JP2006293210A - 電子機器およびデータ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多様な指示を低い誤検出率で入力でき、低価格化を図ることができる電子機器を提供する。
【解決手段】 指に嵌めたリングR1〜4とR0との接触、並びにリングL1〜4とL0との接触に予めコマンドを割り当てる。オーディオ再生装置は、上記リングの接触パターンを電気的に検出し、その接触パターンに応じたコマンドを自動的に実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、指に装着可能な複数のリングを用いて指示を発行する電子機器およびデータ処理方法に関する。
例えば、加速度センサを内蔵したバンドを手首に装着し、手の指先で所定物を叩く動作を上記バンド内の加速度センサが検出し、その検出結果を基に、コマンドを発生する入力装置がある。
特開2004−54023号公報
このような入力装置は、各指がどのような叩き動作を行ったかを加速度センタの検出信号を分析して検出するが、処理が複雑であり、誤検出しやすいという問題がある。
また、上述した入力装置では、複数の加速度センサを用いる必要があり、また、その検出信号の分析にも高性能な演算回路を要し、高価格であるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するために、多様な指示を低い誤検出率で入力でき、低価格化を図ることができる電子機器およびデータ処理方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第1の観点の発明の電子機器は、複数の導電性リングと、前記複数の導電性リング間の接触を電気的に検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて処理を行う処理手段とを有する。
第1の観点の発明の電子機器は、好ましくは、複数の前記導電性リングの接触パターンと、コマンドとの対応関係を示す管理データを記憶するメモリをさらに有し、前記処理手段は、前記検出結果を基に複数の前記導電性リングの接触パターンを特定し、当該特定した接触パターンに対応付けられた前記コマンドを前記管理データから取得し、当該取得したコマンドに対応した処理を行う。
第2の観点の発明のデータ処理方法は、指に装着された複数の導電性リングの接触を電気的に検出する第1の工程と、前記第1の工程の前記検出の結果に基づいて、前記複数の導電性リングの前記複数の導電性リング間の接触パターンに対応付けられた処理を特定する第2の工程と、前記第2の工程で特定した前記処理を実行する第3の工程とを有する。
本発明によれば、多様な指示を低い誤検出率で入力でき、低価格化を図ることができる電子機器およびデータ処理方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わるオーディオ再生装置を説明する。
図1に示すリングR0〜4,L0〜4が本発明の導電性リングの一例である。
また、図5に示すCPU30のステップST11等によって本発明の検出手段の一例が構成され、ステップST12,ST13等によって本発明の処理手段の一例が構成される。
また、SDRAM12が本発明のメモリの一例であり、対応表データTABLE,TABLEa,b,cが本発明の管理データの一例である。
また、図5に示すステップST11が本発明の第1の工程の一例であり、ステップST12が本発明の第2の工程の一例であり、ステップST13が本発明の第3の工程の一例である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係わる再生装置1の構成図である。
再生装置1は、例えば、携帯型のオーディオ再生装置である。
図1に示すように、オーディオ再生装置1は、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェース11、SDRAM(Synchronous DRAM)12、HDD(Hard Disk Drive) 13、LCD(Liquid Crystal Display)パネル14、入力デバイス15、フラッシュメモリ16、オーディオ出力回路18、インタフェース25、リングR0〜4、リングL0〜4、並びにCPU(Central Processing Unit) 30を有する。
USBインタフェース11、SDRAM12、HDD13、フラッシュメモリ16、CPU30およびオーディオ出力回路18は、例えば、データ線10を介して接続されている。
USBインタフェース11は、パーソナルコンピュータ3と着脱可能な状態で接続され、パーソナルコンピュータ3との間でデータ入出力を行う。
SDRAM12は、CPU30の処理に係わるデータ等を一時的に記憶する。
SDRAM12は、図2に示すように、後述するように、リングの接触パターンと、コマンドとを対応付けて示す対応表データTABLEを記憶する。
