JP2006297970A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ制動状態ではモータの回転により生じる逆起電力による回生電流を抑制して制御ハンチング等を抑制し操舵フィーリングの向上を図ることができる電動パワーステアリング装置を供する。
【解決手段】 モータ電流の上流側の上辺と下流側の下辺のそれぞれ2辺ずつの4辺に配置されたスイッチング素子により構成されるブリッジ回路のモータ駆動手段の上辺または下辺のスイッチング素子Q1(Q2)をフィードバックデューティDfbでPWM制御し、通常制御時にオン制御する下辺または上辺のスイッチング素子Q4(Q3)を制動時には制動時デューティDでPWM制御する電動パワーステアリング装置。
【選択図】 図13

Description

本発明は、自動車に搭載されステアリング操舵力を電動モータにより補助する電動パワーステアリング装置に関し、特にモータ電流の上流側の上辺と下流側の下辺のそれぞれ2辺ずつの4辺に配置されたスイッチング素子により構成されるブリッジ回路の一方の対辺のスイッチング素子を同時にオフし、他方の対辺のスイッチング素子を同時にオンすることでアシストモータをPWM(Pulse Width Modulation)制御のデューティ(パルス周期に対するオン時間の割合)で正転または逆転駆動させるモータ駆動回路を備えたものに関する。
この種のモータ駆動回路は、通常、ブリッジ回路の一方の対辺のスイッチング素子を同時にオフし、他方の対辺のスイッチング素子のうち一方のスイッチング素子をオンとし他方のスイッチング素子を所要デューティでPWM制御してモータを駆動する。
しかるに、ステアリングの切込みから戻しに移行する場合に、タイヤからの反力によりモータに逆起電力が発生し、この逆起電力による回生電流が規制できず寄生ダイオードを介して流れ、モータ制御による駆動電流と重なり、寄生発振やハンチング現象が生じて不快音や操舵フィーリングの低下を招くことがある。
そこで、ステアリングの戻り状態を検出した場合には、ブリッジ回路の通常オン制御されるスイッチング素子を電動機回転速度に対応したデューティのPWM制御とすることで、ブリッジ回路の対辺のスイッチング素子を同時にPWM制御して回生電流を抑制する電動パワーステアリング装置(特許文献1)が提案されている。
特開平8−67266号公報
同特許文献1の例では、ステアリングの戻り状態を検出した場合にのみ、回生電流が抑制されてステアリング戻り時のハンチング等は防止されるが、ステアリングの戻り状態を検出した場合に限らず車両の走向状態(例えば高速走行時など)によってはステアリング操作に対してモータを実際の回転方向とは反対方向に回転駆動しようとする制動制御によりステアリング操作を重くする場合がある。
このようにモータ制動状態にある場合にはいつでも、モータの回転により生じる逆起電力による回生電流が寄生ダイオードを介して流れ、モータ制御による駆動電流に重なって、ハンチング現象が生じて不快音や操舵フィーリングの低下を招くおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、モータ制動状態ではモータの回転により生じる逆起電力による回生電流を抑制して制御ハンチング等を抑制し操舵フィーリングの向上を図ることができる電動パワーステアリング装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、モータ電流の上流側の上辺と下流側の下辺のそれぞれ2辺ずつの4辺に配置されたスイッチング素子により構成されるブリッジ回路の一方の対辺のスイッチング素子を同時にオフし、他方の対辺のスイッチング素子を同時にオンすることでアシストモータをPWM制御のデューティで正転または逆転駆動させるモータ駆動回路を備えて前記アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、操舵トルクを検出するトルクセンサと、
車速を検出する車速センサと、ステアリングの舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいてPWM制御のフィードバックデューティを算出するフィードバックデューティ演算手段と、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角の変化からアシストモータのモータ回転速度を算出するモータ回転速度演算手段と、前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量の備える制御回転方向に対して前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度の備える操舵回転方向が逆方向であるモータ制動状態を判定するモータ制動状態判定手段と、前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度に基づきPWM制御の制動時デューティを算出する制動時デューティ演算手段と、前記フィードバックデューティ演算手段により算出されたフィードバックデューティおよび前記制動時デューティ演算手段により算出された制動時デューティさらに前記モータ制動状態判定手段の判定結果を入力しモータ制御信号を前記モータ駆動手段に出力して前記アシストモータを駆動制御するモータ駆動制御手段