JP2002075220A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2002075220A
JP2002075220A JP2000257442A JP2000257442A JP2002075220A JP 2002075220 A JP2002075220 A JP 2002075220A JP 2000257442 A JP2000257442 A JP 2000257442A JP 2000257442 A JP2000257442 A JP 2000257442A JP 2002075220 A JP2002075220 A JP 2002075220A
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dielectric constant
low dielectric
layer
display panel
plasma display
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JP2000257442A
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Mario Tendo
真理男 天土
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Pioneer Corp
Pioneer Display Products Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Shizuoka Pioneer Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 維持放電の際の無効電力の消費量を低減する
ことが出来るとともに、高電圧駆動を可能にするプラズ
マディスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 前面ガラス基板11の内面側に、放電ギ
ャップgを介して互いに対向する対となった行電極対
(X,Y)とこの行電極対(X,Y)を放電空間Sに対
して被覆する誘電体層13が形成されているプラズマデ
ィスプレイパネル10において、前面ガラス基板11と
行電極対(X,Y)との間に、この前面ガラス基板11
の比誘電率よりも低い比誘電率を有する低誘電率層12
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体層によっ
て被覆された対をなす電極間において放電を生じさせる
ことにより表示画像を形成するプラズマディスプレイパ
ネルの構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プラズマディスプレイ
パネル(以下、PDPという)は、大型でかつ薄型の画
像表示パネルとして、テレビジョン受像機や案内板,表
示板といった公衆表示装置に利用されており、面放電方
式AC型のPDPが商品化されている。
【0003】この面放電方式AC型PDPは、図17に
示されるように、前面ガラス基板1の内面側に行電極対
(X’,Y’)と、この行電極対(X’,Y’)を被覆
する誘電体層2およびこの誘電体層2を保護する保護層
3が設けられ、前面ガラス基板1に対して放電空間を介
して対向するように配置された背面ガラス基板4の内面
側に、列電極D’と、この列電極D’を覆うように形成
された蛍光体層6R,6G,6Bと、放電空間を区画す
る隔壁5が形成されており、行電極対(X’,Y’)と
列電極D’との交差部分に、それぞれ放電セルが形成さ
れている。
【0004】このPDPは、各放電セルにおいて、行電
極対(X’,Y’)のうち一方の行電極と列電極D’と
の間で選択的に放電(対向放電)が行われて、発光セル
(誘電体層2に壁電荷が形成された放電セル)と非発光
セル(誘電体層2に壁電荷が形成されていない放電セ
ル)とがパネル面に分布され、この後、全表示ラインL
において一斉に行電極X’,Y’に放電維持パルスが印
加されることにより発光セル内において維持放電(面放
電)が行われて、放電空間内に封入されている放電ガス
から発生される紫外線によってそれぞれの発光セルの赤
・緑・青の三原色に色分けされた蛍光体層6R,6G,
6Bがそれぞれ発光することにより、パネル上に画像を
形成する。
【0005】このPDPにおいて、各放電セルの電極間
容量は、行電極対(X’,Y’)と誘電体層2、およ
び、行電極対(X’,Y’)と前面ガラス基板1によっ
