JP2006300381A - 空気調和機の分岐冷媒中継ユニット - Google Patents
空気調和機の分岐冷媒中継ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006300381A JP2006300381A JP2005120557A JP2005120557A JP2006300381A JP 2006300381 A JP2006300381 A JP 2006300381A JP 2005120557 A JP2005120557 A JP 2005120557A JP 2005120557 A JP2005120557 A JP 2005120557A JP 2006300381 A JP2006300381 A JP 2006300381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- branch
- unit
- substrate
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 冷媒配管41を複数の分岐冷媒配管11、21、31に分岐する分岐ユニット5であって、複数の分岐冷媒配管11、21、31内の複数の電動弁81、82、83を収納する本体部50と、電動弁用配線78によって複数の電動弁81、82、83と電気的に接続される基板71と、基板71を本体部50に対して取り付けるための基板嵌合爪部77とを有している。本体部50は、所定の位置に設けられた第1嵌合爪部65と、第1嵌合爪部65とは異なる位置に設けられた第2嵌合爪部66とを有し、基板部70は電動弁用配線78の接続状態を維持したままで、本体部50の第1嵌合爪部65に対する第1取付状態と第2嵌合爪部66に対する第2取付状態とを変更できる。
【選択図】 図3
Description
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、複雑な作業を伴うことなく簡易に据付自由度を向上させることが可能な空気調和機の分岐冷媒中継ユニットを提供することにある。
これに対して第1発明の分岐冷媒中継ユニットでは、本体部は、基板部の取付手段に対応する第1被取付手段と第2被取付手段との2つの被取付手段を有している。これにより、分岐冷媒中継ユニットは、基板部の取付状態として、第1取付状態と第2取付状態との2つの取付状態を選択的に採用できることで、据付自由度を確保できる。
第2発明に係る分岐冷媒中継ユニットは、第1発明に記載の分岐冷媒中継ユニットであって、基板部は、取付部材と、カバー部材とを有している。この取付部材には、取付手段が設けられている。カバー部材は、この取付部材と一組になって基板を取り囲む基板ケーシングを形成する。
第3発明に係る分岐冷媒中継ユニットは、第1発明または第2発明に記載の分岐冷媒中継ユニットであって、本体部は、第1被取付手段が第1面に設けられ、第2被取付手段が第1面に対して略反対側に配置されている第2面に設けられている。
第4発明に係る分岐冷媒中継ユニットは、第1発明から第3発明のいずれかに記載の分岐冷媒中継ユニットであって、基板は、室内機用配線および室外機用配線が電気的に接続されている。室内機用配線は、複数の分岐冷媒配管がそれぞれ接続される各室内機から基板に向けて延びている複数の電気配線である。室外機用配線は、冷媒配管が接続される室外機から基板に向けて延びている電気配線である。そして、基板部は、電動弁用配線および室内機用配線および室外機用配線との接続状態を維持したままで、第3取付状態と第4取付状態とを変更できる。この第3取付状態は、本体部の第1被取付手段に対する取付状態である。また、第4取付状態は、第2被取付手段に対する取付状態である。ここで、第3取付状態としては、上記第1取付状態を満たす状態が含まれる。また、第4取付状態としては、上記第2取付状態を満たす状態が含まれる。
したがって、基板部と本体部との接続状態において、電動弁用配線、室内機用配線および室外機用配線の3つの配線が接続されている場合であっても、複雑な作業を伴うことなく簡易に分岐冷媒中継ユニットの変形作業を行うことが可能になる。
ここでは、各分岐冷媒配管が接続される対象となる室内機からの室内機用配線が複数存在する。この複数の室内機用配線は、それぞれ基板の対応箇所に接続される。そして、第5発明の分岐冷媒中継ユニットには、複数の室内機用配線を基板の適切な対応箇所に接続させるための配線対応表示が設けられている。
また、配線対応表示にしたがって配線接続することができるため、室内機用配線が複数存在する場合であっても、適切な配線接続作業を容易に行うことが可能になる。
ここでは、配線対応表示は、基板部において、基板と対応して設けられている取付手段近傍に1カ所設けられている。このため、複数の室内機用配線を基板の対応箇所に接続する場合であっても、接続対象となる基板に対応して設けられている取付手段近傍に1カ所の配線対応表示があるため、室内機用配線の接続作業を行う際に、配線対応表示を参照し易い。また、本体部に対する基板部の取付状態を変更する場合であっても、配線対象表示は基板部の移動に伴って表示の対応状態を維持したまま移動する。
第7発明に係る分岐冷媒中継ユニットは、第5発明に記載の分岐冷媒中継ユニットであって、配線対応表示は、本体部の第1被取付手段近傍と第2被取付手段近傍との2カ所において各位置に対応するように設けられている。
ここでは、配線対応表示は、本体部において、基板部が取り付けられる第1被取付手段近傍および第2被取付手段近傍の2カ所に設けられている。このため、複数の室内機用配線を基板の対応箇所に接続する場合であっても、基板部が本体部に取り付けられた状態に対応するように第1被取付手段近傍および第2被取付手段近傍の2カ所の配線対応表示を適宜参照することができる。このため、室内機用配線の接続作業を行う際に、いずれの取付状態であっても配線対応表示を参照し易い。
