JP2006291873A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタ等から流出する排気ガス中にHCがほとんど含まれていないような内燃機関の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】 機関排気通路内に配置されると共に酸化能力を有する触媒が担持されたパティキュレートフィルタ11を具備する内燃機関の排気浄化装置において、フィルタは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、これら排気流通路のうち一部の排気流通路は下流端が閉じられている排気流入通路60であり、残りの排気流通路は上流端が閉じられている排気流出通路61であり、排気流出通路の周壁面のうち少なくとも一部の周壁面上に担持された触媒による酸化能力は、両排気流通路の全ての周壁面から上記少なくとも一部の周壁面を除いた周壁面上に担持された触媒による酸化能力よりも高い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
従来からNOX吸蔵剤を有するパティキュレートフィルタ(以下、「フィルタ」と称す)又は触媒コンバータが知られている。NOX吸蔵剤は、フィルタ等に流入する排気ガス(以下、「流入排気ガス」と称す)の空燃比がリーンときには排気ガス中のNOXを吸蔵し、流入排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比又はリッチのときには吸蔵されているNOXを離脱させる。NOX吸蔵剤から離脱されたNOXは、排気ガス中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)によって還元される。
斯かるNOX吸蔵剤に担持可能なNOXの量は決まっているため、多くの内燃機関の排気浄化装置では、NOX吸蔵剤のNOX吸蔵量が一定量となったら、流入排気ガスの空燃比を強制的にほぼ理論空燃比又はリッチとすることでNOX吸蔵剤に吸蔵されているNOXを強制的に離脱させるようにしている(リッチスパイク)。リッチスパイクとしては、例えば機関本体から排出される排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比又はリッチとなるように機関運転状態を制御するか又はフィルタ等の排気上流において排気ガス中に燃料等を添加する燃料添加装置を設けて、斯かる燃料添加装置から燃料を添加することが挙げられる。
特許文献1に記載の排気浄化装置では、NOX吸蔵剤に吸蔵されたNOX量が多くなったときには、圧縮上死点付近に行われるメイン噴射に加えて、圧縮上死点よりも後に行われるポスト噴射を行うことで、機関本体から排出される排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比又はリッチにして、NOX吸蔵剤に吸蔵されたNOXを離脱させている。また、特許文献1に記載の触媒コンバータはNOX吸蔵剤に加えてHC吸着材を有しており、これにより触媒コンバータの温度が低いときには排気ガス中のNOX及びHCがNOX吸蔵剤及びHC吸着材にそれぞれ吸蔵及び吸着せしめられると共に、触媒コンバータの温度が高くなるとNOX吸蔵剤から離脱せしめられたNOXがHC吸着材から離脱せしめられたHCによって還元せしめられる。
国際公開第98/48153号パンフレット 特開2001−115832号公報
ところで、リッチスパイクを行う際には、流入排気ガス中に含まれる燃料の一部がNOXの離脱・還元に用いられずに、そのままフィルタ等から流出してしまう場合がある。このように燃料の一部がフィルタ等から流出してしまうと、排気エミッションの悪化を招くことになる。
そこで、本発明の目的は、フィルタ等から流出する排気ガス中に炭化水素がほとんど含まれていないような内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明では、機関排気通路内に配置されると共に酸化能力を有する触媒が担持されたパティキュレートフィルタを具備する内燃機関の排気浄化装置において、上記パティキュレートフィルタは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、これら排気流通路のうち一部の排気流通路は下流端が閉じられている排気流入通路であり、残りの排気流通路は上流端が閉じられている排気流出通路であり、上記排気流出通路の周壁面のうち少なくとも一部の周壁面上に担持された触媒による酸化能力は、両排気流通路の全ての周壁面から上記少なくとも一部の周壁面を除いた周壁面上に担持された触媒による酸化能力よりも高い。
