JP2006293707A - 情報管理装置及び情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザのプライバシーを確保しつつ、ユーザによる紛失物の探索を容易に行う。
【解決手段】 情報管理装置4に、可変のID情報11を保持したRFIDタグ1からID情報11を検知するRFIDリーダ2から、ID情報11を受信して格納するとともに、所定の方法により、RFIDタグ1が保持した可変のID情報11と同期を取りながら上記格納したID情報11を更新管理するID情報格納部41と、格納されたID情報11を他の情報管理装置5に通知するトリガーとなるイベントを検知するイベント検知部42と、イベントが検知された場合にID情報11を他の情報管理装置5に通知するとともに、他の情報管理装置5から当該ID情報11と他の情報管理装置5に関する管理部情報とを取得し、取得した管理部情報をID情報11に対応付けてID情報格納部41に格納するID情報要求部43とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報管理装置及び情報管理方法に関するものである。
近年、物品に付されたRFIDタグと、RFIDタグにより保持された(記憶された)情報を読み取る読取装置(本明細書では「RFIDリーダ」とよぶ)とを用いた様々なサービスが提案されている。
例えば、下記非特許文献1では、RFIDタグを利用した物流管理装置及び物流管理方法を提案している。これによると、製造業者が工場やトラックなどにRFIDリーダを設置し、各RFIDリーダは定期的に電波を送出する。そして、RFIDリーダは、所定の読み取り範囲内にあるRFIDタグを検知すると、当該RFIDタグにより保持されたID情報を取得する。このID情報は、上記製造業者が管理する情報格納装置において、当該RFIDタグが付されている物品の情報と対応付けられている。製造業者は、この物品の情報と、RFIDタグを検知したRFIDリーダの位置情報及びその位置検知時刻とを対応付けることによって、当該物品がいつ、どこで検知されたかを把握することができる。
しかし、RFIDタグによるユーザのプライバシー侵害問題が懸念されている。例えば、ID情報を保持したRFIDタグが付された物品をユーザが購入した後、当該物品に対応付けられた上記ID情報を、悪意ある別のユーザによって読み取られたとする。その後、この悪意ある別のユーザが、当該ID情報を読み取ることで、当該物品が読み取り位置の近くにあることがわかってしまう。また、当該物品が、ユーザにより常に携帯されるような物品、例えば財布などであれば、当該ID情報を用いることにより、当該ユーザが近くにいることがわかってしまう。近い将来、RFIDリーダがいたる所に設置されるまで普及した場合、上記のような悪意のある別のユーザは、ユーザの位置を監視することもできてしまう。
従来、上記のようなプライバシー侵害問題を解決するための手法が提案されている。例えば、下記特許文献1では、RFIDタグが保持するID情報をユーザの手で偽のID情報に書き換えることにより、上記の問題を解決している。
The EPCglobal NetworkTM: Overview of Design, Benefits,& Security(http://www.epcglobalinc.org/)2004年9月24日 特開2004−192645公報
しかし、上記従来の技術にかかる情報管理方法には、以下に示すような問題点があった。即ち、ユーザが読み取りを許可したRFIDリーダ以外のRFIDリーダでは、当該ユーザが所有するRFIDタグにより保持された正しいID情報を知ることができない。例えば、ユーザが、RFIDタグが付された物品を紛失した場合、当該RFIDタグにより保持されたID情報を読み取ることができるのは、ユーザに許可されたRFIDリーダのみであるため、ユーザに許可されたRFIDリーダの読み取り範囲外に当該物品が位置している場合、当該物品を発見することができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するために考え出されたものであり、ユーザのプライバシーを確保しつつ、ユーザによる紛失物の探索を容易に行うことができる情報管理装置及び情報管理方法を提供することを目的としている。
本発明に係る情報管理装置は、可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するとともに、所定の方法により、RFIDタグが保持した可変のID情報と同期を取りながら、前記格納したID情報を更新管理するID情報格納部と、前記ID情報格納部により格納されたID情報を他の情報管理装置に通知するトリガーとなるイベントを検知するイベント検知部と、前記イベント検知部によりイベントが検知された場合に前記ID情報を他の情報管理装置に通知するとともに、前記他の情報管理装置から、当該ID情報と、当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得し、取得した管理部情報をID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納するID情報要求部とを備えたことを特徴とする。
上記の情報管理装置は、ID情報の通知元として動作する。一方、ID情報の通知先として動作する情報管理装置は、以下のように構成することができる。
本発明に係る情報管理装置は、可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するID情報格納部と、自己の情報管理装置に関する所定の管理部情報を格納した管理部情報格納部と、他の情報管理装置からID情報が通知されたときに当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索し、当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と当該ID情報とを前記他の情報管理装置に通知するID情報応答部とを備えたことを特徴とする。
以上のような本発明によれば、ユーザは、自分が所有しているRFIDタグが付された物品を紛失し、自分が所有しているRFIDリーダで検知することが不可能になった場合に、別のユーザが所有しているRFIDリーダによって、自己の紛失物品に付されたRFIDタグのID情報を検知し、ID情報格納部内に保持していれば、ユーザが自己の紛失物品を発見することを可能とする。
