JP2006296991A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様なマッサージ感を得ることができるものとする。
【解決手段】平板状であり且つ人体と接触する側の一面が人体側に向けて凸となる湾曲状態と凹となる湾曲状態との間で変形可能な施療子31と、該施療子31の上記2つの湾曲状態を切り換えるとともに切り換えた状態を夫々保持する湾曲状態切換手段とを具備する。施療子の人体と接触する側の面の形状を湾曲状態の切換により変化させることで、多様なマッサージ感を得ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】平板状であり且つ人体と接触する側の一面が人体側に向けて凸となる湾曲状態と凹となる湾曲状態との間で変形可能な施療子31と、該施療子31の上記2つの湾曲状態を切り換えるとともに切り換えた状態を夫々保持する湾曲状態切換手段とを具備する。施療子の人体と接触する側の面の形状を湾曲状態の切換により変化させることで、多様なマッサージ感を得ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、マッサージ機、殊にその施療子に関するものである。
人体の背や肩をマッサージするためのマッサージ機では、ローラ状の施療子や特許第3485722号公報に示されているパッド型の施療子を用いたものが知られている。
しかし、このような形態の施療子では人体と接触する面の形状が常に一定であり、得られるマッサージ感に多様性を持たせることができない。
特許第3485722号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、多様なマッサージ感を得ることができるマッサージ機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るマッサージ機は、平板状であり且つ人体と接触する側の一面が人体側に向けて凸となる湾曲状態と凹となる湾曲状態との間で変形可能な施療子と、該施療子の上記2つの湾曲状態を切り換えるとともに切り換えた状態を夫々保持する湾曲状態切換手段とを具備していることに特徴を有している。施療子の人体と接触する側の面の形状を湾曲状態の切換により変化させることができるようにしたものである。
上記施療子の長手方向端部に補助施療子を設けるとともに、施療子よりも人体側に突出する位置と人体側から見て施療子よりも後方の位置とに補助施療子の位置を切り換える切換手段を設けたものでは、補助施療子によるマッサージを選択することもできるために、更に多様なマッサージ感を得ることができる。
上記補助施療子としては、ローラや、人体の拇指を模した形状のものを好適に用いることができる。殊に指圧的なポイントマッサージ感を得るのに有利となる。
施療子としては、弾性材に骨組を備えた弾性材で形成されたもの、複数の剛体を軸もしくはリンクもしくは弾性体で連結したものなどを用いることができるが、弾性材のみで形成したものであってもよい。
本発明は、施療子の人体と接触する側の面の形状を湾曲状態の切換により変化させることができるために、人体との接触状態を大きく変化させることができるものであり、このために多様なマッサージ感を得ることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図2は本発明にかかるマッサージ機の一例であって、リクライニング自在な背もたれ10を有する椅子1の座部11の前端には空気袋を膨張収縮させることで脚に対するマッサージを行う脚マッサージ器12が取り付けられている。
そして背もたれ10内に人体の背面から肩にかけてのマッサージを行うマッサージ機構2が上下動自在に配設されている。このマッサージ機構2が備える左右一対の施療子部3,3は、図1に示すように、夫々施療子31とこの施療子31の上下両端部に位置する副施療子32,33で構成されている。平板状(少なくとも人体と接触する側の面が平面状であればよく、厚みのあるものであってもよい)で人体の掌(指部分を含む)ほどの大きさとなっている施療子31は、ゴムや空気袋などの弾性を有するもので形成されており、その上下端は夫々上下枠35,35に固定されている。
また上方側に位置する副施療子32はローラとして形成されて、上記上枠35に基端が軸支されたアーム36の先端部に軸着されており、下方側に位置する副施療子33は、人体の拇指を模した形状に形成されて、上記下枠35に基端が軸着されたアーム36の先端部に固定されている。
そして3種の施療子31,32,33を有する施療子部3における上記アーム36,36の中程に、夫々レバー37,37が連結されている。これらレバー37は、図3に示すように、軸38によって回動自在とされたもので、その他端間には引っ張りばね39が取り付けられているために、両レバー37,37は副施療子32,33を接近させる方向に不正されている。またレバー37,37間における軸38と引っ張りばね39との間の部分に回転駆動されるカム40が配設されており、カム40の回転によって両レバー37,37は開閉駆動される。図3中の18は背もたれ10内に設けられたフレーム、19はフレーム18に付設されたラックと噛み合うピニオンで、マッサージ機構2はこのピニオン19の回転駆動によってフレーム18に沿って上下に自走する。
上記カム40は、施療子31と副施療子32,33の前後位置関係の入れ換えのためのもので、図4(a)に示すように、施療子31の前面よりも副施療子32,33が前方側(人体側)に突出している状態からカム40の回転でレバー37,37を勢いよく広げた後、更に閉じれば、レバー37の先端がアーム36,36に連結されていることと、前後方向移動の慣性により、弾性体31が前方へ移動すると同時に副施療子32,33が後退し、図4(b)に示す状態を経て、図4(c)に示すように、副施療子32,33よりも施療子31が人体9側に突出する状態となる。再度カム40を180°回転させれば、図4(a)に示す状態に戻る。
また、レバー37,37には図5に示すように3つのエアバッグ41,42,43が取り付けられている。エアバッグ41は2本のリンクで構成されて二つ折りとなっている下方側のレバー37のリンク間を連結し、エアバッグ42はレバー37に一端が固定されて他端が施療子31の背面を押圧自在となっており、更にエアバッグ43はレバー37に一端が固定されて施療子31の背面に引っ張り部材44を介して連結されたもので、エアバッグ42を膨張させて施療子31の背面を押圧した状態でエアバッグ41を膨張させることで施療子31の上下端間の距離を短くすれば、施療子31が前方に凸となるように湾曲する。逆にエアバッグ43を膨張させて施療子31の背面を引っ張った状態でエアバッグ41を膨張させて施療子31の上下端間の距離を短くすれば、施療子31は前方が凹となる湾曲状態となる。
