JP6707830B2 - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び制御方法に関する。
従来、中間転写体に各色のトナー画像を重ねて描画し、そのトナー画像を用紙に転写する直列タンデムのカラー機のように、中間転写体におけるトナー画像の書き込み開始位置(図2の7Yに対向する位置)から用紙への二次転写位置(図2の二次転写ローラー9に対向する位置)までの距離が離れており、複数のトナー画像を中間転写体に書き込み可能な画像形成装置が知られている。このような画像形成装置において、JAM(紙詰まり)が発生した際に、JAMとなった用紙に転写するはずだったトナー画像が中間転写体上に既に描画されていることがある。この場合、二次転写ローラーにクリーニング機構を持たない装置では、中間転写体に描いたトナー画像が二次転写ローラーの通過時に二次転写ローラーに付着してしまい、両面印刷時においては、そのトナーが次に再給紙される用紙の下側に付着し、出力物を汚してしまう。トナー画像の通過時に二次転写ローラーに対して転写時とは逆のバイアスを掛けたとしても、少なからず二次転写ローラーにトナーが付着してしまう。そのため、従来、両面印刷時にJAMが発生するとすぐに装置を停止しており、装置内に残留紙が多く発生するという問題があった。
そこで、例えば、特許文献1には、両面印刷時に裏面と表面の2枚の現像剤像をセットで中間転写体に書き込む画像形成装置において、裏面に対する現像剤像を先に書き込んでおき、給紙の中断が発生した場合に、中間転写体に書き込まれている裏面に対する現像剤像が二次転写位置を通過するまで二次転写手段を中間転写体に当接させ、裏面に対する現像剤像が二次転写位置を通過して表面に対する現像剤像が二次転写位置に到達する前に二次転写手段を中間転写体から離脱させることが記載されている。
特開2007−65208号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、両面印刷時の裏面と表面の2枚の現像剤像をセットで中間転写体に書き込む画像形成装置において、給紙の中断が発生した用紙に対する現像剤像とセットで書き込んだ裏面の現像剤像を用紙の下側を汚すことなく転写して排出できるようにするためのもので、表面、裏面のトナー画像を交互に連続的に中間転写体に書き込んで用紙に転写する画像形成装置において、給紙が中断した場合に装置内に残留するヤレ紙(損紙)をなるべく出さないように考慮したものではない。
本発明の課題は、両面印刷中に給紙が中断した場合のヤレ紙の発生を低減することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
トナー画像を形成して中間転写体に書き込む画像形成ユニットと、
2以上のトナー画像を書き込み可能な領域を有し、前記画像形成ユニットにより書き込まれたトナー画像を順次二次転写位置に搬送する中間転写体と、
前記中間転写体に書き込まれたトナー画像を前記二次転写位置にて用紙に転写するための二次転写部と、
給紙経路を介して給紙トレイから前記二次転写位置へ用紙を給紙する給紙部と、
前記二次転写部による転写により表面に画像が形成された用紙の表裏を反転し、前記二次転写位置へ再給紙する再給紙部と、
両面印刷時に、前記給紙部により給紙された用紙と前記再給紙部により再給紙された用紙に交互に画像が転写されるように、前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記給紙部における用紙の給紙、前記再給紙部における用紙の再給紙を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、両面印刷時に紙詰まりが発生した場合、用紙搬送経路上における前記紙詰まりが発生した箇所より上流の負荷を停止し、前記紙詰まりが発生した箇所が前記給紙部である場合に、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、その後の前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記再給紙部による再給紙、及び前記二次転写部に対するクリーニング動作を制御する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されていないと判断した場合、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施せず、再給紙待ちの全ての用紙の裏面に対する画像の前記中間転写体への書き込み及び前記再給紙待ちの用紙の前記再給紙部による再給紙を制御して、前記再給紙待ちの全ての用紙の裏面にトナー像を転写させ、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されていると判断した場合であって前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが未だ開始されていない場合、前記中間転写体を停止させずに前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像が前記二次転写位置を通過した後、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、
