JP2006301990A - 予約システムと予約プログラムと記録媒体と予約方法 - Google Patents

予約システムと予約プログラムと記録媒体と予約方法 Download PDF

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JP2006301990A JP2005123195A JP2005123195A JP2006301990A JP 2006301990 A JP2006301990 A JP 2006301990A JP 2005123195 A JP2005123195 A JP 2005123195A JP 2005123195 A JP2005123195 A JP 2005123195A JP 2006301990 A JP2006301990 A JP 2006301990A
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Abstract

【課題】予約申込みが受け付けられると、予約対象となる処理の内容に応じて、自動的に
適切なスケジュール案を作成する。
【解決手段】 予約対象となる処理を特定する予約情報21を受け付ける予約受付手段3
1と、処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データ23と予約に
基づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータ26とを記憶する記憶装置
20と、予約情報が受け付けられたとき、処理所要時間データ23を参照して、当該処理
を実行するために必要な所要時間を取得し、所要時間の新たな処理予定をスケジュールデ
ータ26中に割り付けて、当該スケジュールデータ26を更新する予約割り付け手段32
と、スケジュールデータ26を表示出力装置41に出力させる出力制御手段33とを備え
る。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院等で顧客の予約を受け付けて管理する予約システムと予約プログラムと
記録媒体と予約方法に関する。
病院や銀行などでは顧客が長時間順番待ちを強いられることが多い。これを解決するた
めに、携帯電話からインターネットを介して病院内サーバにアクセスして診察予約を行な
ったり、診察予約順番待ち情報を閲覧することができるシステムが開発されている(特許
文献1)。
特開2002−132931号公報
ここで、従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。インターネットを利用
して予約ができれば、携帯電話などで手軽に予約が受け付けられる。携帯電話にメールで
順番が来たことを通知されれば、待合室で長時間じっと呼び出しを待つ必要が無い。しか
しながら、順番がいつ来るという保証は無く、呼び出しがあれば、すぐに呼び出しに応じ
ることができる場所に居なければならない。従って、待ち合わせのための時間を大幅に短
縮するのは難しく、待合室の混雑も十分緩和できない。銀行などの受付や、役所の窓口、
車検場等でも、同様の問題が発生している。この発明では、予約申込みが受け付けられる
と、予約対象となる処理の内容に応じて、自動的に適切なスケジュール案を作成する、予
約システムと予約プログラムと記録媒体と予約方法を提供することを目的とする。また、
顧客の希望を取り入れた予約手続きをすることもできる、予約システムと予約プログラム
と記録媒体と予約方法を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉 予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける予約受付手段と、上
記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データと、予約に基づく
割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する記憶装置と、上記予
約情報が受け付けられたとき、上記処理所要時間データを参照して、当該処理を実行する
ために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を上記スケジュールデー
タ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け手段と、上記スケジ
ュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段を備えたことを特徴とする
予約システム。
例えば、病院の初診窓口で、患者が問診票に現在の症状を記入すると、問診票に記入さ
れた事項から、必要な処理(病院の場合には処置という)の所要時間を自動取得すること
ができる。これを利用して、スケジュールデータ中に処理予定が自動的に割り付けされる
〈構成2〉 構成1に記載の予約システムにおいて、新たな処理予定を上記スケジュー
ルデータ中に割り付けるためのルールが2種以上あるとき、上記予約受付手段は、いずれ
かのルールを選択するルール選択情報を受け付けることを特徴とする予約システム。
処理予定の割り付けルールが複数種類ある場合には、そのいずれかを選択させることで
、予約に自由度を持たせることができる。
〈構成3〉 構成2に記載の予約システムにおいて、上記ルールには、受付順位を基準
に処理予定を割り付けるものと、割り付け済みの処理予定と重複しない処理時刻を指定し
て処理予定を割り付けるものを含むことを特徴とする予約システム。
通常の予約受付業務では、受付順位を基準に処理予定が割り付けられる。その場合には
、直前の処理の進行状況に応じて、全ての処理予定が繰り上がったり繰り下がったりする
。従ってこの方法は、処理時刻を重視するには適さない。そこで、割り付け済みの処理予
定と重複しない処理時刻を指定する予約を認めるようにして便宜を図った。
