JP2006299481A - ドビー機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 既存のドビー機を簡易に電子ドビー機化が可能であり、糸切れなどの修復し直す場合でも紋柄が狂わないように制御できる実用性に秀れたドビー機を提供する。
【解決手段】 各フックレバー1を上下動するシリンダ装置を選択駆動によりどのフックレバー1を移動させてどの綜絖5を上下動させるかを制御するプログラムを備えた制御部7と、綜絖5による経糸4の開口位置が,綜絖5の上昇により所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す正転開口位置か若しくは他の所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す反転開口位置かを検出する検出手段9とから成り、制御プログラムは、運転再開時の緯糸8の番数に基づく開口位置と前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置ではない不一致の場合には、運転作動させない若しくは不一致であることを報知する運転再開位置判定手段を備えたドビー機。
【選択図】 図6

Description

本発明は、織機のドビー機に関するものである。
近年は、消費者の嗜好の多様化が進み、繊維製品についても多品種少量と複雑長尺柄への対応が求められている。
繊維製品の織物組織は、織機に組み込まれたドビー機によって決められる。
従来、このドビー機には、駆動部がコンピュータによって電気的に制御されるもの(電子ドビー機)と、織組織図に対応させて紋板上に紋栓(凹凸)を設けた紋栓カードを使用しこの紋栓カードによって機械的に制御されるものとがある。
後者の場合、織り柄の指示は、紋板に紋栓を手で埋め込んでいるのが現状で、埋め込みミスが発生し易く、また、作業時間も多くかかるという問題がある。
また、長尺柄を製作するためには、紋板を長く連結することが必要であるが、紋板を長く連結することの負荷で織機の運転が出来なくなることもある。
また、紋板は注文生産品で高価であり、夫々の模様に対した一連の紋栓カードが必要であるためにそれらの保管やカード変更にも問題がある。
更に、この紋栓カードの製造が、需要の減少から中止となる可能性が高い。
上記のような現状から、このままでは多品種少量生産、長尺柄に対応ができないため、これらを電子化することにより紋栓カードを作る作業、紋栓カードの保管といった問題を解消したいというニーズが高い。
前者のような市販の電子ドビー機の導入も有効であるが、既存の和装織機に対しては大型すぎる上、高価なために導入は難しい。
そこで、本発明は、現有する既存のドビー機を簡易に電子ドビー機化することが可能であり、しかも、製織中に糸切れなどのトラブルが発生して修復し直す場合でも、紋柄が狂うことがないように制御される極めて実用性に秀れたドビー機を提供することが技術的課題である。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
多数のフックレバー1を選択移動することで、往復動するナイフエッジ2に多数のフック部3を選択係止させてこのナイフエッジ2の往復動に連動して少なくとも織機Aに備えた経糸4の開口を制御する多数の綜絖5を選択上下動させるように構成したドビー機Bにおいて、前記各フックレバー1を上下動する多数のシリンダ装置6と、この各シリンダ装置6の選択駆動によりどのフックレバー1を移動させて前記どの綜絖5を上下動させるかを制御する制御プログラムを備えた制御部7と、前記綜絖5による経糸4の開口位置が,綜絖5の上昇により所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す正転開口位置か若しくは他の所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す反転開口位置かを検出する検出手段9とから成り、前記制御部7の制御プログラムは、運転再開時の緯糸8の番数に基づく開口位置と前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置ではない不一致の場合には、運転作動させない若しくは不一致であることを報知する運転再開位置判定手段を備えたことを特徴とするドビー機に係るものである。
また、前記制御部7の前記制御プログラムに基づき前記多数の各フックレバー1を夫々移動駆動制御する前記多数のシリンダ装置6を取付機体10に設け、この取付機体10を前記フックレバー1近傍に着脱自在に取付固定したことを特徴とする請求項1記載のドビー機に係るものである。
