JP6372134B2 - 配信装置、配信方法および配信プログラム - Google Patents

配信装置、配信方法および配信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、配信装置、配信方法および配信プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末などの移動体端末は、持ち運ばれた様々な場所で、その場所にあるプリンタやプロジェクタなどの周囲の機器を利用することに使用されている。
例えば、ユーザは、移動体端末を様々な場所に持ち運び、持ち運んだ場所にある周囲の機器を利用するアプリケーションやドライバを移動体端末にインストールする。そして、ユーザは、インストールしたアプリケーションやドライバに、IP(Internet Protocol)アドレスなどの周囲の機器の機器情報を設定する。このように、ユーザは、移動体端末に各種設定を行って、移動体端末と周囲の機器とを連携させる。
特開2007−241718号公報
しかしながら、上記技術では、移動体端末と持ち込まれた先のその場にある周囲の機器とを連携させる各種操作が煩雑であり、移動体端末で周囲の機器を利用することが難しい。
例えば、ユーザは、移動体端末と周囲の機器を連携させるために、移動端末を用いて、周囲の機器を探す操作、探した周囲の機器に対応するアプリケーションを選択してインストールする操作、アプリケーションに機器情報を設定する操作を実行することになる。このように、ユーザの操作が多く、特に予備知識のないユーザにとっては移動体端末と周囲の機器とを連携させることは難しい。
1つの側面では、周囲の機器を簡単に利用することができる配信装置、配信方法および配信プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、配信装置は、所定の場所で利用できる周囲の機器の情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記周囲の機器の情報を用いて、前記周囲の機器を利用する際に用いるアプリケーションを生成する生成部とを有する。配信装置は、前記周囲の機器が利用可能な前記所定の場所で移動体端末が検出された場合、検出した移動体端末に、前記生成部によって生成されたアプリケーションを配信する配信部を有する。
1実施形態によれば、周囲の機器を簡単に利用することができる。
図1は、実施例1に係るシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係る配信サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、機器情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、構成情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、実施例1に係るアプリ配信処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係る更新処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、実施例2に係るプロジェクタサービスの利用に用いるアプリの配信を説明する図である。 図8は、実施例2に係るプロジェクタサービスが変更された場合のアプリの配信を説明する図である。 図9は、実施例2に係るプロジェクタサービスが削除された場合のアプリの配信を説明する図である。 図10は、実施例3に係る温度計を利用できるアプリの配信を説明する図。 図11は、実施例3に係る温度計故障時のアプリの配信を説明する図である。 図12は、実施例4に係る画面連携アプリの配信を説明する図である。 図13は、実施例4に係るメールアドレス交換アプリの配信を説明する図である。 図14は、実施例5に係るモバイル端末の使用回線に基づくアプリの配信を説明する図である。 図15は、実施例5に係るモバイル端末が場所IDを特定する処理を説明する図である。 図16は、ハードウェア構成例を説明する図である。
以下に、本願の開示する配信装置、配信方法および配信プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。各実施例は、矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることができる。
[全体構成]
図1は、実施例1に係るシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、モバイル端末1と配信サーバ10とを有し、配信サーバ10から所定距離内にプリンタ2、プロジェクタ3、温度計4を有する。なお、ここで示した各装置は、一例であり、種別や個数を限定するものではない。
モバイル端末1は、各種の無線通信が可能な端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、ノートパソコン、タブレット端末などである。配信サーバ10は、各種サービスやアプリケーション(以下、「アプリ」と記載する場合がある)を実行するサーバ装置である。
プリンタ2は、データを印刷する印刷機であり、無線通信や有線通信によってデータを受信して印刷することができる。プロジェクタ3は、無線通信や有線通信によって取得した画像や映像を所定のスクリーンに投影するディスプレイ装置である。温度計4は、無線通信機能を有し、測定した周囲の温度を無線通信で送信することができる。
このような構成において、配信サーバ10は、所定の場所で利用できる周囲の機器の情報を記憶する。そして、配信サーバ10は、記憶部に記憶される周囲の機器の情報を用いて、周囲の機器を利用する際に用いるアプリケーションを生成する。その後、配信サーバ10は、周囲の機器が利用可能な所定の場所でモバイル端末1が検出された場合、検出したモバイル端末1に、生成されたアプリケーションを配信する。