〈構成4〉 構成3に記載の予約システムにおいて、上記予約割り付け手段は、受付順
位を基準にするルールが選択された場合に、受付順位の早い処理予定から順に、スケジュ
ールデータの時間軸上に、処理時刻が最も早くなるように、各処理予定を処理時間に応じ
た時間幅で割り付けし、処理時刻を指定するルールが選択された場合に、時間軸上に当該
処理予定の時間幅の空き領域が存在するとき、その処理予定を割り付けし、受付順位を基
準にするルールにより割り付けられた処理予定は、受付順位のより早い処理予定について
実際の処理が終了したときに、前方の空き領域が最小になるようにし、かつ、割り付け済
みの処理時刻を指定する処理予定との重複を回避するようにして、各処理予定を処理時間
に応じた時間幅で再割り付けすることを特徴とする予約システム。
受付順位を基準にするルールにより割り付けられた処理予定は、受付順位のより早い
処理予定について実際の処理が早く終了したときには、処理時刻が繰り上がるように自動
的に再割り付けできる。一方、受付順位のより早い処理予定について実際の処理が遅く終
了したときには、処理時刻が繰り下がるように自動的に再割り付けできる。だから、処理
時刻が変わっても受付順位が変わらない。しかも、処理時刻を指定するルールにより割り
付けられた処理予定の方は、そのまま動かさないで保持することができる。
〈構成5〉 構成2または3に記載の予約システムにおいて、受付順位を基準にするル
ールにより割り付けられた処理予定の、処理開始時刻と現在時刻との差が閾値以下になっ
たとき、処理開始予告通知を、指定された出力装置に宛てて発信する予告通知手段を備え
たことを特徴とする予約システム。
処理開始時刻が近付いたときに予告通知がされるので、処理を待つ者は、呼び出しに備
えることができる。
〈構成6〉 構成1に記載の予約システムにおいて、同一の処理を実行する複数の機関
が存在するとき、上記予約受付手段は、処理予定の割り付けが可能ないずれかの機関を選
択する機関選択情報を受け付けることを特徴とする予約システム。
例えば、ネットワークを通じて予約情報が受け付けられ、患者は複数の医療機関のうち
の任意のいずれかの医療機関を選択することができる。これにより、例えば、診療の可能
な最も近隣の医療機関を選択することができる。
〈構成7〉 構成6に記載の予約システムにおいて、同一の処理を実行する複数の機関
が存在するとき、上記予約割り付け手段は、上記予約情報が受け付けられたとき、新たな
処理予定を全ての機関のスケジュールデータ中に仮に割り付け、上記出力制御手段は、上
記処理予定が仮に割り付けられた結果を、指定された出力装置に出力させ、上記予約受付
手段は、その後、処理予定の割り付けが可能ないずれかの機関を選択する機関選択情報を
受け付けることを特徴とする予約システム。
例えば、ネットワークを通じて予約情報が受け付けられ、患者は複数の医療機関のうち
の任意のいずれかの医療機関を選択することができる。これにより、例えば、最も早く診
察を受けられる医療機関や、希望する時間に診療を受けられる医療機関を選択することが
できる。
〈構成8〉 構成1乃至7のいずれかに記載の予約システムにおいて、上記予約受付手
段は、処理開始希望時刻または処理終了希望時刻を受け付けることを特徴とする予約シス
テム。
処理開始希望時刻や処理終了希望時刻を受け付けることができれば、いっそう、処理タ
イミングの最適化を図ることができる。
〈構成9〉 構成1乃至7のいずれかに記載の予約システムにおいて、上記予約受付手
段が、上記処理予定の変更及びまたは取り消しを受け付けたときは、上記予約割り付け手
段は、割り付け済みの処理時刻を指定する処理予定との重複を回避するようにして、各処
理予定を処理時間に応じた時間幅で再割り付けすることを特徴とする予約システム。
以上のシステムで、処理予定の変更や取り消しも可能である。複数のルールがあれば、
そのルールに従って、再割り付けも可能になる。
〈構成10〉 コンピュータを、予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける
予約受付手段と、上記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間デー
タと、予約に基づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する
記憶装置と、上記予約情報が受け付けられたとき、上記処理所要時間データを参照して、
当該処理を実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を上
記スケジュールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け
手段と、上記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段、とし
て機能させる予約プログラム。
〈構成11〉 コンピュータを、予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける
予約受付手段と、上記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間デー
タと、予約に基づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する
記憶装置と、上記予約情報が受け付けられたとき、上記処理所要時間データを参照して、
当該処理を実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を上
記スケジュールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け
手段と、上記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段、とし
