JP2006302212A - データベースへのデータ登録プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが、作成したデータを所定の書式に変換し、データベースへ送信するための外部ツールを起動するという作業を必要とせずに、情報処理端末のデータ作成用ソフトウェアによって作成されたデータをネットワークに接続されたデータベースに登録することができるデータベースへのデータ登録プログラムを得ること。
【解決手段】読込みこんだ登録用データの各レコードにデータベースへの登録結果を示すデータ登録状況欄を追加するフォーマット整形手順と、変換規則情報に基づいて登録用データの内容を変換するデータ変換手順と、所定の通信プロトコルにしたがって、登録用データのレコードを1つずつデータベースに送信し、データベースでのレコードの登録結果を対応するデータ登録状況欄に格納するデータアップロード手順と、を情報処理端末に実行させるためのプログラムを、データ作成用ソフトウェアの有するマクロ機能を用いて作成する。
【選択図】 図2
【解決手段】読込みこんだ登録用データの各レコードにデータベースへの登録結果を示すデータ登録状況欄を追加するフォーマット整形手順と、変換規則情報に基づいて登録用データの内容を変換するデータ変換手順と、所定の通信プロトコルにしたがって、登録用データのレコードを1つずつデータベースに送信し、データベースでのレコードの登録結果を対応するデータ登録状況欄に格納するデータアップロード手順と、を情報処理端末に実行させるためのプログラムを、データ作成用ソフトウェアの有するマクロ機能を用いて作成する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、端末からネットワークを介して接続されるデータベースにデータを登録するデータベースへのデータ登録プログラムに関するものである。
従来、たとえば一つの企業内で統一的に所定の内容のデータを管理するために、複数の情報処理端末とこれらの情報処理端末で作成したデータを共通フォーマットで管理するデータベースとがインターネットなどのネットワークに接続されたデータ管理システムが用いられる。このデータ管理システムにおけるデータベースへのデータの登録手順は、一般的に以下に示すように行われる。まず、情報処理端末に導入されている表計算ソフトなどで、データベースに登録するデータがデータベースのデータ形式に合致するように作成される。ついで、表計算ソフトで作成されたデータを、たとえばタブ区切りやカンマ区切りなどのテキストデータのような所定の書式のファイルに変換し、ブラウザを介してWorld Wide Web経由でデータベースに接続し、ファイルをアップロードする。そして、アップロードしたファイルは、データベースに登録される際に、ファイルの書式の妥当性やデータのエラーチェックなどを行った後、問題のないデータをデータベースに登録していた。
また、ネットワークを介して接続された複数の情報処理端末で共通に利用されるアプリケーションにおいて利用される情報をサーバ側で一括管理するために、アプリケーション、当該アプリケーションにおいて実行可能なファイルの構成情報を含む作成要求情報を生成する作成要求情報生成手段、当該作成要求情報生成手段によって生成された作成要求情報をアプリケーション管理用サーバに伝送する作成要求情報伝送手段、アプリケーション管理用サーバにおいて作成されたファイルを取得するファイル取得手段、および当該ファイル取得手段によって取得されたファイルに基づき自端末の備えるアプリケーションに所定の処理を実行させるアプリケーション連携プログラムを備える情報処理端末と、複数の情報処理端末において共通に利用される情報が記憶されたデータベース、および情報処理端末からの作成要求情報およびデータベースの記憶内容に基づき作成要求情報の構成情報に応じたファイルを作成可能なファイル作成手段を備えるアプリケーション管理用サーバと、を備えるアプリケーション管理システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。このようなアプリケーション管理システムによれば、情報処理端末は、所望の構成のファイルの作成要求をアプリケーション管理用サーバに伝送するだけで、アプリケーション管理用サーバで作成された所望の構成のファイルを自動的に取得することが可能となる。
