JP2006298213A - ウィンドモール - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィンドガラスの形状や車体パネルの形状及び車体パネルの建付のバラツキ等に影響を受けることなく、リップ角部における肉余りによる皺や車体パネル表面からの突出を生じ難く、見栄えを良好にする。
【解決手段】装飾部41の裏面に突設された脚部43と、前記脚部43の一側側面に形成されたリップ45と、前記脚部43の反対側側面に前記装飾部41との間でウィンドガラス嵌着溝49を構成するように形成された突条47とを備え、前記リップ45が外向きにされると共に前記ウィンドガラス嵌着溝49が内向きにされ、かつ所定角度に形成された角部を有する合成樹脂製ウィンドモールにおいて、前記リップの角部46に、該角部の外縁側から内縁側へ向かう方向に沿って溝形状の変形容易部48を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウィンドモールに関する。
自動車のフロントウィンドガラス、リアウィンドガラス等の周囲には、図16に示すようにウィンドガラス50と車体パネル60との間隙Pをシールするためにウィンドモール80が装着されている。このウィンドモールは、図17に示すように、合成樹脂材料から所定断面形状に押出成形して所定長及び所定角度に切断した合成樹脂製モール80bを、ウィンドガラス50の角部に対応する角度で接合することにより一連に形成されている。前記合成樹脂製モール80bには、装飾部81の裏側に脚部82が突設され、該脚部82の一側側面に車体パネルの立ち面60aに当接するシール用リップ83を備え、反対側側面に装飾部81との間でウィンドガラス嵌着溝85を構成する突条84が形成されている。
ところが、図18に示すように、前記合成樹脂製モール80bのリップ83と装飾部81等の部分を同一角度(β1=β2)で切断し、得られた合成樹脂製モール80bを切断面で接合することによりウィンドモールの角部を形成した場合、得られたウィンドモール80は、図16に示すように、ウィンドガラス50と車体パネル60との間隙Pに装着される際に、リップ83の先端側83aが車体パネルの立ち面60aに当接して装飾部81側へ曲げられ、角部86において前記リップ83の肉余りが起きて皺Sが発生し、該角部の外観が損なわれ易い。しかも、場合によっては前記車体パネルの立ち面60aとリップ83の間に隙間ができることもある。また、リップ83の反発が大きくなってウィンドモールが外れ易くなるという問題も発生した。
そこで、前記問題を解決するため、図18に示したリップの接合部における先端の角度β1を調整して、図19に示すウィンドモール80Aのように、リップ83の角部86の先端側83aを装飾部81側へ跳ね上げたものがある。
しかし、リップの角部の先端を跳ね上げたものにあっては、ウィンドガラスの角部形状及び車体パネルの形状に応じて、リップの切断角度及び跳ね上げ角度を決める必要があり、その決定のために何度も前記角度を変えて試さねばならず、面倒であるのみならず費用が嵩む問題がある。また、リップが跳ね上げられているため、車体パネルの表面の高さが低い場合、リップの角部の先端が車体パネルの表面から突出して見栄えが損なわれることがある。さらに、前記跳ね上げられたリップの角部は、角形状のために変形性が低いことから車体パネルに沿った変形が損なわれ、ウィンドガラスの角部の形状や車体パネルの建付バラツキ等によっては車体パネルとの間に隙間を生じて見栄えが損なわれることがある。
特開2000−71761号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、ウィンドガラスの形状や車体パネルの形状及び車体パネルの建付のバラツキ等に影響を受けることなく、リップの角部における肉余りによる皺や車体パネル表面からの突出を生じ難く、見栄えが良好なウィンドモールの提供を目的とする。
請求項1の発明は、装飾部の裏面に突設された脚部と、前記脚部の一側側面に形成されたリップと、前記脚部の反対側側面に前記装飾部との間でウィンドガラス嵌着溝を構成するように形成された突条とを備え、前記リップが外向きにされると共に前記ウィンドガラス嵌着溝が内向きにされ、かつ所定角度に形成された角部を有する合成樹脂製ウィンドモールにおいて、前記リップの角部には該角部の外縁側から内縁側へ向かう方向に沿って溝形状の変形容易部が形成されていることを特徴とするウィンドモールに係る。