とを備え、前記モータ駆動制御手段は、前記モータ駆動手段の上辺または下辺のスイッチング素子を前記フィードバックデューティでPWM制御し、通常制御時にオン制御する前記下辺または上辺のスイッチング素子を制動時には前記制動時デューティでPWM制御する電動パワーステアリング装置とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、前記制動時デューティ演算手段は、前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度に基づき制動時デューティを予め定めておいた関係から導出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の電動パワーステアリング装置において、前記目標操舵トルク演算処理手段は、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする。
請求項1記載の電動パワーステアリング装置によれば、モータ制動状態判定手段によりモータ制動状態と判定されたときは、通常制御時にオン制御する下辺または上辺のスイッチング素子を制動時には制動時デューティでPWM制御するので、対辺となる上辺と下辺のスイッチング素子がともにPWM制御によって同時にオフ状態の時間を形成でき、モータの制御電流による回転とは逆方向の実際のモータの回転により生じる逆起電力による回生電流を抑制することができ、制御電流に重なってハンチング現象が生じるのを抑制し不快音の発生や操舵フィーリングの低下を防止することができる。
請求項2記載の電動パワーステアリング装置によれば、モータ回転速度に基づき制動時デューティを予め定めておいた関係から導出するので、モータ回転速度が大きい程逆起電力が大きく回生電流も多く流れようとするため、モータ回転速度が大きくなる程制動時デューティが小さくなる適切な関係を定めておき、制動制御時には同関係からモータ回転速度に基づき制動時デューティを導出して、通常制御時にオン制御するスイッチング素子を同制動時デューティでPWM制御することで、回生電流を適切に抑制し、制御ハンチングによる操舵フィーリングの低下を効果的に防止することができる。
請求項3記載の電動パワーステアリング装置によれば、舵角と車速に基づいて算出されたセルフアライニングトルクに、角速度と車速に基づいて算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクとするので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクを補うようにフリクショントルクが加算され、路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図13に基づいて説明する。
本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体の概略後面図を図1に示す。
電動パワーステアリング装置1は、車両の左右方向(図1における左右方向に一致)に指向した略円筒状のラックハウジング2内にラック軸3が左右軸方向に摺動自在に収容されている。
ラックハウジング2の両端開口から突出したラック軸3の両端部にそれぞれジョイントを介してタイロッドが連結され、ラック軸3の移動によりタイロッドが動かされ、さらに転舵機構を介して車両の転舵輪が転舵される。
ラックハウジング2の右端部にステアリングギヤボックス4が設けられている。
ステアリングギヤボックス4には、ステアリングホイール(図示せず)が一体に取り付けられたステアリング軸にジョイントを介して連結される入力軸5が軸受を介して回動自在に軸支されており、図2に示すように入力軸5はステアリングギヤボックス4内でトーションバー6を介して相対的なねじり可能に操舵ピニオン軸7と連結されている。
この操舵ピニオン軸7のはす歯7aがラック軸3のラック歯3aと噛合している。
したがってステアリングホイールの回動操作により入力軸5に伝達された操舵力は、トーションバー6を介して操舵ピニオン軸7を回動して操舵ピニオン軸7のはす歯7aとラック歯3aの噛合によりラック軸3を左右軸方向に摺動させる。
ラック軸3は、ラックガイドスプリング8に付勢されたラックガイド9により背後から押圧されている。
ステアリングギヤボックス4の上部にはアシストモータMが取り付けられ、アシストモータMの駆動力を減速して操舵ピニオン軸7に伝達するウオーム減速機構10がステアリングギヤボックス4内に構成されている。
ウオーム減速機構10は、操舵ピニオン軸7の上部に嵌着されたウオームホイール11にアシストモータMの駆動軸に同軸に連結されたウオーム12が噛合して構成されている。
アシストモータMの駆動力をこのウオーム減速機構10を介して操舵ピニオン軸7に作用させて操舵を補助する。
なお、図2には図示しないが、アシストモータMには、モータ端子電圧Vp,Vnを検出するモータ端子電圧検出装置27が設けられ、操舵ピニオン軸7にはステアリング舵角θを検出するステアリング舵角検出装置28が設けられている。
ウオーム減速機構10のさらに上方に操舵トルクセンサ20が設けられている。
トーションバー6の捩れをコア21の軸方向の移動に変換し、コア21の移動をコイル22,23のインダクタンス変化に変えて操舵トルクTを検出している。
なお、トーションバー6の捩れを光学的に検出するトルクセンサでもよい。
