JP2006300770A - 燃料コンパクトの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料の外側に黒鉛層を一体的に圧縮成型した一体型燃料コンパクトを、1回の圧縮行程で容易に製造して、燃料と非燃料領域とのギャップを簡易に解消する。
【解決手段】 型10内に、外容器12Aと内容器12Bとから成る充填容器12を装填して、型10内を区分けし、型10の内部に区画16A、16Bを形成する。内側の区画16Aに、オーバーコート被覆燃料粒子1を、外側の区画16Bに、オーバーコート黒鉛粒子2を充填した後、充填容器12を型10内から取り出して、異なる種類のオーバーコート粒子から成る重層体とする。異なる種類のオーバーコート粒子から成る積層体を圧縮して燃料コンパクトとする。オーバーコート粒子1、2は、核となる粒子の直径、及び、オーバーコート層の厚みを同一にする。
【選択図】 図1
【解決手段】 型10内に、外容器12Aと内容器12Bとから成る充填容器12を装填して、型10内を区分けし、型10の内部に区画16A、16Bを形成する。内側の区画16Aに、オーバーコート被覆燃料粒子1を、外側の区画16Bに、オーバーコート黒鉛粒子2を充填した後、充填容器12を型10内から取り出して、異なる種類のオーバーコート粒子から成る重層体とする。異なる種類のオーバーコート粒子から成る積層体を圧縮して燃料コンパクトとする。オーバーコート粒子1、2は、核となる粒子の直径、及び、オーバーコート層の厚みを同一にする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、高温ガス炉等の原子炉において燃料として使用される燃料コンパクトの製造方法の改良に関し、特に、表面に黒鉛粉末を付着させた微小粒子(オーバーコート粒子)を圧縮して燃料コンパクトに成型する工程において、燃料コンパクトの外表面に核燃料物質を含まない領域(非燃料層)を簡易に形成することに関するものである。
高温ガス炉は、燃料を含む炉心構造を、熱容量が大きく高温健全性が良好な黒鉛から形成すると共に、冷却ガスとして高温下でも化学反応を起こさないヘリウムガス等の気体を用いているため、固有の安全性が高く、出口温度が非常に高いヘリウムガスを取り出すことができる原子炉であり、約900℃前後の高温熱を、発電はもちろんのこと水素製造や化学プラント等、幅広い分野において利用することを可能とするものである。
(被覆燃料粒子)
この高温ガス炉の燃料としては、一般に、二酸化ウランやトリウム等をセラミックス状に焼結した直径約350μm〜650μmの燃料核の周囲に、第1層から第4層の計4層の被覆が施された直径約500μm〜1000μm被覆燃料粒子が使用される。具体的には、次の4つの被覆である。
この高温ガス炉の燃料としては、一般に、二酸化ウランやトリウム等をセラミックス状に焼結した直径約350μm〜650μmの燃料核の周囲に、第1層から第4層の計4層の被覆が施された直径約500μm〜1000μm被覆燃料粒子が使用される。具体的には、次の4つの被覆である。
即ち、一般にバッファ層と呼ばれる最も内側の第1層は、密度約1g/cm3の低密度熱分解炭素(PyC)から成る層で、ガス状の核分裂生成物(FP)のガスを溜めるとと共に、核燃料のスウェリングを吸収する機能を併せ持つ。次いで、この第1層の上に施される第2層は、一般に、密度約1.8g/cm3の高密度熱分解炭素から形成された内側熱分解炭素(PyC)層であり、FPの拡散の障壁となってFPを保持する機能を有するものである。更に、炭化珪素(SiC)層と呼ばれる第3層は、密度約3.2g/cm3の炭化珪素から成り、主に固体状の核分裂生成物の拡散の障壁となって固体状の核分裂生成物を保持すると共に、被覆燃料粒子全体の主要な強度部材としての機能を有するものである。最も外側の第4層である外側熱分解炭素層は、第2層と同様、密度約1.8g/cm3の高密度熱分解炭素から成り、照射収縮により第3層である炭化珪素層に圧縮応力を発生させて照射下での被覆燃料粒子全体の強度を保持すると共にFPを保持する機能を有するものである。
