JP2006294642A - ウエハ飛出しセンサ、ロードポートおよびロードポートの制御方法 - Google Patents

ウエハ飛出しセンサ、ロードポートおよびロードポートの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006294642A
JP2006294642A JP2005108951A JP2005108951A JP2006294642A JP 2006294642 A JP2006294642 A JP 2006294642A JP 2005108951 A JP2005108951 A JP 2005108951A JP 2005108951 A JP2005108951 A JP 2005108951A JP 2006294642 A JP2006294642 A JP 2006294642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
sensor
mapping
load port
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005108951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4501755B2 (ja
Inventor
Makoto Osaki
真 大崎
Mitsuaki Hagio
光昭 萩尾
Takayuki Imanaka
崇之 今中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005108951A priority Critical patent/JP4501755B2/ja
Publication of JP2006294642A publication Critical patent/JP2006294642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4501755B2 publication Critical patent/JP4501755B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 発塵が少ない上に、万一ロードポートが暴走した場合であったとしてもウエハを破損することが無く、さらに構成がシンプルなウエハマッピング装置と、ウエハ飛出し量が少なくても検出が可能な、あるいはウエハの向きにかかわらず所定の飛出し量で検出が可能なウエハ飛出しセンサとを備えた信頼性の高いロードポートを提供する
【解決手段】 ロードポートのドアを囲むフレーム101と、前記フレーム上部に固定された前記基板収納容器に収納されたウエハの枚数を検出するマッピングセンサ105と、前記フレームの下部に設けられたローラと、前記フレームを引込むための引込み手段と、前記ローラが接触することで前記マッピングセンサを前記基板収納容器内部に進入させるための第1テーパブロック109と、前記ローラが接触することで前記マッピングセンサの下降を停止させるための第2テーパブロック108と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハを収納したFOUPの蓋を開閉するロードポートに関し、特に載置されたFOUP内に収納されたウエハの有無を検出するマッピングセンサおよびウエハ飛出しセンサに関する。
従来、マッピングに必要なセンサは基板収納容器と干渉することを防ぐ為に、準備段階で基板収納容器の内部に向かって突出するように展開可能な構造となっていた。しかし、このような展開機構は一般に塵を発生させやすく、この塵はウエハに付着して汚染の原因となる問題があった。
この問題を解決するために、従来のロードポートは、図6に示すようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図において、6は基板収納容器の蓋を把持するドアである。5はマッピングフレームであり、マッピングフレーム駆動用シリンダ35が動作することで、支点41を中心に回転移動する。9はマッピングセンサとなる透過式センサであり、マッピングフレーム上端のセンサ支持棒13の先端に設けられている。
図7(a)は、オープナ3の可動部56をロードポート部51側から見た図であり、図7(b)は図7(a)の矢視Xを示した図である。可動部56は鉛直方向に昇降を行う為のエアー駆動式のロッドレスシリンダ33と支持部材60とを備え、基板収納容器2より空気流の下流となるように基板収納容器2の下面より下方に配置されている。支持部材60には固定部材39とエアー駆動式のシリンダ31とシリンダ35とが取り付けられている。可動部56はロードポート部51側に設けられていて、仕切り55に設けられた長穴57からドアアーム42およびマッピングフレームアーム12aおよびマッピングフレームアーム12bによりミニエンバイロンメント側のオープナ3を支えている。長穴57は可動部56の移動方向、すなわち、鉛直方向を長手方向として設けられている。長穴57によりミニエンバイロンメント内の清浄度が低下しないように、ロードポート部51とミニエンバイロンメントとはカバー58により仕切られている。さらに、オープナ3が下降したときのオーバランを防止するためのリミッタ59が仕切り55の下方に設けられている。仕切り55にはロッドレスシリンダ33とガイド61aとガイド61bとが長穴57に沿って設けられている。可動部56はロッドレスシリンダ33によりガイド61aとガイド61bに沿って昇降を行う。可動部56の横にはロッドレスシリンダ33に沿ってセンサードグ7が備えられている。
