JP2006298616A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の弾性部材を用いた場合でも、より安定した給紙を行なうことのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 シートSを積載したシート積載板3を押し上げ、シート積載板3に積載されたシートSをシート給送手段10に圧接させるリフト手段は、シート積載板3を押し上げる回動可能な加圧板10aを線形の弾性力によって回動させる第1弾性部材と、シート積載板3を非線形の弾性力によって回動させる第2弾性部材9とを備え、第1弾性部材と第2弾性部材9とでシート積載板3に積載されているシートと給紙ローラ10との給紙圧を発生させる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシート収納手段に回動可能に設けられたシート積載板を回動させる構成に関する。
従来、複写機、レーザービームプリンター(LBP)、ファクシミリなどの電子写真方式あるいは静電記録方式の画像形成装置は、画像形成部にシートを給送するシート給送装置を備え、このシート給送装置によりシート収納カセットの内部に積載されたシートを給紙ローラにより順次画像形成部へ給送して、画像形成部においてシートへの画像形成を行うようにしている。
ここで、このようなシート給送装置には、積載されているシートの上面と給紙ローラとの圧接力(以下、給紙圧という)を設定するための機構が種々提案されている。例えば、爪分離給紙方式でアームと引っ張りバネを用いた第1の加圧手段と、第1の加圧手段だけでは不足する給紙圧を補うために、圧縮コイルバネを用いた第2の加圧手段を追加した構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これはシート積載板を加圧する加圧手段を加圧機能の異なる2種類の加圧手段によって構成し、シート補給の容易化と安定した給紙性能の向上を図っている。
特開平04−280741号公報
しかし、このような従来のシート給送装置及び画像形成装置では以下に挙げる問題があった。即ち、従来の構成は、シートを大量に積載させるようにしたために給紙圧の不足という問題が生じ、それに対して、単に圧縮コイルバネを用いて給紙圧を高めるという構成を採用しただけで、シートの積載量と給紙圧の変動との関係を十分に考慮していない。そこで、より安定した給紙が行えるようにシートの積載量と給紙圧の変動とを考慮する必要があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複数のバネ(弾性部材)を用いた場合でも、より安定した給紙を行なうことのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する為の本発明は、回動可能なシート積載板を有したシート収納手段と、前記シート積載板に積載されたシートを給送するシート給送手段と、前記シート積載板を押し上げて前記シート積載板に積載されたシートを前記シート給送手段に圧接させるリフト手段と、を備えたシート給送装置において、前記リフト手段は、前記シート積載板を押し上げる回動可能な加圧板と、前記加圧板を弾性力によって回動させるために、線形の弾性力を発生する第1弾性部材と、前記シート積載板を弾性力によって回動させるために、非線形の弾性力を発生する第2弾性部材と、を備え、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との弾性力により、積載されているシートと前記シート給送手段との間に給紙圧を発生させることを特徴とするものである。
本発明では、線形の弾性力を発生する第1弾性部材と、非線形の弾性力を発生する第2弾性部材とによりシート積載板に積載されているシートをシート給送手段に押し当てるようにして、シートの積載枚数に応じた適正な給紙圧を得ることができ、複数の弾性部材を用いた場合でも、より安定した給紙を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、1は装置本体、2(2a,2b)はシートを積載収納するシート収納手段である給紙カセットであり、この給紙カセット2は装置本体1に対して着脱可能に構成されている。なお、本実施の形態において、この給紙カセット2は上下の2段にわたって装置本体1に装着されている。