第2発明に係る分岐冷媒中継ユニットでは、基板ケーシングを分解することなくそのまま移動させるだけで、据付時の分岐冷媒中継ユニットの変形作業をより容易に行うことが可能になる。
第4発明に係る分岐冷媒中継ユニットでは、基板部と本体部との接続状態において、電動弁用配線、室内機用配線および室外機用配線の3つの配線が接続されている場合であっても、複雑な作業を伴うことなく簡易に分岐冷媒中継ユニットの変形作業を行うことが可能になる。
第6発明に係る分岐冷媒中継ユニットでは、誤配線をより確実に防止することが可能になる。
本発明では、冷媒配管を複数の分岐冷媒配管に分岐する分岐冷媒中継ユニットを提供する。本発明の分岐冷媒中継ユニットでは、基板部(電装品ボックス)と本体部とを備えており、本体部に対する基板部の取付位置は、電気配線を取り外すことなく変更できる。これにより、簡易な作業によって基板部の取付位置を変更して据付自由度を持たせつつ、誤配線を防止することもできるという点に特徴がある。
<空気調和機の構成概要>
本発明に係る冷媒中継分岐ユニットの一例として分岐ユニット5を含む空気調和機の構成概要を図1に基づいて説明する。
室外機40には、室外熱交換器、圧縮機、アキュムレータ、四路切換弁等の冷媒回路の一部と、室外熱交換器内の冷媒と外気との熱交換を行うために空気流を発生させるプロペラファン、このプロペラファンを駆動するためのファンモータ、室外熱交換器内の冷媒温度を検出するためのサーミスタ、装置の制御を行うための制御回路等を内蔵している。
室外機40内の室外熱交換器と、室内機10、20、30内の室内熱交換器とは、冷媒配管41および分岐冷媒配管11、21、31を介して接続されており、室外機40側の冷媒配管41から室内機側の分岐冷媒配管11、21、31に分岐するための分岐ユニット5が設置されている。
分岐ユニット5の概略構成を図2に示す。
分岐ユニット5は、本体50と、本体50に取り付けられ本体50内の電気部品を制御する電装品ボックス70とから構成されている。
分岐ユニット5では、VRV制御システム(Variable Refrigerant Volume:可変冷媒流量制御システム)が採用された冷媒回路が搭載されている。このVRV制御システムが採用された冷媒回路によって、室外機40が1台であっても複数台の室内機10、20、30との冷媒回路を構成することができる(図1参照)。
本体50には、各装置を制御するための基板71(後述する)を備えた電装品ボックス70が、ネジ75によって螺着されている。
冷媒配管41は、図1および図2に示すように、本体50が内装する配管のうち室外機40側から延びる配管であって、ガス管42と液管43とから構成される。
<分岐ユニット5の内部構造>
分岐ユニット5の分解斜視図を図3に、分岐ユニット5の断熱構造を示す断面部を図4に、ぞれぞれ示す。
この分岐部分88は、冷媒配管41を3つの分岐冷媒配管11、21、31に分岐させる部分であり、分岐配管88aおよび気液熱交換ユニット88bから構成されている。分岐配管88aは、室外機40側のガス管42を、室内機10、20、30側の複数のガス管12、22、32に分岐させつつ接続している。気液熱交換ユニット88bは、室外機40側の液管43を、室内機10、20、30側の液管13、23、33に分岐させつつ接続している。この気液熱交換ユニット88bは、高温冷媒液と低温冷媒ガスとの間で熱交換をするためのものであり、この気液熱交換ユニット88bに冷媒を再導入するための冷媒循環路(図示せず)を備えている。この冷媒循環路には、気液熱交換ユニット88bよりも室内機10、20、30側において、冷房時の減圧および暖房時の冷媒分配のための電動弁81、82、83が設けられている。この電動弁81、82、83は、それぞれ膨張弁を有しており、各膨張弁における弁の開度が制御されることで冷媒の減圧度合いを調節し、配管を通過する冷媒量の制御が可能になっている。
分岐冷媒配管11、21、31を構成するガス管12、22、32と液管13、23、33とは、本体50内部から室内機10、20、30側に離れていくにしたがって互いの距離が上下方向に離れていく室内機側離隔部分が形成されている。そして、この室内機側離隔部分と分岐部分88との間には、ガス管12、22、32と液管13、23、33とのそれぞれを一体化させるように取り巻くゴム状のゴムブッシュ61、62、63が設けられる。
本体50は、図3および図4に示すように、断熱材樹脂ケーシング51、発泡断熱材ケーシング54、板金ケーシング57、配管受入部59によって構成されている。
断熱材樹脂ケーシング51は、図4に示すように、分岐冷媒配管が設けられている面に対して上側に位置する上部樹脂ケーシング52と、下側に位置する下部樹脂ケーシング53とから構成されている。この上部樹脂ケーシング52と下部樹脂ケーシング53とは、延焼性に優れたインジェクション成型樹脂によって成形されている。そして、上部樹脂ケーシング52と下部樹脂ケーシング53とは、内部に冷媒配管41の一部、分岐冷媒配管11、21、31の一部および分岐部分88を収納するように、互いに上下方向から当接して直方体のケーシングが形成される。この断熱材樹脂ケーシング51と、冷媒配管41の一部、分岐冷媒配管11、21、31の一部および分岐部分88との間には、図4に示すように、互いに接触しないように断熱空間50Sが設けられる。なお、この上部樹脂ケーシング52と下部樹脂ケーシング53とは、図3に示すように、上述したガス管および液管と一体に設けられているゴムブッシュ61、62、63、64を挟みつつ互いに当接する。
電装品ボックス70は、図3に示すように、基板71、基板カバー72、基板取付フレーム73等によって構成されている。
基板71は、本体50に内装される電気部品等と電気配線を介して接続される。この基板71には、装置の制御を行うためのCPUやROM、RAM、電源回路等を搭載されている。