て機能させる予約プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成12〉 予約受付手段が、予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける
ステップと、記憶装置が、上記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要
時間データと、予約に基づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを
記憶するステップと、予約割り付け手段が、上記予約情報が受け付けられたとき、上記処
理所要時間データを参照して、当該処理を実行するために必要な所要時間を取得し、当該
所要時間の新たな処理予定を上記スケジュールデータ中に割り付けて、当該スケジュール
データを更新するステップと、出力制御手段が、上記スケジュールデータを指定された出
力装置に出力させるステップ、を含む予約方法。
例えば、病院の患者の場合に、問診票により、「頭痛がする」、「熱がある」、という
症状を入力すると、「一般検査」、「診断」、「会計」という処理が自動的に抽出される
。「一般検査」、「診断」、「会計」といった処理に、どれだけの時間がかかるかという
データを、処理所要時間データに蓄積しておく。初診の場合と再診の場合では、所要時間
が異なることがある。それぞれ個別に処理所要時間データに蓄積をしておくとよい。その
結果から、処理予定を生成し、このデータと、既に確定しているスケジュールデータとを
患者に表示する。こうして、自動的に精度の高い予約管理ができる。なお、病院以外でも
、予約と待ち合わせが必要な環境では、同様の予約管理が可能である。以下、本発明の実
施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、本発明による予約システムの具体例を示すブロック図である。
図示のネットワーク10は、例えば、病院内の無線LAN(ローカルエリアネットワー
ク)で、BluetoothやIEEE 802.11 High-Rate Direct Sequence等の規格を採用したもので
ある。図に示すように、ネットワーク10には、コンピュータ11と、端末装置12、1
3と、携帯電話14、15、16が接続されている。コンピュータ11は、予約システム
を管理する。端末装置12は、例えば、病院の受付に設けられている。端末装置13は、
例えば、待合室に設けられている。携帯電話14、15、16は、患者が所持する。なお
、携帯電話14、15、16の代わりに、専用の端末装置を患者に貸与するようにしても
構わない。
この予約システムは、病院において患者が診療予約を行うために構築されたものである
。コンピュータ11には、記憶装置20と演算処理装置30とが設けられている。記憶装
置20は、予約情報21、処理所要時間データ23、スケジュールデータ26、割り付け
ルール28、及び処理判定データ29を記憶する。予約情報21を記憶している。予約情
報21は、予約対象となる処理を特定する情報で、1種または2種以上の処理22を特定
する情報が含まれる。処理22は、例えば、診察等のことをいう。処理所要時間データ2
3は、処理24を実行するために必要な所要時間25を記録したデータファイルである。
このデータファイルを、処理をキーにして検索すると、その処理24に対する所要時間2
5を読み出すことができる。例えば、頭痛の診察時間は○○分という結果が得られる。
スケジュールデータ26は、予約に基づく割り付け済みの処理予定27を記録したデー
タファイルである。スケジュールデータ26は、処理予定27が後で説明するように時間
軸上に順に割り付けられた情報を含む。割り付けルール28は、処理予定27の割り付け
のためのルールを表示するデータである。後で説明するルールには、受付順位を基準にし
て割り付けをするルールや、処理時間を指定して割り付けをするルールがある。処理判定
データ29は、予約情報21で処理22が直接指定されなかったときに利用される。例え
ば、患者の問診票により症状36が入力されたとき、この処理判定データ29を使用して
、対応する処理37を得る。
演算処理装置30は、予約受付手段31、予約割り付け手段32、出力制御手段33、
処理判定手段34及び予告通知手段35を備えている。上記各手段は、いずれもコンピュ
ータ11に対し所定の機能を付与するコンピュータプログラムからなる。予約受付手段3
1は、予約対象となる処理を特定する予約情報21を受け付けて記憶装置20に記憶させ
る機能を持つ。予約割り付け手段32は、予約情報が受け付けられたとき、処理所要時間
データ23を参照して当該処理を実行するために必要な所要時間25を取得する機能を持
つ。さらに、当該所要時間25の新たな処理予定27をスケジュールデータ26の中に割
り付けて、スケジュールデータ26を更新する機能を持つ。出力制御手段33は、スケジ
ュールデータ26を、管理センターの表示出力装置41、待合室の表示出力装置42、あ
るいはホールの表示出力装置43に出力させる機能を持つ。処理判定手段34は、患者の
問診票により症状36が入力されたとき、処理判定データ29を参照して、対応する処理
37を得る処理を実行する機能を持つ。予告通知手段35は、順番が近付いたときに、携
帯電話14等に宛てて処理開始予告通知を発信する機能を持つ。なお、このほかに、コン
ピュータ11には、インタフェース38が設けられている。このインタフェース38には
、前述の管理センタの表示出力装置41と、待合室の表示出力装置42と、ホールの表示
出力装置43が接続されている。これらの表示出力装置は、いずれも例えば、液晶やプラ
ズマディスプレイパネル、あるいは、液晶プロジェクタなどからなる。液晶プロジェクタ
は図示しないスクリーンに画像を投射する。表示出力装置41、42、43には、スケジ
ュールデータ26等が表示されて、その内容が待合室等の患者に知らされる。
