JP2006294184A - 光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置 Download PDF

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【課題】本発明は、光記録媒体に記録された情報を再生するために用いられる光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置に関し、良好な品質の再生信号が得られる光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光ヘッドは光記録媒体で反射した光ビーム27の光路中に配置された回折素子23を有している。回折素子23は光記録媒体の半径方向Rに分割された3つの光入射領域α、β、γを有し、光ビーム27の光路断面を3分割している。光入射領域αを透過した光ビーム27(0次光27a)のみに基づいてRF信号を抽出することにより、光記録媒体の隣接トラックからのクロストークに起因するノイズ信号が低減した良好な品質の再生信号を得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光記録媒体に記録された情報を再生するために用いられる光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置に関する。
光記録再生装置は、例えば円板状の光記録媒体(光ディスク)の円周方向に沿って形成され且つ光記録媒体の半径方向に複数形成されたトラックの所定領域に情報を記録し、又は当該トラックの所定領域に記録された情報を再生する光ヘッドを備えている。光ヘッドには、光記録媒体に対して情報を記録するだけに用いられる記録専用型と、情報を再生するだけに用いられる再生専用型、及び記録再生の双方に使用可能な記録再生型とがある。従って、これらを搭載した装置はそれぞれ光記録装置、光再生装置、光記録再生装置となるが、本願では以下、それら全てを包含して光記録再生装置と総称する。
光ディスクシステムにおいて、反射光の光路断面を複数の領域に分割し、分割された各領域を透過した反射光を独立に検出して、各種の信号処理を行う方法は従来から広く用いられている。これら多くの信号処理では、分割された各領域の検出光が適宜演算されて、対物レンズのフォーカス又はトラッキングのためのサーボ信号が得られる。その中でも、特許文献1で開示されている方法は、分割した領域のうち、光ビームがトラックを横切る際に発生する交流信号(以下、トラッククロス信号という。)を多く含む領域を積極的に利用し、この領域を透過した光ビームの検出信号から、対物レンズが半径方向へ移動する動き(以下、レンズシフトという。)によって発生する低周波信号の非対称成分(以下、オフセットという。)のみを除去することができる。これにより、単一光ビームにおいてもレンズシフトによるオフセットの発生が少ない良好なトラッキング信号を得ることができる。
特開2004−39165号公報
ところが、近年の光ディスクシステムでは、光ディスクの記録密度の向上が目覚しく、光源から射出されるレーザ光の短波長化及び対物レンズの開口数の増大により、光ディスクの情報記録面上に集光されるレーザ光のスポット径の限界値が見えてきている。一方、市場の光記録媒体のさらなる高密度化への要求は強い。このため、現状の光ディスクシステムでは、必然的に光スポットの回折限界に近いか、それ以上のサイズの記録マークを再生する厳しい設計がなされている。
図9は、各種の光記録媒体における光学伝達関数を示している。横軸は、空間周波数(Lines/mm)表わし、縦軸は、光学伝達関数を表わしている。図中に示す曲線CDは、CD(コンパクトディスク)に使用されているレーザ光の波長及び対物レンズの開口数を用いて算出された特性を示し、曲線DVDは、DVD(デジタル多用途ディスク)に使用されているレーザ光の波長及び対物レンズの開口数を用いて算出された特性を示している。曲線HD−DVDは、HD−DVD(次世代のDVD)に使用されているレーザ光の波長及び対物レンズの開口数を用いて算出された特性を示し、曲線BDは、BD(ブルーレイディスク)に使用されているレーザ光の波長及び対物レンズの開口数を用いて算出された特性を示している。光学伝達関数が大きい程コントラストが得られ易く、光ディスクのトラック方向に記録された、コンテンツ情報を含む高周波信号(以下、RF信号という。)を再生し易くなる。一方、光学伝達関数が0になると回折限界となり、RF信号の高周波成分(解像度)の再生の保証ができなくなる。
CDのトラックピッチは1.6μmであるため、空間周波数は625(lines/mm)となる。このため、図9に曲線CDに接触する2本の直線で示すように、空間周波数が625(lines/mm)でのCDの光学伝達関数は約0.35になる。DVDのトラックピッチは0.74μmであるため、空間周波数は1351(lines/mm)となり、光学伝達関数は約0.16になる。BDのトラックピッチは0.32μmであるため、空間周波数は3125(lines/mm)となり、光学伝達関数は約0.14になる。