この電装品ボックス70は、本体50の第1側面部58aおよび第2側面部58bのいずれに対しても取り付けることができるようになっている。具体的には、取り付け場所の変更が可能な電装品ボックス70の基板取付フレーム73には、基板取付爪部77が設けられている。そして、電装品ボックス70は、この基板取付爪部77が本体50の第1側面部58aの第1取付孔部65に対して、もしくは、本体50の第2側面部58bの第2取付孔部66(図5参照)に対して差し込まれて引っ掛かることで、本体50に対して取り付けられる。
図6に、基板71の詳細構成を示す。
基板71には、電動弁81、82、83の制御や、上述したガス管サーミスタ、液管サーミスタ、各室内機10、20、30および室外機40からの信号を受信するための複数の電装品が実装されている。具体的には、室内機10、20、30は、図7に示すように、室内機用配線79a、79b、79cを介して基板71に電気的に接続されている。また、電動弁81、82、83は、図8に示すように、電動弁用配線78を介して基板71に電気的に接続されている。室外機40は、図8に示すように、室外機用配線79dを介して基板71に電気的に接続されている。また、この他、基板71には、図8に示すように、電源供給用の配線79e等も電気的に接続されている。
なお、これらの電動弁用配線78、室外機用配線79d、室内機用配線79a、79b、79c、電源供給用の配線79e等は、図7および図8に示しように、本体50の内部において、電装品ボックス70における基板71と接続される。
図7に、分岐ユニット5の室内機側側面図を示す。
ここでは、電装品ボックス70が第1側面部58aに対して取り付けられている状態(第1取付状態)における分岐ユニット5の室内機側側面図を示している。ここでは、本体50の板金ケーシング57の室外機側側面58cにおいて配線対応表示97が設けられている。これにより、施工時において、各室内機10、20、30から延びている室内機用配線79a、79b、79cを、基板71の対応部分に対して間違えることなく容易に接続することができる。
ここでは、電装品ボックス70が第1側面部58aに対して取り付けられている状態(第1取付状態)における分岐ユニット5の室外機側側面図を示している。ここでは、本体50の内部において電動弁用配線78(ハーネスを含む)が、本体50の板金ケーシング57の室内機側側面58dに設けられた本体側配管導出孔150を介して本体50内部から取り出され、電装品ボックス側配管導出孔170を介して電装品ボックス70内部の基板71と接続される。
図9に示すように、ここでは、電装品ボックス70は、本体50内部の電動弁81、82、83や、液管サーミスタや、ガス管サーミスタ等について電動弁用配線78(ハーネスを含む)を介した電装品ボックス70内の基板71との接続状態を維持したままで、電装品ボックス70が第1側面部58aに対して取り付けられている状態(第1取付状態)から、電装品ボックス70が第2側面部58bに対して取り付けられている状態(第2取付状態)に変更することができる。
<本実施形態に係る分岐ユニット5の特徴>
(1)
一般に、従来の分岐ユニットでは、据付時の自由度を確保するために、内部の電動弁に接続されている電動弁用配線を基板から引き抜いて分解し、さらに接続し直す作業を行わなければならない。このため、分岐ユニットの据付自由度確保のための変形作業が煩雑になってしまう。
また、上記実施形態における分岐ユニット5では、電装品ボックス70が、基板取付フレーム73と基板カバー72とを有している。そして、この基板取付フレーム73および基板カバー72が一組となって基板ケーシング74を形成し、基板71を取り囲むことができる。これにより基板71を保護することができる。そして、基板取付爪部77を有しており基板71を取り囲んでいる基板ケーシング74を分解することなくそのままの状態で、第1取付孔部65に対する第1取付状態と第2取付孔部66に対する第2取付状態とに変更することができる。
(3)
また、上記実施形態における分岐ユニット5では、電装品ボックス70を取り付けるための第1取付孔部65および第2取付孔部66が、本体50において互いに略反対側の関係にある第1側面部58aと第2側面部58bとに設けられている。このため、第1取付状態と第2取付状態とでは、本体50に対する電装品ボックス70の取り付け状態が略反転された状態になる。この場合には、電装品ボックス70から見た本体50の電動弁81、82、83の位置についても略反転された状態になり、配線接続対象である電動弁81、82、83の特定に際してミスが生じやすく、誤配線されやすい。
また、上記実施形態における分岐ユニット5では、本体50に対する電装品ボックス70の取付状態について、第1取付状態と第2取付状態との相互の変更を、電動弁用配線78(ハーネスを含む)の配線接続状態を維持するだけでなく、室外機用配線79d、室内機用配線79a、79b、79c、電源供給用の配線79e等の接続状態についても配線接続状態を維持したままで行うことができる。
(5)
また、上記実施形態における分岐ユニット5では、各分岐冷媒配管11、21、31が接続される対象となる室内機10、20、30からの室内機用配線79a、79b、79cが複数存在する。この複数の室内機用配線79a、79b、79cは、それぞれ基板71の対応箇所に接続される。そして、上記実施形態の分岐ユニット5には、複数の室内機用配線79a、79b、79cを基板71の適切な対応箇所に接続させるための配線対応表示97が設けられている。したがって、電装品ボックス70と本体50とが電動弁用配線78(ハーネスを含む)についてのみ配線接続されている状態であっても、複数の室内機10、20、30からの室内機用配線79a、79b、79cを接続する作業において、誤配線を防止することができる。また、配線対応表示97にしたがって配線接続することができるため、室内機用配線79a、79b、79cが複数存在する場合であっても、適切な配線接続作業を容易に行うことができる。