前記制御部は、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像及び前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが既に開始されていると判断した場合、前記画像形成装置を停止させるか、又は、前記中間転写体を停止させずに前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像及び前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像が前記二次転写位置を通過した後、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御部は、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施した後、前記再給紙部に再給紙を行わせるとともに、前記画像形成ユニットにより前記再給紙される用紙に対するトナー画像を前記中間転写体に書き込ませ、前記再給紙部により再給紙された用紙に前記二次転写部により前記トナー画像を転写させる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記二次転写部に対するクリーニング動作は、前記中間転写体のトナー画像を用紙に転写する際に前記二次転写部にかけるバイアスと、その逆方向のバイアスとを交互に切り替える動作である。
請求項6に記載の発明は、
トナー画像を形成して中間転写体に書き込む画像形成ユニットと、
2以上のトナー画像を書き込み可能な領域を有し、前記画像形成ユニットにより書き込まれたトナー画像を順次二次転写位置に搬送する中間転写体と、
前記中間転写体に書き込まれたトナー画像を前記二次転写位置にて用紙に転写するための二次転写部と、
給紙経路を介して給紙トレイから前記二次転写位置へ用紙を給紙する給紙部と、
前記二次転写部による転写により表面に画像が形成された用紙の表裏を反転し、前記二次転写位置へ再給紙する再給紙部と、を備え、
両面印刷時に、前記給紙部により給紙された用紙と前記再給紙部により再給紙された用紙に交互に画像を転写する画像形成装置における制御方法であって、
両面印刷時に紙詰まりが発生した場合、用紙搬送経路上における前記紙詰まりが発生した箇所より上流の負荷を停止し、前記紙詰まりが発生した箇所が前記給紙部である場合に
前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、その後の前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記再給紙部による再給紙、及び前記二次転写部に対するクリーニング動作を制御する。
本発明によれば、両面印刷中に給紙が中断した場合のヤレ紙の発生を低減することが可能となる。
画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 画像形成装置の概略構成例を示す図である。 図1の制御部により実行される印刷処理を示すフローチャートである。 本実施形態において両面印刷を連続で行う場合の画像形成及び用紙搬送を説明するための図である。 図3のステップS6において実行される片面用のJAM下流排出処理を示すフローチャートである。 図3のステップS7において実行される両面用のJAM下流排出処理を示すフローチャートである。 JAM発生時の中間転写ベルトへのトナー画像の書き込み状況の一例を示す図である。 図6のステップS710において実行される処理を示すフローチャートである。 JAM発生時の中間転写ベルトへのトナー画像の書き込み状況の他の例を示す図である。
本発明の実施形態における画像形成装置の構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(画像形成装置1の構成)
図1に、画像形成装置1の機能ブロック図を示す。図2に、画像形成装置1内部の概略構成を示す。画像形成装置1は、直列タンデムのカラーの画像形成装置である。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部11、操作表示部12、記憶部13、通信部14、画像読取部15、画像処理部16、画像メモリー17、画像形成部18、給紙部19、再給紙部20等を備えて構成され、各部はバス21を介して接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory
)等により構成される。制御部11のCPUは、記憶部13に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置1各部の動作を集中制御する。
操作表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。LCDの表示画面上は、透明電極を格子状に配置して構成された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルに覆われており、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部11に出力する。また、操作表示部12は、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ボタン操作による操作信号を制御部11に出力する。
記憶部13は、不揮発メモリー等により構成され、画像形成装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、制御部11によって演算処理された処理結果のデータ等を記憶する。