以上のようなアシストモータMをコンピュータ(ECU)により駆動制御して操舵力を補助する操舵トルク制御装置30の制御系のCPU等が搭載された制御基板がステアリングギヤボックス4内に収容されている。
この操舵トルク制御装置30の概略ブロック図を図3に示す。
操舵トルク制御装置30は、操舵トルクセンサ20により検出された操舵トルクT,車速センサ25により検出された車速vおよびステアリング舵角検出装置28により検出されたステアリング舵角θが入力され、データ処理して、PWM信号(デューティ信号)等のモータ制御信号Dをモータ駆動回路26に出力し、モータ駆動回路26がそのPWM制御信号に従ってアシストモータMを駆動する。
このモータ駆動回路26を図4に示す。
4辺に配置されたスイッチング素子であるFET(電界効果トランジスタ)Q1,Q2,Q3,Q4によりブリッジ回路が構成されている。
電圧Vが印加されるモータ電流の上流側の上辺にFETQ1,Q3が配置され、下流側の下辺にFETQ2,Q4が配置され、FETQ1とFETQ2の接続線とFETQ3とFETQ4の接続線との間にアシストモータMが介装されている。
各FETQ1,Q2,Q3,Q4には寄生ダイオードd1,d2,d3,d4が付加されて逆バイアスがかかるようにして各FETQ1,Q2,Q3,Q4が互いに影響を受けないようにしている。
モータ電流の上流側(上辺)のFETQ1,Q3のゲート端子にはPWM信号が入力され、下流側(下辺)のFETQ2,Q4のゲート端子にはオン信号が入力される。
いま、対辺となるFETQ1とFETQ4に各々PWM信号とオン信号を入力し、他の対辺のFETQ2とFETQ3をオフ状態とすると、図4に実線矢印で示すように、PWM信号のデューティに従ったモータ電流が流れ、アシストモータMが正回転駆動する
また、逆にFETQ1とFETQ4をオフ状態とし、FETQ2とFETQ3に各々PWM信号とオン信号を入力すると、図4に破線矢印で示すように、PWM信号のデューティに従ったモータ電流が逆方向に流れ、アシストモータMが逆回転駆動する
このようにアシストモータMを駆動するモータ駆動回路26の各FETQ1,Q2,Q3,Q4にPWM信号やオン信号のモータ制御信号Dを出力してアシストモータMを駆動制御するのが、操舵トルク制御装置30である。
図3を参照して、操舵トルク制御装置30は、主に目標操舵トルク演算処理手段40、フィードバック制御量演算手段52、モータ駆動制御手段56を備え、その他に、ステアリング角速度演算手段50、モータ回転速度演算手段53、モータ制動状態判定手段54、制動時デューティ演算手段55等を有している。
ステアリング角速度演算手段50は、前記ステアリング舵角検出装置28が検出したステアリング舵角θを時間微分してステアリング角速度ωを算出する。
そして、同ステアリング角速度ωとステアリング舵角θおよび前記車速センサ25が検出した車速vに基づいて目標操舵トルク演算処理手段40が目標操舵トルクTmを演算する。
該目標操舵トルク演算処理手段40について図5ないし図10に基づいて説明する。
図5は、目標操舵トルク演算処理手段40の概略ブロック図であり、同図5に示すように、目標操舵トルク演算処理手段40は、セルフアライニングトルク演算手段41とフリクショントルク演算手段45の2つの演算手段からなる。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42とセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43とを備える。
セルフアライニングベーストルク抽出手段42は、基準車速における舵角に対するセルフアライニングベーストルクの関係を記憶するセルフアライニングベーストルク(SABT)記憶手段42aから舵角θに基づいてセルフアライニングベーストルクTsbを抽出する。
セルフアライニングベーストルク記憶手段42aが記憶する基準車速Voにおける舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを、図6の座標に示す。
図6において、横軸の舵角θは、正の値が右舵角(θ>0)、負の値が左舵角(θ<0)を示す。
ここに、縦軸のセルフアライニングベーストルクTsbは、正の値が右方向トルク(Tsb>0)、負の値が左方向トルク(Tsb<0)であって、実際のセルフアライニングトルク(走向車輪が路面から受けるトルクであり、走向車輪を直進姿勢に復元するように働く力)の反力として示している。
したがって、例えば右舵角θ(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のセルフアライニングベーストルクTsb(>0)が大きくなる。
セルフアライニングトルク演算手段41が備えるもう一つのセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43は、車速に対するセルフアライニングトルク乗算係数を記憶するセルフアライニングトルク(SAT)乗算係数記憶手段43aから車速vに基づいてセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出する。
セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段43aが記憶する車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを、図7の座標に示す。