また、上記実施形態における分岐ユニット5では、配線対応表示97は、電装品ボックス70において、基板71と対応して設けられている基板取付爪部77近傍に1カ所設けられている。このため、複数の室内機用配線79a、79b、79cを基板71の対応箇所に接続する場合であっても、接続対象となる基板71に対応して設けられている基板取付爪部77近傍に一カ所の配線対応表示97があるため、室内機用配線79a、79b、79cの接続作業を行う際に、配線対応表示97を参照し易い。また、本体50に対する電装品ボックス70の取付状態を変更する場合であっても、配線対象表示97は電装品ボックス70の移動に伴って表示の対応状態を維持したまま移動する。したがって、誤配線をより確実に防止することが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態の分岐ユニット5では、配線対応表示97が、電装品ボックス70において、基板71と対応して設けられている基板取付爪部77近傍に1カ所設けられている場合について例に挙げて説明した。
10、20、30 室内機
11、21、31 分岐冷媒配管
40 室外機
41 冷媒配管
50 本体(本体部)
58a 第1側面部(第1面)
58b 第2側面部(第2面)
65 第1取付孔(第1被取付手段)
66 第2取付孔(第2被取付手段)
70 電装品ボックス(基板部)
71 基板
72 基板カバー(カバー部材)
73 基板取付フレーム(取付部材)
74 基板ケーシング
77 基板取付爪部(取付手段)
78 電動弁用配線
79a、79b、79c 室内機用配線
79d 室外機用配線
81、82、83 電動弁
97 配線対応表示
Claims (7)
- 冷媒配管(41)を複数の分岐冷媒配管(11、21、31)に分岐する分岐冷媒中継ユニット(5)であって、
前記複数の分岐冷媒配管(11、21、31)内の冷媒の減圧度合いを調節するための複数の電動弁(81、82、83)を収納する本体部(50)と、
電動弁用配線(78)によって前記複数の電動弁(81、82、83)と電気的に接続される基板(71)と、前記基板(71)を前記本体部(50)に対して取り付けるための取付手段(77)とを有する基板部(70)と、
を備え、
前記本体部(50)は、所定の位置に設けられ前記基板部(70)の取付手段(77)に対応する第1被取付手段(65)と、前記第1被取付手段(65)とは異なる位置に設けられ前記基板部(70)の取付手段(77)に対応する第2被取付手段(66)とを有し、
前記基板部(70)は、前記電動弁用配線(78)の接続状態を維持したままで、前記本体部(50)の前記第1被取付手段(65)に対する第1取付状態と前記第2被取付手段(66)に対する第2取付状態とを変更できる、
分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記基板部(70)は、前記取付手段(77)が設けられた取付部材(73)と、前記取付部材(73)と一組になって前記基板(71)を取り囲む基板ケーシング(74)を形成するカバー部材(72)とを有している、
請求項1に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記本体部(50)は、前記第1被取付手段(65)が第1面(58a)に設けられ、前記第2被取付手段(66)が前記第1面(51a)に対して略反対側に配置されている第2面(58b)に設けられている、
請求項1または2に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記基板(71)は、前記複数の分岐冷媒配管(11、21、31)がそれぞれ接続される各室内機(10、20、30)から延びている室内機用配線(79a、79b、79c)と電気的に接続され、前記冷媒配管(41)が接続される室外機(40)から延びている室外機用配線(79d)と電気的に接続されており、
前記基板部(70)は、前記電動弁用配線(78)および前記室内機用配線(79a、79b、79c)および前記室外機用配線(79d)との接続状態を維持したままで、前記本体部(50)の前記第1被取付手段(65)に対する第3取付状態と前記第2被取付手段(66)に対する第4取付状態とを変更できる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記室内機用配線(79a、79b、79c)それぞれを前記基板(71)の対応箇所に接続させるための配線対応表示(95、96、97)をさらに備えた、
請求項4に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記配線対応表示(97)は、前記取付手段(77)近傍において1カ所に設けられている、
請求項5に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。 - 前記配線対応表示は、前記本体部(50)の前記第1被取付手段(65)近傍と前記第2被取付手段(66)近傍との2カ所において各位置に対応するように設けられている、
請求項5に記載の分岐冷媒中継ユニット(5)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120557A JP4701804B2 (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 空気調和機の分岐冷媒中継ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120557A JP4701804B2 (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 空気調和機の分岐冷媒中継ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006300381A true JP2006300381A (ja) | 2006-11-02 |