例えば、配信サーバ10は、同じアクセスポイントを使用する無線LANやブルートゥースなどの近距離通信で通信可能な範囲50に位置するプリンタ2、プロジェクタ3、温度計4に関する情報を記憶する。
そして、配信サーバ10は、プリンタ2と無線通信を確立してプリンタ2を用いてデータを印刷するアプリケーションAを生成する。また、配信サーバ10は、プロジェクタ3と無線通信を確立してプロジェクタ3を用いて映像等を投影するアプリケーションBを生成する。また、配信サーバ10は、温度計4と無線通信を確立して温度測定値を取得するアプリケーションCを生成する。
その後、モバイル端末1が範囲50の外から範囲50内に移動したとする。すると、配信サーバ10は、モバイル端末1が範囲50内に入ったことを検出し、アプリケーションA、アプリケーションB、アプリケーションCをモバイル端末1に配信する。モバイル端末1は、各アプリケーションを実行することで、プリンタ2、プロジェクタ3、温度計4を利用することができる。
したがって、ユーザは、ある場にモバイル端末1を持って入ると、それを検知した配信サーバ10が、その場にあるプロジェクタ等の周囲の機器を利用するアプリを生成してモバイル端末1に配信する。この結果、モバイル端末1でその場の周囲の機器を簡単に利用できる。
[機能構成]
図2は、実施例1に係る配信サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、配信サーバ10は、通信処理部11、記憶部12、制御部20を有する。
通信処理部11は、他の装置の通信を制御する処理部である。例えば、通信処理部11は、モバイル端末1から各種情報を無線通信で受信し、モバイル端末1にアプリを無線通信で送信する。
記憶部12は、機器情報DB(DataBase)13と構成情報DB14とを有し、例えばハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置である。
機器情報DB13は、周囲の機器に関する情報を記憶する記憶部である。具体的には、機器情報DB13は、無線通信可能な範囲50内に存在する周囲の機器を特定する情報を記憶する。図3は、機器情報DB13に記憶される情報の例を示す図である。ここで記憶される情報は、実際に利用できる周囲の機器の情報であり、管理者等によって格納されたり、後述する更新部23が自動的に更新したりする。
図3に示すように、機器情報DB13は、「機器特定情報、機器リソース情報」を対応付けて記憶する。「機器特定情報」は、周囲の機器が何の機器であるかを特定する情報であり、「機器種別、型番」から構成される。「機器種別」は、周囲の機器の種別を示し、「型番」は、周囲の機器の型番を示す。「機器リソース情報」は、アプリやサービスから該当機器を利用するときに必要な情報であり、例えばIPアドレスなどである。なお、リソース情報は、IPアドレスに限らず、ブルートゥースIDなどを利用することもできる。
図3の例では、機器情報DB13は、利用できる周囲の機器として、型番が「ABC−300」の「プロジェクタ」を記憶しており、このプロジェクタには、IPアドレスとして「192.168.1.200」が設定されている。
構成情報DB14は、周囲の機器を利用するために用いるアプリに関する情報やサービスに関する情報を記憶する。具体的には、構成情報DB14は、機器特定情報とサービスを利用するためのアプリおよびサービスの対応表を記憶する。ここで記憶される情報は、実際に利用できる周囲の機器以外に、将来利用できる可能性がる周囲の機器の情報を含み、管理者等によって格納される。構成情報DB14は、配信サーバ10の外にあってもよいし、配信装置10の記憶部に含まれていてもよい。
図4は、構成情報DB14に記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、構成情報DB14は、「機器特定情報、アプリ情報、サービス情報」を対応付けて記憶する。ここで記憶される「機器特定情報」は、機器情報DB13で記憶される情報と同じであり、「機器種別、型番」から構成される。
「アプリ情報」は、周囲の機器を利用する時に利用するアプリケーションのテンプレートの所在を示す情報である。「サービス情報」は、周囲の機器を用いたサービスに関する情報であり、「ID、設定情報」から構成される。「ID」は、サービスを特定する情報であり、「設定情報」は、サービスプロセス自体の取得先やサービスの内容等を示す情報である。なお、設定情報には、サービスのパラメータなどが含まれていてもよい。また、サービス情報には、サービスやアプリを利用するための条件が含まれていてもよい。
図4の例では、型番が「ABC−300」である「プロジェクタ」を利用するアプリのテンプレートは、「http://xxx/ABC-300.app」から取得できる。また、このプロジェクタを利用するサービスは、ID「DisplayService」で識別され、当該サービスを提供するプロセスを「http://xxx/ABC-Service」で取得することができる。また、このプロジェクタの表示サイズは、「640×480」ピクセルのサイズであることを示す。
制御部20は、配信サーバ10全体を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部20は、検出部21、サービス提供部22、更新部23、アプリ生成部24、アプリ配信部25を有する。検出部21、サービス提供部22、更新部23、アプリ生成部24、アプリ配信部25は、例えば電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
検出部21は、モバイル端末1を検出する処理部である。具体的には、検出部21は、範囲50の外から範囲50内に入ったモバイル端末1を検出する。例えば、検出部21は、定期的に無線信号を送信し、応答を検出すると、範囲50内にモバイル端末1の存在を検出する。また、検出部21は、範囲50内のモバイル端末1から送信された無線信号や各種要求を受信した場合に、モバイル端末1の存在を検出する。そして、検出部21は、モバイル端末1を検出すると、検出したことをアプリ配信部25に通知する。このとき、モバイル端末1を特定する端末名、IPアドレス、識別子などもあわせて通知する。