請求項2の発明は、ウィンドガラスの周縁に固着されるウィンドガラス周縁固着部と、一側側面に形成されたリップとを備え、前記リップを外向きにして所定角度に形成された角部を有する合成樹脂製ウィンドモールにおいて、前記リップの角部には該角部の外縁側から内縁側へ向かう方向に沿って溝形状の変形容易部が形成されていることを特徴とするウィンドモールに係る。
本願発明によれば、ウィンドモールがウィンドガラスの周縁に装着され、その状態で車体のウィンドガラス用開口部の周縁に装着される際に、ウィンドモールのリップが車体パネルの立ち面に当接し、本来ならばリップに肉余りを生じる場合であっても、リップの角部に形成されている溝形状の変形容易部が溝を閉じる等の変形をすることによって肉余りを吸収し、肉余りによる皺の発生を抑えると共に、前記変形容易部の変形容易性によってリップの角部が車体パネルの立ち面に沿って変形し易くなり、リップの角部が車体パネルの表面から突出するのを防止することができる。さらに、本発明のウィンドモールは、ウィンドガラスの形状や車体パネルの建付のバラツキ等を、リップの角部に形成されている溝形状の変形容易部の変形によって吸収することができ、リップと車体パネル間に隙間等を生じるのを押さえることができ、見栄えを良好にすることができる。従って、煩雑な調整作業を必要としない。
図1は本発明の第1実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図2は第1実施形態に係る接合部の斜視図、図3は図1及び図2の3−3断面図、図4は第2実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図5は図4の5−5断面図、図6は同第2実施形態に係る合成樹脂製モールの切断状態を示す概略図、図7は同第2実施形態に係る合成樹脂製モールのリップの切断及び接合について図6の7−7切断面位置で示す概略図、図8は第3実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図9は第4実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図10は第5実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図11は第6実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図12は第7実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図13は第8実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図14は第9実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図、図15は第10実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。
図1に示す第1実施形態に係るウィンドモール10は、所定断面形状に押出成形されて所定長に切断された合成樹脂製モール20,20の切断端部21,21間に接合部40をインジェクション成形(射出成形)してウィンドモールの角部11を形成したもので、従来技術の説明で用いた図16と同様に自動車のウィンドガラス50と車体パネル(窓枠)60の立ち面60aとの間隙Pに嵌着される。なお、前記ウィンドモール10は、前記角部11の一側の合成樹脂製モール、例えば合成樹脂製モール201がウィンドガラスの縦方向に沿い、他側の合成樹脂製モール、例えば合成樹脂製モール202がウィンドガラスの横方向に沿う。
前記合成樹脂製モール20は、ポリ塩化ビニル(PVC)等の合成樹脂材料からなり、意匠面を構成する装飾部25と、その裏側に突設された脚部27と、前記脚部27の一側側面、すなわち車体パネル側の側面に設けられたリップ29と、前記脚部27のリップ29とは反対側側面、すなわちウィンドガラス側の側面に前記装飾部25との間でウィンドガラス嵌着溝33を構成するように形成された突条(突部)31とからなる。
前記脚部27には、脚部27の剛性を高めかつ伸縮を抑えるための金属製芯材28が埋設されている。また、前記リップ29は、変形容易な柔軟に形成されていて、前記ウィンドモール10を前記ウィンドガラス50と車体パネル(窓枠)60の立ち面60aとの間隙Pに嵌着する際、前記車体パネルの立ち面60aに当接することにより、前記車体パネルの立ち面60aと脚部27間をシールするものである。