また、前記往復動するナイフエッジ2の往動始点及び復動始点を検知して前記開口位置が前記正転開口位置若しくは前記反転開口位置であるかを検知する前記検出手段9としてのセンサー9を前記取付機体10に設けたことを特徴とする請求項2記載のドビー機に係るものである。
また、少なくとも複数の前記綜絖5を上下動させると共に、一方の綜絖5を上昇させた時他方の綜絖5は下降して経糸4が開口して緯糸8を通すように構成した織機Aの運転基準となるクランク機構の回転軸の回転位置を検出する回転検出手段を備え、この回転検出手段により織り込んだ緯糸8の番数若しくは次に織り込む緯糸8の番数をカウント表示する製織番数表示手段と、前記製織番数を変更して開始操作することでその変更番数若しくはその次の番数から改めて予め設定された紋柄データに基づいて前記各シリンダ装置6を駆動制御する再開運転開始番数変更手段とを前記制御プログラムに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドビー機に係るものである。
また、前記織機Aは、偶数番の経糸4を上下動させる一若しくは複数の前記綜絖5と、奇数番の経糸4を上下動させる一若しくは複数の前記綜絖5とを有し、前記偶数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記奇数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した前記正転開口位置である偶数開口位置と、逆に前記奇数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記偶数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した前記反転開口位置である奇数開口位置とが、前記ナイフエッジ2の往復動によって交互に繰り返され各開口位置で緯糸8が通されるように構成し、前記どの綜絖5とどの綜絖5とを互い違いに上下動させるかを各緯糸8番数に基づいて決定した紋柄データを前記制御プログラムに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドビー機に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ドビー機を電子化可能となるので、前記機械式ドビー機の欠点を解決することができ、しかも、糸切れなどのトラブル発生後の運転再開時に、緯糸の番数に基づく開口位置と、検出手段による運転再開時の現実の開口位置とが不一致のままであると、一致するように正すまでは製織運転が再開されないか若しくは不一致であることが報知されるために確実に正しい紋柄の織物が出来上がることになる極めて実用性に秀れたドビー機となり、その上、本発明は、例えば、既存の機械式のドビー機にシリンダ装置と、制御部と、検出手段を後から組み込むことでも構成可能であるため、高価な電子ドビー機を新規に導入するよりも、既存のドビー機の主要部を使用できる分安価に導入可能となるなど、極めて商品価値の高い画期的なドビー機となる。
また、請求項2記載の発明においては、既存のドビー機へ後付することで本発明を構成可能となると共に、簡易に設計実現可能で量産性に秀れる一層実用性に秀れた構成のドビー機となる。
また、請求項3記載の発明においては、前記検出手段による各開口位置の検出が良好に行われることとなり、しかも、この検出手段は簡易に設計実現可能であると共に、取付機体を既存のドビー機に取付(後付)固定しただけで検出手段による開口位置検出が行われる構成を簡易に設計実現可能となるなど、一層実用性に秀れた構成のドビー機となる。
また、請求項4記載の発明においては、回転検出手段によって織機の製織と同期したカウント表示が確実に行われるから、通常の運転時はもちろん、トラブル発生位置まで緯糸を解いてその解いた数分再開運転開始番数変更手段により製織番数を変更して運転を再開しても、カウント表示間違いがなく、これにより織り間違いのない正確な紋柄を確実に形成可能となる一層実用性に秀れた構成のドビー機となる。
また、請求項5記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する構成を一層簡易に構成でき、一層実用性に秀れた構成のドビー機となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
例えば、織機Aには、14枚の綜絖が備えられて、そのうちの7枚(のヘルド)には多数の経糸4のうちの偶数番の経糸4が通され、あとの7枚には奇数番の経糸4が通されてこの偶数番の経糸4を通した一若しくは複数の綜絖5と、奇数番の経糸4を通した一若しくは複数の綜絖5とを互い違いに上下動させて偶数と奇数の経糸4を開口し、この開口に緯糸8を通して織物(織地)を織り込むが、この際、ドビー機Bによって、どの偶数番の経糸4を通した綜絖5と、どの奇数番の経糸4を通した綜絖5とを上げ下げするのか、即ち、どのフックレバー1を選択移動し、往復動するナイフエッジ2に多数のフック部3を選択係止させてナイフエッジ2の往復動に連動して少なくとも織機Aに備えた多数の綜絖5を選択上下動するのかが制御されて、予め作成された紋柄データに基づいた紋柄が形成されることになる。