サービス提供部22は、各種サービスを実行する処理部である。具体的には、サービス提供部22は、配信サーバ10が周囲の機器を用いて提供するサービスを実行する。また、サービス提供部22は、周囲の機器が実行するサービスを利用するためのサービスを実行したり、配信サーバ等を介して他のサーバに連携させるサービス等を実行したりする。例えば、サービス提供部22は、構成情報DB14に記憶される設定情報の取得元からプロセスを取得して実行する。
更新部23は、機器情報DB13に記憶される情報を更新する処理部である。具体的には、更新部23は、範囲50内で実際に動作する周囲の機器の情報を取得して、機器情報DB13を更新する。例えば、更新部23は、UPnP(Universal Plug and Play)などを用いて、稼動中の周囲の機器の特定および周囲の機器の情報を取得する。そして、更新部23は、取得した情報を用いて、機器情報DB13を更新する。また、更新部23は、更新された情報を用いて、稼働中のサービスを更新する。
また、更新部23は、周囲の機器の情報が更新された場合、生成済みのアプリに対しても、更新後の周囲の機器の情報を用いて更新する。例えば、更新部23は、周囲の機器のIPアドレスが変更された場合、生成済みのアプリに設定される周囲の機器のIPアドレスを更新し、モバイル端末1に更新後のアプリを配信して、アプリをアップデートする。
アプリ生成部24は、機器情報DB13や構成情報DB14に記憶される周囲の機器の情報を用いて、周囲の機器を利用する際に用いるアプリケーションを生成する処理部である。具体的には、アプリ生成部24は、周囲の機器を特定する機器情報および周囲の機器を利用するサービスに関するサービス情報を、周囲の機器を利用するアプリケーションのテンプレートに設定して、アプリケーションを生成する。また、周囲の機器を特定する機器情報および周囲の機器を利用するサービスに関するサービス情報を、サービスに設定するとともに、サービスを利用するアプリケーションのテンプレートに設定して、アプリケーションを生成する。
例えば、アプリ生成部24は、プロジェクタ「ABC−300」を利用するアプリを生成する場合、構成情報DB14に記憶される「http://xxx/ABC-300.app」からアプリのテンプレートを取得する。そして、アプリ生成部24は、テンプレートに、構成情報DB14に記憶されるサービス情報のID「DisplayService」と、機器情報DB13に記憶されるIPアドレス「192.168.1.200」を設定して、アプリを生成する。
具体例を挙げると、周囲の機器である温度計(DEF−40G)の読み取りには特別な値の入力を用いるものとする。「http://xxx/DEF-40G.temp.app」として入手できるアプリには、DEF−40Gへのアクセスロジックが実装されていて、その中には特別な値の入力も含まれる。一方、「http://xxx/HIJ-AAA.temp.app」として入手できるアプリには、HIJ−AAAへのアクセスロジックが実装されていて、その中には、DEF−40Gに用いる特別な値は含まれない。どちらのテンプレートにも、温度計のURLは含まれておらず、各記憶部に記憶されるサービスパラメータから取得できる値で穴埋めすることによりアプリとして完成する。
また、アプリ生成部24は、プロジェクタ「ABC−300」を利用するサービスを利用するアプリを生成する場合、構成情報DB14に記憶される「http://xxx/ABC-Service」からサービスプロセスを取得して実行する。このとき、アプリ生成部24は、サービス情報のID「DisplayService」やIPアドレス「192.168.1.200」を当該サービスに取得する。そして、アプリ生成部24は、構成情報DB14に記憶される「http://xxx/ABC-300.app」から取得したアプリのテンプレートに、サービス情報のID「DisplayService」や配信サーバ10のIPアドレス等を設定する。
サービスの設定情報の例としては、サービスプロセスの取得元URLが記載されている場合、アプリ生成部24は、型番に対応するサービスでサービスIDのサービスを置き換える動作を行う。このようにすることで、接続されている機器に応じてサービスプロセスを置き換えることで、機器へのアクセスプロトコルの違いを吸収する。
また、サービス設定情報としてサービスプロセスの動作パラメータが記載されている場合、アプリ生成部24は、型番に対応するパラメータでサービスIDのサービスの動作を変更する。このようにすることで、サービスにプロジェクタの画面サイズの違いを反映させて「画面の中心」といった指示に対する座標の計算を行うことができる。また、サービスに複数のプロジェクタを認識させたうえで大きなスクリーンとして扱わせることなどができる。
また、アプリ生成部24は、機器情報DB13等に同種の機器が複数登録されている場合に、機器の数をサービス構成機能に設定する情報に含めることもできる。このようにすることで、アプリ生成部24は、温度計が複数ある場合、各々の温度計にアクセスし得られた結果の平均を返すサービスを提供することができる。
上述したように、穴埋めの必要な状態のテンプレートには機器利用のための手順が書かれている。そして、アプリ生成部24は、機器情報DB13や構成情報DB14に記憶されるサービスパラメータを取得して、アプリのテンプレートに埋め込むことで、範囲50で使用できるその場向けのアプリを生成する。なお、サービスパラメータとしては、例えば機器やサービスへアクセスするためのURLなどがある。また、アプリ生成部24は、作成したアプリを記憶部12に格納する。