しかしながら、上述したデータをデータベースへ登録するデータ管理システムでは、上述したように表計算ソフトで作成したデータを所定の書式のファイルに変換しなければならず、また、そのファイルをブラウザなどの表計算ソフト以外の外部ツールを介してWorld Wide Web経由でデータベースに接続する必要があるため、データをデータベースへ保存するユーザの手間がかかるという問題点があった。なお、特許文献1に記載のアプリケーション管理システムは、アプリケーション管理用サーバ側から情報処理端末からの作成要求情報の構成情報に応じてデータベースを基に作成されたファイルが、情報処理端末に送信されるものであり、情報処理端末からデータベースへのデータの登録を行うものではない。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、複数の情報処理端末とこれらの情報処理端末で作成したデータを共通フォーマットで管理するデータベースとがネットワークに接続されたデータ管理システムにおいて、ユーザが、データ作成用ソフトウェアで作成したデータを所定の書式に変換し、データベースへ送信するための外部ツールを起動するという作業をすることなく、情報処理端末のデータ作成用ソフトウェアによって作成されたデータをデータベースに登録することができるデータベースへのデータ登録プログラムを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるデータベースへのデータ登録プログラムは、所定の内容のデータを格納するデータベースにネットワークを介して接続されるとともに、前記データベースに登録するデータを作成するデータ作成機能を備えるデータ作成用ソフトウェアが導入された情報処理端末に実行させる、前記データ作成用ソフトウェアの有するマクロ機能を用いて作成されたプログラムであって、前記データ作成機能によって作成された登録用データを読込み、前記登録用データの各レコードに前記データベースへの登録結果を示すデータ登録状況欄を追加するフォーマット整形手順と、前記データベースへのデータ登録時のデータ入力規則に基づいて前記登録用データの内容を所定の形式に変換するデータ変換手順と、所定の通信プロトコルにしたがって、前記登録用データのレコードを1つずつ前記データベースに送信し、前記データベースでの前記レコードの登録結果を対応する前記データ登録状況欄に格納するデータアップロード手順と、を情報処理端末に実行させることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザは、データのデータベースへの登録を1つのデータ作成用ソフトウェアを情報処理端末上で走らせることで行うことができるという効果を有する。つまり、ユーザは、1つのデータ作成用ソフトウェアの起動のみで、登録するデータの作成から、データベースへ登録するためのデータ変換およびデータベースへのアップロードまでの処理を実行することが可能となる。また、1つのレコードずつ登録するようにしたので、その結果を素早く知ることができ、その結果に対するリアルタイムな対処が可能となるという効果も有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータベースへのデータ登録プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明にかかるデータベースへのデータ登録プログラムが実行されるデータ管理システムの構成の一例を模式的に示す図である。このデータ管理システムは、所定の情報を管理するデータ管理装置10と、データ管理装置10に所定の情報を登録する情報処理端末20と、がインターネットなどのネットワーク40を介して接続される。
データ管理装置10は、このデータ管理システムのユーザによって登録される所定の情報を所定の形式で格納するデータベース11と、情報処理端末20から送信されるデータをデータベース11に格納するデータ登録処理部12と、を備える。
情報処理端末20は、ネットワーク40に接続される他の通信端末と通信する通信機能と、データ管理装置10のデーベースに格納するデータを作成するとともにユーザの所望の処理をプログラムとして記述して実行することができるマクロ機能を有するデータ作成用ソフトウェアを備える。このデータ作成用ソフトウェアは、たとえばマクロ機能を備える表計算ソフトなどに該当する。この実施の形態では、このマクロ機能を用いて、データ用ソフトウェアで作成した登録用データを構成するレコードの1つずつを順にデータ管理装置10にアップロードして登録する処理を実行させるようにしている。
図2は、このマクロ機能を用いて実行されるデータベースへのデータ登録処理の手順の一例を示す図である。まず、情報処理端末20のユーザによってデータ管理装置10のデータベース11のデータ項目の構成に準じて作成された登録用データ(ファイル)を読込み(ステップS11)、読込んだ登録用データをアップロードする際に必要なデータ入力項目を含むようにデータのフォーマットを整形した整形登録用データを作成する(ステップS12)。ついで、整形登録用データの内容を、そのデータが入力される項目の属性などの規則にしたがって変換し(ステップS13)、整形登録用データの内容が、そのデータが入力されるデータベース11の項目の属性などの規則にしたがっているか否かのデータチェックを行う(ステップS14)。その後、整形登録用データを構成するレコードを1つずつデータ管理装置10にアップロードして、データ管理装置10への登録処理を行うとともにその登録の可否を整形登録用データに格納する(ステップS15)。そして、その登録結果が入力された整形登録用データを保存して(ステップS16)、データベース11へのデータ登録処理が終了する。