また、ID情報は所定の方法により可変になっているため、別のユーザがID情報をキーにしてユーザを監視することを防いでおり、ユーザのプライバシーを確保している。
また、ID情報の通知元として動作する情報管理装置では、ID情報格納部は、RFIDタグが保持した可変のID情報と同期を取りながら、格納したID情報を更新管理するため、ユーザは、RFIDタグが付された物品を紛失し、自分が所有しているRFIDリーダで検知することが不可能になった場合であっても、紛失後に変更された最新のID情報を他の情報管理装置に通知することができる。
なお、ID情報の通知元として動作する情報管理装置の構成と、ID情報の通知先として動作する情報管理装置の構成の両方を、1つの情報管理装置に備えてもよく、かかる情報管理装置は、ある時点ではID情報の通知元として動作し、別の時点ではID情報の通知先として動作することができる。
ところで、ID情報の通知元として動作する情報管理装置の構成は、以下のような構成とすることが望ましい。
即ち、ID情報の通知元として動作する本発明に係る情報管理装置は、入力された問合せ先情報を格納する問合せ先格納部と、前記問合せ先格納部に格納された問合せ先情報とID情報とを対応付けて前記ID情報要求部に通知することで、当該問合せ先への問合せを要求する問合せ先制御部とをさらに備えた構成とすることが望ましい。
この場合、ユーザは、ID情報を探してもらいたい問合せ先を事前に登録しておくことができるため、事前登録した問合せ先に絞った問合せが可能となり、通信ネットワークのトラフィック量削減が可能となる。
また、ID情報の通知元として動作する本発明に係る情報管理装置は、入力されたID情報を前記ID情報要求部に通知するID情報制御部をさらに備え、前記ID情報要求部は、前記ID情報制御部により通知されたID情報を他の情報管理装置に通知する構成とすることが望ましい。
この場合、ユーザは、ID情報を入力することで、探してもらいたい物品を明確に指定することができ、通信ネットワークのトラフィック量の削減が可能となる。
また、ID情報の通知元として動作する本発明に係る情報管理装置では、RFIDリーダから受信されるID情報は、暗号化された暗号化ID情報であり、前記ID情報要求部は、受信された暗号化ID情報を復号してID情報を取得する復号部と、前記復号部により復号されたID情報を暗号化して暗号化ID情報を取得する暗号部とを含んで構成され、前記イベント検知部によりイベントが検知された場合に、前記暗号部により暗号化された暗号化ID情報を他の情報管理装置に通知するとともに、前記他の情報管理装置から、暗号化ID情報と当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得し、取得した暗号化ID情報を前記復号部により復号して得られたID情報に対応付けて、前記取得した管理部情報を、前記ID情報格納部に格納する構成とすることが望ましい。
このように暗号化ID情報を用いる態様では、ID情報の通知先として動作する本発明に係る情報管理装置は、RFIDリーダから受信されるID情報が、暗号化された暗号化ID情報であり、前記ID情報応答部は、受信された暗号化ID情報を復号してID情報を取得する復号部と、前記復号部により復号されたID情報を暗号化して暗号化ID情報を取得する暗号部とをさらに備え、他の情報管理装置から暗号化ID情報が通知されたときに、前記復号部により暗号化ID情報を復号してID情報を取得し、当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索し、当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と、前記暗号部により暗号化して得られた暗号化ID情報とを前記他の情報管理装置に通知する構成とすることが望ましい。
このように暗号化ID情報を用いる態様では、第三者からは、暗号化ID情報の全体が可変であるように見えるため、当該暗号化ID情報が格納されたRFIDタグが付された物品を所持しているユーザのプライバシーを確保することができる。
ID情報の通知元として動作する本発明に係る情報管理装置は、RFIDリーダによって検知されたID情報が、前記ID情報格納部に格納されているか否かを判定するID情報判定部をさらに備え、前記ID情報要求部は、前記ID情報判定部により、前記検知されたID情報が、前記ID情報格納部に格納されていないと判定された場合、管理部情報をID情報に対応付けて格納した外部のID情報格納装置に、前記ID情報を通知し、当該外部のID情報格納装置から、当該ID情報と当該ID情報に対応付けられた管理部情報とを取得し、取得した管理部情報を当該ID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納する構成とすることが望ましい。
以上により、RFIDリーダにより検知されたID情報(RFIDタグが保持したID情報)が、情報管理装置自身が所有するID情報か否かを判別することが可能となる。そのため、情報管理装置自身が所有していないID情報を、外部に通知することで、当該ID情報を所有するユーザが当該ID情報を発見する確率が高くなる。また、ユーザは、自己が所有する物品を探す時に、当該物品に付されたRFIDタグのID情報をID情報格納部に問い合わせるだけで、自己の物品を見つけ出すことが可能となるため、当該ID情報を発見する確率が高くなる。さらに、ユーザは、自分が所有する物品を探す時に、当該物品に付されたRFIDタグのID情報を、他ユーザに問い合わせる必要がなくなるため、通信ネットワークのトラフィック量の削減が可能となる。
また、ID情報の通知元として動作する本発明に係る情報管理装置は、前記ID情報格納部は、可変のID情報の更新における所定の複数世代のID情報をさらに、当該ID情報に対応付けて格納し、前記ID情報要求部は、ID情報とともに前記複数世代のID情報を、前記ID情報応答部に通知する構成とすることが望ましい。
以上により、同一RFIDタグが保持するID情報が更新されることによって生じる、ある情報管理装置が通知したID情報と、他の情報管理装置が検知したID情報との間の誤差を、ある程度回避することが可能となる。また、定期的に更新されるID情報を他の情報管理装置に対し、更新毎に逐一通知する必要がなくなるため、通信トラフィック量の削減が可能となる。