第2の発明では、第1の発明において、上記少なくとも一部の周壁面は上記下流端の近傍に位置する。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記少なくとも一部の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる。
第4の発明では、第3の発明において、上記排気流入通路と排気流出通路との間には多数の細孔を備えた隔壁が設けられ、該隔壁が上記排気流入通路及び排気流出通路を画成し、上記HC吸着材は上記隔壁の細孔を塞ぐことのないように上記少なくとも一部の周壁面上に設けられる。
第5の発明では、第1〜第4のいずれか一つの発明において、上記両排気流通路の全ての周壁面から上記少なくとも一部の周壁面を除いた周壁面上に、流入排気ガスの空燃比がリーンの時に排気ガス中のNOXを吸蔵すると共に流入排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比又はリッチの時に吸蔵されているNOXを離脱させるNOX吸蔵剤が設けられる。
上記課題を解決するために、第6の発明では、機関排気通路内に配置されると共に酸化能力を有する触媒が担持された触媒コンバータを具備する内燃機関の排気浄化装置において、上記触媒コンバータは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、上記排気流通路の周壁面のうち下流端近傍の周壁面上に担持された上記触媒による酸化能力は、上記排気流通路の周壁面のうち上記下流端近傍の周壁面以外の周壁面上に担持された上記触媒による酸化能力よりも高い。
上記課題を解決するために、第7の発明では、機関排気通路内に配置されるパティキュレートフィルタを具備する内燃機関の排気浄化装置において、上記パティキュレートフィルタは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、これら排気流通路のうち一部の排気流通路は下流端が閉じられている排気流入通路であり、残りの排気流通路は上流端が閉じられている排気流出通路であり、上記排気流出通路の周壁面のうち少なくとも一部の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる。
第8の発明では、第7の発明において、上記少なくとも一部の周壁面は上記下流端の近傍に位置する。
第9の発明では、第7又は第8の発明において、上記排気流入通路と排気流出通路との間には多数の細孔を備えた隔壁が設けられ、該隔壁が上記排気流入通路及び排気流出通路を画成し、上記HC吸着材は上記隔壁の細孔を塞ぐことのないように上記少なくとも一部の周壁面上に設けられる。
上記課題を解決するために、第10の発明では、機関排気通路内に配置される触媒コンバータを具備する内燃機関の排気浄化装置において、上記触媒コンバータは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、上記排気流通路の周壁面のうち下流端近傍の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる。
本発明によれば、フィルタ等から流出する排気ガス中にHCがほとんど含まれていないような内燃機関の排気浄化装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は本発明を圧縮自着火式内燃機関に適用した場合を示している。なお、本発明は火花点火式内燃機関に適用することもできる。