通信部14は、モデム、LANアダプターやルーター等によって構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続されたPC(Personal Computer)等の外部装置との通信を行う。
画像読取部15は、原稿台に載置された原稿面を光源により露光走査して原稿面からの反射光を受光し、受光された反射光をCCD(Charge Coupled Device)により光電変換してアナログ画像信号を生成し、画像処理部16に出力する。
画像処理部16は、画像読取部15により入力された画像(アナログ画像信号)や通信部14により入力された画像データに各種画像処理を施した後、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に色分解し、ページ毎のデジタルの画像データを生成する。そして、画像処理部16は、生成した画像データを圧縮して画像IDに対応付けて画像メモリー17に蓄積記憶させるとともに、制御部11からの指示に従って、画像メモリー17から圧縮画像データを読み出して伸張し、所定のタイミングで画像形成部18に出力する。
画像メモリー17は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、画像処理部16から入力された画像データを蓄積記憶する。
画像形成部18は、画像処理部16から入力された画像データに基づいて、電子写真方式により用紙に印刷を行う。図2に示すように、画像形成部18は、露光ユニット2Y、2M、2C、2Kと、現像ユニット3Y、3M、3C、3Kと、感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kと、帯電部5Y、5M、5C、5Kと、中間転写ベルト(中間転写体)6と、一次転写ローラー7Y、7M、7C、7Kと、ベルトクリーニング部8と、二次転写ローラー(二次転写部)9と、定着ユニット10と、を備えて構成されている。なお、画像形成部18における符号Y、M、C、Kは、それぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色を表すものとする。また、露光ユニット2Y、2M、2C、2Kと、現像ユニット3Y、3M、3C、3Kと、感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kと、帯電部5Y、5M、5C、5Kと、一次転写ローラー7Y、7M、7C、7Kは、トナー画像を形成して中間転写ベルト6に書き込む画像形成ユニットとして機能する。
露光ユニット2Y、2M、2C、2Kは、LD(Laser Diode)等のレーザ光源、ポリゴンミラー、複数のレンズ等から構成される。露光ユニット2Y、2M、2C、2Kは、画像処理部16から入力された画像データに基づいて、帯電部5Y、5M、5C、5Kによって帯電された感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kの表面をレーザビームにより走査露光して感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kに潜像を形成する。
現像ユニット3Y、3M、3C、3Kは、それぞれ感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kに、Y、M、C、Kのトナーを供給して、感光体ドラム4Y、4M、4C、4K上に形成された潜像を現像してトナー像を形成する。
一次転写ローラー7Y、7M、7C、7Kは、それぞれトナーと反対極性の1次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト6上の所定位置を感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kに順次圧着させることにより、感光体ドラム4Y、4M、4C、4Kに形成されたトナー像を重ねて中間転写ベルト6に転写(一次転写)する。これにより、中間転写ベルト6にカラーのトナー画像が書き込まれる。
中間転写ベルト6は、複数のローラーに懸架され回転可能に支持された半導電性エンドレスベルトであり、ローラーの回転に伴って回転駆動し、画像形成ユニットにより書き込まれたトナー画像を二次転写位置に搬送する。中間転写ベルト6は、少なくとも2以上のトナー画像を書き込み可能な領域を有する。
ベルトクリーニング部8は、ブレード等を備え、中間転写ベルト6の残留トナーを除去する。
二次転写ローラー9は、トナーと反対極性の一次転写バイアスが印加され、給紙部19又は再給紙部20により搬送された用紙を挟持搬送することにより用紙に中間転写ベルト6に書き込まれているカラーのトナー画像を転写(二次転写)する。
定着ユニット10は、用紙に転写されたトナー画像を加熱及びは加圧し、トナー画像を用紙に定着させる。
なお、画像形成部18には、搬送ベルト、レジストローラー22を始めとする図示しない搬送ローラー、及びこれらを駆動する図示しないモータが配置された画像形成経路180が設けられており、制御部11からの制御に従って、用紙を搬送する。
給紙部19は、用紙を収納する給紙トレイ191、192、ピックアップローラー193、194、給紙経路197上の搬送ベルト、給紙ローラー(給紙ローラー195、196、その他図示しない給紙ローラー)及びこれらを駆動させる図示しないモータ等により構成され、給紙トレイ191又は192に収納された用紙を二次転写位置に向けて給紙する。給紙経路197は、給紙トレイ191、192からレジストローラー22までの経路である。