また、本実施形態では、図3に示すように、リングR0〜4およびリングL0〜4がユーザの指に装着される。
対応表データTABLEは、図2および図3に示すように、リングR0とR1との接触にコマンド「再生開始」を対応付け、リングR0とR2との接触にコマンド「スキップ」を対応付け、リングR0とR3との接触にコマンド「バックスキップ」を対応付け、リングR0とR4との接触にコマンド「停止」を対応付け、リングL0とL1との接触にコマンド「早送り」を対応付け、リングL0とL2との接触にコマンド「音量増加」を対応付け、リングL0とL3との接触にコマンド「音量減少」を対応付けている。
本実施形態では、図2に示すように、コマンドの優先順位を再生開始、ステップ、バックスキップ、停止の順とし、これらを操作し易い右人差し指から、右中指、右薬指、小指に順に割り当てる。
また、図2に示すように、コマンドの優先順位を早送り、音量増加、音量減少、記録開始とし、これらを操作し易い順に左人差し指、左中指、左薬指に順に割り当てる。
これにより、オーディオ再生装置1のユーザによる操作性を高めることができる。
HDD13は、圧縮された楽曲データ(音楽データ)を記憶する。
当該楽曲データは、USBインタフェース11を介してパーソナルコンピュータ3からHDD13に書き込まれる。
HDD13は、例えば、20GBの記憶容量を有し、ATRAC(Adaptive Transfrom Acoustic Coding)3、MP3(Mpeg Audio Layer-3)、AAC(Advanced Audio Coding)等で圧縮された約10000曲(コンパクトディスク700枚分)の楽曲データを記憶可能である。
LCDパネル14は、例えば、選曲画面、設定画面および再生画面などを、ユーザのキー操作に応じて切り替えて表示する。
入力デバイス15は、再生装置1の筐体に設けられ、ユーザによって操作される種々のキーである。
入力デバイス15としては、例えば、操作ボタン(キー)がある。
フラッシュメモリ16は、例えば、CPU30の動作を規定したプログラムPRGを記憶する。
オーディオ出力回路18は、CPU30が復号した楽曲データに応じたオーディオ信号をヘッドフォン端子21に出力する。
なお、オーディオ出力回路18は、外部スピーカ端子を介して外部スピーカにオーディオ信号を出力してもよい。
インタフェース25は、電線32Rを介してリングR0に電気信号を出力し、電線32Rを介してリングR0から電気信号SRを入力する。
ここで、リングR0〜R4は、導電性のリングであり、図3に示すようにユーザの指に嵌められる。
リングR1〜R4は、リングR0と接触したときに、異なる電流の電気信号SRがインタフェース25に出力される形状(厚みや太さ等)を有している。
これにより、CPU30は、インタフェース25を介して入力した電気信号SRの電流を監視および検出することで、リングR1〜R4のうち何れのリングがリングR0と接触したかを判断できる。
図4に示す例では、リングR0とR1とが接触している。
インタフェース25は、電線32Lを介してリングL0に電気信号を出力し、電線32Lを介してリングL0から電気信号SLを入力する。
ここで、リングL0〜L4は、導電性のリングであり、図3に示すようにユーザの指に嵌められる。
リングL1〜L4は、リングL0と接触したときに、異なる電流の電気信号SLがインタフェース25に出力される形状(厚みや太さ等)を有している。
これにより、CPU30は、インタフェース25を介して入力した電気信号SLの電流を監視および検出することで、リングL1〜L4のうち何れのリングがリングL0と接触したかを判断できる。
図4に示す例では、リングL0とL2とが接触している。
インタフェース25と、リングL0,R0との間の電気信号の送受信は、有線ではなく無線でもよい。
この場合に、インタフェース25、並びにリングL0,R0に、無線送受信器を備える。
CPU30は、フラッシュメモリ16から読み出したプログラムPRGを基に、再生装置1の動作を統括的に制御する。
CPU30は、インタフェース25から、電線32R,32Lを介して入力した電気信号SR,SLの電流値を基に、リングR0とリングR1〜R4、あるいはリングL0とリングL1〜L4の何れのパターンの接触が行われたか否かを判断する。
そして、CPU30は、上記特定した接触パターンに対応するコマンドを、図2に示す対応表データTABLEを基に特定する。
そして、CPU30は、上記特定したコマンドに応じた機能を実行する。
CPU30は、コマンド「再生開始」に応じて、HDD13から読み出した楽曲データを復号してオーディオ出力回路18に出力する(再生する)。
CPU30は、コマンド「スキップ」に応じて、再生中の楽曲データの次の楽曲データをHDD13から読み出して復号し、オーディオ出力回路18に出力する。
CPU30は、コマンド「バックスキップ」に応じて、再生中の楽曲データ復号を先頭からやり直す。
CPU30は、コマンド「停止」に応じて、楽曲データの再生を停止する。
CPU30は、コマンド「早送り」に応じて、楽曲データの再生を早送りする。