図1を参照すると、1は機関本体、2は各気筒の燃焼室、3は各燃焼室2内にそれぞれ燃料を噴射するための電子制御式燃料噴射弁、4は吸気マニホルド、5は排気マニホルドをそれぞれ示す。吸気マニホルド4は吸気ダクト6を介して排気ターボチャージャ7のコンプレッサ7aの出口に連結され、コンプレッサ7aの入口はエアクリーナ8に連結される。吸気ダクト6内にはステップモータにより駆動されるスロットル弁9が配置され、さらに吸気ダクト6周りには吸気ダクト6内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置10が配置される。図1に示した実施形態では機関冷却水が冷却装置10内に導かれ、機関冷却水によって吸入空気が冷却される。一方、排気マニホルド5は排気ターボチャージャ7の排気タービン7bの入口に連結され、排気タービン7bの出口はパティキュレートフィルタ(以下、「フィルタ」と称す)11を内蔵したケーシング12に連結される。排気マニホルド5の集合部出口には排気マニホルド5内を流れる排気ガス中に炭化水素(HC)を添加するためのHC添加装置13が配置される。なお、本実施形態では、HC添加装置13からHCを添加しているが、HCのみならずNOXを還元することができる物質であれば如何なる物質を添加してもよい。
排気マニホルド5と吸気マニホルド4とは排気ガス再循環(以下、EGRと称す)通路14を介して互いに連結され、EGR通路14内には電子制御式EGR制御弁15が配置される。また、EGR通路14周りにはEGR通路14内を流れるEGRガスを冷却するためのEGR冷却装置16が配置される。図1に示した実施形態では機関冷却水が冷却装置16内に導かれ、機関冷却水によってEGRガスが冷却される。一方、各燃料噴射弁3は燃料供給管17を介して燃料リザーバ、いわゆるコモンレール18に連結される。このコモンレール18内へは電子制御式の吐出量可変な燃料ポンプ19から燃料が供給され、コモンレール18内に供給された燃料は各燃料供給管17を介して燃料噴射弁3に供給される。
電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35及び出力ポート36を具備する。フィルタ11の排気上流側の排気管にはこの排気管内を流れる排気ガス中のNOXの濃度を検出するためのNOXセンサ20が取付けられ、このNOXセンサ20の出力信号は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。また、アクセルペダル40にはアクセルペダル40の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。さらに入力ポート35にはクランクシャフトが例えば15°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ42が接続される。一方、出力ポート36は対応する駆動回路38を介して燃料噴射弁3、スロットル弁9駆動用ステップモータ、HC添加装置13、EGR制御弁15、及び燃料ポンプ19に接続される。
図2(a)及び(b)にフィルタ11の構造を示す。なお、図2(a)はフィルタ11の正面図を示しており、図2(b)はフィルタ11の断面側面図を示している。図2(a)及び(b)に示したようにフィルタ11はハニカム構造をなしており、互いに平行に延びる複数の排気流通路60、61を具備する。これら排気流通路は下流端が栓62により閉塞された排気流入通路60と、上流端が栓63により閉塞された排気流出通路61とにより構成される。なお、図2(a)においてハッチングを付した部分は栓63を示している。従って排気流入通路60及び排気流出通路61は薄肉の隔壁64を介して交互に配置される。云い換えると排気流入通路60及び排気流出通路61は各排気流入通路60が4つの排気流出通路61によって包囲され、各排気流出通路61が4つの排気流入通路60によって包囲されるように配置される。
フィルタ11は例えばコージライトのような多孔質材料から形成されており、従って排気流入通路60内に流入した排気ガスは図2(b)において矢印で示したように周囲の隔壁64内を通って隣接する排気流出通路61内に流出する。
ここで、圧縮自着火式内燃機関では、燃焼室内で主にカーボン(C)からなるパティキュレートが生成される。したがって、排気ガス中にはこれらパティキュレートが含まれる。排気ガス中のパティキュレートは、排気ガスが図2(b)に示したようにフィルタ11内を流れているときに各排気流入通路60及び各排気流出通路61の周壁面、及び隔壁64内の細孔内壁面上に付着し、捕集される。
さらに、本実施形態では、各排気流入通路60及び各排気流出通路61の周壁面上及び隔壁64内の細孔内壁面上には例えばアルミナからなる担体の層が形成されており、担体には触媒貴金属70とNOX吸蔵剤71とが担持されている。