再給紙部20は、反転経路201、ADU反転経路202、両面搬送経路203、これらの各経路上に配置された搬送ベルトや図示しない搬送ローラー、及びこれらを駆動させる図示しないモータ等により構成され、片面(表面)に画像が印刷された用紙を反転して二次転写位置に向けて再給紙する。
給紙経路197、画像形成経路180、反転経路201、ADU反転経路202、両面搬送経路203をまとめて用紙搬送経路と呼ぶ。
(画像形成装置1の動作)
次に、画像形成装置1の動作について説明する。
図3に、制御部11により実行される印刷処理のフローチャートを示す。印刷処理は、画像読取部15により原稿の画像が読みとられて入力された際、又は、通信部14により外部のPC(Personal Computer)からの印刷対象の画像データが入力された際に、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部11は、印刷を開始する(ステップS1)。
ステップS1において、制御部11は、まず、画像読取部15又は通信部14により入力された画像データに対し、画像処理部16により順次画像処理を施して圧縮させ、圧縮されたページ毎の画像データを画像メモリー17に記憶させる。また、画像メモリー17に記憶されている画像データのうち、次に中間転写ベルト6への書き込みに使用する画像データの予約(書き込み予約)を行う。具体的には、画像形成部18における前の画像の中間転写ベルト6への書き込み開始タイミングで、画像メモリー17に記憶されている、次の書き込みで使用する圧縮画像データを画像処理部16により伸張させることで、次の書き込みで使用する画像データの準備を行う。画像形成部18において書き込みを行うタイミングが到来すると、制御部11は、画像処理部16により伸張された画像データを画像形成部18に出力させる。
また、制御部11は、画像形成部18の画像形成ユニットを制御して、画像処理部16により入力された画像データに基づいて中間転写ベルト6へのトナー画像の書き込みを行わせる。具体的には、画像形成部18の露光ユニット2Yや現像ユニット3Yにより感光体ドラム4Yにトナー像を形成させ、そのトナー像を一次転写ローラー7Yにより中間転写ベルト6に転写させる。感光体ドラム4Yに残存したトナーは、図示しないクリーニング手段により除去させる。この動作をM、C、Kの色にも順次行わせ、中間転写ベルト6上にカラーのトナー画像を形成させる。
一方で、制御部11は、給紙部19を制御して、所定のタイミングで給紙トレイ191又は192から用紙を給紙させ、中間転写ベルト6に書き込まれたトナー画像が用紙先端から転写されるように、Y色の画像書き込み開始から所定時間後に、レジストローラー22から用紙を搬送させる。そして、中間転写ベルト6上のトナー画像を二次転写ローラー9により用紙の一方の面に転写させ、トナー画像が形成された用紙を定着ユニット10に搬送させ、定着の熱と圧力によってトナー画像を用紙に定着させる。中間転写ベルト6の残留トナーは、ベルトクリーニング部8より除去させる。
用紙が定着ユニット10を通過した後、制御部11は、片面印刷であれば、ゲート23により用紙を反転経路201に導き、用紙を反転させて排紙トレイ24に排出させる。両面印刷であれば、再給紙部20を制御して、用紙をADU反転経路202まで引き込ませて用紙を反転させ、両面搬送経路203を通って再度レジストローラー22まで搬送させる。そして、中間転写ベルト6に書き込まれたトナー画像を二次転写ローラー9により用紙の裏面(画像が形成されていない方の面)に転写させ、定着ユニット10により定着させた後、排紙トレイ24に排出させる。
本実施形態において、両面印刷を連続で行う場合には、制御部11は、以下の印刷動作が行われるように、画像形成ユニットによる中間転写ベルト6へのトナー画像の書き込み、給紙部19による用紙の給紙、再給紙部20による再給紙等を制御する(図4参照)。
まず、再給紙部20に収納可能な所定枚数の用紙(ここでは、3枚の用紙P1〜P3)を給紙部19により給紙して3枚の用紙の表面に印刷を行う。次いで、最初の用紙P1を再給紙部20により再給紙して用紙P1の裏面の印刷を行った後、給紙部19により用紙P4を給紙してその表面に印刷を行う。以降は、再給紙部20から再給紙される用紙の裏面と、給紙部19から給紙される用紙の表面に対して交互に印刷を行い、全ての表面の画像の印刷が終了すると、表面印刷済みの3枚の用紙を連続して再給紙部20により再給紙してその裏面の印刷を行う。
印刷が開始されると、制御部11は、JAMが発生したか否かを判断する(ステップS2)。ここで、用紙搬送経路上には、用紙を検知するための複数のセンサーSE1〜SEn(nは整数)が設けられている(図2にセンサーSE1〜SE3のみ図示)。制御部11は、複数のセンサーSE1〜SEnから出力される検知信号に基づいて、JAMが発生したか否かを判断する。例えば、センサーSE1からセンサーSE2までの距離をL、搬送速度をVとすると、L÷Vが通常の搬送時間となるが、センサーSE1から用紙が検知されてからL÷Vをm倍(m>1。例えば、m=1.5)した時間が経過してもセンサーSE2で用紙が検知されない場合に、SE1〜SE2間でJAMが発生したと判断する。他の2つのセンサー間でも同様の手法によりJAMの発生を判断する。
JAMが発生していないと判断した場合(ステップS2;NO)、制御部11は、最終紙の印刷及び排出が終了したか否かを判断する(ステップS3)。
最終紙の印刷及び排出が終了していないと判断した場合(ステップS3;NO)、処理はステップS2に戻る。最終紙の印刷及び排出が終了したと判断した場合(ステップS3;YES)、制御部11は、画像形成装置1の停止処理を実施し(ステップS4)、印刷処理を終了する。
