JPH02193834A - 自動給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置に記録紙を一枚づつ供給する自動給紙
装置の特に分離手段に関する。

〔従来の技術〕

従来の自動給紙装置には、第４ｒＸＩの概略斜視図に示
すものがあった。自動給紙装置８は、記録紙２が記録紙
収納手段９に収納され、給紙手段４の回転によって給紙
される。第５図、第６図の概略側断面図で動作原理を詳
しく説明する。記録紙２は、記録紙抑圧手段１０によっ
て、給紙手段４に押圧力Ｐで押しつけられている。給紙
手段４は、記録紙２とμｍの摩擦係数を得るようゴム部
材よりなる。また記録紙２は、記録紙間でμ２の摩擦係
数をもつ０μｍ、μ２はμｍ〉μ２どなる関係をもち、
給紙手段４の回転によって、記録紙２−ａは、Ｆ＝Ｐ（
μｍ−μ２）の送り力を得る。また記録紙２−ｂは記録
紙収納手段９の９−ａ、９−ａ′に当り、記録紙２−ａ
との重送を防いでいる。記Ｒ紙２−ａは、Ｆ＝Ｐ　（μ
＋−μａ）の反力を受けＦ＞２π２ＥＩ／ｌま ただし、Ｅ：記録紙２のヤング率 工：記録紙２の断面二次モーメント １：送り部〜度当り部間長さ なるとき、第６図の如く座屈を生ずる。それにより記録
紙２−ａは、記録紙収納手段９の９−ａ、ａ′より外れ
、記録装置！１７へと供給される。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、前述の従来技術に示すものは、記録紙２と給紙
手段４との摩擦、記録紙２の座屈を利用するために、常
に送り力が座屈荷重より大きいことが前提である。とこ
ろが、記録紙２の紙厚が厚くなった場合あるいは、紙幅
が広がった場合に、前述の式中の断面二次モーメントエ
が大となり、送り力より座屈荷重の方が大きくなること
があり、給紙されないという課題を有している。

そこで本発明は、記録紙２の紙厚、紙幅等による断面二
次モーメントエの変化に対しても、　トラブルなく供給
が行なわれる自動給紙装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の自動給紙装置は、記録装置に記録紙を一枚づつ
供給する自動給紙装置において、前記記録紙を供給する
給紙手段、該給紙手段近傍で前記記録紙を分離する分離
手段、該分離手段が弾性体よりなり、前記記録紙に対し
、ほぼ直角に位置していることを特徴とする。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は本発明の概略斜視図である。自動給紙装置１は、記
録紙２が記録紙収納手段３に収納され、給紙手段４の回
転によって給紙される。第２図、第３図の概略側断面図
で動作原理を詳しく説明する。記録紙２は、記録紙抑圧
手段５によって、給紙手段４に押圧力Ｐで押しつけられ
ている。

給紙手段４は、記録紙２とμｍの摩擦係数を得るようゴ
ム部材よりなる。また記録紙２は、記録紙間でμ２の摩
擦係数をもつ０μｍ、μ２は、μｍ〉μ２なる関係をも
ち、動力（図示されていない）により給紙手段４が回転
することによって、記録紙２−ａは、Ｆ、＝Ｐ　（μｍ
−μ２）の送り力を得る。また記録紙２−ｂは、記録紙
２−ａとμ２．２−ｃとμ２′の摩擦係数で接触し、記
録紙２−ａの送り力によってＦｂ＝Ｐ（μ２−μ２′）
の送り力が得られる。