センサードグ7はロッドレスシリンダ33に沿った方向に延びる板状体であって、その長手方向には一定間隔で配置した指標手段を有している。指標手段として一定間隔で配置された切り欠きである凹凸部12を有している。その凹凸の数は基板収納容器内のウエハ配置用棚の段数と対応し、さらにその凹凸は可動部がある任意の棚に差し掛かった際にかならず一の切り欠きが対応するように配置されている。センサードグ7側の可動部56には横の仕切り55上に第2の透過式センサたる透過式センサ8が固定されている。透過式センサ8のセンサ部はセンサードグ7に設けられた一定の間隔の切り欠きを備えた凹凸12を挟むように配置されていて、可動部56の移動に応じてこのセンサードグ7の凹凸部12を検出できるようになっている。
次に、マッピングの動作について説明する。ドア6が開口10を塞いでいる際には透過センサ9が固定されたマッピングフレーム5が開口10から離れるように待避しており、該ドア6が蓋4を保持して該蓋を分離する。蓋4が分離された後、マッピングフレームアーム12が回動したと仮定したときにマッピングフレーム5の上端がミニエンバイロンメント開口部10の位置に入る位置まで可動部56がわずかに下降する。この下降が終了後、マッピングフレームアーム12が実際に回動を開始する。すなわち、マッピングフレーム駆動用シリンダ35のロッド38が伸びてマッピングフレーム5がミニエンバイロンメント開口部10の周囲にほぼ接触するまでマッピングフレームアーム12が回動する。すると、マッピングフレーム5の上側に取り付けられている透過式センサ9がミニエンバイロンメント開口部10から外に出て基板収納容器2内に挿入される。この時点で、透過式センサ9aおよび透過式センサ9bは、透過式センサ9aと透過式センサ9bとを結ぶ直線上にウエハ1が位置し検出空間を構成する。
この状態で可動部56が鉛直方向に移動するとマッピングが実行される。すなわち、ロードポート3はロッドレスシリンダ33により下降する。透過式センサ9aと9bは可動部56およびロードポート3と共にウエハ1の面に対して垂直方向に下降するので、ウエハ1が棚の段に存在するときには透過式センサ9aから発せられた光を遮り、一方ウエハ1が棚の段から欠落しているときには、透過式センサ9aの光は遮られない。透過式センサ9bがウエハ1により遮られたときに非透過信号を発し透過式センサ9bがウエハ1により遮られないときに透過信号を発するようにしておけば、非透過信号が検知されているときにはウエハ1が存在すると判断でき、透過信号が検知されているときはウエハ1が欠落していると判断できる。さらに、以下に説明するようにこれにウエハ1の位置の信号をも加味して総合判断を行う。
透過式センサ8のセンサ部はセンサードグ7に設けられた一定の間隔の切り欠きを備えた凹凸12を挟むように配置されているので、可動部56が下降する際に透過式センサ8も共に下降してセンサードグ7の凹凸12を検出する。このとき、透過式センサ8が凹部を通過するときには透過式センサ8は遮光されずに透過信号を発し、凸部を通過したときには透過式センサ8が遮光されて非透過信号を発するようになっている。従って、透過式センサ9aと9bが基板収納容器2内の棚の各段を通過する時点と透過式センサ8が凹部を通過する時点とが対応するようにセンサードグ7の凹凸12を予め設定しておけば、透過透過式センサ8が検出する透過・非透過の信号は、透過式センサ9が実際に通過する棚の段の信号を示すことになる。これと透過式センサ9aがウエハ1により遮光する結果検出される透過・非透過の信号の検出結果と比較して、透過式センサ8が棚の段に対応する信号を検知したときに透過式センサ9aが遮光されればウエハ1はその棚段に存在したと判断でき、一方、その時透過式センサ9aが遮光されなければその棚段にはウエハ1が欠落していたと判断できる。すべてのウエハ1に対してこれを繰り返し、マッピング動作を完了する。
その後、マッピングフレーム開閉シリンダ35のロッド38を再度縮めるとマッピングフレームアーム12が回動してマッピングフレーム5がミニエンバイロンメント開口部10から離れるように移動する。ロッド38が最も縮まったところでマッピングフレーム5の移動が完了する。そして可動部56が最下点まで移動をし、蓋4の分離とともにウエハ1のマッピングを行う一連の動作を完了する。
一方、従来のウエハの飛出しを検出するためのウエハ飛出しセンサは、図8に示すようになっている(例えば、特許文献2参照)。図において、803はロードポートである。801はロードポート803に載置された基板収納容器である。804はロードポートドアである。802は、ウエハ飛出しセンサであり、基板収納容器801の開口部における下縁側と上縁側に透過型の光学式センサ802を一組設け、基板収納容器内のウエハが開口部から飛出したとき、そのウエハの周縁部で検出光が遮光されることで飛出し検出する構成となっている。
図8においては、基板収納容器801は、オープンカセットとなっているが、FOUPであっても、ウエハ飛出しセンサの構成は同様である。また、一般的に、ウエハ飛出しセンサは、基板収納容器内のウエハ端部から20mm前後離れた位置に設けられている。
