローラをキーに端末位置情報を作成することもできる。
図の例では、アプライアンス「会議端末A」は、「会議室A」に設置され、「コントローラ2」と「コントローラ3」が接続されている。同様に、アプライアンス「会議端末C」は、「会議室C」に設定され、「コントローラ1」が接続されている。
このような端末位置情報に基づき、たとえば、「コントローラ1」の位置検出が依頼されると、管理サーバ10は、認証中コントローラフィールド303から「コントローラ1」を検索し、対応するアプライアンス「会議端末C」と設定場所「会議室C」を検出する。この結果、「コントローラ1」の利用者は、「会議室C」に居ることが通知される。
また、逆に、「会議室A」にいるコントローラ(利用者)を検索する場合には、設置場所フィールド302から「会議室A」を検索し、対応するアプライアンス「会議端末A」と「PC−A」を得る。続いて、それぞれのアプライアンスに対応する認証中コントローラが検索され、「会議端末A」には「コントローラ2」と「コントローラ3」が検出される。一方、「PC−A」には、認証中コントローラがないことがわかる。この結果、「会議室A」には、「コントローラ2」の利用者と「コントローラ3」の利用者が居ることが通知される。
このように、コントローラの利用者の位置が、会議システムの認証方法を利用し、各地点のアプライアンスの接続情報を取得することによって自動的に生成される。このため、新たな位置検出機構などの大規模なシステムを構築する必要がなく、従来の会議システムなどにも容易に適用することができる。
また、コントローラまたはその利用者の位置を検出した場合には、端末位置情報より検索すればよく、コントローラの利用者に負担をかけることもない。
なお、コントローラのローケーショントラッキングは、認証時に生成される情報を履歴情報として蓄積することにより実現することができる。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本発明の実施の形態のテレビ会議システムの構成図である。 本実施の形態の管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態のコントローラ位置管理動作の概要を示した図である。 本実施の形態の端末位置情報の一例を示した図である。
符号の説明
1・・・携帯端末位置管理装置、2a、2b・・・情報処理装置、3a、3b・・・無線通信手段、4a、4b・・・接続状態通知手段、6a、6b・・・携帯端末装置、11a・・・位置情報記憶手段、11b・・・端末位置情報記憶手段、11c・・・端末位置履歴記憶手段、12・・・端末位置情報生成手段、13・・・端末位置検出手段、14・・・位置追跡手段


Claims (5)

  1. ネットワークを介して分散配置される情報処理装置と近傍無線通信を介して接続する携帯端末装置の位置を管理する携帯端末位置管理システムにおいて、
    前記携帯端末装置との間で接続を開始または解除して接続状態を変化させた場合に、前記携帯端末装置に関する接続状態が変化したことを通知する接続状態通知手段を具備する情報処理装置と、
    前記情報処理装置が配置される位置に関する位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記情報処理装置から前記携帯端末装置に関する接続状態の変化通知を取得すると、前記情報処理装置と前記情報処理装置との間で前記近傍無線通信を介して接続する前記携帯端末装置を対応付けた端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、前記端末位置情報を記憶する端末位置情報記憶手段と、前記端末位置情報に基づき要求された前記携帯端末装置と接続する前記情報処理装置を検索し、検索された前記情報処理装置の前記位置情報に基づき前記携帯端末装置の位置を検出する端末位置検出手段と、を具備する携帯端末位置管理装置と、
    を有することを特徴とする携帯端末位置管理システム。
  2. 前記携帯端末位置管理装置の前記端末位置情報生成手段は、
    前記情報処理装置から前記携帯端末装置との接続開始の通知を取得すると、前記情報処理装置と前記携帯端末装置とを対応付けて前記端末位置情報に登録し、前記情報処理装置から前記携帯端末装置との接続解除の通知を取得すると、前記端末位置情報に登録された前記情報処理装置と前記携帯端末装置との対応付けを削除する、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末位置管理システム。
  3. 前記携帯端末位置管理装置の前記端末位置検出手段は、さらに、
    前記位置情報に基づき、要求された任意の地点に存在する前記情報処理装置を検索し、検索された前記情報処理装置に接続する前記携帯端末装置を前記端末位置情報より検出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末位置管理システム。
  4. 前記携帯端末位置管理装置は、さらに、
    前記携帯端末装置ごとに前記携帯端末装置と前記近傍無線通信によって接続を行った前記情報処理装置に関する端末位置履歴を記憶する端末位置履歴記憶手段と、
    前記端末位置履歴と前記位置情報に基づき、前記携帯端末装置が移動してきた位置を追跡する位置追跡手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の携帯端末位置管理システム。
  5. ネットワークを介して分散配置される情報処理装置と近傍無線通信を介して接続する携帯端末装置を有する通信ネットワークシステム上における前記携帯端末装置の位置を管理する携帯端末位置管理装置において、
    前記情報処理装置が配置される位置に関する位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記情報処理装置から前記携帯端末装置との間で接続を開始または解除したことを通知されると、通知に応じて前記情報処理装置と前記情報処理装置との間で前記近傍無線通信を介して接続する前記携帯端末装置を対応付けた端末位置情報を生成する端末位置情報生成手段と、
    前記端末位置情報を記憶する端末位置情報記憶手段と、
    前記端末位置情報に基づき要求された前記携帯端末装置と接続する前記情報処理装置を検索し、検索された前記情報処理装置の前記位置情報に基づき前記携帯端末装置の位置を検出する端末位置検出手段と、
    を具備することを特徴とする携帯端末位置管理装置。
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