JP2006296587A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 下皿から上皿への遊技球の移し替えを自動的に行うように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】 パチンコ機1は、発射ハンドル9の操作に基づいて遊技領域に遊技球を打ち出す発射装置と、発射装置に供給する遊技球及び払い出された賞球を収容する上皿13と、上皿13の下方に配設されて遊技球を収容する下皿15と、下皿15内の遊技球を上皿13内に移し替える揚送装置16とを備えている。これにより、上皿13の遊技球が減少した場合でも、下皿15の遊技球を上皿13に移し替える作業を自動で簡単に行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは遊技球を収容する上皿と下皿とを備えた遊技機に係る。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて発射装置により遊技盤の遊技領域に打ち出された後、障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、あるいは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
このパチンコ機は、遊技機の前面に上下2段に配設された上皿と下皿とを有している。このうち上皿は、発射装置に供給する遊技球を収納し、また各種入賞口への入賞により払い出された遊技球(賞球)を収容するものである。一方、下皿は、上皿に収容しきれず自動的に落下させられた遊技球や、遊技者が手動で上皿の排出レバーを操作した際に上皿側から落下した遊技球を収容するものである。このように、遊技球の上皿側から下皿側への移動は、自動的に又は手動により比較的、簡単に行われる。
特開2003−236210号公報
ところで、上述のように、発射装置には、上皿内の遊技球が供給されるので、遊技の進行に伴って上皿の遊技球が減少した場合には、下皿の遊技球を上皿に移し替える作業が必要となる。従来、この作業は、遊技者が手動で、すなわち手でつかんだり、カップを利用したりして、複数回繰り返すことで行っていた。このため、作業が煩雑であったり、遊技者の手が汚れたりするといった問題があった。
そこで、本発明は、下皿から上皿への遊技球の移し替えを自動的に行うように構成し、もって上述の課題を解決するようにした遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図4参照)、遊技球を遊技盤(7)の遊技領域(7a)に打ち出して遊技を行う遊技機(1)において、
発射ハンドル(9)の操作に基づいて前記遊技領域(7a)に遊技球を打ち出す発射装置(48)と、
前記発射装置(48)に供給する遊技球及び払い出された賞球を収容する上皿(13)と、
前記上皿(13)の下方に配設されて遊技球を収容する下皿(15)と、
前記下皿(15)内の遊技球を前記上皿(13)内に移し替える揚送手段(16)と、を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1ないし図4参照)、前記揚送手段(16)が、
前記下皿(15)と前記上皿(13)との間に延設され、前記下皿(15)内の遊技球が供給される搬入口(29)と前記上皿(13)内に遊技球を排出する搬出口(10)とを有する管状の搬送路(44)と、
前記搬送路(44)内で回転することにより、前記搬入口(29)から供給される遊技球を前記搬出口(10)に向け前記搬送路(44)内で押し揚げる揚送スクリュー(49)と、
前記揚送スクリュー(49)を回転駆動する駆動手段(35)と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1、図2及び図4参照)、被操作が前記駆動手段(35)の作動契機となる操作部材(51)を備えてなる、
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1ないし図3参照)、前記搬送路(44)には、前記搬出口(10)から前記上皿(13)内に供給されるべき遊技球を該上皿(13)内の遊技球に起因して排出し得ない際に、前記搬送路(44)内を押し揚げられてきた遊技球を前記下皿(15)側に戻すバイパス(Bp)が設けられている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の遊技機(1)にある。
請求項5に係る本発明は(例えば図3参照)、前記上皿(13)への賞球流路(22)に、前記上皿(13)の遊技球が満杯の際に払い出された賞球を前記下皿(15)に導く分岐口(17)が設けられ、
前記搬送路(44)の前記搬出口(10)が前記分岐口(17)の上流側に配置されて前記バイパス(Bp)が形成されてなる、
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、発射ハンドルの操作に基づいて遊技領域に遊技球を打ち出す発射装置と、発射装置に供給する遊技球及び払い出された賞球を収容する上皿と、上皿の下方に配設されて遊技球を収容する下皿と、下皿内の遊技球を上皿内に移し替える揚送手段とを備えるので、遊技進行に伴って上皿の遊技球が減少した場合でも、下皿の遊技球を上皿に移し替える作業を自動で簡単に行うことができる。これにより、遊技者が手でつかんだりカップを利用したりして行う煩雑で手を汚すような従来の移し替え作業を不要にすることができる。