アプリ配信部25は、アプリ生成部24が生成したアプリを配信する処理部である。例えば、アプリ配信部25は、検出部21によって検出されたモバイル端末1に対して、アプリ生成部24が生成したアプリを配信する。ここで配信されるアプリは、自動的にインストールされた後、範囲50の外に出てから所定時間経過後に自動的にアンインストールされる設定がされている。
[アプリ配信処理]
図5は、実施例1に係るアプリ配信処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、アプリ生成部24は、管理者等によって処理開始が指示されると(S101:Yes)、機器情報DB13から動作中の機器を特定し(S102)、動作中の機器の機器リソース情報を構成情報DB14から取得する(S103)。
続いて、アプリ生成部24は、動作中の機器情報に対応する構成情報を構成情報DB14から特定し(S104)、特定した構成情報からサービス情報を取得する(S105)。そして、アプリ生成部24は、特定した構成情報に対応するアプリ情報のテンプレートURLにアクセスして、アプリのテンプレートを取得する(S106)。
その後、アプリ生成部24は、取得したアプリのテンプレートに、機器リソース情報とサービス情報とを設定して、アプリを生成する(S107)。
そして、検出部21が範囲50内に入ってきたモバイル端末1を検出すると(S108:Yes)、アプリ配信部25は、アプリ生成部24が生成したアプリをモバイル端末1に配信する(S109)。
[更新処理]
図6は、実施例1に係る更新処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、更新部23は、UPnPを用いた検出や管理者等による指示から、更新通知を受信し(S201)、更新情報の内容を判定する(S202)。
更新部23は、更新情報の内容が新規追加である場合、更新された機器特定情報を基にサービス情報を抽出する(S203)。そして、更新部23は、取得したサービス情報からサービスIDのサービスを取得し、取得したサービスに機器リソース情報を反映した後、サービスパラメータを決定して、サービスを起動する(S204)。
その後、更新部23は、更新された機器特定情報を基にアプリ情報を抽出し(S205)、アプリ情報から入手したアプリにサービスパラメータを付加して、配信するアプリに追加する(S206)。
一方、更新部23は、更新情報の内容が既存変更である場合、更新された機器特定情報を基にサービス情報を抽出する(S207)。そして、更新部23は、取得したサービス情報にしたがって、サービスIDのサービスに対して機器リソース情報を反映した後、サービスパラメータを決定する(S208)。
その後、更新部23は、更新された機器特定情報を基にアプリ情報を抽出し(S209)、アプリ情報から入手したアプリにサービスパラメータを付加して、配信するアプリを更新する(S210)。
一方、更新部23は、更新情報の内容が既存削除である場合、更新された機器特定情報を基にサービス情報を抽出する(S211)。そして、更新部23は、取得したサービス情報からサービスIDを特定し、該当サービスを停止する(S212)。その後、更新部23は、更新された機器特定情報を基にアプリ情報を抽出し(S213)、配信対象のアプリから当該アプリ情報に対応するアプリを削除する(S214)。
そして、更新部23は、すべての更新情報を精査した場合(S215:Yes)、処理を終了し、未精査の更新情報が存在する場合(S215:No)、S202以降を繰り返す。
[効果]
このように、配信サーバ10は、その場の入出力機器の配置や使い方といった「その場の機器情報」を収集する。配信サーバ10は、収集した情報に基づき、その場の機器を利用するのに適したサーバ側サービスを構成する。配信サーバ10は、構成されたサービスを利用するように端末用アプリを構成する。そして、配信サーバ10は、その場に来た端末に構成されたアプリをプッシュ配信することで、アプリが直接もしくはサーバを介して間接的に、その場の機器を利用できるようになる。
したがって、配信サーバ10は、その場の機器に合わせた専用端末化を実現する。この結果、ユーザは、周囲の機器を探す操作、周囲の機器に対応するアプリケーションを選択してインストールする操作、アプリケーションに機器情報を設定する操作を行うことなく、周囲の機器を簡単に利用することができる。
また、配信サーバ10は、その場の機器情報の更新を取得して、アプリやサービスを再構成するので、その場の機器の状況を迅速に反映できる。配信サーバ10は、その場の機器情報の更新として、機器が追加された場合も、新規のアプリを配信しサービスを動作させることができるので、その場の機器の状況を迅速に反映できる。
また、配信サーバ10は、その場の機器情報の更新として、機器が消去された場合も、アプリの配信をやめ、サービスを停止させることができるので、その場の機器の状況を迅速に反映できる。これまでn人の利用者がいた場合に、全員が各自の端末に対して同じことをしなければならなかったのが、1人の管理者がその場の機器に設定することでn人の利用者が同じアプリと設定を利用できるので、利用者の利便性が高まる。
次に、配信サーバ10がプロジェクタ3を利用するサービスを提供し、当該サービスを利用するためのアプリをモバイル端末1に配信する例を説明する。なお、実施例2以降の図面では、内容を省略する場合「(略)」と記載する場合があるが、具体的な内容は他の実施例で記載されている内容と同種の内容が設定される。
[アプリ配信例]
図7は、実施例2に係るプロジェクタサービスの利用に用いるアプリの配信を説明する図である。図7に示すように、配信サーバ10のサービス提供部22は、機器情報DB13を参照してプロジェクタ「ABC−300」を動作中であることを確認し、プロジェクタ「ABC−300」のIPアドレス「192.168.1.200」を取得する(S1)。
続いて、サービス提供部22は、プロジェクタ「ABC−300」に対応する構成情報を構成情報DB14から特定し、サービスID「DisplayService」を取得する(S2)。その後、サービス提供部22は、プロジェクタ「ABC−300」の設定情報に記憶されるURLにアクセスしてプロセスを取得し、サービスを起動する(S3)。このとき、サービス提供部22は、当該サービスにサービスID、型番、IPアドレスなどを設定する。