以上は、本発明を情報管理装置に係る発明として記載した場合であるが、本発明は、情報管理方法に係る発明としても記載することができ、同様の作用・効果を奏する。
即ち、ID情報の通知元として動作するための本発明に係る情報管理方法は、可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するとともに、所定の方法により、RFIDタグが保持した可変のID情報と同期を取りながら、前記格納したID情報を更新管理するID情報格納部を備えた情報管理装置における情報管理方法であって、前記ID情報格納部により格納されたID情報を他の情報管理装置に通知するトリガーとなるイベントを検知するイベント検知ステップと、前記イベント検知ステップにてイベントが検知された場合に、前記ID情報を他の情報管理装置に通知するID情報通知ステップと、前記他の情報管理装置から、当該ID情報と、当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得する管理部情報取得ステップと、取得された管理部情報をID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納する管理部情報格納ステップとを有することを特徴とする。
また、ID情報の通知先として動作するための本発明に係る情報管理方法は、可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するID情報格納部と、自己の情報管理装置に関する所定の管理部情報を格納した管理部情報格納部とを備えた情報管理装置における情報管理方法であって、他の情報管理装置からID情報が通知されたときに当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索する検索ステップと、当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と当該ID情報とを前記他の情報管理装置に通知するID情報応答ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、自分が所有しているRFIDタグが付された物品を紛失し、自分が所有しているRFIDリーダで検知すること不可能になった場合に、別のユーザが所有しているRFIDリーダで前記RFIDタグのID情報を検知できれば、前記ユーザが前記物品を発見することを可能とする。また、別のユーザが、ID情報をキーにしてユーザを監視することを防いでおり、当該ユーザのプライバシーを確保している。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
まず、本実施形態にかかる情報管理装置の構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる情報管理装置に相当する通知元ID情報管理部4及び通知先ID情報管理部5と、その周辺機器から成るシステムの構成図を示す。当該システムは、図1に示すように、あらゆる物品に付されているRFIDタグ1と、あらゆる場所に設置されるか又はユーザにより携帯されるRFIDリーダ2、3と、RFIDリーダ2と一対一で対応付けられた通知元ID情報管理部4と、RFIDリーダ3と一対一で対応付けられた通知先ID情報管理部5とを備えて構成される。
RFIDタグ1は、当該RFIDタグ1を特定するためのID情報11を格納したID情報格納部14と、ID情報11を定期的に更新するための更新回路12とを備えて構成される。
通知元ID情報管理部4は、RFIDタグ1が保持するID情報11をRFIDリーダ2が検知した時に当該ID情報11を格納し、特定のRFIDタグ11が保持する可変のID情報11と同期を取るための後述する機能を有するID情報格納部41と、通知元ID情報管理部4がID情報11を通知先ID情報管理部5に要求するトリガーとなる後述のイベントを検知するイベント検知部42と、当該ID情報11を通知先ID情報管理部5に通知したり、通知先ID情報管理部5から当該ID情報11と通知先ID情報管理部5に関する後述の管理部情報とを取得しID情報格納部41に格納するためのID情報要求部43と、を備えて構成される。
通知先ID情報管理部5は、RFIDタグ1が保持するID情報11をRFIDリーダ3が検知した時に当該ID情報11を格納し、特定のRFIDタグ11が保持する可変のID情報11と同期を取るための後述する機能を有するID情報格納部51と、当該通知先ID情報管理部5を特定したり当該通知先ID情報管理部5の状態を示すための管理部情報を格納した管理部情報格納部52と、通知元ID情報管理部4からID情報11が通知された時にID情報格納部51に当該ID情報11が格納されているか否かを検索し、当該ID情報11が格納されている場合、通知元ID情報管理部4に対し当該ID情報11と管理部情報とを通知するID情報応答部53と、を備えて構成される。
ID情報格納部41は、ID情報11と管理部情報とを対応付けて格納したID情報管理テーブル41aと、ID情報11を定期的に更新する更新回路41bと、を備えて構成される。
ID情報格納部51は、ID情報11と管理部情報とを対応付けて格納したID情報管理テーブル51aを備えて構成される。もちろん、ID情報格納部41と同様に、ID情報格納部51が、ID情報11を定期的に更新する更新回路41bを備えてもよい。
なお、通知元ID情報管理部4がID情報11を通知先ID情報管理部5に要求するトリガーとなる「イベント」としては、RFIDリーダ2が新たなID情報11を入手した時や、前記ID情報格納部41内の更新回路41bが作動し、ID情報管理テーブル41aにより格納されたID情報11が更新された時などが好適であり、これらのイベントはイベント検知部42により検知される。