一方、JAMが発生したと判断した場合(ステップS2;YES)、制御部11は、両面印刷中であるか否かを判断する(ステップS5)。なお、画像データの入力時には、併せて当該画像データの印刷条件が対応付けて入力されており、制御部11は、入力された画像データの印刷条件に基づいて、両面印刷中であるか否かを判断する。
両面印刷中ではないと判断した場合(ステップS5;NO)、制御部11は、片面用のJAM下流排出処理を行う(ステップS6)。ここで、JAM下流排出とは、JAMが発生した際に、用紙搬送経路上においてJAMとなった用紙(以下、JAM紙と呼ぶ)よりも下流(排紙トレイ24側)に存在する用紙に印刷を行って排出することをいう。
図5に、ステップS6における片面用のJAM下流排出処理のフローチャートを示す。片面用のJAM下流排出処理は、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
ステップS6において、制御部11は、まず、JAM紙に対する画像(JAM紙に転写するはずのトナー画像)の書き込み予約が行われているか否かを確認し、書き込み予約が行われている場合は、その書き込み予約をキャンセルする(ステップS601)。これにより、JAM紙に対する画像を中間転写ベルト6に書き込まないようにすることができる。
次いで、制御部11は、用紙搬送経路上のJAMが発生した箇所より上流(給紙トレイ191、192側)のモータ等の負荷を停止させる(ステップS602)。これにより、後続の用紙がJAM紙に突き当たるのを防止することができる。
次いで、制御部11は、画像形成部18により、用紙搬送経路上に存在する排出可能な全ての用紙に印刷を行って排紙トレイ24に排出させる(ステップS603)。
そして、制御部11は、画像形成装置1の停止処理を実施し(ステップS604)、印刷処理を終了する。
一方、図3のステップS5において、両面印刷中であると判断した場合(ステップS5;YES)、制御部11は、両面用のJAM下流排出処理を行う(ステップS7)。
図6に、ステップS7における両面用のJAM下流排出処理のフローチャートを示す。両面用のJAM下流排出処理は、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
ステップS7において、制御部11は、まず、JAM紙に対する画像の書き込み予約が行われているか否かを確認し、書き込み予約が行われている場合は、その書き込み予約をキャンセルする(ステップS701)。
次いで、制御部11は、給紙部19において搬送中の用紙がJAMとなったか否かを判断する(ステップS702)。
給紙部19において搬送中の用紙ではなく、給紙部19より下流を搬送中の用紙がJAMとなったと判断した場合(ステップS702;NO)、制御部11は、用紙搬送経路上のJAMが発生した箇所より上流のモータ等の負荷を停止させる(ステップS703)。このとき、再給紙部20に存在する用紙もJAM紙により排出できないので、再給紙部20の負荷も停止させる。なお、用紙搬送経路上のJAMが発生した箇所より下流(再給紙部20を除く)の負荷は停止させないので、JAMが発生した箇所より下流に存在する用紙に対する処理(中間転写ベルト6への書き込み、転写、定着、排出等)は続行される。
JAMが発生した箇所より下流に存在する全ての用紙の排出が終了すると、制御部11は、画像形成装置1の停止処理を行い(ステップS711)、印刷処理を終了する。
一方、ステップS702において、給紙部19において搬送中の用紙がJAMとなったと判断した場合(ステップS702;YES)、制御部11は、用紙搬送経路上のJAMが発生した箇所より上流のモータ等の負荷を停止させる(ステップS704)。なお、用紙搬送経路上のJAMが発生した箇所より下流の負荷は停止させないので、JAM紙よりも下流に存在する用紙に対する処理(中間転写ベルト6への書き込み、二次転写、定着、排出又は再給紙部20の用紙搬送等)は続行される。
次いで、制御部11は、JAM紙に対する画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始しているか否かを判断する(ステップS705)。
JAM紙に対する画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始していないと判断した場合(ステップS705;NO)、制御部11は、再給紙待ちの全ての用紙(表面への印刷が終了し、裏面への印刷待ちの紙)の裏面への印刷及び排出を行う(ステップS709)。即ち、再給紙待ちの全ての用紙の裏面に対する画像の中間転写ベルト6への書き込み、再給紙、転写、定着を順次行って排紙トレイ24から排出する。そして、制御部11は、画像形成装置1の停止処理を行い(ステップS711)、印刷処理を終了する。
一方、JAM紙に対する画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始していると判断した場合(ステップS705;YES)、制御部11は、JAM紙に対する画像の次の画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始しているか否かを判断する(ステップS706)。