て形成される。ここで、従来のPDPにおける前面ガラ
ス基板1の比誘電率は8程度であり、比較的高く設定さ
れている。
【0006】このため、対になっている行電極X’と
Y’間に交互に放電維持パルスが印加されて維持放電
(面放電)が発生される際に、行電極対(X’,Y’)
と前面ガラス基板1とで形成される電極間容量によっ
て、無効電力(発光を発生させない電力)の消費が大き
くなってしまうという問題が発生する。
【0007】そして、この従来のPDPにおいて、発光
効率を向上させるために放電維持パルスの電圧を高くし
て高電圧駆動を行おうとすると、この無効電力の消費が
さらに増加してしまうという問題が発生する。
【0008】この発明は、上記のような面放電方式交流
型プラズマディスプレイパネルにおける問題点を解決す
るために為されたものである。すなわち、この発明は、
維持放電の際の無効電力の消費量を低減することが出来
るとともに、高電圧駆動を可能にするプラズマディスプ
レイパネルを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるプラズ
マディスプレイパネルは、上記目的を達成するために、
放電空間を挟んで対向配置された一対の基板のうち一方
の基板の内面側に、放電ギャップを介して互いに対向す
る対となった行電極とこの行電極対を放電空間に対して
被覆する誘電体層が形成されているプラズマディスプレ
イパネルにおいて、前記一方の基板と行電極対との間
に、この一方の基板の比誘電率よりも低い比誘電率を有
する低誘電率層が形成されていることを特徴としてい
る。
【0010】この第1の発明によるプラズマディスプレ
イパネルは、各単位発光領域における電極間容量が、行
電極対と誘電体層、および、行電極対と一方の基板によ
って形成されるとともに、さらに、この一方の基板と行
電極対との間に形成された低誘電率層によって形成され
る。
【0011】このプラズマディスプレイパネルは、アド
レス操作によって、パネル面に発光単位発光領域(誘電
体層に壁電荷が形成された単位発光領域)と非発光単位
発光領域(誘電体層に壁電荷が形成されなかった単位発
光領域)とが、表示する画像に対応して分布された後、
行電極対に対して印加される放電維持パルスによって各
発光単位発光領域において維持放電(面放電)が発生さ
れる際に、行電極対と一方の基板とで形成される電極間
容量によって無効電力(発光を発生させない電力)が消
費されてしまうが、行電極対と一方の基板との間に低誘
電率層が形成されることによって、一方の基板の行電極
対と対向する部分の厚さを従来のものに比べて薄くする
ことができ、かつ低誘電率層が一方の基板の比誘電率よ
りも低い比誘電率を有していることにより、無効電力を
消費する電極間容量を減少させることが出来る。
【0012】したがって、上記第1の発明によれば、画
像形成のための維持放電が発生される際の無効電力の消
費を従来のものに比べて減少させることが出来るように
なるとともに、発光効率を向上させるために放電維持パ
ルスの電圧を高くして高電圧駆動を行う場合にも、無効
電力の消費を減少させることが出来るようになる。
【0013】第2の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層の比誘電率が6以下であるこ
とを特徴としており、これによって、低誘電率層の比誘
電率が、通常8程度に設定されている基板の比誘電率よ
りも低く設定されるので、画像形成のための維持放電が
発生される際の無効電力の消費を従来のものに比べて減
少させることが出来るようになるとともに、発光効率を
向上させるために放電維持パルスの電圧を高くして高電
圧駆動を行う場合にも、無効電力の消費を減少させるこ
とが出来るようになる。
【0014】第3の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層がSiO2を含んでいること
を特徴としており、これによって、低誘電率層の比誘電
率が基板の比誘電率よりも低く設定される。
【0015】第4の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記一方の基板がパネルの表示面側に位置さ
れる前面基板であり、低誘電率層が透光性材料によって
形成されていることを特徴としている。
【0016】この第4の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、前面基板と行電極対とによって形成
される電極間容量が、その間に形成される低誘電率層に
よって減少されるとともに、この低誘電率層が透光性材