これに対し、次世代の高密度記録媒体HD−DVDのトラックピッチは0.34μmであるため、空間周波数は2941(lines/mm)になる。図9に曲線HD−DVDに接触する2本の直線で示すように、空間周波数が2941(lines/mm)でのHD−DVDの光学伝達関数は約0.03になる。このように、HD−DVDでは、他の光記録媒体より光学伝達関数が小さく、殆ど回折限界に近いトラック密度で設計されている。従って、HD−DVDに従来の再生法を用いると、他の光記録媒体に比較して隣接トラックからのクロストークが大きくなり、再生信号の品質が著しく低下するという問題を有している。
本発明の目的は、良好な品質の再生信号が得られる光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置を提供することにある。
上記目的は、光記録媒体のトラックにより回折した0次光と±1次光のうち、前記0次光のみが入射する0次光入射領域と、前記0次光と前記+1次光との重なり光が入射する0次+1次光入射領域と、前記0次光と前記−1次光との重なり光が入射する0次−1次光入射領域とを備えた光学素子と、前記0次光入射領域を透過した前記0次光のみを受光する受光領域を備えた受光素子とを有することを特徴とする光ヘッドによって達成される。
上記本発明の光ヘッドであって、前記受光領域で受光された前記0次光の光強度に基づいて、前記光記録媒体の情報記録面に記録された情報を含むRF信号が抽出されることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記0次光入射領域は、前記光記録媒体の半径方向において、前記0次+1次光入射領域と前記0次−1次光入射領域とで挟まれて配置されていることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記0次光入射領域は、前記光学素子の光軸を含む所定領域を除く領域に配置されていることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記0次光入射領域は、前記所定領域に対して対称に2つ配置されていることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記受光素子は、前記2つの0次光入射領域の少なくとも一方を透過した前記0次光を受光する前記受光領域を有することを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記受光素子は、前記2つの0次光入射領域をそれぞれ透過した前記0次光を受光する2つの前記受光領域を有することを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記光学素子は、前記0次光入射領域、前記0次+1次光入射領域及び前記0次−1次光入射領域により伝播方向にほぼ直交する前記0次光の光路断面を分割していることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記光学素子は、ホログラムを含む回折素子であることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記0次光入射領域と前記0次+1次光入射領域との境界部には、第1の分割線が視認され、前記0次光入射領域と前記0次−1次光入射領域との境界部には、第2の分割線が視認されることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記0次光入射領域と前記所定領域との境界部には、第3の分割線が視認されることを特徴とする。
上記本発明の光ヘッドであって、前記第1及び第2の分割線は、前記光学素子の光軸を含み前記光記録媒体のトラックの接線方向に対してほぼ対称であることを特徴とする。
また、上記目的は、上記本発明の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置によって達成される。
また、上記目的は、光記録媒体のトラックにより回折した0次光と±1次光との光路断面を前記0次光のみが入射する0次光入射領域と、前記0次光と前記+1次光との重なり光が入射する0次+1次光入射領域と、前記0次光と前記−1次光との重なり光が入射する0次−1次光入射領域とに分割し、前記0次光入射領域を透過する前記0次光の光強度のみを検出して前記光記録媒体の情報記録面に記録された情報を含むRF信号を抽出することを特徴とする光記録再生方法によって達成される。
