JPH07267384A - コイルスプリングの取付機構 - Google Patents

コイルスプリングの取付機構

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Publication number
JPH07267384A
JPH07267384A JP5946394A JP5946394A JPH07267384A JP H07267384 A JPH07267384 A JP H07267384A JP 5946394 A JP5946394 A JP 5946394A JP 5946394 A JP5946394 A JP 5946394A JP H07267384 A JPH07267384 A JP H07267384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
receiving surface
holding part
mounting mechanism
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP5946394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kawahira
昌義 川平
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コイルスプリングを迅速かつ容易に取付けるこ
とができるようにする。 【構成】受け面11と対向して配設され位置規制部12
で位置規制されたコイルスプリング5の一端6から所定
長さ部分を受け面11との間で押し縮めつつ保持可能な
保持部15を具備した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙カセットの用紙載
置板付勢用コイルスプリング等の取付に適用するのに好
適なコイルスプリングの取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、はじめに給紙カセットの代表的な
従来構成を図4に示す。従来の給紙カセット1Cは、分
離爪2を有する本体ケース1と、この本体ケース1内に
傾斜可能に支持された用紙載置板3と、この用紙載置板
3の先端側を分離爪2方向に押し上げるコイルスプリン
グ5等からなり、用紙載置板3上の複数用紙(図示省
略)を分離爪2で1枚づつ分離しつつ図示しない給紙ロ
ーラで給送可能に構成されている。なお、コイルスプリ
ング5としては、縮めた状態での軸線方向長さを最小限
にできるところから円錐コイルスプリングが多く用いら
れている。
【0003】ここにおいて、コイルスプリング5は、本
体ケース1の底面に取付機構10Pを介して取付けられ
ている。
【0004】取付機構10Pは、図5に示す如く、コイ
ルスプリング5の一端6を支持可能な受け面11と、こ
の受け面11上でのコイルスプリング5の平面方向位置
を規制する位置規制部12と、コイルスプリング5の一
端に設けられた固定用曲げ部7を被嵌するスプリング固
定用穴13とから構成されている。
【0005】したがって、コイルスプリング5は、受け
面11上で位置規制部12によって平面方向位置が規制
されるとともに、固定用曲げ部7が嵌挿されたスプリン
グ固定用穴13によって受け面11から離隔するのが阻
止され、本体ケース1に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の取付機構10Pでは、コイルスプリング5の一端6
に特殊な固定用曲げ部7を設けなければならず、コイル
スプリング5がコスト高となる。また、コイルスプリン
グ5を、固定用曲げ部7をスプリング固定用穴13に嵌
挿させつつ位置規制部12に囲まれた受け面11上に載
置しなければならず組付けにくいといった欠点も有す
る。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑み、コイル
スプリングをコスト低減を図りつつ迅速かつ容易に取付
けることのできるコイルスプリングの取付機構を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコイルスプ
リングの取付機構は、コイルスプリングの一端を支持可
能な受け面と、この受け面上でのコイルスプリングの位
置を規制する位置規制部とを備えたコイルスプリングの
取付機構において、前記受け面と対向して配設され前記
位置規制部で位置規制されたコイルスプリングの一端か
ら所定長さ部分を前記受け面との間で押し縮めつつ保持
可能な保持部を具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成による本発明の場合、コイルスプリン
グの一端から所定長さ部分を、受け面と保持部との間に
押し縮めつつ挿入するだけで、コイルスプリングは受け
面上での位置が位置規制部によって規制されるととも
に、保持部によって受け面から離隔するのが阻止され
る。したがって、コイルスプリングをコスト低減を図り
つつ迅速かつ容易に取付けることができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本コイルスプリングの取付機構10は、図3に示す給紙
カセット1Dに設けられており、図1および図2に示す
如く、基本的構成(受け面11,位置規制部12)が従
来例(図5)と同一とされているが、保持部15を受け
面11と対向配設し、保持部15および受け面11間で
コイルスプリング5を自己の弾性復元力を利用して固定
可能に構成されている。なお、従来例(図5)と共通す
る構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡
略化もしくは省略する。
【0011】まず、保持部15は、受け面11と対向配
設されており、位置規制部12によって受け面11上で
の平面方向位置が規制されたコイルスプリング5の一端
6から所定長さ部分(L1)を受け面11との間で押し
縮めつつ保持可能に形成されている。
【0012】ここにおいて、コイルスプリング5として
は、円錐コイルスプリングが使用されている。このコイ
ルスプリング5は、従来の如き固定用曲げ部7等の特殊
形状部分を有さず一般的な形状とされている。本実施例
では、保持部15は、受け面との間の距離Lがコイルス