このような被覆燃料粒子は、一般的には、次のような工程を経て製造される。即ち、まず、燃料核の生成であるが、具体的には、酸化ウランの粉末を硝酸に溶かして生成した硝酸ウラニル原液に、純水、増粘剤を添加して撹拌することにより滴下原液を生成する。この場合、増粘剤は、滴下された硝酸ウラニル原液の液滴が、落下中に自身の表面張力により真球状になるように添加される。この増粘剤としては、例えば、ポリビニルアルコール樹脂、アルカリ条件下で凝固する性質を有する樹脂、ポリエチレングリコール、メトローズ等を使用することができる。次いで、このようにして調整された滴下原液を、所定の温度に冷却して粘度を調整した後、細径の滴下ノズルを振動させることによりアンモニア水溶液中に滴下する。なお、この場合、液滴に、アンモニア水溶液表面に着水するまでの空間においてアンモニアガスを吹きかけ、液滴の表面をゲル化させることにより、着水時に液滴が変形することを防止する。
アンモニア水溶液中に滴下された原液は、アンモニア水溶液中で、硝酸ウラニルがアンモニアと充分に反応して重ウラン酸アンモニウムの粒子となる。この重ウラン酸アンモニウムの粒子を、大気中でばい焼して、三酸化ウラン粒子とした後、更に還元、焼結することにより、高密度のセラミックス状二酸化ウランから成る燃料核を得る。このようにして得られた燃料核の粒径や真球度は、次の被覆工程における製造条件に非常に大きな影響を与えることから、燃料核は、篩により粒径選別及び真球度選別を行った上で、被覆工程に送られる。
次に、燃料核の被覆工程においては、燃料核を流動床に装荷し、被覆となるガスを熱分解させることにより第1層から順次、上述した被覆を施していく。この場合、具体的には、第1層の低密度炭素層については、アセチレン(C2H2)を約1400℃で熱分解して燃料核を被覆する。第2層、第4層の高密度の熱分解炭素層については、プロピレン(C3H6)を約1400度で熱分解して被覆を施していく。第3層である炭化珪素層は、メチルトリクロロシラン(CH3SiCl3)を約1600℃で熱分解して形成する。このようにして製造された被覆燃料粒子は、更に、黒鉛マトリックスをコーティングしてオーバーコートされた上で、燃料コンパクトの形で使用されることがある。
(燃料コンパクト)
この被覆燃料粒子を燃料コンパクトとして使用する場合には、被覆燃料粒子を黒鉛マトリックス中に分散させた後、例えば、中空円筒形又は円筒形にプレス成型又はモールド成型した上で焼結させて一定形状の燃料コンパクトとする(例えば、特許文献1等参照)。この燃料コンパクトは、更に、黒鉛から形成された筒に一定数量入れて、上下に栓をした燃料棒の形態として使用される。この燃料棒の形態とされた被覆燃料粒子は、最終的には、この燃料棒を、高温ガス炉の六角柱型黒鉛ブロックの複数の挿入口に装填し、この六角柱型黒鉛ブロックを多数個ハニカム配列に複数段重ねることにより、炉心を構成する。
この被覆燃料粒子を燃料コンパクトとして使用する場合には、被覆燃料粒子を黒鉛マトリックス中に分散させた後、例えば、中空円筒形又は円筒形にプレス成型又はモールド成型した上で焼結させて一定形状の燃料コンパクトとする(例えば、特許文献1等参照)。この燃料コンパクトは、更に、黒鉛から形成された筒に一定数量入れて、上下に栓をした燃料棒の形態として使用される。この燃料棒の形態とされた被覆燃料粒子は、最終的には、この燃料棒を、高温ガス炉の六角柱型黒鉛ブロックの複数の挿入口に装填し、この六角柱型黒鉛ブロックを多数個ハニカム配列に複数段重ねることにより、炉心を構成する。
(燃料棒)
この場合、燃料棒は、黒鉛から形成された筒に燃料コンパクトを装入して形成されるため、これらの黒鉛から形成された筒と内部の燃料コンパクトとの間には、ギャップが存在する。このギャップは、燃料とヘリウムガスとの熱伝達を悪化させるため、高温のヘリウムガスを取り出すためには、燃焼温度を上昇させる必要があった。このため、黒鉛から形成された筒と燃料コンパクトとの間のギャップを解消するために、様々な手法が検討されてきた。
この場合、燃料棒は、黒鉛から形成された筒に燃料コンパクトを装入して形成されるため、これらの黒鉛から形成された筒と内部の燃料コンパクトとの間には、ギャップが存在する。このギャップは、燃料とヘリウムガスとの熱伝達を悪化させるため、高温のヘリウムガスを取り出すためには、燃焼温度を上昇させる必要があった。このため、黒鉛から形成された筒と燃料コンパクトとの間のギャップを解消するために、様々な手法が検討されてきた。
(非燃料領域とのギャップの解消)