本発明のドビー機Bは、前記各フックレバー1を上下動する多数のシリンダ装置6と、この各シリンダ装置6の選択駆動によりどのフックレバー1を移動させて前記どの綜絖5を上下動させるかを制御する制御プログラムを備えた制御部7と、前記綜絖5による経糸4の開口位置が,綜絖5の上昇により所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す正転開口位置(具体的には、例えば前記偶数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記奇数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した偶数開口位置)か若しくは他の所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す反転開口位置(具体的には、例えば前記奇数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記偶数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した奇数開口位置)かを検出する検出手段9とから成る。
運転を開始すると、例えば、予め制御プログラムに備えられた(入力された)紋柄データに基づいて制御部7が多数のシリンダ装置6を選択駆動し、このシリンダ装置6の駆動により多数のフックレバー1が選択移動して前記のように所定の紋柄を有する織物が製織される。
従って、紋栓カードを用いた既存の機械式ドビー機では、紋板に紋栓を埋め込む作業に非常に多くの労力を要し、新たなデザインに対応するのが難しいが、本発明では、例えばパソコンで組織データを作成し、そのデータを制御部7に入力するだけで織物の製織が可能となるので、新しいデザインにも迅速に対応でき、作業性の向上と時間短縮により生産コスト低減を実現でき、また、紋栓カードを用しないことでの様々なコスト削減や、紋柄データを電子データとして管理できることで、保管場所をとらず再度探す手間もかからないなどのメリットを有する。
また、本発明は、例えば、既存の機械式のドビー機に前記シリンダ装置6と、制御部7と、検出手段9を後から組み込むことでも本発明のドビー機Bを構成可能であるため、このように構成すれば、高価な電子ドビー機を新規に導入するよりも、既存のドビー機の主要部を使用できる分導入コスト安となる。
具体的には、例えば、前記制御部7の前記制御プログラムに基づき前記多数の各フックレバー1を夫々移動駆動制御する前記多数のシリンダ装置6を取付機体10に設け、この取付機体10を前記フックレバー1近傍に着脱自在に取付固定する構成とすれば、既存のドビー機Bへの後付構造を簡易に設計実現可能となる。
従って、一般に普及しているドビー機Bを所有していれば、本発明は低価格で実現することができ、更に、着脱自在な取付機体10は、生産順位優先で必要な織機Aのドビー機Bにだけに組み込んで、迅速に製織することが可能となる。
また、本発明では、綜絖5による経糸4の開口位置が、綜絖5の上昇により所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す正転開口位置か若しくは他の所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す反転開口位置かが検出手段9によって検出される。
例えば、前記往復動するナイフエッジ2の往動始点及び復動始点を検知して前記開口位置が前記正転開口位置若しくは前記反転開口位置であるかを検知する前記検出手段9としてのセンサー9を前記取付機体10に設ければ、前記検出手段9による各開口位置の検出が良好に行われることとなり、しかも、センサー9によりこの検出手段9を簡易に設計実現可能であると共に、取付機体10を既存のドビー機Bに取付固定しただけで検出手段9による開口位置検出が行われる構成を簡易に設計実現可能となる。
この検出手段9の開口位置検出により、運転再開時の織り出し開始位置の間違いを防ぐように前記制御部7によって制御される。
具体的には、製織運転中に糸切れなどのトラブルが発生した場合は、運転を停止し、そのトラブル発生箇所まで織物の緯糸8を解いた後、運転を再開するが、この運転再開時に、緯糸8の番数に基づく開口位置と、前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置ではない不一致の場合には、制御プログラムの運転再開位置判定手段により運転作動させない若しくは不一致であることが報知される。