図2は、コンピュータ11のハードウエアブロック図である。
コンピュータ11の内部バス110には、CPU(中央処理装置)111と、ROM(
リードオンリメモリ)112と、RAM(ランダムアクセスメモリ)113と、HDD(
ハードディスク)114と、入出力インタフェース115と、ネットワークインタフェー
ス116とが接続されている。入出力インタフェース115には、キーボード4とマウス
5と表示出力装置41、42、43が接続されている。ネットワークインタフェースには
、ネットワーク10を介して、上記の端末装置や携帯電話が接続されている。これらのハ
ードウェアは一般的によく知られたパーソナルコンピュータに備えられているものと変わ
らない。なお、この発明の説明に不要なキャッシュメモリ等の詳細なハードウエアの説明
は省略する。
図1に示した記憶装置20は、ROM112やRAM113やHDD114により構成
される。図1に示した演算処理装置30は、CPU111、ROM112、RAM113
等により構成される。各種の情報は主としてHDD114に記憶されて保存される。CP
U111が実行するコンピュータプログラムは、ROM112に記憶され、あるいはRA
M113に適時ロードされる。表示出力装置41、42、43はこのコンピュータ11と
は離れた任意の場所に設置されてよい。
図3は、予約情報21を受け付けるための操作画面を示す説明図である。
図示の操作画面51は、予約受付手段31により、例えば、端末装置12や携帯電話1
4に表示される。図示の操作画面51には、例えば、患者の症状を問合せする問診票が表
示されている。ここで患者は、図に示すように、例えば「どこが痛いですか?」という問
いに対して、痛い場所をドロップダウンリスト52を使用して「頭」と選択した。また、
「熱がありますか?」という問いに対して、体温をテキストボックス53に数値データで
入力した。さらに、「セキが出ますか?」という問いに対して、ボタン54をクリックし
て、「いいえ」と答えた。こうした問診票を入力すると、予約情報21が生成され、記憶
装置20に記憶される。
問診票が患者により入力されると、図1に示した処理判定手段34が、処理判定データ
29を参照して、患者の入力した症状36に対して、どのような処理37をするべきかと
いう判定をする。処理判定データ29は、問診票で入力される症状36とこれに対応する
処理37とを対応付けたテーブルデータ等で構成するとよい。症状が複数ある場合には、
複数の症状の組み合わせに対して、例えば、一つまたは複数の処理を対応付ける。
図4は、予約情報とそれに対する処理予定の確認画面の説明図である。
図示の画面61には、患者が入力をした症状62と、その症状に対して実行されるべき
全ての処理63のリストと、各処理の所要時間64と、各処理の実行予定時間65とが表
示されている。さらに、その下側には、時間軸67を表示して、この上に、患者の処理予
定を図示している。患者は予約情報の入力後にこの画面を見て、了解すれば、予約ボタン
68をクリックする。予約のやり直しや修正をするときは、キャンセルボタン69をクリ
ックする。図4に示す3本の実線71、72、73がそれぞれ一般検査、診療、会計のた
めの処理予定を示す。破線は他の患者の既に確定した処理予定である。各処理予定は、所
要時間に対応する長さの太線で表され、スケジュールデータの時間軸67上に割り付けら
れる。図の一点鎖線より上の部分は、患者の個人情報であり、患者の操作する端末装置1
2や患者の所有する携帯電話14にのみ表示される。一方、図の一点鎖線より下の部分は
、割り付け確定後には、管理センタの表示出力装置41や待合室の表示出力装置42やホ
ールの表示出力装置43などに表示され、全ての患者が見ることができるよう制御される
以上のようにして、患者の症状に応じた処理を自動的に決定して、自動的に処理予定を
割り付けることができる。なお、この予約システムは病院以外の予約待ち処理に応用でき
る。予約対象となる処理の内容は任意である。予約情報は、当該処理を直接あるいは間接
的に特定する情報であればよい。一つの予約情報に複数の処理を特定する情報を含んで構
わない。予約受付手段は、コンピュータに、予約情報を入力することができる任意のマン
マシンインタフェースであればよい。処理を実行するのに必要な所要時間は、例えば、事
務処理や、準備作業等に要する全ての時間を含むことが好ましい。一つの予約情報に複数
の処理を特定する情報を含んでいるときは、処理ごとに別々に所要時間を取得してもよい
し、合計所要時間だけを取得してもよい。処理所要時間データは、処理ごとに各処理を実
行するために必要な時間を示す情報を含むデータファイルである。処理を指定すると、所
要時間を取得できるようなデータであれば、その形式は問わない。スケジュールデータは
、予約が確定した予約受け付け済みの処理予定を、時間との関係を明らかにして記録した
データであればよい。数値データでもグラフ化されたデータでも構わない。表示出力装置
は、スケジュールデータを出力できるものならばなんでもよい。ディスプレイでも、プリ
ンタでも、音声出力装置でも構わない。割り付け情報の出力形式は任意である。スケジュ
ールデータの出力形式は任意である。
図5は、処理予定の割り付けルールを選択する操作画面の説明図である。
この実施例では、処理予定の割り付けルールが複数ある場合を説明する。図に示すよう
に、画面81は、患者に処理予定の割り付けルールを選択させるためのものである。画面
81には、受付順で待つか、診療時刻を指定するかを選択するオプションボタン82、8
3が設けられている。受付順で待つ場合には、オプションボタン82を選択する。一方、
診療時刻を指定する場合には、オプションボタン83を選択する。このとき、希望する診
療時刻の入力欄84が有効になる。なお、この時刻を入力する前に、ボタン85をクリッ
クし、図4に示したような既に確定したスケジュールデータを表示させるとよい。例えば
、図3の操作画面51を使用して問診票を入力したとき、デフォルトの処理では、図4に