その一つとして、ラバープレス法により、燃料の外側に黒鉛層(黒鉛製の筒に相当する非燃料領域)を一体的に圧縮成型した一体型燃料とすることを挙げることができる。具体的には、まず、黒鉛粒子を、中心に心棒が設置されたゴム型等の変形可能な型に充填して、このゴム型を外側から、まずは低圧の液圧により圧縮して筒状の黒鉛層に成型した後、その内部に被覆燃料粒子及び黒鉛粉末を充填した上で、今度は高圧で再度圧縮成型をして、外表面に非燃料層を有する一体型燃料とするものである。しかし、この方法では、二度の圧縮行程を経ることが必要であると共に、その液圧を各々適切に管理することが必要となるため、工程が非常に煩雑となり、製造に非常に手間を要する問題があった。
その一つとして、ラバープレス法により、燃料の外側に黒鉛層(黒鉛製の筒に相当する非燃料領域)を一体的に圧縮成型した一体型燃料とすることを挙げることができる。具体的には、まず、黒鉛粒子を、中心に心棒が設置されたゴム型等の変形可能な型に充填して、このゴム型を外側から、まずは低圧の液圧により圧縮して筒状の黒鉛層に成型した後、その内部に被覆燃料粒子及び黒鉛粉末を充填した上で、今度は高圧で再度圧縮成型をして、外表面に非燃料層を有する一体型燃料とするものである。しかし、この方法では、二度の圧縮行程を経ることが必要であると共に、その液圧を各々適切に管理することが必要となるため、工程が非常に煩雑となり、製造に非常に手間を要する問題があった。
また、この方法では、筒状の黒鉛層の内部に、被覆燃料粒子と共に、黒鉛粉末を充填するため、この黒鉛粉末が型の内部等で詰まり、生産性を低下させるおそれがあった。同時に、作業の際に、この黒鉛粉末の粉塵が飛散するため、設備への粉塵対策等の作業環境への配慮が必要となり、メンテナンス上も手数を要する問題があった。
その他、ギャップを解消する一体型燃料としては、ペブルベッド型燃料とすることも行われているが、2回の圧縮工程を経ることが必要である点で、ラバープレス法の場合と同様の問題を有していた。
特開2000−284084号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、異なる複数の層を有する燃料コンパクト、特に、燃料の外側に黒鉛層を一体的に圧縮成型した一体型燃料コンパクトを、1回の圧縮行程で容易に製造して、燃料と非燃料領域とのギャップを簡易に解消することができる燃料コンパクトの製造方法を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、異なる種類のオーバーコート粒子を型内に区分けして充填して、異なる種類のオーバーコート粒子から成る複数の層を形成した後、この異なる種類のオーバーコート粒子の重層体を圧縮して燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、型内に仕切を挿入して型内を区分けして型の内部に区画を形成し、この各区画内に、各区画毎に異なる種類のオーバーコート粒子を充填することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第2の解決手段において、各区画内に異なる種類のオーバーコート粒子を充填した後又は充填しながら、仕切を型内から取り出して異なる種類のオーバーコート粒子から成る複数の層を形成することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、異なる種類のオーバーコート粒子として、被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子と、黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子とを使用して、外側に黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子から成る非燃料層を有する燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、異なる種類のオーバーコート粒子として、異なる濃縮度を有する被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子を使用して、層間で濃縮度の異なる燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第1乃至第5のいずれかの解決手段において、型の底部に予め任意の種類のオーバーコート粒子を敷設した上で、型内に異なる種類のオーバーコート