JP4701804B2 JP4701804B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=37468880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005120557A Expired - Fee Related JP4701804B2 (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 空気調和機の分岐冷媒中継ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4701804B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007392A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷媒回路装置 |
JP2011106753A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
EP2402666A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
EP2402667A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
EP2402668A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
JP2012013272A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
WO2012049704A1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-19 | 三菱電機株式会社 | 熱媒体変換機及びそれを搭載した空気調和装置 |
CN105004029A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-10-28 | 博耐尔汽车电气系统有限公司 | 一种用于固定安装空调管路的安装支架 |
JP2015227742A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ダイキン工業株式会社 | 冷媒流路切換ユニット |
CN105222297A (zh) * | 2014-06-06 | 2016-01-06 | 台达电子工业股份有限公司 | 冷媒插座及具有该冷媒插座的空调设备 |
JPWO2021019758A1 (ja) * | 2019-08-01 | 2021-12-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機及び空気調和機 |
WO2023276099A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | 三菱電機株式会社 | 冷媒分配装置 |
WO2023026643A1 (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-02 | ダイキン工業株式会社 | 遮断弁装置、及び、空気調和機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6083139B2 (ja) * | 2012-07-13 | 2017-02-22 | 株式会社富士通ゼネラル | 冷媒回路ユニット |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06123447A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
JPH06137609A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Toshiba Ave Corp | 空気調和機の縦形室外機 |
JPH08121817A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多室空気調和機用分岐ユニット |
JP2001241696A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Daikin Ind Ltd | 断熱材組立体および空気調和機の冷媒中継ユニット |
JP2002243208A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Sanyo Electric Co Ltd | リモートコンデンサ |
JP2003232535A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 天井埋込形空気調和装置 |
JP2004212044A (ja) * | 2004-04-22 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機、空気調和機の清掃方法 |
JP2004340568A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-12-02 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチ型空気調和装置 |
-
2005
- 2005-04-19 JP JP2005120557A patent/JP4701804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06123447A (ja) * | 1992-10-12 | 1994-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