示した画面で、自動的に受付順で待つ場合に対応した割り付け結果を表示する。その後、
図5に示した画面81を表示させるとよい。オプションボタン82を選択してボタン86
をクリックすると、受付順で待つ予約が確定する。オプションボタン83を選択して、希
望する診療時刻の入力欄84に、時刻を入力し、ボタン86をクリックすると、診療時刻
を指定する予約が確定する。
スケジュールデータ中に処理予定を割り付けるためのルールの内容や形式は任意である
。ルールが選択されると、自動的に処理予定が、該当する場所に割り付けられるとよい。
ルール選択情報の受け付け方法は任意である。2種以上のルールのうちのいずれか一つを
選択することができる内容であればよい。選択を要求するために、複数のルールを比較で
きるように表示して選択させてもよいし、仮に割り付けた結果を表示しても構わない。
図6は、受付順で待つことを指定した場合に表示される案内画面の説明図である。
この画面91は、患者が、今から何人目の何番目の診療を受けるかを示す案内92と、
その診療予定時刻93の表示を含む。受付順で待つ場合には、前方の患者の処理が早く済
んだ場合は処理開始時間が早くなり、遅くなった場合には処理開始時間が遅れる。従って
、前方の患者の処理状態を案内するために、予告通知先94の指定を要求する。予告通知
先94は、例えば携帯電話のネットワークアドレスである。その携帯電話の電話番号でも
構わない。予約受け付け時にこの情報を取得しているときは、この番号を自動的に表示す
ればよい。
予告通知手段35(図1)は、処理開始予告通知を、指定された出力装置に宛てて発信
する。受付順位を基準にするルールにより割り付けられた処理予定が対象である。その処
理開始時刻と現在時刻との差が閾値以下になったときに、通知を発信する。閾値は、例え
ば、5分とか10分に指定しておく。閾値は任意に設定して構わない。例えば、時間帯ご
とに値を変更しても構わない。処理開始予告通知の内容は任意である。音声案内でも、文
字表示でもよい。出力装置も任意である。音や画像を出力する装置が適する。予約システ
ムに接続されたディスプレイでもよいし、処理を待つ者の所持する携帯電話等の端末装置
でもよい。出力装置を指定することができるのは、管理者のみでもよいし、処理を待つ者
自身でもよい。また、予告通知の回数も任意である。複数の閾値を設けておいて、同一人
に何回も処理開始予告通知を発信して構わない。
図7は、診療予定時刻を指定した場合の案内画面説明図である。
図に示す画面130は、診療予定時刻131を表示している。この具体的な値は、図5
に示した画面81から取得される。診療予定時刻を指定した場合には、患者はその時刻直
前に待合室に来ればよい。通報は不要であるが、例えば、この画面に診療開始まであと何
分といった表示を含め、所定時間おきにその表示を切り換えると、より患者に親切な予約
システムが提供できる。なお、処理開始希望時刻でなく、処理終了希望時刻を入力しても
よい。これらの入力方法は任意である。時刻を直接指定する方法でもよいし、時間帯を選
択する方法でも構わない。いずれにしても、時間軸上に当該処理予定の時間幅の空き領域
が存在するときに、その部分に新たな処理予定を割り付けるとよい。なお、上記のような
処理予定の取り消しも可能である。処理予定の取り消しとは、処理予定を消滅させること
である。処理予定の変更とは、処理予定の開始時刻の変更のみならず、処理予定の内容の
変更、処理時間の増減も含む。また、処理予定を変更したり取り消したりしたときは、予
約割り付け手段が、割り付け済みの処理予定との重複を回避するようにして、各処理予定
を処理時間に応じた時間幅で再割り付けする。
図8は、具体的な処理予定の割り付け方法を示す説明図である。
図8(a)は、5種類の処理予定を図解したものである。それぞれ棒の長さで処理に必
要な時間幅を示した。これらの処理予定が、図8(c)に示すスケジュールデータの時間
軸141上に割り付けられる。図8(b)は、処理予定27の属性データ説明図である。
図に示すように、処理予定27は、時間幅と処理開始時刻と処理終了時刻と選択したルー
ルといった属性情報を持つ。選択したルールとは、受付順で待つか、診療時刻を指定する
かを選んだ結果を示す情報である。
図8(c)は、時間軸141上に全ての処理予定を受付順で待つように割り付けた例を
示す。図8(a)に示す処理予定A、B、C、D、Eは、この順番に予約が受け付けられ
たものとする。全て受付順に従って患者が待機するときには、図に示すように各処理予定
が割り付けられる。これらの処理予定を隙間なく配列してもよいし、各処理予定の間に、
若干の余裕時間を設けてもよい。いずれにしても、受付順位の早い処理予定から順に、ス
ケジュールデータの時間軸上に、処理時刻が最も早くなるように、各処理予定を処理時間
に応じた時間幅で割り付けする。
図8(d)は、処理予定Bだけが診療時刻を指定している場合の説明図である。図に示
すように、処理予定Bが、例えば時刻t1から開始されるという指定を受けているとする
。この場合には、処理予定A、C、D、Eが、受付順に、時間軸上に順に割り付けられる
。処理予定Bは、その後の時刻t1に処理が開始されるように割り付けられる。ここで、
例えば、処理予定A、Cの処理が予定よりも長時間かかったとする。この場合、図に示す
ように時間軸141上で処理予定D、Eを順に後方に繰り下げる。ところが、図に示すよ
うに、処理予定Dは処理予定Cの直後に繰り下げることができるが、処理予定Eを処理予
定Dの直後に繰り下げようとすると、割り付け済みの処理予定Bと重複する。そこで、こ
の図に示すように、処理予定Eは、処理予定Bの後に廻るように割り付けられる。このよ
うに診療時刻を指定したものについては予定を固定しておき、受付順を指定したものにつ
いては、時間軸上の空き領域を考慮して割り付けが実行される。こうして2種類のルール
を混在させた柔軟な処理予定の割り付けが可能になる。
即ち、受付順位を基準に処理予定を割り付ける方法では、受付順位は固定して、処理時
