JP2019078062A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に開示された作業機は、油圧アクチュエータを制御する制御弁をパイロット操作するパイロットバルブと、パイロット油を、パイロットバルブに送る状態とパイロットバルブに送らないでアンロードさせる状態とに切り換えるアンロードバルブとを有する。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、アンロードバルブの温度上昇を抑制することのできる作業機を提供することを目的とする。
図19は、本実施形態に係る作業機1の全体構成を示す概略側面図である。図20は、作業機1の上部の概略側面図である。図21は、作業機1の上部の概略平面図である。本実施形態では、作業機1として旋回作業機であるバックホーが例示されている。
図19に示すように、作業機1は、機体(旋回台)2と、走行装置3と、作業装置4とを備えている。機体2上には、運転者(オペレータ)が着座する運転席6が搭載されている。
また、前後方向K1に直交する方向である水平方向を機体幅方向K2(図21参照)として説明する。機体2の幅方向の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方(機体幅方向の外方)として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向K2であって機体2の幅方向の中心から離れる方向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方(機体幅方向の内方)として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向K2であって機体2の幅方向の中心に近づく方向である。
機体2は、走行フレーム3A上に旋回ベアリング8を介して縦軸(上下の方向に延伸する軸心)回りに旋回可能に支持されている。機体2は、油圧モータ(油圧アクチュエータ)である旋回モータM3によって旋回方向に駆動される。機体2は、縦軸回りに旋回する基板(以下、旋回基板という)9と、ウエイト10とを有している。旋回基板9は、鋼板等から形成されており、旋回ベアリング8に連結されている。ウエイト10は、機体2の後部に設けられている。
図19に示すように、原動機E1は、ボンネット5によって覆われている。このボンネット5上に運転席6が設けられている。
図19に示すように、機体2は、機体幅方向K2の中央のやや右寄りの前部に支持ブラケット13を有している。支持ブラケット13には、スイングブラケット14が、縦軸回
りに揺動可能(両方向に回動可能)に取り付けられている。スイングブラケット14には、作業装置4が取り付けられている。
図2、図19に示すように、操縦装置21には、取付体151が取り付けられている。取付体151は、操縦台23の一側部(左側部)から前側を経て他側部(右側部)にわたって設けられている。取付体151は、第1部材151Aと、第2部材151Bと、第3部材151Cとを有する。第1部材151Aは、操縦装置21の下部の左方に設けられている。第2部材151Bは、操縦装置21の下部の右方に設けられている。第1部材151A及び第2部材151Bは、機体2に取り付けられている(図19参照)。第3部材151Cは、第1部位151aと、第2部位151bと、第3部位151dとを有する。第1部位151aは、操縦台23の左方に位置し、下部が第1部材151Aに取り付けられ、上部が操縦台23に取り付けられている。第2部位151bは、操縦台23の右方に位置し、下部が第2部材151Aに取り付けられ、上部が操縦台23に取り付けられている。第3部位151dは、操縦台23の上下方向の中途部の前方に配置され、第1部位151aと第2部位151bとを連結している。第1部位151aには、第1取付部151Dが固定され、第2部位151bには、第2取付部151Eが固定されている。取付体151は、操縦台23を保護するプロテクタとしての機能を有する。
部材152は、運転者が乗り降りする際に把持する把持部材としての機能を有する。