JPH06137609A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Toshiba Ave Corp | 空気調和機の縦形室外機 |
JPH08121817A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多室空気調和機用分岐ユニット |
JP2001241696A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Daikin Ind Ltd | 断熱材組立体および空気調和機の冷媒中継ユニット |
JP2002243208A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Sanyo Electric Co Ltd | リモートコンデンサ |
JP2003232535A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 天井埋込形空気調和装置 |
JP2004340568A (ja) * | 2003-04-22 | 2004-12-02 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチ型空気調和装置 |
JP2004212044A (ja) * | 2004-04-22 | 2004-07-29 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機、空気調和機の清掃方法 |
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011007392A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷媒回路装置 |
JP2011106753A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN102313408B (zh) * | 2010-06-30 | 2015-05-13 | 富士通将军股份有限公司 | 用于空调机的制冷剂分配单元 |
JP2012013274A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
EP2402668A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
US20120000227A1 (en) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
CN102313407A (zh) * | 2010-06-30 | 2012-01-11 | 富士通将军股份有限公司 | 用于空调机的制冷剂分配单元 |
CN102313408A (zh) * | 2010-06-30 | 2012-01-11 | 富士通将军股份有限公司 | 用于空调机的制冷剂分配单元 |
JP2012013271A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
US9068758B2 (en) | 2010-06-30 | 2015-06-30 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
JP2012013273A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
JP2012013272A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の冷媒分岐ユニット |
EP2402666A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
CN102313407B (zh) * | 2010-06-30 | 2015-06-03 | 富士通将军股份有限公司 | 用于空调机的制冷剂分配单元 |
US9689578B2 (en) | 2010-06-30 | 2017-06-27 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
US9353957B2 (en) | 2010-06-30 | 2016-05-31 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
EP2402667A2 (en) | 2010-06-30 | 2012-01-04 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
AU2011203018B2 (en) * | 2010-06-30 | 2015-07-02 | Fujitsu General Limited | Refrigerant distribution unit for air conditioner |
CN103154622B (zh) * | 2010-10-12 | 2016-02-10 | 三菱电机株式会社 | 热介质转换机以及搭载该热介质转换机的空调装置 |
US9631849B2 (en) | 2010-10-12 | 2017-04-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Heat medium relay unit and air-conditioning apparatus equipped with same |
CN103154622A (zh) * | 2010-10-12 | 2013-06-12 | 三菱电机株式会社 | 热介质转换机以及搭载该热介质转换机的空调装置 |
