JP2006300105A - 作業機の油圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイロット式制御弁及びパイロット操作弁とを多く有する場合でも、製造ライン等で、パイロット式制御弁とパイロット操作弁との接続ミスを生じるのを効果的に防止できるようにようにする。
【解決手段】油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁からのパイロット圧によって制御される複数のパイロット式制御弁とを備えた作業機の油圧装置において、
複数のパイロット操作弁が接続される第1油圧ブロックと、複数のパイロット式制御弁が接続される第2油圧ブロックとが設けられ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとは互いに締め付け固定可能とされ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとを互いに締め付け固定したときに、対応するパイロット操作弁とパイロット式制御弁とが接続されるように、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとに互いに対応して油路が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の油圧アクチュエータを複数のパイロット式制御弁により制御するようにしたバックホー等の作業機の油圧装置に関するものである。
従来のバックホー等の作業機には、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ等の複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータを操作するための操作レバー、操作ペダル等の複数の操作具と、複数の操作具によって操作される複数のパイロット操作弁と、油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁からのパイロット圧によって制御される複数のパイロット式制御弁とを備えた油圧装置が設けられており、この種の従来の作業機の油圧装置では、作業機を組み立てる際に製造ライン等で、複数のパイロット操作弁と複数のパイロット式制御弁とを油圧ホース等で個別に接続するようにしていた(例えば特許文献1、2、3)。
特開2002−97672号公報 特開2002−227250号公報 特開2002−97675号公報
従って、従来の場合、パイロット式制御弁及びパイロット操作弁とを多く有する場合には、接続すべき油圧ホースの数も多くなり、製造ライン等で、パイロット式制御弁とパイロット操作弁との接続ミスを生じるおそれが大になった。
本発明は上記問題点に鑑み、パイロット式制御弁及びパイロット操作弁とを多く有する場合でも、製造ライン等で、パイロット式制御弁とパイロット操作弁との接続ミスを生じるのを効果的に防止できるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータを操作するための複数の操作具と、複数の操作具によって操作される複数のパイロット操作弁と、油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁からのパイロット圧によって制御される複数のパイロット式制御弁とを備えた作業機の油圧装置において、
複数のパイロット操作弁が接続される第1油圧ブロックと、複数のパイロット式制御弁が接続される第2油圧ブロックとが設けられ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとは互いに締め付け固定可能とされ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとを互いに締め付け固定したときに、対応するパイロット操作弁とパイロット式制御弁とが接続されるように、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとに互いに対応する油路が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、複数のパイロット操作弁からこれらに対応する複数のパイロット式制御弁の切換バルブに至る圧油の経路中に介装されたマルチバルブであって、パイロット操作弁からパイロット式制御弁の切換バルブに至る圧油の経路を変更して複数の操作具の操作パターンを切換るためのマルチバルブが、第2油圧ブロックに具備されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとは互いに対応して複数ずつ設けられ、複数の第1油圧ブロックのうちの一方の第1油圧ブロックに、特定の操作具によって操作される複数の特定のパイロット操作弁が接続され、複数の第2油圧ブロックのうち一方の第2油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット操作弁に対応する複数の特定のパイロット式制御弁が接続されると共に、前記複数の特定のパイロット操作弁と複数の特定のパイロット式制御弁との間に介装した前記マルチバルブが具備され、