図3、図4に示すように、フレームカバー26は、操縦台23の外装を構成する外装カバーである。フレームカバー26は、支持フレーム25の運転席6側(後側)を覆う第1カバー26Aと、支持フレーム25の運転席6とは反対側(前側)を覆う第2カバー26Bとを有し、前後に分離可能とされている。第1カバー26Aと第2カバー26Bとは、支持フレーム25に対して個別に着脱自在に取り付けられている。また、第1カバー26Aは、取付体151が操縦台23に取り付けられた状態で取り外し可能である。
第1フレーム161の上部の外面側には、取付体151の第1部位151aの上部をボルト固定する取付ボス138A,138Bが設けられている。第2フレーム162の上部の外面側には、取付体151の第2部位151bの上部をボルト固定する取付ボス139A,139Bが設けられている。
2バルブ取付部166Rに取り付けられている。
図1に示すように、操縦装置21は、原動機E1の回転数を操作するアクセルレバー67と、ドーザ装置7を操作するドーザレバー66とを有する。アクセルレバー67は、第1支持部167Lに支持され、ドーザレバー66は、第2支持部167Rに支持されている。
旋回用制御弁V2は、旋回モータM3を制御する。アーム用制御弁V3は、アームシリンダC4を制御する。旋回用制御弁V2及びアーム用制御弁V3は、第1リモコン弁191Lによってパイロット操作される。
、ブームシリンダC3を制御する。バケット用制御弁V9及びブーム用制御弁V10は、第2リモコン弁191Rによってパイロット操作される。
図1、図3に示すように、操縦装置21は、ロックレバー50を有する。ロックレバー50は、図20、図21に示すように、上下に揺動操作可能(横軸回りに回動可能)である。ロックレバー50は、上下に揺動操作されることにより、第1位置X1と、第2位置X2とに位置変更可能である。第1位置X1は、上げた位置(ロックレバー50が基部から先端部に向けて上方側に向かう状態)であり、運転席6と操縦台23との間の乗降用通路22を介して運転者が乗降することを許容する位置である。第2位置X2は、ロックレバー50を下げた位置(ロックレバー50が基部から先端部に向けて後方側に向かう状態)であり、乗降用通路22を介して運転者が乗降することを妨げる位置である。
図1、図3に示すように、ロックレバー50は、操縦台23の一側方(左側)に配置された第1レバー50Lと、操縦台23の他側方(右側)に配置された第2レバー50Rとを含む。第1レバー50Lは、第1操縦レバー71Lの機体外方に配置されている。第2レバー50Rは、第2操縦レバー71Rの機体外方に配置されている。
取付部176bは、第1基部プレート174の中途部174cに貫通状に形成された挿通穴179Lを挿通している。取付部176bの外面と挿通穴179Lの内面とには、図示省略の平坦面が形成され、該平坦面同士が当接することで第1基部プレート174と第1枢軸176との相対回転が規制されている。これにより、第1基部プレート174と第1枢軸176とが一体回転する。取付部176bの外面には、雄ネジが形成され、該雄ネジにナット180Lが螺合されている。
図7に示すように、第2基部プレート175の一端部(後部)175aにレバー本体52Rの基部が固定されている。第2基部プレート175の他端部(前部)175bは、フレームカバー26の前部側に位置している。第2基部プレート175の中途部175cは、第2枢軸177を介して第2ボス137Rに枢支されている。第2枢軸177は、枢支部177aと、枢支部177aより小径の取付部177bとを有する。
取付部177bは、第2基部プレート175の中途部175cに貫通状に形成された挿通穴179Rを挿通している。取付部177bの外面と挿通穴179Rの内面とには、図示省略の平坦面が形成され、該平坦面同士が当接することで第2基部プレート175と第
2枢軸177との相対回転が規制されている。これにより、第2基部プレート175と第2枢軸177とが一体回転する。取付部177bの外面には、雄ネジが形成され、該雄ネジにナット180Rが螺合されている。
図3に示すように、操縦台23(第2カバー26B)の前側(前方)には、連結部材178が配置されている。ロックレバー50は、この連結部材178を含む。連結部材178は、機体幅方向K2に長い帯板状に形成されている。連結部材178の一端部は、第1基部プレート174の他端部174bに連結されている。連結部材178の他端部は、第2基部プレート175の他端部175bに連結されている。即ち、連結部材178は、第1レバー50Lと第2レバー50Rとを連結している。これにより、第1レバー50Lと第2レバー50Rとが一体的に上下に揺動する。
