JP2006302816A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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陽一 奥村
Masaki Yoshinari
正樹 吉成
Susumu Ishibashi
将 石橋
Yoichi Shintani
庸一 新谷
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Abstract

【課題】 一方の基板側に行電極対と列電極の双方が配置されるPDPにおいて、サステイン放電開始電圧の上昇を抑制する。
【解決手段】
バス電極Xb,Ybと透明電極Xa,Yaによって構成される行電極X,Y、および、列電極本体部Daと列電極放電部Dbによって構成される列電極Dの双方が前面ガラス基板1側に配置され、行電極X,Yが、前面ガラス基板1の背面上に形成されて第1誘電体層2によって被覆され、この第1誘電体層2の背面上に列電極Dが形成されて第2誘電体層13によって被覆され、この第2誘電体層13が、第1誘電体層2の内面側の少なくとも行電極X,Yの透明電極Xa,Yaに対向する領域を除く部分に形成されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、プラズマディスプレイパネルのパネル構造に関する。
一般に、前面ガラス基板側に行電極対が形成され背面ガラス基板側に列電極が形成された従来の三電極型プラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)は、前面ガラス基板と背面ガラス基板の間において行電極対と列電極の位置関係に高い精度が要求される等の理由によって製造コストが高くなり、さらに、行電極と列電極の間の放電ギャップが大きくなってこの間で発生されるアドレス放電の放電開始電圧が大きくなってしまうという問題を有している。
このため、近年、製造コストの低廉化を図るとともにアドレス放電開始電圧を低下させるために、行電極対と列電極の双方を一方のガラス基板側に形成する構成のPDPが提案されている。
この従来のPDPは、図1および2において、表示面である前面ガラス基板1の背面に、それぞれ透明電極Xa,Yaとバス電極Xb,Ybとを有する行電極XとYが対になった複数の行電極対(X,Y)が、前面ガラス基板1の行方向(図1の左右方向)に延び列方向(図1の上下方向)に並設された状態で形成されている。
この前面ガラス基板1の背面には、さらに、第1誘電体層2が形成されて、行電極対(X,Y)が被覆されている。
この第1誘電体層2の背面には、列電極本体部Daと列電極放電部Dbによって構成される列電極Dが、前面ガラス基板1の列方向に延び行方向に並設された状態で形成されていて、列電極放電部Dbの先端部がそれぞれ行電極対(X,Y)の各透明電極XaとYaの間に形成されている放電ギャップgの中間位置に対向する位置に位置されている。
そして、第1誘電体層2の背面に第2誘電体層3が形成されて、この第2誘電体層3によって列電極Dが被覆されている。
第2誘電体層3の背面の互いに隣接する行電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYbに対向する位置に、第2誘電体層3の背面側に突出する嵩上げ誘電体層4が行方向に延びるように形成されている。
前面ガラス基板1と放電空間を介して対向する背面ガラス基板5の表示側の面上には、放電空間を放電セルC毎に区画する隔壁6が形成され、さらに、この隔壁6の内側に放電セルC毎に赤,緑,青に色分けされた蛍光体層7が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような行電極対と列電極の双方が前面ガラス基板側に形成されたPDPは、製造コストの低廉化が図られるとともにアドレス放電の放電開始電圧を下げることが可能になるが、以下のような新たな問題が発生する。
すなわち、上記の従来のPDPは、行電極対(X,Y)を被覆する誘電体層が第1誘電体層2と第2誘電体層3の二層構造になるため、この行電極対(X,Y)と放電セルC内の放電空間との間に介在される誘電体層の膜厚が厚くなって、行電極X,Yの透明電極XaとYa間で発生されるサステイン放電の放電開始電圧が上昇してしまうという問題が発生する。