また、通知先ID情報管理部5に関する「管理部情報」としては、当該通知先ID情報管理部5と通信するためのIPアドレスや、当該通知先ID情報管理部5と対応付けられているRFIDリーダ3の位置情報などが好適である。管理部情報としてIPアドレスを採用した場合、当該IPアドレスによって、物理的に離れたID情報管理部との通信が可能となる。また、管理部情報としてRFIDリーダ3の位置情報を採用した場合、通知元ID情報管理部4の所有者がRFIDリーダ3の位置情報を知ることにより、ID情報管理部4が、当該所有者のRFIDタグ11が付されたID情報を、どこで検知したのかを当該所有者は知ることができる。なお、RFIDリーダ3が、RFIDタグ1を検出できる範囲は、RFIDリーダ3の能力や利用する周波数帯域等にもよるが、基本的に数m程度である。したがって、RFIDリーダ3の位置と当該RFIDリーダ3によって検出されたRFIDタグ1の位置との距離は数m程度しかないため、RFIDタグ1の位置情報を、RFIDリーダ20の位置情報とみなすことができる。
図2は、ID情報管理テーブル41aの一例を示した図である。図2に示すように、ID情報管理テーブル41aには、ID情報11と管理部情報(例えばRFIDリーダ2の位置情報)だけでなく、RFIDリーダ2がID情報11を検知した時刻をさらに対応付けて格納してもよい。
また、RFIDタグ1は特定の物品に付されているため、当該RFIDタグ1と一つの物品とは、一対一で対応付けられているとみなすことができる。したがって、当該RFIDタグ1が保持するID情報11と、上記物品の情報とを対応付けておいてもよい。すなわち、ID情報管理テーブル41aには、ID情報11、管理部情報、及びRFIDリーダ3がID情報11を検知した時刻だけでなく、さらに物品情報を対応付けて格納しておくのが好適である。この場合、物品情報は、ユーザが入力装置を用いて手入力を行うか、当該物品情報を管理している製造業者などから取得するなどの方法により取得することが可能である。
ID情報管理テーブル51aについても、図2と同様の構成を採用してもよい。
ここで、ID情報格納部41が、当該ID情報格納部41により保持されたID情報と、特定のRFIDタグ11により保持された可変のID情報11との間で同期を取るための機能を説明する。RFIDタグ1とID情報管理部4とが同一の所有者により所有されている場合、更新回路12及び更新回路41bは、変更後も同一のID情報11になるように、同一のタイミングでID情報を更新するよう構成される。例えば、更新回路12は、一定時間が経過すると、更新回路41bと共通のハッシュ関数と、ID情報11とを乗算し、更新回路41bも、同じ一定時間が経過すると、ID情報管理テーブル41aに格納された当該ID情報と上記共通のハッシュ関数とを乗算するといった構成を採用することが好適である。
また、RFIDリーダ2は、ユーザが持ち歩くための携帯端末に搭載されているのが好適である。
続いて、本実施形態にかかる情報管理装置の動作について説明し、併せて、本発明の実施形態にかかる情報管理方法について説明する。
図3は、通知元ID情報管理部4が所有するID情報11を、通知先ID情報管理部5に問合せを行い、当該ID情報11が格納されたRFIDタグ1が付された物品の位置情報を取得するまでの手順の一例を示す図である。通知元ID情報管理部4において、イベント検知部42により、前述したイベントが検知されると、図3の処理が実行開始される。イベント検知部42からイベント検知信号が通知されたID情報要求部43は、ID情報管理テーブル41aからID情報11を取得し(S101)、当該ID情報11を通知先ID情報管理部5内のID情報応答部53に通知する(S102)。ID情報応答部53は、当該ID情報11を取得した(S103)後、当該ID情報11がID情報管理テーブル51aに格納されているか否かを検索する(S104)。ここで、当該ID情報11がID情報管理テーブル51aに格納されていなければ(S105で否定であれば)、処理を終了する。一方、当該ID情報11がID情報管理テーブル51aに格納されている場合(S105で肯定の場合)、ID情報応答部53は、当該ID情報11と、ID情報管理テーブル51aに格納された管理部情報(ここではRFIDリーダ3の位置情報)とをID情報要求部43に通知する(S106)。ID情報要求部43は、当該ID情報11と管理部情報(RFIDリーダ3の位置情報)とをID情報応答部53から取得した(S107)後、これらID情報11と管理部情報(RFIDリーダ3の位置情報)とをID情報管理テーブル41aに格納する(S108)。
続いて、本実施形態にかかる情報管理方法及び情報管理装置の効果について説明する。ユーザは、自分が所有しているRFIDタグ1が付された物品を紛失し、自分が所有しているRFIDリーダ20で検知すること不可能になった場合に、別のユーザが所有しているRFIDリーダ20によってRFIDタグ10のID情報11を検知することで、当該ユーザが、紛失した物品を発見することを可能とする。
また、ID情報は所定の方法により可変になっているため、別のユーザが、当該ID情報をキーにして上記ユーザを監視することを防いでおり、上記ユーザのプライバシーを確保している。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態にかかる情報管理装置について説明する。第2実施形態にかかる情報管理装置は、前述した第1実施形態にかかる情報管理装置の構成を一部変更・追加したものであり、以下では、当該変更・追加部分について説明する。
図4は本実施形態における情報管理装置に相当する通知元ID情報管理部4及び通知先ID情報管理部5と、その周辺機器から成るシステムの構成図である。図4に示すように、通知元ID情報管理部4は、ユーザが探してもらいたい相手先アドレスを格納するための問合せ先格納部44と、ID情報11と相手先アドレスとを対応付けて通知先ID情報管理部5に通知する問合せ先制御部45と、をさらに備えている。
また、システムには、ユーザが、ID情報11を通知するために通知先ID情報管理部5を指定するための問合せ先入力部6がさらに設けられている。
上記の問合せ先格納部44は、ユーザが探してもらいたい相手先アドレスを格納した問合せ先管理テーブル44aを備えている。図5は、問合せ先管理テーブル44aの一例を示す図である。この図5に示すように、問合せ先アドレスとしては、例えばIPアドレスが好適である。
また、図5に示すように、ユーザが問合せ先入力部40によって問合せ先を入力する点を考慮し、問合せ先アドレスは、問合せ先の名前などのわかりやすい情報と対応付けて管理することが好ましい。また、問合せ先入力部6は、ユーザが持ち歩くための携帯端末(例えば持ち歩き可能なRFIDリーダ2)に搭載されているのが好適である。