料によって形成されていることによって、この低誘電率
層の形成によって画像の形成が阻害される虞が無い。
【0017】第5の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層が、一方の基板の内面のほぼ
全面に亘って形成されていることを特徴としており、こ
れによって、行電極対と一方の基板によって形成される
電極間容量を十分に減少させることが出来る。
【0018】第6の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層が、一方の基板の内面の少な
くとも行電極対における放電ギャップに対向する部分を
除く部分に形成されていることを特徴としている。
【0019】この第6の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、画像を形成するための維持放電が発
生される際に、行電極対と一方の基板によって形成され
る電極間容量が低誘電率層の形成によって減少して、そ
の分、無効電力の消費が減少するが、この低誘電率層が
行電極対における放電ギャップに対向する部分を除いて
形成されており、対となった行電極は大きな比誘電率を
有する誘電体層を介して互いに対向されるので、放電の
ための実行距離が短くなり、これによって、放電開始電
圧が低減される。
【0020】第7の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層が、一方の基板の内面の放電
空間に対向する部分においては行電極対に対向する部分
のみに形成されていることを特徴としており、これによ
って、対となった行電極は大きな比誘電率を有する誘電
体層を介して互いに対向されるので、放電のための実行
距離が短くなることにより放電開始電圧が低減されると
ともに、低誘電率層が分割されて連続する部分の面積が
小さくなるように形成されるので、この低誘電率層にク
ラックが発生するのが防止される。
【0021】第8の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層が、各行電極対ごとに島状に
互いに分離して形成されていることを特徴としており、
これによって、低誘電率層が分割されて連続する部分の
面積が小さくなるように形成されるので、この低誘電率
層にクラックが発生するのが防止される。
【0022】第9の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記低誘電率層が、一方の基板の内面の互い
に隣接する行電極対の間に対向する部分を除く部分に形
成され、この互いに隣接する行電極対の間に対向する部
分に光吸収層が形成されていることを特徴としており、
これによって、パネル面の非発光部分に入射される外光
の反射が防止されて、画面のコントラストが損なわれる
のが防止される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0024】図1ないし5は、この発明によるプラズマ
ディスプレイパネルの実施形態の第1の例を示すもので
あって、図1はその正面図、図2は図1のV1−V1線
における断面図、図3は図1のV2−V2線における断
面図、図4は図1のW1−W1線における断面図、図5
は図1のW2−W2線における断面図をそれぞれ示して
いる。
【0025】この図1ないし5に示されるプラズマディ
スプレイパネル(以下、PDPという)10は、表示面
である前面ガラス基板11の背面に、その全面に亘っ
て、低誘電率層12が形成されている。
【0026】この低誘電率層12は、比誘電率が前面ガ
ラス基板11(比誘電率:8)よりも小さい6以下の誘
電体材料、例えば96パーセントの純度のシリカガラス
(Si02 )によって、蒸着やスパッタリングなどの薄
膜形成技術により形成される。
【0027】低誘電率層12の膜厚は、例えば20〜8
0μmとなるように設定され、この低誘電率層12の厚
さ分だけ前面ガラス基板11の厚さが薄くなっており、
PDP10の全体の厚さは、従来のものとほぼ同一にな
っている。
【0028】そして、この低誘電率層12の背面側に、
複数の行電極対(X,Y)が、前面ガラス基板1の行方
向(図1の左右方向)に延びるように平行に配列されて
いる。
【0029】行電極Xは、T字形状に形成されたITO
(Indium Tin Oxide)等の透明導電膜からなる透明電極
Xaと、前面ガラス基板1の行方向に延びるとともに透
明電極Xaの狭小の基端部に接続された金属膜からなる