JAM紙に対する画像の次の画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始していないと判断した場合(ステップS706;NO)、制御部11は、中間転写ベルト6を停止させずに回転させ、中間転写ベルト6上に書き込まれたJAM紙に対する画像が二次転写ローラー9を通過するときに、転写時に二次転写ローラー9にかけるバイアスとは逆方向のバイアス(逆バイアス)をかける(ステップS707)。
JAM紙に対する画像の後端が二次転写ローラー9を通過した後、制御部11は、二次転写ローラー9に付着したトナーのクリーニング(二次転写クリーニング動作)を実施する(ステップS708)。具体的には、制御部11は、中間転写ベルト6を回転させたまま所定時間毎に、例えば、100mm秒ごとに、二次転写ローラー9にかけるバイアスを正バイアス(通常の二次転写時にかけるバイアス)と逆バイアスを交互に切り替え、これを所定回数、例えば、10回程度実施する。
二次転写ローラー9のクリーニングが終了すると、制御部11は、再給紙待ちの全ての用紙の裏面への印刷及び排出を行う(ステップS709)。即ち、再給紙待ちの全ての用紙の裏面に対する画像の中間転写ベルト6への画像書き込み、再給紙、転写、定着を順次行って排紙トレイ24から排出する。そして、画像形成装置1の停止処理を行い(図6のステップS711)、印刷処理を終了する。
例えば、図7に示すように、用紙P1〜P3の表面には既に画像が形成され、用紙P1の裏面への画像G1の転写中に、給紙部19において用紙P4のJAMが検出された場合であって、画像形成部18において、用紙P4の表面に対する画像G4の中間転写ベルト6への書き込みが開始しており、次の用紙P2の裏面に対する画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始されていない場合、以下の動作が行われる。
まず、画像G1が二次転写ローラー9により用紙P1に転写された後、二次転写ローラー9に逆バイアスをかける。これにより、画像G4が中間転写ベルト6側に残るようにする。中間転写ベルト6に残った画像G4のトナーは、ベルトクリーニング部8により除去される。ここで、二次転写ローラー9に逆バイアスをかけても、少なからず二次転写ローラー9にトナーが付着してしまう。そこで、画像G4の後端が二次転写ローラー9を通過した後、二次転写ローラー9に対するクリーニング(上述の二次転写クリーニング動作)を実施する。二次転写クリーニングの終了後、再給紙待ちの用紙P2、P3に対する画像G2、G3の中間転写ベルト6への書き込み、用紙P2、P3の再給紙、転写、定着を行って排紙トレイから排出する。
一方、JAM紙に対する画像の次の画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始していると判断した場合(ステップS706;YES)、制御部11は、JAM紙の次の画像も書き込んでいる場合の処理を実行する(ステップS710)。
図8に、ステップS710において実行される処理のフローチャートを示す。図8に示す処理は、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
ステップS710において、制御部11は、中間転写ベルト6を停止させずに回転させ、中間転写ベルト6上に書き込まれたJAM紙に対する画像が二次転写ローラー9を通過するときに二次転写ローラー9に逆バイアスをかける(ステップS7101)。JAM紙に対する画像の次の画像が二次転写ローラー9を通過するまで、逆バイアスをかけ続ける。
中間転写ベルト6上のJAM紙に対する画像及び次の画像の後端が二次転写ローラー9を通過すると、制御部11は、二次転写ローラー9に対するクリーニングを実施する(ステップS7102)。二次転写ローラー9に対するクリーニングは、図6のステップS708で説明した動作と同様であるが、ステップS708のときと比較してクリーニングするトナー量が多いため、クリーニング時間を長く設定する。
二次転写クリーニング実施後、制御部11は、JAM紙に対する画像の次の画像から中間転写ベルト6への画像書き込みを開始し(ステップS7103)、再給紙待ちの全ての用紙の裏面への印刷及び排出を行う(ステップS7104)。即ち、再給紙待ちの全ての用紙の裏面に対する画像の中間転写ベルト6への画像書き込み、再給紙、転写、定着を順次行って排紙トレイ24から排出する。そして、画像形成装置1の停止処理を行い(図6のステップS711)、印刷処理を終了する。
例えば、図9に示すように、用紙P1〜P3の表面には既に画像が形成され、用紙P1の裏面に対する画像G1の用紙P1への転写中に、給紙部19において用紙P4のJAMが検出された場合であって、画像形成部18において、用紙P4の表面に転写する画像G4及び次の用紙P2の裏面に転写する画像G2の中間転写ベルト6への書き込みが開始されている場合、以下の動作が行われる。
まず、画像G1が二次転写ローラー9により用紙P1に転写された後、画像G4及び画像G2が二次転写位置を通過するまで、二次転写ローラー9に二次転写時とは逆のバイアスをかける。これにより、画像G4及び画像G2が中間転写ベルト6側に残るようにする。中間転写ベルト6に残った画像G4及び画像G2のトナーは、ベルトクリーニング部8により除去される。ここで、二次転写ローラー9に逆バイアスをかけても、少なからず二次転写ローラー9にトナーが付着してしまう。そこで、画像G4及び画像G2の後端が二次転写ローラー9を通過した後、二次転写ローラー9に対するクリーニング(上述の二次転写クリーニング動作)を実施する。二次転写クリーニングの終了後、再給紙待ちの用紙P2、P3の裏面に対する画像G2、G3の中間転写ベルト6への書き込み、用紙P2、P3の再給紙、転写、定着を行って排紙トレイ24から排出する。