前記合成樹脂製モール20は、前記リップ29が外向きにされると共に前記ウィンドガラス嵌着溝33が内向きにされて前記接合部40で所定角度に接合されることにより、ウィンドガラスの外周に対応した形状にされている。
前記接合部40は、図2に示すように、前記合成樹脂製モール20と同様、ポリ塩化ビニル(PVC)等の合成樹脂材料からなり、意匠面を構成する装飾部41と、その裏側に突設された脚部43と、脚部43の一側側面、すなわち車体パネル側の側面に設けられたリップ45と、前記脚部43のリップ45とは反対側側面、すなわちウィンドガラス側の側面に前記装飾部41との間でウィンドガラス嵌着溝49を構成するように形成された突条(突部)47とからなる。前記合成樹脂製モール20と前記接合部40は、装飾部25,41同士、脚部27,43同士、リップ29,45同士、ウィンドガラス嵌着溝33,49同士、突条31,47同士がそれぞれ一連となるように形成されている。
また、前記接合部40は、ウィンドモールの角部11が、ウィンドガラスの角部と対応して形成されている。前記角部11では、前記リップ45の角部46の表面にリップ45の角部45の外縁側461から内縁側462へ向かう方向D1に沿って溝形状の変形容易部48が形成されている。前記溝形状の変形容易部48は、前記ウィンドモール10がウィンドガラスの周縁に装着された状態で車体のウィンドガラス用開口部の周縁に装着されて前記リップの角部46が車体パネルの立ち面に当接した際に変形して、リップの肉余りによる皺を防止し、また、車体パネル表面からリップの角部46が突出するのを防ぐためのものである。前記変形容易部48の溝形状は、特に限定されないが、図3に示すように断面がV字形状のものが特に好ましい。また、V字形状の場合、溝の開き角度fは60〜90度、溝残り代eは0.2〜0.7mm程度とするのが、前記リップの角部46が車体パネルの立ち面に当接した際に容易に溝を閉じたりして変形し、前記肉余りを効果的に吸収することができるので好ましい。さらに前記溝形状の変形容易部48は、リップの角部46における先端から脚部43までの全幅にわたって形成されていてもよいが、少なくともリップの角部46の先端から脚部43に至る途中までの間については形成されるのが好ましい。
図4に示す第2実施形態に係るウィンドモール10Aは、第1実施形態のウィンドモール10と同様に、前記自動車のウィンドガラス50と車体パネル(窓枠)60の立ち面60aとの間隙Pに嵌着されるものであり、所定断面形状に押出成形されて所定長及び所定角度に切断された合成樹脂製モール20A,20Aの切断端部21A,21Aを、溶着接合によりウィンドモールの角部11Aに形成したものである。
前記合成樹脂製モール20Aは、第1実施形態の合成樹脂製モール20と同様の合成樹脂材料及び形状等からなり、装飾部25Aと、その裏側に突設された脚部27Aと、前記脚部27Aの一側側面、すなわち車体パネル側側面に設けられたリップ29Aと、前記脚部27Aのリップ29Aとは反対側側面、すなわちウィンドガラス側の側面に前記装飾部25Aとの間でウィンドガラス嵌着溝33Aを構成するように形成された突条(突部)31Aとからなる。符号28Aは前記脚部27Aに埋設された金属製芯材である。
前記ウィンドモールの角部11Aは、図4及び図5に示すように、リップの角部30Aの表面に前記角部30Aの外縁側から内縁側へ向かう方向D2に沿って溝形状の変形容易部37Aが形成されている。前記溝形状の変形容易部37Aは第1実施形態における溝形状の変形容易部48と同様に、前記ウィンドモール10Aがウィンドガラスの周縁に装着された状態で車体のウィンドガラス用開口部の周縁に装着されて前記リップの角部30Aが車体パネルの立ち面に当接した際に変形して、リップの肉余りによる皺を防止し、また、車体パネル表面からリップの角部30Aが突出するのを防ぐためのものである。
前記リップの角部30Aにおける溝形状の変形容易部37Aは、二つの合成樹脂製モール20Aの接合部位に形成されている。前記溝形状の変形容易部37Aは、第1実施形態の溝形状の変形容易部48と同様の形状からなり、断面がV字形状の場合には第1実施形態と同様に開き角度fが60〜90度、溝残り代eが0.2〜0.7mm程度が好ましい。