請求項2に係る本発明によると、揚送手段が、下皿内の遊技球が供給される搬入口と上皿内に遊技球を排出する搬出口とを有する管状の搬送路と、搬送路内で回転して搬入口から供給される遊技球を搬出口に向け搬送路内で押し揚げる揚送スクリューと、揚送スクリューを回転駆動する駆動手段とを備えるので、上皿、下皿及びその近傍の限られた狭いスペースに容易に配設できるコンパクトな構造の揚送手段を実現できる。
請求項3に係る本発明によると、被操作が駆動手段の作動契機となる操作部材を備えるので、必要時に遊技者が操作するだけで簡単に駆動手段を作動させることができ、下皿の遊技球を上皿に簡便に移し替えることができる。
請求項4に係る本発明によると、搬送路には、搬出口から上皿内に供給されるべき遊技球を該上皿内の遊技球に起因して排出し得ない際に、搬送路内を押し揚げられてきた遊技球を下皿側に戻すバイパスが設けられているので、遊技球が上皿に戻され過ぎて上皿から溢れ出るような不都合を確実に回避することができる。
請求項5に係る本発明によると、上皿への賞球流路に、上皿の遊技球が満杯の際に払い出された賞球を下皿に導く分岐口が設けられ、搬送路の搬出口が分岐口の上流側に配置されてバイパスが形成されるので、従来タイプの遊技機にも設けられている分岐口を利用して、本発明のバイパスを簡便に構成することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図1ないし図5に沿って説明する。なお、図1は本発明に係るパチンコ機の外部構造を示す正面図、図2は本パチンコ機の外部構造を左斜め上方から見た斜視図、図3は上皿への遊技球の供給状況を示す一部断面した平面図、図4は本パチンコ機の制御系を示すブロック図、図5は本パチンコ機の作動を説明するためのフローチャートである。
本実施形態のパチンコ機(遊技機)1は、発射ハンドル9の操作による発射装置48(図4参照)の作動で遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに打ち出しつつ遊技を行うものであり、例えば始動チャッカー45に遊技球が入賞することで、アタッカー(図示せず)の開閉に関する抽選を行い、この抽選の結果が当選状態、いわゆる大当たりが発生した状態でアタッカーに入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。この大当たりには、抽選の結果に基づいて選択される「通常大当たり」や「確立変動大当たり」などの種類があり、例えば確立変動大当たりの際には、上述の始動チャッカー45に入賞した際の抽選における大当たりの確立が高くなるとともに、次に大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる。
図1に示すように、本パチンコ機1は、開口部を有する枠体状の筐体2と、この筐体2に開閉可能に装着された前扉3とを備えており、前扉3の前面には、透明ガラス6を有するガラス枠5が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス6の奥側には遊技盤7が配置されており、ガラス枠5の上部における左側及び右側には、それぞれ演出用照明装置23が配置されている。前扉3の下部には、スピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。また、ガラス枠5における中央部の右側には、前扉3を筐体2側に施錠し又は筐体2側から解放するための施錠装置4が配置されている。
前扉3における下部中央、すなわちガラス枠5の下方中央には、発射装置48に供給する遊技球及び払い出された賞球を球収容部13aに収容する上皿13と、上皿13の下方に配設されて遊技球を球収容部15aに収容する下皿15とが上下二段に設けられている。上皿13における左上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が設けられ、また上皿13における右上部壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
球供給口18の奥側には、上段の球収容部13aに遊技球が満たされている場合に上皿13から溢れ出た遊技球を、下段の下皿15の球収容部15aに開口した球排出口19へ導く導通路(図示せず)が設けられている。上段の上皿13で溢れた遊技球は、この導通路を経由して球排出口19から下段の下皿15の球収容部15aに放出される。また、下皿15には、球排出レバー20が設けられており、このレバー20をスライドすると、下皿15の底部分にあるスライド板21が開いて、球収容部15a内の遊技球が下方に排出される。前扉3における下皿15の右側には、遊技者の操作に基づいて発射装置48(図4参照)を作動させるための発射ハンドル9と、この発射ハンドル9の奥側に配置され、発射ハンドル9の操作に基づいて遊技球を遊技領域7aに打ち出す発射装置48(図4参照)とが設けられている。