図2は、給紙カセット2の内部を示す図であり、図2において、3は上下方向に回動可能なシート積載板である中板で、シートは中板3の上に積載される。また、4、5はシートの左右方向(図中、上下方向)の位置を規制するサイドガイド前ユニット及びサイドガイド後ユニットであり、これらサイドガイド前ユニット4及びサイドガイド後ユニット5は、それぞれシートの端面を受けるサイドガイド前4a及びサイドガイド後5aを備えている。
図3は、給紙カセット2から中板3を取り除いた状態を示す図であり、図3において、4bはサイドガイド前4aに対して垂直方向に組みつけられているサイドラック前であり、このサイドラック前4bにはラックギヤが形成されている。5bはサイドガイド前4aに対向して設けられたサイドガイド後5aに対して垂直方向に組みつけられているサイドラック後5bであり、このサイドラック後5bにはラックギヤが形成されている。6は、サイドラック前4b及びサイドラック後5bに設けられたラックギヤと噛み合うピニオンギヤであり、このピニオンギヤ6を介してサイドガイド前ユニット4とサイドガイド後ユニット5とが連動する構成になっている。
4cはサイドガイド前ユニット4を動かす時につまむサイドガイド取っ手であり、4dはサイドガイド取っ手4cを支持し、サイドガイド前4aに取り付けられているサイドガイドホルダ前である。ここで、サイドガイド取っ手4cは不図示のロック機構と連動しており、サイドガイド取っ手4cをつまむとロック機構が解除され、サイドガイドユニット4を動かすことができるようになっている。
そして、図3の矢印方向(上方)にサイドガイド前ユニット4を動かすと、ピニオンギヤ6を介してサイドガイド後ユニット5が図3の矢印方向(下方)へと連動する。したがって、給紙カセット2内にシートをセットする際、ユーザーはプリントするシートを中板3の上に積載した後、サイドガイド前4aがシートの端部に当接するようにサイドガイド前ユニット4を動かすと、サイドガイド前ユニット4と連動してサイドガイド後ユニット5も移動し、シートの左右方向の位置が所定の位置となるように整合する。なお、サイドガイド前4aがシートに当接してユーザーがサイドガイド取っ手4cを離すと、再び不図示のロック機構が作用してサイドガイド前ユニット4及びサイドガイド後ユニット5が係止される。
5cは紙押さえ、5dはサイドガイド後5aに組みつけられているサイドガイドホルダ後である。ここで、この紙押さえ5cは、積載されているシート端部がサイドガイド前4aに当接するように他端側から付勢する役割を担っているものであり、本実施の形態において、サイドガイドホルダ後5d及びサイドガイド後5aに合計3個組みつけられると共に、各々不図示の弾性部材によってサイドガイドホルダ前ユニット4側に付勢されている。
7はシートの後端を規制する後端規制ユニットであり、この後端規制ユニット7は図2の矢印方向(図中、左右方向)にスライド移動可能に組みつけられている。なお、7aは後端規制取っ手、7bはシートの後端と当接する後端規制ホルダであり、後端規制取っ手7aは不図示のロック機構と連動しており、後端規制取っ手7aをつまむとロック機構が解除され、後端規制ユニット7を動かすことができるようになっている。
したがって、給紙カセット2内にシートをセットする際、ユーザーはプリントするシートを中板3の上に積載し、後端規制ホルダ7bがシートの後端に当接するように後端規制ユニット7を動かしてシートの後端が所定の位置にくるようにする。なお、ユーザーが後端規制取っ手7aを離すと、再び不図示のロック機構が作用して後端規制ユニット7が係止される。
8は搬送されたシートを摩擦分離するローラ分離ユニット、8aはシートを摩擦分離させる分離ローラ、8bは分離ローラ8aを保持し、給紙カセット2に組みつけられているローラ分離ホルダである。なお、分離ローラ8aは不図示の弾性部材によって上下に移動可能に備え付けられている。
9はシート積載量に応じて中板3及びシートを上方へと押し上げる第2弾性部材である中板補助バネであり、本実施の形態において、この中板補助バネ9は伸縮に対して非線形の弾性力を発生させる円錐バネを用いている。10aは板金で構成された加圧板であるリフトアームであり、このリフトアーム10aの先端には樹脂で形成されたリフトアームスライダー10bが組みつけられている。