前記第2実施形態におけるウィンドモールの角部の形成について説明する。図6に示すように、まず、押出成形された合成樹脂製モール20Aを、所定長さに、かつ接合時にリップ29Aが外側となるように、所定角度α1で切断加工する。この時、切断角度α1は前記ウィンドガラス50の角部の角度に応じて定められ、この例ではウィンドガラス50の角部の角度の1/2がα1になっている。また、リップ29Aの切断面については、前記合成樹脂製モール20Aを角度α1で切断する際、あるいはその後、図7の7−A,7−Bに示すように、リップ29Aの先端側の表面291Aと側面292Aとの角を切断線C−Cのように斜めに切断し、角を落とす。次いで、前記切断によって得られた二つの合成樹脂製モール20A,20Aの切断面を加熱軟化させ、前記軟化状態の二つの合成樹脂製モール20A,20Aの切断面を圧着して溶着接合し、その際、図7の7−C,7−Dのように前記リップの切断面293Aも圧着して溶着接合し、前記リップの角部30Aに溝形状の変形容易部37Aを形成する。
なお、前記第1実施形態及び第2実施形態では、溝形状の変形容易部48,37Aをリップの角部46,30Aの表面に形成したが、溝形状の変形容易部は、リップの角部の裏面あるいはリップの角部の表面と裏面の両方に形成してもよい。
前記第1及び第2実施形態のウィンドモールはウィンドガラス嵌着溝を有する溝有タイプであるが、本発明におけるウィンドモールは、ウィンドガラス嵌着溝が無く、両面接着テープ等の接着剤でウィンドガラスの周縁に固着されるウィンドガラス周縁固着部を有する溝無タイプについても適用される。以下、溝無タイプに係る第3乃至第10実施形態について説明する。
図8に示す第3実施形態に係るウィンドモール10Bは、所定断面形状に押出成形されて所定長に切断された合成樹脂製モール20B,20Bの切断端部21B,21B間に接合部40Bをインジェクション成形(射出成形)してウィンドモールの角部11Bを形成したもので、従来技術の説明で用いた図16と同様に自動車のウィンドガラス50と車体パネル(窓枠)60の立ち面60aとの間隙Pに嵌着される。
前記合成樹脂製モール20Bは、ポリ塩化ビニル(PVC)等の合成樹脂材料からなり、ウィンドガラス周縁固着部25Bと、その裏側に突設された脚部27Bと、前記ウィンドガラス周縁固着部25B付近の一側側面、すなわち車体パネル側の側面に形成されたリップ29Bとからなる。
前記ウィンドガラス周縁固着部25Bは、ウィンドガラスの周縁裏面に両面接着テープ等の接着剤で固着される部分であり、ウィンドガラスの周縁裏面に固着可能なように表面が略平坦に形成されている。前記リップ29Bは、変形容易な柔軟に形成されていて、前記ウィンドモール10Bを前記ウィンドガラス50と車体パネル(窓枠)60の立ち面60aとの間隙Pに嵌着する際、前記車体パネルの立ち面60aに当接することにより、前記車体パネルの立ち面60aとの間をシールするものである。
前記合成樹脂製モール20Bは、前記リップ29Bが外向きにされて前記接合部40Bで所定角度に接合されることにより、ウィンドガラスの外周に対応した形状にされている。
前記接合部40Bは、ウィンドガラス周縁固着部41Bと脚部(図示せず)とリップ45Bとからなる。前記合成樹脂製モール20Bと前記接合部40Bは、ウィンドガラス周縁固着部同士、脚部同士、リップ同士がそれぞれ一連となるように形成されている。
また、前記接合部40Bは、ウィンドモールの角部11Bが、ウィンドガラスの角部と対応して形成されている。前記角部11Bでは、前記リップの角部46Bの表面に、該リップの角部46Bの外縁側から内縁側へ向かう方向D3に沿って溝形状の変形容易部48Bが形成されている。前記溝形状の変形容易部48Bの溝形状は、前記第1実施形態のウィンドモール10における変形容易部48と同様である。
図9に示す第4実施形態に係るウィンドモール10Cは、所定断面形状に押出成形されて所定長及び所定角度に切断された合成樹脂製モール20C,20Cの切断端部を、溶着接合によりウィンドモールの角部11Cに形成したものである。
前記合成樹脂製モール20Cは、第3実施形態の合成樹脂製モール20Bと同様の合成樹脂材料及び形状等からなり、ウィンドガラス周縁固着部25Cと、その裏側に突設された脚部27Cと、前記ウィンドガラス周縁固着部25C付近の一側側面、すなわち車体パネル側の側面に形成されたリップ29Cとからなる。