粒子を区分けして充填した後、更に型内に任意の種類のオーバーコート粒子を充填して、端栓を有する燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第1乃至第6のいずれかの解決手段において、各オーバーコート粒子において、オーバーコートされる核となる粒子の直径を同一の直径とすることを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段として、上記第1乃至第7のいずれかの解決手段において、各オーバーコート粒子において、核となる粒子に付着させたオーバーコート層の厚みを同一の厚みとすることを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第1乃至第8のいずれかの解決手段において、型内に異なる種類のオーバーコート粒子を充填する際に、他の区画に充填されるべき異種のオーバーコート粒子が混入するのを防止することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、上記のように、異なる種類のオーバーコート粒子を、型内に区分けして充填して重層状態とした上で、同時に圧縮しているため、複数回の圧縮工程を経ることなく、一度の圧縮で、異なる種類のオーバーコート粒子から成る複数の層を有する燃料コンパクトを簡易に製造することができ、生産性を高めることができる実益がある。
特に、この場合、異なる種類のオーバーコート粒子として、被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子と、黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子を使用して、被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子の外側に、黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子を充填して、同時に圧縮することにより、燃料となるオーバーコート被覆燃料粒子から成る層と、非燃料領域となるオーバーコート黒鉛粒子からなる層との間のギャップを簡易に解消することができる実益がある。
また、本発明によれば、上記のように、型内に、粉末ではなく、比較的真球度の高いオーバーコート粒子を充填しているため、各粒子を型内に稠密に充填することができ、充填後にオーバーコート粒子が変位して充填状態を崩すことがなく、燃料コンパクトを簡易に区分けして異なる層を有する燃料コンパクトとすることができる実益がある。
特に、この場合、本発明によれば、上記のように、同一の直径の核に、同一の厚みを有するオーバーコート層を有するオーバーコート粒子を使用しているため、異なる種類のオーバーコート粒子間においても、圧力に対する変形度が均等となり、圧縮成型時に変形しやすいオーバーコート粒子から成る層側に、変形しにくいオーバーコート粒子が移動することを防止することができるため、燃料コンパクトを適切に区分けして異なる層を有する燃料コンパクトとすることができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、原材料として、粉末よりも直径が大きく流動性を有するオーバーコート粒子を使用しているため、原材料が型等の内部で詰まることがなく、生産ラインに支障が生ずるのを抑制することができると共に、粉末を使用しないため、粉塵が飛散することがなく、設備等に対する粉塵対策に配慮をする必要がなくなり、メンテナンスの作業性や安全性を簡易に確保することができる実益がある。
本発明を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明すると、図1及び図2は本発明の燃料コンパクトの製造方法を実施する状態を示し、本発明は、図1に示すように、型10内に異なる種類のオーバーコート粒子1、2を充填して、異なる種類のオーバーコート粒子1、2から成る複数の層を有する燃料コンパクトを製造するものである。
具体的には、本発明では、図1に示すように、異なる種類のオーバーコート粒子1、2を型10内に区分けして充填して、これらの異なる種類のオーバーコート粒子1、2から成る複数の層を形成した後、この異なる種類のオーバーコート粒子1、2の重層体を圧縮して燃料コンパクトを製造する。