続いて、第2実施形態にかかる情報管理装置の動作及び情報管理方法について説明する。図6は、ユーザにより問合せ先が入力された後、当該問合せ先にID情報11を通知するための手順の一例を示す図である。ユーザが問合せ先入力部6を用いて、問合せ先の名前を選択すると、問合せ先入力部6は、問合せ先格納部44に問合せ先の名前を通知する(S201)。問合せ先格納部44は、問合せ先入力部6から問合せ先の名前を取得すると(S202)、問合せ先管理テーブル44aが保持している当該問合せ先の名前と対応付けられた問合せ先アドレスを、問合せ先制御部45に通知する(S203)。問合せ先制御部45は、問合せ先格納部44から問合せ先アドレスを取得すると(S204)、ID情報11をID情報格納部41から取得し(S205)、取得したID情報11と問合せ先アドレスとをID情報要求部43に通知する(S206)。ID情報要求部43は、ID情報11と問合せ先アドレスとを取得すると(S207)、取得した問合せ先アドレスを用いて当該問合せ先に当該ID情報11を通知する(S208)。
図6の処理では、ユーザによる問合せ先入力部6への入力(問合せ先の名前の選択)が、イベント(ID情報要求部43から通知先ID情報処理部5への通知のトリガー)となっているため、第2実施形態ではその他のイベントの検知は不要である。
続いて、本実施形態にかかる情報管理方法及び情報管理装置の効果について説明する。当該ID情報11を探してもらいたい相手を事前に登録しておくことができるため、ユーザは、ID情報11が格納されたRFIDタグ20が付された物品を紛失した時、通知先相手をユーザ自身が選択し、通知先相手数を制限することで、通信ネットワークのトラフィック量の削減が可能となる。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態にかかる情報管理装置について説明する。第3実施形態にかかる情報管理装置は、前述した第1実施形態にかかる情報管理装置の構成を一部変更・追加したものであり、以下では、当該変更・追加部分について説明する。図7は本実施形態における情報管理装置に相当する通知元ID情報管理部4及び通知先ID情報管理部5と、その周辺機器から成るシステムの構成図である。この図7に示すように、通知元ID情報管理部4は、物品に付されたRFIDタグ1に格納されたID情報11をID情報要求部43に通知するID情報制御部46をさらに備えており、ID情報要求部43はID情報制御部46により通知されたID情報を通知先ID情報管理部5に通知する。
また、システムには、ユーザが、探してもらいたい物品に対応するID情報11(即ち、探してもらいたい物品に付されたRFIDタグ1に格納されたID情報11)を入力するためのID情報入力部7が設けられている。このID情報入力部7は、ユーザが持ち歩くような携帯端末、例えば持ち歩き可能なRFIDリーダ2に搭載されているのが好適である。
続いて、本実施形態にかかる情報管理装置の動作及び情報管理方法について説明する。図8は、ユーザにより入力されたID情報11を問合せ先に通知するための手順の一例を示す図である。ユーザは、ID情報入力部7を用いて、ID情報11を入力するための入力要求信号を出す(S301)。ID情報制御部46は、ID情報入力部7から入力要求信号を受信すると、ID情報格納部41からID情報11の一覧を取得する(S302)。そして、ID情報制御部46がID情報入力部7にID情報11の一覧を通知すると(S303)、ID情報入力部7は、内蔵したモニタなどの表示装置に当該ID情報11の一覧を出力する(S304)。ユーザは、当該モニタなどの表示装置に出力された情報を参照し、当該ID情報11の一覧の中から、探してもらいたいID情報11を選択する(S305)。ID情報制御部46は、入力されたID情報11を取得し(S306)、当該ID情報11をID情報要求部43に通知する(S307)。ID情報要求部43は、当該ID情報11を通知先ID情報管理部5のID情報応答部53に通知する(S308)。
続いて、本実施形態にかかる情報管理方法及び情報管理装置の効果について説明する。本実施形態の送受信方法によれば、ユーザが、物品を探してもらいたい相手に対して、当該物品に付されているRFIDタグ1に格納されているID情報11を指定することが可能となる。したがって、ユーザが当該物品を紛失した時、通知先相手に、上記ID情報11を指定することで、通知先相手へその他不要なID情報11を流す必要がなくなり、通信ネットワークのトラフィック量の削減が可能となる。
なお、ここでは、ID情報制御部46はID情報入力部7に対しID情報11を通知するのではなく、ID情報格納部41内で当該ID情報11と対応付けられた物品情報を通知することが好適である。この場合、ユーザは、当該物品とID情報11との対応付けを把握しておく必要がなくなり、ユーザ側の煩雑さを解消することができる。
[第4実施形態]
続いて、第4実施形態にかかる情報管理装置について説明する。第4実施形態にかかる情報管理装置は、前述した第1実施形態にかかる情報管理装置の構成を一部変更・追加したものであり、以下では、当該変更・追加部分について説明する。図9は、本実施形態における情報管理装置に相当する通知元ID情報管理部4及び通知先ID情報管理部5と、その周辺機器から成るシステムの構成図である。この図9に示すように、RFIDタグ1は、ID情報11を所定の暗号方法によって暗号化することで得られた暗号情報13を格納した暗号情報格納部15を備えている。
通知元ID情報管理部4は、暗号情報13を復号化することでID情報11を得るための復号部47aと、ID情報11を暗号化することで暗号情報13を生成するための暗号部47bとを含んで構成され、暗号情報13を通知先ID情報管理部5へ通知する暗号情報要求部48をさらに備えている。
通知先ID情報管理部5は、暗号情報13を復号化することでID情報11を得るための復号部54aと、ID情報11を暗号化することで暗号情報13を生成するための暗号部54bとを含んで構成され、暗号情報要求部48からの通知を受ける暗号情報応答部55をさらに備えている。
続いて、本実施形態にかかる情報管理装置の動作及び情報管理方法について説明する。
