JP2006290540A - 画像形成装置 - Google Patents

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基保 村松
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Abstract

【課題】着脱可能な排紙トレイが装置の定位置にないことや、トレイ上のメディアが満載であることでプリント動作に支障をきたす場合がある。そこで、これらの問題を解決し、安価でより快適にユーザが使用できる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】排紙部にトレイ上のメディアの満載を検知するフラグと、トレイの有無を検知するフラグを有し、これらを1個のセンサにより検知し、その検知タイミングに応じて、本体に発生した異常を判断し、その異常をユーザに報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレイが着脱自在なシート積載部と、これを有する排紙オプション装置、およびこれらを有する記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
近年、デジタル複写機やファクシミリ、プリンタ、印刷機等の画像形成装置にプリンタボードを搭載して、画像形成装置を複数のユーザが共有するネットワークプリンタとして使用するケースが増えている。このような場合、ユーザは画像形成装置から離れた位置で作業を行なっており、画像形成装置やシート積載装置の状況がわからないまま、プリント作業を行なう。画像形成装置によっては、画像を形成された用紙等のシートを、各ユーザに対応した印刷情報や各ユーザによる指定に基づいて特定のトレイに積載することで仕分けを行なうシート積載装置が用いられ、これにより各ユーザが個別のメールトレイを持つことが可能となっている。一般的にトレイは、梱包上取り外し出来た方が都合が良いため、比較的簡単に画像形成装置やシート積載装置に着脱できるようになっている。そこで特許文献1に記載されているように、トレイが画像形成装置本体もしくはシート積載装置から離脱している時にトレイへのシート排出を防止する等のため、トレイの有無を検知するセンサを配設することが従来より行なわれている。
特開2000−44105号公報
しかしながら、上記従来のセンサは、トレイの有無を検知するためにのみ用いられるものであり、コスト上昇につながるものである。本発明は、トレイの有無を検知するための専用センサを用いることなくトレイの有無を検知するシート積載装置とこれを有するシート後処理装置、およびこれらを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、画像の形成されたシートを積載するトレイと、該トレイ上のシートの満載を検知する第1の検知部材と、該トレイが装置本体に着脱を検知する第2の検知部材を有する画像形成装置において、該トレイは該装置本体に対し着脱可能であり、該トレイの有する係止部材により第2の検知部材が該装置内を移動し、該第1および第2の検知部材のそれぞれの位置、もしくは姿勢により、シートの満載とトレイの有無を1つの検知手段によって検知することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る第2の発明は、画像の形成されたシートを積載するトレイと、該トレイ上のシートの満載を検知する第1の検知部材と、該トレイが装置本体に着脱を検知する第2の検知部材を有する画像形成装置において、該第1および第2の検知部材によりシートの満載とトレイの有無を検知する1つの検知手段を有し、該トレイは該装置本体に対し着脱可能であり、該トレイの有する係止部材により該検知手段が該装置内を移動し、シートの満載とトレイの有無を検知することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る第3の発明は、連続プリント中にトレイ上のシートの満載を検知した際、プリント動作を停止せず、シートのページ順を変えることなく、別のトレイにシートを排出することを特徴とする。
なお、さらに説明すれば前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)画像形成装置から排出されたシートを積載するトレイと、該トレイ上に排出されたシートの積載量に追従して、移動可能に支持された第1の検知部材と、該トレイが装置本体に装着されている時に該トレイの一部と接触し、かつ該トレイの装置本体からの着脱に応じて移動可能に支持された第2の検知部材を有した画像形成装置において、