(1.オーバーコート粒子)
この場合、異なる種類のオーバーコート粒子1、2として、図示の実施の形態では、被覆燃料粒子を核として、これにオーバーコートをした粒子1(以下、「オーバーコート被覆燃料粒子」と称する。)と、黒鉛粒子を核として、これにオーバーコートをした粒子2(以下、「オーバーコート黒鉛粒子」と称する。)とを使用して、図1に示すように、型10内に、オーバーコート被覆燃料粒子1を内側に、オーバーコート黒鉛粒子2を外側に充填することにより、外表面に、従来の燃料棒における黒鉛製の筒に相当する非燃料領域となる黒鉛層が一体的に形成された一体型燃料とすることができる。
この場合、異なる種類のオーバーコート粒子1、2として、図示の実施の形態では、被覆燃料粒子を核として、これにオーバーコートをした粒子1(以下、「オーバーコート被覆燃料粒子」と称する。)と、黒鉛粒子を核として、これにオーバーコートをした粒子2(以下、「オーバーコート黒鉛粒子」と称する。)とを使用して、図1に示すように、型10内に、オーバーコート被覆燃料粒子1を内側に、オーバーコート黒鉛粒子2を外側に充填することにより、外表面に、従来の燃料棒における黒鉛製の筒に相当する非燃料領域となる黒鉛層が一体的に形成された一体型燃料とすることができる。
(2.オーバーコート粒子の充填)
これらのオーバーコート粒子1、2を、型10内へ区分けして充填するには、図1及び図2に示すように、型10内に装填される充填容器12を使用することにより行うことができる。この充填容器12は、図1及び図2に示すように、外容器12Aと、この外容器12Aの内側に配置された内容器12Bとを相互に接合して形成されている。従って、充填容器12は、内容器12Bが、いわば充填容器12内の仕切となり、この仕切となる内容器12Bにより内部が区分けされてる。
これらのオーバーコート粒子1、2を、型10内へ区分けして充填するには、図1及び図2に示すように、型10内に装填される充填容器12を使用することにより行うことができる。この充填容器12は、図1及び図2に示すように、外容器12Aと、この外容器12Aの内側に配置された内容器12Bとを相互に接合して形成されている。従って、充填容器12は、内容器12Bが、いわば充填容器12内の仕切となり、この仕切となる内容器12Bにより内部が区分けされてる。
従って、この充填容器を12を、図2に示すように、中央に芯金14が配置された型10内に、装填することにより、型10の内部を区分けして、型10の内部に複数の(図示の実施の形態では2つの)区画16A、16Bを形成することができる。なお、充填容器12を型10内に円滑に装填することができるように、充填容器12(外容器12A)の外径は、型10の内径よりも、若干小さく、好ましくは、1mm程度小さく設定する。
次いで、これらの各区画16A、16B内に、各区画毎に、異なる種類のオーバーコート粒子1、2を充填する。この場合、燃料となるオーバーコート被覆燃料粒子1と、非燃料領域となるオーバーコート黒鉛粒子2とを使用する図示の実施の形態では、内側の区画16Aにオーバーコート被覆燃料粒子1を、外側の区画16Bにオーバーコート黒鉛粒子2を、充填する。これにより、中央に芯金14により成型される空間(中空部)を有し、外表面には非燃料領域となる黒鉛層が一体的に形成された一体型燃料とすることができる。
これらのオーバーコート粒子1、2の充填に際しては、図2に示すように、内側の区画16Aであれば、芯金14との間に形成された投入口16aから、一方、外側の区画16Bであれば、内容器12Bとの間に形成された投入口16bから、それぞれ該当するオーバーコート粒子1、2を充填することができるが、その際に、他の区画16に充填されるべき異種のオーバーコート粒子1、2が混入するのを防止しつつ、充填することが望ましい。
その方法として、図示の実施の形態では、図2に示すように、内容器12Bの高さを外容器12Aの高さよりも高くすることにより、外側の区画16Bに充填されるべきオーバーコート黒鉛粒子2が、オーバーコート被覆燃料粒子1が充填されるべき内側の区画16Aに混入するのを防止している。この場合、内容器12Bを、外容器12Aより、どの程度高くするかは、製造されるべき燃料コンパクトの長さや充填容器12の全体寸法等により相対的に決定すべきであるが、オーバーコート粒子1、2の混入を防ぐためには、少なくとも、10mm以上とすることが望ましい。