図10は、通知元ID情報管理部4が所有するID情報11をキーとして、通知先ID情報管理部5に問合せし、ID情報11に対応する管理部情報を取得するまでの一例を示す図である。ここでは、管理部情報として、ID情報11を暗号化した暗号情報13が格納されたRFIDタグ1を検知したRFIDリーダ3の位置情報を用いた例を示す。まず、暗号情報要求部48は、ID情報管理テーブル41aからID情報11を取得し(S101)、暗号部47bにより当該ID情報11を暗号化することで暗号情報13を生成し、当該暗号情報13を通知先ID情報管理部5の暗号情報応答部55に通知する(S401)。暗号情報応答部55は、当該暗号情報13を取得した(S403)後、復号部54aにより暗号情報13を、復号鍵を用いて復号化し、新たにID情報11を生成する(S404)。そして、暗号情報応答部55は、生成したID情報11をキーとしてID情報管理テーブル51aを検索する(S405)。当該ID情報11がID情報管理テーブル51a内にある場合(S406で肯定の場合)、暗号情報応答部55は、ID情報格納部51から当該ID情報11と管理部情報(ID情報管理部5と対応付けられたRFIDリーダ3の位置情報)とを取得し、暗号部54bにより、当該ID情報11を、暗号鍵を用いて暗号化し、暗号情報13を生成する(S407)。そして、暗号情報応答部55は、当該暗号情報13と管理部情報(RFIDリーダ3の位置情報)とを暗号情報要求部48に通知する(S408)。さらに、暗号情報要求部48は、暗号情報13と管理部情報(RFIDリーダ3の位置情報)とを取得した(S409)後、復号部47aにより暗号情報13を復号化することでID情報11を取得し(S410)、当該ID情報11と管理部情報(RFIDリーダ3の位置情報)とを物品管理テーブル41aに格納する(S108)。
なお、ここで、復号部47aが保持している復号鍵、及び暗号部47bが保持している暗号鍵は、当該RFIDタグ1とRFIDリーダ2とが共有している共通鍵であることが好適である。
また、RFIDタグ1は、更新回路12を用いて暗号情報13を定期的に改変しているが、この場合、RFIDタグ1と通知元ID情報管理部4とで共通の更新回路12及び更新回路41bを有している必要があった。
その代わりに、図11に示すように、暗号情報13を復号化することにより得られるID情報11は、各々のRFIDタグ1を特定するための固有値である情報部11aと、現在時刻を示す情報であるタイムスタンプ部11bとで構成されているのが好適である。このうちタイムスタンプ部11bは、1秒単位または1分単位などのように、任意のRFIDタグ1と任意の通知元ID情報管理部4との間で共通の可変値として利用する。これにより、RFIDタグ1と通知元ID情報管理部4とで共通の更新回路12及び更新回路41bが不要となる。これは、ID情報11の一部(ここではタイムスタンプ部11b)のみが可変であれば、暗号情報13の全体が可変であるように見えるためである。
次に、本実施形態にかかる情報管理方法及び情報管理装置の効果について説明する。本実施形態によれば、ID情報11のうち、どこか一部分でも可変であれば、RFIDタグ1が保持する暗号情報13全体が可変になる。従って、当該ID情報11の一部に、タイムスタンプ部11bを設けることにより、ID情報11の、乱数部11b以外の部分を固定値としても、当該ID情報が格納されたRFIDタグ20が付された物品を持ち歩くユーザのプライバシーを保護することが可能となる。
また、RFIDタグ1及びID情報格納部41は、各々更新回路12及び更新回路41bを保持する必要が無いため、RFIDタグ1やID情報格納部41の製造コストを安価に抑えることが可能となる。
[第5実施形態]
続いて、第5実施形態にかかる情報管理装置について説明する。第5実施形態にかかる情報管理装置は、前述した第1実施形態にかかる情報管理装置の構成を一部変更・追加したものであり、以下では、当該変更・追加部分について説明する。図12は、本実施形態における情報管理装置に相当する通知元ID情報管理部4と、その周辺機器から成るシステムの構成図である。この図12に示すように、通知元ID情報管理部4は、RFIDリーダ2によって検知されたID情報11が、ID情報格納部41に格納されているか否かを判定するID情報判定部49をさらに備え、ID情報要求部43は、ID情報判定部49により、検知されたID情報がID情報格納部41に格納されていないと判定された場合、管理部情報をID情報に対応付けて格納した外部のID情報格納部8に、ID情報を通知し、当該ID情報格納部8から、当該ID情報と当該ID情報に対応付けられた管理部情報とを取得し、取得した管理部情報を当該ID情報に対応付けてID情報格納部41に格納する。外部のID情報格納部8は、ID情報11と管理部情報とを対応付けて格納したID情報管理テーブル8aを備えている。
続いて、本実施形態にかかる情報管理装置の動作及び情報管理方法について説明する。図13は、RFIDリーダ2が検知したID情報11の処理手順の一例を示す図である。まず、RFIDリーダ2が、RFIDタグ1が格納しているID情報11を検知すると(S501)、ID情報判定部49は、ID情報格納部41に格納されているID情報11を参照する(S502)。
次に、ID情報判定部49は、以下に述べるような所定の方法で計算を行う(S503)。計算の好例としては、当該ID情報11を各々の通知元ID情報管理部4固有の数値で演算し、その商を求めるなどが好適である。また、RFIDタグ1に格納している情報が、ID情報11ではなく、暗号情報13であれば、ID情報11の一部を固定値にしても良いので、図14において示されたID情報11の構成例のように、ID情報11のうちユーザID部11cのみを検知するという方法がある。
ID情報判定部49は、上記計算結果と、当該通知元ID情報管理部4が有する固有の参照情報との比較を行う(S504)。ここで、ID情報11ではなく、暗号情報13の場合には、復号部47aによって復号されたID情報11のうち、ユーザID部11cを検証し、当該通知元ID情報管理部4が有するユーザID部11cとの比較を行う。比較の結果、互いに異なる値を示した場合、当該ID情報11は、当該通知元ID情報管理部4が所有するものではないと判定され、当該ID情報11と管理部情報とがID情報格納部8に通知される(S505)。
一方で、S504での比較の結果、互いに同じ値を示した場合、当該ID情報11は、当該通知元ID情報管理部4が所有するものであると判断され、当該ID情報11はID情報格納部41に通知される(S506)。