ここで、このリフトアーム10aは一端をリフトアームブッシュ10c、他端をリフトアームカムキャップ10dで支持されると共に、リフトアームブッシュ10cを回動中心として回動可能に組みつけられている。そして、このリフトアーム10aが上方へと回動すると、リフトアームスライダー10bが中板3に当接して中板3及びシートを上方へと押し上げるようになっている。
図4及び図5は、このようにリフトアーム10aを回動させる機構を示すものであり、図4及び図5において、14は給紙カセット2の後面壁2aに回転自在に設けられたカセットギア、11はリフトアーム10aの一端部に設けられた押圧アームであり、この押圧アーム11に設けられた係合部材である突起部11aには、第1弾性部材である中板バネ12が設けられている。この中板バネ12は円筒状のコイルバネであり、伸縮に応じて線形の弾性力を発生する。
13は、ギア部13bを備えたラック部材であり、中板バネ12の一端はラック部材13の突起部13aに係止されている。また、このラック部材13のギア部13bはカセットギア14と噛みあうように構成されている。100はラック部材13及び後述する駆動手段である加圧モータを備えた加圧駆動手段である加圧駆動ユニットであり、この加圧駆動ユニット100の駆動はカセットギア14、ラック部材13を介してリフトアーム10a、中板バネ12及び中板補助バネ9により構成されるリフト手段100Aに伝達されるようになっている。
なお、図5において、103は後述する図9に示すラック部材13に設けられた検知用突起部13cを検知するためのフォトインタラプタであり、このフォトインタラプタ103が上下段給紙カセット2のためにそれぞれ一つずつ設けられている。
次に、加圧駆動ユニット100のリフト手段100Aへの駆動伝達について説明する。
図6は、装置本体側に設けられた加圧駆動ユニット100の構成を示す図であり、図6において、100aは駆動フレーム前、100bは駆動フレーム後、101は給紙カセット2が装入された際、給紙カセット2に設けられたカセットギア14と噛みあう駆動伝達ギアであり、本実施の形態においては、上下段の給紙カセット2に駆動を伝達するために2個配置されている。
100cは、駆動フレーム前100aに形成され、図7に示すように給紙カセット2の後面壁2aに突設された位置決めボス2cが嵌合する位置決め穴であり、この位置決め穴100cは、上下2段の給紙カセット2のためにそれぞれ一つずつ設けられている。なお、給紙カセット2の後面壁2aには、図7に示すように駆動伝達ギア101を回転自在に保持する駆動伝達軸102が挿入される位置決め穴2dが形成されている。
そして、このような位置決め穴100cと位置決めボス2c、及び駆動伝達軸102と位置決め穴2dとにより、給紙カセット2が装着された際、給紙カセット2の位置決めが確実に行なわれると共に、駆動伝達ギア101とカセットギア14の軸間距離を正確に保持することが可能となり、スムーズに加圧駆動ユニット100の駆動力がリフト手段100Aに伝達される。
ところで、駆動伝達ギア101は、図8に示すようにギアスプリング106により矢印A方向に付勢されており、給紙カセット挿入時にカセットギア14の歯と駆動伝達ギア101の歯がスムーズに噛みあわなかった場合は、駆動伝達ギア101が矢印A方向と反対側に退避することができるようになっている。これにより、カセットギア14と駆動伝達ギア101の破損を防ぐ構成となっている。なお、このように駆動伝達ギア101が退避した場合は、後述する加圧モータ110が回動することにより、カセットギア14と駆動伝達ギア101が噛み合うようになる。
図8において、110はウォームギア109を回転駆動するための加圧モータであり、この加圧モータ110は、上下2段の給紙カセット用にそれぞれ一つずつ設けられ、駆動フレーム100bに固定されている。ここで、このように減速手段にウォームギア109を設けることにより大きな減速比を得られるために、加圧駆動ユニット100をコンパクト化することが可能になっている。
そして、駆動伝達ギア101は、例えば図7に示すように、第1減速ギア107、第2減速ギア108を介してウォームギア109に噛み合うように構成されている。なお、第1減速ギア107、第2減速ギア108は駆動フレーム後100bに設けられた不図示の軸により回転自在に保持され、かつこれらの不図示の減速ギア軸は駆動フレーム前100aの穴部と嵌合して位置が決まるようになっている。