そして、アプリ生成部24は、プロジェクタ「ABC−300」に対応するアプリ情報を構成情報DB14から特定し、当該アプリ情報に特定されるURLにアクセスして、アプリのテンプレートを取得して各種情報を設定する(S4とS5)。具体的には、アプリ生成部24は、アプリのテンプレートに、構成情報DB14から取得したサービスID、型番、機器情報DB13から特定したIPアドレス等を設定する。
その後、アプリ配信部25は、検出部21が範囲50内にいると検出したモバイル端末1に、アプリ生成部24が生成したアプリを配信する(S6)。
この結果、モバイル端末1は、プロジェクタ3と通信可能なアプリを自動でインストールでき、インストールされたアプリを実行することで、配信サーバ10のサービスを経由して(S7)、プロジェクタ3に映像データ等を送信することができる(S8)。
[アプリ更新例]
図8は、実施例2に係るプロジェクタサービスが変更された場合のアプリの配信を説明する図である。具体的には、図7の状態からプロジェクタの型番が更新された例である。
図8に示すように、配信サーバ10の更新部23は、機器情報DB13を参照して、プロジェクタ「ABC−300」が「ABC−400」に更新されたことを確認する(S10)。ここで、更新部23は、IPアドレスが変更されていないことを確認する。
さらに、更新部23は、プロジェクタ「ABC−400」に対応する構成情報を構成情報DB14から特定する(S11)。ここで、更新部23は、設定情報に設定されるURLが更新前と同じであることから、サービスの再取得が不要と判定し、型番のみが更新されたことを検出する。
続いて、更新部23は、プロジェクタ「ABC−400」の型番「ABC−400」を取得して(S12)、起動中のサービスに通知して、サービスの情報を再設定する(S13)。
そして、更新部23は、プロジェクタ「ABC−400」に対応するアプリ情報を構成情報DB14から特定し、当該アプリ情報に特定されるURLにアクセスして、アプリのテンプレートを取得して各種情報を設定する(S14とS15)。具体的には、アプリ生成部24は、アプリのテンプレートに新たな型番を設定する。
その後、アプリ配信部25は、更新前のアプリが配信済みであるモバイル端末1に、更新後のアプリを再配信する(S16)。この結果、モバイル端末1は、プロジェクタ3の型番が更新された場合でも、対象のアプリを自動で更新でき、インストールされたアプリを実行することで、更新後のサービスを経由して(S17)、新たなプロジェクタ3を利用することができる(S18)。
[アプリ更新例]
図9は、実施例2に係るプロジェクタサービスが削除された場合のアプリの配信を説明する図である。具体的には、図8の状態からプロジェクタが削除された例である。
図9に示すように、配信サーバ10の更新部23は、機器情報DB13を参照して、プロジェクタ「ABC−400」が削除されたことを確認する(S20)。そして、更新部23は、プロジェクタ「ABC−400」のサービスを停止する(S21とS22)。
その後、アプリ配信部25は、配信対象のアプリ一覧の中から、プロジェクタ「ABC−400」のサービスを利用するアプリを削除して(S23とS24)、削除後のアプリ一覧をモバイル端末1に再配信する(S25)。具体的には、アプリ配信部25は、該当アプリをアンインストールする削除コマンドなどを含めて配信する。
[効果]
このように、配信サーバ10は、自身で自動するサービスを機器情報に基づいて更新し、当該サービスを利用するためのアプリを生成して、モバイル端末1に配信することができる。したがって、配信サーバ10は、生成するアプリの容量を小さくすることができ、迅速な再配信が可能となるので、サービスが更新された場合でも、モバイル端末1にインストールされたアプリを遅滞なく更新することができる。
次に、配信サーバ10が、範囲50内にある温度計4を利用できるアプリをモバイル端末1に配信する例を説明する。つまり、実施例3では、モバイル端末1が、配信サーバ10を介することなく、温度計4を直接利用する例を説明する。
[アプリ配信]
図10は、実施例3に係る温度計を利用できるアプリの配信を説明する図である。図10に示すように、配信サーバ10のサービス提供部22は、機器情報DB13を参照して温度計「DEF−40G」を動作中であることを確認し、温度計「DEF−40G」のIPアドレス「192.168.1.201」を取得する(S30)。
続いて、サービス提供部22は、温度計「DEF−40G」に対応する構成情報を構成情報DB14から特定し、型番やアプリ情報(URL)を取得する(S31)。その後、サービス提供部22は、URLにアクセスして取得したアプリのテンプレートに、IPアドレスや型番等を設定してアプリを生成する(S32)。
その後、アプリ配信部25は、検出部21が範囲50内にいると検出したモバイル端末1に、アプリ生成部24が生成したアプリを配信する(S33)。
この結果、モバイル端末1は、温度計4と通信して測定値を取得可能なアプリを自動でインストールでき、インストールされたアプリを実行することで、配信サーバ10を経由することなく、温度計4から温度を取得することができる(S34)。
[温度計変更例]
図11は、実施例3に係る温度計故障時のアプリの配信を説明する図である。具体的には、図10の状態から温度計4が故障して温度計5に変更された例である。
図11に示すように、配信サーバ10の更新部23は、機器情報DB13を参照して、温度計「DEF−40G」が削除されて温度計「HIJ−AAA」に変更されたことを確認する(S41)。ここで、更新部23は、温度計の型番とともに、IPアドレスが「192.168.1.201」から「192.168.1.202」に変更されたことを確認し、新たな型番とIPアドレスを取得する(S42)。