刻が変動する。一方、処理を希望する時刻を指定する方法では、処理時刻が固定で、受付
順位は繰り上がっても繰り下がっても構わない。受付順位を基準にするルールは、受付順
位を変更しないというものである。スケジュールデータの時間軸上に、各処理予定が互い
に重複の無いように、受付順に、処理時間に応じた時間幅で割り付けられればよい。時間
的な重複が無ければよいから、隣接する処理予定との間に適宜空き領域を自由に設けても
構わない。担当者の休憩といった時間も挟むことができる。受付順位を基準にするルール
により割り付けられた処理予定は、受付順位のより早い処理予定について実際の処理が終
了したときに、前方の空き領域が最小になるようにして割り付けるとよい。同時に、割り
付け済みの処理時刻を指定する処理予定との重複を回避するようにして割り付けられる。
図9は、基本的な予約システムの受付動作フローチャートである。
以下、本発明の予約システムの動作に適するコンピュータプログラムの実施例を説明す
る。図9は図3〜図5の画面を用いた操作の説明図である。まず、例えば、患者が携帯電
話14を操作して、図3に示すような予約情報を入力する。予約受付手段31は、ステッ
プS11において予約情報を受け付ける。ステップS12では、図3の画面を表示して、
受付順で待つか診療時刻を指定するかのルール選択情報を受け付ける。そして、ステップ
S13で処理所要時間データ23を参照し、ステップS14で予約情報に含まれる処理に
必要な所要時間を取得する。なお、どのような処理が必要かは、既に説明したようにして
処理判定手段34が判定をすればよい。
ステップS15では、予約割り付け手段32が、記憶装置20からスケジュールデータ
26を読み込む。そして、ステップS16で、既存のスケジュールデータ26に新たな処
理予定を割り付ける。ステップS17では、その割り付け結果を表示する。ここで、図4
に示したような画面を表示する。ステップS18では、予約確認処理をする。図4におけ
るボタン68をクリックすると、予約確認が終了する。なお、ボタン69をクリックして
、入力した予約情報をキャンセルされる場合もある。ステップS19では、割り付け結果
を利用してスケジュールデータ26の内容を更新する。そして、ステップS20において
、図8の(c)や(d)に示したようなスケジュールデータを、病院の各所に設けられた
表示出力装置41、42、43に表示する。なお、個人のプライバシーを守るために、例
えば上記のような処理予定には、患者の識別番号のみを表示し、名前等は表示しないよう
にするとよい。
図10は、受付順位を基準とした予約申込みの動作フローチャートである。
この操作は、図5に示した画面を利用して行う。まず、ステップS21において、受付順
位を基準とするオプションボタンが選択されている場合には、ステップS22に進み、直
前の順位の処理予定を検索する。そして、ステップS23において直前の順位の終了時刻
を取得する。ステップS24では、新たな処理予定の開始時刻を決定する。ここで、直前
の順位の処理予定の終了時刻に対し若干の余裕時間を加えて開始時刻を決定する。図8(
c)に示した要領である。ステップS25では、その時間幅に他の処理予定があるかどう
かを判断する。これによって、他の処理予定との衝突を回避する。他の処理予定がある場
合には、ステップS26に進む。無い場合には、ステップS28にジャンプする。
ステップS26では、他の処理予定の終了時刻を取得する。そして、ステップS27で
新たな処理予定の開始時刻を変更する。こうして、空き領域に割り付けが可能になったら
、ステップS28において、新規処理予定を割り付ける。ステップS29では、その割り
付け結果を表示する。ステップS30では、患者による予約確認を行う。そして、ステッ
プS31で、スケジュールデータを更新し、ステップS32で、スケジュールデータを表
示する。ステップS30以降は、図9のステップS18以降と同様の処理になる。
図11は、処理時刻を基準とした動作フローチャートである。
まず、ステップS41において、処理時刻を基準とすると判断されると、ステップS4
2に進み、患者に対しスケジュールデータを表示する。そして、ステップS43において
、処理開始時刻、あるいは処理終了時刻の希望時刻を受け付ける。そして、ステップS4
4において、処理開始やあるいは終了希望時刻の取得をする。ステップS45では、新規
処理予定の開始時刻を決定する。その後、ステップS46からステップS53までの処理
は、図10に示すステップS25からステップS32の処理と同様になる。
図12は、患者に対して通知を発信する動作のフローチャートである。
まず、ステップS61において、処理予定の属性データから処理開始時刻を取得する。
スケジュール表上で、現在時刻に最も近い処理予定かあるいは、その後のいくつかの処理
予定の、処理開始時刻を一括して取得するとよい。そして、ステップS62において、受
付順位を基準としている処理予定かどうかを判断する。受付順位を基準としている場合に
のみ、ステップS63以下の処理を実行する。その他の場合は終了する。ステップS63
において、現在時刻を取得する。ステップS64では、処理開始時刻と現時時刻との差が
閾値以下かどうかを判断する。閾値は、例えば、10分とする。判断結果がイエスの場合
はステップS65へ進む。その他の場合は終了する。ステップS65では、閾値以下にな
った処理予定に対し、処理開始予告通知を発信する。即ち、処理開始予定時刻が10分以
内にある処理予定を検出し、その属性データを読んで、該当する患者の携帯電話に対し、
音声通話により予告通知を発信したり、あるいは、電子メールにより予告通知を発信する
図13は、複数の機関が存在する場合の処理動作フローチャートである。
まず、ステップS71において、同一の処理を実行する複数の機関が存在するかどうか
を判断する。例えば、要求される処理を実行することができる複数の担当者がいるとき、