上記本発明の光記録再生方法であって、前記光記録媒体の半径方向において、前記0次+1次光入射領域と前記0次−1次光入射領域前記とに挟まれた前記0次光入射領域を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出することを特徴とする。
上記本発明の光記録再生方法であって、前記0次光の光路中心を含む所定領域を除く領域に形成された前記0次光入射領域を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出することを特徴とする。
上記本発明の光記録再生方法であって、前記所定領域に対して対称に形成された2つの前記0次光入射領域の少なくとも一方を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出することを特徴とする。
本発明によれば、光ヘッド及び光記録再生装置の再生信号の品質が向上する。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置について図1乃至図5を用いて説明する。まず、本実施の形態による光ヘッド1の概略の構成について図1及び図2を用いて説明する。
図1に示すように、光ヘッド1は、光ビームを射出する光源としてレーザダイオード3を有している。レーザダイオード3は、コントローラ(不図示)からの制御電圧に基づいて記録/再生毎に異なる光強度の光ビームを射出できるようになっている。
レーザダイオード3の光射出側の所定位置には、偏光ビームスプリッタ5が配置されている。レーザダイオード3から見て偏光ビームスプリッタ5の光透過側には、1/4波長板7、コリメータレンズ9及び対物レンズ13がこの順に並んで配置されている。コリメータレンズ9は、レーザダイオード3からの発散光線束を平行光線束に変換して対物レンズ13に導くと共に、対物レンズ13からの平行光線束を集束光線束に変換して受光素子25に導くために設けられている。対物レンズ13はコリメータレンズ9からの平行光線束を光記録媒体15の情報記録面に集光して読み取りスポットを形成すると共に、光記録媒体15からの反射光を平行光線束に変換してコリメータレンズ9に導くために設けられている。
1/4波長板7から見て偏光ビームスプリッタ5の光反射側には、センサレンズ17、コリメータレンズ21、光学素子としての回折素子23及び受光素子25がこの順に配置されている。また、レーザダイオード3から見て偏光ビームスプリッタ5の光反射側には、レーザダイオード3から射出された光ビーム27の光強度を計測するためのパワーモニタ用フォトダイオード11が配置されている。
センサレンズ17は、光記録媒体15で反射された光ビーム27の合焦位置を光学的に調整するための反射光合焦位置調整部として機能する。また、センサレンズ17は光記録媒体15で反射した光ビーム27を所定の光学系倍率で拡大させて、コリメータレンズ21及び回折素子23を介して受光素子25に形成された受光領域25aに入射させるようになっている。
図2は、回折素子23を光ビーム27の入射面側から見た状態を示している。図2の図中の左右方向の矢印は光ビーム27における光記録媒体15の半径(ラジアル)方向Rを示し、上下方向の矢印は光ビーム27における光記録媒体15のトラックの接線方向Tを示している。また、図中の破線は光記録媒体15に照射された光ビーム27が光記録媒体15のトラックにより回折した0次光27a及び±1次光27b、27cの光束の輪郭を示している。図1及び図2に示すように、回折素子23は、例えばガラス材料を薄板円柱状に形成した形状を有している。図2に示すように、回折素子23は光記録媒体15の半径方向Rに分割された3つの光入射領域α、β、γを有している。
光入射領域(0次光入射領域)αには、0次光27aの一部のみが入射し、光入射領域(0次+1次光入射領域)βには、0次光27aと+1次光27bとの重なり光が入射し、光入射領域(0次−1次光入射領域)γには、0次光27aと−1次光27cとの重なり光が入射する。光入射領域αは、光記録媒体15の半径方向Rにおいて、光入射領域βと光入射領域γとに挟まれて配置されている。光入射領域αと、光入射領域β、γとのそれぞれの境界は、±1次光27b、27cの光束の輪郭に沿う形状に形成されている。
光入射領域β、γには、例えばホログラムとしての所定の回折パターンが形成されており、入射した光ビーム27を回折するようになっている。一方、光入射領域αには、例えば回折パターンが形成されていない。このため、光入射領域α、β、γをそれぞれ透過した光ビーム27は、受光素子25の受光面上の異なる場所に入射する。
光入射領域αには回折パターンが形成されていないのに対して光入射領域β、γには回折パターンが形成されているので、光入射領域α、βの境界部には、分割線(第1の分割線)L1が視認され、光入射領域α、γの境界部には、分割線(第2の分割線)L2がそれぞれ視認される。分割線L1、L2は、回折素子23の光軸を含み光記録媒体15のトラックの接線方向Tに対してほぼ対称に視認される。また、光入射領域β、γは回折素子23の光軸を含み光記録媒体15のトラックの接線方向Tに対してほぼ対称になっている。