なお、上述のように、印刷処理の開始直後に限り給紙部19から3枚の用紙が連続的に給紙部19からされる。この連続給紙中にJAMが発生した場合は、JAM紙に対する画像の次の画像も給紙できないため、ステップS7103〜ステップS7104の処理は省略される。
以上説明したように、画像形成装置1によれば、制御部11は、両面印刷時に給紙部19においてJAMが発生した場合に、中間転写ベルト6へのトナー画像の書き込み状況に応じて、その後の中間転写ベルト6へのトナー画像の書き込み、再給紙部20による再給紙、及び二次転写ローラー9に対するクリーニング動作を制御する。従って、JAM発生時の中間転写ベルト6へのトナー画像の書き込み状況に応じて画像形成装置1内に残留するヤレ紙を低減することができる。
例えば、制御部11は、両面印刷時に給紙部19においてJAMが発生した場合に、JAM紙に対するトナー画像の中間転写ベルト6への書き込みが既に開始されており、JAM紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の中間転写ベルト6への書き込みが未だ開始されていない場合、中間転写ベルト6を停止させずに、JAM紙に対するトナー画像が二次転写位置を通過した後、二次転写ローラー9に対するクリーニング動作を実施する。従って、中間転写ベルト6に書き込まれたJAM紙に対するトナー画像によって二次転写ローラー9が汚れたままになることを防止することができるため、その後に再給紙を行った場合に、再給紙された用紙を汚してしまいヤレ紙としてしまうことを防止することができる。
また、例えば、制御部11は、両面印刷時に給紙部19においてJAMが発生した場合に、JAM紙に対するトナー画像及びJAM紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の中間転写ベルト6への書き込みが既に開始されている場合、中間転写ベルト6を停止させずにJAM紙に対するトナー画像及びJAM紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像が二次転写位置を通過した後、二次転写ローラー9に対するクリーニング動作を実施する。従って、中間転写ベルト6に書き込まれたJAM紙に対するトナー画像及びその次に再給紙される用紙に対するトナー画像によって二次転写ローラー9が汚れたままになることを防止することができるため、その後に再給紙を行った場合に、再給紙された用紙を汚してしまいヤレ紙としてしまうことを防止することができる。
また、制御部11は、二次転写ローラー9に対するクリーニング動作を実施した後、再給紙部20に再給紙を行わせるとともに、画像形成ユニットにより再給紙される用紙に対するトナー画像を中間転写ベルト6に書き込ませ、再給紙部20により再給紙された用紙に二次転写ローラー9によりトナー画像を転写させる。従って、画像形成装置1の再給紙部20に残留している用紙に印刷を行って排出することができるので、ヤレ紙を低減することが可能となる。また、用紙搬送経路上に残留している用紙をユーザーが取り除くJAM処理を容易にすることができる。
また、制御部11は、中間転写ベルト6のトナー画像を用紙に転写する際に二次転写ローラー9にかけるバイアスと、その逆方向のバイアスとを交互に切り替えることにより二次転写クリーニングを行うので、ブレード等の特別なクリーニング機構を持たなくても二次転写ローラー9の汚れを除去することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の好適な一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、図6に示す両面用のJAM下流排出処理のステップS706において、JAM紙に対する画像の次の画像の中間転写ベルト6への書き込みが開始していると判断した場合、ステップS710の処理を実行することとしたが、JAM紙の前までの印刷及び排出が終了したら、画像形成装置1の停止処理を行うこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、用紙に転写させないトナー画像が二次転写ローラー9を通過させる際、二次転写ローラー9にトナーが付着するのを抑えるために逆バイアスをかけることとしたが、二次転写ローラー9の中間転写ベルト6への圧着を解除することとしてもよい。これにより、逆バイアスをかけなくても二次転写ローラー9へのトナー付着を抑えることができる。用紙に転写させないトナー画像が二次転写ローラー9を通過した後は、二次転写ローラー9を再度中間転写ベルト6に圧着させ、二次転写クリーニング動作を行う。
また、上記実施形態においては、給紙部19におけるJAMにより給紙が中断した場合を例にとり説明したが、本願発明は、給紙を行っている給紙トレイ(給紙トレイ195又は196)の紙無しにより給紙が中断した場合に本発明を適用することも可能である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROM、不揮発性メモリー、ハードディスク等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像形成装置1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
11 制御部
12 操作表示部
13 記憶部
14 通信部
15 画像読取部
16 画像処理部
17 画像メモリー
18 画像形成部