上述の遊技領域7aの中央部には、遊技球ステージS及びこのステージSからの遊技球を下方の始動チャッカー45に入賞させるための球放出口12を有するセンター飾り25が配置されており、センター飾り25の中央部に形成された矩形状の開口には、遊技盤7裏面側に装着された図柄表示装置11が露出している。また、センター飾り25における球放出口12のやや下方には、大当たり抽選実行の契機となり得る入球が行われる上記始動チャッカー45が配設されておい、更にその下方にはアタッカー53が配設されている。なお、遊技領域7aには、センター飾り25、始動チャッカー45の外に、不図示の風車や多数の障害釘等が設けられている。
また、ガラス枠5における下部左側には、被操作がスクリュー駆動モータ(駆動手段)35の作動の契機となる操作ボタン(操作部材)51が配設されている。更に、上皿13及び下皿15における左側には、下皿15内の遊技球を上皿13内に移し替える、後述する揚送装置(揚送手段)16が配設されている。
上述構成の本パチンコ機1は、筐体2及び前扉3等によって遊技機本体を構成している。本パチンコ機1が、遊技場の島設備(いずれも図示せず)に設置された状態においては、図2に示すように、遊技機本体の例えば左側に遊技球供給装置46が配設される。遊技球供給装置46は、プリペイドカード挿入口47を有しており、上述の球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bの押下に応じて、遊技球を供給したり、プリペイドカード挿入口47からプリペイドカードを返却したりする。
ここで、本発明の特徴である上記揚送装置16について、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。
すなわち、図1及び図2に示すように、揚送装置16は、下皿15と上皿13との間に湾曲した形で延設される搬送路44を備えており、この搬送路44は、下皿15内の遊技球が供給される搬入口29と、上皿13内に遊技球を排出する搬出口10とを有する管状に構成されている。搬入口29は、下皿15の球収容部15aに対して開口している。
また、揚送装置16は、搬送路44内で回転することにより、搬入口29から供給される遊技球を搬出口10に向けて搬送路44内で押し揚げる揚送スクリュー49を備えており、この揚送スクリュー49は、搬送路44の湾曲形状に応じてフレキシブルに曲がりながら回転する芯部材49aと、この芯部材49aを中心として該芯部材49aに沿って螺旋状に巻き付くように形成されたスクリュー部49とから構成されている。
更に、揚送装置16は、揚送スクリュー49を回転駆動するスクリュー駆動モータ(駆動手段)35を備えており、このスクリュー駆動モータ35は、下皿15の前部内方に固定され、ギヤ列を内包した減速機構52を介して芯部材49aの一端に連結されている。揚送スクリュー49は、スクリュー部49を、管状の搬送路44の内面に対して僅かな空隙をあけた状態で自在に回転させ得るように構成されている。
また、搬送路44には、搬出口10から上皿13内に供給されるべき遊技球を該上皿13内の遊技球に起因して排出し得ない際に、搬送路44内を押し揚げられてきた遊技球を下皿15側に戻すバイパスBpが設けられている。つまり、図3に示すように、上皿13への賞球流路22に、上皿13の遊技球が満杯の際に払い出された賞球を下皿15に導く分岐口17が設けられており、搬送路44の搬出口10が当該分岐口17の上流側(図3では右側)に配置されて、上記バイパスBpが構成されている。
賞球流路22は、上皿13の奥側の左右方向に延設された形で球供給装置(図示せず)に連通すると共に、流路を区画している側壁27の一部に形成された開口部28を介して上記分岐口17に連通している。側壁27の上皿13側には、上述の球供給口18が形成されている。そして、賞球流路22における開口部28に面する箇所の床面が僅かに高く形成されており、この構成により、上皿13の球収容部13aへの球供給が可能な際には、遊技球を球収容部13aに向けて順次送り続けるが、球収容部13aに遊技球が溜まって更なる球供給ができなくなった際には、遊技球が床面の僅かに高くなった箇所を開口部28側に乗り越えて、分岐口17から落下することになる。また、芯部材49aの他端、つまり揚送スクリュー49の上皿13側は、搬出口10から賞球流路22に露出する直前まで延設されている。
<パチンコ機1の制御系>
次に、本実施の形態におけるパチンコ機1の制御系を図4に沿って説明する。
すなわち、本パチンコ機1の制御系は、主基板30と、この主基板30に接続されたサブ基板31とを備えている。主基板30は、パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
主基板30は、入賞判定手段32、入賞信号出力手段33、第1抽選手段38a、第2抽選手段38b、遊技制御手段36、保留手段37、作動制御手段41、作動判定手段42、及び作動決定手段43を備えている。また主基板30には、始動チャッカー開閉ソレノイド39、及びアタッカー開閉ソレノイド40が接続されている。
入賞判定手段32は、発射ハンドル9の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域7aに打ち出された遊技球が始動チャッカー45に入賞したとき、該始動チャッカー45への入賞と判定する。