図8、図9に示すように、操縦装置21は、ロックレバー50の位置を検出する検出センサ183を有する。本実施形態では、検出センサ183は、ロックレバー50の第2位置X2を検出する。なお、検出センサ183は、ロックレバー50の第1位置X1を検出するセンサであってもよい。検出センサ183は、例えば、リミットスイッチである。言い換えると、検出センサ183は、ロックレバー50に当接することでロックレバー50の位置を検出する接触センサである。検出センサ183は、接触子183aが、前方側を向くようにセンサ台184を介して第1フレーム161に取り付けられている。センサ台184は、第1部材184Aと、第2部材184Bと、第3部材184Cとを有する。第1部材184Aは、ブロック部材で構成され、第1フレーム161の背面に固定されている。第2部材184Bは、板材によって構成され、第1部材184Aの背面にボルト固定された縦壁184aと、縦壁184aの上部から前方に向けて延出された上壁184bとを有する。第3部材184Cは、板材で構成され、上壁184bに固定されている。検出センサ183は、第3部材184Cの側面に取り付けられている。
位置X1から第2位置X2に向かう方向(下方揺動方向という)の揺動が規制される。第2当接片186が規制部材187に当接することで、検出センサ183の接触子183aに対する第1当接片185の過度の押圧が防止されると共に、ロックレバー50を第2位置X2に位置決めできる。言い換えると、規制部材187は、ロックレバー50の揺動範囲を規制して検出センサ183に対するロックレバー50による過度の押圧を防止する。また、規制部材187をネジ穴189に対して螺進又は螺退させることにより、接触子183aに対する第1当接片185の当接位置の調整を行うことができる。螺進とは、規制部材187(ボルト)をねじ込む方向に回転させて軸心方向に移動させることであり、螺退とは、規制部材187(ボルト)を緩める方向に回転させて軸心方向に移動させることである。
図10、図11に示すように、操縦装置21は、ロックレバー50の操縦台23に対する相対位置を調整可能な調整機構201を有する。調整機構201は、第1位置X1におけるロックレバー50の位置を調整可能である。調整機構201は、第2フレームの上部に設けられると共に、第1カバー26Aの内側に設けられている。それ故、調整機構201は、第1カバー26Aを取り外すことにより、運転席6側から調整可能(アクセス可能)である。なお、第1カバー26Aに、調整機構201を調整するための開口部を形成してもよい。この場合、開口部は、蓋によって開閉可能に閉塞してもよい。
当接部202は、矩形の板材によって構成され、第1揺動位置X3に位置する揺動部材182の先端部の前側に位置している。揺動部材182が当接部202に当接することで、ロックレバー50の第2位置X2から第1位置X1に向かう方向(上方揺動方向という)の揺動が規制される。即ち、当接部202は、揺動部材182に相対的に当接してロックレバー50の揺動を規制する。
支持部204は、第2フレーム162の上端部の後部で且つ機体内方側に配置されている。支持部204は、四角ブロック状に形成され、第2フレーム162(支持フレーム25)に固定されている。支持部204は、ネジ穴204aを有し、該ネジ穴204aは、支持部204の上面から下面にかけて貫通状に形成されている。支持部204は、ネジ穴204aが下方に向かうに従って前方に移行する傾斜状となるように傾けて固定されている。
204に、揺動部材182の揺動方向a2の前後に移動可能に取り付けられている。調整部材205を矢印a1方向の前後に移動することで、揺動部材182に対する当接部202の位置が変更可能である。また、当接部202の位置を変更することで、揺動部材182との当接位置が調整可能である。以上のように、調整部材205は、支持部204に、当接部202の支持部204に対する揺動部材182の揺動方向a2の相対位置を移動可能に取り付けられている。