特開2004−153281号公報(第6−10頁、図2) 特開2002−110756号公報(第5頁、図1)
従来のロードポートは、センサの誤動作等の何らかの原因でマッピングセンサがFOUP内に進入するタイミングを誤ると、ロードポート本体やFOUPに干渉してしまい、装置やFOUPを破損してしまう問題があった。また、FOUP内でマッピングを終えたマッピングセンサがFOUPから排出されるタイミングを誤ると、そのままマッピングセンサは下降を続け、FOUP開口部の前縁部に干渉してウエハを破損してしまうという問題があった。さらに、マッピングセンサがFOUP内に進入する時および排出される時には、エアシリンダによる昇降軸の動作を途中で停止する必要があるが、途中で停止できるエアシリンダは一般的ではなく、簡単な構成ではなかった。
一方、ウエハ飛出しセンサは、基板収納容器内のウエハ端部から20mm前後離れた位置に設けられているため、ウエハの飛出し量が20mm程度以下の場合は、検出することができないという問題があった。また、図9に示すように、検出光を遮光するウエハの周縁部がオリフラ部でなければ飛出し検出できるが、オリフラ部となる場合には、検出光が遮光されず、所定の飛出し量であっても飛出し検出ができないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、発塵が少ない上に、万一ロードポートが暴走した場合であったとしてもウエハを破損することが無く、さらに構成がシンプルなウエハマッピング装置と、ウエハ飛出し量が少なくても検出が可能な、あるいはウエハの向きにかかわらず所定の飛出し量で検出が可能なウエハ飛出しセンサとを備えた信頼性の高いロードポートを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、半導体処理装置に接続され、載置された基板収納容器の蓋を開閉するためのロードポートにおいて、前記ロードポートのドアを囲むマッピングフレームと、前記マッピングフレーム上部に固定されて前記基板収納容器に収納されたウエハの枚数を検出するマッピングセンサと、前記マッピングフレームの下部に設けられたローラと、前記ローラを引込むための引込み手段と、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサを前記基板収納容器内部に進入させるための第1テーパブロックと、前記第1テーパブロックの下部に設けられ、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサの下降を停止させるための第2テーパブロックと、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記マッピングフレーム上部にウエハ飛出しを検出するウエハ飛出しセンサを備え、前記ウエハ飛出しセンサの検出光は、前記マッピングセンサの検出光と略平行に照射されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記マッピングセンサの検出光が、前記ウエハ飛出しセンサの検出光よりも前記ウエハ側に位置することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記引込み手段が前記ローラを引込んだ後、前記マッピングセンサの下降速度が低速から中速に切り替わることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、ウエハ飛出しセンサの検出光がウエハ面に対して直角に照射され、前記ウエハのオリフラの直線部の長さよりも広い間隔で配置された2組のウエハ飛出しセンサを備えたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、ロードポートのドアを囲むマッピングフレームと、前記マッピングフレーム上部に固定されて基板収納容器に収納されたウエハの枚数を検出するマッピングセンサと、前記マッピングフレームの下部に設けられたローラと、前記ローラを引込むための引込み手段と、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサを前記基板収納容器内部に進入させるための第1テーパブロックと、前記第1テーパブロックの下部に設けられ、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサの下降を停止させるための第2テーパブロックと、を備えたロードポートにおいて、前記マッピングフレームが下降して前記引込み手段が前記ローラを前記ロードポート内部まで引込むまでの第1の区間、前記ローラが引込まれてから前記マッピングフレームが下降を完了するまでの第2の区間および前記マッピングフレームが下降を完了してから上昇を完了するまでの第3の区間で、それぞれ前記マッピングフレームの移動速度が切り替わることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記第1の区間、前記第2の区間および前記第3の区間において、前記マッピングフレームの移動速度がそれぞれ低速、中速および高速に切り替わることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、検出光がウエハ面に対して直角に照射されるウエハ飛出しセンサにおいて、前記ウエハのオリフラの直線部の長さよりも広い間隔で2組配置されたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によると、マッピングセンサの移動軌跡は機械的に拘束されおり、マッピングセンサが基板収納容器に衝突してウエハを破損することが無いので、信頼性が向上する。また、マッピングセンサが基板収納容器内に進入する時および基板収納容器から排出される時に昇降軸をエアシリンダ単体の機能によって停止させる機構が必要ないので、構成がシンプルとなり、信頼性が向上する。