図3(a)、(b)はこの担体の表面部分の断面を図解的に示している。図3(a)、(b)に示されるように担体の表面上には触媒貴金属70が分散して担持されており、さらに担体の表面上にはNOX吸蔵剤71の層が形成されている。
本実施形態では触媒貴金属70として白金(Pt)が用いられており、NOX吸蔵剤52を構成する成分としては例えばカリウム(K)、ナトリウム(Na)、セシウム(Cs)のようなアルカリ金属、バリウム(Ba)、カルシウム(Ca)のようなアルカリ土類、ランタン(La)、イットリウム(Y)のような希土類から選ばれた少なくとも一つが用いられている。
機関吸気通路、燃焼室2及びフィルタ11上流の排気通路内に供給された空気及び燃料(炭化水素)の比を排気ガスの空燃比と称すると、NOX吸蔵剤71は、フィルタ11に流入する排気ガス(以下、「流入排気ガス」と称す)の空燃比がリーンのときにはNOXを吸蔵し、流入排気ガスの空燃比をほぼ理論空燃比又はリッチ(以下、「ストイキ・リッチ」と称す)にすると吸蔵されているNOXを離脱させるNOXの吸蔵・離脱作用を行う。
NOX吸蔵剤71を構成する成分としてバリウム(Ba)を用いた場合を例にとって説明すると、流入排気ガスの空燃比がリーンのとき、すなわち流入排気ガス中の酸素濃度が高いときには流入排気ガス中に含まれるNOは図3(a)に示されるように白金71上において酸化されてNO2となり、次いでNOX吸蔵剤71内に吸蔵されて酸化バリウム(BaO)と結合しながら硝酸イオン(NO3 -)の形でNOX吸蔵剤71内に拡散する。このようにしてNOXがNOX吸蔵剤71内に吸収される。
これに対し、流入排気ガスの空燃比をストイキ・リッチにすると流入排気ガス中の酸素濃度が低下するために反応が逆方向(NO3 -→NO2)に進み、これによりNOX吸蔵剤71内の硝酸イオン(NO3 -)がNO2の形でNOX吸蔵剤71から放出される。次いで放出されたNOXは流入排気ガス中に含まれる未燃HC、COによって還元される。
なお、上記説明では、NOXはNOX吸蔵剤71に吸収される(すなわち、硝酸塩等の形で蓄積する)ものとして説明しているが、実際にはNOXは吸収されているのか吸着(すなわち、NOXをNO2等の形で吸着する)しているのかは必ずしも明確ではなく、これら吸収及び吸着の両概念を含む吸蔵という用語を用いる。また、NOX吸蔵剤71からの「離脱」という用語についても、「吸収」に対応する「放出」の他、「吸着」に対応する「脱離」の意味も含むものとして用いる。
ところで、NOX吸蔵剤71のNOX吸蔵能力には限界があり、圧縮自着火式内燃機関のようにリーン空燃比のもとでの燃焼が継続して行われると、その間にNOX吸蔵剤52のNOX吸蔵能力が飽和してしまい、斯くしてNOX吸蔵剤71によりNOXを吸蔵できなくなってしまう。そこで本実施形態では、NOX吸蔵剤71のNOX吸蔵能力が飽和する前に、具体的にはNOX吸蔵剤71へのNOX吸蔵量が一定量に達すると、HC添加装置13から炭化水素を供給することによって流入排気ガスの空燃比を一時的にストイキ・リッチにし、それによってNOX吸蔵剤71からNOXを強制的に離脱・還元させるようにしている(リッチスパイク)。
すなわち、フィルタ11の排気上流側に設けられたNOXセンサ20の出力に基づいて、又は機関運転パラメータ(例えば、燃料噴射時期、EGR量等)に基づいてNOX吸蔵剤71のNOX吸蔵量を推定し、推定されたNOX吸蔵量が予め定められた限界吸蔵量以上となった場合に、リッチスパイクを行ってNOX吸蔵剤71に吸蔵されているNOXを全て離脱・還元させる。これにより、NOX吸蔵剤71のNOX吸蔵能力が回復せしめられる。
なお、上記実施形態ではHC添加装置13から炭化水素を添加することによって流入排気ガスの空燃比をストイキ・リッチとしているが、例えば、圧縮上死点付近で行われるメイン噴射に加えて圧縮上死点よりも後に機関駆動にあまり寄与しないポスト噴射を行うことによって流入排気ガスの空燃比をストイキ・リッチとしてもよい。
ところが、リッチスパイクを行う際には、必ずしもHC添加装置13によって排気ガス中に添加されたHC全てがNOXの還元に用いられるとは限らず、斯かるHCの一部がフィルタ11を通過する間にNOX吸蔵剤から離脱せしめられたNOXと反応せずにそのままフィルタ11から流出してしまうことがある。このように、フィルタ11からHCが流出してしまうと、排気エミッションの悪化を招く結果となる。