更に詳しくは、運転再開時の緯糸8の番数に基づく開口位置は、トラブルの発生箇所によって決まり、運転再開時の現実の開口位置は、どのようなタイミングで運転を停止したかによって決まる。つまり、運転を停止すると、運転を再開するまでは織機Aもドビー機Bも動かないため、運転停止時の開口位置が運転再開時の開口位置となる。この運転再開時の開口位置と、トラブルが発生した箇所の緯糸8の番数に基づく開口位置とが異なる場合を不一致と判定する。
不一致と判定された場合には、もう一本緯糸8を解くか、または現在の開口位置から逆の開口位置へと開口位置を変更し直す。
緯糸8の番数に基づく開口位置と、前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置となった場合(一致した場合)は、運転が再開されて製織が進行する。
従って、運転再開時に、緯糸8の番数に基づく開口位置と、前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが不一致のまま再開すると、この運転再開位置からの紋柄が狂ってしまうが、本発明では前記不一致の際にそのまま運転が再開されることがなく、一致するように正すまでは製織運転が再開されないため、製織途中にトラブルがあっても確実に正しい紋柄の織物が出来上がることになる。
また、例えば、少なくとも複数の前記綜絖5を上下動させると共に、一方の綜絖5を上昇させた時他方の綜絖5は下降して経糸4が開口して緯糸8を通すように構成した織機Aの運転基準となるクランク機構の回転軸の回転位置を検出する回転検出手段を備え、この回転検出手段により例えば織り込んだ緯糸8の番数をカウント表示する製織番数表示手段と、前記製織番数を変更して開始操作することでその変更番数若しくはその次の番数から改めて予め設定された紋柄データに基づいて前記各シリンダ装置6を駆動制御する再開運転開始番数変更手段とを前記制御プログラムに備えれば、回転検出手段によって織機Aの製織と同期したカウント表示が確実に行われるから、通常の運転時はもちろん、トラブル発生位置まで緯糸8を解いてその解いた数分再開運転開始番数変更手段により製織番数を変更して運転を再開しても、カウント表示間違いがなく、これにより織り間違いが確実に防止されるので紋柄が狂うことがなく、一層実用的となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の織機Aは和装織機Aを採用している。この織機Aを概略的に説明すると、14枚の綜絖5が図1において奥行き方向(図5では左右方向)に並設されていて、例えばそのうちの7枚には多数の経糸4のうちの偶数番の経糸4が通され、あとの7枚には奇数番の経糸4が通されてこの偶数番の経糸4を通した一若しくは複数の綜絖5と、奇数番の経糸4を通した一若しくは複数の綜絖5とを互い違いに上下動させて偶数と奇数の経糸4を開口し、この開口に緯糸8を通して織物(織地)を織り込む構成である。
また、この織機Aには、ドビー機Bが設けられている。
本実施例のドビー機Bを概略的に説明すると、多数のフックレバー1が軸12上に回動自在に軸支されると共に、この多数のフックレバー1は、図1において奥行方向に並設され、この多数のフックレバー1と同数のフック部3がフックレバー1と同方向に並設され、図2に示すように、このフックレバー1の一つ一つの上動に連動して連動杆17を介し各フック部3が下動するように構成されている。
また、この多数のフック部3は、図3に示すように、上段の列と下段の列とを有する上下二段二列構成とされ、上下方向で同位置に存する上段のフック部3と下段のフック部3とは一つの連結部材11の上端部と下端部とに回動自在に軸支連結している。
また、織機Aの運転基準となるクランク機構と同期してナイフエッジ2が水平往復動するように設けられ、フックレバー1の上動に連動してフック部3が下動すると、フック部3がこのナイフエッジ2に係止してフック部3が往復動するように構成されている。
また、このナイフエッジ2は上下二箇所に設けられて、上段列の各フック部3は上方のナイフエッジ2に係止し、下段列のフック部3は下方のナイフエッジ2に係止する構成としている。
また、この上下二箇所のナイフエッジ2は、図4に示すように、軸13上に回動自在に軸支された連動部材14の上端部あるいは下端部に設けられ、この連動部材14に接触するように配置されたカム体15の、前記織機Aの動力源を動力とする回動作動に連動して、ナイフエッジ2が往復運動を行う構成としている。