さらに、更新部23は、温度計「HIJ−AAA」に対応する構成情報を構成情報DB14から特定し、アプリ情報(URL)が前回の温度計とは異なることを確認する(S43)。続いて、更新部23は、温度計「HIJ−AAA」に対応する構成情報を構成情報DB14から特定し、型番やアプリ情報(URL)を取得する(S44)。
その後、更新部23は、URLにアクセスして取得したアプリのテンプレートに、IPアドレスや型番等を設定してアプリを生成する(S45)。そして、アプリ配信部25は、範囲50内に存在するモバイル端末1に、更新部23が更新したアプリを配信する(S46)。
この結果、モバイル端末1は、新たな温度計5と通信して測定値を取得可能なアプリを自動でインストールでき、インストールされたアプリを実行することで、故障した温度計4ではなく温度計5から温度を取得することができる(S47)。
[効果]
このように、配信サーバ10は、各モバイル端末1にアプリを配信し、モバイル端末1側でサービスを実行させることができる。したがって、配信サーバ10は、モバイル端末1が多数存在する場合には、配信サーバ10のサービスを利用する場合に比べて、配信サーバ10の処理負荷を軽減できる。
次に、配信サーバ10が、範囲50内に存在するモバイル端末間を連携させるアプリをモバイル端末1に配信する例を説明する。
[画面連携]
図12は、実施例4に係る画面連携アプリの配信を説明する図である。図12の上図に示すように、配信サーバ10の検出部21は、サービス圏内である範囲50内にモバイル端末1を検出し、モバイル端末1からIPアドレス「192.168.5.100」を取得して、機器種別「端末」と対応付けて機器情報DB13に登録する(S50)。
そして、サービス提供部22は、機器情報DB13に登録された機器種別「端末」に対応するアプリ情報、設定情報「URL(http://xxx.Disp.service)」、サービスID「画面連携」、条件「2台以上」を特定する。ここで、サービス提供部22は、特定したサービス条件が「2台以上」となっていることから、サービスの起動条件を満たさないので、サービスの起動を抑制する(S51)。
その後、図12の下図に示すように、検出部21は、サービス圏内である範囲50内にモバイル端末6を検出し、モバイル端末6からIPアドレス「192.168.5.101」を取得して、機器種別「端末」と対応付けて機器情報DB13に登録する(S52)。
そして、サービス提供部22は、機器種別「端末」に対応する条件「2台以上」を満たしたので、設定情報「URL(http://xxx.Disp.service)」にアクセスしてプロセスを取得して、当該サービスを起動する(S53)。
続いて、アプリ生成部24は、機器種別「端末」に対応するアプリ情報に記載されるURLにアクセスしてアプリのテンプレートを取得し、各端末のIPアドレスとID「画面連携」をテンプレートに設定してアプリを生成する(S54)。そして、アプリ配信部25は、生成したアプリを、モバイル端末1とモバイル端末5のそれぞれに配信する(S55)。
この結果、モバイル端末6およびモバイル端末1は、配信サーバ10のサービスを経由して、画像連携を実行することができる(S56とS57)。例えば、モバイル6で表示させた画面をモバイル端末1にも表示させることができ、遠隔会議などに適用することができる。
[メールアドレス交換アプリ]
図13は、実施例4に係るメールアドレス交換アプリの配信を説明する図である。図13の例では、配信サーバ10は、サービス圏内である範囲50内にモバイル端末1およびモバイル端末6を検出して、モバイル端末1のIPアドレス「192.168.5.100」とモバイル端末6のIPアドレス「192.168.5.101」とを機器情報DB13に既に登録している。
このような状態において、サービス提供部22は、機器種別「端末」に対応する条件「2台以上」を満たしたので、設定情報「URL(http://xxx.Addr.service)」にアクセスしてプロセスを取得して、当該サービス「メールアドレス交換」を起動する(S60)。
続いて、アプリ生成部24は、機器種別「端末」に対応するアプリ情報に記載されるURLにアクセスしてアプリのテンプレートを取得し、各端末のIPアドレスとID「メールアドレス交換」をテンプレートに設定してアプリを生成する(S61とS62)。そして、アプリ配信部25は、生成したアプリを、モバイル端末1とモバイル端末6のそれぞれに配信する(S63)。
この結果、モバイル端末6およびモバイル端末1は、配信サーバ10のサービスを経由して、互いのメールアドレスの交換を実行することができる(S64とS65)。
[効果]
このように、各モバイル端末は、サービス圏内にいる間にサービスを利用し、利用したサービスで得られた情報をサービス圏外になっても利用することができる。したがって、サービス圏に関係なく、モバイル端末の関係性を強化でき、ユーザ利便性の向上や集約が期待できる。
次に、配信サーバ10が、モバイル端末が使用する回線に応じて配信するアプリを動的に変更する例を説明する。
図14は、実施例5に係るモバイル端末の使用回線に基づくアプリの配信を説明する図である。図14に示すように、配信サーバ10は、「回線種別、機器特定情報、アプリ情報、サービス情報」を対応付けた構成情報DB14を記憶する。
そして、配信サーバ10は、モバイル端末1から無線LANアクセスポイントを経由して制御信号やアプリの配信要求等を受信した場合、受信した情報から無線LANアクセスポイントのSSIDを導出する。そして、配信サーバ10は、取得したSSIDに対応付けられるアプリ情報のURLにアクセスして、アプリを生成してモバイル端末1に配信する。この結果、配信サーバ10は、無線LANアクセスポイントに接続したときに使用できる機器種別「AAA」に対応したアプリを生成してモバイル端末1に配信することができる。