なお、オーバーコート粒子1、2の混入を防止する手段は、図示の内容器12Bの高さ調整に限定されるものではなく、混入を適切に防止することができれば、他の適宜な手段を採用することができる。具体的には、他に、例えば、内容器12Bの上端部を漏斗状に形成することにより、外側の区画16Bに充填されるべきオーバーコート黒鉛粒子2が内側の区画16Aに混入するのを防止することができる。更には、例えば、オーバーコート粒子1、2の投入口16a、16bに、図示しない混入防止板を設置することにより、又は、内容器12Bや外容器12Aに、それぞれオーバーコート粒子1、2を搬送する図示しない搬送管を接続することにより、混入を防止しながら、各オーバーコート粒子1、2を適切な区画16A、16Bに充填することもできる。
以上のようにして、各オーバーコート粒子1、2を型10内に充填した後は、図1に示すように、充填容器12を型10内から取り出す。具体的には、充填容器12を、適宜の手段によって上方へ引き上げることにより、充填容器12を充填されたオーバーコート粒子1、2から抜き出すようにして、型10の外部へ取り出す。
これにより、図1に示すように、型10の中央部にはオーバーコート被覆燃料粒子1が、型10の周辺部にオーバーコート黒鉛粒子2がギャップなく一体的に配置された重層体とすることができる。この場合、オーバーコート粒子1、2は、粉末に比べて、直径が大きく、かつ、真球度が高いため、図1に示すように、充填容器12を取り出しても、稠密に充填され、充填された位置から大きく変位せず、重層状態が良好に維持されると共に、充填容器12内に付着して詰まることもないため、型10内に適切に充填することができる。
この場合、充填容器12を型10から取り出す(上方へ引き上げる)タイミングは、上記のように、型10内へのオーバーコート粒子1、2の充填が終了した後に、行うこともできるが、充填状態に大きな影響を与えなければ、オーバーコート粒子1、2を充填しながら、同時に行うこともできる。具体的には、オーバーコート粒子1、2が、ある程度、充填された段階で、その充填量に応じて(充填量に比例して)、少しずつ充填容器12を引き上げ、オーバーコート粒子1、2の充填と重層化(ギャップの解消)とを同時並行的に行うこともできる。
なお、図示の実施の形態では、型10内からの取り出しの容易性を考慮して、外容器12Aと内容器12Bとを一体的に接合した充填容器12としたが、両者を型10内において芯金14と同心円上に設置することができ、また、取り出しの際に、充填されたオーバーコート粒子1、2の充填状態に大きな影響を与えなければ、必ずしも一体化することなく、別体として、各々別々に型10内に装填することもできる。
同様に、図示の実施の形態では、外容器12Aと内容器12Bとから成る充填容器12としたが、型10内を適切に区分けすることができると同時に型10から容易に取り出せることができれば、図示の実施の形態における内容器12Bに相当する筒状の図示しない単体の仕切を使用することもできる。
なお、いずれの場合も、これらの充填容器12や図示しない仕切は、例えば、ステンレス鋼等から形成することができる。また、通常は、図示の実施の形態のように、型10の内部を区分けする内容器12A(又は仕切)を1つ設定し、型10の内部を2つに区分けすれば充分ではあるが、必要に応じて、内容器12Aや図示しない仕切の数を任意に設定することにより、任意の数の区画16を設定して、多層状の燃料コンパクトを製造することにも対応することはできる。
(3.オーバーコート粒子の圧縮)
最後に、型10内のオーバーコート粒子1、2の重層体を、適宜の方法で圧縮し、型10内から取り出すことにより、外表面に非燃料領域である黒鉛層を有する二重構造の一体型燃料コンパクトとすることができる。
最後に、型10内のオーバーコート粒子1、2の重層体を、適宜の方法で圧縮し、型10内から取り出すことにより、外表面に非燃料領域である黒鉛層を有する二重構造の一体型燃料コンパクトとすることができる。
この圧縮の方法としては、基本的には、型10として金型を使用したプレス加工により行うこと、又は、型10としてゴム型を使用して外周からの液圧により圧縮することのいずれの方法を適用することもできる。この場合、型10である金型や芯金14は、工具鋼から形成することができ、表面にラップを仕上げを施したものを使用することができる。