以下に、図2の各工程における処理の詳細を説明する。なお、以下では、データ管理システムが複数の事業所を有する企業において、各事業所で購入した部品の品質を示す品質情報をデータ管理装置10で集中的に管理する場合を例に挙げて説明する。この場合には、情報処理端末20は各事業所に設置されるパーソナルコンピュータなどの情報処理端末に相当し、データ管理装置10は企業内の全事業所を管理するサーバ装置に相当するものとなる。また、各事業所に配置される情報処理端末20では、データ作成用ソフトウェアとして表計算ソフトを使用している場合を例に挙げる。
図3は、データ管理装置のデータベースで管理している購入部品の品質情報のデータ構成の一例を示す図である。この図に示されるように、データベース11では、購入部品の品質情報として、入力されるデータの登録元の事業所などの場所を示す「場所コード」、入力されるデータのその場所内で付された申請番号である「場所内申請番号」、入力されるデータの購入部品を製造したメーカでの型名である「メーカ型名」、その購入部品を製造したメーカ名である「メーカ名」、その購入部品についての不良情報である「不良情報」などの項目を含むものとする。
各事業所のユーザは、図3に示されるデータ管理装置10のデータベース11のデータ構成(データ項目の配列順)に準じて、購入部品の品質情報を、情報処理端末20の表計算ソフトに入力し、登録用データを作成する。図4は、情報処理端末で作成された登録用データの一例を示す図である。この図4では、登録用データは、表計算ソフトのワークシートの行方向に1つのレコードが格納され、複数のレコードが格納されている場合が示されている。また、各行の各列には、図3に示される項目に対応したデータが格納される。たとえば、行41は1件分のレコードを示しており、列42は図3の項目「場所コード」に対応するデータを示しており、列43は同じく「場所内申請番号」に対応するデータを示している。その他の行や列についても同様である。
まず、ステップS11のデータ読込み処理では、図4に示されるような形式の登録用データ(ファイル)が、表計算ソフトによって読込まれる。この登録用データの読込みは、ユーザによってデータファイルの格納場所を示すパスとそのデータファイルの名称を表計算ソフトに設定することによって行われる。そして、読込まれた登録用データは、表計算ソフトによってたとえば図4に示されるように情報処理端末20の表示部に表示される。
つぎのステップS12のフォーマット整形処理では、読込んだ登録用データをアップロードする際に必要なデータ入力項目を含むようにデータ内容を整形し、整形登録用データを作成する。具体的には、アップロード時に、各レコードについてデータ管理装置10のデータベース11への登録の可否を入力するためデータ登録状況欄が登録するデータに対して作成される。また、この他に登録用データ中に格納される各データについての項目や属性を定義したアップロードデータ定義情報を挿入するようにしてもよい。
図5は、図4の登録用データをフォーマット整形した整形登録用データの一例を示す図である。この例では、図4の登録データの1行目に、格納されるデータの内容を示す項目と、その項目に格納されるデータの規則や性質などを示す属性などを含むタイトル項目51が挿入されている。また、各レコードについてデータ管理装置10のデータベース11への登録の可否を入力するためデータ登録状況欄52が1列目に挿入されている。データ登録状況欄52には、フォーマット整形時には何のデータも入力されていない状態にある。
タイトル項目51は、各項目に入力されるデータの条件を定義するものであり、上記アップロードデータ定義情報の一部に対応している。図6は、整形登録用データに挿入されるアップロードデータ定義情報の一例を示す図である。アップロードデータ定義情報は、入力されるデータ項目を管理するための項目管理用情報と、このデータベース11へのデータ登録プログラムの全体を管理するための項目などを含むシステム管理用情報とを含む。項目管理用情報は、データ項目の名称を示す「項目名称」、データ項目の管理コードである「管理名称」、データ入力が必須か否かを示す「入力必須」、データブランクが禁止か否かを示す「NULL禁止」、検索条件指定項目を示す「検索キー」、データ項目をデータとして扱う際の型を示す「データ型名」、データ項目のフォーマットを示す「桁数/書式」、データ項目の説明を示す「説明」項目を含むものであり、タイトル項目51に該当するものである。また、システム管理用情報は、このデータベース11へのデータ登録プログラムの使用方法であるオンラインヘルプが格納されるURLを示す「ヘルプURL」項目などを含むものである。このアップロードデータ定義情報の「参照元」は、対応する「名称」のデータや定義がどこに格納されているかを示すものである。これらの参照元は予め定義ファイルとして作成されている。