特開平10−321145号公報
この発明は、上記のような従来の一方の基板側に行電極対と列電極の双方が配置されたPDPにおいて発生する問題点を解決することをその技術的課題の一つとしている。
この発明(請求項1に記載の発明)によるPDPは、上記目的を達成するために、放電空間を介して互いに対向する一対の基板と、この一対の基板のうちの一方の基板側に配置されて行方向に延びるとともに列方向に並設された複数の行電極対および列方向に延びるとともに行方向に並設された複数の列電極を備え、行電極対と列電極によってそれぞれ放電が行われる複数の単位発光領域が放電空間内にマトリクス状に形成されたプラズマディスプレイパネルにおいて、前記行電極対を構成する各行電極が、行方向に延びる行電極本体部と、この行電極本体部から対になっている相手の行電極側に単位発光領域ごとに列方向に突出して互いに放電ギャップを介して対向される行電極放電部とを有し、前記行電極対が、一方の基板の内面側に形成されて第1誘電体層によって被覆され、この第1誘電体層の内面側に列電極が形成されて第2誘電体層によって被覆され、この第2誘電体層が、第1誘電体層の内面側の少なくとも行電極の行電極放電部に対向する領域を除く部分に形成されていることを特徴としている。
この発明によるPDPは、前面ガラス基板側に行電極対と列電極の双方が配置されるPDPにおいて、各行電極が、行方向に延びるバス電極とこのバス電極から放電セルごとに列方向に突出して放電を発生させる透明電極とによって構成され、列電極が、列方向に延びる列電極本体部とこの列電極本体部から放電セルごとに行電極の透明電極に近接する位置に向かって延びる列電極放電部とによって構成され、行電極が前面ガラス基板の背面上に配置されて第1誘電体層によって被覆され、列電極が第1誘電体層の背面上に配置されて第2誘電体層によって被覆されており、この第2誘電体層が、第1誘電体層上の行電極の透明電極に対向する部分を含む領域を除いて、列電極の列電極本体部と列電極放電部および行電極のバス電極に対向する部分にのみ形成されているPDPをその最良の実施形態としている。
上記実施形態のPDPは、行電極対と列電極の双方が一方の基板側に配置されるPDPにおいて、行電極の透明電極を被覆している部分が、第2誘電体層を介さずに、第1誘電体層のみを介して放電セル内の放電空間に対向されているので、透明電極を被覆している誘電体層の膜厚を従来の前面ガラス基板側に行電極対と列電極の双方が配置されたPDPの場合と比較して大幅に薄くすることが出来、これによって、透明電極間において発生されるサステイン放電の放電開始電圧が、行電極対と列電極の双方を前面ガラス基板側に配置することによって上昇するのを抑制することが出来るようになる。
図3および4は、この発明によるPDPの実施形態における第1実施例を示しており、図3はこの第1実施例におけるPDPを模式的に示す正面図、図4は図3のV1−V1線における断面図である。
この図3および4において、表示面である前面ガラス基板1の背面(内面)上に、複数の行電極対(X,Y)が、前面ガラス基板1の行方向(図3の左右方向)に延びるように平行に配列されている。
行電極Xは、T字形状に形成されたITO等の透明導電膜からなる透明電極Xaと、前面ガラス基板1の行方向に延びて透明電極Xaの幅狭の基端部に接続された黒色または暗色の金属膜からなるバス電極Xbとによって構成されている。
行電極Yも同様に、T字形状に形成されたITO等の透明導電膜からなる透明電極Yaと、前面ガラス基板1の行方向に延びて透明電極Yaの幅狭の基端部に接続された黒色または暗色の金属膜からなるバス電極Ybによって構成されている。
この行電極XとYは、前面ガラス基板1の列方向(図3の上下方向)に交互に配列されており、バス電極XbとYbに沿って並列されたそれぞれの透明電極XaとYaが互いに対となる相手の行電極側に延びて、透明電極XaとYaの幅広部の頂辺が、それぞれ所要の間隔の放電ギャップgを介して互いに対向されている。
そして、この前面ガラス基板1の背面に第1誘電体層2が形成されて、行電極対(X,Y)が被覆されている。
この第1誘電体層2の背面には、列電極Dを構成する帯状の列電極本体部Daが、行電極X,Yのバス電極Xb,Ybに沿って行方向に等間隔に並ぶ透明電極Xa,Yaのそれぞれの中間位置に対向する位置において列方向に延びるように、互いに所定の間隔を開けて平行に配列されている。