この場合、製造すべき燃料コンパクトの高さと直径との比(高さ/直径)が、1.5程度までの燃料コンパクトであれば、型10として、金型、ゴム型のいずれも使用することができるが、製造すべき燃料コンパクトの高さと直径との比(高さ/直径)が、1.5を超える場合には、ゴム型を使用した液圧によるプレス(ラバープレス)により、圧縮することが望ましい。これは、高さと直径との比(高さ/直径)が大きな燃料コンパクト(圧縮前の重層体)を、金型を使用して圧縮すると、金型とオーバーコート粒子1、2との間の摩擦により、オーバーコート粒子1、2の圧縮の程度に差が生じて、高さ方向に成型密度の偏りが生じ、燃料コンパクト中の被覆燃料粒子の分散が不均一となるためである。
また、この圧縮の際の重要な要素として、各オーバーコート粒子1、2の寸法設定を挙げることができる。具体的には、オーバーコートされる核となる被覆燃料粒子及び黒鉛粒子の直径を同一の直径とし、かつ、これらの核となる粒子に付着させたオーバーコート層の厚みを同一の厚みとすることが望ましい。これにより、異なる種類のオーバーコート粒子1、2間においても、圧力に対する変形度が均等となり、圧縮成型時に変形しやすいオーバーコート粒子から成る層側に、変形しにくいオーバーコート粒子が移動すること、即ち、例えば、オーバーコート被覆燃料粒子1がオーバーコート黒鉛粒子2側に移動したり、逆に、オーバーコート黒鉛粒子2がオーバーコート被覆燃料粒子1側に移動することを、防止することができ、燃料コンパクトを適切に区分けして異なる層を有する燃料コンパクトとすることができるからである。
(4.他の実施の形態)
なお、上記の実施の形態では、内外にのみオーバーコート粒子1、2が配置された燃料コンパクトを製造する例を示したが、型10型の底部に、予めオーバーコート黒鉛粒子2を敷設した上で、型10内に充填容器12を装填して、型10内にオーバーコート被覆燃料粒子1とオーバーコート黒鉛粒子2を区分けして充填した後、充填容器12を取り出して、更に型内にオーバーコート黒鉛粒子2を充填することにより、黒鉛製の端栓を両端に有する燃料コンパクトを、一度の圧縮で簡易に製造することもできる。
なお、上記の実施の形態では、内外にのみオーバーコート粒子1、2が配置された燃料コンパクトを製造する例を示したが、型10型の底部に、予めオーバーコート黒鉛粒子2を敷設した上で、型10内に充填容器12を装填して、型10内にオーバーコート被覆燃料粒子1とオーバーコート黒鉛粒子2を区分けして充填した後、充填容器12を取り出して、更に型内にオーバーコート黒鉛粒子2を充填することにより、黒鉛製の端栓を両端に有する燃料コンパクトを、一度の圧縮で簡易に製造することもできる。
また、図示の実施の形態では、比較的高さの低い燃料コンパクトを製造する形態を採り上げたが、本発明の方法により製造するべき燃料コンパクトの高さに特に制限はなく、製造すべき燃料コンパクトのサイズに合わせて、型10や充填容器12の大きさを設定することにより、様々な長さの燃料コンパクトを製造することができる。
更に、上記の実施の形態では、異なる種類のオーバーコート粒子として、オーバーコート被覆燃料粒子1と、オーバーコート黒鉛粒子2を使用したが、使用するオーバーコート粒子の種類も、必ずしもこれに限定されるものではなく、他に、例えば、異なる濃縮度を有する被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子を使用して、層間で濃縮度の異なる燃料コンパクトを簡易に製造することにも適用することができる。
本発明は、内外で異なる種類のオーバーコート粒子から成る層を有する燃料コンパクトの製造に広く適用することができ、外表面に非燃料領域を有する燃料コンパクトの他、異なる濃縮度を有する燃料コンパクトの製造にも、適用することができる。
1 オーバーコート被覆燃料粒子
2 オーバーコート黒鉛粒子
10 型
12 充填容器
12A 外容器
12B 内容器
14 芯金
16A、16B 区画
16a、16b 投入口
2 オーバーコート黒鉛粒子
10 型
12 充填容器
12A 外容器
12B 内容器
14 芯金
16A、16B 区画
16a、16b 投入口
Claims (9)