回折素子23は集束する0次光27aを十分に含むように光ビーム27の光路中に配置され、光ビーム27の伝播方向にほぼ直交する円形状の光路断面を3分割するようになっている。また、回折素子23は、回折素子23の光軸と0次光27aの光路断面の中心とがほぼ一致するように配置されている。
図2の図中に破線で示すように、回折素子23を透過する光ビーム27には、0次光27aの全部と、±1次光27b、27cの一部とが含まれる。0次光27aは再生すべきトラックの情報を含む光であるのに対し、±1次光27b、27cは再生すべきトラックの隣接トラックからのクロストークを含む光である。このため、0次光27a及び±1次光27b、27cを含む光ビーム27からRF信号を抽出すると、クロストークに起因するノイズ信号が含まれて再生信号の品質は劣化する。
そこで、回折素子23の光入射領域α、β、γは0次光27aのみが入射する領域と、0次光27a及び±1次光27b、27cとの重なり光が入射する領域とに光ビーム27を分割できるように形成されている。光入射領域αを透過した光はコリメータレンズ21の集光作用により集光して、受光素子25に形成された受光領域25a上に結像する。一方、光入射領域β、γには所定の回折パターンが形成されているので、入射した±1次光27b、27cは回折されて受光領域25a上に結像しない。このように、受光領域25aには、再生すべきトラックの情報を含む0次光27aのみが入射され、隣接トラックからのクロストークを含む±1次光27b、27cが入射されない。従って、受光領域25aで検出された0次光27aの光強度に基づいてRF信号を抽出することにより、良好な品質の再生信号を得ることができる。
図3及び図4は、光記録媒体15としてBD−RWを用いた場合のRF信号のアイパターンを示している。図3は、BD−RWの記録マークの幅が0.25μmであり、2T信号のマーク長が149nmである場合の光入射領域αを透過した0次光27aに基づいて抽出されたRF信号のアイパターンを示している。図4(a)は、BD−RWの記録マークの幅が0.3μmである場合の光入射領域αを透過した0次光27aに基づいて抽出されたRF信号のアイパターンを示し、図4(b)は、光入射領域α、β、γを透過した0次光27a及び±1次光27b、27cに基づいて抽出されたRF信号のアイパターンを示している。図3及び図4の横軸は、時間(μm)を表し、縦軸は、出力電圧(任意単位)を表わしている。図中の2T乃至8Tは2T信号乃至8T信号の各波形を示している。
光入射領域αを透過した0次光27aには、再生すべきトラックに記録された記録マークによる回折光が含まれている。このため、図3及び図4(a)に示すように、2T信号の振幅は比較的大きくなり、2T信号振幅と8T信号振幅との比(2T信号振幅/8T信号振幅)である2T信号変調度は大きくなる。
また、図4(a)に示すRF信号は隣接トラックからのクロストークが良好に除去されており、その2T信号レベルに対する比率は−31dBとなる。これに対し、図4(b)に示すRF信号は隣接トラックからのクロストークが大きく、その2T信号レベルに対する比率は−30dBとなる。ただし、信号再生時のデトラックはないものと想定している。このように、光入射領域αのみを透過した光ビーム27を用いることにより、隣接トラックからのクロストークがより少ないRF信号を抽出することができる。
以上説明したように本実施の形態によれば、光ヘッド1は、光記録媒体15で反射した光ビーム27の光路断面を回折素子23で3分割し、3分割された光入射領域α、β、γのうちの光入射領域αを透過した光ビーム27(0次光27a)のみの光強度を独立して検出することによりクロストークの少ないRF信号を抽出できるので、良好な品質の再生信号を得ることができる。
次に、対物レンズ13のトラック位置ズレ調整に用いるトラッキングサーボ信号の検出方法について説明する。回折素子23の光入射領域β、γを透過した光ビーム27には光記録媒体15のトラックにより回折した±1次光27b、27cが含まれている。そこで、光入射領域βを透過した+1次光27bを含む重なり光と、光入射領域γを透過した−1次光27cを含む重なり光との光強度に基づいてトラッキングサーボ信号を検出することができる。
例えば、光ビーム27が光記録媒体15のトラックに正確に追従していれば、+1次光27bを含む重なり光と、−1次光27cを含む重なり光はほぼ同じ光強度で受光される。これに対し、光ビーム27が光記録媒体15の所定トラックの一側方にずれると、例えば、+1次光27bを含む重なり光の光強度が高くなるのに対して−1次光27cを含む重なり光の光強度は低くなる。また、光ビーム27が所定トラックの他側方にずれると、例えば、+1次光27bを含む重なり光の光強度が低くなるのに対して−1次光27cを含む重なり光の光強度は高くなる。このように、光記録媒体15に照射される光ビーム27の位置によって±1次光27b、27cを含む重なり光の光強度が変化する。そこで、受光素子25の受光面に光入射領域β、γをそれぞれ受光する受光領域を形成しておき、これらの受光領域で受光された受光光をそれぞれ光電変換して得られた検出電圧を差動演算することにより、トラッキングサーボ信号を得ることができる。このように、トラッキングサーボ信号はプッシュプル法を用いて検出することができる。