図7において、車速vの増加に従いセルフアライニングトルク乗算係数ksの値は上昇している。
基準車速Voのとき、セルフアライニングトルク乗算係数ks=1.0である。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42が舵角θに基づいて抽出したセルフアライニングベーストルクTsbに、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43が車速vに基づいて抽出したセルフアライニングトルク乗算係数ksを、乗算手段44により乗算して、セルフアライニングトルクTsを算出する。
なお、このセルフアライニングトルクTsは、実際のセルフアライニングトルクの反力としてのセルフアライニングトルクである。
セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算することにより、セルフアライニングトルクTsは、車速vが基準車速Voより小さくなる程セルフアライニングベーストルクTsbが減少し、基準車速Voより大きくなる程増幅する。
一方、フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46とフリクショントルク乗算係数抽出手段47とを備える。
フリクションベーストルク抽出手段46は、停車時における角速度に対するフリクションベーストルクの関係を記憶するフリクションベーストルク(FBT)記憶手段46aから角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出する。
フリクションベーストルク記憶手段46aが記憶する停車時(車速v=0)における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを、図8の座標に示す。
図8において、横軸の角速度ωは、正の値が右方向の角速度(ω>0)、負の値が左方向の角速度(ω<0)を示す。
縦軸のフリクションベーストルクTfbは、正の値が右方向トルク(Tfb>0)、負の値が左方向トルク(Tfb<0)であって、実際のタイヤ等の摩擦相当の反力として示している。
したがって、例えば右方向の角速度ω(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のフリクションベーストルクTfb(>0)が大きくなり、前記セルフアライニングベーストルクTsbに比べ低いトルクで略一定になる。
フリクショントルク演算手段45が備えるもう一つのフリクショントルク乗算係数抽出手段47は、車速に対するフリクショントルク乗算係数を記憶するフリクショントルク(FT)乗算係数記憶手段47aをから車速vに基づいてフリクショントルク乗算係数kfを抽出する。
フリクショントルク乗算係数記憶手段47aが記憶する車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを、図9の座標に示す。
図9において、車速v=0(停車時)のとき、フリクショントルク乗算係数kfの値は、1.0を示し、車速vが停車時から高くなるに従いフリクショントルク乗算係数kfの値は減少し、約20km/hを過ぎる辺りから略一定の値(約0.5)となっている。
フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46が角速度ωに基づいて抽出したフリクションベーストルクTfbに、フリクショントルク乗算係数抽出手段47が車速vに基づいて抽出したフリクショントルク乗算係数kfを、乗算手段48により乗算して、フリクショントルクTfを算出する。
なお、このフリクショントルクTfは、実際のフリクショントルクの反力としてのフリクショントルクである。
フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算することにより、フリクショントルクTfは、車速vが約20km/hまではフリクションベーストルクTfbが徐々に減少し、約20km/hを過ぎると略半減する状態が継続する。
セルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsと、フリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfとは、加算手段49により加算されて目標操舵トルクTmが算出される。
セルフアライニングトルクTsは、特に低車速で小さくなるが、フリクショントルクTfは低車速でこれを補うように比較的大きい値を示すので、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfが加算されることで、低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響を補うことができる。
なお、図6および図9に示す関係マップによって、運転状態に応じたアシストモータMの制御を設定できる。
例えば、高速走行時の大きなステアリング角速度に対してはアシストモータMが制動として働くように設定することができる。
また、走行時の路面μの低下等によっても適度な制動により安定したハンドル操舵を維持することもできる。