そこで、本実施形態では、図2(b)に示したように、フィルタ11の排気流出通路61の周壁面のうち排気下流側の周壁面(以下、「下流側周壁面」と称す)上にHC吸着材65が設けられている。本実施形態では、フィルタ11の下流側周壁面は、排気流出通路61の周壁面のうちフィルタ11の下流端から上流側に向かって長さLに亘って延びている周壁面を意味する。すなわち、HC吸着材65は、フィルタ11に流入した排気ガスがフィルタ11から流出する直前にHC吸着材65上を通過するように、フィルタ11上に設けられる。
加えて、HC吸着材65が設けられている下流側周壁面上には触媒貴金属が多量に担持されており、下流側周壁面上における単位面積当たりの触媒貴金属の担持量は、排気流入通路60及び排気流出通路61の周壁面のうち上記下流側周壁面を除いた周壁面(以下、「流入側・上流側周壁面」と称す)上における単位面積当たりの触媒貴金属の担持量よりも多い。従って、下流側周壁面上の触媒貴金属による酸化能力は、流入側・上流側周壁面上の触媒貴金属による酸化能力よりも高い。
HC吸着材65は、例えばゼオライト、アルミナ又はチタニアから形成され、基本的にHC吸着材65の温度が基準温度(例えば350℃程度)以下である場合には流入排気ガス中のHCを吸着すると共にHC吸着材65の温度が基準温度よりも高いと吸着しているHCを離脱させる傾向にある。ただし、HC過剰雰囲気中においては、HC吸着材65の温度が上記基準温度よりも多少高くてもHCを吸着し易く、逆にHCが少ない雰囲気中においては、HC吸着材65の温度が上記基準温度以下であってもHCを離脱し易い。
リッチスパイクが行われている場合、流入排気ガスの空燃比がストイキ・リッチとされるため、下流側周壁面上、すなわちHC吸着材65上を通過する排気ガス中には流入側・上流側周壁面上を通過する間にNOXの還元に寄与しなかったHCが含まれている。また、本実施形態のように圧縮自着火式内燃機関においては排気ガスの温度が比較的低く、またフィルタ11は機関本体1から比較的離れて配置されるため、通常、フィルタ11の温度、すなわちHC吸着材65の温度はあまり高くならず、リッチスパイクが行われている場合であってもHC吸着材65の温度は上記基準温度以下となっていることが多い。このため、リッチスパイクが行われている場合には、下流側周壁面上を通過する排気ガス中に含まれているHCがHC吸着材65に吸着せしめられる。
なお、リッチスパイクが行われている場合にはHC吸着材65の温度は必ずしも上記基準温度以下となっているとは限らない。しかしながら、例えHC吸着材65の温度が僅かながら上記基準温度よりも高くなっていたとしても、リッチスパイクが行われている場合には、HC吸着材65上を通過する排気ガスはHC過剰となっていることから、HC吸着材65に吸着されているHCの離脱及び酸化は起こらず、むしろHCの吸着が行われる。
一方、リッチスパイクが行われていない場合、圧縮自着火式内燃機関においては流入排気ガスの空燃比はリーンとなっており、流入排気ガス中にはほとんどHCが含まれておらず且つ多量の酸素が含まれている。この場合、HC吸着材65の温度が上記基準温度よりも高くなっていれば、HC吸着材65からHCが離脱せしめられると共に離脱したHCが酸化能力の高い触媒貴金属により酸化せしめられる。
なお、この場合、HC吸着材65の温度が僅かながら上記基準温度よりも低くなっていたとしても、HC吸着材65からは僅かながらHCが離脱せしめられている。そして、HC吸着材65上を通過する排気ガス中には多量の酸素が含まれていることから、HC吸着材65から僅かながら離脱されたHCは触媒貴金属の強い酸化能力により酸化される。斯かる酸化反応によってフィルタ11の下流側周壁面近傍の領域が昇温され、よってHC吸着材65が上記基準温度よりも高くまで昇温されてHC吸着材65からのHCの離脱が加速せしめられる。
このように、本実施形態によれば、リッチスパイクが行われている場合にはフィルタ11から流出しようとする排気ガス中のHCがHC吸着材65に吸着せしめられると共に、リッチスパイクが行われていないときにはHC吸着材65に吸着されているHCがHC吸着材65から離脱せしめられると共に触媒貴金属によって酸化され、浄化される。従って、本実施形態によれば、リッチスパイクの実行中であっても実行後であってもフィルタ11から排出される排気ガス中にはHCがほとんど含まれておらず、よってリッチスパイクの実行による排気エミッションの悪化を抑制することができる。