次に、光記録再生方法について図1及び図2を用いて説明する。図1に示すように、レーザダイオード3から出射された発散光の光ビーム27は偏光ビームスプリッタ5に入射する。偏光ビームスプリッタ5において、光ビーム27の所定の偏光方位の直線偏光成分は透過して1/4波長板7に入射する。一方、当該偏光方位に直交する直線偏光成分は反射してパワーモニタ用フォトダイオード11に入射し、光ビーム強度が計測される。
1/4波長板7に入射した直線偏光の光ビーム27は、1/4波長板7を透過して円偏光の光ビーム27となる。この円偏光の光ビーム27は、コリメータレンズ9で平行光に変換され、コリメータレンズ9を透過して対物レンズ13により集束されて光記録媒体15の情報記録面に集光して反射する。光記録媒体15の情報記録面で反射した円偏光の光ビーム27は、対物レンズ13で平行光にされてからコリメータレンズ9を透過して1/4波長板7に入射する。1/4波長板7を透過することにより、円偏光の光ビーム27は当初の直線偏光から偏光方位が90°回転した直線偏光になって偏光ビームスプリッタ5に入射する。この直線偏光の光ビーム27は偏光ビームスプリッタ5で反射させられてセンサレンズ17に入射する。
センサレンズ17を透過した光ビーム27はコリメータレンズ21を介して回折素子23に入射する。図2に示すように、光入射領域αには0次光27aのみが入射し、光入射領域βには0次光27a及び+1次光27bの重なり光が入射し、光入射領域γには0次光27a及び−1次光27bの重なり光が入射するように、回折素子23は0次光27aの光路断面を3分割する。光入射領域β、γに挟まれた光入射領域αを透過した光ビーム27(0次光27a)のみが、受光素子25の受光面に形成された受光領域25aに入射する。受光領域25aに入射した光ビーム27には、隣接トラックからのクロストークは殆ど含まれていない。このため、受光領域25aでの受光光の光強度を検出することにより、クロストークの少ないRF信号を抽出することができ、再生信号の品質が向上する。
本実施の形態の光記録再生方法は、記録密度、特にトラック方向の密度が高い光記録媒体であってもクロストークに起因するノイズ信号が極めて低減した良好な品質の再生信号を得ることができる。
次に、本実施の形態による光記録再生装置について説明する。図5は、本実施の形態による光ヘッド1を搭載した光記録再生装置150の概略構成を示している。光記録再生装置150は、図5に示すように光記録媒体15を回転させるためのスピンドルモータ152と、光記録媒体15にレーザビームを照射するとともにその反射光を受光する光ヘッド1と、スピンドルモータ152及び光ヘッド1の動作を制御するコントローラ154と、光ヘッド1にレーザ駆動信号を供給するレーザ駆動回路155と、光ヘッド1にレンズ駆動信号を供給するレンズ駆動回路156とを備えている。
コントローラ154にはフォーカスサーボ追従回路157、トラッキングサーボ追従回路158及びレーザコントロール回路159が含まれている。フォーカスサーボ追従回路157が作動すると、回転している光記録媒体15の情報記録面にフォーカスがかかった状態となり、トラッキングサーボ追従回路158が作動すると、光記録媒体15の偏芯している信号トラックに対して、レーザビームのスポットが自動追従状態となる。フォーカスサーボ追従回路157及びトラッキングサーボ追従回路158には、フォーカスゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能及びトラッキングゲインを自動調整するためのオートゲインコントロール機能がそれぞれ備えられている。また、レーザコントロール回路159は、レーザ駆動回路155により供給されるレーザ駆動信号を生成する回路であり、光記録媒体15に記録されている記録条件設定情報に基づいて、適切なレーザ駆動信号の生成を行う。
これらフォーカスサーボ追従回路157、トラッキングサーボ追従回路158及びレーザコントロール回路159については、コントローラ154内に組み込まれた回路である必要はなく、コントローラ154と別個の部品であっても構わない。さらに、これらは物理的な回路である必要はなく、コントローラ154内で実行されるソフトウェアであっても構わない。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態による光記録再生方法及びそれを用いた光ヘッド並びに光記録再生装置について図6乃至図8を用いて説明する。本実施の形態による光ヘッド及び光記録再生装置の概略構成は上記第1の実施の形態と同様であるため説明は省略する。まず、本実施の形態による光ヘッド1に用いられる光学素子としての回折素子33の概略の構成について図6を用いて説明する。