バス電極Xbによって構成されている。
【0030】行電極Yも同様に、T字形状に形成された
ITO等の透明導電膜からなる透明電極Yaと、前面ガ
ラス基板1の行方向に延びるとともに透明電極Yaの狭
小の基端部に接続された金属膜からなるバス電極Ybに
よって構成されている。
【0031】この行電極XとYは、前面ガラス基板11
の列方向(図1の上下方向)に交互に配列されており、
バス電極XbとYbに沿って並列されたそれぞれの透明
電極XaとYaが、互いに対となる相手の行電極側に延
びて、透明電極XaとYaの幅広部の頂辺が、それぞれ
所要の幅の放電ギャップgを介して互いに対向されてい
る。
【0032】バス電極Xb,Ybは、それぞれ、表示面
側の黒色導電層Xb’,Yb’と背面側の主導電層X
b”,Yb”の二層構造に形成されている。
【0033】低誘電率層12の背面には、さらに、行電
極対(X,Y)を被覆するように誘電体層13が形成さ
れており、この誘電体層13の背面には、互いに隣接す
る行電極対(X,Y)の隣り合うバス電極XbおよびY
bと対向する位置及び隣り合うバス電極Xbとバス電極
Ybの間の領域と対向する位置に、誘電体層13の背面
側に突出する嵩上げ誘電体層13Aが、バス電極Xb,
Ybと平行に延びるように形成されている。
【0034】そして、この誘電体層13と嵩上げ誘電体
層13Aの背面側には、MgOからなる保護層14が形
成されている。
【0035】一方、前面ガラス基板11と平行に配置さ
れた背面ガラス基板15の表示側の面上に、列電極D
が、各行電極対(X,Y)の互いに対となった透明電極
XaおよびYaに対向する位置において行電極対(X,
Y)と直交する方向(列方向)に延びるように、互いに
所定の間隔を開けて平行に配列されている。
【0036】この背面ガラス基板15の表示側の面上に
は、さらに、列電極Dを被覆する白色の誘電体層16が
形成されている。
【0037】そして、この誘電体層16上に、互いに平
行に配列された各列電極Dの間の位置において列方向に
延びる縦壁17aと嵩上げ誘電体層13Aに対向する位
置において行方向に延びる横壁17bとによって梯子状
に形成された複数の隔壁17が、それぞれ行方向に延び
る隙間SLによって互いに所定の間隔を開けた状態で列
方向に配列されており、この梯子状の各隔壁17によっ
て、前面ガラス基板11と背面ガラス基板15の間の放
電空間が、各行電極対(X,Y)において対となった透
明電極XaとYaに対向する部分毎に区画されて、それ
ぞれ方形の放電セルCが形成されている。
【0038】放電セルC内の放電空間に面する隔壁17
の縦壁17aおよび横壁17bの側面と誘電体層16の
表面には、これらの五つの面を全て覆うように蛍光体層
18がそれぞれ形成されている。
【0039】この蛍光体層18の色は、各放電セルC毎
に赤・緑・青の三原色が行方向に順に並ぶように設定さ
れる。そして、放電空間内には、放電ガスが封入されて
いる。
【0040】低誘電率層12と誘電体層13の間には、
列方向において隣接する行電極対(X,Y)のそれぞれ
の互いに背中合わせになったバス電極XbとYbの間の
各隔壁17の間の隙間SLに対向する位置に、このバス
電極Xb,Ybに沿って行方向に延びる黒色の光吸収層
19Aが形成され、さらに、各隔壁17の縦壁17aに
対向する部分に光吸収層19Bが、それぞれ形成されて
いる。
【0041】このPDPにおける画像表示は、先ず、ア
ドレス操作により、各放電セルCにおいて行電極対
(X,Y)と列電極Dとの間で選択的に放電が行われ、
全表示ラインLに発光セル(誘電体層13に壁電荷が形
成された放電セル)と非発光セル(誘電体層13に壁電
荷が形成されなかった放電セル)とが、表示する画像に
対応して、パネル面に分布される。
【0042】そして、このアドレス操作の後、全表示ラ
インLにおいて一斉に、行電極対(X,Y)に対して交
互に放電維持パルスが印加され、この放電維持パルスが
印加される毎に、各発光セルにおいて維持放電(面放
電)が発生される。
【0043】以上のようにして、表示する画像に対応し
てパネル面に分布された発光セルにおける維持放電によ
り紫外線が発生され、各発光セル内の赤・青・緑の三原
色に色分けされた各蛍光体層18が選択的に励起されて
発光することにより、表示画面が形成される。
【0044】ここで、上記PDP10においては、前面
ガラス基板11と誘電体層13との間に低誘電率層12
が形成されていることにより、各放電セルの電極間容量
が、行電極対(X,Y)と誘電体層13および行電極対
(X,Y)と前面ガラス基板11に加えて、行電極対