前記ウィンドモールの角部11Cは、リップの角部30Cの表面に該リップの角部30Cの外縁側から内縁側へ向かう方向D4に沿って溝形状の変形容易部37Cが形成されている。前記リップの角部30Cにおける溝形状の変形容易部37Cは、二つの合成樹脂製モール20Cの接合部位に形成されている。前記溝形状の変形容易部37Cの形成は、第2実施形態における変形容易部37Aと同様に行われる。
図10に示す第5実施形態に係るウィンドモール10Dは、前記第3実施形態における脚部27Bを無くした構成からなり、他は第3実施形態のウィンドモール10Bと同様である。図10における符号11Dはウィンドモールの角部、20Dは合成樹脂製モール、21Dは合成樹脂製モールの切断端部、25Dはウィンドガラス周縁固着部、29Dはリップ、40Dはインジェクション成形された接合部、41Dはウィンドガラス周縁固着部、45Dはリップ、46Dはリップの角部、48Dは溝形状の変形容易部、D5はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
図11に示す第6実施形態に係るウィンドモール10Eは、前記第4実施形態における脚部27Cを無くしたものからなり、他は第4実施形態のウィンドモール10Cと同様である。図11における符号11Eはウィンドモールの角部、20Eは所定断面形状に押出成形されて所定長及び所定角度に切断された合成樹脂製モール、25Eはウィンドガラス周縁固着部、29Eはリップ、30Eはリップの角部、37Eは溝形状の変形容易部、D6はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
図12に示す第7実施形態に係るウィンドモール10Fは、ウィンドガラス周縁固着部25F,41Fの表面外縁側にウィンドガラスの周縁端面と当接または近接するリブ28F,49Fが立設されたもので、他は前記第3実施形態に係るウィンドモール10Bと同様である。図12における符号11Fはウィンドモールの角部、20Fは合成樹脂製モール、21Fは合成樹脂製モールの切断端部、27Fは脚部、29Fはリップ、40Fはインジェクション成形された接合部、46Fはリップの角部、48Fは溝形状の変形容易部、D7はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
図13に示す第8実施形態に係るウィンドモール10Gは、ウィンドガラス周縁固着部25Gの表面外縁側にウィンドガラスの周縁端面と当接または近接するリブ28Gが形成され、他は第4実施形態のウィンドモール10Cと同様に構成されたものである。図13における符号11Gはウィンドモールの角部、20Gは所定断面形状に押出成形されて所定長及び所定角度に切断された合成樹脂製モール、27Gは脚部、29Gはリップ、30Gはリップの角部、37Gは溝形状の変形容易部、D8はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
図14に示す第9実施形態に係るウィンドモール10Hは、ウィンドガラス周縁固着部25H,41Hの表面外縁側にウィンドガラスの周縁端面と当接または近接するリブ28H,49Hが立設され、他は前記第5実施形態に係るウィンドモール10Dと同様である。図14における符号11Hはウィンドモールの角部、20Hは合成樹脂製モール、21Hは合成樹脂製モールの切断端部、29Hはリップ、40Hはインジェクション成形された接合部、45Hはリップ、46Hはリップの角部、48Hは溝形状の変形容易部、D9はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
図15に示す第10実施形態に係るウィンドモール10Jは、ウィンドガラス周縁固着部25Jの表面外縁側にウィンドガラスの周縁端面と当接または近接するリブ28Jが立設され、他は前記第6実施形態に係るウィンドモール10Eと同様である。図15における符号11Jはウィンドモールの角部、20Jは所定断面形状に押出成形されて所定長及び所定角度に切断された合成樹脂製モール、29Jはリップ、30Jはリップの角部、37Jは溝形状の変形容易部、D10はリップの角部の外縁側から内縁側へ向かう方向を示す。
なお、前記各実施形態では、溝形状の変形容易部をリップの角部の表面に形成したが、溝形状の変形容易部は、リップの角部の裏面あるいはリップの角部の表面と裏面の両方に形成してもよい。