19 給紙部
20 再給紙部
21 バス
6 中間転写ベルト
9 二次転写ローラー

Claims (6)

  1. トナー画像を形成して中間転写体に書き込む画像形成ユニットと、
    2以上のトナー画像を書き込み可能な領域を有し、前記画像形成ユニットにより書き込まれたトナー画像を順次二次転写位置に搬送する中間転写体と、
    前記中間転写体に書き込まれたトナー画像を前記二次転写位置にて用紙に転写するための二次転写部と、
    給紙経路を介して給紙トレイから前記二次転写位置へ用紙を給紙する給紙部と、
    前記二次転写部による転写により表面に画像が形成された用紙の表裏を反転し、前記二次転写位置へ再給紙する再給紙部と、
    両面印刷時に、前記給紙部により給紙された用紙と前記再給紙部により再給紙された用紙に交互に画像が転写されるように、前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記給紙部における用紙の給紙、前記再給紙部における用紙の再給紙を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、両面印刷時に紙詰まりが発生した場合、用紙搬送経路上における前記紙詰まりが発生した箇所より上流の負荷を停止し、前記紙詰まりが発生した箇所が前記給紙部である場合に、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、その後の前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記再給紙部による再給紙、及び前記二次転写部に対するクリーニング動作を制御する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されていないと判断した場合、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施せず、再給紙待ちの全ての用紙の裏面に対する画像の前記中間転写体への書き込み及び前記再給紙待ちの用紙の前記再給紙部による再給紙を制御して、前記再給紙待ちの全ての用紙の裏面にトナー像を転写させ、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されていると判断した場合であって前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが未だ開始されていない場合、前記中間転写体を停止させずに前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像が前記二次転写位置を通過した後、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像及び前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが既に開始されていると判断した場合、前記画像形成装置を停止させるか、又は、前記中間転写体を停止させずに前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像及び前記紙詰まりとなった用紙の次に再給紙するはずの用紙に対するトナー画像が前記二次転写位置を通過した後、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記二次転写部に対するクリーニング動作を実施した後、前記再給紙部に再給紙を行わせるとともに、前記画像形成ユニットにより前記再給紙される用紙に対するトナー画像を前記中間転写体に書き込ませ、前記再給紙部により再給紙された用紙に前記二次転写部により前記トナー画像を転写させる請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記二次転写部に対するクリーニング動作は、前記中間転写体のトナー画像を用紙に転写する際に前記二次転写部にかけるバイアスと、その逆方向のバイアスとを交互に切り替える動作である請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. トナー画像を形成して中間転写体に書き込む画像形成ユニットと、
    2以上のトナー画像を書き込み可能な領域を有し、前記画像形成ユニットにより書き込まれたトナー画像を順次二次転写位置に搬送する中間転写体と、
    前記中間転写体に書き込まれたトナー画像を前記二次転写位置にて用紙に転写するための二次転写部と、
    給紙経路を介して給紙トレイから前記二次転写位置へ用紙を給紙する給紙部と、
    前記二次転写部による転写により表面に画像が形成された用紙の表裏を反転し、前記二次転写位置へ再給紙する再給紙部と、を備え、
    両面印刷時に、前記給紙部により給紙された用紙と前記再給紙部により再給紙された用紙に交互に画像を転写する画像形成装置における制御方法であって、
    両面印刷時に紙詰まりが発生した場合、用紙搬送経路上における前記紙詰まりが発生した箇所より上流の負荷を停止し、前記紙詰まりが発生した箇所が前記給紙部である場合に、前記紙詰まりとなった用紙に対するトナー画像の前記中間転写体への書き込みが開始されているか否かを判断し、その判断結果に応じて、その後の前記中間転写体へのトナー画像の書き込み、前記再給紙部による再給紙、及び前記二次転写部に対するクリーニング動作を制御する制御方法。
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