一方、配信サーバ10は、モバイル端末1からネットワークを経由して制御信号やアプリの配信要求等を受信した場合、受信した情報から場所IDを取得する。そして、配信サーバ10は、取得した場所IDに対応付けられるアプリ情報のURLにアクセスして、アプリを生成してモバイル端末1に配信する。この結果、配信サーバ10は、ネットワークで使用できる機器種別「BBB」に対応したアプリを生成してモバイル端末1に配信することができる。
なお、ここでは、無線LANアクセスポイントを経由した場合とネットワークを経由した場合の併用した場合に関して述べているが、どちらか一方のみを利用してもよく、無線LANアクセスポイントを経由する場合だけの時には、配信サーバ10が制御信号やアプリの配信要求等を受信する際に経由する無線LANアクセスポイントを1つに限定することで、機器情報DB13や構成情報DB14の回線種別を省略することもできる。
ここで、モバイル端末1が場所IDを送信する手法についての一例を説明する。図15は、実施例5に係るモバイル端末が場所IDを特定する処理を説明する図である。図15に示すように、モバイル端末1は、センサイベントと場所IDとを対応付けてテーブルと、場所IDとSSIDとを対応付けたテーブルとを保持する。
そして、モバイル端末1は、サービス圏内である範囲50に侵入した場合、範囲50に設置されるアンカー40から発信される信号をモバイル端末1が内蔵するセンサでセンサイベントとして受信する。なお、アンカー40の例としては、非接触型の通信が可能なセンサであり、近距離通信可能な各種センサを適用することができる。
ここで、モバイル端末1は、アンカー40からセンサイベント「NFC:ID1」を受信した場合、センサイベント「NFC:ID1」に対応する場所ID「バックヤード」を特定し、特定した場所ID「バックヤード」を配信サーバ10に送信する。また、モバイル端末1は、特定した場所ID「バックヤード」に対応するSSID「BackYard」を特定して配信サーバ10に送信することもできる。
一方、モバイル端末1は、アンカー40からセンサイベント「NFC:ID2」を受信した場合、センサイベント「NFC:ID2」に対応する場所ID「店頭」を特定し、特定した場所ID「店頭」を配信サーバ10に送信する。また、モバイル端末1は、特定した場所ID「店頭」に対応するSSID「Shop」を特定して配信サーバ10に送信することもできる。
このように、モバイル端末1は、自装置が位置する場所にあるセンサからの情報によって、自身の位置を特定する情報を決定して配信サーバ10に配信することができる。この結果、モバイル端末1は、自身の位置で利用できる周囲の機器に対応した適切なアプリを自動で取得することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[サービス提供元]
上記実施例では、配信サーバ10がサービスを実行する例を説明したが、これに限定されるものではなく、他のサーバがサービスを実行してもよい。その場合、配信サーバ10は、他のサーバが実行するサービスに、サービスIDなどの各種情報を設定する。
[クラウドシステムへの適用]
また、配信サーバ10が管理するその場とは物理的な場所に限られず、論理的な場所にも適用することができる。例えば、配信サーバ10がクラウドシステム上に配置されており、クラウドシステムを論理的に区分けする。そして、配信サーバ10は、自身が管理する論理空間で利用できる機器の情報を用いてアプリを生成し、当該論理空間に入ったモバイル端末1にアプリを配信する。
[負荷分散]
配信サーバ10は、自身の負荷状況によって、自身のサービスを利用するアプリか周囲の機器を直接利用するアプリかを選択して配信することができる。例えば、配信サーバ10は、自身の負荷状況を監視し、負荷が高い場合は周囲の機器を直接利用するアプリを生成して配信し、負荷が低い場合は自身でサービスを起動し、自身のサービスを経由して周囲の機器を利用するアプリを生成して配信することもできる。
[システム]
また、図示した装置の各構成は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、任意の単位で分散または統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[ハードウェア]
図16は、ハードウェア構成例を説明する図である。図16に示すように、配信サーバ10は、通信インタフェース10a、HDD(Hard Disk Drive)10b、メモリ10c、プロセッサ10dを有する。また、図16に示した各部は、バス等で相互に接続される。
通信インタフェース10aは、他の装置との通信を制御するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードである。HDD10bは、図2等に示した機能を動作させるプログラムやDBを記憶する。
プロセッサ10dは、図2等に示した各処理部と同様の処理を実行するプログラムをHDD10b等から読み出してメモリ10cに展開することで、図2等で説明した各機能を実行するプロセスを動作させる。
すなわち、このプロセスは、配信サーバ10が有する各処理部と同様の機能を実行する。具体的には、プロセッサ10dは、検出部21、サービス提供部22、更新部23、アプリ生成部24、アプリ配信部25等と同様の機能を有するプログラムをHDD10b等から読み出す。そして、プロセッサ10dは、検出部21、サービス提供部22、更新部23、アプリ生成部24、アプリ配信部25と同様の処理を実行するプロセスを実行する。
このように配信サーバ10は、プログラムを読み出して実行することでアプリ配信方法を実行する情報処理装置として動作する。また、配信サーバ10は、媒体読取装置によって記録媒体から上記プログラムを読み出し、読み出された上記プログラムを実行することで上記した実施例と同様の機能を実現することもできる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、配信サーバ10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