(X,Y)と低誘電率層12によっても形成されること
になる。
【0045】この低誘電率層12の比誘電率は前面ガラ
ス基板11よりも小さく、このため、PDP10の厚さ
が変わらない場合に、低誘電率層12の厚さの分だけ前
面ガラス基板11の厚さが小さくなるので、その分だ
け、行電極対(X,Y)と前面ガラス基板11の間に形
成される電極間容量が減少する。
【0046】これによって、画像形成のための維持放電
(面放電)が発生される際に、行電極対(X,Y)と前
面ガラス基板11とで形成される電極間容量が低誘電率
層12の形成によって減少する分だけ、無効電力(発光
を発生させない電力)の消費が減少する。
【0047】さらに、発光効率を向上させるために放電
維持パルスの電圧を高くして高電圧駆動を行う場合に
も、無効電力の消費が減少する。
【0048】図6および7は、この発明によるプラズマ
ディスプレイパネルの実施形態の第2の例を示すもので
あって、図6はその正面図、図7は図6のV3−V3線
における断面図を示している。
【0049】この例におけるPDP20は、各行電極X
1,Y1の透明電極X1a,Y1aが前面ガラス基板1
1の側に屈曲されて先端部が前面ガラス基板11の背面
にほぼ接する位置に位置されており、低誘電率層22
が、互いに背中合わせに位置している行電極X1とY1
の透明電極X1aとY1aに挟まれた部分に、行方向に
沿って帯状に延びるように形成されている。
【0050】したがって、図6に一点鎖線によって示さ
れる各行電極対(X1,Y1)の放電ギャップg1内の
行方向に延びる帯状の部分Eには、低誘電率層は形成さ
れていない。
【0051】そして、行電極対(X1,Y1)を被覆す
る誘電体層23の背面側の放電ギャップg1に対向する
部分およびこの部分に形成された保護層24に、前面ガ
ラス基板11側に凹む凹部23Aおよび24Aが形成さ
れていて、この部分の誘電体層23および保護層24の
厚さが他の部分と異ならないようになっている。
【0052】他の部分の構成は、前述した第1の例のP
DP10と同様であり、同一の符号が付されている。
【0053】このPDP20も、第1の例のPDP10
と同様に、維持放電(面放電)が発生される際に、行電
極対(X1,Y1)と前面ガラス基板11とで形成され
る電極間容量が低誘電率層22の形成によって減少し
て、その分、無効電力の消費が減少する。
【0054】そして、このPDP20においては、低誘
電率層22が互いに背中合わせに位置している行電極X
1,Y1の透明電極X1aとY1aに挟まれた部分にの
み形成されていて、各対の行電極X1とY1の透明電極
X1aとY1aの先端部が、大きな比誘電率を有する誘
電体層23を介して互いに対向されているので、放電の
ための実行距離が短くなり、これによって、放電開始電
圧が低減される。
【0055】なお、この例において、放電ギャップgに
対向する帯状の部分(図6の部分E)の低誘電体層を他
の部分に比べて薄く形成して、各対の行電極X1,Y1
の透明電極X1aとY1aの先端部が誘電体層23を介
して互いに対向されるようにすることによっても、同様
の効果を得ることが出来る。
【0056】図8ないし10は、この発明によるプラズ
マディスプレイパネルの実施形態の第3の例を示すもの
であって、図8は第1の例における図2と同一位置(V
1−V1線)における断面図であり、図9は図4と同一
位置(W1−W1線)における断面図であり、図10は
各放電セルを示す正面図である。
【0057】この例におけるPDP30は、低誘電率層
32が、前面ガラス基板11と誘電体層33との間にお
いて、各行電極X,Yの透明電極Xa,Yaとバス電極
Xb,Yb、および、互いに隣接する行電極対(X,
Y)の背中合わせに位置するバス電極XbとYbの間の
部分に対向する部分にのみ形成されており、各行電極対
(X,Y)の放電ギャップg2内には、低誘電率層は形
成されていない。
【0058】そして、行電極対(X,Y)を被覆する誘
電体層33の背面側の放電ギャップg2に対向する部分
およびこの部分に形成された保護層34に、前面ガラス
基板11側に凹む凹部33Aおよび34Aが形成されて
いて、この部分の誘電体層33および保護層34の厚さ
が他の部分と異ならないようになっている。他の部分の
構成は、前述した第1の例のPDP10と同様であり、
同一の符号が付されている。
【0059】このPDP30も、第2の例のPDP10
と同様に、維持放電(面放電)が発生される際に、行電
極対(X,Y)と前面ガラス基板11とで形成される電
極間容量が低誘電率層32の形成によって減少して、そ