ところで、フィルタ11の周壁面上にHC吸着材65を担持させる態様としては、フィルタ11の下流側周壁面上に限らず、排気流入通路及び排気流出通路の全ての周壁面上にHC吸着材を均一に分散させることも考えられる。ところが、HC吸着材を均一に分散させると、リッチスパイクを行っても排気流入通路の周壁面上のHC吸着材にHCが吸着せしめられることにより排気流出通路内を流れる排気ガス中にはHCがほとんど含まれていないこととなり、よって排気流出通路の周壁面上に担持されたNOX吸蔵剤によって吸蔵されているNOXを還元することができなくなり、NOXの浄化効率が低下してしまう。
本実施形態によれば、フィルタ11を流れる排気ガスが最後に通過する周壁面上にHC吸着材が担持されるため、HC吸着材はNOXの還元に寄与しなかったHCのみを吸着することとなる。したがって、NOXの浄化効率を高く維持しつつ、HCの流出を抑制することができる。
なお、図2(b)に示したように、フィルタ11の下流側周壁面はフィルタ11の下流端から上流側に向かって長さLに亘って延びている。この長さLは、内燃機関全体によって要求されるHC吸着能力及び酸化能力並びにフィルタ11に起因する排気ガスの圧力損失に基づいて決定される。
すなわち、ゼオライト等のHC吸着材65には嵩があるため、HC吸着材65が周壁面上に設けられると排気流出通路61の断面積が小さくなる。このため、周壁面上にHC吸着材65が設けられ領域においては、排気ガスの流れに対する抵抗が大きいものとなる。そして、斯かる領域が広いほど、すなわち長さLが長いほど排気ガスの流れに対する抵抗が大きくなり、よってフィルタ11に起因する排気ガスの圧力損失が大きくなる。
一方、長さLを短くし過ぎると、HC吸着材65及び触媒貴金属が下流側周壁面上に十分に設けられなくなり、リッチスパイク時にフィルタ11から流出しそうなHCを十分に吸着できなかったり、HC吸着材65に吸着されていたHCを十分に酸化できなかったりして、フィルタ11からのHCの流出を十分に抑制することができず、排気エミッションの悪化を招いてしまう。
したがって、長さLは排気エミッションの悪化を招くことのない範囲内でできるだけ短いものとされるのが好ましい。これにより、フィルタ11に起因する排気ガスの圧力損失の上昇を最小限に抑えながら排気エミッションを低いものとすることができる。しかしながら、長さLは、斯かる長さに限られず、例えば、排気流出通路61の長さ全体に亘って延びてもよい。
なお、上記実施形態では、下流側周壁面上と流入側・上流側周壁面上との触媒貴金属間で酸化能力に差をつけると共に下流側周壁面上のみにHC吸着材65を設けることとしているが、下流側周壁面上と流入側・上流側周壁面上との触媒貴金属間で酸化能力に差をつけなくてもよく、両周壁面上における触媒貴金属による酸化能力を等しいものとしつつ下流側周壁面のみにHC吸着材65を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、下流側周壁面上と流入側・上流側周壁面上との触媒貴金属間で酸化能力に差をつけるために下流側周壁面上における単位面積当たりの触媒貴金属の担持量を流入側・上流側周壁面における単位面積当たりの触媒貴金属の担持量よりも多くしているが、両周壁面上の触媒貴金属間で酸化能力に差をつける方法は上記担持量を変える方法に限られず、例えば、下流側周壁面上に担持される触媒貴金属を流入側・上流側周壁面上に担持される触媒貴金属よりも酸化能力の高いものとしてもよい。
さらに、上記実施形態では、下流側周壁面上と流入側・上流側周壁面上との触媒貴金属間で酸化能力に差をつけると共に下流側周壁面上のみにHC吸着材65を設けることとしているが、下流側周壁面上に加えて流入側・上流側周壁面上にもHC吸着材65を設けて両周壁面上に均等にHC吸着材65を設けると共に下流側周壁面上と流入側・上流側周壁面上との触媒貴金属間で酸化能力に差をつけるようにしてもよい。
ここで、上記説明において、下流側周壁面上のみにHC吸着材65を担持させて、流入側・上流側周壁面にはHC吸着材65を担持させないような説明となっている。しかしながら、実際にはNOX吸蔵剤71の担体として用いられているアルミナ等にも低いながらもHC吸着能力があるため、この点を考慮して、「HC吸着材を担持させる」とはHC吸着機能の強いHC吸着材を担持させること、又はHCの吸着機能を発揮させることを目的として担持させることを意味するものとする。