ところで、装置本体1には、給紙カセット2が装置本体1に挿入された際、装着が完了する前に給紙カセット2を検知する不図示の検知手段が設けられており、この検知手段が給紙カセット2を検知すると、不図示の制御部により、加圧モータ110が駆動されるようになっている。
そして、この加圧モータ110の駆動力はウォームギア109、第2減速ギア108、第1減速ギア107を介して駆動伝達ギア101に伝達され、この駆動伝達ギア101の駆動はラック部材13のギア部13bと噛み合っている給紙カセット2側のカセットギア14に伝達され、これによりラック部材13が図7の矢印B方向に移動する。なお、このようにラック部材13が移動すると、中板バネ12が引っ張られ、これにより押圧アーム11がやがて図5の矢印に示す時計方向に回動を始める。
ここで、このようにラック部材13が移動すると、やがてラック部材13の検知用突起部13cをフォトインタラプタ103が検知し、このフォトインタラプタ103の検知信号は制御部に伝達され、これにより加圧モータ110の駆動が停止される。
なお、このように加圧モータ110の駆動が停止されたときは、中板バネ12によって押圧アーム11が図5の矢印に示す時計方向に回動し、これに伴い押圧アーム11を一端に取り付けられたリフトアーム10aも回動する。
そして、このようにリフトアーム10aが回動すると、リフトアームスライダー10bを介して中板3が押し上げられ、中板3上に積載されたシートが、後述する図10に示すように給紙ローラと圧接し、所定の給紙圧を発生する。なお、このような給紙圧が発生することにより加圧駆動ユニット100に逆転方向に駆動力が発生するが、ウォームギア109の進み角と摩擦角の関係から逆転しないようにされている。
次に、図10を用いて給紙圧を発生させる仕組みについて説明する。
図10において、1AはシートSを図1に示す装置本体内に設けられた不図示の画像形成部に送り出すシート給送装置であり、このシート給送装置1Aはシート給送手段である給紙ローラ10を備えている。ここで、この給紙ローラ10は給紙カセット2の上方に設けられると共に、所定の当接圧でシートSと接し、不図示の駆動手段によって駆動回転することにより、シートSを画像形成部に送り出すようにしている。そして、この不図示の画像形成部は、このように給紙ローラ10から送り出されたシートSに画像を形成する。
ところで、図10の(a)は、中板3の上に略満載にシートSが積載されている状態を示しており、このようにシートSの積載量が多い時には中板3は給紙カセット2の下部に位置している。そして、このように中板3が下部に位置している時は、既述した中板バネ12により発生する弾性力と、中板補助バネ9が発生する弾性力の2つが合わさって給紙圧となる。
一方、シートSの積載量が少ないときには、中板3は図10の(b)に示すように、給紙カセット2の上部に位置するようになる。そして、このように中板3が上部に位置している時は、中板3から中板補助バネ9が離間し、中板バネ12が発生する弾性力によって給紙圧が生じる。
ここで、中板バネ12によって中板3に与える給紙圧は、リフトアーム10aの回動によって発生させるために回動角度の影響を受ける。ここで、この回動角度の影響とは、中板バネ12は伸縮に応じて線形の弾性力を発生させる引っ張りバネであるが、中板3の回動角度に対しては引っ張り力を発生するため、中板3に与える圧は非線形となる。即ち、中板3の回動角度はシート積載量によって変化するものであるため、シート積載量に対して非線形の給紙圧を与えることになる。
一方、給紙ローラ10によりシートを確実に送り出すためには、シートSを一定の給紙圧で給紙ローラ10に押し付けることが望ましく、このためには中板3に対し給紙ローラ側に略線形の給紙圧を加える必要がある。
そこで、本実施の形態においては、中板補助バネ9として伸縮に対して非線形の弾性力を発生させる円錐バネを使用し、中板バネ12が発生させている給紙圧が、シートを一定の力で給紙ローラ10に押し付けるために設計上必要とする略線形の領域にある時には、中板補助バネ9を中板3から離間させると共に、中板バネ12が発生させている圧が設計上必要とする略線形の領域から外れるところでは中板補助バネ9を中板3に当接させ、不足する給紙圧を補うようにしている。