以上の目標操舵トルクTmが算出されるまでの処理手順を、図10にフローチャートで示す。
まず、舵角検出手段28が検出した操舵角θを読込み(ステップ1)、角速度演算手段50により角速度ωを算出し(ステップ2)、車速センサ25により検出した車速vを読込む(ステップ3)。
次いで、セルフアライニングベーストルク抽出手段42により舵角θに基づきセルフアライニングベーストルクTsbを抽出し(ステップ4)、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43により車速vに基づきセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出し(ステップ5)、セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算してセルフアライニングトルクTsを算出する(ステップ6)。
次に、フリクションベーストルク抽出手段46により角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出し(ステップ7)、フリクショントルク乗算係数抽出手段47により車速vに基づきフリクショントルク乗算係数kfを抽出し(ステップ8)、フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算してフリクショントルクTfを算出する(ステップ9)。
そして、ステップ10において、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを算出する。
以上の各ステップの処理が繰り返し実行される。
こうして算出された目標操舵トルクTmは、図3を参照して、減算手段51により前記操舵トルクセンサ20が検出した操舵トルクTとの偏差ΔT(=Tm−T)が算出され、フィードバックデューティ演算手段52に入力される。
フィードバックデューティ演算手段52は、PI(比例・積分)制御手段とPWM制御信号発生手段とからなり、PI制御手段が偏差ΔTから偏差ΔTを0にして目標操舵トルクTmを得るためにP(比例)動作とI(積分)動作を組み合わせてフィードバックの最適制御量を算出し、同最適制御量をPWM制御信号発生手段がPWM制御のデューティのフィードバックデューティDfbに変換して出力する。
このフィードバックデューティDfbは、偏差ΔTの正負に応じてアシストモータMを回転させようとする制御回転方向を備えており、モータ駆動制御手段56およびモータ制動状態判定手段54に出力される。
一方で、前記ステアリング角速度演算手段50により算出されたステアリング角速度ωからモータ回転速度演算手段53によりモータ回転速度ωを算出する。
ステアリング角速度ωをウオーム減速機構10の減速比pで除算してモータ回転速度ω(=ω/p)が算出される。
なお、モータ回転速度ωは、ステアリング操舵力により実際にモータが回転している速度であり、その値の正負によって操舵回転方向を伴っている。
このモータ回転速度ωは、モータ制動状態判定手段54と制動時デューティ演算手段55に出力される。
モータ制動状態判定手段54は、フィードバックデューティDfbが備える制御回転方向とモータ回転速度ωが備える操舵回転方向とからモータの制動状態にあるか否かを判定する。
通常制御時は、ステアリング操舵により操舵しようとする操舵回転方向と、モータを駆動制御して操舵を補助する制御回転方向とは同じ回転方向である。
したがって、モータ制動状態判定手段54は、操舵回転方向に対して制御回転方向が逆回転方向であれば、モータは制動(ブレーキ)状態にあると判定する。
制動時デューティ演算手段55は、モータ回転速度ωに基づき予め定めた関係から制動時デューティDを導出する。
このモータ回転速度ωに対する制動時デューティDの関係を、図11に示す。
モータ回転速度ωが、0から大きくなるに従い制動時デューティDは、100%から徐々に減少した後ある値に減少しながら近づくように変化している。
以上のモータ制動状態判定手段54による判定結果および制動時デューティ演算手段55により導出された制動時デューティDは、モータ駆動制御手段56に出力され、モータ駆動制御手段56には別途フィードバックデューティ演算手段52からフィードバックデューティDfbが入力される。
モータ駆動制御手段56は、フィードバックデューティDfb,制動時デューティD,制動状態判定結果を入力し、モータ制御信号Dをモータ駆動回路26に出力してアシストモータMを駆動制御する。
このモータ駆動制御の制御手順を図12のフローチャートに示し説明する。
まず、フィードバックデューティDfb,制動時デューティD,制動状態判定結果を読込み(ステップ21)、ステップ22で制動状態判定結果からモータが制動状態にあるか否かを判別して、制動状態でなく通常の制御状態にあればステップ23に進み、制動状態にあればステップ24に進む。
通常制御時でステップ23に進むと、フィードバックデューティDfbが備える制御回転方向からモータ正転方向か逆転方向かを判別し、正転ならばステップ25に進み、モータ制御信号Dとして上流側(上辺)のFETQ1のゲート端子にフィードバックデューティDfbのPWM信号を出力し、下流側(下辺)のFETQ4のゲート端子にオン信号を出力し、FETQ2とFETQ3はオフとする。
すると、前記図4に実線矢印に示したように、フィードバックデューティDfbのPWM制御されたモータ電流Imが流れ、アシストモータMが正転駆動して操舵力を補助する。