複数の第1油圧ブロックのうちの他方の第1油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット操作弁とは異なるパイロット操作弁が接続され、複数の第2油圧ブロックのうち他方の第2油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット式制御弁とは異なるパイロット式制御弁が接続されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記複数の油圧アクチュエータに、左右一対の走行油圧モータが含まれ、油圧アクチュエータを操作不能にロックするためのロックレバーが設けられ、第2油圧ブロックに、ロックレバーをロック操作したときに油圧アクチュエータへの油圧をアンロードするためのアンロード弁と、前記左右一対の走行油圧モータの斜板角を変更して走行速度を切り換えるための走行速度切り換え弁とが設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、第2油圧ブロックに、パイロット圧用油圧ポンプが接続されている点にある。
本発明によれば、パイロット式制御弁及びパイロット操作弁とを多く有する場合でも、製造ライン等で、パイロット式制御弁とパイロット操作弁との接続ミスを生じるのを効果的に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、1は作業機として例示するバックホーであり、該バックホー1は上部の旋回体2と下部の走行装置3とから主構成されている。
走行装置3は、走行油圧モータ4(図4に示す左走行油圧モータ4L、右走行油圧モータ4R)で駆動されるゴムクローラ形式の走行体5を左右一対備えており、また、前部にはドーザ6を備えている。
旋回体2は、走行装置3上に上下方向の軸心X回りに左右旋回自在に支持された旋回台9と、旋回台9の前部に設けられた作業装置(掘削装置)10と、旋回台9上に設けられた運転席11等を備えて構成されている。
旋回台9の後部は、作業装置10等との重量バランスを図るカウンタウエイト12を有し、また、旋回台9の後部側にはエンジン、ラジエータ、多連の油圧ポンプ、エアクリーナ等が配置され、これらは前上部が枢支されたボンネット14によって覆われている。
また、旋回台9の右側部には、油圧機器の圧油を貯留する作動油タンク、図4に示す多数のパイロット式制御弁C(C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9)等が配置され、これらはタンクカバー15によって覆われている。
旋回台9の前部には、支持ブラケット16が設けられ、この支持ブラケット16には揺動ブラケット17が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されている。
作業装置10は、基部側が前記揺動ブラケット16に揺動自在に支持されたブーム20と、基部側がブーム20の先端側に揺動自在に支持されたアーム21と、アーム21の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に支持されたバケット22とを備えて構成されており、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ24、アームシリンダ25、バケットシリンダ26で作動可能とされている。
運転席11はボンネット14の前方側で且つタンクカバー15の左側方に配置されている。運転席11の前方には、左右の走行体5を別々に操作すべく左右一対設けられた走行用操作レバー29L、29Rが配置され、運転席11の左右両側には操縦台(操縦装置)30L、30Rが配置されている。
また、左側の操縦台30Lは、後部側の回動支点を中心として左右方向の軸心回りに上側に(上回りに)回動可能とされている。これは、運転席11の左側が乗降口とされており、乗り降りの邪魔にならないように、左側の操縦台30Lを前記回動支点回りに上側に回動させることにより、乗降口を広くするように退避可能としたものである。なお、右側の操縦台30Rも上方回動自在にしてもよい。
右側の操縦台30Rには、ブーム20及びバケット22を操作する操作具であるブーム・バケット用操作レバー31と、ドーザ6を操作する操作具であるドーザ用操作レバー32と、エンジンの回転を制御するアクセルレバーと、右ロックレバー34Rとが備えられている。ドーザ用操作レバー32は、図4に示すドーザシリンダ40を動かして、ドーザ6を上下動作させるためのものである。
この右ロックレバー34Rは、上方操作することにより、切換スイッチ35Rを作動して後述するアンロード弁69をオフに切換作動し、ブーム・バケット用操作レバー31によるブーム20及びバケット22の操作を不能とする。
左側の操縦台30Lには、旋回台9を旋回中心X廻りに旋回させる油圧式旋回モータ37及びアーム21を操作する操作具である旋回・アーム用操作レバー38と、左ロックレバー34Lとが備えられている。
この左ロックレバー34Lは、上方操作することにより、切換スイッチ35Lを作動して後述するアンロード弁69をオフに切換作動し、左側の操縦台30Lを上側へ回動すると共に、旋回・アーム用操作レバー38による旋回モータ37及びアーム21の操作を不能とする。
前記左右ロックレバー34L、34Rは、切換スイッチ35L、35R等と共に、バックホー1の動作を停止状態にするときに操作する停止操作手段を構成している。
なお、左ロックレバー34Lを下方操作すると、左側の操縦台30Lが下降すると共に、旋回・アーム用操作レバー38による旋回モータ37及びアーム21の操作を可能状態にする。