たとえば、図5のブロック53(1行2列〜8行2列の範囲のセル)では、項目名称は「場所コード」であり、管理名称は「works_code」であり、入力必須は「要(図中では、黒丸で表記している。以下同じ。)」であり、NULL禁止は「要」であり、検索キーは「要」であり、データ型は「varchar2」であり、桁数/書式は「3」であり、説明は「全社管理の場所名称管理コード」となっている。そして、これらのデータは、データ管理装置10のデータベース11の構造に対応して作成された定義ファイルなどを参照元として、そこから対応する情報を読込むことによって得られる。
つぎのステップS13のデータ変換処理では、整形登録用データの内容を、そのデータが入力されるデータ項目の属性などの規則を含む変換規則情報に基づいて変換する。変換規則情報は、アップロード先のデータベース11でのデータ入力規則を含むものである。これにより、データベース11へ入力されるデータの入力規則を統一することができる。図7は、変換規則情報の一例を示す図である。この変換規則情報は、データ種類と、そのデータ種類における変換内容との組合せによって構成される。たとえば、No.1に示される変換規則は、「データ型がvarchar2で、検索キー項目である場合に、(1)英字は半角大文字に変換し、(2)数字は半角に変換し、(3)記号文字は半角文字に変換し、(4)半角カナ文字は全角カナ文字に変換する。」というものである。なお、この図7の変換規則情報における項目「No.」は、適用順位も示しており、同じ条件を含む場合には、「No.」の小さいもの(上のもの)の変換規則情報が優先して適用される。なお、データ変換処理を行う前に、対象となるデータに対して、入力データの前後の無駄な空白を取り除くトリム関数処理を実行する。
つぎのステップS14のデータチェック処理では、ステップS13のデータ変換処理によってデータの内容が変換された整形登録用データの内容を、その整形登録用データが入力されるデータ項目の属性などのデータ入力規則に関するデータチェック情報にしたがっているか否かをチェックし、データ入力規則にしたがっていないデータが存在する場合には、そのデータの存在をユーザに認識させる。ユーザがエラー位置のデータを修正することによって、データベース11へアップロードする前にデータの入力内容をデータ入力規則にしたがったものにすることができる。図8は、データチェック情報の一例を示す図である。このデータチェック情報は、エラーと判定する場合の条件であるチェック内容と、そのチェック内容に合致する場合に表示部に表示する内容を示すエラー内容とを含む。たとえば、No.1に示されるデータチェック情報は、「NULL禁止項目で、値をトリムし文字列長が0である場合に、「NULL禁止。値を指定して下さい。」というエラー内容を表示部に表示させる。」というものである。
図9は、データチェック処理によるデータチェック処理結果の表示画面の一例を示す図である。この図では、セル91(12行5列のセル)は、そのタイトル項目に「NULL禁止」となっているのにも拘わらず空白セルとなっているために、上記図8のデータチェック情報のNo.1の内容に抵触し、そのエラー内容がエラーメッセージとしてメッセージボックス92として表示されている。なお、この場合、アクティブ状態のセルについてエラーメッセージが表示されるようにしているので、どのセルについてのエラーメッセージかをユーザに容易に認識させることができる。
つぎのステップS15のデータアップロード処理では、ステップS13のデータ変換処理とステップS14のデータチェック処理が施された整形登録用データを1レコードずつ所定の通信プロトコルにしたがってデータ管理装置10にアップロードし、その登録結果を変換ファイル中のデータ登録状況欄52に格納する。なお、この整形登録用データ中のアップロード対象となるレコードは、データ登録状況欄52が空白(ブランク)のレコードまたは登録が失敗に終わったことを示す結果が付されているレコードを対象とする。
図10は、このデータアップロード処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、整形登録用データ中のアップロード対象となるレコードすなわちデータ登録状況欄52が空白のレコードまたは登録が失敗に終わったことを示す結果が格納されているレコードから1つのレコードを選択する(ステップS151)。ついで、選択したレコードについてステップS14でのデータチェック処理の場合と同様に図8のデータチェック情報に基づいたエラーチェックを行う(ステップS152)。エラーチェックの結果、レコードにエラーが存在しない場合(ステップS153でNoの場合)には、レコードを含む登録要求メッセージをデータ管理装置10に送信する(ステップS154)。