図15は、通知元ID情報管理部4が、ID情報格納部8に格納されているID情報11を取得するまでの手順の一例を示す図である。ID情報要求部43は、イベント情報42を取得すると、ID情報管理テーブル41aからID情報を取得する(S601)。ID情報要求部43は、当該ID情報11をID情報格納部8に通知する(S602)。ID情報格納部8は、ID情報11がID情報管理テーブル8a内にあるか否かを検索する(S603)。もしあれば、ID情報格納部8は、当該ID情報11と当該ID情報11に対応付けられた管理部情報とを、ID情報要求部43に通知する(S604)。ID情報要求部43は、当該ID情報11と管理部情報とを取得すると(S605)、ID情報格納部41に、ID情報11と管理部情報とを格納する(S606)。
ここで、外部のID情報格納部8は、ID情報11と管理部情報の他に、当該ID情報11を第三者のRFIDリーダ3が検知した時刻情報をも管理することが好ましい。これにより、例えば、ID情報格納部8で管理されているID情報11を、一定時間が経過した後でID情報格納部8内から消去することにより、ID情報格納部60のスケーラビリティを確保することが可能となる。また、管理部情報を、第三者のRFIDリーダ3がID情報11を検知した位置情報とすれば、当該ID情報11を格納したRFIDタグ1が付された物品を所有するユーザは、いつ、どこに当該物品が置かれていたのか、を把握することが可能となる。
次に、本実施形態にかかる情報管理方法及び情報管理装置の効果について説明する。本実施形態によれば、ID情報判定部49により、当該通知元ID情報管理部4が所有していないID情報11を、自動で通知することが可能となる。また、ID情報11を通知したり取得したりする場所がID情報格納部8ひとつの場所に集約されていることから、他の通知先ID情報管理部5に問合せるなどの、煩雑な操作が不要となる。また、複数の通知先ID情報管理部5に問い合わせる必要が無くなるので、通信ネットワーク上のトラフィック量を低減することが可能となる。
[第6実施形態]
続いて、第6実施形態にかかる情報管理装置について説明する。第6実施形態にかかる情報管理装置は、前述した第1実施形態にかかる情報管理装置の構成を一部変更・追加したものであり、以下では、当該変更・追加部分について説明する。図16は、本実施形態におけるID情報管理テーブル41aの一例を示した図である。この図16に示すように、本実施形態では、ID情報管理テーブル41aは、各々のID情報11と、当該ID情報11が改変する数ステップ前までのID情報及び当該ID情報11が改変する数ステップ後のID情報と、を対応付けて管理する。
本実施形態における情報管理方法によれば、ID情報要求部43は、イベント情報42を受け取ると、ID情報管理テーブル41aに格納されているID情報11と、当該ID情報11が改変する数ステップ前までのID情報及び当該ID情報11が改変する数ステップ後のID情報とを、ID情報応答部53に通知する。ID情報応答部53は、当該ID情報11またはその改変前後のID情報群がID情報格納部51内にあるかどうかを検索する。検索の結果、発見された当該ID情報11(または、改変前後のID情報)と管理部情報とをID情報要求部43に通知する。ID情報要求部43は、ID情報11(または改変前後のID情報)と管理部情報とをID情報格納部41に格納する。
次に、本実施形態にかかる情報管理方法の効果について説明する。本実施形態によれば、同一RFIDタグ1が保持するID情報11が、時間・イベント毎に更新されることによって生じる、通知元ID情報管理部4が通知したID情報11と、通知先ID情報管理部5が検知したID情報11との間の誤差を、ある程度回避することが可能となる。したがって、通知先ID情報管理部5が、同一RFIDタグ1のID情報11を検知したにもかかわらず、ID情報11が時間・イベント毎に更新されるために、異なるID情報11であると見なしてしまうことによる、発見機会の損失をある程度防ぐことが可能となる。また、定期的に変化するID情報11を通知先ID情報管理部5に対し、更新毎に逐一通知する必要がなくなるため、通信トラフィック量の削減が可能となる。
第1実施形態のシステム構成図である。 ID情報管理テーブル41aの一例を示した図である。 第1実施形態の処理手順を示す流れ図である。 第2実施形態のシステム構成図である。 問合せ先管理テーブル44aの一例を示す図である。 第2実施形態の処理手順を示す流れ図である。 第3実施形態のシステム構成図である。 第3実施形態の処理手順を示す流れ図である。 第4実施形態のシステム構成図である。 第4実施形態の処理手順を示す流れ図である。 第4実施形態のID情報11の構成例を示す図である。 第5実施形態のシステム構成図である。 第5実施形態におけるID情報の判定に係る処理手順を示す流れ図である。 第5実施形態のID情報11の構成例を示す図である。 第5実施形態におけるID情報の取得に係る処理手順を示す流れ図である。 第6実施形態のID情報管理テーブル41aの一例を示した図である。
符号の説明
1…RFIDタグ、11…ID情報、11a…情報部、11b…タイムスタンプ部、11c…ユーザID部、12…更新回路、13…暗号情報、2…RFIDリーダ、3…RFIDリーダ、4…通知元ID情報管理部、41…ID情報格納部、41a…ID情報管理テーブル、41b…更新回路、42…イベント情報、43…ID情報要求部、44…問合せ先格納部、44a…問合せ先管理テーブル、45…問合せ先制御部、46…ID情報制御部、47a…復号部、47b…暗号部、48…暗号情報要求部、49…ID情報判定部、5…通知先ID情報管理部、51…ID情報格納部、51a…ID情報管理テーブル、52…管理部情報、53…ID情報応答部、54a…復号部、54b…暗号部、55…暗号情報応答部、6…問合せ先入力部、7…ID情報入力部、8…ID情報格納部、8a…ID情報管理テーブル。

Claims (10)

  1. 可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するとともに、所定の方法により、RFIDタグが保持した可変のID情報と同期を取りながら、前記格納したID情報を更新管理するID情報格納部と、
    前記ID情報格納部により格納されたID情報を他の情報管理装置に通知するトリガーとなるイベントを検知するイベント検知部と、