これらの担当者を機関と呼ぶ。同一の症状の患者を診る医療機関が複数あり、いずれを選
択してもよいときには、これらを複数の機関と呼ぶ。各機関に設けられたスケジュールデ
ータはそれぞれ独自に運用されて構わない。例えば、同じ外科の診療を行う医師が2名以
上いる場合には、全ての医師の診療用スケジュールデータに対して処理予定を仮に割り付
け、患者に対し希望を問うようにする。まず、ステップS71において、同一の処理を実
行する複数の機関があるかどうかを判断し、ある場合にはステップS72に進む。無い場
合には処理を終了する。ステップS72では、複数の機関のスケジュールデータ中に新た
な処理予定を仮割り付けする。そして、ステップS73で、仮割り付け結果を表示し、ス
テップS74で、機関選択情報を取得する。即ち、患者による選択を待って、その後の処
理予定の割り付けに進む。機関が決定した後の割り付け処理は、既に説明した通りである
。上記の仮割り付けをする方法は任意である。仮に割り付けられた結果の表示形式も任意
である。割り付けが可能な時間を表示するだけでも構わない。出力装置も任意である。
以上のようにして、予約情報処理の内容を入力し、過去の実績に基づいて、処理を実行
するために必要な所要時間を取得すると、高い精度で、処理予定をスケジュールに割り付
けることができる。従って、予約申し込み者の待ち時間を大幅に変動させないという効果
がある。また、受付順位を優先した場合には、前方の処理が予定より早く進んだとき、予
定より早く処理を受けられる。処理時刻を優先した場合には、前方の処理の如何にかかわ
らず、該当する時刻から処理が開始されるので、待ち時間の変動による不都合が生じない
という効果がある。
病院の場合には、複数の処理がそれぞれ独立に存在し、スケジュール管理が複雑になる
。一方、銀行の場合には、通常は各顧客とも1回の処理で全ての手続きが終了する。従っ
て、より簡単なスケジューリングが実現できる。車検を受けるために、車を運び込んで待
つようなシステムでも、同様の問題が発生する。この場合にも予約を受け付け、上記のよ
うな予約システムを利用することで顧客の待ち時間を短縮し、便宜を図ることができる。
なお、上記の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図
示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化さ
れてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラ
ムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例
えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情
報処理装置にインストールして利用することができる。
本発明による予約システムの具体例ブロック図。 コンピュータ11のハードウエアブロック図。 予約情報21を受け付けるための操作画面説明図。 予約情報とそれに対する処理予定の確認画面の説明図。 処理予定の割り付けルールを選択する操作画面説明図。 受付順で待つことを指定した場合の案内画面の説明図。 診療予定時刻を指定した場合の案内画面説明図。 具体的な処理予定の割り付け方法を示す説明図。 基本的なシステムの受付動作フローチャート。 受付順位を基準とした予約申込みの動作フローチャート。 処理時刻を基準とした動作フローチャート。 患者に対して通知を発信する動作のフローチャート。 複数の機関が存在する場合の処理動作フローチャート。
符号の説明
10 ネットワーク、11 コンピュータ、12、13 端末装置、14、15、16
携帯電話、20 記憶装置、30 演算処理装置、21 予約情報、22 処理、23
処理所要時間データ、24 処理、25 所要時間、26 スケジュールデータ、27
処理予定、28 割り付けルール、29 処理判定データ、31 予約受付手段、32
予約割り付け手段、33 出力制御手段、34 処理判定手段、35 予告通知手段、3
6 症状、37 処理、38 インタフェース、41、42、43 表示出力装置

Claims (12)

  1. 予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける予約受付手段と、
    前記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データと、予約に基
    づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する記憶装置と、
    前記予約情報が受け付けられたとき、前記処理所要時間データを参照して、当該処理を
    実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を前記スケジュ
    ールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け手段と、
    前記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段を備えたこと
    を特徴とする予約システム。
  2. 請求項1に記載の予約システムにおいて、
    新たな処理予定を前記スケジュールデータ中に割り付けるためのルールが2種以上ある
    とき、前記予約受付手段は、いずれかのルールを選択するルール選択情報を受け付けるこ
    とを特徴とする予約システム。
  3. 請求項2に記載の予約システムにおいて、
    前記ルールには、受付順位を基準に処理予定を割り付けるものと、割り付け済みの処理
    予定と重複しない処理時刻を指定して処理予定を割り付けるものを含むことを特徴とする
    予約システム。
  4. 請求項3に記載の予約システムにおいて、
    前記予約割り付け手段は、
    受付順位を基準にするルールが選択された場合に、受付順位の早い処理予定から順に、