図11−1は、整形登録用データのレコードをデータ管理装置のデータベースにアップロードする際の登録要求メッセージの一例を示す図である。この図10に示される登録要求メッセージは、XML(eXtensible Markup Language)をベースにしたSOAP(Simple Object Access Protocol)を利用した場合を示している。ここでは、ブロック1110にレコードの宛先を含む情報が記述され、ブロック1120にどのプログラムを呼び出すのかなどを規定したSOAPヘッダが記述され、そしてブロック1130に送信するレコードの内容を含むSOAPボディが記述される。ここでは、たとえば、図5の最初のレコードの内容が記述されている。SOAPボディに記述されるレコードの各項目に対応する内容は、図6のアップロードデータ定義情報で定義される「管理名称」をタグの名称に用い、そこに管理名称に対応するデータの内容(値)を要素内容としている。
そして、データ管理装置10のデータ登録処理部12は、受信した登録要求メッセージ中のレコードをデータベース11に登録する処理を行い、その結果を登録応答メッセージとして登録要求メッセージを送信した情報処理端末20へと返信する。図11−2は、図11−1の登録要求メッセージに対する登録応答メッセージの一例を示す図である。この登録応答メッセージも図11−1と同様にSOAPを利用したメッセージであり、行1140にデータベース11への登録処理の結果(すなわち、成功か失敗か)が格納されている。ここでは、成功した場合(図中、OKと表記されている)が示されている。
データ管理装置10から登録応答メッセージを受信すると(ステップS155)、その登録応答メッセージからステップS154で送信したレコードのデータベース11への登録が成功したか否かを判定する(ステップS156)。登録が成功した場合(ステップS156でYesの場合)には、整形登録用データの上記レコードのデータ登録状況欄52に成功を示す情報を入力する(ステップS157)。
一方、ステップS153でエラーチェックの結果、送信するレコードにエラーが有った場合(ステップS153でYesの場合)、またはステップS156で何らかの理由によりレコードのデータベース11への登録が失敗した場合(ステップS156でNoの場合)には、整形登録用データの上記レコードのデータ登録状況欄52に失敗を示す情報を入力する(ステップS158)。なお、レコードの登録の失敗理由を、表計算ソフトに付属しているメモ機能を用いて、対応するデータ登録状況欄52(セル)に付すようにしてもよい。
その後またはステップS157の後、すべてのアップロード対象のレコードについて処理したかを判定し(ステップS159)、すべてのアップロード対象のレコードについての処理が完了していない場合(ステップS159でNoの場合)には、ステップS151へと戻り、残りのアップロード対象のレコードについて上述した処理が繰り返し実行される。また、すべてのアップロード対象のレコードについて処理が完了した場合(ステップS159でYesの場合)には、データアップロード処理が終了する。なお、データアップロードの終了時にその旨を示すメッセージを情報処理端末20の表示部に表示させるようにしてもよい。
図12は、データアップロード処理を完了した整形用登録データの表示画面の一例を示す図である。この表示画面は、整形用登録データの表示画面のデータ登録状況欄52に、レコードの登録状況の結果が入力されたものである。この図12で、「○」はデータベース11へのレコードの登録が成功したことを示しており、「×」はデータベース11へのレコードの登録が失敗したことを示している。たとえば、セル1201(12行1列目のセル)は登録が失敗したことを示しており、このセルを選択したときにそのセルに関するエラーの理由が記載されたメモ1202が表示されるようになっている。
最後のステップS16のデータの保存処理では、すべてのレコードについてのデータアップロード処理が完了し、データ登録状況欄52にデータの登録結果が格納された整形登録用データを新たな登録用データとして保存する。
以上の手順によって情報処理端末20からデータ管理装置10のデータベース11へのデータアップロード処理が完了する。そして、このような処理を実行するプログラムが表計算ソフトなどのデータ作成用ソフトウェアのマクロ機能を使用して作成され、実行される。
なお、上述したステップS14のデータチェック処理は、ステップS15でレコードを送信する前にデータチェックを行っているので、省略することも可能である。また、ステップS12のフォーマット整形で用いるアップロードデータ定義情報などの内容が時間の経過とともに更新されるような場合に、データ管理装置10の有するアップロードデータ定義情報に相当する情報と情報処理端末20の有するアップロードデータ定義情報との対応付けに違いが生じることがある。そのような場合のために、データ管理装置10側で管理するアップロード定義情報に相当する情報と、情報処理端末20で管理するアップロードデータ定義情報とのバージョンチェックを行い、バージョンが異なる場合には、一致させる処理を行うようにしてもよい。