入賞信号出力手段33は、入賞判定手段32によって始動チャッカー45への入賞が判定されたとき、始動チャッカー45に入賞した旨の入賞信号を出力する。
第1抽選手段38aは、入賞信号出力手段33からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での始動チャッカー45への入球を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。
第2抽選手段38bは、第1抽選手段38aでの大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が図柄表示装置画面上の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターンコマンドを出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選手段38bはまた、第1抽選手段38aでの大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。第2抽選手段38bはまた、第1抽選手段38aでの大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。
遊技制御手段36は、予め設定された演出データに応じて図柄表示装置11に表示すべき演出内容(主に大当たり抽選結果を除く内容)に関する信号と、第1抽選手段38a及び第2抽選手段38bで行われた抽選結果に応じた演出内容(主に大当たり抽選の結果の内容)に関する信号とを、制御コマンドと共にサブ基板31の表示制御手段34に送信する。
保留手段37は、第2抽選手段38bから出力された変動パターンコマンドを入力し、始動チャッカー45への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、遊技領域7a内に備えた保留球表示部(図示せず)に、例えば最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段37は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー45への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。また、保留球数を点灯表示する上記保留球表示部は、例えば、図柄表示装置11の表示画面内の一部に適宜設けることができる。
そして保留手段37は、保留(記憶)している変動パターンコマンドを順次出力し、この出力した変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段37は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段38aで行われる始動チャッカー45への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段41は、後述する作動決定手段43の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド39に対して所定のタイミングで駆動信号を送り、遊技領域7aの不図示のスルーゲートを遊技球が通過したことに基づいてサブ抽選した際の始動チャッカー45の所定時間の開放動作を実行させる。作動制御手段41は更に、作動決定手段43の作動開始決定の旨の信号に基づき、アタッカー開閉ソレノイド40に対して所定のタイミングで駆動信号を送り、第1抽選手段38aでの抽選による大当たり発生時にアタッカー53を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉止する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段42は、始動チャッカー開閉ソレノイド39及びアタッカー開閉ソレノイド40を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。
作動決定手段43は、作動判定手段42からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド39、アタッカー開閉ソレノイド40の作動開始を決定する。
始動チャッカー開閉ソレノイド39は、不図示のスルーゲートへの入球時に主基板30で行われるサブ抽選に抽選したとき、作動制御手段41の制御に応答して、始動チャッカー45を所定時間開放させるように作動する。
アタッカー開閉ソレノイド40は、第1抽選手段38aでの抽選による大当たり発生時に、作動制御手段41の制御に応答してアタッカー53を開閉動作させる。
一方、サブ基板31は、演出制御手段59、表示制御手段34、揚送制御手段50、及び発射制御手段54を有しており、サブ基板31には、発射装置48、放音装置8、演出用照明装置23、図柄表示装置11、スクリュー駆動モータ35、揚送操作ボタン51、及び発射ハンドル9が接続されている。
演出制御手段59は、主基板30中の上記マイクロプロセッサから供給される信号に従って、放音装置8、演出用照明装置23を適時駆動して、遊技者の聴覚及び視覚に訴える演出表示を行う。