図10、図11に示すように、操縦装置21は、ロックレバー50を第1位置X1及び第2位置X2に保持する保持スプリング209を有する。保持スプリング209は、引張りコイルスプリングによって構成されている。保持スプリング209の一端部は、第1バネ掛け部材193に引っ掛けられている。保持スプリング209の他端部は、第2バネ掛け部材210に引っ掛けられている。第2バネ掛け部材210は、第2フレーム162に固定されたプレート部材211に設けられている。プレート部材211は、第2フレーム162の上部の前側に設けられている。プレート部材211は、揺動部材182の前方側に配置された第1壁211aと、第1壁211の機体外方側の端部から後方に延出して第2フレーム162に固定された第2壁211bとを有する。第1壁211aには、縦長の開口211cが形成されると共に、該開口211cを横切る引っ掛け部位210a(図6参照)を有する第2バネ掛け部材210が固定されている。保持スプリング209の他端部は、この第2バネ掛け部材210の引っ掛け部位210aに引っ掛けられている。
図11に示すように、揺動部材が第1揺動位置X3に位置しているときには、保持スプリング209は、第2枢軸177の軸心よりも上方に位置している。したがって、ロックレバー50が第1位置X1にあるときには、保持スプリング209の付勢力は、ロックレ
バー50を上方揺動方向に回転させるように作用する。この付勢力により、ロックレバー50が第1位置X1に保持される。
旋回基板9は、旋回ベアリング8を取り付けるベアリング取付部(取付部)229を有する。ベアリング取付部229は、旋回基板9に貫通状に形成された環状の縁部からなる開口230と、開口230の周囲に形成された複数の取付孔231とを有する。旋回ベアリング8は、平面視リング状に形成され、中心が開口230の中心に略一致するように旋回基板9の下面に配置されている。
けられる。メインフレーム235は、上面を構成する上壁237を有し、上壁237に筒体234が固定される。上壁237は、筒体234の内部に連通する連通穴237aを有する。メインフレーム235は、左の側面を構成する第1側壁238Lと、右の側面を構成する第2側壁238Rとを有する。第2側壁238Rには、メインフレーム235の外部と内部とを連通する連通開口238aを有する。第1側壁238Lも同様の連通開口を有する。メインフレーム235は、前面を構成する前壁240と、後面を形成する後壁241を有する。メインフレーム235は、下端の左側に設けられた第1下部板242Lと、下端の右側に設けられた第2下部板242Rとを有する。第1下部板242Lと第2下部板242Rとは、機体幅方向K2に間隔をあけて設けられている。第1下部板242Lと第2下部板242Rとの間の開放部分243からメインフレーム235内部へ外気が流通可能である。
図13に示すように、旋回基板9には、原動機E1、作動油タンクT1、燃料タンクT2、ラジエータR1等が搭載されている。
詳しくは、本体ハウジング248の下部の前部には、左の取付ブラケット248a及び右の取付ブラケット248bが設けられている。取付ブラケット248aは、防振部材244aを介して第1マウントブラケット226Aに防振支持され、取付ブラケット248bは、防振部材244bを介して第2マウントブラケット226Bに防振支持されている。本体ハウジング248の下部の後部には、左の取付ブラケット248c及び右の取付ブラケット248dが設けられている。取付ブラケット248cは、防振部材244cを介
して第3マウントブラケット226Cに防振支持され、取付ブラケット248dは、防振部材244dを介して第4マウントブラケット226Dに防振支持されている。
図13、図15に示すように、ラジエータR1は、原動機E1の右側の側方に配置されている。ラジエータR1と原動機E1との間には、冷却ファン246が配置されている。冷却ファン246は、原動機E1によって駆動され、ラジエータR1に向けて送風する冷却風を発生する。
図15、図16に示すように、原動機E1の左端側には、メインポンプP1が設けられている。メインポンプP1は、原動機E1によって駆動され、作動油タンクT1内の油を吸引する。メインポンプP1は、吸引した油を作動油として吐出する。吐出された作動油は、コントロールバルブ35に供給される。したがって、メインポンプP1から吐出された作動油によって作業機1に装備された油圧アクチュエータが作動する。
また、アンロードバルブ221の前方には、旋回モータM3が設けられている。したがって、アンロードバルブ221は、旋回モータM3と原動機E1との間のスペースを有効利用して配置されている。