また、前記連結部材11は、少なくとも前記各綜絖5と同数が設けられ、この連結部材11に連結した上下いずれかのフック部3がナイフエッジ2に係止した際の往復動に連動してこの連結部材11も往復移動し、この際、この連結部材11と、連結杆18,揺動杆19,ワイヤー16を介して連結した各綜絖5が一つ一つ上下動する構成としている。
また、例えば、上方のナイフエッジ2に係止する多数のフック部3は、偶数番の経糸4を上下動させる複数の前記綜絖5と連動する構成とし、下方のナイフエッジ2に係止する多数のフック部3は、奇数番の経糸4を上下動させる複数の前記綜絖5と連動する構成として、前記した上下のナイフエッジ2の互い違いの往復動により、前記偶数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記奇数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した正転開口位置である偶数開口位置と、逆に前記奇数番の経糸4を上下動させる前記綜絖5が上昇し、前記偶数番の経糸4を上下動させる綜絖5が下降した反転開口位置である奇数開口位置とが、交互に繰り返され各開口位置で緯糸8が通されるように構成している(図5参照。)。図中符号20は織機Aの筬である。
即ち、どのフックレバー1を選択移動し、往復動するナイフエッジ2に多数のフック部3を選択係止させてナイフエッジ2の往復動に連動して少なくとも織機Aに備えた多数の綜絖5を選択上下動するのかを制御することで、所定の紋柄が形成される構成である。
本実施例は、前記各フックレバー1を上下動する多数のシリンダ装置6と、この各シリンダ装置6の選択駆動によりどのフックレバー1を移動させて前記どの綜絖5を上下動させるかを制御する制御プログラムを備えた制御部7と、前記綜絖5による経糸4の開口位置が,綜絖5の上昇により所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す正転開口位置か若しくは他の所定番数の経糸4を上昇させて緯糸8を通す反転開口位置かを検出する検出手段9とから成るドビー機Bを構成している。
シリンダ装置6は、エアシリンダを採用して構成し、前記多数のフックレバー1と同数を有すると共に、この各フックレバー1の下部近傍に配置して、この多数のシリンダ装置6の一つ一つがフックレバー1を一つ一つ上動移動させる構成としている。
また、この多数のシリンダ装置6は取付機体10に設け、この取付機体10を前記フックレバー1近傍に着脱自在に取付固定した構成としている。
具体的には、図6に示すように、取付機体10は枠形体に構成し、既存のドビー機Bのフックレバー1の下部近傍位置に適宜な固定手段(例えば、図面ではボルト21・ナット止)により着脱自在に取付固定し得るように構成している。
検出手段9は、近接した物体を検出する近接センサー9を採用している。
また、このセンサー9は、図4に示すように、前記往復動するナイフエッジ2の往動始点(復動終点)の下部近傍と復動始点(往動終点)の下部近傍との二箇所に配置し、ナイフエッジ2の往動始点及び復動始点を検知して前記開口位置が前記正転開口位置若しくは前記反転開口位置であるかを検知する構成としている。
また、このセンサー9は、前記取付機体10に設けると共に、この取付機体10をドビー機Bに取付固定すると、この二箇所のセンサー9が、前記したように下方のナイフエッジ2の往動始点の下部近傍と復動始点の下部近傍との二箇所に配置するように取付機体10に対する設置位置を設定構成している。
制御部7は、制御プログラムによって制御される。
また、この制御プログラムは、運転再開時の緯糸8の番数に基づく開口位置と前記検出手段9による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置ではない不一致の場合には、運転作動させない運転再開位置判定手段を備えている。不一致の場合にそのことを作業者に報知する運転再開位置判定手段を備える構成としても良いし、運転作動させず且つ報知もなされる構成を採用しても良い。
この制御部7の制御プログラムは、表計算ソフトエクセルのVBAを用いて開発したデータ作成用ソフトを使用し、パソコンで作成する。
また、この制御部7は、前記織機A、前記ドビー機Bとは別体に設けられた演算処理装置7によって構成している。
また、本実施例では、少なくとも複数の前記綜絖5を上下動させると共に、一方の綜絖5を上昇させた時他方の綜絖5は下降して経糸4が開口して緯糸8を通すように構成した織機Aの運転基準となるクランク機構の回転軸(図示省略)の回転位置を検出する回転検出手段(図示省略)を備え、この回転検出手段により織り込んだ緯糸8の番数若しくは次に織り込む緯糸8の番数をカウント表示する製織番数表示手段と、前記製織番数を変更して開始操作することでその変更番数若しくはその次の番数から改めて予め設定された紋柄データに基づいて前記各シリンダ装置6を駆動制御する再開運転開始番数変更手段とを前記制御プログラムに備えている。