この第1誘電体層2の背面上には、さらに、列電極Dを構成する帯状の列電極放電部Dbが、その先端部がそれぞれ行電極対(X,Y)の各透明電極XaとYa間の放電ギャップgの中間位置に対向する位置に位置されるように、表示ラインLごとに、各列電極本体部Daの側部から行方向に延びるように一体的に形成されている。
以上の構成については、前述した従来のPDPとほぼ同様であり、同一の構成部分については、図2および3において図1および2と同一の符号が付されている。
第1誘電体層2の背面(内面)上に、下記において詳述するような列電極Dの列電極本体部Daと列電極放電部Dbを被覆する略格子状に成形された第2誘電体層13が形成されている。
すなわち、この第2誘電体層13は、列電極本体部Daと対向する位置にそれぞれ列方向に延びるように形成された帯状の縦層13Aと、互いに隣接する行電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYbおよびその間の領域部分に対向する位置にそれぞれ行方向に延びるように形成された帯状の第1横層13Bと、列電極放電部Dbに対向する位置において隣接する縦層13A間に掛け渡された帯状の第2横層13Cとによって略格子状に成形されており、この第2誘電体層13の縦層13Aによって列電極本体部Daが被覆され、第2横層13Cによって列電極放電部Dbが被覆されている。
この第2誘電体層13の縦層13Aと第1横層13B,第2横層13Cに囲まれた部分にそれぞれ方形の凹所13aが形成されている。
そして、この第2誘電体層13と凹所13a内に対向している部分の第1誘電体層2の背面上に、MgOからなる図示しない保護層が形成されて、この保護層によってそれぞれの表面が被覆されている。
一方、前面ガラス基板1と放電空間を介して対向する背面ガラス基板5の表示側の面(内面)上には、前面ガラス基板1側の列電極本体部Daと対向する位置においてそれぞれ列方向に延びるように形成された帯状の縦壁6Aと、互いに隣接する行電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYbおよびその間の領域部分に対向する位置において、それぞれ行方向に延びるように形成された帯状の横壁6Bとによって構成される略格子状の隔壁6が形成されており、この隔壁6によって、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間が、各行電極対(X,Y)において対となった透明電極XaとYaに対向する部分毎に区画されて、それぞれ方形の放電セルC1が形成されている。
この隔壁6の縦壁6Aおよび横壁6Bの表示側の面は、それぞれ、保護層の第2誘電体層13の縦層13Aと第1横層13Bを被覆している部分に当接されている。
そして、放電セルC1に面する隔壁6の縦壁6Aおよび横壁6Bの側面と背面ガラス基板5の表面には、これらの五つの面を全て覆うように蛍光体層7が形成されており、この蛍光体層7の色は、各放電セルC1毎に赤,緑,青の三原色が行方向に順に並ぶように配列されている。
この背面ガラス基板5側の構成については、前述した従来のPDPとほぼ同様である。
そして、前面ガラス基板1と背面ガラス基板5の間の放電空間内には、キセノン・ガスを含む放電ガスが封入されている。
このPDPにおける画像形成は、以下のようにして行われる。
すなわち、一斉リセット期間の後のアドレス期間において、行電極Yに走査パルスが印加されるとともに、列電極Dの列電極本体部Daに映像信号の表示データに対応したデータ・パルスが印加されて、選択的に、この列電極Dの列電極放電部Dbと走査パルスが印加された行電極Yの透明電極Yaとの間でアドレス放電が発生され、これによって、パネル面に、第1誘電体層2および第2誘電体層13に壁電荷が形成された放電セル(発光セル)C1と、壁電荷が形成されていない放電セル(非発光セル)C1とが分布される。
そして、次のサステイン期間において、行電極XとYにサステイン・パルスが印加され、第1誘電体層2および第2誘電体層13に壁電荷が形成されている発光セル内において、行電極XとYの放電ギャップgを介して互いに対向する透明電極XaとYaの間でサステイン放電が発生され、放電空間内に封入されている放電ガス中のキセノン・ガスから真空紫外線が放射されて、それぞれ赤,緑,青に色分けされている蛍光体層7がこの真空紫外線によって励起されて発光することにより、マトリクス表示による画像の形成が行われる。