図6は、回折素子33を光ビーム27の入射面側から見た状態を示している。図6の図中の左右方向の矢印は光ビーム27における光記録媒体15の半径(ラジアル)方向Rを示し、上下方向の矢印は光ビーム27における光記録媒体15のトラックの接線方向Tを示している。図6に示すように、回折素子33は、例えばガラス材料を薄板円柱状に形成された形状を有している。回折素子33は、光記録媒体15の半径方向Rに分割された3つの光入射領域α、β、γを有している。光入射領域α、β、γは、上記第1の実施の形態の回折素子23と同様に配置されて同様の外形形状を有している。
光入射領域αは光記録媒体15のトラックの接線方向Tに3分割されており、回折素子33の光軸を含む光入射領域(所定領域)α3と、光入射領域α3を除く領域に配置された光入射領域α1、α2とで構成されている。光入射領域α1、α2は、光入射領域α3対して対称に配置されている。光入射領域α1、α2は、光記録媒体15のトラックの接線方向Tにおいて、光入射領域α3を挟み回折素子33の外周囲側にそれぞれ配置されている。光入射領域α1、α2は、回折素子33の外周囲側端辺の長さが光入射領域α3との隣接辺の長さより長い扇形形状に形成されている。
光入射領域α1、α2、α3、β、γには、例えばホログラムとしての異なる回折パターンがそれぞれ形成されており、入射した光ビーム27をそれぞれ回折するようになっている。このため、光入射領域α1、α2、α3、β、γをそれぞれ透過した光ビーム27は、受光素子25の受光面上の異なる場所にそれぞれ入射する。後程説明するように、光入射領域α3を透過した光ビーム27はRF信号の抽出やトラッキングサーボ信号の検出に用いられないので、光入射領域α3は回折パターンを有していなかったり遮光されていたりしてもよい。
光入射領域α1、α2、α3、β、γには異なる回折パターンが形成されているので、光入射領域α、βの境界部及び光入射領域α、γの境界部には、分割線L1、L2がそれぞれ視認され、光入射領域α1、α3の境界部及び光入射領域α2、α3の境界部には、分割線(第3の分割線)L3がそれぞれ視認される。
分割線L3は、回折素子33の光軸を含み光記録媒体15の半径方向Rに対してほぼ対称になっている。また、光入射領域α1、α2は回折素子33の光軸を含み光記録媒体15の半径方向Rに対してほぼ対称になっている。
回折素子33は集束する0次光27aを十分に含むように光ビーム27の光路中に配置されることにより、0次光27aの伝播方向にほぼ直交する円形状の光路断面を5分割するようになっている。また、回折素子33は、回折素子33の光軸と0次光27aの光路断面の中心とがほぼ一致するように配置されている。
本実施の形態の光ヘッド1に用いられる受光素子25は、光入射領域α1、α2で回折した光ビーム27をそれぞれ受光する受光領域を有している。ところで、回折素子33の光入射領域α1、α2を透過した光ビーム27には、±1次光27b、27cが殆ど含まれていない。また、後程説明するように、光入射領域α3を透過した光ビーム27には、±1次光27b、27cと、0次光27aの高周波成分(2T信号)とが殆ど含まれていない。このため、本実施の形態の光ヘッド1は、2T信号が十分に含まれていない0次光27aと、隣接トラックからのクロストークを含む±1次光27b、27cとが除かれた光ビーム27に基づいてRF信号を抽出できる。従って、光ヘッド1は、より良好な品質の再生信号を得ることができ、超解像再生が可能になる。
図7及び図8は、光記録媒体15としてBD−RWを用いた場合のRF信号のアイパターンを示している。図7は、光入射領域α1、α2を透過した0次光27aに基づいて抽出されたRF信号のアイパターンを示している。図8は、光入射領域α3を透過した0次光27aに基づいて抽出されたRF信号のアイパターンを示している。図7及び図8の横軸は、時間(μm)を表し、縦軸は、出力電圧(任意単位)を表わしている。図中の2T乃至8Tは2T信号乃至8T信号を示している。また、BD−RWの記録マークの幅は0.25μmである。
光入射領域α1、α2を透過した0次光27aには、再生すべきトラックに記録された記録マークによる回折光が十分に含まれている。このため、図7に示すように、2T信号の振幅は比較的大きくなり、2T信号変調度(2T信号振幅/8T信号振幅)は大きくなる。これに対し、光入射領域α3を透過した0次光27aには、再生すべきトラックに記録された記録マークによる高次の回折光が含まれ難い。このため、図8に示すように、2T信号の振幅は極めて小さくなってほぼ直流信号と看做すことができる。このため、2T信号変調度は極めて小さくなる。