具体的には、回転検出手段はエンコーダ(センサー)を採用し、このエンコーダによりクランク機構の回転軸が180度回転したことが検出される構成としている。即ち、クランク機構の回転軸が180度回転する度に偶数番の経糸4と奇数番の経糸4との開口に緯糸8が通るので、これを1カウントする構成である。また、この回転検出手段としてのエンコーダは、クランク機構の回転軸の回転位置を8領域に区分けして回転軸がどの回転位置にあるのかを検出する構成とし、このエンコーダによる領域検出により後述するトラブル発生時のカウント戻し時にカウント間違いを生じない構成としている。
また、この回転検出手段による緯糸8のカウントは、緯糸8数を1からカウントするか、0からカウントするか、即ち、現在織り込んだ緯糸8の番数をカウントする構成か、次に織り込む緯糸8の番数をカウントする構成かのどちらを採用しても良いが、本実施例では、次に織り込む緯糸8の番数をカウントする構成を採用している。
また、前記制御部7たる演算処理装置(図示省略)にディスプレイ(図示省略)を設け、前記製織番数表示手段によりこのディスプレイに緯糸8数がデジタル数字で表示される構成としている。
また、このディスプレイには、タッチパネル式の入力機能を設け、このディスプレイをタッチ操作することで運転開始番数を変更でき、この変更番数に基づいて前記再開運転開始番数変更手段により、改めてシリンダ装置6が正しく駆動制御される構成としている。
また、このディスプレイには、従来の紋栓カードと同等の絵柄が表示され、現在どのような制御がなされているのかを目視確認できるように構成している。
また、このディスプレイには、組織情報、綜絖5のヘルド通し状況、紋栓情報、織機A及びドビー機Bの運転開始ボタン、運転停止ボタンが表示される構成としている。
また、本実施例のドビー機Bの前記多数のフックレバー1は、綜絖5の数と同数の14体ではなく、上段と下段とで夫々16体を備え、このうち14体は前記したように綜絖5と連動するが、残りの2体は緯糸8の制御を行う構成としている(緯糸8制御用のフックレバー1に連動するフック部3,連結部材11も備えられている。)。
具体的には、本実施例の織機Aは、四本の色等が異なる緯糸8を使い分けできる構成であり、この緯糸8制御用の上段下段合計4体のフックレバー1にも対応して同数の前記シリンダ装置6が設けられ、この緯糸8制御も前記制御部7の制御プログラムによって行われる構成としている。
また、この緯糸8の制御状況も、前記ディスプレイに表示されて目視確認できる構成としている。
次に、図7のフローチャートを用いて本実施例の作用を説明する。
先ず、準備作業として、パソコンで紋柄データを作成し、制御部7に入力する。
織機Aを運転開始位置に移動し、ディスプレイに開始したい緯糸8の番号を入力する。
この際、検出手段9(位置検出センサー9)と回転検出手段(エンコーダ)からの信号を基に織機Aの奇数番開始位置か偶数番開始位置かが検出される。
ディスプレイの運転開始ボタンを押すと、前記検出された織機Aの運転開始位置と、入力した緯糸8のデータ(偶数番か奇数番か)が一致しているか否かが判定される。
不一致の場合には、制御部7によって織機A、ドビー機Bが作動しないように制御される。
この場合、作業者が再度織機Aの開始位置と入力する緯糸8の番号とを確認し、この運転開始位置と緯糸8の番号とが一致するように是正する。
一致した場合には、制御部7によって織機A、ドビー機Bが作動し、製織運転が開始する。
製織運転中は、回転検出手段によって緯糸8の本数がカウントされるが、この回転検出手段の信号を基に制御部7では、織機Aの回転方向が判定され、正回転を行っていれば、そのまま運転が続行する。
この際、振動によるチャッタリングや、操作ミスなどによって織機Aが逆回転すると、このことが検出され、織機Aが逆回転する前の位置まで戻ったか否かが判定される。戻っていれば、通常の正回転運転が開始され、カウントも再開される。
また、製織運転中は、回転検出手段の信号と次の緯糸8のデータから、制御プログラムにより織機Aの動作に対応したタイミングでアクチュエータの制御、緯糸の本数を数える処理を行う(同期運転が行われる。)。
また、製織途中で織物の修正を要する場合、即ち、製織運転中に、織物に糸切れなどのトラブルが発生(作業者が目視確認)した場合は、作業者が織機Aの運転を停止してドビー機Bも停止させ、ディスプレイの運転停止ボタンを押す。
そして、問題のある糸のところまで織物の糸を解いてその問題の糸を取り除く。
次いで、取り除いた糸の本数分緯糸8のカウント数を戻してディスプレイに入力し、再び運転開始ボタンを押す。