下記の表1は中板バネ12及び中板補助バネ9によって中板3を押し上げる圧を表したものである。なお、この表1において、横軸はシートの積載量を、縦軸は中板3を押し上げる圧を示している。また、表1の「中板バネ」の線は、中板バネ12によって中板3に与える圧を、「中板補助バネ」の線は、中板補助バネ9によって中板3に与える圧を、「総圧」は中板バネ12と中板補助バネ9とで中板3に与えている圧を表している。
Figure 2006298616
ここで、この表1に示すように中板バネ12によって中板3に与える圧は、既述したようにシート積載量(回動角度)に対して非線形の圧になる。また、中板補助バネ9は、シートの積載量が少ない時には中板3に当接しないが、シートの積載量がある一定のところ、本実施の形態においては、積載量が30%となると、中板3に対して非線形の圧を与えるようになっている。言い換えると、中板バネ12の弾性力は、中板3に積載されているシートが所定枚数以下(積載量30%以下)のときには線形に変化し、中板3に積載されているシートが所定枚数以下のとき中板補助バネ9は中板3に当接しない。
一方、シートの積載量がある一定のところまでくると、中板バネ12、中板補助バネ9のいずれのバネ9,12もシート積載量に対して非線形の圧を与えるようになり、この結果、総圧として非線形(中板バネ12)と非線形(中板補助バネ9)の圧が合わさって略線形(総圧)の圧を中板3に与えることになる。そして、このようにシートSの積載量に関係なく中板3に略線形の圧を与えることで、シートが給紙ローラ10に当接する圧、即ち給紙圧が略一定のものとなる。
ところで、中板3にシートを積載した際、中板3にはシートSの重量により中板3を押し下げる力が生じる。ここで、給紙カセット2内に積載されているシートSは同サイズで、同じツボ量のシートが積載されていると考えると、シートSの積載量に比例して中板3を押し下げる力が強くなる。
なお、給紙圧は中板3を押し上げる力から、中板3が重量によって下方へ下がろうとする力や、積載されたシート重量などを差し引きしたものであるので、中板3を給紙ローラ10に押し付けようとする総圧から、中板3とシート積載重量を差し引いた値が給紙圧となる。そして、中板3の重量は略一定であり、シート積載重量は積載量に対して比例するので、中板3を押し上げる総圧が略一定であれば、給紙圧も略一定となる。
ここで、中板バネ12のように、伸縮に応じて線形の圧を発生させる引っ張りバネや圧縮バネの場合、リフトアーム10aの回動によって中板3に圧を生じさせる為、リフトアーム10aの回動角度の影響によって中板3に生じる圧は非線形のものとなる。
しかし、本実施の形態のように、中板補助バネ9のような非線形の圧を発生させるバネ(円錐バネなど)を組み合わせて中板3に圧を生じさせる構成にすることにより、リフトアーム10aの回動角度によって生じた中板バネ12による非線形の圧と、非線形の中板補助バネ9によって生じた圧とが合わさって、略線形の圧を中板3にかけることができる。
つまり、中板3を弾性力によって回動させる中板補助バネ9として、リフトアーム10aを回動させた際、リフトアーム10aの回動に伴って非線形となる中板バネ12の弾性力を補償するよう伸縮に対して非線形の弾性力を発生させるものを使用することにより、略線形の圧を中板3にかけることができる。これにより、複数のバネを使っているにもかかわらず、安定した給紙圧を得ることができ、安定した給紙性能を確保することができる。
また、中板バネ12だけで中板3に圧を発生させようとした場合、回動角度の影響を小さくするためには、リフトアーム10aの回動支点と作用点との距離を大きくとらなければならない。もしくは、中板バネ12をリフトアーム10aに取り付けられた突起部11aにつけた場合も、リフトアーム10aの回動支点と突起部11aのバネ12が係っている力点との距離を大きくとらなければならない。
しかし、本実施の形態のように、中板補助バネ9によって中板バネ12の弾性力を補償するように構成することにより、リフトアーム10aをコンパクトに設計することができ、またリフトアーム10aの突起部11aを回転支点の近くに設けることができるので装置サイズをコンパクトにすることができる。
次に、本発明の第2実施の形態について説明する。