運転席11の前方であって走行用操作レバー29L、29Rのやや前方に、操作具であるスイング用ペダル41と操作具であるサービスポート用ペダル42とが配置されている。スイング用ペダル41は、図4に示すスイングシリンダ43を動かして、揺動ブラケット17乃至作業装置10を、支持ブラケット16乃至旋回台9に対して縦軸廻りにスイング動作させるためのものである。サービスポート用ペダル42は、図4に示すサービスアクチュエータ44を動かして、アタッチメントであるブレーカ、オーガ、カッタ等を駆動するものである。
図4はバックホー1の油圧装置を示している。図4において、50は制御ブロック、51は第1油圧ブロック、52は第2油圧ブロックである。制御ブロック50は、図5に示すように、旋回用パイロット式制御弁C1と、スイング用パイロット式制御弁C2と、ドーザ用パイロット式制御弁C3と、サービスポート用パイロット式制御弁C4と、アームシリンダ用パイロット式制御弁C5と、左走行油圧モータ用パイロット式制御弁C6と、右走行油圧モータ用パイロット式制御弁C7と、ブームシリンダ用パイロット式制御弁C8と、バケットシリンダ用パイロット式制御弁C9とを備えている。
旋回用パイロット式制御弁C1は旋回モータ37を制御して、旋回台9を左旋回動作・右旋回動作させる。スイング用パイロット式制御弁C2は、スイングシリンダ43を制御して、作業装置10を右スイング動作・左スイング動作させる。ドーザ用パイロット式制御弁C3は、ドーザシリンダ40を制御して、ドーザ6を下げ動作・上げ動作させる。サービスポート用パイロット式制御弁C4は、サービスアクチュエータ44を制御して、アタッチメントを動作させる。アームシリンダ用パイロット式制御弁C5はアームシリンダ25を制御して、アーム21をダンプ動作・クラウド動作させる。左走行油圧モータ用パイロット式制御弁C6は、左走行油圧モータ4Lを制御して、左側の走行体5を後進動作・前進動作させる。右走行油圧モータ用パイロット式制御弁C7は右走行油圧モータ4Rを制御して、右側の走行体5を後進動作・前進動作させる。ブームシリンダ用パイロット式制御弁C8は、ブームシリンダ24を制御して、ブーム20を上げ動作・下げ動作させる。バケットシリンダ用パイロット式制御弁C9は、バケットシリンダ26を制御して、バケット22をクラウド動作・ダンプ動作させる。
左走行用操作レバー29Lによって操作される左走行用パイロット操作弁55Lと、右走行用操作レバー29Rによって操作される右走行用パイロット操作弁55Rと、スイング用ペダル41によって操作されるスイング用パイロット操作弁56と、サービスポート用ペダル42によって操作されるサービスポート用パイロット操作弁57と、ドーザ用操作レバー32によって操作されるドーザ用パイロット操作弁58と、ブーム・バケット用操作レバー31によって操作されるブーム用パイロット操作弁59及びバケット用パイロット操作弁60と、旋回・アーム用操作レバー38によって操作される旋回用パイロット操作弁61及びアーム用パイロット操作弁62とが、各操作具に対応してそれぞれ設けられ、これらは、油圧ホース等を介して第1油圧ブロック51に接続されている。
第2油圧ブロック52に、制御ブロック50の旋回用パイロット式制御弁C1と、スイング用パイロット式制御弁C2と、ドーザ用パイロット式制御弁C3と、サービスポート用パイロット式制御弁C4と、アームシリンダ用パイロット式制御弁C5と、左走行油圧モータ用パイロット式制御弁C6と、右走行油圧モータ用パイロット式制御弁C7と、ブームシリンダ用パイロット式制御弁C8と、バケットシリンダ用パイロット式制御弁C9とが、油圧ホース等を介して接続されている。
第2油圧ブロック52にマルチバルブ65が具備されている。このマルチバルブ65は、旋回用パイロット操作弁61、アーム用パイロット操作弁62、ブーム用パイロット操作弁59及びバケット用パイロット操作弁60から、旋回用パイロット式制御弁C1、アームシリンダ用パイロット式制御弁C5、ブームシリンダ用パイロット式制御弁C6及びバケットシリンダ用パイロット式制御弁C9に至る圧油の経路中に介装され、操作部66の操作により、パイロット操作弁59,60,61,62からパイロット式制御弁C1,C5,C6,C9の切換バルブに至る圧油の経路を変更して複数の操作具(操作レバー31,38)の操作パターンを切り換えるためのものである。
制御ブロック1の旋回用パイロット式制御弁C1に旋回用モータ37が接続され、スイング用パイロット式制御弁C2にスイングシリンダ43が接続され、ドーザ用パイロット式制御弁C3にドーザシリンダ40が接続され、サービスポート用パイロット式制御弁C4にサービスアクチュエータ44が接続され、アームシリンダ用パイロット式制御弁C5にアームシリンダ25が接続され、左走行油圧モータ用パイロット式制御弁C5に左走行油圧モータ4Lが接続され、右走行油圧モータ用パイロット式制御弁C7に右走行油圧モータ4Rが接続され、ブームシリンダ用パイロット式制御弁C8にブームシリンダ24が接続され、バケットシリンダ用パイロット式制御弁C9にバケットシリンダ26が接続されている。