また、HC吸着材65は、NOX吸蔵剤71の担体として用いることも可能である。従って下流側周壁面上においては、上記NOX吸蔵剤71の担体として用いられるアルミナ等の代わりにHC吸着材65を設けてHC吸着材65にNOX吸蔵剤71を担持させてもよい。或いは、下流側周壁面上において上記NOX吸蔵剤71の担体として用いられるアルミナ等の代わりにHC吸着材65を設けてHC吸着材65にNOX吸蔵剤71を担持させなくてもよい。
図4は、図2に示したフィルタ11の隔壁64のAで示した部分の拡大図である。図から分かるように、隔壁64は、排気流入通路60と排気流出通路61との間に延びている。隔壁64内には多数の細孔66が形成されており、これら細孔66を通って排気ガスが排気流入通路60から排気流出通路61へと流れる。
上述したように、HC吸着材65は排気流出通路61の下流側周壁面上に担持されるが、より具体的には、図4に示したように、隔壁64内に形成される細孔66の排気流出通路61に面する出口(以下、「細孔出口」と称す)を塞ぐことのないように、排気流出通路61の下流側周壁面上に設けられる。すなわち、細孔出口となっていない排気流出通路61の下流側周壁面上にのみHC吸着材65が配置される。
このように、HC吸着材65が隔壁64の細孔出口を塞ぐことのないように設けられることにより、排気ガスは細孔66を通って流れる際に大きな抵抗を受けない。このため、HC吸着材65を排気流出通路61の下流側周壁面上に設けたにも関わらず、フィルタ11に起因する排気ガスの圧力損失を低く抑えることができる。
このようにHC吸着材65が隔壁64の細孔出口を塞ぐことのないように設けられる構成を実現させるために、フィルタ11は下記のような手順で製作される。すなわち、まず、フィルタ11の排気流出通路61の下流側周壁面上にHC吸着材65が塗布される。このとき、HC吸着材65は隔壁64の細孔出口を塞ぐように下流側周壁面全面に亘って塗布される。その後、HC吸着材65がまだ硬化していない流動状態にあるときに、排気流入通路60へ高圧の気体を流入させて、排気流入通路60から隔壁64の細孔を介して排気流出通路61へ気体を流通させる。このとき、細孔出口を塞いでいるHC吸着材65は高圧の気体により吹き飛ばされ、その結果HC吸着材65は隔壁64の細孔出口を塞ぐことのないように設けられるようになる。
なお、上記説明では、フィルタ11についてのみ説明しているが、本発明は、火花点火式内燃機関において用いられるNOX吸蔵還元機能を有する触媒コンバータについても利用可能である。
図5(a)及び(b)は、それぞれ触媒コンバータ75の正面図及び断面側面図を示している。図5(a)及び(b)に示したように触媒コンバータ75はハニカム構造をなしており、上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路76を有しており、排気ガスはこれら排気流通路76間の隔壁77をほとんど通過することなくこれら排気流通路76に沿って流れる。
HC吸着材78は、全ての排気流通路76についてその下流端近傍の周壁面上に設けられ、上記実施形態と同様に斯かる周壁面上に担持される触媒貴金属の酸化能力は他の周壁面上に担持される触媒貴金属の酸化能力よりも高いものとなっている。また、HC吸着材78が設けられる下流端近傍の周壁面は触媒コンバータ75の下流端から上流側に向かって長さLに亘って延びており、この長さLは、内燃機関全体によって要求されるHC吸着能力及び酸化能力並びに触媒コンバータ75に起因する排気ガスの圧力損失に基づいて決定される。
斯かる構成の触媒コンバータ75により、上記実施形態と同様に、リッチスパイクが行われている場合には排気ガス中のHCがHC吸着材78に吸着せしめられると共に、リッチスパイクが行われていないときにはHC吸着材78に吸着されているHCがHC吸着材78から離脱せしめられると共に触媒貴金属によって酸化され、浄化される。従って、本実施形態によれば、リッチスパイクの実行中であっても実行後であっても触媒コンバータ75から排出される排気ガス中にはHCがほとんど含まれておらず、よってリッチスパイクの実行による排気エミッションの悪化を抑制することができる。
本発明の排気浄化装置が設けられた内燃機関全体を示す図である。 パティキュレートフィルタの構造を示す図である。 NOX吸蔵剤の吸蔵・離脱作用を説明するための図である。 図2の部分Aの拡大図である。 触媒コンバータの構造を示す図である。
符号の説明
11 パティキュレートフィルタ
60 排気流入通路
61 排気流出通路
62、63 栓