CPU30は、コマンド「音量増加」に応じてオーディオ出力回路18がヘッドフォン端子21に出力するオーディオ信号の増幅率を増加させる。
CPU30は、コマンド「音量減少」に応じてオーディオ出力回路18がヘッドフォン端子21に出力するオーディオ信号の増幅率を減少させる。
CPU30は、コマンド「記録開始」に応じて、所定のマイクから入力したデータやユーザの操作に応じて発声したデータをHDD13に書き込む。
以下、図1に示すオーディオ再生装置1の動作例を説明する。
図5は、図1に示すオーディオ再生装置1の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST11:
ユーザは、図3に示すように、右親指、右人差し指、右中指、右薬指、右小指に、それぞれリングR0,R1,R2,R3,R4を装着する。
ユーザは、図3に示すように、左親指、左人差し指、左中指、左薬指、左小指に、それぞれリングL0,L1,L2,L3,L4を装着する。
そして、ユーザは、自らが希望するコマンドに応じて、リングを接触させる。
例えば、ユーザは、コマンド「再生開始」を入力する場合に、図4に示すように、リングR0とR1とを接触させる。
CPU30は、インタフェース25を介してリングR0、L0から入力した電気信号SR,SLを監視し、リングが接触したと判断すると、何れのリングが接触したかを判定してステップST12に進む。
ステップST12:
CPU30は、ステップST12で判定した接触したリングに対応するコマンドを、図1に示すSDRAM12に記憶された図2に示す対応表データTABLEを参照して特定する。
ステップST13:
CPU30は、ステップST12で特定したコマンドに対応した処理を実行する。
CPU30は、例えば、コマンド「再生開始」に応じて、HDD13から読み出した楽曲データを復号してオーディオ出力回路18に出力する(再生する)。
以上説明したように、オーディオ再生装置1では、リングR0とR1〜4、並びにリングL0とL1〜4の接触パターンにより、当該接触パターンと予め対応付けたコマンドの処理を実行する。
このとき、リングは、指に装着され、ユーザによって接触動作が行われ、オーディオ再生装置1は、その接触動作によって生じる電気信号SR,SLの変化を基に接触パターンを検出する。そのため、従来に比べて、検出が簡単であり、誤検出を少なくでき、且つ構成を簡単(安価)にできる。
オーディオ再生装置1は、例えば、図6に示すように、図1に示すヘッドフォン端子21に接続されるヘッドフォン80をユーザの耳に装着して使用される。
<第1実施形態の変形>
1本の指に複数のリングを装着してもよい。これにより、組み合わせパターンを増やすことができる。1本の指に装着するリングの数は、例えば、1〜3のいずれかである。
例えば、図7に示すように、右人差し指にリングR1とR11を装着し、右中指にリングR2とR12とを装着し、右薬指にリングR3とR13とを装着し、右薬指にリングR4とR14とを装着してもよい。
<第2実施形態>
本実施形態のオーディオ再生装置1aは、CPU30がHDD13から楽曲データを読み出して復号し、これをオーディオ出力回路18に出力している最中に(再生中に)、リングR0とR1〜4、並びにリングL0とL1〜4が接触すると、その接触パターンを特定し、その特定した接触パターンに応じた音をオーディオ出力回路18に出力させる。
本実施形態では、SDRAM12は、図8に示す対応表データTABLEaを記憶している。
図8に示すように、対応表データTABLEaは、リングの接触パターンと、コマンドとを以下に示すように対応付けて示している。
対応表データTABLEaは、図8に示すように、リングR0とR1との接触にコマンド「ソの出力」を対応付け、リングR0とR2との接触にコマンド「ラの出力」を対応付け、リングR0とR3との接触にコマンド「シの出力」を対応付け、リングR0とR4との接触にコマンド「ドの出力」を対応付け、リングL0とL1との接触にコマンド「ファの出力」を対応付け、リングL0とL2との接触にコマンド「ミの出力」を対応付け、リングL0とL3との接触にコマンド「レの出力」を対応付け、リングL0とL4との接触にコマンド「ドの出力」を対応付けている。
なお、リングの接触パターンによっては和音の出力も可能である。
図9は、本実施形態のオーディオ再生装置1aの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図9の各ステップを説明する。
ステップST21:
CPU30aは、インタフェース25を介してリングR0、L0から入力した電気信号SR、SLを監視し、リングR0とR1〜4、並びにリングL0とL1〜4との接触パターンを特定すると、ステップST22に進む。
ステップST22:
CPU30aは、図8に示す対応表データTABLEaを参照して、ステップST21で特定した接触パターンに対応する音を特定する。
ステップST23:
CPU30aは、HDD13に記憶されている楽曲データを再生中であるか否かを判断し、再生中であると判断するとステップST24に進み、そうでない場合にステップST25に進む。
ステップST24:
CPU30aは、例えば、上記再生中の楽曲データに、ステップST22で特定した音のデータをその音が出力されたタイミングで混合し、新たな楽曲データを生成する。
ステップST25:
CPU30aは、ステップST24で生成した新たな楽曲データの再生出力をオーディオ出力回路18に行わせる。
ステップST26:
CPU30aは、録音モードであるか否かを判断する。
当該録音モードは、例えば、ユーザによる入力デバイス15の操作によって設定される。
ステップST27:
CPU30aは、ステップST24で生成した新たな楽曲データをHDD13に書き込む。
なお、CPU30aは、例えば、ステップST22で特定した音を出力する新たな楽曲データを生成し、それを再生中の楽曲データに対応付けてHDD13に書き込んでもよい。
ここで、CPU30は、再生処理において、HDD13に記憶されている所定量(30分)の楽曲データを予めHDD13から読み出して、例えば、SDRAM12に書き込み、その後、SDRAM12から読み出して再生処理を行う。そのため、ステップST27におけるHDD13への書き込み動作と、読み出し動作とが競合しないようにできる。
以上説明したように、オーディオ再生装置1aによれば、HDD13に記憶された楽曲データの再生処理と、その再生処理中にユーザによって行われたリングの接触動作による音出力処理と、リングの接触動作によって生成された音をHDD13に書き込む処理とを並行して行うことができる。
<第2実施形態の変形例>
ここで、図3に示すリングR0〜4、L0〜4は、例えば、図10に示すように、周方向に半分が導電性部E,残りの半分が非導電性部NEになるように構成してもよい。
ここで、非導電性部NEは、他のリングの非導電性部NEとの衝突により、固有の音を発する形状を有している。
非導電性部NEは、例えば、その厚みや素材などによって、木琴や鉄琴と同様の原理で、固有の音を出すように構成される。
リングを上述したように構成することで、ユーザは、ヘッドフォンから音を出力する場合には、リングの導電性部Eが他のリングの導電性部Eと接触する回転位置でリングを指に装着する。
一方、ユーザは、ヘッドフォンではなく実際に音を出力する場合には、リングの非導電性部NEが他のリングの非導電性部NEと接触する回転位置でリングを指に装着する。
<第3実施形態>
図11は、本発明の実施形態に係わるオーディオ再生装置1bの構成図である。
図11に示すように、オーディオ再生装置1bは、図1に示すオーディオ再生装置1に、スピーカ31とオーディオ出力回路38とを加えた構成を有している。
図11において、図1と同じ符号を付した構成は、第1実施形態で説明したものと同じである。
オーディオ再生装置1bは、DJ(ディスク・ジョッキー)が行う動作をユーザがリングR0〜4、L0〜4を接触させて、コマンドを発行し、当該コマンドにより、オーディオ出力回路18を介してヘッドフォン端子21から出力している楽曲データを切り換える場合を説明する。
この場合には、CPU30bは、予めHDD13からSDRAM12に2曲以上の楽曲データを読み出す。
そして、CPU30bは、例えば、SDRAM12から第1の楽曲データを読み出して復号し、オーディオ出力回路18に右のヘッドフォンから出力させる。
また、それと並行して、CPU30bは、例えば、SDRAM12から第2の楽曲データを復号し、オーディオ出力回路18に左のヘッドフォンから出力させる。
本実施形態では、CPU30bは、オーディオ出力回路38がスピーカ31に出力するオーディオ信号を第1の楽曲データから第2の楽曲データに切り換える。
本実施形態では、SDRAM12は、図12に示す対応表データTABLEbを記憶している。
図12に示すように、対応表データTABLEbは、リングの接触パターンと、コマンドとを以下に示すように対応付けて示している。
対応表データTABLEbは、図12に示すように、リングR0とR1との接触にコマンド「第2の楽曲データのテンポアップ」を対応付け、リングR0とR2との接触にコマンド「第2の楽曲データの早送り」を対応付け、リングR0とR3との接触にコマンド「第2の楽曲データのイコライザアップ」を対応付け、リングR0とR4との接触にコマンド「第2の楽曲データのフェードアップ」を対応付け、リングL0とL1との接触にコマンド「第2の楽曲データのテンポダウン」を対応付け、リングL0とL2との接触にコマンド「第2の楽曲データの巻き戻し」を対応付け、リングL0とL3との接触にコマンド「第2の楽曲データのイコライザダウン」を対応付け、リングL0とL4との接触にコマンド「第2の楽曲データのフェードダウン」を対応付けている。
ところで、リングの接触のうち、リングR0とR1,L0とL1との接触が一番操作し易い。また、操作のし易さは、リングR4からR1、並びにリングL4からL1に向かうに従って良くなる。
本実施形態では、図12に示すように、DJの操作で一番大事なテンポアップとテンポダウンとを、それぞれ操作性が1番よいリングR1,L1に割り当てる。これにより、ユーザは、DJ操作を非常に行いやすい。
図13は、本実施形態のオーディオ再生装置1bの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、図13の各ステップを説明する。
ステップST31:
CPU30bは、インタフェース25を介してリングR0、L0から入力した電気信号SR、SLを監視し、リングR0とR1〜4、並びにリングL0とL1〜4との接触パターンを特定すると、ステップST32に進む。
ステップST32:
CPU30bは、図12に示す対応表データTABLEbを参照して、ステップST31で特定した接触パターンに対応するコマンドを特定する。
ステップST33:
CPU30bは、ステップST32で特定したコマンドに対応した処理(DJ関連処理)を実行する。
これにより、CPU30bは、SDRAM12から読み出して復号する楽曲データの切り換え処理、オーディオ出力回路18に出力する復号した楽曲データの切り換え処理、並びにオーディオ出力回路38に出力する復号した楽曲データの切り換え処理を行う。
すなわち、CPU30bは、オーディオ出力回路38に出力する楽曲データを、第1の楽曲データから第2の楽曲データに切り換える処理を行う。
ステップST34:
CPU30bは、録音モードであるか否かを判断する。
当該録音モードは、例えば、ユーザによる入力デバイス15の操作によって設定される。
ステップST35:
CPU30bは、ステップST32でオーディオ出力回路38に出力した楽曲データをHDD13に書き込む。
以上説明したように、オーディオ再生装置1bによれば、ユーザはリングR0とR1〜4の接触操作、並びにリングL0とL1〜4の接触操作により、従来に比べて、簡単且つ少ない誤検出で、DJ操作を行うことが出来る。
<第3実施形態の変形例>
本実施形態では、第3実施形態で用いた図12に示す対応表データTABLEbの代わりに、図14に示す対応表データTABLEcを用いる。
図14に示すように、対応表データTABLEcは、リングの接触パターンと、コマンドとを以下に示すように対応付けて示している。
対応表データTABLEcは、図14に示すように、リングR1にコマンド「第1の楽曲データのテンポアップ・ダウン」を対応付け、リングR2にコマンド「第1の楽曲データの早送り・巻き戻し」を対応付け、リングR3にコマンド「第1の楽曲データのイコライザアップ・ダウン」を対応付け、リングR4とにコマンド「第1の楽曲データのボリュームアップ・ダウン」を対応付け、リングL1にコマンド「第2の楽曲データのテンポアップ・ダウン」を対応付け、リングL2にコマンド「第2の楽曲データの早送り・巻き戻し」を対応付け、リングL3にコマンド「第2の楽曲データのイコライザアップ・ダウン」を対応付け、リングL4にコマンド「第2の楽曲データのボリュームアップ・ダウン」を対応付けている。
本実施例では、ユーザは、親指にはリングR0,L0を嵌めない。
また、リングR1〜4およびリングL1〜4とインタフェース25とが有線あるいは無線で通信する。
本実施形態では、ユーザは、例えば、リングR1〜4およびリングL1〜4を指に嵌めた状態で、右回転あるいは左回転させる。
CPU30cは、リングR1〜4およびリングL1〜4から入力した電気信号を基に、各リングの回転を検出し、回転方向に応じて、そのリングに割り当てられた機能をアップあるいはダウンする。
ここで、リングR1〜4およびリングL1〜4の各々は、指に装着した状態で右回転した場合と左回転した場合とでインタフェース25に出力される電気信号のパターンが異なるような形状(厚さ等)および材料で構成されている。
本実施形態によれば、再生中の第1の楽曲データおよび第2の楽曲データの2つの楽曲データについて操作を行うことができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した第1および第2実施形態において、各リングの接触に楽器(ドラム)の音の出力処理を割り当てても良い。
また、上述した実施形態において、各リングの接触に、文字や数字などの入力機能を持たせてもよい。
また、各リングの接触に、発声処理などを割り当ててもよい。
また、例えば、図1等に示すCPU30は、図示しないマイクから入力した音を所定の振動パターンに変換し、リングを当該振動パターンで振動させてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態のオーディオ再生装置の全体構成図である。 図2は、図1に示す対応表データTABLEを説明するための図である。 図3は、図1に示すリングの指への装着例を説明するための図である。 図4は、図3に示すリングの接触パターンの一例を説明するための図である。 図5は、図1に示すオーディオ再生装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図6は、図1に示すオーディオ再生装置の使用態様を説明するための図である。 図7は、本発明の第1実施形態の変形例を説明するための図である。 図8は、本発明の第2実施形態で用いる対応表データを説明するための図である。 図9は、本発明の第2実施形態の動作例を説明するための図である。 図10は、第2実施形態のリングの変形例を説明するための図である。 図11は、本発明の第3実施形態のオーディオ再生装置の全体構成図である。 図12は、図11に示す対応表データを説明するための図である。 図13は、図11に示すオーディオ再生装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図14は、本発明の第3実施形態の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1,1a,1b…オーディオ再生装置、11…USBインタフェース、12…SDRAM、13…HDD、14…LCDパネル、15…入力デバイス、16…フラッシュメモリ、PRG…プログラム、18…オーディオ出力回路、21…ヘッドフォン端子、25…インタフェース、R0〜4,L0〜4…リング

Claims (9)

  1. 複数の導電性リングと、
    前記複数の導電性リング間の接触を電気的に検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて処理を行う処理手段と
    を有する電子機器。
  2. 複数の前記導電性リングの接触パターンと、コマンドとの対応関係を示す管理データを記憶するメモリ
    をさらに有し、
    前記処理手段は、前記検出結果を基に複数の前記導電性リングの接触パターンを特定し、当該特定した接触パターンに対応付けられた前記コマンドを前記管理データから取得し、当該取得したコマンドに対応した処理を行う
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理手段は、前記検出結果に基づいて複数の前記導電性リングの接触パターンを特定し、当該特定した接触パターンを応じて、オーディオデータの再生、オーディオデータの記録、スキップ、バックスキップ、早送り、音量の増加、音量の減少の少なくとも一つの処理を行う
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 親指に装着される第1の前記導電性リングと、
    親指以外の指に装着される複数の第2の前記導電性リングと
    を有し、
    前記検出手段は、前記第1の導電性リングと、前記複数の第2の導電性リングとの間の接触を電気的に検出する
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記処理手段は、前記検出結果に基づいて、音を発生する処理を行う
    請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記処理手段は、記録媒体からオーディオデータを読み出して再生出力処理を行い、当該再生出力処理と並行して、前記発生した音のオーディオデータを、前記再生出力処理した前記オーディオデータと関連付けて前記記録媒体に書き込む
    請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記複数の導電性リングの各々は、導電性部と非導電性部とを有し、
    前記複数の導電性リングの各々の前記非導電性部は、他の前記導電性リングの前記非導電性部との衝突により、固有の音を発する形状を有している
    請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記処理手段は、前記検出結果に基づいて複数の前記導電性リングの接触パターンを特定し、当該特定した接触パターンを応じて、オーディオ再生の早送り、オーディオ再生の巻き戻し、テンポアップ、テンポダウン、フェードアップ、フェードダウン、イコライザーアップ、イコライザダウンの少なくとも一つの処理を行う
    請求項1に記載の電子機器。
  9. 指に装着された複数の導電性リングの接触を電気的に検出する第1の工程と、
    前記第1の工程の前記検出の結果に基づいて、前記複数の導電性リングの前記複数の導電性リング間の接触パターンに対応付けられた処理を特定する第2の工程と、
    前記第2の工程で特定した前記処理を実行する第3の工程と
    を有するデータ処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11688375B2 (en) 2018-04-25 2023-06-27 Roland Corporation Musical instrument controller, electronic musical instrument system, and control method thereof

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