また、請求項2および3に記載の発明によると、ウエハ飛出し量が少なくても飛出し検出が可能であるので、信頼性が向上する。
請求項4に記載の発明によると、マッピングセンサを確実にFOUP内に進入させることができ、信頼性が向上すると共に、スループットの向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によると、ウエハの向きにかかわらず、所定の飛出し量でウエハ飛出しを検出することができるので、信頼性が向上する。
請求項6および7に記載の発明によると、マッピングセンサを確実にFOUP内に進入させることができ、信頼性が向上すると共に、スループットの向上を図ることができる。
請求項8に記載の発明によると、ウエハの向きにかかわらず、所定の飛出し量でウエハ飛出しを検出することができるので、信頼性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のロードポートの斜視図である。図において、107はベースであり、ロードポートと半導体処理装置との接続面である。106はドックステージであり、ウエハを収納したFOUP(基板収納容器)が載置される。102はロードポートのドアであり、ドックステージがドックベース120上を移動してドアにドッキングすることでFOUPがドアに密着し、FOUPの蓋を開閉する。101はマッピングフレームであり、ドア102の周囲を取り囲む形となっている。103はブラケットであり、マッピングフレーム101の上部に一組設けられている。104はウエハ飛出しセンサであり、透過型の光学式センサを用いている。ウエハ飛出しセンサ104は、ブラケット103の先端に設けられている。105はマッピングセンサであり、透過型の光学式センサを用いている。マッピングセンサ105は、ウエハ飛出しセンサ104同様、ブラケット103の先端に設けられているが、ウエハ飛出しセンサ104よりもさらに先端側に設けられている。110はスライドベースであり、ガイドレール111a、111bがそれぞれ上面側と下面側に設けられている。ドア102およびマッピングフレーム101は、それぞれガイドレール111aおよび111b上を摺動し、独立に移動することができる。109は第1テーパブロック、108は第2テーパブロックであり、マッピングフレーム101の下部に設けられたローラ203(図1においては図示しない)が接触することによって、マッピングセンサの移動軌跡を機械的に拘束する。第2テーパブロック108とローラ203の接触部には、接触のショックを吸収するためのショックアブソーバ125が設けられている。
図2は、本発明のロードポートのマッピング機構を示す構造図であり、図1の矢視Aを示している。図において、201は引込手段であり、本実施例においては、エアシリンダである。エアシリンダは、通常はシャフト202が飛出した状態であり、引込み信号を印加した時のみ、シャフト202を引込む。202はエアシリンダのシャフトであり、フレームを介してマッピングフレーム101に接続されている。203はローラであり、マッピングフレーム101の下部に設けられている。204は昇降ステージであり、昇降手段(図示しない)によって、昇降する。ここで、昇降手段は、本実施例においてはエアシリンダである。昇降ステージ204には、スライドベース110を介してドア102とマッピングフレーム101が固定されているので、昇降用エアシリンダの動作に伴って、ドア102とマッピングフレーム101は共に昇降する。
本発明が特許文献1と異なる部分は、第1テーパブロック109と第2テーパブロック108を備えた部分である。
次に、本発明のロードポートの動作について説明する。本発明のロードポートは、以下に示す(1)〜(5)に従って動作する。
(1)図2に示す状態から、エアシリンダ201の引込み信号をオンすると、マッピングフレーム101(ローラ203)が引込まれ、ローラ203がベースに接触する。
(2)ローラ203が接触した状態から昇降用エアシリンダを駆動し、昇降ステージを下降させると、マッピングフレーム101はドア102と共に下降を始め、第1テーパブロック109において、テーパブロックテーパ面の形状に倣う形でローラ203がロードポート内部にさらに引込まれる。
(3)さらに下降を続けると、ローラ203が第2テーパブロック108に接触し、マッピングフレームは下降を停止する。ローラ203が第2テーパブロック108に接触したことは、図示しない位置センサによって、検出される。
(4)エアシリンダ201の引込み信号をオフすると、シャフト202が飛出し、ローラ203を押し出す。
(5)ローラ203はロードポート外部に押出され、そのままマッピングフレーム101は下降する。
すなわち、エアシリンダの引込み動作と昇降用エアシリンダの下降動作によって、ローラ203は、図2の矢印で示される軌跡を描いて移動する。
上記動作(2)から動作(3)へ移行する時は、下降速度を低速から中速に切り替えている。