上記構成のPDPは、行電極X,Yの透明電極Xa,Yaに対向する部分に第2誘電体層13の凹所13aが形成されていて、透明電極Xa,Yaを被覆している部分が、第2誘電体層13を介さずに、第1誘電体層2とこの部分の第1誘電体層2を被覆している保護層のみを介して放電セルC1内の放電空間に対向されているので、透明電極Xa,Yaを被覆している誘電体層の膜厚を従来のPDPの場合と比較して大幅に薄くすることが出来、これによって、透明電極Xa,Ya間において発生されるサステイン放電の放電開始電圧が、行電極対(X,Y)と列電極Dの双方を前面ガラス基板1側に配置することによって上昇するのを抑制することが出来るようになる。
図5は、この発明によるPDPの実施形態における第2実施例を示している。
前述した第1実施例のPDPが、その列電極の列電極放電部が行電極の透明電極間の放電ギャップのほぼ全長に亘って対向される長さを備え、この列電極放電部を被覆している第2誘電体層の第2横層が両側の縦層間に掛け渡された状態で形成されていたのに対し、この第2実施例によるPDPは、第1誘電体層2の背面上に形成される列電極D1の列電極本体部D1aから延びる列電極放電部D1bの先端部が、行方向において透明電極Xa,Ya間の放電ギャップgの途中の位置に対向する位置まで延びる長さに設定されている。
そして、第1誘電体層2の背面上に形成される第2誘電体層23が、列電極本体部D1aと対向する位置にそれぞれ列方向に延びるように形成されて列電極本体部D1aを被覆する帯状の縦層23Aと、互いに隣接する行電極対(X,Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYbおよびその間の領域部分に対向する位置にそれぞれ行方向に延びるように形成された帯状の第1横層23Bと、列電極放電部D1bに対向する位置において列電極本体部D1aを被覆している縦層23Aから列電極放電部D1bのほぼ先端部分まで延びる第2横層23Cが形成されており、この第2横層23Cによって列電極放電部D1bが被覆されている。
このPDPの他の部分の構成は、前述した第1実施例のPDPとほぼ同様であり、第1実施例と同一の構成部分については図5において図3と同一の符号が付されている。
上記PDPは、列電極D1の列電極放電部D1bの行方向の長さが第1実施例の列電極放電部の長さよりも短く、さらに、列電極放電部D1bを被覆する第2横層23Cの先端部分とこの先端部分に対向する側の縦層23Aとの間に隙間が形成されていることによって、第1実施例の場合よりも、さらに、透明電極Xa,Ya間において発生されるサステイン放電の放電開始電圧の上昇を抑制することが出来るようになる。
図6ないし8は、この発明によるPDPの実施形態における第3実施例を示しており、図6はこの第3実施例におけるPDPを模式的に示す正面図,図7は図6のV2−V2線における断面図,図8は図6のW−W線における断面図である。
この第3実施例におけるPDPは、図6ないし8において、第1実施例のPDPと同様の形態で形成された第2誘電体層13の縦層13Aおよび第1横層13Bの背面上に、この縦層13Aに沿って列方向に帯状に延びる部分と第1横層13Bに沿って行方向に帯状に延びる部分とによって略格子状に成形された第3誘電体層14が形成されている。
この第3誘電体層14は、図示しないMgOによる保護層によって被覆されているとともに、この保護層を介して隔壁6の縦壁6Aと横壁6Bに当接されて、行方向および列方向において隣接する放電セルC2の間を閉じている。
このPDPに他の部分の構成は、前述した第1実施例のPDPとほぼ同様であり、第1実施例と同一の構成部分については、図6ないし8において図2および3と同一の符号が付されている。
上記PDPは、第1実施例のPDPが有している技術的効果に加えて、行方向方向および列方向において隣接する放電セルC2の間が閉じられていることによって、この行方向および列方向に隣接する放電セルC2間での放電干渉は防止される。
なお、列電極Dの列電極放電部D1bを被覆する誘電体層は、第2誘電体層13の第2横層13Cのみなので、アドレス放電電圧の上昇は抑制される。