表示制御手段34は、遊技制御手段36から送信された信号に従って図柄表示装置11を適時駆動し、大当たり抽選結果を除く内容や大当たり抽選結果に関連する内容を、それぞれ遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
揚送制御手段50は、揚送操作ボタン51が押圧操作された際の信号に基づき、スクリュー駆動モータ35を一方向に回転駆動して、揚送スクリュー49を搬送路44内で回転させ、下皿15の球収容部15a内の遊技球を搬入口29から取り込みつつ上皿13側に移送するように制御する。
発射制御手段54は、発射ハンドル9が回動操作された際の信号に基づき、発射装置48を駆動して、所定時間間隔(例えば、0.6秒間隔)で遊技領域7aに遊技球を打ち出すように制御する。
放音装置8、演出用照明装置23及び図柄表示装置11は、上述したように各制御に応答して音、光、図柄の発生により、通常時の演出や大当たり時における特別な演出等を行う。
次に、本パチンコ機1による作用について、図5のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置(図示せず)の作動によって遊技球が所定の時間間隔で遊技領域7aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域7aに放出された多数の遊技球は、始動チャッカー45等に入賞し、或いはそれらに関与せずに転動落下して、遊技領域7a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤7背面側に排出される。
そして、始動チャッカー45に入賞した場合、入賞判定手段32が当該入賞を判定し、かつ入賞信号出力手段33が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段37は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンコマンドを、遊技制御手段36を介して順次表示制御手段34に送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段37は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選手段38aで行われる始動チャッカー45への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1抽選手段38aが当たりフラグをオンすると、第2抽選手段38bが、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置11に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第2抽選手段38bは、その旨の変動パターンコマンドを出力すると共に、当該変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置11に表示される外れ図柄がセットされ、第2抽選手段38bは、その旨の変動パターンコマンドを出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段36が、図柄表示装置11に表示すべき演出内容に関する信号を制御コマンドと共にサブ基板31の表示制御手段34に送信することに基づき、表示制御手段34が、図柄表示装置11を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、第1抽選手段38aでの抽選結果が図柄表示装置11の画面上に表れ、抽選結果が大当たりであった場合には、作動制御手段41が、作動決定手段43の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド40に駆動信号を送り、当該ソレノイド40を作動させてアタッカー53を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー53に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口18から上皿13に払い出されることとなる(ステップS6)。
また、上述した遊技中、図5に示すステップS1〜S6の一連の処理に並行して、例えば遊技者によって揚送操作ボタン51が操作された場合には、以下のような処理が進行することとなる。
すなわち、下皿15の球収容部15a内に多数の遊技球が存する状態において、遊技領域7aへの打ち出しに伴って上皿13の球収容部13a内の遊技球が減少してきた場合、遊技者は、上皿13への遊技球の補給を行うべく揚送操作ボタン51を押圧操作する。すると、揚送制御手段50が、揚送操作ボタン51の被操作時の信号に基づき、スクリュー駆動モータ35を一方向に回転駆動するため、該モータ35の回転が減速機構52を介して揚送スクリュー49を搬送路44内で力強く回転させる。これにより、下皿15の球収容部15a内の遊技球が、搬入口29から搬送路44内に取り込まれつつ、回転する揚送スクリュー49によって上皿13側に移送され、図3に示すように、搬出口10から賞球流路22に放出され、該賞球流路22の傾斜に沿って球供給口18側に転動し、該球供給口18から球収容部13aに流入することとなる。