動作(1)(2)の動作を低速とするのは、低速で第1テーパブロック109に接触しないと、ローラ203がテーパブロック109から離れ、ローラ203を確実に引込むことができなくなるからである。ただし、ローラ203が多少テーパ面から離れた場合であったとしても、第1テーパブロック109の下部に設けられた突起部に接触することで結果的に引込まれれば、マッピング動作は問題なく実行できる構成となっている。また、万一突起部を通過して引込まれた場合であっても、マッピングセンサがマッピング領域に位置していることおよび引込み完了位置に到達したことが別途設けられたセンサ(図示しない)によって監視されているので、マッピング動作の失敗を検出することが可能である。
一方、動作(3)以降の動作を中速とするのは、そのまま低速動作としたのでは、スループットが低下してしまうため、これを防止するためである。ここで、速度の切り替えは、エアシリンダ201の引込み完了を図示しない位置センサで検出し、この検出タイミングで昇降用エアシリンダの駆動源となる低速用と中速用の圧空ラインを切り替えることで行っている。
また、ロードポートドア(マッピングセンサ)が上昇する時は、前述の要領で圧空ラインを切り替えることで、速度をさらに増して高速としている。スループットをさらに向上させるためである。
図3は、マッピングセンサの移動軌跡を示す説明図である。図において、301はウエハ302を収納した基板収納容器であり、本実施例においてはFOUPである。FOUP302は、図示しないドア102にドッキングして蓋が取り外された状態となっている。
前述の通り、マッピングセンサ105は、マッピングフレーム101に設けられており、マッピングフレーム101の下部には、ローラ203が設けられている。従って、マッピングセンサ105は、エアシリンダの引込み動作と昇降用エアシリンダの下降動作によって、図2の矢印で示されたローラ203の軌跡と同一の軌跡をたどる。すなわち、マッピングセンサ105は、下降しながら第1テーパブロック109の働きでFOUP301内部に進入し、FOUP301に収納されたウエハ302の端部をスキャンしながら下降を続け、FOUP最下部に収納されたウエハを通過した後、第2テーパブロック108の働きで下降を停止し、FOUP外部へ排出される。なお、ウエハ有無の検出は、マッピングセンサの検出光の遮光のタイミングとマッピング領域の位置を検出するためのエンコーダ(図示しない)から得られる位置情報とを総合して判断する。
本実施例によれば、マッピングセンサ105の移動軌跡は、ローラ203とこれが接触するベース107およびテーパブロック109、108によって機械的に拘束される。すなわち、マッピングセンサ105がFOUP301に衝突してウエハを破損することが無いので、信頼性が向上する。
また、マッピングセンサ105がFOUP301内に進入する時、FOUP301から排出される時に昇降用エアシリンダを停止させる機構が必要ないので、構成がシンプルとなり、信頼性が向上する。
さらに、機械的なローラ203の接触によって動作するため、発塵の影響が心配されるが、ロードポートのマッピングフレーム101側はクリーンエアのダウンフローによって清浄雰囲気に保たれており、ローラ203はウエハ302の位置に比べて下流側にあるので、ウエハが汚染させるようなことは無い。
図4は、本発明の第2実施例を示すウエハ飛出しセンサの説明図である。図において、101は実施例1記載のロードポートにおけるマッピングフレームである。105はマッピングセンサ、104はウエハ飛出しセンサであり、同一のブラケット103に固定されている。なお、ウエハ飛出しセンサ104の検出光の投光方向は、水平方向となっている。マッピングセンサ105は、ウエハ飛出しセンサ104よりもブラケット103の先端側(ウエハ側)に配置されている。
本発明のウエハ飛出しセンサは、マッピング動作と同時に、ウエハ飛出し検出動作を行うものであるが、その移動動作は実施例1のマッピングセンサと同様であるのでその詳細な説明は省略する。ここでは、これを組み合わせることによる利点について、以下に説明する。
従来のウエハ飛出しセンサは、基板収納容器の開口部における下縁側と上縁側に透過型の光学式センサを設け、基板収納容器内のウエハが開口部から飛出したとき、そのウエハの周縁部で検出光が遮光されることで飛出し検出するものである。従って、ウエハが基板収納容器の外部にまで飛出さなければ、その検出をすることはできない。
しかし、本実施例のウエハ飛出しセンサは、マッピングフレーム101に設けられているので、マッピング動作によりウエハ飛出しセンサがFOUP内部に進入して検出動作を行うことができる。すなわち、従来に比べて少ないウエハ飛出し量であっても、検出することができる。
従って、ウエハ飛出し量が少なくても飛出し検出が可能であるので、信頼性が向上する。
図5は、本発明の第3実施例を示すウエハ飛出しセンサの説明図であり、図9同様、ウエハ飛出しセンサ検出光の遮光状態を示している。
図において、401a、401bはそれぞれ投光器および受光器からなる透過型光学式センサを一組としたウエハ飛出しセンサである。すなわち、2組のウエハ飛出しセンサを備えている。検出光は、垂直方向に投光されている。ウエハ飛出しセンサ401a、401bは、マッピングフレームではなく、ベース107のドア開口部端等に固定されて設けられている。ここで、ウエハ飛出しセンサ401aと401bは、オリフラ部403の長さ(オリフラ切欠の直線部の長さ)よりも長い間隔をおいて配置されている。402は飛出しセンサの検出光を遮光するウエハの周縁部であるが、ウエハの向きによっては、オリフラ部403が検出光を遮光する周縁部となり得る。