1 モバイル端末
2 プリンタ
3 プロジェクタ
4 温度計
10 配信サーバ
11 通信処理部
12 記憶部
13 機器情報DB
14 構成情報DB
20 制御部
21 検出部
22 サービス提供部
23 更新部
24 アプリ生成部
25 アプリ配信部

Claims (9)

  1. 配信装置において、
    所定の場所で利用できる周囲の機器の情報と、前記周囲の機器を利用するサービスに関するサービス情報とを記憶する記憶部と、
    前記サービス情報に基づいて、前記周囲の機器を利用するためのアプリケーションが前記周囲の機器を直接操作するアプリケーションか、前記配信装置が提供するサービスを介して前記周囲の機器を操作するアプリケーションかを特定し、前記記憶部に記憶される前記周囲の機器の情報を用いて、特定したアプリケーションを生成する生成部と、
    前記周囲の機器が利用可能な前記所定の場所で移動体端末が検出された場合、検出した移動体端末に、前記生成部によって生成されたアプリケーションを配信する配信部と
    を有することを特徴とする配信装置。
  2. 前記記憶部は、前記周囲の機器を特定する機器情報をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記記憶部に記憶される前記機器情報および前記サービス情報を、前記周囲の機器を利用するためのアプリケーションのテンプレートに設定して、前記アプリケーションを生成することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記記憶部は、前記周囲の機器を特定する機器情報をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記記憶部に記憶される前記機器情報および前記サービス情報を前記サービスに設定するとともに、前記サービスを利用するためのアプリケーションのテンプレートに設定して、前記アプリケーションを生成することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  4. 前記生成部は、前記記憶部に記憶される前記周囲の機器の情報が更新されたことを検知した場合、更新後の前記周囲の機器の情報を用いて、前記アプリケーションを生成し、
    前記配信部は、更新前のアプリケーションが配信済みの前記移動体端末に、更新後のアプリケーションを再配信することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  5. 前記周囲の機器が利用可能な位置に存在する移動体端末から、当該移動体端末に関する情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記生成部は、取得された移動体端末に関する情報を用いて、前記移動体端末を利用する端末連携サービスの実行に用いるアプリケーションを生成し、
    前記配信部は、前記周囲の機器が利用可能な前記所定の場所に新たな移動体端末が検出された場合、検出された新たな移動体端末に、前記生成部によって生成された前記端末連携サービスの実行に用いるアプリケーションを配信することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  6. 前記記憶部は、前記周囲の機器の情報に対応付けて、当該周囲の機器が利用可能な場所を特定する識別子を記憶し、
    前記生成部は、前記移動体端末がセンサから取得したイベント情報にしたがって特定した前記識別子を前記移動体端末から受信した場合、受信した前記識別子に対応付けられる前記周囲の機器の情報を前記記憶部から特定し、特定した前記周囲の機器の情報を用いて、前記アプリケーションを生成することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  7. 前記記憶部は、前記周囲の機器の情報に対応付けて、当該周囲の機器を利用する際に用いて無線通信の回線を特定する回線情報を記憶し、
    前記生成部は、前記移動体端末から受信したデータに含まれる回線情報に対応付けられる前記周囲の機器の情報を前記記憶部から特定し、特定した前記周囲の機器の情報を用いて、前記アプリケーションを生成することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  8. 配信装置が、
    所定の場所で利用できる周囲の機器の情報と、前記周囲の機器を利用するサービスに関するサービス情報とを記憶する記憶部を参照し、
    前記サービス情報に基づいて、前記周囲の機器を利用するためのアプリケーションが前記周囲の機器を直接操作するアプリケーションか、前記配信装置が提供するサービスを介して前記周囲の機器を操作するアプリケーションかを特定し、前記記憶部に記憶される前記周囲の機器の情報を用いて、特定したアプリケーションを生成し、
    前記周囲の機器が利用可能な前記所定の場所で移動体端末が検出された場合、検出した移動体端末に、生成されたアプリケーションを配信する
    処理を実行することを特徴とする配信方法。
  9. 配信装置に、
    所定の場所で利用できる周囲の機器の情報と、前記周囲の機器を利用するサービスに関するサービス情報とを記憶する記憶部を参照し、
    前記サービス情報に基づいて、前記周囲の機器を利用するためのアプリケーションが前記周囲の機器を直接操作するアプリケーションか、前記配信装置が提供するサービスを介して前記周囲の機器を操作するアプリケーションかを特定し、前記記憶部に記憶される前記周囲の機器の情報を用いて、特定したアプリケーションを生成し、
    前記周囲の機器が利用可能な前記所定の場所で移動体端末が検出された場合、検出した移動体端末に、生成されたアプリケーションを配信する
    処理を実行させることを特徴とする配信プログラム。
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