このように、本パチンコ機1では、発射ハンドル9の操作に基づいて遊技領域7aに遊技球を打ち出す発射装置48と、発射装置48に供給する遊技球及び払い出された賞球を収容する上皿13と、上皿13の下方に配設されて遊技球を収容する下皿15と、下皿15内の遊技球を上皿13内に移し替える揚送装置16と、を備えるので、遊技進行に伴って上皿13の遊技球が減少した場合でも、下皿15の遊技球を上皿13に移し替える作業を自動で簡単に行うことができる。これにより、遊技者が手でつかんだりカップを利用したりして行う煩雑で手を汚すような従来の移し替え作業を不要にすることができる。
そして、上記揚送装置16が、搬入口29と搬出口10とを有する管状の搬送路44と、搬入口29から供給される遊技球を搬出口10に向け搬送路44内で押し揚げる揚送スクリュー49と、揚送スクリュー49を回転駆動する駆動手段としてのスクリュー駆動モータ35と、を備えるので、上皿13、下皿15及びその近傍の限られた狭いスペースに容易に配設できるコンパクトな構造の揚送手段が実現できる。
更に、被操作がスクリュー駆動モータ35の作動契機となる揚送操作ボタン51を備えるので、必要時に遊技者が操作するだけで簡単にスクリュー駆動モータ35を作動させることができ、下皿15の遊技球を上皿13に簡便に移し替えることができる。
また、搬送路44には、搬出口10から上皿13内に供給されるべき遊技球を該上皿13内の遊技球に起因して排出し得ない際に、搬送路44内を押し揚げられてきた遊技球を下皿15側に戻すバイパスが設けられているので、遊技球が上皿13に戻され過ぎて上皿13から溢れ出るような不都合を確実に回避することができる。
そして、上皿13への賞球流路22に、上皿13の遊技球が満杯の際に払い出された賞球を下皿13に導く分岐口17が設けられ、搬送路44の搬出口10が分岐口17の上流側に配置されて上記バイパスが形成されるので、従来タイプのパチンコ機にも設けられている分岐口を利用して、本発明のバイパスを簡便に構成することができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施の形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係るパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 本パチンコ機の外部構造を左斜め上方から見た斜視図である。 上皿への遊技球の供給状況を示す一部断面した平面図である。 本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機の作動を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:遊技機(パチンコ機)
7:遊技盤
7a:遊技領域
9:発射ハンドル
10:搬出口
13:上皿
15:下皿
16:揚送手段(揚送装置)
17:分岐口
22:賞球流路
29:搬入口
35:駆動手段(スクリュー駆動モータ)
44:搬送路
48:発射装置
49:揚送スクリュー
51:操作部材(揚送操作ボタン)
Bp:バイパス

Claims (5)

  1. 遊技球を遊技盤の遊技領域に打ち出して遊技を行う遊技機において、
    発射ハンドルの操作に基づいて前記遊技領域に遊技球を打ち出す発射装置と、
    前記発射装置に供給する遊技球及び払い出された賞球を収容する上皿と、
    前記上皿の下方に配設されて遊技球を収容する下皿と、
    前記下皿内の遊技球を前記上皿内に移し替える揚送手段とを備える、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記揚送手段は、
    前記下皿と前記上皿との間に延設され、前記下皿内の遊技球が供給される搬入口と前記上皿内に遊技球を排出する搬出口とを有する管状の搬送路と、
    前記搬送路内で回転することにより、前記搬入口から供給される遊技球を前記搬出口に向け前記搬送路内で押し揚げる揚送スクリューと、
    前記揚送スクリューを回転駆動する駆動手段とを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 被操作が前記駆動手段の作動契機となる操作部材を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記搬送路には、前記搬出口から前記上皿内に供給されるべき遊技球を該上皿内の遊技球に起因して排出し得ない際に、前記搬送路内を押し揚げられてきた遊技球を前記下皿側に戻すバイパスが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうち何れか1項に記載の遊技機。
  5. 前記上皿への賞球流路に、前記上皿の遊技球が満杯の際に払い出された賞球を前記下皿に導く分岐口が設けられ、
    前記搬送路の前記搬出口が前記分岐口の上流側に配置されて前記バイパスが形成されてなる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132269A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Heiwa Corp 遊技機の皿揚球装置

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