図4に示すように、油圧装置には、アンロード弁69と、走行速度切り換え弁70とが具備されている。アンロード弁69は、左ロックレバー34L又は右ロックレバー34Rをロック操作したときに、油圧アクチュエータへの油圧をアンロードするためのものであり、走行速度切り換え弁70は、左右一対の走行油圧モータ4L,4Rの斜板角を変更して走行速度を2段に切り換えるためのものである。パイロット圧用油圧ポンプからの圧油が、斜板角変更用走行速度切り換え弁70、アンロード弁69を経て、パイロット操作弁55L,55R,56,57,58,59,60,61,62を介して制御弁C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9に供給される。アンロード弁69は、パイロット油圧操作系に接続されており、前記左右ロックレバー34L,34Rによって切換スイッチ35L,35Rがオフになることによりパイロット油圧操作系をアンロードし、走行装置3、旋回台9の旋回モータ37、掘削装置10の油圧シリンダ等への圧油の供給を停止するようになっている。
第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とは、ボルトナット等の締結具67により、互いに締め付け固定可能とされ、第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とを互いに締め付け固定したときに、対応するパイロット操作弁55L,55R,56,57,58,59,60,61,62とパイロット式制御弁C(C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9)とが互いに接続されるように、第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とに互いに対応して図示省略の油路が形成されている。
上記実施の形態によれば、バックホー1を組み立てる場合、予め、第1油圧ブロック51に、左走行用パイロット操作弁55L、右走行用パイロット操作弁55R、スイング用パイロット操作弁56、サービスポート用パイロット操作弁57、ドーザ用パイロット操作弁58、ブーム用パイロット操作弁59、バケット用パイロット操作弁60、旋回用パイロット操作弁61及びアーム用パイロット操作弁62を、油圧ホース等を介して接続しておくと共に、第2油圧ブロック52に、制御ブロック50の旋回用パイロット式制御弁C1、スイング用パイロット式制御弁C2、ドーザ用パイロット式制御弁C3、サービスポート用パイロット式制御弁C4、アームシリンダ用パイロット式制御弁C5、左走行油圧モータ用パイロット式制御弁C6、右走行油圧モータ用パイロット式制御弁C7、ブームシリンダ用パイロット式制御弁C8、バケットシリンダ用パイロット式制御弁C9を、油圧ホース等を介して接続しておき、その後に、製造ライン等で、第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とを、ボルトナット等の締結具67により、互いに締め付け固定すればよい。この締め付け固定により、第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とに形成した図示省略の油路を介して、対応するパイロット操作弁55L,55R,56,57,58,59,60,61,62とパイロット式制御弁C(C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9)とが互いに接続される。従って、製造ライン等では、対応するパイロット操作弁55L,55R,56,57,58,59,60,61,62とパイロット式制御弁C(C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9)とを、油圧ホースで個々に接続する必要がなくなり、パイロット式制御弁とパイロット操作弁とを多く有する場合でも、製造ライン等で、パイロット式制御弁とパイロット操作弁との接続ミスを生じるのを効果的に防止できる。
図6は他の実施形態を示し、第1油圧ブロック51と第2油圧ブロック52とは互いに対応して2つずつ設けられている。2つの第1油圧ブロック51のうちの一方の第1油圧ブロック51に、特定の操作具(操作レバー31,操作レバー38)によって操作される複数の特定のパイロット操作弁(ブーム用パイロット操作弁59,バケット用パイロット操作弁60,旋回用パイロット操作弁61,アーム用パイロット操作弁62)が接続され、2つの第2油圧ブロック52のうちの一方の第2油圧ブロック52に、前記複数の特定のパイロット操作弁59,60,61,62に対応する複数の特定のパイロット式制御弁C1,C5,C8,C9が接続されると共に、前記複数の特定のパイロット操作弁59,60,61,62と複数の特定のパイロット式制御弁C1,C5,C8,C9との間に介装した前記マルチバルブ65が具備されている。
2つの第1油圧ブロック51のうちの他方の第1油圧ブロック51に、前記複数の特定のパイロット操作弁59,60,61,62とは異なるパイロット操作弁55L,55R,56,57,58が接続され、2つの第2油圧ブロック52のうち他方の第2油圧ブロック52に、前記複数の特定のパイロット式制御弁C1,C5,C8,C9とは異なるパイロット式制御弁C2,C3,C4,C6,C7が接続されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
図7は他の実施の形態を示し、第2油圧ブロック52に、左ロックレバー34L又は右ロックレバー34Rをロック操作したときに、油圧アクチュエータへの油圧をアンロードするためのアンロード弁69と、前記左右一対の走行油圧モータ4L,4Rの斜板角を変更して走行速度を2段に切り換えるための走行速度切り換え弁70とが設けられている。また、第2油圧ブロック52に、パイロット圧用油圧ポンプ71とアンロード用のタンク72が接続されている。その他の点は前記図1〜図5の実施の形態の場合と同様の構成である。