前記第1、第2の検知部材を同一の検知手段によって検知可能としたことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、画像を形成されたシートを積載するトレイを有し、装置本体より着脱可能なトレイの着脱を検知する検知手段と、トレイ上に積載されるシート積載量を検知する検知手段を、それぞれの専用センサを用いることなく、低コストかつ省スペースな構成により、トレイの有無検知、シートの満載検知を行なうことができる。トレイが装置本体より離脱していることを検知した時、操作者に対しトレイが装置本体から離脱していることを知らせることで、トレイの装着を忘れシートの散乱を防止することができる。またシートの積載量を検知して、操作者にトレイ上のシートが満載になる前に知らせることで、プリント動作を止めることなく、連続プリントを行なうことが可能である。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(画像形成装置の説明)
図1は本発明に係る画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本例の画像形成装置は中間転写ベルト(中間転写体)を用いたタンデム型の電子写真カラーレーザープリンタである。
Y・M・C・Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成する第1〜第4の4つの画像形成部であり、画像形成装置本体101内に左から右に順に並列配置されている。
各画像形成部Y・M・C・Kは電子写真プロセス機構であり、それぞれ、矢印の反時計方向に所定のプロセススピードで回転駆動される第1の像担持体としての電子写真感光体ドラム1、帯電装置2、レーザースキャナ3、現像装置4等の電子写真プロセス機器を有しており、第1〜第4画像形成部Y・M・C・Kはそれぞれ感光体ドラム1上にフルカラー画像の色分解成分色である、イエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、ブラックトナー画像を所定の制御タイミングで形成する。作像原理・プロセスは公知であるのでその説明は省略する。
103は第1〜第4の画像形成部Y・M・C・Kの下側に配設した第2の像担持体としての中間転写ベルトであり、第1の画像形成部Y側に配設した第1の掛け回しローラ5と、第4の画像形成部K側に配設した第2の掛け回しローラ6と、第1の掛け回しローラ5の下方に配設した2次転写対向ローラ103Tの該3本の並行配列ローラ間に懸回張設してあり、第2の掛け回しローラ6を駆動ローラとして矢印の時計方向に各画像形成部Y・M・C・Kの感光体ドラム1の回転速度と略同じ速度で回動駆動される。
第1と第2の掛け回しローラ5・6間のほぼ水平の中間転写ベルト部分を第1〜第4の画像形成部Y・M・C・Kの各感光体ドラム1の下向き面に対してそれぞれ1次転写ローラ7により当接させて各感光体ドラム1の下向き面と中間転写ベルト外面とで1次転写ニップ部T1を形成させている。
105は2次転写装置であり、中間転写ベルト103の外側で2次転写対向ローラ103Tに対向する位置に配設してあり、2次転写ローラ105Tを2次転写対向ローラ103Tに対して中間転写ベルト103を介して所定の押圧力で当接させて、中間転写ベルト103と2次転写ローラ105Tとで2次転写ニップ部T2を形成させてある。2次転写ローラ105Tは中間転写ベルト103の回動方向に順方向である矢印の反時計方向に中間転写ベルト103と略同じ速度で回転駆動される。8は中間転写ベルトクリーナであり、中間転写ベルト103の外側で第1の掛け回しローラに対向する位置に配設してあり、クリーニングブレード等のクリーニング部材を中間転写ベルト103の外面に接触させてある。
102は定着ローラ(加熱ローラ)102aと加圧ローラ102bとの圧接ローラ対からなる加熱・加圧定着装置である。Nは加熱ローラ102aと加圧ローラ102bとの圧接部である定着ニップ部である。該両ローラ102a・102bは矢印の方向に所定の速度で回転駆動される。また定着ローラ102aは内蔵ヒータにより加熱され所定の定着温度に温調制御される。
104は画像形成装置制御手段としての制御基板であり、画像形成装置の作像機器各部をシーケンス制御してプリント動作を実行させる。
制御基板104はプリントスタート信号に基づいて画像形成装置の作像機器各部を所定にシーケンス制御して動作させ、第1〜第4画像形成部Y・M・C・Kの各感光体ドラム1上にフルカラー画像の色分解成分色である、イエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、ブラックトナー画像を形成させる。
そのイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像、ブラックトナー画像が、回動する中間転写ベルト103の外面に対して第1〜第4画像形成部Y・M・C・Kの各1次転写ニップ部T1において順次に重畳転写されることで、中間転写ベルト103の外面に未定着のフルカラートナー画像(鏡像)が合成形成される。その未定着のフルカラートナー画像は引続く中間転写ベルト103の回動で2次転写ニップ部T2へ移動していく。
一方、給紙カセット9内に積載収容させたメディア(転写材)Sが給紙ローラ10の回転駆動で1枚分離給送され、シートパスa、bを通ってレジストローラ対11へ搬送される。メディアSは、中間転写ベルト103の外面に形成された未定着のフルカラートナーの先端部が2次転写ニップ部T2に到達したとき丁度メディアSの先端部も2次転写ニップ部T2に到達するようにレジストローラ対11でタイミング制御されて2次転写ニップ部T2に導入される。
2次転写ニップ部T2に導入されたメディアSは2次転写ニップ部T2で挟持搬送され、その挟持搬送の間に2次転写ローラ105Tに印加される所定の転写バイアスによって中間転写ベルト103側の未定着トナー画像がメディアS上に順じに静電転写される。2次転写ニップ部T2を出たメディア部分は中間転写ベルト103の面から曲率分離して定着装置102に搬送されていく。メディア分離後の中間転写ベルト103の面はクリーナ8で転写残りトナーの除去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供される。
2次転写ニップ部T2側から定着装置102へ搬送されたメディアSは定着ニップ部Nに進入して定着ニップ部Nで挟持搬送され、定着ニップ部Nにおいて加熱および加圧を受けることで未定着トナー画像が定着される。
定着装置102を出たメディアSは、ユーザがフェイスダウントレイ112(以下FDトレイ)への排紙を指定しているときは、制御基板104による搬送路切替えフラッパ110aの姿勢制御で上行シートパスc側に進路案内され、搬送ローラ対111aで中継ぎされて上行シートパスcを搬送されて排紙ローラ対111でFDトレイ112上に画像面した向きで排紙される。
また、ユーザがフェイスアップトレイ113(以下FUトレイ)への排紙を指定しているときは、制御基板104による搬送路切替えフラッパ110aと110bの姿勢制御で水平シートパスd側に進路案内されて搬送ローラ対109で中継FUトレイ113上に画像面した向きで排紙される。
また、ユーザが両面プリントモードを指定しているときは、制御基板104による搬送路切替えフラッパ110aと110bの姿勢制御で下行シートパスe側に進路案内されて両面ユニット(両面プリント用のメディア反転装置)114に入り搬送ローラ対108で中継ぎされて下行シートパスf内を搬送され、更にスイッチバックローラ対115に中継ぎされてスイッチバックシートパスg内を下行搬送されていく。そしてそのメディアSの搬送方向後端部がスイッチバックローラ対115のニップ部を通り過ぎる直前でスイッチバックローラ対115が逆回転に制御されることでメディアSがスイッチバックシートパスg内から引き出し搬送(スイッチバック搬送)されると共に、制御基板104による搬送路切替えフラッパ110cの姿勢制御で横方向のシートパスh側に進路案内され、更にシートパスiを通ってシートパスbに入り、表裏反転された状態で再び2次転写ニップ部T2へ導入される。これによりメディアSの裏面(他方の面)に未定着トナー画像が2次転写され、それが定着装置102で定着されて両面プリント済みのメディアSが指定のFDトレイ112またはFUトレイ113に排紙される。
上記の両面ユニット114は、搬送ローラ対108、シートパスf、スイッチバックローラ対115、搬送路切替えフラッパ110c、シートパスhの部分を画像形成装置本体101に対して着脱自在なオプショナルなユニットとなっている。
図2は図1の画像形成装置において、FUトレイ113を取り外して画像形成装置本体101のFU排紙口側に排紙オプション装置201をジョイントして選択使用可能とした形態を示している。