図11は本実施の形態に係るシート給送装置の要部を示す図であり、図11の(a)はシート略満載時の状態を示す図、図11の(b)はシート略少載時の状態を示す図である。
そして、本実施の形態においては、中板補助バネ9はリフトアーム10aの真下に配置されており、中板補助バネ9はリフトアーム10aを押圧してリフトアームスライダー10bを介して中板3を押圧している。即ち、中板補助バネ9はシート積載量に関係なく常時リフトアーム10aに当接して、中板3を上方へと押し上げて圧を与えている。
なお、このリフトアーム10aは既述した第1の実施の形態で説明したように、加圧駆動ユニット100から伝達された駆動を元に中板バネ12の弾性力によって中板3に圧を与えている。つまり、本実施の形態においては、リフトアーム10aを中板バネ12及び中板補助バネ9の弾性力によって回動させるようにしている。
ところで、既述したように給紙ローラ10によりシートSを確実に送り出すためには、シートSを一定の力で給紙ローラ10に押し付ける必要があり、このためには中板3に対し給紙ローラ側に略線形の圧を加える必要がある。
そこで、本実施の形態においては、中板補助バネ9として伸縮に対して非線形の弾性力を発生させる円錐バネを使用し、中板バネ12が発生させている圧が設計上必要とする略線形の給紙圧を出せない時に備え、中板補助バネ9を常時リフトアーム10aに当接させて設計上必要とする略線形の給紙圧を発生させるようにしている。
なお、本実施の形態においても、既述した第1の実施の形態と同様、中板バネ12が発生させる給紙圧が設計上必要とする略線形の領域にある時には、中板補助バネ9が中板3から離間する構成にし、中板バネ12が発生させる給紙圧が設計上必要とする略線形の領域から外れる前に中板補助バネ9が中板3に当接し、不足する給紙圧を補わせるように構成しても良い。
下記の表2は本実施の形態に係るシート給送装置によって中板3を押し上げる圧を表したものである。なお、この表2において、横軸はシートの積載量を、縦軸は中板3を押し上げる圧を示している。また、表2の「中板バネ」の線は、中板バネ12によって中板3に与える圧を、「中板補助バネ」の線は、中板補助バネ9によって中板3に与える圧を、「総圧」は中板バネ12と中板補助バネ9とで中板3に与えている圧を表している。
Figure 2006298616
ここで、この表2に示すように中板バネ12によって中板3に与える圧は、既述したようにシート積載量(回動角度)に対して非線形の圧になる。また、中板補助バネ9は伸縮に対して非線形の圧を発生させる円錐バネである為、シート積載量に対して非線形の圧を与えている。
つまり、中板バネ12、中板補助バネ9のいずれのバネもシート積載量に対して非線形の圧を与えており、総圧として非線形(中板バネ12)と非線形(中板補助バネ9)の圧が合わさって略線形の圧を中板3に与えている。そして、このようにシートの積載量に関係なく中板3に略線形の圧を与えることで、シートSが給紙ローラ10に当接する圧、即ち給紙圧が略一定のものとなる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 上記シート給送装置の給紙カセットの斜視図。 上記給紙カセットの中板を取り除いた状態を示す斜視図。 上記給紙カセットに設けられたリフトアームを回動させる機構を説明する第1の図。 上記給紙カセットに設けられたリフトアームを回動させる機構を説明する第2の図。 上記シート給送装置に設けられた加圧駆動ユニットの斜視図。 上記シート給送装置の初期状態を示す図。 上記加圧駆動ユニットの他方向斜視図。 上記シート給送装置の給紙圧発生状態を示す図。 上記シート給送装置の給紙圧を発生させる仕組みを説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置の給紙圧を発生させる仕組みを説明する図。
符号の説明
1 装置本体
1A シート給送装置
2 給紙カセット
9 中板補助バネ
10 給紙ローラ
10a リフトアーム
11 押圧アーム
11a 突起部
12 中板バネ
13 ラック部材
100 加圧駆動ユニット
100A リフト手段
110 加圧モータ
S シート

Claims (10)