また、本実施の形態の光ヘッド1で抽出されたRF信号(図7参照)と、上記第1の実施の形態の光ヘッド1で抽出されたRF信号(図3参照)とを比較すると、2T信号振幅は殆ど変わらないが、8T信号振幅がほぼ1/2倍になる。このため、本実施の形態の光ヘッド1は上記第1の実施の形態の光ヘッド1に比べて2T信号変調度が大きくなる。これにより、本実施の形態の光ヘッド1は極めて良好な品質の再生信号を得ることができ、超解像再生が可能になる。
次に、光記録再生方法について図1及び図6を用いて説明する。図1に示すように、レーザダイオード3から出射された発散光の光ビーム27は、上記第1の実施の形態と同様の光学系を同様に動作して回折素子23に代えて配置された回折素子33に入射する。図6に示すように、回折素子33の光軸と0次光27aの光路中心とがほぼ一致するように、回折素子33は光ビーム27の光路中に配置されて0次光27aの光路断面を5分割する。光入射領域αには0次光27aのみが入射し、光入射領域βには0次光27a及び+1次光27bの重なり光が入射し、光入射領域γには0次光27a及び−1次光27bの重なり光が入射する。0次光27aの光路中心を含む所定領域である光入射領域α3に対して対称に光入射領域α1、α2は形成されており、光入射領域α1、α2で回折した0次光27aのみが、受光素子25の受光面に形成された所定の受光領域に入射する。当該受光領域で受光された受光光をそれぞれ光電変換し、これにより得られた検出電圧を加算することによりRF信号を抽出することができる。
受光領域に入射した光ビーム27には、隣接トラックからのクロストークを含む±1次光27b、27cと、2T信号が殆ど得られない0次光27aとが含まれ難い。このため、当該受光領域での受光光の光強度を検出することにより、2T信号変調度の大きなRF信号を抽出することができる。これにより、再生信号の品質の向上を図ることができる。
本実施の形態の光ヘッド1では、光入射領域α1、α2で回折して透過した光ビーム27に基づいてRF信号を抽出しているが、光入射領域α1、α2のいずれか一方を透過した0次光27aに基づいてRF信号を抽出しても、同様の効果が得られる。なお、本実施の形態の光ヘッド1のトラッキングサーボ信号の検出方法は、上記第1の実施の形態と同様であるため説明は省略する。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
上記第1及び第2の実施の形態では、光入射領域β、γには所定の回折パターンが形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、光入射領域β、γは遮光されていてもよい。この場合、例えばセンサレンズ17とコリメータレンズ21との間にビームスプリッタを配置し、当該ビームスプリッタの透過側にコリメータレンズ21、回折素子23(回折素子33)及び受光素子25を配置してRF信号を抽出し、当該ビームスプリッタの反射側に配置された別の受光素子を用いてトラッキングサーボ信号を検出するようにしても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1の概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1に用いられる回折素子23を光入射面側から見た図である。 本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1におけるRF信号のアイパターンを示す図である。 本発明の第1の実施の形態による光ヘッド1におけるRF信号のアイパターンを示す図である。 本発明の第1の実施の形態による光記録再生装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による光ヘッド1に用いられる回折素子33を光入射面側から見た図である。 本発明の第2の実施の形態による光ヘッド1におけるRF信号のアイパターンを示す図である。 本発明の第2の実施の形態による光ヘッド1におけるRF信号のアイパターンを示す図である。 各種の光記録媒体における光学伝達関数を示す図である。
符号の説明
1 光ヘッド
3 レーザダイオード
5 偏光ビームスプリッタ
7 1/4波長板
9、21 コリメータレンズ
11 パワーモニタ用フォトダイオード
13 対物レンズ
15 光記録媒体
17 センサレンズ
23、33 回折素子
25 受光素子
25a 受光領域
27 光ビーム
27a 0次光
27b +1次光
27c −1次光
150 光記録再生装置
152 スピンドルモータ
154 コントローラ
155 レーザ駆動回路
156 レンズ駆動回路
157 フォーカスサーボ追従回路
158 トラッキングサーボ追従回路
159 レーザコントロール回路

Claims (17)

  1. 光記録媒体のトラックにより回折した0次光と±1次光のうち、前記0次光のみが入射する0次光入射領域と、前記0次光と前記+1次光との重なり光が入射する0次+1次光入射領域と、前記0次光と前記−1次光との重なり光が入射する0次−1次光入射領域とを備えた光学素子と、