また、ステップ23で逆転方向と判別されたときは、ステップ26に進み、モータ制御信号Dとして上流側(上辺)のFETQ3のゲート端子にフィードバックデューティDfbのPWM信号を出力し、下流側(下辺)のFETQ2のゲート端子にオン信号を出力し、FETQ1とFETQ4はオフとする。
すると、前記図4に破線矢印に示すように、フィードバックデューティDfbのPWM制御されたモータ電流Imが流れ、アシストモータMが逆転駆動して操舵力を補助する。
他方、ステップ22で制動状態と判別されステップ24に進んだときは、フィードバックデューティDfbが備える制御回転方向からモータ正転方向か逆転方向かを判別し、正転ならばステップ27に進み、逆転ならばステップ28に進む。
正転でステップ27に進むと、モータ制御信号Dとして上流側(上辺)のFETQ1のゲート端子にフィードバックデューティDfbのPWM信号を出力し、下流側(下辺)のFETQ4のゲート端子に制動時デューティDのPWM信号を出力し、FETQ2とFETQ3はオフとする。
すると、図13に示すモータ駆動回路26においてFETQ1がフィードバックデューティDfbによるPWM制御がなされ、FETQ4が制動時デューティDによるPWM制御がなされて、実線矢印で示すモータ電流Imが流れ、アシストモータMが正転方向に制動力が働くように作用する。
FETQ1がフィードバックデューティDfbによるPWM制御がなされ、FETQ4が制動時デューティDによるPWM制御がなされので、FETQ1とFETQ4が同時にオン状態の場合があり、そのときにはアシストモータMの回転に伴う逆起電力により図13に1点鎖線矢印で示すような回生電流Icが寄生ダイオードd2を介して流れ、同回生電流Icは、同じ方向のモータ電流Imに重なってハンチング現象を発生させたりするが、FETQ1とFETQ4は同時にオフ状態の場合もあり、このときは回生電流Icは流れないので、従来のようにFETQ4がオン状態のままの場合に比べて回生電流Icは大幅に抑制されており、よってハンチング現象も抑制され、不快音の発生や操舵フィーリングの低下を防止することができる。
ステアリングの戻り状態を検出した場合に限らずモータ制動状態にある場合には常に、回生電流Icは抑制され、ハンチング現象が抑制されて不快音の発生や操舵フィーリングの低下を防止できるものである。
また、ステップ24で逆転方向と判別されたときは、ステップ28に進み、モータ制御信号Dとして上流側(上辺)のFETQ3のゲート端子にフィードバックデューティDfbのPWM信号を出力し、下流側(下辺)のFETQ2のゲート端子に制動時デューティDのPWM信号を出力し、FETQ1とFETQ4はオフとする。
すると、FETQ3がフィードバックデューティDfbによるPWM制御がなされ、FETQ2が制動時デューティDによるPWM制御がなされて、前記図13に破線矢印に示すように、モータ電流Imが流れ、アシストモータMが逆転方向に制動力が働くように作用する。
このモータ逆転制動時にも回生電流Icは抑制され、ハンチング現象が抑制されて不快音の発生や操舵フィーリングの低下を防止することができる。
モータ回転速度ωが大きい程逆起電力が大きく回生電流Icも多く流れようとするが、本制動時デューティDは、モータ回転速度が大きくなる程小さくなるよう設定されているため(図11参照)、回生電流を効果的に抑制し、制御ハンチングによる操舵フィーリングの低下を適切に防止することができる。
なお、本操舵トルク制御装置30は、目標操舵トルク演算処理手段40がセルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsにフリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを求めているので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクTsをフリクショントルクTfが補い、低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
以上の実施の形態では、モータ駆動回路26の上流側(上辺)のFETQ1,FETQ3にフィードバックデューティDfbのPWM信号が出力され、下流側(下辺)のFETQ2,FETQ4にオン信号または制動時デューティDが出力されたが、逆に上流側(上辺)のFETQ1,FETQ3にオン信号または制動時デューティDが出力され、下流側(下辺)のFETQ2,FETQ4にフィードバックデューティDfbのPWM信号が出力されるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体の概略後面図である。 ステアリングギヤボックス内の構造を示す断面図である。 操舵トルク制御装置の概略ブロック図である。 通常制御時の動作を示すモータ駆動回路図である。 目標操舵トルク演算処理手段の概略ブロック図である。 基準車速における舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを座標で示す図である。 停車時における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを座標で示す図である。 目標操舵トルクの算出処理手順を示すフローチャートである。 モータ回転速度ωに対する制動時デューティDの関係を示す図である。 モータ駆動制御の制御手順を示すフローチャートである。 制動時の動作を示すモータ駆動回路図である。