本発明が特許文献2と異なる部分は、ウエハ飛出しセンサを2組備えた点である。
次に、本発明のウエハ飛出しセンサの動作について説明する。ウエハ飛出しセンサは、上述の通り2組備えているが、そのどちらかが一方がウエハ飛出しを検出した時は、ウエハ飛出しと判断する。すなわち、2組の検出信号のORを取ってウエハ飛出しを判断する。
ここで、図4において、ウエハの周縁部がオリフラ部ではないときは、所定の飛出し量で検出できる。
一方、ウエハの周縁部がオリフラ部となっているときであっても、ウエハ飛出しセンサが検出する位置は、オリフラ部ではないときと同様であるから、上記同一の飛出し量で検出が可能となる。
すなわち、オリフラ部403の位置にかかわらず、ウエハ飛出しセンサ401aまたは401bのいずれかがオリフラ部403以外の周縁部を検出できる構成となっている。従って、ウエハの向きにかかわらず、所定の飛出し量でウエハ飛出しを検出することができるので、信頼性が向上する。
なお、上記実施例における引込手段は、エアシリンダに限らず、ソレノイドやバネを用いた機構等で良く、マッピングフレームをFOUP側へ引込むことのできる手段あれば任意で良い。また、結果的にマッピングフレームを引込むことができればよいので、引込む方向はガイドレールと必ずしも平行でなくてもよい。
また、第1テーパブロックのテーパ面は図2においては直線状となっているが、テーパ面を滑らかな任意の曲線としても良い。ただし、ローラが当該曲線に倣って引込まれた時に、マッピングセンサがFOUPに接触しないことが必要とされる。
また、実施例2および3記載のウエハ飛出しセンサは、選択的にロードポートに設けても良いが、両方設けても良い。
また、実施例3記載の2組のウエハ飛出しセンサは、反射鏡やハーフミラーを配置、組合わせるなどして1組としてもよい
本発明の第1実施例を示すロードポートの斜視図 本発明のロードポートのマッピング機構を示す構造図 本発明のマッピングセンサの移動軌跡を示す説明図 本発明の第2実施例を示すウエハ飛出しセンサの説明図 本発明の第3実施例を示すウエハ飛出しセンサの説明図 従来のロードポートを示す側面図および背面図 従来のロードポートの可動部を示す正面図および側面図 従来のロードポートのウエハ飛出しセンサ示す説明図 ウエハ飛出しセンサ検出光の遮光状態を示す説明図
符号の説明
101 マッピングフレーム
102 ドア
103 ブラケット
104 ウエハ飛出しセンサ
105 マッピングセンサ
106 ドックステージ
107 ベース
108 第2テーパブロック
109 第1テーパブロック
110 スライドベース
111a、111b ガイドレール
120 ドックベース
125 ショックアブソーバ
201 引込手段
201 シャフト
203 ローラ
204 昇降ステージ
301 FOUP
302 ウエハ
401a、401b ウエハ飛出しセンサ
402 ウエハ周縁部
403 オリフラ部

Claims (8)

  1. 半導体処理装置に接続され、載置された基板収納容器の蓋を開閉するためのロードポートにおいて、
    前記ロードポートのドアを囲むマッピングフレームと、
    前記マッピングフレーム上部に固定されて前記基板収納容器に収納されたウエハの枚数を検出するマッピングセンサと、
    前記マッピングフレームの下部に設けられたローラと、
    前記ローラを引込むための引込み手段と、
    引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサを前記基板収納容器内部に進入させるための第1テーパブロックと、
    前記第1テーパブロックの下部に設けられて、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサの下降を停止させるための第2テーパブロックと、
    を備えたことを特徴とするロードポート。
  2. 前記マッピングフレーム上部にウエハ飛出しを検出するウエハ飛出しセンサを備え、
    前記ウエハ飛出しセンサの検出光は、前記マッピングセンサの検出光と略平行に照射されることを特徴とする請求項1記載のロードポート。
  3. 前記マッピングセンサの検出光が、前記ウエハ飛出しセンサの検出光よりも前記ウエハ側に位置することを特徴とする請求項2記載のロードポート。
  4. 前記引込み手段が前記ローラを前記ロードポート内部まで引込んだ後、前記マッピングセンサの下降速度が低速から中速に切り替わることを特徴とする請求項1記載のロードポート。
  5. ウエハ飛出しセンサの検出光がウエハ面に対して直角に照射され、前記ウエハのオリフラの直線部の長さよりも広い間隔で配置された2組のウエハ飛出しセンサを備えたことを特徴とするロードポート。
  6. ロードポートのドアを囲むマッピングフレームと、前記マッピングフレーム上部に固定されて基板収納容器に収納されたウエハの枚数を検出するマッピングセンサと、前記マッピングフレームの下部に設けられたローラと、前記ローラを引込むための引込み手段と、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサを前記基板収納容器内部に進入させるための第1テーパブロックと、前記第1テーパブロックの下部に設けられ、引込まれた前記ローラが接触することで前記マッピングセンサの下降を停止させるための第2テーパブロックと、を備えたロードポートにおいて、