いる。アンロードバルブ221は、旋回基板9から上方に間隔をあけて取り付けられている。バルブブラケット250の前方に第2マウントブラケット226Bが配置されている。第2マウントブラケット226Bは、旋回基板9に立設された縦壁226aと、縦壁226aの上部に設けられた支持壁226bとを有する。支持壁226bは、縦壁226aの上端から機体内方に延出している。
第1接続部221aは、パイロットポンプP2の吐出部Pdに継手や油圧ホース等を介して接続されている。第2接続部221bは、入力ポート172aに継手や油圧ホース等を介して接続されている。第3接続部221cは、排出ポート172bに継手や油圧ホース等を介して接続されている。第4接続部221dは、作動油タンクT1に継手や油圧ホース等を介して接続されている。
アンロードバルブ221は、第2マウントブラケット226Bの支持壁226bの下方に設けられている。本実施形態では、ソレノイド部221Bが、支持壁226bの下方に設けられている。ソレノイド部221Bは、バルブ本体221Aから前方突出状に設けられ、第2マウントブラケット226Bの縦壁226aの左側方で且つ支持壁226bの下方に位置している。これにより、第2マウントブラケット226Bの支持壁226bの下方の空間の有効利用が図れると共に、第2マウントブラケット226Bによってアンロードバルブ221(ソレノイド部221B)を保護することができる。
作業機1は、機体2と、機体2に搭載された運転席6と、機体2上の運転席6の前方に設けられた操縦台23と、操縦台23に設けられ、且つ運転席6と操縦台23との間の乗降用通路22を介して運転者が乗降することを許容する第1位置X1と乗降用通路22を介して運転者が乗降することを妨げる第2位置X2とに位置変更可能なロックレバー50と、第1位置X1及び第2位置X2の少なくとも一方におけるロックレバー50の操縦台23に対する相対位置を運転席6側から調整可能な調整機構201と、を備えている。
また、操縦台23は、ロックレバー50を揺動可能に支持する支持フレーム25を有し、調整機構201は、ロックレバー50と一体揺動する揺動部材182と、揺動部材182に当接してロックレバー50の揺動を規制する当接部202と、当接部202の位置を変更して揺動部材182との当接位置を調整する調整部203とを有する。
また、調整部203は、支持フレーム25に固定された支持部204と、当接部202が固定されており、且つ支持部204に、当接部202の支持部204に対する揺動部材182の揺動方向a2の相対位置を移動可能に取り付けられた調整部材205とを有する。
また、操縦台23の一側部から前側を経て他側部にわたって設けられた取付体151と、取付体151に設けられた支柱部材152とを備え、操縦台23は、外装を構成し、且つ運転席6側を覆う第1カバー26Aと、運転席6とは反対側を覆う第2カバー26Bとを含む外装カバー(フレームカバー26)を有し、調整機構201は、第1カバー26Aの内側に設けられ、第1カバー26Aは、取付体151が操縦台23に取り付けられた状態で取り外し可能である。
ロックレバー50は、操縦台23の一側方に配置された第1レバー50Lと、操縦台23の他側方に配置された第2レバー50Rと、第1レバー50Lと第2レバー50Rとを連結する連結部材178とを有する。
また、連結部材178は、操縦台23の前方又は後方に配置されている。
この構成によれば、連結部材178を操縦台23の内部を通さなくても、第1レバー50Lと第2レバー50Rとを連動連結することができる。例えば、後付で第1レバー50Lと第2レバー50Rとを連結する場合、連結部材を操縦台23の内部を通せない場合、或いは、操縦台23の内部を設計変更することなく第1レバー50Lと第2レバー50Rとを連結する場合などに有利である。
この構成によれば、検出センサ183と調整機構201とを、操縦台23の内部に良好に組み込むことができる。
この構成によれば、ロックレバー50が当接することによる検出センサ183の損傷を防止できる。
また、旋回基板9に立設された縦壁226aと、縦壁226aの上部に設けられていて原動機E1を支持する支持壁226bとを有するマウントブラケット(第2マウントブラ
ケット226B)を備え、アンロードバルブ221は、支持壁226bの下方に設けられている。