μ２とμ２′は、μ２４μ２′のため、　Ｆｂの値はＦ
。

に比べて、極めて小さい、以下３枚目以下の記録紙につ
いても同様である。

次に記録紙２−ａと記録紙２−ｂとの分離について説明
する。記録紙２−ａは、前述の如く、Ｆ・＝ｐ＜μｍ−
μ２）の送り力を得て、記録紙収納手段３の３−ａ、ａ
’に記録紙２に対して、ほぼ直角に位置して固着された
弾性体よりなる分離手段６−−ａ、ａ’に当る。それに
よって分離手段６−ａ、ａ’は θ与Ｆ、Ｌ２／２　Ｅ　Ｉ　Ｘ　ま ただし、θ：分離手段６のたわみ角 Ｌ：分離手段６のたわみ部長さ Ｅ：　分離手段６のヤング率 工：分離手段６の断面二次モーメン ト なるたわみ角をもってたわむ、記録紙２−ａは、分離手
段６−ａ、ａ’　とμ３の摩擦係数をもち、Ｆ・はｆｓ
＝Ｆ＊　　ｕｓＦｓ／ｌａｎθとなッテ、記録装置７へ
と送られる。一方記録紙２−ｂは、ｆｈ＝Ｆ−一μ参Ｆ
ｌ／ｌａｎθで送られようとするが、前述の如＜Ｆｈは
極めて小さいためにｆ−はさらに小さくなり、記録紙２
−ａと完全に分離される。

このように、記録紙２の分＾「は、分離手段６のヤング
率Ｅ、たわみ部長さＬ、断面二次モーメントエ、記録紙
２との摩擦係数μ３によって決まるため、記録紙２の紙
厚、紙幅等による断面二次モーメントＩ、ヤング率Ｅに
は左右されることがない。

ここで本発明の自動給紙装置の諸条件を示す。

記録紙・・・・・・一般上質紙４０ｋｇ〜１８０ｋｇ紙
大きさ　１００ｍｍＸ　１４８ｍｍ 給紙手段・・・材質　クロロブレンゴムゴム硬度　４０
度 分離手段・・・材質、ニトリルゴム ゴム硬度　７０度 たわみ長さ１５ｍｍ、厚さ１．５ｍ ｍ１幅１０ｍｍ 記録紙押圧力・・・１５０〜２００ｇ また特に薄めの記録紙２を使用した場合、記録紙２−ａ
の送り力Ｆ、が、 Ｆ、〉２π２ＥＩ／ｌ’ ただし　Ｅ：記録紙３のヤング率 工：記録紙３の断面二次モーメント １：送り部〜分離手段間長さ なるとき、前述従来例と同様、座屈を生ずる。それによ
り記録紙２−ａは、分離手段６−ａ、ａ’をのり越え、
記録装置７へと供給される。

さらに、分離手段６−ａ、ａ’は、記録紙収納手段３の
左右端内側（記録紙２の紙幅より狭い間隔）に取り付け
られているため、記録紙２の紙幅の多少なバラツキでは
、供給能力に影響を及ぼすことはない。

以上のように、記録紙２−ａの分離は、分離手段６の弾
性によるたわみ、摩擦等で行なわれるものと、記録紙２
の座屈で行なわれるものがあるため、紙質、紙厚、紙幅
、使用環境等にほとんど左右されることなく広範な条件
下にて、記録紙２の適正な分離および供給が行なわれる
。

（発明の効果〕 以上のように、本発明は、構造の簡単な安価の弾性体よ
りなる分離手段を、記録紙に対し、ほぼ直角に位置して
設けることにより、記録紙の紙質、紙厚、紙幅、使用環
境等の変化に対して、トラブル（供給されない、重送さ
れる、斜め送りされる、紙ジヤムリする等）ことなく記
録紙が供給される自動給紙装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す概略斜視図であり、
第２図、第３図は、その動作原理を説明する概略側断面
図である。第４図は、従来例を示す概略斜視図であり、
第５図、第６図は、その動作原理を説明する概略側断面
図である。 ｌ・・・自動給紙装置 ２・・・記録紙 ３・・・記録紙収納手段 ４・・・給紙手段 ６−ａ、ａ’・・・分目α手段 以　　上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　銘木　喜三部　化１名５七仕ト謂良材
ｉ １６勧Ｐ−緘襞１ ２語録級 ３詑録抗取結ケ設 ４蛤紙今段 第２図 １８１図 第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録装置に記録紙を一枚づつ供給する自動給紙装置にお
   いて、前記記録紙を供給する給紙手段と、該給紙手段近
   傍で前記記録紙を分離する分離手段とを有し、前記分離
   手段は弾性体よりなり、前記記録紙に対し、ほぼ直角に
   位置していることを特徴とする自動給紙装置。