  1. 回動可能なシート積載板を有したシート収納手段と、前記シート積載板に積載されたシートを給送するシート給送手段と、前記シート積載板を押し上げて前記シート積載板に積載されたシートを前記シート給送手段に圧接させるリフト手段と、を備えたシート給送装置において、
    前記リフト手段は、
    前記シート積載板を押し上げる回動可能な加圧板と、
    前記加圧板を弾性力によって回動させるために、線形の弾性力を発生する第1弾性部材と、
    前記シート積載板を弾性力によって回動させるために、非線形の弾性力を発生する第2弾性部材と、
    を備え、
    前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との弾性力により、積載されているシートと前記シート給送手段との間に給紙圧を発生させることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との弾性力により発生する給紙圧が、シートの積載量に応じて略線形に変化することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記シート積載板に積載されているシートが所定枚数以下のときには、前記第1弾性部材の弾性力のみにより略線形に変化する給紙圧を発生させ、シートが所定枚数以下のときには前記第2弾性部材は前記シート積載板に当接しないことを特徴とする請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 前記第1弾性部材は引っ張りバネであり、前記第2弾性部材は円錐バネであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート給送装置。
  5. 回動可能なシート積載板を有したシート収納手段と、前記シート積載板に積載されたシートを給送するシート給送手段と、前記シート積載板を押し上げて前記シート積載板に積載されたシートを前記シート給送手段に圧接させるリフト手段と、を備えたシート給送装置において、
    前記リフト手段は、
    前記シート積載板を押し上げる回動可能な加圧板と、
    前記加圧板を弾性力によって回動させるために、線形の弾性力を発生する第1弾性部材及び非線形の弾性力を発生する第2弾性部材と、
    を備え、
    前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との弾性力により、積載されているシートと前記シート給送手段との間に給紙圧を発生させることを特徴とするシート給送装置。
  6. 前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との弾性力により発生する給紙圧が、シートの積載量に応じて略線形に変化することを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 前記第2弾性部材を、前記加圧板を下方から上方に向けて押し上げるように配置し、前記シート積載板に積載されているシートが所定枚数以下のときには、前記第1弾性部材の弾性力のみにより略線形に変化する給紙圧を発生させ、シートが所定枚数以下のときには前記第2弾性部材は前記加圧板に当接しないことを特徴とする請求項5又は6記載のシート給送装置。
  8. 前記第1弾性部材は引っ張りバネであり、前記第2弾性部材は円錐バネであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載のシート給送装置。
  9. ラックギヤを備えたラック部と、前記ラック部を駆動する駆動手段とを有し、前記リフト手段を駆動する加圧駆動手段を備え、
    前記第1弾性部材の一端は前記ラック部に、他端は前記加圧板に設けられた係合部材に取り付けられ、前記駆動手段から伝達された駆動によって前記ラック部が移動する際、前記加圧板を介して伝達される前記第1弾性部材の弾性力によって前記シート積載板を押し上げることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  10. 前記請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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