    スケジュールデータの時間軸上に、処理時刻が最も早くなるように、各処理予定を処理時
    間に応じた時間幅で割り付けし、
    処理時刻を指定するルールが選択された場合に、時間軸上に当該処理予定の時間幅の空
    き領域が存在するとき、その処理予定を割り付けし、
    受付順位を基準にするルールにより割り付けられた処理予定は、受付順位のより早い処
    理予定について実際の処理が終了したときに、前方の空き領域が最小になるようにし、か
    つ、割り付け済みの処理時刻を指定する処理予定との重複を回避するようにして、各処理
    予定を処理時間に応じた時間幅で再割り付けすることを特徴とする予約システム。
  5. 請求項2または3に記載の予約システムにおいて、
    前記受付順位を基準にするルールにより割り付けられた処理予定の、処理開始時刻と現
    在時刻との差が閾値以下になったとき、処理開始予告通知を、指定された出力装置に宛て
    て発信する予告通知手段を備えたことを特徴とする予約システム。
  6. 請求項1に記載の予約システムにおいて、
    同一の処理を実行する複数の機関が存在するとき、
    前記予約受付手段は、処理予定の割り付けが可能ないずれかの機関を選択する機関選択
    情報を受け付けることを特徴とする予約システム。
  7. 請求項6に記載の予約システムにおいて、
    同一の処理を実行する複数の機関が存在するとき、
    前記予約割り付け手段は、前記予約情報が受け付けられたとき、新たな処理予定を全て
    の機関のスケジュールデータ中に仮に割り付け、
    前記出力制御手段は、前記処理予定が仮に割り付けられた結果を、指定された出力装置
    に出力させ、
    前記予約受付手段は、その後、処理予定の割り付けが可能ないずれかの機関を選択する
    機関選択情報を受け付けることを特徴とする予約システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の予約システムにおいて、
    前記予約受付手段は、処理開始希望時刻または処理終了希望時刻を受け付けることを特
    徴とする予約システム。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の予約システムにおいて、
    前記予約受付手段が、前記処理予定の変更及びまたは取り消しを受け付けたときは、
    前記予約割り付け手段は、
    割り付け済みの処理時刻を指定する処理予定との重複を回避するようにして、各処理予
    定を処理時間に応じた時間幅で再割り付けすることを特徴とする予約システム。
  10. コンピュータを、
    予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける予約受付手段と、
    前記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データと、予約に基づ
    く割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する記憶装置と、
    前記予約情報が受け付けられたとき、前記処理所要時間データを参照して、当該処理を
    実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を前記スケジュ
    ールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け手段と、
    前記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段、
    として機能させる予約プログラム。
  11. コンピュータを、
    予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付ける予約受付手段と、
    前記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データと、予約に基づ
    く割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶する記憶装置と、
    前記予約情報が受け付けられたとき、前記処理所要時間データを参照して、当該処理を
    実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処理予定を前記スケジュ
    ールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新する予約割り付け手段と、
    前記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させる出力制御手段、
    として機能させる予約プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  12. 予約受付手段が、予約対象となる処理を特定する予約情報を受け付けるステップと、
    記憶装置が、前記処理を実行するために必要な所要時間を記録した処理所要時間データ
    と、予約に基づく割り付け済みの処理予定を記録したスケジュールデータとを記憶するス
    テップと、
    予約割り付け手段が、前記予約情報が受け付けられたとき、前記処理所要時間データを
    参照して、当該処理を実行するために必要な所要時間を取得し、当該所要時間の新たな処
    理予定を前記スケジュールデータ中に割り付けて、当該スケジュールデータを更新するス
    テップと、
    出力制御手段が、前記スケジュールデータを指定された出力装置に出力させるステップ

    を含む予約方法。
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