FDトレイ112やFUトレイ113、もしくは排紙オプション装置201の排紙トレイ202といったメディア排出口には、それぞれ各トレイ上のメディアが満載、もしくは満載に近い状態であることを検知する検知センサ120a、120b、120cと満載検知フラグ121a、121b、121cが設けられている。またFUトレイ113や排紙トレイ202は着脱可能であり、FUトレイ113や排紙トレイ202、もしくは排紙オプション装置201には、検知センサ102b、120cの係止部材113a、202a、203を有し、各トレイ取り付け部には、トレイ有無検知フラグ122b、122cを有する。また排紙オプション装置201を使用した場合、検知センサ120b、満載検知フラグ121b、トレイ有無検知フラグ122bはそれぞれ、排紙オプション装置201の有無検知を兼ねる。
(満載検知フラグと排紙トレイ有無検知フラグに関する説明)
図3を用いて、満載検知フラグ121b、121cとトレイ有無検知フラグ122b、122c、検知センサ102b、120cの動作について説明する。なお排紙オプション装置201への排紙時の満載検知とトレイ有無検知に関しては、FU排紙のそれと機能は同じであり、以下にFU排紙を例として説明する。図4は、制御システム図を、図5は、制御フローチャートを示す。
FUトレイ113が、画像形成装置101に取り付けられているとき、係止部材113aによりトレイ有無検知フラグ122bは、待機位置Aで待機する。画像形成装置101がプリント動作を行い、FUトレイ113にシートが排出される間、満載検知フラグ121bはシートに追従して回動し、検知センサ120bを遮光する。満載検知フラグ121bの回動に従って検知センサ120bは遮光されるので、検知センサ120bは遮光されるタイミングによりシートが正常に排出されていることを検知する。シートがFUトレイ113上に積載され、検知センサ120bが、所定の時間(通常はシート一枚が排出される時間よりも十分長い時間)を超えて連続して遮光されていることを検知すると、FUトレイ113上のシートが所定量に達したことを検知し、制御手段により画像形成装置101は次のシートの給紙動作を停止し、画像形成装置101内に残留しているシートのプリント動作を完了して、FUトレイに排出すると共に次の給紙動作を保留する。
FUトレイ113が、画像形成装置101より取り外されているとき、トレイ有無検知フラグ122bはバネ123bにより、検知位置Bへ移動し検知センサ120bはトレイ無しを検知し、FUトレイ113が取り外された状態でユーザがFUトレイ113へプリントを行なおうとすると、ユーザに対しFUトレイ113が画像形成装置101に取り付けられていないことを、図示しない画像形成装置101の操作パネル警告表示部、もしくはパソコン等の入力・出力装置にメッセージとして表示し、知らせる。またユーザは、トレイ無しの状態でプリント動作を継続するか、トレイを取り付けてからプリントを行なうかを選択することができる。
またプリント動作中にFUトレイが画像形成装置101から外された、もしくは外れた場合、トレイ有無検知フラグ122bと検知センサ120bによりトレイ無しが検知され、画像形成装置101内に残留しているシートのプリント動作を完了し、FUトレイ113のついていないFU排紙口にそのまま排出されるか、FDトレイ112といった他の排出先に排出し、ユーザに対しFUトレイ113が画像形成装置101に取り付けられていないことを、図示しない画像形成装置101の表示部やパソコン等の出力装置にメッセージとして表示し、次の給紙動作を保留する。同様にユーザは、トレイ無しの状態でプリント動作を継続するか、トレイを取り付けてからプリントを行なうかを選択することができる。
上記構成によれば、1個の検知センサ120bでトレイの有無検知と満載検知を行い、検知センサ120bの検知タイミングと画像形成装置101の状態(プリント待機状態もしくはプリント動作中)に応じて、画像形成装置101にどちらの異常が発生したかを認識可能である。これにより専用のトレイ有無検知手段や満載検知手段を設けることなく、低コストと省スペースで高機能な画像形成装置を提供することができる。
本実施の形態における機械的構造は第1の実施の形態のものとほぼ同じであるから、図1の符号を用い、これらの構造要素については説明を省略する。また、第2の実施の形態の動作も第1と同じなので説明を省略する。
本第2の実施の形態で第1の実施の形態と異なるのは、図6、図7に示すように、FUトレイ113、もしくは排紙トレイ202が、画像形成装置101に取り付けられているとき、係止部材113a、202aにより検知センサ120b、120cが移動し、検知センサ120b、120bの待機位置により、FUトレイ113、もしくは排紙トレイ202の有無と、FUトレイ113、もしくは排紙トレイ202上のシートの積載量を検知のすることを特徴とするものである。