また、マッサージ機構2は、ねじ軸7と螺合するとともに駆動ギア60と噛み合う歯が外周面に形成された強弱調整板6を備えるとともに、駆動ギア60によって回転する強弱調整板6と共に回転し且つねじ軸7の回転でねじ軸7の軸方向に移動する可動ブロック(図示せず)を備えており、上記レバー37,37を支持している軸38は、この可動ブロックに設けられている。このために駆動ギア60の回転で施療子31は図6に示すように、上端側が下端側よりも前方に突出する状態と下端側が上端側よりも突出する状態とを得ることができるようになっている。
従って、図6(a)に示すように前方に凸となるように湾曲した施療子31の上部側が人体9に接触する状態と、図6(c)に示すように前方に凸となるように湾曲した施療子31の下部側が人体9に接触する状態とを選択することができる。ちなみに、図6(a)に示す状態は四指によるマッサージを模したものとなり、図6(c)に示す状態は手根によるマッサージを模した状態となる。もちろん、図6(b)に示すように施療子31の上下方向中央部が人体9に接する状態でもマッサージが可能である。
そして、施療子31をその前面が凹となる湾曲状態にした上で施療子31の上端側が下端側が突出する状態として人体9の肩に施療子31を押し当てることで、肩のマッサージも行うことができるが、ここでは肩のマッサージをより有効とするために、図8に示すように上方側の施療子32は施療子31よりも後方側に、下方側の副施療子33は施療子31よりも前方に位置する状態も得られるようにしている。
すなわち、図7に示すように、カム40の回転でレバー37,37を開くとともに、この時、施療子31背面の上下方向中央部よりも上方側を押圧するエアバッグ42を膨張させれば、上方側のアーム36のみを反転させることができるものであり、この状態でエアバッグ42を収縮させるとともにエアバッグ43を膨張させることで、図7に示す肩つかみのマッサージが可能な状態となる。
なお、前述のねじ軸7は、左右一対の施療子部3,3における各強弱調整板6,6と螺合する部分が互いに逆方向のねじとなっているために、ねじ軸7の回転により左右の施療子3,3間の間隔が変化する。また、図示していないが、上記可動ブロックは上方の副施療子32を備えたアーム36に先端が連結されたレバー37を前後に駆動することで副施療子32(及び施療子31の上部側)を前後に移動させることができる前後駆動部材を備えており、この前後駆動部材と前記上下移動と上記ねじ軸37の軸方向(左右方向)移動とを組み合わせることで、人体9に対するもみマッサージを副施療子32で行うことができるようになっている。
ところで施療子31であるが、前述のような弾性材のみで構成されたもののほか、図9及び図10に示すように、リンクによる骨組50を備えたものであってもよい。また、図11に示すように、複数の剛体を軸もしくはリンクもしくは弾性体で連結したもので形成されたものであってもよく、この場合、図12に示すように、剛体の前面側(人体側)にローラ51やクッション52を配置してもよい。なお、施療子31の上部側で四指によるマッサージを模し、下部側で手根によるマッサージを模す場合、図12(c)に示すように、上部側にクッション52を、下部側にローラ51を配置するのが有効である。また、手掌によるさすりマッサージを模す場合は、ローラ51を配置した部分を人体9に接触させて施療子部3を人体背面に沿って上下移動させるのが好ましい。
また、施療子31を湾曲状態を切り換える手段として、エアバッグ41,42,43を用いたものを示したが、図13に示すように、扇状に膨張収縮する2つのエアバッグ45,46を用いたり、図14に示すように、施療子31の背面側の上下端間を引っ張る引っ張りばね46と、施療子31の前面側の上下端間をつなぐテープ47を引くモータやSMAなどのアクチュエータ48とを用いたり、エアシリンダー等のリニアアクチュエータを用いたりしてもよい。上記引っ張りばね46の代わりに施療子41そのものが反り返るばね性を有するようにしてもよい。
副施療子32,33と施療子31との前後位置関係の切換は、モータによるアーム36の回転で行ったり、上下枠35,35に設けた伸縮アクチュエータによる副施療子32,33の前後位置移動で行ってもよい。
3 施療子部
31 施療子
32 副施療子
33 副施療子
31 施療子
32 副施療子
33 副施療子
Claims (6)
- 平板状であり且つ人体と接触する側の一面が人体側に向けて凸となる湾曲状態と凹となる湾曲状態との間で変形可能な施療子と、該施療子の上記2つの湾曲状態を切り換えるとともに切り換えた状態を夫々保持する湾曲状態切換手段とを具備していることを特徴とするマッサージ機
- 上記施療子の長手方向端部に補助施療子を備えるとともに、該補助施療子は施療子よりも人体側に突出する位置と人体側から見て施療子よりも後方の位置とにその位置を切り換える切換手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 補助施療子がローラであることを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
- 補助施療子が人体の拇指を模した形状のものであることを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
- 施療子は弾性材に骨組を備えた弾性材で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマッサージ機。
- 施療子は複数の剛体を軸もしくはリンクもしくは弾性体で連結したもので形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005127174A JP2006296991A (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | マッサージ機 |
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Publications (1)
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JP2005127174A Withdrawn JP2006296991A (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | マッサージ機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009172312A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | マッサージ機 |
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2005
- 2005-04-25 JP JP2005127174A patent/JP2006296991A/ja not_active Withdrawn
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