    前記マッピングフレームが下降して前記引込み手段が前記ローラを前記ロードポート内部まで引込むまでの第1の区間、前記ローラが引込まれてから前記マッピングフレームが下降を完了するまでの第2の区間および前記マッピングフレームが下降を完了してから上昇を完了するまでの第3の区間で、それぞれ前記マッピングフレームの移動速度が切り替わることを特徴とするロードポートの制御方法。
  7. 前記第1の区間、前記第2の区間および前記第3の区間において、前記マッピングフレームの移動速度がそれぞれ低速、中速および高速に切り替わることを特徴とする請求項6記載のロードポートの制御方法。
  8. 検出光がウエハ面に対して直角に照射されるウエハ飛出しセンサにおいて、
    前記ウエハのオリフラの直線部の長さよりも広い間隔で2組配置されたことを特徴とするウエハ飛出しセンサ。
JP2005108951A 2005-04-05 2005-04-05 ロードポートおよびロードポートの制御方法 Active JP4501755B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005108951A JP4501755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 ロードポートおよびロードポートの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005108951A JP4501755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 ロードポートおよびロードポートの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006294642A true JP2006294642A (ja) 2006-10-26
JP4501755B2 JP4501755B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=37414928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005108951A Active JP4501755B2 (ja) 2005-04-05 2005-04-05 ロードポートおよびロードポートの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4501755B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015006311A1 (en) * 2013-07-08 2015-01-15 Brooks Automation, Inc. Process apparatus with on-the-fly substrate centering
JP2017174899A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 シンフォニアテクノロジー株式会社 ロードポートの制御装置、およびマッピングセンサのティーチング方法
CN110060939A (zh) * 2018-01-19 2019-07-26 台湾积体电路制造股份有限公司 晶圆运输载具以及晶圆盒检测方法
JP7382560B2 (ja) 2019-01-15 2023-11-17 株式会社東京精密 ウェーハ検出装置、ウェーハ検出方法、及びプローバ
JP7433644B2 (ja) 2020-06-05 2024-02-20 Aiメカテック株式会社 基板検出装置、基板検出方法、及び基板処理ユニット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6248788B2 (ja) 2014-04-28 2017-12-20 シンフォニアテクノロジー株式会社 ウエハマッピング装置およびそれを備えたロードポート
DE102022206765A1 (de) 2022-07-01 2024-01-04 Hiwin Technologies Corp. Abbildungsvorrichtung und ladetor mit derselben

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004343148A (ja) * 2004-08-30 2004-12-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板搬入・搬出装置及びこれを用いた基板処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004343148A (ja) * 2004-08-30 2004-12-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板搬入・搬出装置及びこれを用いた基板処理装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015006311A1 (en) * 2013-07-08 2015-01-15 Brooks Automation, Inc. Process apparatus with on-the-fly substrate centering