排紙オプション装置201への排紙時の満載検知とトレイ有無検知に関しては、FU排紙のそれと機能は同じであり、以下にFU排紙を例として説明する。
(満載検知フラグと排紙トレイ有無検知フラグに関する説明)
ここで図8を用いて説明する。FUトレイ113が、画像形成装置101に取り付けられているとき、係止部材113aにより検知センサ120bは回動し、満載検知待機位置Cで待機する。画像形成装置101がプリント動作を行い、FUトレイ113にシートが排出される間、満載検知フラグ121bは回動し、検知センサ120bを遮光する。満載検知フラグ121bの回動に従って検知センサ120bは遮光されるので、検知センサ120bは遮光されるタイミングを検知してシートが正常に排出されていることを検知する。また、検知センサ120bは、所定の時間(通常はシート一枚が排出される時間よりも十分長い時間)を超えて連続して遮光されていることを検知して、FUトレイ113上のシートが所定量に達したことを検知し、制御手段が画像形成装置101は停止する。
FUトレイ113が、画像形成装置101より取り外されているとき、検知センサ120bはセンサの自重、もしくは図示しないバネ部材等により回動し、トレイ検知位置Dで止まり、トレイ検知フラグ122bにより検知センサ120bは遮光される。画像形成装置101が所定の時間(通常はシート一枚が排出される時間よりも十分長い時間)を超えて連続して遮光されていることを検知して、FUトレイ113が画像形成装置101より取り外されているとことを検知し、トレイ無しと判断する。トレイ無しと判断した場合には、制御手段が画像形成装置101は停止し、図示しない画像形成装置101の操作パネル警告表示部、もしくはパソコン等の入力・出力装置にFUトレイ113が取り外されていることを表示し、ユーザに警告を促す。表示によりユーザが、FUトレイ113を取り付けてからプリントを再実行するか、トレイ無しの状態で強制的にプリント動作を実行するか判断し選択する。
上記構成によれば、1個の検知センサ120bでトレイの有無検知と満載検知を行い、検知センサ120bの検知タイミングと画像形成装置101の状態(プリント待機状態もしくはプリント動作中)に応じて、画像形成装置101にどちらの異常が発生したかを認識可能である。これにより専用のトレイ有無検知手段や満載検知手段を設けることなく、低コストと省スペースで高機能な画像形成装置を提供することができる。
なお、図9は検知センサ120bが、係止部材113aによりスライド移動する実施例を示したものである。図10は、FUトレイ113が支点113bを中心に回動することで、FUトレイ113が画像形成装置101から取り外すことなく、収納可能な実施例を示したものである。
本実施の形態における機械的構造は第1および第2の実施の形態のものとほぼ同じであるから、図1の符号を用い、これらの構造要素については説明を省略する。また、第3の実施の形態の動作も第1および第2と同じなので説明を省略する。
本第3の実施の形態で第1および第2の実施の形態と異なるのは、図11に示すように、FUトレイ113のトレイの有無検知および満載検知を行なう検知センサ120bにより、トレイ無もしくはトレイ満載を検知した場合、FUトレイ113へ排出予定のメディアSを、画像形成装置101の有する両面ユニット114へ搬送し、メディア反転機構(スイッチバック)により、搬送部e、f、gからj、cへ搬送することで、FDトレイ112へFU(フェイスアップ)排紙することが可能であることである。これにより、FUトレイ113へ連続排紙させた場合、トレイ上のメディア満載によってプリント動作を停止させることなく、排出されたメディアのプリントページ順序を変えずに排出することが可能である。
なお、FD排紙中にFDトレイ112の満載を検知した場合、同様にメディアを反転させ、FUトレイへ排紙することも可能である。また、この機能を使用するか、しないか、ユーザが選択して決定することができる。
本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の概略模型図 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置と排紙オプション装置の概略模型図 本発明の第1の実施例に係る要部の拡大図 本発明の第1の実施例に係る制御システム図 本発明の第1の実施例に係る制御フローチャート 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の概略模型図 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置と排紙オプション装置の概略模型図 本発明の第2の実施例に係る要部の拡大図 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置のその他の構成における概略模型図 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置のその他の構成における概略模型図 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置の概略模型図