また、旋回基板9を縦軸回りに旋回自在に支持する旋回ベアリング8を備え、旋回基板9は、旋回ベアリング8を取り付ける部位であって、機体2外部の空気を機体2内に流通可能な開口230が形成された取付部(ベアリング取付部229)を有し、アンロードバルブ221は、開口230の近傍に設けられている。
また、原動機E1は、本体ハウジング248と、本体ハウジング248の下方に設けられたオイルパン249とを有し、アンロードバルブ221は、本体ハウジング248の下方で且つオイルパン249の前方に設けられている。
また、旋回基板9に取り付けられていて、旋回基板9を旋回させる旋回モータM3を備え、アンロードバルブ221は、旋回モータM3と原動機E1との間に配置されている。
この構成によれば、旋回モータM3と原動機E1との間のスペースを、アンロードバルブ221の配置スペースとして有効利用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
9 旋回基板
191L パイロットバルブ(第1リモコン弁)
191R パイロットバルブ(第2リモコン弁)
221 アンロードバルブ
226a 縦壁
226b 支持壁
226B マウントブラケット(第2マウントブラケット)
228 収容室
229 取付部(ベアリング取付部)
230 開口
246 冷却ファン
248 本体ハウジング
249 オイルパン
E1 原動機
M3 旋回モータ
P2 パイロットポンプ
V2 制御弁
V3 制御弁
V9 制御弁
V10 制御弁
Claims (6)
- 縦軸回りに旋回可能な旋回基板と、
前記旋回基板に搭載された原動機と、
前記原動機によって駆動されてパイロット油を吐出するパイロットポンプと、
油圧アクチュエータを制御する制御弁と、
前記制御弁をパイロット操作するパイロットバルブと、
前記パイロット油を、前記パイロットバルブに送る状態と前記パイロットバルブに送らないでアンロードさせる状態とに切り換えるアンロードバルブと、
前記原動機の周囲の空気を吸引して機体の外部に排出する冷却ファンとを備え、
前記アンロードバルブは、前記原動機の近傍、且つ前記冷却ファンによって吸引される空気の流路に設けられている作業機。 - 前記旋回基板に立設された縦壁と、縦壁の上部に設けられていて前記原動機を支持する支持壁とを有するマウントブラケットを備え、
前記アンロードバルブは、前記支持壁の下方に設けられている請求項1に記載の作業機。 - 前記旋回基板を前記縦軸回りに旋回自在に支持する旋回ベアリングを備え、
前記旋回基板は、前記旋回ベアリングを取り付ける部位であって、機体外部の空気を機体内に流通可能な開口が形成された取付部を有し、
前記アンロードバルブは、前記開口の近傍に設けられている請求項1または2に記載の作業機。 - 前記原動機は、本体ハウジングと、前記本体ハウジングの下方に設けられたオイルパンとを有し、
前記アンロードバルブは、前記本体ハウジングの下方で且つ前記オイルパンの前方に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記旋回基板に取り付けられていて、前記旋回基板を旋回させる旋回モータを備え、
前記アンロードバルブは、前記旋回モータと前記原動機との間に配置されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機。 - 機体と、
前記機体に搭載された運転席と、
前記機体上の運転席の前方に設けられた操縦台と、
前記操縦台に設けられ、且つ前記運転席と前記操縦台との間の乗降用通路を介して運転者が乗降することを許容する第1位置と前記乗降用通路を介して運転者が乗降することを妨げる第2位置とに位置変更可能なロックレバーと、
前記ロックレバーが前記第1位置または前記第2位置に配置されたことを検出する検出センサとを備え、
前記アンロードバルブは、前記検出センサの検出結果に応じて前記パイロット油を前記パイロットバルブに送る状態と前記パイロットバルブに送らないでアンロードさせる状態とに切り換える電磁バルブである請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業機。
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