- 異なる種類のオーバーコート粒子を型内に区分けして充填して、前記異なる種類のオーバーコート粒子から成る複数の層を形成した後、前記異なる種類のオーバーコート粒子の重層体を圧縮して燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1に記載された燃料コンパクトの製造方法であって、型内に仕切を挿入して前記型内を区分けして前記型の内部に区画を形成し、前記各区画内に、前記各区画毎に前記異なる種類のオーバーコート粒子を充填することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項2に記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記各区画内に前記異なる種類のオーバーコート粒子を充填した後又は充填しながら、前記仕切を前記型内から取り出して前記異なる種類のオーバーコート粒子から成る複数の層を形成することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記異なる種類のオーバーコート粒子として、被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子と、黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子とを使用して、外側に黒鉛粒子を核としたオーバーコート粒子から成る非燃料層を有する燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記異なる種類のオーバーコート粒子として、異なる濃縮度を有する被覆燃料粒子を核としたオーバーコート粒子を使用して、層間で濃縮度の異なる燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記型の底部に予め任意の種類のオーバーコート粒子を敷設した上で、前記型内に前記異なる種類のオーバーコート粒子を区分けして充填した後、更に前記型内に前記任意の種類のオーバーコート粒子を充填して、端栓を有する燃料コンパクトを製造することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記各オーバーコート粒子において、オーバーコートされる核となる粒子の直径を同一の直径とすることを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記各オーバーコート粒子において、核となる粒子に付着させたオーバーコート層の厚みを同一の厚みとすることを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
- 請求項1乃至請求項8に記載された燃料コンパクトの製造方法であって、前記型内に前記異なる種類のオーバーコート粒子を充填する際に、他の区画に充填されるべき異種のオーバーコート粒子が混入するのを防止することを特徴とする燃料コンパクトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005123733A JP2006300770A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | 燃料コンパクトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005123733A JP2006300770A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | 燃料コンパクトの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006300770A true JP2006300770A (ja) | 2006-11-02 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005123733A Withdrawn JP2006300770A (ja) | 2005-04-21 | 2005-04-21 | 燃料コンパクトの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006300770A (ja) |
-
2005
- 2005-04-21 JP JP2005123733A patent/JP2006300770A/ja not_active Withdrawn
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