JP2006292782A - 外部レーザ導入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学機器に導入するレーザ光の光軸合せを、簡単でしかも短時間で行うことのできる外部レーザ導入装置を提供する。
【解決手段】 光学機器110の外部から内部へレーザ光101を導入し、前記光学機器110内部の集光レンズ115によってターゲット113に前記レーザ光101を集光させる、外部レーザ導入装置120において、前記集光レンズ115の入射瞳112を前記光学機器110外部の外部瞳133に投影させるための瞳投影光学系123と、前記外部瞳133の光軸に前記レーザ光101の光軸を略一致させるための光軸合せ機構124とを含む。
【選択図】 図1a

Description

本発明は、光学機器の外部部から導入するレーザ光の光軸調整を行うための外部レーザ導入装置に関するものである。
近年、レーザ光源の高性能化、低価格化に伴って、レーザ光を用いた光学機器が増えている。例えば、半導体製造装置の分野においては、半導体の集積度を高めるために、エキシマレーザからの紫外域のレーザ光を用いた加工法が一般的である。また、顕微鏡の分野においては、レーザの持つコヒーレント性、単色性を利用することにより、従来の白色光照明の場合よりも、高分解能で高コントラストな画像が得られることから、走査型レーザ顕微鏡の普及が進んでいる。
これらの光学機器にレーザ光源を組合わせて使用する場合は、レーザ光源からのレーザ光を光学機器の光軸に合わせる光軸合せが可能な、外部レーザ導入装置が必要となる。特に、レーザ光源が大きい場合や発振条件が非常にデリケートな場合など、レーザ光源本体を動かすことによるアライメントができない場合においては、外部レーザ導入装置内部において、光軸合せができなければならない。
例えば、特許文献1においては、図2aに示すように、エキシマレーザ光源200と投影露光装置210の間に配置された、第一の可動ミラー221と第二の可動ミラー222の組合せにより構成された外部レーザ導入装置220が開示されている。この従来例においては投影露光装置210の内部に、第一のハーフミラー231と第二のハーフミラー232と光位置検出器233とからなるレーザ位置モニタ230がある。このレーザ位置モニタ230を用いてエキシマレーザ光源200から発したレーザ光201が投影露光装置210の光軸211と一致するように、第一の可動ミラー221と第二の可動ミラー222の角度を調節することにより、レーザ光201の光軸合せを行う。
また、特許文献2においては、図3に示すように、光学機器の光軸311上に配置された、可動式レンズ321と固定式レンズ322と可動式平行平面板323とを組み合わせた外部レーザ導入装置320が開示されている。この従来例においては、可動式レンズ321と固定式レンズ322の間に設けられた第一のビームスプリッタ331と第二のビームスプリッタ332と第一の光位置検出器333と第二の光位置検出器334とレンズ駆動回路335からなるレーザ光平行化制御装置330が、可動式レンズ321を光軸311沿いに移動させることにより、レーザ光301を固定式レンズ322の前側焦点位置に集光させる作用を行い、固定式レンズ322がレーザ光301を光軸311と平行に射出させる作用を行い、固定式レンズ322の後方に設けられた第三のビームスプリッタ337と第三の光位置検出器338と平行平面板駆動回路339からなるレーザ光位置制御装置336が、可動式平行平面板323の光軸311に対する傾きを調整することにより、外部レーザ導入装置320から射出されるレーザ光301を光軸311に一致させる作用を行う。
また、外部レーザ導入装置には、レーザの焦点位置合せの機能が要求される場合がある。特許文献3においては、図4aに示すように、レーザ光源400と、第一のビームエキスパンダ402と、顕微鏡本体410と、焦点位置制御光学系420と、共焦点検出器430から構成されているレーザ走査顕微鏡が開示されている。顕微鏡本体410内には、標本413を拡大観察するための対物レンズ415と、ガルバノミラー412と、対物レンズ415の入射瞳位置とガルバノミラー412を共役関係に接続しかつレーザ光401のビーム径を対物レンズ415の入射瞳径に適合させるための第二のビームエキスパンダ414が配置されている。光軸411沿いに入射したレーザ光401は、ガルバノミラー412で反射して第二のビームエキスパンダ414を通過したのち対物レンズ415の瞳位置に入射し、標本413上に集光する。ガルバノミラー412の角度を振動させることにより、標本413上に集光したレーザ光401の位置が走査される。標本413内でのレーザ光401の集光位置で発生した反射光または散乱光または発光は、レーザ光401と同一光路を逆方向に進行し、ビームスプリッタ431と共焦点レンズ432と共焦点ピンホール433と光電子増倍管434で構成された共焦点検出器430により共焦点画像が検出される。共焦点検出器430と顕微鏡本体410の間の光路上に配置された焦点位置制御光学系420は、固定式凸レンズ421と可動式凸レンズ422がほぼアフォーカル系を構成している。可動式凸レンズ422は光軸に沿って移動可能であり、焦点位置制御光学系420を射出するレーザ光401の収束・発散性を変化させることにより、標本413内でのレーザ光401の集光する高さを変え、焦点位置合せを行う。この焦点位置制御光学系420も、外部レーザ導入装置の一種である。
また、例えば特許文献4に開示されているような、複数のレーザ光源を持つレーザ顕微鏡においては、レーザ光源の切り替え時や同時に使用する場合において、標本上に集光する複数のレーザ光源からのレーザ光が、一点に重なって集光されることが要求される。この場合は、ある基準となるレーザ光源の集光位置を基準にして、他のレーザ光源のレーザ光の光軸合せと同時に焦点位置合せも自由にできなければならない。
特開平5−217844号公報 特開平5−62210号公報 特開2004−317676号公報 特開2003−57554号公報
ところで、従来の外部レーザ導入装置においては、以下に述べる不都合が存在する。すなわち、レーザ光を光軸に一致させるためには、光学機器内のある基準点においてレーザ光を光軸と一致させると共に、その基準点におけるレーザ光の射出方向を光軸と平行にする必要がある。ところが、従来の外部レーザ導入装置においては、ある基準点におけるレーザ光の射出角度を変化させると、同時にそこにおけるレーザ光の射出位置も変化してしまうので、基準点における位置と射出方向を同時に合わせることは、困難でかつ時間がかかる。
例えば、上述の特許文献1の例においては、レーザ位置モニタ230の光位置検出器233が上述の基準点に対応する。また、この基準点におけるレーザの射出方向は、レーザ位置モニタ230の第二のハーフミラー232により正反射されて生じるレーザ光201の戻り光を、エキシマレーザ光源の入射口付近でレーザ光201に重なるようにして合わせる。しかし、外部レーザ導入装置220の第一の可動ミラー221および第二の可動ミラー222のどちらを動かしても、光位置検出器233におけるレーザ光201の位置と角度両方が動いてしまうので、光軸合せには第一の可動ミラー221と第二の可動ミラー222を交互に何回も調整する必要がある。
その具体的手順は、図2bに示すように、まず第一の可動ミラー221を、レーザ光201が第二の可動ミラー222の中心に当たるように調整し(ステップ252)、次に第二の可動ミラー222を、レーザ光201が光位置検出器233の中心に当たるように調整し(ステップ253)、次にエキシマレーザ光源200の射出口付近に紙をかざし、レーザ位置モニタ230の第二のハーフミラー232により正反射した戻り光の位置を見て(ステップ254)、戻り光がレーザ光201と同軸であるか確認し(ステップ255)する。ここで、戻り光がレーザ光201と同軸でなければ、第一の可動ミラー221を、戻り光がレーザ光201と重なるように調整し(ステップ256)、ステップ253からの手順を繰り返す。 このように、従来の光軸合せには、困難でかつ時間がかかるという不具合が存在する。
また、上述の特許文献2の例においては、外部レーザ導入装置320の光軸と光軸311が一致していることが大前提である。しかし、目に見えない光軸同士を一致させることは非常に困難である。一般的には、光学機器の光軸311に沿ったアライメント用レーザ光を導入し、そのアライメント用レーザ光を用いて外部レーザ導入装置320の光軸を光軸311に合わせる作業が必要となる。しかし、そのアライメント用レーザ光を光学機器の光軸311に一致させる作業は、上述の通り困難でかつ時間がかかるという不具合が存在する。
また、上述の特許文献3の例においては、焦点位置制御光学系を用いて実際に変化させることのできる焦点位置の範囲は非常に限られたものになるという不具合が存在する。このことを、図4b〜dを用いて説明する。焦点位置制御光学系の可動式凸レンズ422は、初期状態において、図4bに示すように焦点位置制御光学系から射出するレーザ光401が平行ビームとなるように設定されていて、このとき顕微鏡本体のガルバノミラー412上には、適切なビーム径が入射するようになっている。しかし、市販のレーザ顕微鏡においては、レーザ光の入射ポートからガルバノミラーまでの距離が長く、標本上の焦点位置を上方に移動させるために、可動式凸レンズ422を光軸に沿って固定式凸レンズ421から離れる方向に移動させると、外部レーザ導入装置から射出されるレーザ光401は収束光となり、ガルバノミラー412上のレーザ光径は適切な値よりも小さくなり、従って対物レンズの入射瞳位置においてレーザ光401が瞳径を満たさなくなるために、得られる共焦点画像の分解能が劣化してしまう。また、標本上の焦点位置を下方に移動させるために可動式凸レンズ422を光軸に沿って固定式凸レンズ421に近づく方向に移動されると、焦点位置制御光学系より射出されるレーザ光401は発散光となり、ガルバノミラー412上のレーザ光401が適切な値よりも大きくなり、従ってガルバノミラー412または対物レンズの入射瞳においてレーザ光401の一部がけられ、光量が低下してしまう。たとえば、レーザの波長が488nmで、焦点位置制御光学系より射出されるレーザ光401のビーム径が直径3mm、焦点位置制御光学系からガルバノミラー412までの距離が1mあり、ガルバノミラー412上でのレーザ光401のビーム径の変化の許容範囲が±10%である場合、簡単な計算により、焦点位置の移動距離は焦点深度程度に限られることが分かる。つまり、実質的に、ほとんど焦点位置を動かすことができないという問題が存在する。
上述の特許文献4の例においては、顕微鏡本体に軸上色収差が強く存在するときなどにおいては、波長の異なるレーザ光を全て平行光で入射させたのでは焦点位置がずれてしまうので、それを補正するように各レーザ光源毎に焦点位置合せを行わなければならないが、これも上述の通り非常に困難を極める。
そこで、本発明は、以上にような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学機器に導入するレーザ光の光軸合せを、簡単でしかも短時間で行うことのできる外部レーザ導入装置を提供することにある。
さらに、本発明のもうひとつの目的は、複数のレーザ光源からのレーザ光を一点に集光できるように、焦点位置合わせの調整範囲が非常に広い外部レーザ導入装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る外部レーザ導入装置は、光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させるための外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳の光軸に前記レーザ光の光軸を略一致させるための光軸合せ機構を具備することを特徴とするものである。
請求項2に係る外部レーザ導入装置は、前記光軸合せ機構は、前記外部瞳の中心に前記レーザ光の光軸位置を略一致させるための光軸位置合せ機構と、前記光軸位置合せ機構により前記レーザ光の光軸位置を前記外部瞳の中心に略一致させた後に、前記外部瞳の光軸と前記レーザ光の光軸の角度を略一致させるための、光軸角度合せ機構とを具備することを特徴とするものである。
請求項3に係る外部レーザ導入装置は、前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための波面曲率調整機構を具備することを特徴とするものである。
請求項4に係る外部レーザ導入装置は、光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させるための外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための波面曲率調整機構とを具備することを特徴とするものである。
本発明においては、光学機器に導入するレーザ光の光軸合せを、簡単でしかも短時間で行うことができる。または、焦点位置合わせの調整範囲を非常に広くとることができる。
まず、上記の目的を達成することができる外部レーザ導入装置の実施形態と、そのそれぞれの作用効果について説明する。
本発明の外部レーザ導入装置は、図1aにその構成を示すように、光学機器110の外部から内部へレーザ光101を導入し、前記光学機器110内部の集光レンズ115によってターゲット113に前記レーザ光101を集光させる、外部レーザ導入装置120において、前記集光レンズ115の入射瞳112を前記光学機器110外部の外部瞳133に投影させるための瞳投影光学系123と、前記外部瞳133の光軸に前記レーザ光101の光軸を略一致させるための光軸合せ機構124とを含むことを特徴とする。
本発明においては、光学機器110内の集光レンズ115の入射瞳112を、瞳投影光学系123により、光学機器110の外部の外部瞳133に投影した。このことより、入射瞳112におけるレーザ光101の位置と角度の調整を、外部瞳133においてもできるため、レーザ光101の光軸調整が、従来に比較して極めて簡単にできるようになる。
なお、ここでは瞳投影光学系が、光学機器の内部の入射瞳を外部の外部瞳に投影するという記述をしているが、外部瞳を光学機器の内部の入射瞳に投影するという表現でも、実際の意味していることに変わりがないということは言うまでもない。
この発明の好適一実施形態においては、前記光軸合せ機構124は、前記外部瞳133の中心に前記レーザ光101の光軸位置を略一致させるための光軸位置合せ機構121と、前記光軸位置合せ機構121により、前記レーザ光101の光軸位置を前記外部瞳133の中心に略一致させた後に、前記外部瞳133の光軸と前記レーザ光101の光軸の角度を略一致させるための、光軸角度合せ機構122とを含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光軸位置合せ機構121により、レーザ光101の光軸位置を外部瞳133の中心に略一致させた後に、外部瞳133の光軸とレーザ光101の光軸の角度を略一致させるようにしたため、光軸合せが非常に簡単に行える。その手順を図1bに示すと、初期状態において光学機器110の光軸111と、位置も角度も異なる光軸を持つレーザ光源100のレーザ光101に対し、まず光軸位置合せ機構121により、レーザ光101が外部瞳133の中心から光学機器110に向かって射出されるように光軸位置を調整し(ステップ152)、次に光軸角度合せ機構122により、レーザ光101が外部瞳133の中心から射出する状態を保ったまま、光学機器110の光軸111と平行になるように光軸角度を調整する(ステップ153)ことにより、光学機器110の光軸111に対するレーザ光101の光軸合せが完了する。例えば、レーザ顕微鏡の場合においては、まず対物レンズの入射瞳の中心にレーザ光が入射するように、光軸位置合せ機構を用いて光軸位置を調整し、次に標本上の希望の位置にレーザ光が集光するように、光軸角度合せ機構を用いて光軸角度を調整すると良い。このように、本実施形態においては、例えば二つのミラーの角度調整を繰り返すなどの、光軸調整に対する従来のような煩わしさがない。従って、本発明を用いれば、従来は困難でかつ時間がかかっていたレーザの光軸合せを、非常に簡単で迅速に行うことが可能である。
この発明の好適一実施形態においては、前記外部瞳位置における、前記レーザ光の波面曲率を調整するための、波面曲率調整機構を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光学機器の外部の外部瞳位置において、レーザ光の波面曲率を調整できるようにした。外部瞳位置においては、レーザ光の光軸を変化させず、またレーザ光のビーム径も大きく変化させないで、波面曲率を大きく変えることは容易に行える。したがって、外部瞳の投影である入射瞳においても、レーザ光の光軸が変化せず、またレーザ光のビーム径が大きく変化しないようにして、波面曲率の調整を広範囲に行うことが可能となり、ターゲット内集光位置の調整の範囲を大きくとることができる。
この発明の好適一実施形態においては、複数のレーザ光それぞれの光軸を前記外部瞳の光軸に略一致させるための、複数の光軸合せ機構と、前記複数のレーザ光を合成して前記入射瞳に導入するための、ビームコンバイナとを含むことを特徴とする。
本実施形態においては、複数のレーザ光それぞれに対し、外部瞳における光軸合せを独立に行うことができるので、複数のレーザ光の光軸を光学機器内で一致させることが、極めて簡単にできるようになる。
この発明の好適一実施形態においては、複数のレーザ光それぞれの、前記外部瞳における波面曲率を調整するための、複数の波面曲率調整機構を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、複数のレーザ光それぞれに対し、外部瞳における波面曲率を独立に調整できるので、複数のレーザ光の集光位置をターゲット上で一致させることが、極めて簡単にできるようになる。
この発明の好適一実施形態においては、前記外部瞳における前記レーザ光の入射位置を検出するための光軸位置検出装置を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光軸位置検出装置からの出力より、光軸位置合せに必要な調整量を算出することができ、光軸位置合せを迅速に完了させることができる。
この発明の好適一実施形態においては、前記光軸位置検出装置からの出力を用いて前記光軸位置合せ機構を駆動する光軸位置フィードバック装置を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光軸位置フィードバック装置により、動的に光軸位置合せを行うことができるので、環境変化や径時変化あるいは発振条件の変化に伴うレーザ光の光軸位置ずれの発生に対しても、リアルタイムで光軸位置合せを行うことができる。
この発明の好適一実施形態においては、前記外部瞳における前記レーザ光の入射角度を検出するための光軸角度検出装置を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光軸角度検出装置からの出力より、光軸角度合せに必要な調整量を算出することができ、光軸角度合せを迅速に完了させることができる。
この発明の好適一実施形態においては、前記光軸角度検出装置からの出力を用いて前記光軸角度合せ機構を駆動する光軸角度フィードバック装置を含むことを特徴とする。
本実施形態においては、光軸角度フィードバック装置により、動的に光軸角度合せを行うことができるので、環境変化や径時変化あるいは発振条件の変化に伴うレーザ光の光軸角度ずれの発生に対しても、リアルタイムで光軸角度合せを行うことができる。
本発明のもうひとつの外部レーザ導入装置は、光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させる、外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための、波面曲率調整機構とを含むことを特徴とする。
本発明においては、光学機器の内部にある集光レンズの入射瞳を、瞳投影光学系により、光学機器の外部の外部瞳に投影し、外部瞳位置においてレーザ光の波面曲率を調整できるようにした。外部瞳位置においては、レーザ光の光軸を変化させず、またレーザ光のビーム径が大きく変化しないように、波面曲率を変えることが容易である。したがって、外部瞳の投影である入射瞳においても、レーザ光の光軸が変化せず、またレーザ光のビーム径が大きく変化しないようにして、波面曲率の調整を広範囲に行うことが可能となり、ターゲット内集光位置の調整の範囲を大きくとることができる。
以下に、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
本発明による実施例1の外部レーザ導入装置について説明する。
本発明による実施例1の外部レーザ導入装置の構成は、図5aに示すように、キネマティック式可動ミラー521と、ジンバル式可動ミラー522と、第一の凸レンズ523と、第二の凸レンズ524とからなっている。第一の凸レンズ523と第二の凸レンズ524は、第一の凸レンズ523の後側焦点位置と第二の凸レンズの後側焦点位置とを一致させた状態で同軸に配置され、アフォーカル結像系を構成している。ジンバル式可動ミラー522は、第一の凸レンズ523の前側焦点位置に配置されている。
本実施例においては、第一の凸レンス゛523と第二の凸レンス゛524sからなるアフォーカル結像系が、光学機器内の入射瞳512をジンバル式可動ミラー522の回転中心に投影する瞳投影光学系として作用する。アフォーカル結像系は、入射した平行ビームを、平行ビームとして射出するので、レーザ光の伝達に都合が良い。キネマティック式可動ミラー521は、傾きを変えることにより、入射レーザ光501がジンバル式可動ミラー522に照射される位置を調整できるので、外部瞳527における光軸位置合せ機構として作用する。また、ジンバル式可動ミラー522は、傾きを変えることにより、外部瞳527における光軸角度合せ機構として作用する。
本実施例における外部レーザ導入装置520を用いた、レーザ光源500から射出されたレーザ光501を光学機器510に導入して光軸合せする手順を、図5b〜5dおよび図5eを用いて説明する。まずはじめに、外部レーザ導入装置520を、第二の凸レンズ524の後側焦点位置と光学機器510内の集光レンズ515の入射瞳512が略一致し、光学機器510の光軸511が外部レーザ導入装置の光軸に大まかに一致するように配置決めする(ステップ552)。そして、ジンバル式可動ミラー522を、その回転中心が入射瞳512の中心と共役となる位置に位置決めする(ステップ553)。つぎに、外部レーザ導入装置520のキネマティック式可動ミラー521を、レーザ光源500からのレーザ光501の光路上の適当な位置に配置する(ステップ554)。このときの状態は、図5bに示すように、レーザ光501は入射瞳512から外れ、光学機器510内に正しく導入できていない。
つぎに、図5cに示すように、レーザ光501がジンバル式可動ミラー522の回転中心に入射するように、キネマティック式可動ミラー521を調整する(ステップ555)。ジンバル式可動ミラー522の回転中心は、入射瞳512の中心に共役なので、ジンバル式可動ミラー522の回転中心にレーザ光501が入射する状態にあれば、自動的に入射瞳512の中心にもレーザ光501が入射する状態となる。入射瞳512を直接覗き込むなどすれば、キネマティック式可動ミラー521の調整は容易でかつ短時間に完了できる。最後に、図5dに示すように、レーザ光501が光学機器510内のターゲット513に命中するように、ジンバル式可動ミラー522の傾きを調整する(ステップ556)。ジンバル式可動ミラー522の回転中心は、入射瞳512とほぼ共役な位置にあるため、ジンバル式可動ミラー522の角度を変えてもレーザ光501が光学機器の入射瞳512を照射する位置はほとんど動かない。したがって、レーザ光501がターゲット513上の目標に命中した時点で、レーザ光501は光学機器510の光軸511に一致し、光軸合せは完了したことになる。
なお、図9a、図9b、図9cに示したように、ミラーを使わずレンズの移動だけでも、同様な光軸合せが可能である。光軸合せ機構924は、第一の凸レンズ921の後側焦点位置と、第二の凸レンズ922の前側焦点位置を一致させた、アフォーカル系を構成している。この光軸合せ機構924を、第二の凸レンズ922による外部瞳912の投影位置933が、第一の凸レンズ921の中心位置になるように配置する。図9bに示すように、光軸合せ機構924全体の光軸に垂直な方向の移動は、外部瞳912におけるレーザ光901の光軸位置を移動させることができるので、光軸位置合せ機構として作用する。第一の凸レンズ921のみの光軸に垂直な方向の移動は、基準点912におけるレーザ光901の光軸位置を変えずに光軸角度を変化させることができるので、光軸角度合せ機構として作用する。
このように、本発明の実施例1を用いれば、非常に簡単かつ短時間でレーザ光の光軸合せを完了させることができる。
本発明による実施例2のレーザ顕微鏡について説明する。
本発明による実施例2のレーザ顕微鏡は、図6aに示すように、レーザ光源600と、顕微鏡本体610と、焦点位置制御光学系620と、共焦点検出器630とから構成されている。顕微鏡本体610には、レーザ光源600から射出されたレーザ光601を標本613上で集光させるための対物レンズ615と、ガルバノミラー612と、対物レンズ615の入射瞳位置とガルバノミラー612を共役関係に接続しかつレーザ光601のビーム径を対物レンズ615の入射瞳径に適合させるための第二のビームエキスパンダ614とからなる。光軸611沿いに顕微鏡本体610に入射したレーザ光601は、ガルバノミラー612で反射して第二のビームエキスパンダ614を通過したのち、対物レンズ615の瞳位置に入射し、標本613上に集光する。ガルバノミラー612の角度を振動させることにより、対物レンズ615の入射瞳におけるレーザ光601の光軸位置は固定されたまま、標本613上に集光したレーザ光601の位置が走査される。標本613内における、レーザ光601の集光位置で発生した反射光または散乱光または発光は、レーザ光601と同一光路を逆方向に進行し、ビームスプリッタ631と共焦点レンズ632と共焦点ピンホール633と光電子増倍管634で構成された共焦点検出器630により検出され、共焦点画像が生成される。共焦点検出器630と顕微鏡本体610の間の光路上に配置された焦点位置制御光学系620は、第一のビームエキスパンダ623と、瞳投影光学系626とからなる。瞳投影光学系626は、第二の凸レンズ624と第三の凸レンズ625がほぼアフォーカル系を構成しており、第三の凸レンズ625の後側焦点位置は、ガルバノミラー612の中心に配置されている。第二の凸レンズ624の前側焦点位置は、ガルバノミラー612に共役な外部瞳627となっている。第一のビームエキスパンダ623は、可動式凹レンズ621と第一の凸レンズ622がほぼアフォーカル系を構成しており、第一の凸レンズ622の後側焦点位置は、外部瞳627に一致するように配置されている。
可動式凹レンズ621は光軸に沿って移動可能であり、外部瞳627における波面の曲率を、その点におけるレーザ光601のビーム径を変えることなく調整することができる。外部瞳627は対物レンズ615の入射瞳位置に共役であり、可動式凹レンズ621を移動させても、対物レンズ615の入射瞳位置におけるビーム径は変化しない。したがって、可動式凹レンズ621を光軸方向に移動し、焦点位置制御光学系620を射出するレーザ光601の収束・発散性を変化させることにより、標本613上でのレーザ光601の集光する高さを変え、焦点位置合せを行う際に、解像の劣化や光量の低下が発生することはない。
このことを、図6b、図6c、図6dを用いてもう少し詳しく説明する。本実施例においては、焦点位置制御光学系の可動式凹レンズ621は、設計上は図6bに示すように、焦点位置制御光学系から射出するレーザ光601が平行ビームとなるように設定されていて、このとき顕微鏡本体のガルバノミラー612には、適切なビーム径が入射するようになっている。標本上の焦点位置を上方に移動させるために、図6cに示すように、可動式凹レンズ621を光軸に沿って第一の凸レンズ622から離れる方向に移動させると、外部レーザ導入装置から射出されるレーザ光601は収束光となるが、第一の凸レンズ622の後側焦点位置と共役な位置にあるガルバノミラー612上のレーザ光601のビーム径は変化しない。従って対物レンズの入射瞳位置においてもレーザ光601のビーム径に変化が生じないため、得られる共焦点画像の分解能が従来のように劣化してしまうことはない。また、図6dに示すように、標本上の焦点位置を下方に移動させるために、可動式凹レンズ621を光軸に沿って第一の凸レンズ622に近づく方向に移動させた場合においても、外部レーザ導入装置から射出されるレーザ光601は発散光となるが、ガルバノミラー612上のレーザ光601の径に変化はない。従って光量が低下してしまうという不都合は生じない。
さらに、本実施例においては、ガルバノミラー612と共役な外部瞳627を焦点位置制御光学系620の内部に形成し、その外部瞳627におけるレーザ光601の波面曲率を制御するように構成したことにより、焦点位置調節を第一のビームエキスパンダの間隔調整で行うことができ、したがって焦点調節のための光学系を非常にコンパクトにできるというメリットがある。
このように、本発明の実施例2を用いれば、外部レーザ導入装置による焦点位置合せを行っても、分解能の劣化や光量の低下が生じないので、調整できる焦点位置の範囲を大きく取ることが可能である。
本発明による実施例3の二波長励起レーザ顕微鏡について説明する。
本発明によるの実施例3の二波長励起レーザ顕微鏡は、図7に示すように、第一のレーザ光701を射出するための第一のレーザ光源700と、第一のレーザ光701のビーム径と発散角を調整するための第一のビームエキスパンダ702と、第二のレーザ光706を射出するための第二のレーザ光源705と、第二のレーザ光706のビーム径と発散角を調整するための第二のビームエキスパンダ707と、第一のレーザ光701と第二のレーザ光706とを合成ビーム709として結合させるためのビームコンバイナ708と、第一のレーザ光701と第二のレーザ光706の光軸合せに用いるための光軸合せ検出器730と、顕微鏡本体710と、合成ビーム709を顕微鏡本体に導入するための第一の瞳投影光学系726と、各検出器や可動部品と電気的に結合し光軸合せの制御を行うコントローラ740とからなる。
顕微鏡本体710には、標本713を拡大投影するための対物レンズ715および合成ビーム709を標本713上で走査させるための近接タイプのガルバノミラー712および対物レンズ715の入射瞳とガルバノミラー712を共役にするための第二の瞳投影光学系714と、標本713で発生した放射光を検出するための、図示していない光検出光学系が含まれる。
第一の瞳投影光学系726は、顕微鏡本体710の光軸711に沿って二つの凸レンズからなるアフォーカル光学系を構成しており、ビームコンバイナの後方の光路上に配置されている瞳絞り727を顕微鏡本体710内のガルバノミラー712の中心位置および対物レンズ715の入射瞳と共役関係にする。
第一のビームエキスパンダ702は、第一の可動ステージ720上に配置された第一の可動式凸レンズ721と、第一の固定式凸レンズ722がアフォーカルに配置されている。第一のビームエキスパンダ702では、第一の可動ステージ720を光軸方向に駆動することにより、第一の可動式凸レンズ721と第一の固定式凸レンズ722との間隔を変化させ、第一のビームエキスパンダ702から射出する第一のレーザ光701の発散角を変えることができるので、第一のレーザ光701による共焦点画像の焦点位置を調整することができる。
また、第一の可動ステージ720上において、第一の可動式凸レンズ721の後側焦点位置に適切な径のピンホールを挿入することにより、第一のビームエキスパンダ702はスペーシャルフィルタとして機能させることも可能である。
第一のビームエキスパンダ702の後側焦点位置は瞳絞り727に一致し、それと共役な前側焦点位置には第一のジンバル式可動ミラー742が配置されており、ジンバル式可動ミラー742と第一のレーザ光源700の間の光路上には、第一のジンバル式可動ミラー742に第一のレーザ光701を導入するための第一のキネマティック式可動ミラー741が配置されている。第一のキネマティック式可動ミラー741の傾きを調節することにより、瞳絞り727における第一のレーザ光701の光軸位置を調整することができる。さらに、第一のジンバル式可動ミラー742と瞳絞り727は共役関係にあるので、第一のジンバル式可動ミラー742の傾きを調節することにより、瞳絞り727における第一のレーザ光701の光軸位置を変えることなく、標本713上における第一のレーザ光701の集光位置を調整することができる。
第二のビームエキスパンダ707についても、第一のビームエキスパンダ702と同様であるので、説明は省略する。
光軸合せ検出器730は、合成ビーム709の一部をビームサンプラ735により反射させて取り出し、共焦点レンズ732とビームスプリッタ731と光ポジションセンサ735の作用による光軸位置検出系と、共焦点レンズ732と共焦点ピンホール733とフォトダイオード734の作用による焦点位置検出系を用いて光軸合せおよび焦点位置合せを行う。
光軸位置検出系においては、光ポジションセンサ735は共焦点レンズ732により瞳絞り727と共役な位置に配置されているので、瞳絞り727における合成ビーム709の中心位置を検出することができ、瞳絞り727と共役関係にあるガルバノミラー712や対物レンズ715の入射瞳における合成ビーム709の光軸位置を検出することができるので、第一のレーザ光701の対物レンズ715の入射瞳位置における入射位置と、第二のレーザ光706の対物レンズ715の入射瞳位置における光軸位置を、最適な位置に調整することができる。
焦点位置検出系においては、共焦点レンズ732の後側焦点位置に配置された共焦点ピンホール733が標本713と共役関係にあり、その透過光量を最大化することにより、第一のレーザ光701と第二のレーザ光706を標本713上の同一点に集光させることができる。
コントローラ740は、光軸合せ検出器730の光軸位置検出系と焦点位置検出系に電気的に接続され、それらからの出力信号を基に、電気的に接続された第一のキネマティック式可動ミラー741、第二のキネマティック式可動ミラー743、第一のジンバル式可動ミラー742、第二のジンバル式可動ミラー744、第一の可動ステージ720、第二の可動ステージ723を駆動することにより、光軸合せおよび焦点位置合せを自動的に行う。
このように、本発明の実施例3によれば、コントローラ740が光軸合せと焦点位置合せを自動的に行うことができるので、経時的または発振条件の変化による二つのレーザ光の動的な光軸ずれに対しても、リアルタイムで修正することができる。
本発明による実施例4のレーザフローサイトメータについて説明する。
本発明によるの実施例4のレーザフローサイトメータは、図8aに示すように、測定部本体810と、外部レーザ導入装置820とから構成されている。測定部本体810は、マイクロキャピラリ814を流れる細胞813に、レーザ光を集光するための集光レンズ815と、細胞813を透過したレーザ光を受光するための受光レンズ816と、受光素子817とからなる。外部レーザ導入装置820は、内部レーザ光源800と、内部レーザ光源からの射出ビームのビーム径を変換するためのビームエキスパンダ801と、第一の光ファイバ803に接続された第一の外部レーザ光源802からの射出ビームをコリメートするための第一のレーザコリメータ804と、第二の光ファイバ806に接続された第二の外部レーザ光源805からの射出ビームをコリメートするための第二のレーザコリメータ807と、内部レーザ光源800からの射出ビームと第一の外部レーザ光源802からの射出ビームと第二の外部レーザ光源805からの射出ビームを同一光路に導入するための、第一のビームコンバイナ808および第二のビームコンバイナ809と、測定部本体810の集光レンズ815の入射瞳812を第一および第二のレーザコリメータ804,807およびビームエキスパンダ801の後側焦点位置付近に投影するための、第一から第四の凸レンズ823,824,825,826とからなる。
第一のレーザコリメータ804は、図8bに示すように、第一の光ファイバ803の先端に設けられた、第一の光ファイバ射出口822と、第一のコリメートレンズ821を保持するように構成されている。第一の凸レンズ823の前側焦点位置に投影された外部瞳833に対し、全体を光軸に垂直な方向にシフトさせることにより、外部瞳833におけるレーザ光入射位置の調整が可能となっている。さらに、第一の光ファイバ射出口822は、第一のコリメータレンズに対して3方向にシフトが可能となっていて、外部瞳833におけるレーザ光入射角度および波面曲率の調整が可能となっている。第二のレーザコリメータ807についても同様である。
本実施例のレーザフローサイトメータのレーザ光軸調整の仕方は、第一の外部レーザ光源802からの射出ビームについて説明すると、第一のレーザコリメータ804全体を光軸に垂直な方向に移動することにより、第一の外部レーザ光源802の射出ビームの光軸位置合せを行い、第一の光ファイバ射出口822を光軸に垂直な方向に移動することにより、第一の外部レーザ光源802の射出ビームの光軸角度合せを行い、然る後に、第一の光ファイバ射出口822を光軸に水平な方向に移動することにより、マイクロキャピラリー814内における集光位置を、内部レーザ光源800からの射出ビームのものと一致させる。第二の外部レーザ光源805のからの射出ビームについても同様である。
このように、本発明の実施例4によれば、外部レーザ光源の射出ビームの調整が、極めて簡単で迅速に行える。さらに、本実施例においては、外部レーザの切り替えを行った場合においても、簡単で迅速に、射出ビームの調整を行うことができる。さらに、本実施例においては、レーザコリメータを、それぞれの外部レーザに専用に用意して、あらかじめ各種調整を済ませておけば、外部レーザの切り替えはレーザコリメータを差し替えるだけで再調整を不要とすることができる。
また、本明細書には以下に示す発明が記載されている。
1.光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させるための外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳の光軸に前記レーザ光の光軸を略一致させるための光軸合せ機構とを含むことを特徴とする、外部レーザ導入装置。
2.前記光軸合せ機構は、前記外部瞳の中心に前記レーザ光の光軸位置を略一致させるための光軸位置合せ機構と、前記光軸位置合せ機構により前記レーザ光の光軸位置を前記外部瞳の中心に略一致させた後に、前記外部瞳の光軸と前記レーザ光の光軸の角度を略一致させるための、光軸角度合せ機構とを具備することを特徴とする上記1記載の外部レーザ導入装置。
3.前記外部瞳位置における、前記レーザ光の波面曲率を調整するための、波面曲率調整機構を具備することを特徴とする上記1または2記載の外部レーザ導入装置。
4.複数のレーザ光それぞれの光軸を前記外部瞳の光軸に略一致させるための、複数の光軸合せ機構と、前記複数のレーザ光を合成して前記入射瞳に導入するための、ビームコンバイナとを含むことを特徴とする上記1乃至3記載の外部レーザ導入装置。
5.複数のレーザ光それぞれの、前記外部瞳における波面曲率を調整するための、複数の波面曲率調整機構を含むことを特徴とする上記1乃至4記載の外部レーザ導入装置。
6.前記外部瞳における前記レーザ光の入射位置を検出するための光軸位置検出装置を含むことを特徴とする上記1乃至5記載の外部レーザ導入装置。
7.前記光軸位置検出装置からの出力を用いて前記光軸位置合せ機構を駆動する光軸位置フィードバック装置を含むことを特徴とする上記6記載の外部レーザ導入装置。
8.前記外部瞳における前記レーザ光の入射角度を検出するための光軸角度検出装置を含むことを特徴とする上記1乃至7記載の外部レーザ導入装置。
9.前記光軸角度検出装置からの出力を用いて前記光軸角度合せ機構を駆動する光軸角度フィードバック装置を含むことを特徴とする上記8記載の外部レーザ導入装置。
10.光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させる外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための波面曲率調整機構とを具備することを特徴とする外部レーザ導入装置。
本発明の外部レーザ導入装置の構成を説明する図。 本発明の外部レーザ導入装置の光軸調整の手順を説明するフローチャートを示す図。 従来の外部レーザ導入装置の一例の構成を説明する図。 従来の外部レーザ導入装置の一例における光軸調整の手順を説明するフローチャートを示す図。 従来の外部レーザ導入装置の一例の構成を説明する図。 従来の外部レーザ導入装置の一例の構成を説明する図。 従来の外部レーザ導入装置による焦点調節の不具合を説明する図。 従来の外部レーザ導入装置による焦点調節の不具合を説明する図。 従来の外部レーザ導入装置による焦点調節の不具合を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置の構成を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置における光軸調整の手順を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置における光軸調整の手順を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置における光軸調整の手順を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置における光軸調整の手順を説明するフローチャートを示す図。 本発明の実施例2のレーザ顕微鏡の構成を説明する図。 本発明の実施例2のレーザ顕微鏡による焦点調節を説明する図。 本発明の実施例2のレーザ顕微鏡による焦点調節を説明する図。 本発明の実施例2のレーザ顕微鏡による焦点調節を説明する図。 本発明の実施例3の二波長励起レーザ顕微鏡の構成を説明する図。 本発明の実施例4のレーザフローサイトメータの構成を説明する図。 本発明の実施例4のレーザフローサイトメータにおける第一のレーザコリメータ付近の構成を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置のもう一つの例の構成を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置のもう一つの例の構成を説明する図。 本発明の実施例1の外部レーザ導入装置のもう一つの例の構成を説明する図。
符号の説明
100 レーザ光源
110 光学機器
112 入射瞳
113 ターゲット
115 集光レンズ
120 外部レーザ導入装置
121 光軸位置合せ機構
122 光軸角度合せ機構
123 瞳投影光学系
124 光軸合せ機構
133 外部瞳
233 光位置検出器
310 光ディスク原板露光機
321 可動式レンズ
322 固定式レンズ
323 可動式平行平面板
410 顕微鏡本体
412 ガルバノミラー
413 標本
415 対物レンズ
430 共焦点検出器
432 共焦点レンズ
433 共焦点ピンホール
434 光電子増倍管
521 キネマティック式可動ミラー
522 ジンバル式可動ミラー
527 外部瞳
626 瞳投影光学系
627 瞳投影位置
708 ビームコンバイナ
709 合成ビーム
727 瞳絞り
730 光軸合せ検出器
734 フォトダイオード
735 光ポジションセンサ
736 ビームサンプラ
813 細胞
814 マイクロキャピラリ
912 外部瞳
924 光軸位置合せ機構
933 外部瞳の投影位置


Claims (4)

  1. 光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させるための外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳の光軸に前記レーザ光の光軸を略一致させるための光軸合せ機構を具備することを特徴とする外部レーザ導置。
  2. 前記光軸合せ機構は、前記外部瞳の中心に前記レーザ光の光軸位置を略一致させるための光軸位置合せ機構と、前記光軸位置合せ機構により前記レーザ光の光軸位置を前記外部瞳の中心に略一致させた後に、前記外部瞳の光軸と前記レーザ光の光軸の角度を略一致させるための、光軸角度合せ機構とを具備することを特徴とする請求項1記載の外部レーザ導入装置。
  3. 前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための波面曲率調整機構を具備することを特徴とする請求項1記載の外部レーザ導入装置。
  4. 光学機器の外部から内部へレーザ光を導入し、前記光学機器内部の集光レンズによってターゲットに前記レーザ光を集光させるための外部レーザ導入装置において、前記集光レンズの入射瞳を前記光学機器外部の外部瞳に投影させるための瞳投影光学系と、前記外部瞳位置における前記レーザ光の波面曲率を調整するための波面曲率調整機構とを具備することを特徴とする外部レーザ導入装置。



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