前記のようにウィンドモールの角部を構成したため、ウィンドガラスと車体パネルの立ち面間にウィンドモールを装着した際に、リップの角部において変形容易部が溝を閉じる等の変形をし、それによってリップの肉余りによる皺の発生や、車体パネルの立ち面とリップ間の隙間の発生や、さらにはリップの角部が車体パネルの表面から突出することを防止することができ、ウィンドガラスの形状や車体パネルの形状及び車体パネルの建付のバラツキ等に影響を受けることなく、リップと車体パネル間の見栄えを良好にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 同第1実施形態に係る接合部の斜視図である。 図1及び図2の3−3断面図である。 本発明の第2実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 図4の5−5断面図である。 同第2実施形態に係る合成樹脂製モールの切断状態を示す概略図である。 同第2実施形態に係る合成樹脂製モールのリップの切断及び接合について図6の7−7切断面位置で示す概略図である。 第3実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第4実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第5実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第6実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第7実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第8実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第9実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 第10実施形態に係るウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 従来のウィンドモールの装着状態を示す斜視図である。 従来の他のウィンドモールの角部付近を示す斜視図である。 従来のウィンドモールにおける合成樹脂製モールの切断状態を示す概略図である。 従来の他のウィンドモールにおける角部付近を示す斜視図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10J ウィンドモール
20,20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G,20H,20J 合成樹脂製モール
25,25A,41 装飾部
25B,25C,25D,25E,25F,25G,25H,25J,41B,41D,41F,41H ウィンドガラス周縁固着部
27,27A,27B,27C,27F,27G,43 脚部
29,29A,29B,29C,29D,29E,29F,29G,29H,29J,45,45B,45D,45F,45H リップ
30A,30C,30E,30G,30J,46,46B,46D,46F,46H リップの角部
31,31A,47 突条
33,33A,49 ガラス嵌着溝
37A,37C,37E,37G,37J,48,48B,48D,48F,48H 溝形状の変形容易部
40 接合部

Claims (2)

  1. 装飾部の裏面に突設された脚部と、前記脚部の一側側面に形成されたリップと、前記脚部の反対側側面に前記装飾部との間でウィンドガラス嵌着溝を構成するように形成された突条とを備え、前記リップが外向きにされると共に前記ウィンドガラス嵌着溝が内向きにされ、かつ所定角度に形成された角部を有する合成樹脂製ウィンドモールにおいて、
    前記リップの角部には該角部の外縁側から内縁側へ向かう方向に沿って溝形状の変形容易部が形成されていることを特徴とするウィンドモール。
  2. ウィンドガラスの周縁に固着されるウィンドガラス周縁固着部と、一側側面に形成されたリップとを備え、前記リップを外向きにして所定角度に形成された角部を有する合成樹脂製ウィンドモールにおいて、
    前記リップの角部には該角部の外縁側から内縁側へ向かう方向に沿って溝形状の変形容易部が形成されていることを特徴とするウィンドモール。
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