すると、織機Aの運転開始位置と、入力した緯糸8のデータ(偶数番か奇数番か)が一致しているか否かが判定され、不一致の場合には、制御部7によって織機A、ドビー機Bが作動しないように制御される。
そのため、この再運転の際に、間違った運転開始位置から織り出されることがなく、作業者が再度織機Aの開始位置と入力する緯糸8の番号とを確認し、この運転開始位置と緯糸8の番号とが一致するように是正することができる。
従って、このような再運転の際には、開始位置を誤ることが確実に防止され、織間違いを防ぐことができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の概略説明図である。 本実施例のフックレバーとフック部との連動構造を示す部分拡大説明図である。 本実施例のフック部とナイフエッジとの連動構造を示す部分拡大説明図である。 本実施例のナイフエッジの往復動構造と、このナイフエッジの往動始点及び復動始点のセンサーによる検出構造を示す部分拡大説明図である。 本実施例の織機の綜絖の上下動による経糸の開口構造を示す部分拡大説明図である。 本実施例の取付機体の既存のドビー機への取付構造を示す部分拡大説明図である。 本実施例の作動を示すチャート図である。
符号の説明
1 フックレバー
2 ナイフエッジ
3 フック部
4 経糸
5 綜絖
6 シリンダ装置
7 制御部
8 緯糸
9 検出手段(センサー)
10 取付機体
A 織機
B ドビー機

Claims (5)

  1. 多数のフックレバーを選択移動することで、往復動するナイフエッジに多数のフック部を選択係止させてこのナイフエッジの往復動に連動して少なくとも織機に備えた経糸の開口を制御する多数の綜絖を選択上下動させるように構成したドビー機において、前記各フックレバーを上下動する多数のシリンダ装置と、この各シリンダ装置の選択駆動によりどのフックレバーを移動させて前記どの綜絖を上下動させるかを制御する制御プログラムを備えた制御部と、前記綜絖による経糸の開口位置が,綜絖の上昇により所定番数の経糸を上昇させて緯糸を通す正転開口位置か若しくは他の所定番数の経糸を上昇させて緯糸を通す反転開口位置かを検出する検出手段とから成り、前記制御部の制御プログラムは、運転再開時の緯糸の番数に基づく開口位置と前記検出手段による運転再開時の現実の開口位置とが、双方共前記正転開口位置若しくは双方共前記反転開口位置ではない不一致の場合には、運転作動させない若しくは不一致であることを報知する運転再開位置判定手段を備えたことを特徴とするドビー機。
  2. 前記制御部の前記制御プログラムに基づき前記多数の各フックレバーを夫々移動駆動制御する前記多数のシリンダ装置を取付機体に設け、この取付機体を前記フックレバー近傍に着脱自在に取付固定したことを特徴とする請求項1記載のドビー機。
  3. 前記往復動するナイフエッジの往動始点及び復動始点を検知して前記開口位置が前記正転開口位置若しくは前記反転開口位置であるかを検知する前記検出手段としてのセンサーを前記取付機体に設けたことを特徴とする請求項2記載のドビー機。
  4. 少なくとも複数の前記綜絖を上下動させると共に、一方の綜絖を上昇させた時他方の綜絖は下降して経糸が開口して緯糸を通すように構成した織機の運転基準となるクランク機構の回転軸の回転位置を検出する回転検出手段を備え、この回転検出手段により織り込んだ緯糸の番数若しくは次に織り込む緯糸の番数をカウント表示する製織番数表示手段と、前記製織番数を変更して開始操作することでその変更番数若しくはその次の番数から改めて予め設定された紋柄データに基づいて前記各シリンダ装置を駆動制御する再開運転開始番数変更手段とを前記制御プログラムに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドビー機。
  5. 前記織機は、偶数番の経糸を上下動させる一若しくは複数の前記綜絖と、奇数番の経糸を上下動させる一若しくは複数の前記綜絖とを有し、前記偶数番の経糸を上下動させる前記綜絖が上昇し、前記奇数番の経糸を上下動させる綜絖が下降した前記正転開口位置である偶数開口位置と、逆に前記奇数番の経糸を上下動させる前記綜絖が上昇し、前記偶数番の経糸を上下動させる綜絖が下降した前記反転開口位置である奇数開口位置とが、前記ナイフエッジの往復動によって交互に繰り返され各開口位置で緯糸が通されるように構成し、前記どの綜絖とどの綜絖とを互い違いに上下動させるかを各緯糸番数に基づいて決定した紋柄データを前記制御プログラムに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドビー機。
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