本発明は、走行装置上に旋回軸心廻りに回転自在に旋回台を備え、複数の油圧アクチュエータを複数のパイロット式制御弁により制御するようにしたバックホー等の作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態を示す旋回作業機の側面図である。 同旋回作業機の平面図である。 同旋回作業機の正面図である。 同油圧装置の構成図である。 同制御ブロックの油圧回路図である。 他の実施形態を示す油圧装置の構成図である。 他の実施形態を示す油圧装置の構成図である。
符号の説明
1 バックホー(旋回作業機)
3 走行装置
24 ブームシリンダ
25 アームシリンダ
26 バケットシリンダ
29L 左走行用操作レバー
29R 右走行用操作レバー
31 ブームバケット用操作レバー
32 ドーザ用操作レバー
37 旋回モータ
38 旋回・アーム用操作レバー
40 ドーザシリンダ
41 スイングペダル
42 サービスポート用ペダル
43 スイングシリンダ
44 サービスアクチュエータ
51 第1油圧ブロック
52 第2油圧ブロック
56 スイング用パイロット操作弁
62 アーム用パイロット操作弁
65 マルチバルブ
67 締結具
69 アンロード弁
70 走行速度切り換え弁
71 パイロット圧用油圧ポンプ
C1 旋回用パイロット式制御弁
C2 スイング用パイロット式制御弁
C3 ドーザ用パイロット式制御弁
C4 サービスポート用パイロット式制御弁
C5 アームシリンダ用パイロット式制御弁
C6 左走行油圧モータ用パイロット式制御弁
C7 右走行油圧モータ用パイロット式制御弁
C8 ブームシリンダ用パイロット式制御弁
C9 バケットシリンダ用パイロット式制御弁

Claims (5)

  1. 複数の油圧アクチュエータと、複数の油圧アクチュエータを操作するための複数の操作具と、複数の操作具によって操作される複数のパイロット操作弁と、油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁からのパイロット圧によって制御される複数のパイロット式制御弁とを備えた作業機の油圧装置において、
    複数のパイロット操作弁が接続される第1油圧ブロックと、複数のパイロット式制御弁が接続される第2油圧ブロックとが設けられ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとは互いに締め付け固定可能とされ、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとを互いに締め付け固定したときに、対応するパイロット操作弁とパイロット式制御弁とが接続されるように、第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとに互いに対応する油路が形成されていることを特徴とする作業機の油圧装置。
  2. 複数のパイロット操作弁からこれらに対応する複数のパイロット式制御弁の切換バルブに至る圧油の経路中に介装されたマルチバルブであって、パイロット操作弁からパイロット式制御弁の切換バルブに至る圧油の経路を変更して複数の操作具の操作パターンを切換るためのマルチバルブが、第2油圧ブロックに具備されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機の油圧装置。
  3. 前記第1油圧ブロックと第2油圧ブロックとは互いに対応して複数ずつ設けられ、複数の第1油圧ブロックのうちの一方の第1油圧ブロックに、特定の操作具によって操作される複数の特定のパイロット操作弁が接続され、複数の第2油圧ブロックのうち一方の第2油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット操作弁に対応する複数の特定のパイロット式制御弁が接続されると共に、前記複数の特定のパイロット操作弁と複数の特定のパイロット式制御弁との間に介装した前記マルチバルブが具備され、
    複数の第1油圧ブロックのうちの他方の第1油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット操作弁とは異なるパイロット操作弁が接続され、複数の第2油圧ブロックのうちの他方の第2油圧ブロックに、前記複数の特定のパイロット式制御弁とは異なるパイロット式制御弁が接続されていることを特徴とする請求項2に記載の作業機の油圧装置。
  4. 前記複数の油圧アクチュエータに、左右一対の走行油圧モータが含まれ、油圧アクチュエータを操作不能にロックするためのロックレバーが設けられ、第2油圧ブロックに、ロックレバーをロック操作したときに油圧アクチュエータへの油圧をアンロードするためのアンロード弁と、前記左右一対の走行油圧モータの斜板角を変更して走行速度を切り換えるための走行速度切り換え弁とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機の油圧装置。
  5. 第2油圧ブロックに、パイロット圧用油圧ポンプが接続されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の作業機の油圧装置。
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