64 隔壁
65 HC吸着材

Claims (10)

  1. 機関排気通路内に配置されると共に酸化能力を有する触媒が担持されたパティキュレートフィルタを具備する内燃機関の排気浄化装置において、
    上記パティキュレートフィルタは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、これら排気流通路のうち一部の排気流通路は下流端が閉じられている排気流入通路であり、残りの排気流通路は上流端が閉じられている排気流出通路であり、
    上記排気流出通路の周壁面のうち少なくとも一部の周壁面上に担持された触媒による酸化能力は、両排気流通路の全ての周壁面から上記少なくとも一部の周壁面を除いた周壁面上に担持された触媒による酸化能力よりも高い、内燃機関の排気浄化装置。
  2. 上記少なくとも一部の周壁面は上記下流端の近傍に位置する、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 上記少なくとも一部の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる、請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 上記排気流入通路と排気流出通路との間には多数の細孔を備えた隔壁が設けられ、該隔壁が上記排気流入通路及び排気流出通路を画成し、上記HC吸着材は上記隔壁の細孔を塞ぐことのないように上記少なくとも一部の周壁面上に設けられる、請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 上記両排気流通路の全ての周壁面から上記少なくとも一部の周壁面を除いた周壁面上に、流入排気ガスの空燃比がリーンの時に排気ガス中のNOXを吸蔵すると共に流入排気ガスの空燃比がほぼ理論空燃比又はリッチの時に吸蔵されているNOXを離脱させるNOX吸蔵剤が設けられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 機関排気通路内に配置されると共に酸化能力を有する触媒が担持された触媒コンバータを具備する内燃機関の排気浄化装置において、
    上記触媒コンバータは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、
    上記排気流通路の周壁面のうち下流端近傍の周壁面上に担持された上記触媒による酸化能力は、上記排気流通路の周壁面のうち上記下流端近傍の周壁面以外の周壁面上に担持された上記触媒による酸化能力よりも高い、内燃機関の排気浄化装置。
  7. 機関排気通路内に配置されるパティキュレートフィルタを具備する内燃機関の排気浄化装置において、
    上記パティキュレートフィルタは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、これら排気流通路のうち一部の排気流通路は下流端が閉じられている排気流入通路であり、残りの排気流通路は上流端が閉じられている排気流出通路であり、
    上記排気流出通路の周壁面のうち少なくとも一部の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる、内燃機関の排気浄化装置。
  8. 上記少なくとも一部の周壁面は上記下流端の近傍に位置する、請求項7に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  9. 上記排気流入通路と排気流出通路との間には多数の細孔を備えた隔壁が設けられ、該隔壁が上記排気流入通路及び排気流出通路を画成し、上記HC吸着材は上記隔壁の細孔を塞ぐことのないように上記少なくとも一部の周壁面上に設けられる、請求項7又は8に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  10. 機関排気通路内に配置される触媒コンバータを具備する内燃機関の排気浄化装置において、
    上記触媒コンバータは上流端と下流端との間で互いに平行に延びる複数の排気流通路を具備し、
    上記排気流通路の周壁面のうち下流端近傍の周壁面上に排気ガス中の炭化水素を吸着するHC吸着材が設けられる、内燃機関の排気浄化装置。
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