PDPの従来例を示す正面図である。 図1のV−V線における断面図である。 この発明によるPDPの実施形態における第1実施例を示す正面図である。 図3のV1−V1線における断面図である。 この発明によるPDPの実施形態における第2実施例を示す正面図である。 この発明によるPDPの実施形態における第3実施例を示す正面図である。 図6のV2−V2線における断面図である。 図6のW−W線における断面図である。
符号の説明
1 …前面ガラス基板(一方の基板)
2 …第1誘電体層
5 …背面ガラス基板(他方の基板)
6 …隔壁
6A …縦壁
6B …横壁
13,23 …第2誘電体層
13A,23A …縦層
13B,23B …第1横層
13C,23C …第2横層
13a …凹所
14 …第3誘電体層
C1,C2 …放電セル(単位発光領域)
D,D1 …列電極
Da,D1a …列電極本体部
Db,D1b …列電極放電部
X,Y …行電極
Xa,Ya …透明電極(行電極放電部)
Xb,Yb …バス電極(行電極本体部)
g …放電ギャップ

Claims (6)

  1. 放電空間を介して互いに対向する一対の基板と、この一対の基板のうちの一方の基板側に配置されて行方向に延びるとともに列方向に並設された複数の行電極対および列方向に延びるとともに行方向に並設された複数の列電極を備え、行電極対と列電極によってそれぞれ放電が行われる複数の単位発光領域が放電空間内にマトリクス状に形成されたプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記行電極対を構成する各行電極が、行方向に延びる行電極本体部と、この行電極本体部から対になっている相手の行電極側に単位発光領域ごとに列方向に突出して互いに放電ギャップを介して対向される行電極放電部とを有し、
    前記行電極対が、一方の基板の内面側に形成されて第1誘電体層によって被覆され、
    この第1誘電体層の内面側に列電極が形成されて第2誘電体層によって被覆され、
    この第2誘電体層が、第1誘電体層の内面側の少なくとも行電極の行電極放電部に対向する領域を除く部分に形成されている、
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記列電極が、列方向に延びる列電極本体部と、この列電極本体部から単位発光領域の中央部に対向する位置に向かって延びて先端部分がそれぞれ行電極放電部に近接する位置に位置される列電極放電部とを有し、
    前記第2誘電体層が、第1誘電体層の内面側の列電極本体部と列電極放電部に対向してこの列電極本体部と列電極放電部を被覆する位置、および、行電極本体部に対向する位置に形成されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記列電極本体部が、行方向において隣接する単位発光領域の間の部分に対向する位置に配置され、列電極放電部が列電極本体部から行電極放電部間の放電ギャップに対向する位置に向かって延びている請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記第2誘電体層の列電極放電部を被覆している部分が、行方向において隣接する列電極本体部を被覆している部分の間に掛け渡された状態で形成されている請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記列電極の列電極放電部が、行電極放電部間の放電ギャップの行方向における中間位置に対向する位置まで延び、第2誘電体層の列電極放電部を被覆している部分とこの列電極に隣接している他の列電極の列電極本体部を被覆している部分との間に隙間が形成されている請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 一対の基板のうちの他方の基板側に形成されて放電空間を単位発光領域毎に区画する隔壁をさらに備え、
    前記第2誘電体層の行電極本体部を被覆している部分の内面側に第3誘電体層が形成されて、この第3誘電体層が隔壁の列方向において隣接する単位発光領域間を区画する部分に当接され、
    前記第2誘電体層の列電極本体部を被覆している部分と隔壁の行方向において隣接する単位発光領域間を区画する部分との間に、隙間が形成されている請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
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