WO2012049704A1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-19 | 三菱電機株式会社 | 熱媒体変換機及びそれを搭載した空気調和装置 |
JP2015227742A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ダイキン工業株式会社 | 冷媒流路切換ユニット |
CN105222297A (zh) * | 2014-06-06 | 2016-01-06 | 台达电子工业股份有限公司 | 冷媒插座及具有该冷媒插座的空调设备 |
CN105004029A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-10-28 | 博耐尔汽车电气系统有限公司 | 一种用于固定安装空调管路的安装支架 |
JPWO2021019758A1 (ja) * | 2019-08-01 | 2021-12-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機及び空気調和機 |
JP7317117B2 (ja) | 2019-08-01 | 2023-07-28 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機及び空気調和機 |
JP7479574B2 (ja) | 2021-07-01 | 2024-05-08 | 三菱電機株式会社 | 冷媒分配装置 |
WO2023276099A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | 三菱電機株式会社 | 冷媒分配装置 |
WO2023026643A1 (ja) * | 2021-08-23 | 2023-03-02 | ダイキン工業株式会社 | 遮断弁装置、及び、空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4701804B2 (ja) | 2011-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4701804B2 (ja) | 空気調和機の分岐冷媒中継ユニット | |
JP3885817B2 (ja) | 分岐冷媒中継ユニットおよびその製造方法 | |
EP1953464B1 (en) | Closing valve installation structure, and outdoor unit for air conditioner, having the installation structure | |
US9068758B2 (en) | Refrigerant distribution unit for air conditioner | |
WO2016117443A1 (ja) | 空気調和装置の熱交換ユニット | |
JP4063296B2 (ja) | 閉鎖弁サポート部材及びそれを備えた空気調和装置の室外ユニット | |
WO2012073746A1 (ja) | 一体型空調システム、その内気ユニット、外気ユニット、積層体 | |
JP5447231B2 (ja) | 空気調和機の冷媒分岐ユニット | |
JP5761097B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP5527198B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
JP2011153806A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
EP3441684B1 (en) | Heat source unit | |
JP5018050B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP4482675B2 (ja) | マルチ形空気調和装置の切換ユニット | |
JP2008107034A (ja) | 電磁膨張弁ユニットおよびこれを備えた空気調和機 | |
JP2009299973A (ja) | 床暖房装置用室外機 | |
JP6116491B2 (ja) | 分岐装置 | |
US11022326B2 (en) | Heat source unit for refrigeration apparatus | |
US20190203955A1 (en) | Heat source unit for refrigeration apparatus | |
US20190203956A1 (en) | Heat source unit for refrigeration apparatus | |
JP4702273B2 (ja) | 空気調和装置の断熱配管構造 | |
JP2011133147A (ja) | 多室型空気調和機 | |
JP2014163578A (ja) | 冷媒分流ユニット及びこれを備えた空気調和機 | |
JP2014222121A (ja) | 室外ユニット及び空気調和装置 | |
WO2023176518A1 (ja) | ヒートポンプサイクル装置の室外機、及び、ヒートポンプサイクル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100901 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110117 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110221 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4701804 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |