JP2006292145A - ベルト式無段変速機のプーリ駆動装置 - Google Patents

ベルト式無段変速機のプーリ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃費の悪化を抑制しながら変速比指令に対する応答性を向上させる。
【解決手段】
本発明の無段変速機のプーリ駆動装置は、可動円錐板(3)に互いに逆向きに螺刻される第1及び第2の螺旋溝(4,5)に螺合する第1及び第2の回転体(7,8)と、第1及び第2の回転体(7,8)の回転を制動する制動手段(11,12,13、19)とを備え、第1又は第2の回転体(7,8)の回転を制動することで可動円錐板との間に生じる回転速度差によって可動円錐板(3)を一方の軸方向に駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルト式無段変速機のプーリ駆動装置に関するものである。
特許文献1に示されているように、入力軸に連結されるプライマリプーリと出力軸に連結されるセカンダリプーリとの間にベルトを掛け回し、各プーリのシリンダに供給する油圧を変化させることでベルトとプーリとの接触半径を変化させて変速比を切り替えるベルト式無段変速機が知られている。
特開2002−295613公報
しかし、各プーリのシリンダに供給する油圧はオイルポンプによって発生させており、車両の駆動力源であるエンジンやモータのトルクがオイルポンプを駆動させるトルク分だけ余分に必要となるので燃費が悪化する。
また、変速比指令に対する油圧供給及び油圧変化の応答遅れによって変速速度に遅れを生じる。
本発明は、燃費の悪化を抑制しながら変速比指令に対する応答性を向上させることを目的とする。
本発明のベルト式無段変速機は、可動円錐板の背面に螺刻される第1の螺旋溝と、第1の螺旋溝に螺合して可動円錐板と共に回転する、軸方向の変位を拘束された第1の回転体と、第1の回転体の回転を制動する第1の制動手段と、可動円錐板の背面において第1の螺旋溝とは逆向きに螺刻される第2の螺旋溝と、第2の螺旋溝に螺合して可動円錐板と共に回転する、軸方向の変位を拘束された第2の回転体と、第2の回転体の回転を制動する第2の制動手段とを備えて、第1の回転体の回転を第1の制動手段によって制動することで可動円錐板と第1の回転体との間に生じる回転速度差によって可動円錐板を一方の軸方向に駆動し、第2の回転体の回転を第2の制動手段によって制動することで可動円錐板と第2の回転体との間に生じる回転速度差によって可動円錐板を他方の軸方向に駆動する。
本発明によれば可動円錐板を軸方向に変位させる駆動力を、可動円錐板と、可動円錐板に螺刻された螺旋溝に螺合される回転体と、の間に生じる回転速度差によって発生させるので、可動円錐板を油圧によって制御するより応答遅れを小さくすることができ、変速比指令に対する応答性を向上させることができる。また、可動円錐板を駆動するのに油圧を必要としないので、その分オイルポンプの容量を縮小させて燃費を向上させることができる。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態におけるベルト式無段変速機のプーリ駆動装置の断面構成図である。図2は、図1のA−A断面図である。なお、図1は入力側プーリの駆動装置のみを示しているが、出力側プーリの駆動装置も同様に構成される。
入力軸1は例えばエンジンなどの駆動力源に接続されており、駆動力源の駆動力を無段変速機に入力する。固定円錐板2は入力軸1の駆動力源と反対側の端部付近に固着され、入力軸1と一体的に回転する。入力軸1及び固定円錐板2は軸方向の変位が拘束される。
可動円錐板3は、固定円錐板2と対向するように入力軸1にボールスプラインで結合され、入力軸上を摺動することでプーリ幅を変化させる。可動円錐板3はその背面であって入力軸1を中心として互いに径の異なる位置に2つのねじ部4、5(第1の螺旋溝、第2の螺旋溝)を有する。2つのねじ部4、5の溝6、18は互いに逆向きに刻まれている。また、ねじ部4、5の溝6、18のピッチは溝6、18の傾角が可動円錐板3の軸に対して略45度となるように設定される。
回転体7(第1の回転体)は、ねじ部4より少しだけ大径の円筒部材であり、その一部は回転体7と同心の環状に形成される導電性部材11(第1の制動手段)によって構成される。回転体7の内周面の一端には可動円錐板3のねじ部4に対応する溝16が形成され、ねじ部4に螺合される。溝16のピッチはねじ部4の溝6と同様に傾角が可動円錐板3の軸に対して略45度となるように設定される。回転体7の他端はハウジング9との間に介装されるボールベアリング10によって支持される。これにより、回転体7は軸方向及び径方向の変位を拘束される。
回転体8(第2の回転体)は、ねじ部5より少しだけ大径の円筒部材であり、その一部は回転体8と同心の環状に形成される導電性部材19(第2の制動手段)によって構成される。回転体8の内周面の一端には可動円錐板3のねじ部5に対応する溝17が形成され、ねじ部5に螺合される。溝17のピッチはねじ部5の溝18と同様に傾角が可動円錐板3の軸に対して略45度となるように設定される。回転体8の他端はハウジング9との間に介装されるボールベアリング20によって支持される。これにより、回転体8は軸方向及び径方向の変位を拘束される。
電磁コイル12(第1の制動手段)は、ハウジング9の内部であって回転体7の導電性部材11と対向する位置に、導電性部材11と同心の環状に複数個設けられる。また、電磁コイル12はコイルの軸線が導電性部材11を貫通する向きに配置される。
電磁コイル13(第2の制動手段)は、図2に示すようにハウジング9の内部であって回転体8の導電性部材19と対向する位置に、導電性部材19と同心の環状に導電性部材19を囲んで複数個設けられる。また、電磁コイル13はコイルの軸線が導電性部材19を貫通する向きに配置される。
スチールベルト14は固定円錐板2及び可動円錐板3によって構成される入力側の可変プーリ15と、これと同様の構成を持つ図示しない出力側の可変プーリとの間に掛け回される。
以下、本実施形態のベルト式無段変速機の作用について説明する。エンジンなどの駆動力源の駆動力が入力軸1によって入力されると、固定円錐板2及び可動円錐板3が回転する。これにより、スチールベルト14が回転して図示しないセカンダリプーリに駆動力が伝達される。
可動円錐板3のねじ部4に螺合される回転体7、8は可動円錐板3の回転によって連れ回されて回転する。このとき、可動円錐板3及び回転体7、8の回転速度は全て同一である。
その後、変速比をシフトアップ側へ変速する変速指令が出されると外側の電磁コイル12に通電して磁束を発生させる。磁束は電磁コイル12の軸方向に発せられ、また導電性部材11は磁束を直角方向に横切るように回転しているので、導電性部材11の内部に磁束の変化によって渦電流が発生する。この渦電流によって磁界が発生することで導電性部材11に回転抵抗が生じて回転体7の回転が制動される。
これにより、回転体7の回転速度が低下して回転体7と可動円錐板3との間に回転速度差を生じるので、回転体7は可動円錐板3に対して相対的にねじの開放方向に回転する。ここでいう開放方向とは可動円錐板3と回転体7とが互いに離れる方向である。回転体7はベアリング10によって軸方向の変位を拘束されているので、可動円錐板3が回転しながら軸方向であって固定円錐板側へ駆動される。これにより固定円錐板2と可動円錐板3との間の幅が狭くなり、スチールベルト14とプーリ2、3との接触半径が大きくなるので変速比は小さくなる。
またこのとき、回転体8は可動円錐板3に連れ回されて回転しながら可動円錐板3によって軸方向の固定円錐板側に推力を受ける。回転体8は可動円錐板3から推力を受けることでそれぞれのねじ山の溝17、18が互いに摺接しながら、回転体8の回転速度が可動円錐板3より高くなるように回転方向に推力を受ける。これにより、回転体8の回転速度が上昇して回転体8と可動円錐板3との間に回転速度差を生じるので、回転体8は可動円錐板3に対して相対的にねじの開放方向に回転することになる。よって、可動円錐板3の固定円錐板方向への変位が拘束されることはない。
可動円錐板3が固定円錐板側に駆動されて所望の変速比を得るために必要なプーリ幅になったとき、電磁コイル12の通電をカットすることで回転体7の回転抵抗はなくなり回転体7の回転速度は可動円錐板3の回転速度と等しくなる。これにより、可動円錐板3の軸方向への移動は停止され、変速比が所望の変速比に保持される。
なお、このとき可動円錐板3はスチールベルト14から固定円錐板2と離れる方向に推力を受けるが回転体7、8は軸方向に拘束されており、さらに可動円錐板3と回転体7、8との間にはねじ部4、5において摩擦力が作用するので軸方向に移動することはない。仮にスチールベルト14から受ける推力が大きくて可動円錐板3が固定円錐板2から離れる方向に変位する場合には、電磁コイル12への通電をオンオフする割合を制御することで可動円錐板3を所定位置に停止させることができる。
また、変速比をシフトダウン側へ変速する変速指令が出されると内側の電磁コイル13に通電して磁束を発生させる。磁束は電磁コイル13の軸方向に発せられ、また導電性部材19は磁束を直角方向に横切るように回転しているので、上記と同様に渦電流によって発生する磁界によって回転体8の回転が制動される。
これにより、回転体8の回転速度が低下して回転体8と可動円錐板3との間に回転速度差を生じる。ここで、回転体8と可動円錐板3とが螺合しているねじ部5はねじ部4とは逆向きに溝18が螺刻されているので、回転体8は可動円錐板3に対して相対的にねじの締結方向に回転することになる。ここでいう締結方向とは回転体8と可動円錐板3とが互いに近づく方向である。回転体8はベアリング20によって軸方向の変位を拘束されているので、可動円錐板3が回転しながら軸方向であって固定円錐板2と離れる方向へ駆動される。これにより固定円錐板2と可動円錐板3との間の幅が広くなり、スチールベルト14とプーリ2、3との接触半径が小さくなるので変速比は大きくなる。
またこのとき、回転体7は可動円錐板3に連れ回されて回転しながら可動円錐板3によって軸方向の固定円錐板2と反対側に推力を受ける。回転体7は可動円錐板3から推力を受けることでそれぞれのねじ山の溝6、16が互いに摺接しながら、回転体7の回転速度が可動円錐板3より高くなるように回転方向に推力を受ける。すなわち、回転体7の回転速度が上昇して回転体7と可動円錐板3との間に回転速度差を生じるので、回転体7は可動円錐板3に対して相対的にねじの締結方向に回転することになる。これにより、可動円錐板3の固定円錐板2と反対側への変位が拘束されることはない。
可動円錐板3が固定円錐板2と離れる側に駆動されて所望の変速比を得るために必要なプーリ幅になったとき、電磁コイル13の通電をカットすることで回転体8の回転抵抗はなくなり回転体8の回転速度は可動円錐板3の回転速度と等しくなる。これにより、可動円錐板3の軸方向への移動は停止され、変速比が所望の変速比に保持される。
なお、このときも可動円錐板3はスチールベルト14から固定円錐板2と離れる方向に推力を受けるが上述のように軸方向に移動することはない。仮にスチールベルト14から受ける推力が大きくて可動円錐板3が固定円錐板2から離れる方向に変位する場合には、電磁コイル12への通電をオンオフする割合を制御することで可動円錐板3を所定位置に停止させることができる。
また、変速比を小さくするときは電磁コイル12に流す電流を、変速比を大きくするときは電磁コイル13に流す電流を、それぞれ多くすることでそれぞれ回転体7、8に生じる回転抵抗が大きくなり可動円錐板3との相対速度がより高くなるので、可動円錐板3の移動速度が高くなって変速速度を高くすることができる。
以上のように本実施形態では、可動円錐板3に設けた溝6、18が逆向きの2つのねじ部4、5にそれぞれ回転体7、8を螺合して、変速比指令に応じて一方の回転体7、8の回転を制動することで可動円錐板3と回転体7、8との間に回転速度差を生じさせる。この回転速度差によって回転体7、8は可動円錐板3に対して相対的にねじの締結又は開放方向へ回転し、可動円錐板3を軸方向に駆動することができるので、変速比指令に対して迅速に変速を行うことができ、応答性を向上させることができる。また、可動円錐板3を駆動させるのに油圧を用いないので、オイルポンプの容量を縮小して燃費を向上させることができる。
また、電磁コイル12、13によって発生させた磁界によって回転体7、8の一部を構成する導電性部材11、19に渦電流を発生させ、渦電流によって回転体7、8に回転抵抗を生じさせる。ここで、指令値に対する電流の立ち上がりは油圧の立ち上がりよりも速いので、油圧によって可動円錐板3を駆動する装置に比べて変速指令に対する応答性を向上させることができる。
(第2実施形態)
図3は、本実施形態における無段変速機のプーリ駆動装置の断面構成図である。図4は、図3のB−B断面図である。なお、以下に示す構成のうち第1実施形態と同一のものには同一の符号を示して適宜説明を省略する。
可動円錐板30はその背面に互いに同一の径を有する2つのねじ部21、22を有する。2つのねじ部21、22の溝23、31は互いに逆向きに刻まれている。また、ねじ部21、22の溝23、31のピッチは溝23、31の傾角が可動円錐板30の軸に対して略45度となるように設定される。
回転体24は可動円錐板30の外周を囲んでねじ部21に螺合されるリング状の導電性部材である。回転体24はハウジング9との間に介装されるニードルベアリング26によって支持され軸方向及び径方向への変位を拘束される。
回転体25は可動円錐板30の外周を囲んでねじ部22に螺合されるリング状の導電性部材である。回転体25はハウジング9との間に介装されるニードルベアリング32によって支持され軸方向及び径方向への変位を拘束される。
電磁コイル27は、ハウジング9の内部であって回転体24と対向する位置に、回転体24と同心の環状に回転体24を囲んで複数個設けられる。また、電磁コイル27はコイルの軸線が回転体24を貫通する向きに配置される。
電磁コイル28は、図4に示すようにハウジング9の内部であって回転体25と対向する位置に、回転体25と同心の環状に回転体25を囲んで複数個設けられる。また、電磁コイル28はコイルの軸線が回転体25を貫通する向きに配置される。
以下、本実施形態のベルト式無段変速機の作用について説明する。本実施形態の無段変速機の作動においては、第1実施形態のねじ部4、回転体7及び電磁コイル12がそれぞれねじ部23、回転体24及び電磁コイル27に対応しており、また第1実施形態のねじ部5、回転体8及び電磁コイル13がそれぞれねじ部31、回転体25及び電磁コイル28に対応している。
すなわち、変速比をシフトアップ側へ変速する変速指令が出されると電磁コイル27に通電して回転体24に回転抵抗を生じさせる。これにより、回転体24と可動円錐板30との間には回転速度差を生じるので、可動円錐板30は固定円錐板側へ駆動されて変速比が小さくなる。
また、変速比をシフトダウン側へ変速する変速指令が出されると電磁コイル28に通電して回転体25に回転抵抗を生じさせる。これにより、回転体25と可動円錐板30との間には回転速度差を生じるので、可動円錐板30は固定円錐板2とは反対側側へ駆動されて変速比が大きくなる。
以上のように本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、可動円錐板30と回転体24、25との回転速度差によって回転体24、25は可動円錐板30に対して相対的にねじの締結又は開放方向へ回転し、可動円錐板30を軸方向に駆動することができるので、変速比指令に対して迅速に変速を行うことができ、応答性を向上させることができる。また、可動円錐板30を駆動させるのに油圧を用いないので、オイルポンプの容量を縮小して燃費を向上させることができる。
また、電磁コイル27、28によって発生させた磁界によって導電性部材によって構成される回転体24、25に渦電流を発生させ、渦電流によって回転体24、25に回転抵抗を生じさせるので、油圧によって可動円錐板30を駆動する装置に比べて変速指令に対する応答性を向上させることができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
ねじ部4、5、21、22の溝6、18、23、31のピッチは溝6、18、23、31の傾角が可動円錐板3、30の軸に対して略45度となるように設定されるが、これに限定されることなく回転体7、8、24、25の回転によって可動円錐板3、30が軸方向に駆動され、かつ可動円錐板3、30の軸方向への変位によって回転体7、8、24、25が回転方向に推力を受けるような角度に設定すればよい。
本実施形態における無段変速機のプーリ駆動装置の断面構成図である。 図1のA−A断面図である。 本実施形態における無段変速機のプーリ駆動装置の断面構成図である。 図3のB−B断面図である。
符号の説明
1 入力軸
2 固定円錐板
3 可動円錐板
4 ねじ部(第1の螺旋溝)
5 ねじ部(第2の螺旋溝)
6 溝
7 回転体(第1の回転体)
8 回転体(第2の回転体)
9 ハウジング
10 ボールベアリング
11 導電性部材(第1の制動手段)
12 電磁コイル(第1の制動手段)
13 電磁コイル(第2の制動手段)
14 スチールベルト
15 可変プーリ
16 溝
17 溝
18 溝
19 導電性部材(第2の制動手段)
20 ボールベアリング
21 ねじ部(第1の螺旋溝)
22 ねじ部(第2の螺旋溝)
23 溝
24 回転体(第1の回転体、第1の制動手段)
25 回転体(第2の回転体、第2の制動手段)
26 ニードルベアリング
27 電磁コイル(第1の制動手段)
28 電磁コイル(第2の制動手段)
29 可変プーリ
30 可動円錐板
31 溝
32 ニードルベアリング

Claims (2)

  1. 一対のプーリと、前記一対のプーリに掛け回されたベルトとによって構成される無段変速機であって、前記一対のプーリの少なくとも一方は、軸方向に変位しない固定円錐板と、前記固定円錐板に対して軸方向に変位可能な可動円錐板とによって構成され、前記可動円錐板を軸方向に変位させることで変速比を無段階に切り替える無段変速機において、
    前記可動円錐板の背面に螺刻される第1の螺旋溝と、
    前記第1の螺旋溝に螺合して前記可動円錐板と共に回転する、軸方向の変位を拘束された第1の回転体と、
    前記第1の回転体の回転を制動する第1の制動手段と、
    前記可動円錐板の背面において第1の螺旋溝とは逆向きに螺刻される第2の螺旋溝と、
    前記第2の螺旋溝に螺合して前記可動円錐板と共に回転する、軸方向の変位を拘束された第2の回転体と、
    前記第2の回転体の回転を制動する第2の制動手段と、
    を備え、
    前記第1の回転体の回転を前記第1の制動手段によって制動することで前記可動円錐板と前記第1の回転体との間に生じる回転速度差によって前記可動円錐板は一方の軸方向に駆動され、前記第2の回転体の回転を前記第2の制動手段によって制動することで前記可動円錐板と前記第2の回転体との間に生じる回転速度差によって前記可動円錐板は他方の軸方向に駆動されることを特徴とするベルト式無段変速機。
  2. 前記第1の制動手段は、前記第1の回転体の少なくとも一部において前記第1の回転体と同心の環状に形成される第1の導電性部材と、前記第1の導電性部材と対向する位置において軸線が前記第1の導電性部材を貫通するように前記第1の回転体と同心の環状に複数配置される第1の電磁コイルと、によって構成され、前記第1の電磁コイルに電流を流すことで前記第1の導電性部材に生じる渦電流によって前記第1の回転体に回転抵抗を生じさせ、
    前記第2の制動手段は、前記第2の回転体の少なくとも一部において前記第2の回転体と同心の環状に形成される第2の導電性部材と、前記第2の導電性部材と対向する位置において軸線が前記第2の導電性部材を貫通するように前記第2の回転体と同心の環状に複数配置される第2の電磁コイルと、によって構成され、前記第2の電磁コイルに電流を流すことで前記第2の導電性部材に生じる渦電流によって前記第2の回転体に回転抵抗を生じさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速機。
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