符号の説明
M…アシストモータ、Q1,Q2,Q3,Q4…FET、d1,d2,d3,d4…寄生ダイオード、
1…電動パワーステアリング装置、2…ラックハウジング、3…ラック軸、4…ステアリングギヤボックス、5…入力軸、6…トーションバー、7…操舵ピニオン軸、8…ラックガイドスプリング、9…ラックガイド、10…ウオーム減速機構、11…ウオームホイール、12…ウオーム、20…操舵トルクセンサ、21…コア、22,23…コイル、25…車速センサ、26…モータ駆動回路、28…ステアリング舵角検出装置、
30…操舵トルク制御装置、
40…目標操舵トルク演算処理手段、41…セルフアライニングトルク演算手段、42…セルフアライニングベーストルク抽出手段、42a…セルフアライニングベーストルク記憶手段、43…セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段、43a…セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段、44…乗算手段、45…フリクショントルク演算手段、46…フリクションベーストルク抽出手段、46a…フリクションベーストルク記憶手段、47…フリクショントルク乗算係数抽出手段、47a…フリクショントルク乗算係数記憶手段、48…乗算手段、49…加算手段、
50…ステアリング角速度演算手段、51……減算手段、52…フィードバックデューティ演算手段、53…モータ回転速度演算手段、54…モータ制動状態判定手段、55…制動時デューティ演算手段、56…モータ駆動制御手段。

Claims (3)

  1. モータ電流の上流側の上辺と下流側の下辺のそれぞれ2辺ずつの4辺に配置されたスイッチング素子により構成されるブリッジ回路の一方の対辺のスイッチング素子を同時にオフし、他方の対辺のスイッチング素子を同時にオンすることでアシストモータをPWM制御のデューティで正転または逆転駆動させるモータ駆動回路を備えて前記アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、
    操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    車速を検出する車速センサと、
    ステアリングの舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、
    前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいてPWM制御のフィードバックデューティを算出するフィードバックデューティ演算手段と、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角の変化からアシストモータのモータ回転速度を算出するモータ回転速度演算手段と、
    前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量の備える制御回転方向に対して前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度の備える操舵回転方向が逆方向であるモータ制動状態を判定するモータ制動状態判定手段と、
    前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度に基づきPWM制御の制動時デューティを算出する制動時デューティ演算手段と、
    前記フィードバックデューティ演算手段により算出されたフィードバックデューティおよび前記制動時デューティ演算手段により算出された制動時デューティさらに前記モータ制動状態判定手段の判定結果を入力しモータ制御信号を前記モータ駆動手段に出力して前記アシストモータを駆動制御するモータ駆動制御手段とを備え、
    前記モータ駆動制御手段は、前記モータ駆動手段の上辺または下辺のスイッチング素子を前記フィードバックデューティでPWM制御し、通常制御時にオン制御する前記下辺または上辺のスイッチング素子を制動時には前記制動時デューティでPWM制御することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記制動時デューティ演算手段は、
    前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度に基づき制動時デューティを予め定めておいた関係から導出することを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記目標操舵トルク演算処理手段は、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、
    前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、
    前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動パワーステアリング装置。

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