CN105556652A (zh) * 2013-07-08 2016-05-04 布鲁克斯自动化公司 使传输中衬底居中的处理设备
JP2016525281A (ja) * 2013-07-08 2016-08-22 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド オンザフライ基板センタリングを含む処理装置
US9514974B2 (en) 2013-07-08 2016-12-06 Brooks Automation Inc. Process apparatus with on-the-fly substrate centering
CN105556652B (zh) * 2013-07-08 2020-09-15 布鲁克斯自动化公司 使传输中衬底居中的处理设备
US10879101B2 (en) 2013-07-08 2020-12-29 Brooks Automation, Inc. Process apparatus with on-the-fly substrate centering
US11664259B2 (en) 2013-07-08 2023-05-30 Brooks Automation Us, Llc Process apparatus with on-the-fly substrate centering
JP2017174899A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 シンフォニアテクノロジー株式会社 ロードポートの制御装置、およびマッピングセンサのティーチング方法
CN110060939A (zh) * 2018-01-19 2019-07-26 台湾积体电路制造股份有限公司 晶圆运输载具以及晶圆盒检测方法
JP7382560B2 (ja) 2019-01-15 2023-11-17 株式会社東京精密 ウェーハ検出装置、ウェーハ検出方法、及びプローバ
JP7433644B2 (ja) 2020-06-05 2024-02-20 Aiメカテック株式会社 基板検出装置、基板検出方法、及び基板処理ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4501755B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4501755B2 (ja) ロードポートおよびロードポートの制御方法
KR101523537B1 (ko) 천정 반송차
JP4871263B2 (ja) スライドガラス搬送装置
US8423175B2 (en) Thermal processing apparatus, thermal processing method, and storage medium
US7349294B2 (en) Disc error checking sensor for printers and duplicators
US10497595B2 (en) Transport device
KR101673034B1 (ko) 로드 포트 장치, 매핑 장치, 및 로드 포트 장치를 구성하는 덮개체 착탈 장치 및 매핑 장치의 각 승강 기구의 제어 방법
JP2016072384A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
EP2940722B1 (en) End effector
KR20010074538A (ko) 기판검출방법 및 그 장치
JP2008311419A (ja) ロードポート装置及びウェーハ状態修正方法
KR100940399B1 (ko) 웨이퍼 돌출 감지 장치 및 방법
US9324595B2 (en) Load port apparatus and method of detecting object to be processed
TW202308024A (zh) 裝載端口
KR100866364B1 (ko) 테스트 핸들러, 상기 테스트 핸들러를 이용한 테스트트레이이송방법 및 반도체 소자 제조방법
JP2009252947A (ja) ウェーハ搬送装置の開放方法およびウェーハ供給装置
KR100607752B1 (ko) Smif 장치
JP4139591B2 (ja) カセット蓋着脱装置
KR100545195B1 (ko) Smif 시스템 및 이의 제어 방법
JP2017088394A (ja) 搬送装置及び天井搬送車
KR0110484Y1 (ko) 웨이퍼로딩 머신의 웨이퍼 감지장치
KR20100069893A (ko) 웨이퍼 이송 장치 및 그 방법
KR20080033003A (ko) 웨이퍼의 돌출에러방지장치
JP2005067773A (ja) 天井走行車
KR20060059576A (ko) 반도체 웨이퍼 매핑 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4501755

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4