    前記0次光入射領域を透過した前記0次光のみを受光する受光領域を備えた受光素子と
    を有することを特徴とする光ヘッド。
  2. 請求項1記載の光ヘッドであって、
    前記受光領域で受光された前記0次光の光強度に基づいて、前記光記録媒体の情報記録面に記録された情報を含むRF信号が抽出されること
    を特徴とする光ヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載の光ヘッドであって、
    前記0次光入射領域は、前記光記録媒体の半径方向において、前記0次+1次光入射領域と前記0次−1次光入射領域とで挟まれて配置されていること
    を特徴とする光ヘッド。
  4. 請求項3記載の光ヘッドであって、
    前記0次光入射領域は、前記光学素子の光軸を含む所定領域を除く領域に配置されていること
    を特徴とする光ヘッド。
  5. 請求項4記載の光ヘッドであって、
    前記0次光入射領域は、前記所定領域に対して対称に2つ配置されていること
    を特徴とする光ヘッド。
  6. 請求項5記載の光ヘッドであって、
    前記受光素子は、前記2つの0次光入射領域の少なくとも一方を透過した前記0次光を受光する前記受光領域を有すること
    を特徴とする光ヘッド。
  7. 請求項5記載の光ヘッドであって、
    前記受光素子は、前記2つの0次光入射領域をそれぞれ透過した前記0次光を受光する2つの前記受光領域を有すること
    を特徴とする光ヘッド。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光ヘッドであって、
    前記光学素子は、前記0次光入射領域、前記0次+1次光入射領域及び前記0次−1次光入射領域により伝播方向にほぼ直交する前記0次光の光路断面を分割していること
    を特徴とする光ヘッド。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光ヘッドであって、
    前記光学素子は、ホログラムを含む回折素子であること
    を特徴とする光ヘッド。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光ヘッドであって、
    前記0次光入射領域と前記0次+1次光入射領域との境界部には、第1の分割線が視認され、前記0次光入射領域と前記0次−1次光入射領域との境界部には、第2の分割線が視認されること
    を特徴とする光ヘッド。
  11. 請求項10記載の光ヘッドであって、
    前記0次光入射領域と前記所定領域との境界部には、第3の分割線が視認されること
    を特徴とする光ヘッド。
  12. 請求項10又は11に記載の光ヘッドであって、
    前記第1及び第2の分割線は、前記光学素子の光軸を含み前記光記録媒体のトラックの接線方向に対してほぼ対称であること
    を特徴とする光ヘッド。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光ヘッドを有することを特徴とする光記録再生装置。
  14. 光記録媒体のトラックにより回折した0次光と±1次光との光路断面を前記0次光のみが入射する0次光入射領域と、前記0次光と前記+1次光との重なり光が入射する0次+1次光入射領域と、前記0次光と前記−1次光との重なり光が入射する0次−1次光入射領域とに分割し、
    前記0次光入射領域を透過する前記0次光の光強度のみを検出して前記光記録媒体の情報記録面に記録された情報を含むRF信号を抽出すること
    を特徴とする光記録再生方法。
  15. 請求項14記載の光記録再生方法であって、
    前記光記録媒体の半径方向において、前記0次+1次光入射領域と前記0次−1次光入射領域前記とに挟まれた前記0次光入射領域を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出すること
    を特徴とする光記録再生方法。
  16. 請求項15記載の光記録再生方法であって、
    前記0次光の光路中心を含む所定領域を除く領域に形成された前記0次光入射領域を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出すること
    を特徴とする光記録再生方法。
  17. 請求項16記載の光記録再生方法であって、
    前記所定領域に対して対称に形成された2つの前記0次光入射領域の少なくとも一方を透過した前記0次光の光強度に基づいて前記RF信号を抽出すること
    を特徴とする光記録再生方法。
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