符号の説明
101 画像形成装置
102 定着装置
102a 定着ローラ
102b 加圧ローラ
103 中間転写体
103T 2次転写対抗ローラ
104 制御基板
105 2次転写装置
105T 2次転写装置ローラ
108 両面搬送ローラ
109 FU排紙ローラ
110a、110b、110c 搬送路切替えフラッパ
111 フィードローラ
112 FDトレイ
113 FUトレイ
113a 係止部材
114 両面ユニット
120a,120b、120c 検知センサ
121a,121b、121c 満載検知フラグ
122a,122b、122c トレイ有無検知フラグ
123b、123c バネ
201 排紙オプション装置
202 排紙トレイ
202a、203a 係止部材
S メディア
Y・M・C・K 第1〜第4の4つの画像形成部
1 感光体

Claims (8)

  1. 画像形成装置から排出されたシートを積載するトレイと、該トレイ上に排出されたシートの積載量に追従して、移動可能に支持された第1の検知部材と、該トレイが装置本体に装着されている時に該トレイの一部と接触し、かつ該トレイの装置本体からの着脱に応じて移動可能に支持された第2の検知部材を有した画像形成装置において、
    前記第1、第2の検知部材を同一の検知手段によって検知可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トレイは前記装置本体との結合部に係止部材を有し、該トレイが該装置本体に装着されると、該係止部材により、前記検知手段が積載量検知部材により積載量を検知可能な位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トレイが装置本体より装着されていない状態、もしくは該トレイに排紙されたシートが満載であることを検知したとき、画像形成装置の給紙動作を停止し、該装置内に残留しているシートの印字動作を完了して、該トレイに排出すると共に、次の給紙動作を保留することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トレイが装置本体より装着されていない状態、もしくは該トレイに排紙されたシートが満載であることを検知したとき、操作者に対し異常を知らしむことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかひとつに記載の画像形成装置。
  5. 前記トレイが該装置本体より着脱せず、該トレイがシートの積載位置と積載位置から退避した位置に姿勢を変え、移動可能な該トレイを有する請求項1から請求項4の何れかひとつに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置において、連続プリント動作中に前記検知手段により前記トレイが装着されていない、もしくは該トレイ上のシートが満載であることを検知した場合、該装置は常に前記トレイが満載であると判断し、操作者に対し異常を知らしむことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかひとつに記載の装置。
  7. 前記画像形成装置において、FUトレイへFU排紙中にトレイが満載であることを検知したとき、次に排出されるメディアをスイッチバックさせ、FDトレイにFU排紙させることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかひとつに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置において、FDトレイへFD排紙中にトレイが満載であることを検知したとき、次に排出されるメディアをスイッチバックさせ、FUトレイにFD排紙させることが可能であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れかひとつに記載の画像形成装置。
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