    前記イベント検知部によりイベントが検知された場合に前記ID情報を他の情報管理装置に通知するとともに、前記他の情報管理装置から、当該ID情報と、当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得し、取得した管理部情報をID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納するID情報要求部と、
    を備えた情報管理装置。
  2. 入力された問合せ先情報を格納する問合せ先格納部と、
    前記問合せ先格納部に格納された問合せ先情報とID情報とを対応付けて前記ID情報要求部に通知することで、当該問合せ先への問合せを要求する問合せ先制御部と、
    をさらに備えた請求項1記載の情報管理装置。
  3. 入力されたID情報を前記ID情報要求部に通知するID情報制御部をさらに備え、
    前記ID情報要求部は、前記ID情報制御部により通知されたID情報を他の情報管理装置に通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  4. RFIDリーダから受信されるID情報は、暗号化された暗号化ID情報であり、
    前記ID情報要求部は、
    受信された暗号化ID情報を復号してID情報を取得する復号部と、
    前記復号部により復号されたID情報を暗号化して暗号化ID情報を取得する暗号部とを含んで構成され、
    前記イベント検知部によりイベントが検知された場合に、前記暗号部により暗号化された暗号化ID情報を他の情報管理装置に通知するとともに、前記他の情報管理装置から、暗号化ID情報と当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得し、取得した暗号化ID情報を前記復号部により復号して得られたID情報に対応付けて、前記取得した管理部情報を、前記ID情報格納部に格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  5. RFIDリーダによって検知されたID情報が、前記ID情報格納部に格納されているか否かを判定するID情報判定部をさらに備え、
    前記ID情報要求部は、
    前記ID情報判定部により、前記検知されたID情報が、前記ID情報格納部に格納されていないと判定された場合、管理部情報をID情報に対応付けて格納した外部のID情報格納装置に、前記ID情報を通知し、当該外部のID情報格納装置から、当該ID情報と当該ID情報に対応付けられた管理部情報とを取得し、取得した管理部情報を当該ID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  6. 前記ID情報格納部は、
    可変のID情報の更新における所定の複数世代のID情報をさらに、当該ID情報に対応付けて格納し、
    前記ID情報要求部は、
    ID情報とともに前記複数世代のID情報を、前記ID情報応答部に通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  7. 可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するID情報格納部と、
    自己の情報管理装置に関する所定の管理部情報を格納した管理部情報格納部と、
    他の情報管理装置からID情報が通知されたときに当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索し、当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と当該ID情報とを前記他の情報管理装置に通知するID情報応答部と、
    を備えた情報管理装置。
  8. RFIDリーダから受信されるID情報は、暗号化された暗号化ID情報であり、
    前記ID情報応答部は、
    受信された暗号化ID情報を復号してID情報を取得する復号部と、
    前記復号部により復号されたID情報を暗号化して暗号化ID情報を取得する暗号部とをさらに備え、
    他の情報管理装置から暗号化ID情報が通知されたときに、前記復号部により暗号化ID情報を復号してID情報を取得し、当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索し、当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と、前記暗号部により暗号化して得られた暗号化ID情報とを前記他の情報管理装置に通知する
    ことを特徴とする請求項7記載の情報管理装置。
  9. 可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するとともに、所定の方法により、RFIDタグが保持した可変のID情報と同期を取りながら、前記格納したID情報を更新管理するID情報格納部を備えた情報管理装置における情報管理方法であって、
    前記ID情報格納部により格納されたID情報を他の情報管理装置に通知するトリガーとなるイベントを検知するイベント検知ステップと、
    前記イベント検知ステップにてイベントが検知された場合に、前記ID情報を他の情報管理装置に通知するID情報通知ステップと、
    前記他の情報管理装置から、当該ID情報と、当該他の情報管理装置に関する所定の管理部情報とを取得する管理部情報取得ステップと、
    取得された管理部情報をID情報に対応付けて前記ID情報格納部に格納する管理部情報格納ステップと、
    を有する情報管理方法。
  10. 可変のID情報を保持したRFIDタグから当該ID情報を検知するRFIDリーダから、検知されたID情報を受信して格納するID情報格納部と、自己の情報管理装置に関する所定の管理部情報を格納した管理部情報格納部とを備えた情報管理装置における情報管理方法であって、
    他の情報管理装置からID情報が通知されたときに当該ID情報が前記ID情報格納部に格納されているか否かを検索する検索ステップと、
    当該ID情報が格納されている場合、前記管理部情報格納部に格納された管理部情報と当該ID情報とを前記他の情報管理装置に通知するID情報応答ステップと、
    を有する情報管理方法。
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