プリング5の一端6から所定長さ部分(L1)を挿入し
て圧縮することができるような長さとなるように、位置
規制部12の上部と一体形成されている。この保持部1
5は、単独直線形状に形成されかつ受け面11の直径相
当位置に対向して設けられている。
【0013】次に、この実施例の作用について説明す
る。コイルスプリング5を、受け面11上に固定するに
は、まずコイルスプリング5の一端6から所定長さ部分
(L1)を、図2の(A),(B)に示す如く、斜め上
方から受け面11に押し当てて収縮させつつ保持部15
をくぐらせて、位置規制部12内へ導く。すると、コイ
ルスプリング5の所定長さ部分(L1)は、受け面11
と保持部15との間で押し縮められた状態で起立され
る。
【0014】この際、コイルスプリング5は、位置規制
部12によって平面方向位置が規制されるとともに保持
部15および受け面11によって図中上下方向にも位置
規制される。したがって、コイルスプリング5は、受け
面11上に確実に固定される。
【0015】なお、コイルスプリング5を、受け面11
から取外す場合には、コイルスプリング5を保持部15
および受け面11と摺接させつつ斜め上方に抜取る。
【0016】しかして、この実施例によれば、受け面1
1と対向して配設されかつ位置規制部12で位置規制さ
れたコイルスプリング5の一端6から所定長さ部分(L
1)を受け面11との間で押し縮めつつ保持可能な保持
部15を具備した構成としたので、固定用曲げ部(7)
等を有さない一般形状のコイルスプリング5を迅速かつ
容易に受け面11上に弾性伸縮可能な状態で固定するこ
とができる。
【0017】また、保持部15を、受け面11の直径相
当位置と対向させて配設したので、コイルスプリング5
の所定長さ部分(L1)をバランスよく押圧保持するこ
とができる。その結果、コイルスプリング5を一段と確
実に固定することができる。
【0018】また、保持部15を単独直線形状としたの
で構成が一段と簡素化され、より一層のコスト低減を図
ることができる。
【0019】なお、上記実施例では、保持部15を位置
規制部12と一体に形成したが、別体としてもよい。ま
た、保持部15を複数設けてもよい。また、保持部15
を、位置規制部12の上面に対向配設した一対の突起
(図示省略)より形成してもよい。また、曲線形状とし
てもよい。また、本発明は、給紙カセット1D以外の装
置にも適用できる。また、単独でも使用可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、受け面と対向して配設
され位置規制部で位置規制されたコイルスプリングの一
端から所定長さ部分を受け面との間で押し縮めつつ保持
可能な保持部を具備した構成としたので、コイルスプリ
ングをコスト低減を図りつつ迅速かつ容易に取りつける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための斜視図であ
る。
【図2】同じく、コイルスプリングの取付けを説明する
ための図である。
【図3】同じく、コイルスプリングが取付けられた給紙
カセットを示す平面図である。
【図4】給紙カセットの従来構成を説明するための図で
ある。
【図5】同じく、コイルスプリングの取付機構の従来構
成を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
10 取付機構 11 受け面 12 位置規制部 15 保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルスプリングの一端を支持可能な受
    け面と、この受け面上でのコイルスプリングの位置を規
    制する位置規制部とを備えたコイルスプリングの取付機
    構において、 前記受け面と対向して配設され前記位置規制部で位置規
    制されたコイルスプリングの一端から所定長さ部分を前
    記受け面との間で押し縮めつつ保持可能な保持部を具備
    したことを特徴とするコイルスプリングの取付機構。
JP5946394A 1994-03-29 1994-03-29 コイルスプリングの取付機構 Pending JPH07267384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5946394A JPH07267384A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 コイルスプリングの取付機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5946394A JPH07267384A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 コイルスプリングの取付機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07267384A true JPH07267384A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13114042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5946394A Pending JPH07267384A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 コイルスプリングの取付機構

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JP (1) JPH07267384A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298616A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298616A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP4498202B2 (ja) * 2005-04-22 2010-07-07 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置

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