の分、無効電力の消費が減少し、そして、各対の行電極
X,Yの透明電極XaとYaの先端部が、大きな比誘電
率を有する誘電体層33を介して互いに対向されている
ので、放電のための実行距離が短くなり、これによっ
て、放電開始電圧が低減される。
【0060】図11ないし13は、この発明によるプラ
ズマディスプレイパネルの実施形態の第4の例を示すも
のであって、図11は第1の例における図2と同一位置
(V1−V1線)における断面図であり、図12は図4
と同一位置(W1−W1線)における断面図であり、図
13は各放電セルを示す正面図である。
【0061】この例におけるPDP40は、低誘電率層
42が、前面ガラス基板11と誘電体層43との間にお
いて、各行電極対(X,Y)の放電ギャップg2内およ
びこの放電ギャップg2に対向する行方向に延びる帯状
の部分E1,互いに隣接する行電極対(X,Y)の背中
合わせに位置するバス電極XbとYbの間の部分に対向
する部分以外の部分に形成されている。
【0062】そして、第1の例のPDP10においては
互いに背中合わせに位置するバス電極XbとYbの間に
形成されていた光吸収層が、バス電極Xb,Ybの間の
部分に対向する誘電体層43に挟まれた部分に形成され
ている。
【0063】さらに、行電極対(X,Y)を被覆する誘
電体層43の背面側の放電ギャップg2に対向する部分
およびこの部分に形成された保護層44に、前面ガラス
基板11側に凹む凹部43Aおよび44Aが形成されて
いて、この部分の誘電体層43および保護層44の厚さ
が他の部分と異ならないようになっている。
【0064】他の部分の構成は、前述した第1の例のP
DP10と同様であり、同一の符号が付されている。
【0065】このPDP40も、第2の例のPDP10
と同様に、維持放電(面放電)が発生される際に、行電
極対(X,Y)と前面ガラス基板11とで形成される電
極間容量が低誘電率層42の形成によって減少して、そ
の分、無効電力の消費が減少し、そして、各対の行電極
X,Yの透明電極XaとYaの先端部が、大きな比誘電
率を有する誘電体層43を介して互いに対向されている
ので、放電のための実行距離が短くなり、これによっ
て、放電開始電圧が低減される。
【0066】そして、このPDP40は、誘電体層43
が分割されて連続する部分の面積が小さくなるように形
成されているので、クラックの発生を防止することが出
来る。
【0067】図14ないし16は、この発明によるプラ
ズマディスプレイパネルの実施形態の第5の例を示すも
のであって、図14は第1の例における図2と同一位置
(V1−V1線)における断面図であり、図15は図4
と同一位置(W1−W1線)における断面図であり、図
16は各放電セルを示す正面図である。
【0068】この例におけるPDP50は、低誘電率層
52が、前面ガラス基板11と誘電体層53との間にお
いて、各行電極X,Yに対向する部分を含む方形の島状
部分にのみ形成されている。
【0069】このため、各行電極対(X,Y)の放電ギ
ャップg2内およびこの放電ギャップg2に対向する部
分には、低誘電率層は形成されていない。
【0070】そして、光吸収層59が、バス電極Xb,
Ybの間の部分で誘電体層53に挟まれた部分に、行方
向に延びるように帯状に形成されている。
【0071】さらに、行電極対(X,Y)を被覆する誘
電体層53の背面側の放電ギャップg2に対向する部分
およびこの部分に形成された保護層54に、前面ガラス
基板11側に凹む凹部53Aおよび54Aが形成されて
いて、この部分の誘電体層53および保護層54の厚さ
が他の部分と異ならないようになっている。
【0072】他の部分の構成は、前述した第1の例のP
DP10と同様であり、同一の符号が付されている。
【0073】このPDP50も、第2の例のPDP10
と同様に、維持放電(面放電)が発生される際に、行電
極対(X,Y)と前面ガラス基板11とで形成される電
極間容量が低誘電率層52の形成によって減少して、そ
の分、無効電力の消費が減少し、そして、各対の行電極
X,Yの透明電極XaとYaの先端部が、大きな比誘電
率を有する誘電体層53を介して互いに対向されている
ので、放電のための実行距離が短くなり、これによっ
て、放電開始電圧が低減される。
【0074】そして、このPDP50は、低誘電率層5
2が分割されて連続する部分の面積が、第4の例のPD
P40に比べてもさらに小さくなるように形成されてい
るので、クラックの発生がさらに防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の例を模式的に示す正面図であ