また、データベース11の管理を行うことができる権限を有する管理者のみがデータ管理装置10のデータ登録を行うことができるようにしてもよい。この場合には、ステップS15のデータアップロード処理において、ユーザ認証を行い、ユーザ認証に失敗したユーザのデータ登録の処理を行わないようにすればよい。
さらに、図2に示したデータベース11へのデータ登録方法を連続的に処理していたが、各処理を個別に実行するマクロとするようにしてもよい。この場合、各処理に対応するマクロを表計算ソフト上にボタン表示させたり、ショートカットメニューに追加するなどして、情報処理端末20のユーザによる操作性を向上させることも可能である。また、このデータベースへのデータ登録プログラムの使用方法を記述した説明ファイルをオンライン上で閲覧可能にすることができるようにマクロを設けてもよい。
この実施の形態によれば、情報処理端末20のデータ作成用ソフトウェアで作成したデータについて、データ作成用ソフトウェアが提供するマクロ機能を用いて、1つのレコードずつ所定の通信プロトコルにしたがってデータ管理装置10に送信し、そのレコードのデータベース11への登録結果を受けてからつぎのレコードのデータベース11への登録処理を行うようにしたので、ユーザは、データのデータベース11への登録を1つのデータ作成用ソフトウェアを情報処理端末20上で走らせることで行うことができるという効果を有する。つまり、ユーザは、1つのデータ作成用ソフトウェアの起動のみで、登録するデータの作成から、データ管理装置10へ登録するためのデータ変換およびデータ管理装置10へのアップロードまでの処理を実行することが可能となる。また、1つのレコードずつ登録するようにしたので、その結果を素早く知ることができ、その結果に対するリアルタイムな対処が可能となるという効果も有する。
さらに、データベース11への登録対象となるレコードは、データ登録状況欄52が空白のものまたは登録が失敗した旨の結果が入力されているものとしたので、データの再登録を行う場合でも、過去にデータベース11に登録したデータは登録対象とならないので、登録処理をスムーズに行うことができる。また、過去に作成したデータに新たなデータを付加した場合や、欠陥のあるレコードを修正した場合など、データを使いまわすことができ、データ登録を行う際のユーザの労力を省くこともできる。
以上のように、この発明にかかるデータベースへのデータ登録プログラムは、所定の情報を集中して管理するデータ管理装置に、ネットワークを介して所定の情報を登録する情報処理端末に有用である。
10 データ管理装置
11 データベース
12 データ登録処理部
20 情報処理端末
40 ネットワーク
11 データベース
12 データ登録処理部
20 情報処理端末
40 ネットワーク
Claims (3)
- 所定の内容のデータを格納するデータベースにネットワークを介して接続されるとともに、前記データベースに登録するデータを作成するデータ作成機能を備えるデータ作成用ソフトウェアが導入された情報処理端末に実行させる、前記データ作成用ソフトウェアの有するマクロ機能を用いて作成されたプログラムであって、
前記データ作成機能によって作成された登録用データを読込み、前記登録用データの各レコードに前記データベースへの登録結果を示すデータ登録状況欄を追加するフォーマット整形手順と、
前記データベースへのデータ登録時のデータ入力規則に基づいて前記登録用データの内容を所定の形式に変換するデータ変換手順と、
所定の通信プロトコルにしたがって、前記登録用データのレコードを1つずつ前記データベースに送信し、前記データベースでの前記レコードの登録結果を対応する前記データ登録状況欄に格納するデータアップロード手順と、
を情報処理端末に実行させるためのデータベースへのデータ登録プログラム。 - 前記データアップロード手順では、前記レコード内の各入力データが、前記データ入力規則を満たしているか否かを判定し、前記データ入力規則を満たしてない場合に、前記レコードを前記データベースに送信しないで前記データ登録状況欄に登録が失敗した旨の内容を格納する手順をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のデータベースへのデータ登録プログラム。
- 前記データアップロード手順では、前記データ登録状況欄が空白かまたは登録が失敗した旨の内容を有するレコードのみを前記データベースに送信することを特徴とする請求項1に記載のデータベースへのデータ登録プログラム。
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