る。
【図2】図1のV1−V1線における断面図である。
【図3】図1のV2−V2線における断面図である。
【図4】図1のW1−W1線における断面図である。
【図5】図1のW2−W2線における断面図である。
【図6】この発明の第2の例を模式的に示す正面図であ
る。
【図7】図6のV3−V3線における断面図である。
【図8】この発明の第3の例を示す側断面図である。
【図9】同例の横断面図である。
【図10】同例の放電セルにおける低誘電率層の形成範
囲を示す模式図である。
【図11】この発明の第4の例を示す側断面図である。
【図12】同例の横断面図である。
【図13】同例の放電セルにおける低誘電率層の形成範
囲を示す模式図である。
【図14】この発明の第5の例を示す側断面図である。
【図15】同例の横断面図である。
【図16】同例の放電セルにおける低誘電率層の形成範
囲を示す模式図である。
【図17】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 …PDP 11 …前面ガラス基板(前面基板) 12 …低誘電率層 13 …誘電体層 13A …嵩上げ誘電体層 14 …保護層 15 …背面ガラス基板 16 …誘電体層 17 …隔壁 17a …縦壁 17b …横壁 18 …蛍光体層 19A,19B…光吸収層 20,30,40,50 …PDP 22,32,42,52 …低誘電率層 23,33,43,53 …誘電体層 23A,33A,43A,53A…凹部 24,34,44,54 …保護層 24A,34A,44A,54A…凹部 49,59 …溝(溝部) X,X1 …行電極 Y,Y1 …行電極 Xa,X1a …透明電極 Ya,Y1a …透明電極 Xb,X1b …バス電極 Yb,Y1b …バス電極 D …列電極 S …放電空間 SL …隙間 C …放電セル(単位発光領域) L …表示ライン g,g1,g2…ギャップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電空間を挟んで対向配置された一対の
    基板のうち一方の基板の内面側に、放電ギャップを介し
    て互いに対向する対となった行電極とこの行電極対を放
    電空間に対して被覆する誘電体層が形成されているプラ
    ズマディスプレイパネルにおいて、 前記一方の基板と行電極対との間に、この一方の基板の
    比誘電率よりも低い比誘電率を有する低誘電率層が形成
    されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記低誘電率層の比誘電率が6以下であ
    る請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記低誘電率層がSiO2を含んでいる
    請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 前記一方の基板がパネルの表示面側に位
    置される前面基板であり、低誘電率層が透光性材料によ
    って形成されている請求項1に記載のプラズマディスプ
    レイパネル。
  5. 【請求項5】 前記低誘電率層が、一方の基板の内面の
    ほぼ全面に亘って形成されている請求項1に記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記低誘電率層が、一方の基板の内面の
    少なくとも行電極対における放電ギャップに対向する部
    分を除く部分に形成されている請求項1に記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記低誘電率層が、一方の基板の内面の
    放電空間に対向する部分においては行電極対に対向する
    部分のみに形成されている請求項1に記載のプラズマデ
    ィスプレイパネル。
  8. 【請求項8】 前記低誘電率層が、各行電極対ごとに島
    状に互いに分離して形成されている請求項1に記載のプ
    ラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 前記低誘電率層が、一方の基板の内面の
    互いに隣接する行電極対の間に対向する部分を除く部分
    に形成され、この互いに隣接する行電極対の間に対向す
    る部分に光吸収層が形成されている請求項1に記載のプ
    ラズマディスプレイパネル。
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